バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調 BWV1050

バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調 BWV1050

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=vRhDAl8FH5I )。バッハ没後200年にあたる1950年、ザルツブルク音楽祭の最終日にあたる8月31日に指揮者フルトヴェングラーがピアノも担当する「弾き振り」で演奏したブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調 BWV1050のライブ録音です。ボスコフスキーのヴァイオリン、ヨーゼフ・ニーダーマイヤーのフルート、ウィーン・フィルは安定した技量を示していますが、この演奏の主役は何といってもフルトヴェングラーのピアノと指揮です。曲全体のテンポ設定もさることながら、特に第1楽章のピアノ・カデンツァはほかの演奏では聴けない独特なもので、まさに一聴に値する名演奏です。なお、フルトヴェングラーのピアノ演奏録音はほかにはヴォルフの歌曲の伴奏ぐらいで、この演奏はピアニストとしてのフルトヴェングラーの実力を確認できる唯一のものという点でも貴重な録音となっています。ウィリー・ボスコフスキー(ヴァイオリン)ヨーゼフ・ニーダーマイヤー(フルート)ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(ピアノ・指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

http://www.nicovideo.jp/watch/sm35126657