ショスタコーヴィチ 交響曲第5番第4楽章 アルヴィド・ヤンソンス レニングラード・フィル 大阪ライヴ

ショスタコーヴィチ 交響曲第5番第4楽章 アルヴィド・ヤンソンス レニングラード・フィル 大阪ライヴ

アルヴィド・ヤンソンス指揮、レニングラード・フィル(首席がムラヴィンの方)による演奏1970年7月1日、大阪万博記念公演(EXPO'70 CLASSICS)のライヴ録音です。※Altusのではないです。ムラヴィンスキーの代役として登場した来日公演初日この公演の批評ヤンソンスは確か今回が6回目の来日であり既に日本の聴衆には馴染み深い。ヤンソンスにとっては得意中の得意とする曲目なのだし、レニングラード・フィルにしても例えて言えば指揮者がいなくともまた楽譜を見なくとも演奏できるほどの曲目なので好演であったのは事実である。しかも、両者がそれぞれそうした体験の積み重ねに安易に定住してしまっているのではなくて、やはり演奏という瞬間性を大切にしてもいた。指揮者とオーケストラの間に火花が散るといった形容が成立しなくとも、指揮者とオーケストラの間が密接な交流を魅せ、ヤンソンスの意思をオーケストラは明確に反映していたのである。ヤンソンスはリズムを明快にし、音の起伏を尊重する指揮者である。このためにヤンソンスの音楽は決して平板にはならない。むしろ、力性の幅が広すぎるくらいに広くなっている。この点でヤンソンスに対する評価が今回の公演でまちまちになり、ある人からは「作為が多すぎる」とか「野性的すぎる」とか評された。しかし、ソ連のヴァイタリティを考える時、そうした音楽の活力はむしろ当然なのではないかとも思えるのである。それに加えてヤンソンスで貴重なことはその人間性に由来するロマン的な情感が常にそこに脈々と流れていたことなのである。第1~3楽章 sm35832667 ロンドンライヴintaglio盤第1~3楽章 sm35508887  第4楽章 sm35509008 ロンドンライヴANF盤第1~3楽章 sm36490491 第4楽章 sm36490566 東京交響楽団との録音第4楽章 sm36491394 息子マリスのオランダデビュー sm35509413 タコ10ハンガリーライヴ sm35838625 ソフィアライヴ sm35857051

http://www.nicovideo.jp/watch/sm35825204