土鍋でご飯を炊く 失敗しない方法

土鍋でご飯を炊く 失敗しない方法

失敗しないで土鍋でご飯を炊く方法です。----1.)正確に水の分量を計る。グラムで計算する場合、お米の量に対して、1.45倍の水の量です。mlで計算する場合、1.2倍で計算します。1合(150g、180ml)で計算した場合、217.5gもしくは216mlとなります。(多少の誤差は大丈夫です。)2.)お米を浸水させます。浸水とは、お米にお水を吸わせる作業です。夏場と冬場で、浸水させる時間が違うのは、水温が違うからです。水温が高いほど、お米をお水をたくさん吸収します。夏場は30分、冬場で1時間が目安ですが、2時間ほど浸水させると飽和状態になり、あまり吸水しなくなります。とりあえず、2時間以上浸水させれば、安定した状態でご飯を炊くことができます。(長時間が浸水させると雑菌が繁殖するので注意。)3.)ご飯を炊くというのは、糊化(こか)させる作業です。糊化とは、お米とお水を加熱させることで、糊の状態にさせること。これをα(アルファ)化といいます。α化には、98度以上で20分加熱してやる必要があります。4.)98度以上になるまでは、蓋を閉じたりなど、あまり気にする必要はありませんが、沸騰させるまでに時間がかかりすぎると、お米が水分を吸収しすぎてしまうため、柔らかい炊きあがりになってしまいます。また、40〜60度でアミラーゼが活性化し、でんぷんが糖へと分解され、甘みが増します。5.)沸騰したら蓋をして弱火にします。この状態で10分間加熱します。その後、火を消して10分間、蓋をして蒸らせば、高温が維持されますので完成です。----土鍋動画 mylist/67358769

http://www.nicovideo.jp/watch/sm36132096