(MD-GEN)デバステイター -DEVASTATOR-SOUND TRACK

(MD-GEN)デバステイター -DEVASTATOR-SOUND TRACK

『D-1 DEVASTATOR』(ディーワン デバステイター)は、1992年12月11日に発売されたOVA作品。接触編と激闘編の全2話。当時ライバル企業であるバンダイの向こうを張って映像事業部を立ち上げ、『魔動王グランゾート』のLDボックスなどを発売していたタカラが、児童誌の記事制作などで実績のあったスフィウス・LABから持ち込まれた原案を叩き台として企画した、初のオリジナルビデオアニメである。総費用5億円が投じられた。日本テレネット、ウルフチームより1993年5月28日に発売された2Dアクションゲーム。CD-ROMの大容量を生かしてOVA接触編の映像をステージ間に挿入している。ストーリー展開はゲームオリジナルだが、通常空間=三次元と高速空間の入れ替えをデバステイターが目論む等の設定は、激闘編と同じである。1面では通常空間で軍事組織NADOとの戦闘、2面以降は高速空間を舞台としたデバステイターとの戦闘となる。メガCDに搭載されたキャラクター・オブジェクトの拡大縮小や回転の機能を使い、画面の奥が常に蠢いているような効果で異空間の不気味さを出したり、ボスキャラ登場の際に空間を歪めながら出現するように見せたり、などの演出を試みていた。ゲーム自体は迷路状のステージ内をロボット形態のヴェクター・バーサスで歩きながら進み、出現する敵や仕掛けられたトラップを潰したりかわしたりしながら進んでいくという、オーソドックスかつ当時としてもやや古臭いスタイル。バーサスの攻撃方法はアンカーで、ステージ中のパワーアップアイテムを取る事でアンカーの届く範囲を伸ばしたり弾を発射できるよう強化できる。同じく日本テレネットによってSFC版も予定されていた。OVAには開発中の画面にキャスト陣による紹介ナレーションを付けた紹介映像を入れるなどのプロモーションを行っていたが、開発中止になっている。こちらは大型の多関節構造を持つバーサスを操り、同じく多関節構造のデバステイターと戦う任意スクロール型の2Dアクションだった。なおSFC版のバーサスは、雑誌などに掲載された森木靖泰によるイラストを見る限り、森木のオリジナルデザインだった。そのメガCD版のBGM集です。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm37821242