“レンチン”しない!冷凍食品“自分流”アレンジも

“レンチン”しない!冷凍食品“自分流”アレンジも

■自宅で“極上の味”が楽しめる!世界の味を自宅で再現できる、大人気のお取り寄せグルメ。きょうは、冷凍食品です。でも、ただの冷凍食品ではありません。あらゆる料理を1万種類以上食べ比べしている、“科学する”料理研究家のさわけんさんに、様々な視点で選び抜いた、こだわりの冷凍食品を紹介してもらいます。去年発売された「Z’s MENU」は、食品メーカーのSL Creationsが手掛けた高級冷凍食品シリーズ。冷凍食品なのに、調味料の味付けだけに頼らず、素材本来の味わいにこだわり、値段はちょっと高めですが、自宅で極上の味が楽しめると、お祝い事などに使う人が増えているそうです。■“レンチン”しない!冷凍食品中でも、さわけんさんがおすすめするのが、「明洞で食べた参鶏湯」です。韓国の代表的な伝統料理「サムゲタン」。その中は、チキンの入った具材とご飯の2バックだけと超シンプルです。さらに、他の冷凍食品と全く違うポイントが。このZ’s MENUは、冷凍食品なのに電子レンジで温めないのです。というのも、電子レンジの急速解凍だと、うまみが損なわれてしまうことがあるそうで、素材にこだわるZ’s MENUには向かないそうです。調理は簡単。まずは一晩、冷蔵庫の中で解凍し、袋からチキンとスープを出して鍋の中へ。それから同じく冷蔵庫で解凍したご飯を入れ、5分加熱します。電子レンジ調理と違って、ひと手間かけるので、料理している気分に浸れるのも良いところです。そして、完成。鶏肉は、「4Xチキン」という赤鶏で、加工の際に熟成させているため、うまみが強いのが特徴です。さらに、アワビまで入っています。味は、超濃厚です。鶏肉のうまみがとけ出し、スープの中に凝縮されています。鶏肉は、かんだ瞬間の肉が“ほろほろ”です。これだけでも十分おいしいのですが、ここでさらにアレンジを加え、さわけん流に。チキンのうまみがとけたスープに、梅干しをほぐして混ぜると、濃厚だった鶏のうまみが、さっぱりした“味変”を楽しめます。■“自分流”アレンジも試してみたい!続いては、「フィレンツェで食べたポルチーニリゾット」。イタリア・フィレンツェの「ポルチーニリゾット」です。これも調理は簡単。約30分、流水で解凍したブイヨンを鍋に入れ、沸騰させます。同じく、水で解凍したご飯を入れ、6分ほどじっくりかき混ぜたら、香り高いポルチーニが入ったソースを入れます。この良い香りを感じながら、調理ができる。冷凍食品の新しい形です。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38584582