クレバノフ:4つの前奏曲とフーガ

クレバノフ:4つの前奏曲とフーガ

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=RPPQdx7L58A )。ウクライナ出身の作曲家ドミトロ・リヴォヴィチ・クレバノフ(1907 - 1987)は、第二次世界大戦まではソ連国内で広く演奏されたものの、1945年に作曲した交響曲第1番「バビ・ヤールの犠牲者の思い出に」( sm40159256 )がスターリニストたちから反愛国的であるとの批判を受け、その後は社会的リアリズムに沿った作品を作曲するようになりました。1975年に作曲された管弦楽のための「4つの前奏曲とフーガ」はそういった作品の1つで、題名の通りウクライナの民族的な旋律に基づいて前奏曲とフーガの様式に忠実な4つの曲から構成されており、現代音楽としては社会主義リアリズム特有の平明な作風による、一種の組曲となっています。ヴァフタング・ジョルダニア指揮ハリコフ・フィルハーモニー管弦楽団

http://www.nicovideo.jp/watch/sm40428260