プッチーニ:「電気ショック(輝かしき小行進曲)」(吹奏楽版)

プッチーニ:「電気ショック(輝かしき小行進曲)」(吹奏楽版)

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=ny_Lvv4sApI )。1896年、歌劇「ラ・ボエーム」を初演したばかりのプッチーニに対して、国際電信会議から祝典のための曲の作曲依頼が届きました。国際電信会議は、イタリアの物理学者アレッサンドロ・ボルタがボルタ電池を発明してから100年となる節目のイベントを行う予定で、その祝典曲をプッチーニに依頼したのです。プッチーニは依頼に応えて、まずピアノ独奏用として曲を作り、これを軍楽隊が演奏できるように吹奏楽用に編曲されました。作品の曲名はボルタ電池にちなんで「電気ショック、輝かしき小行進曲」と命名されました。演奏時間は2分弱の小品ですが、トランペットのファンファーレに続いて軽快なメロディが疾走する楽しい曲であり、プッチーニが作曲したほぼ唯一の吹奏楽曲としての価値もあろうかと思います。リッカルド・シャイー指揮ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41452383