【神道シリーズ・シーズン3】(思想編)第42回・霊界物語その⑤

【神道シリーズ・シーズン3】(思想編)第42回・霊界物語その⑤

霊界物語は、邪教徒たちを事向け和しという諭しを通じて武器を使わず改心させていくというパターンが延々と続いていくのだが、第30巻では、高砂島(南米)を舞台に、神素盞嗚大神(かむすさのおのおおかみ)の末娘である末子姫(すえこひめ)がウヅの国(アルゼンチン)の女王となり、また言依別命(ことよりわけのみこと)と国依別(くによりわけ)がウラル教を言向け和して三五教を広めて行く物語。第31巻では、高砂島(南米)を舞台に、国依別(くによりわけ)がヒルの国(ペルー)の大地震を鎮め、日暮シ山(アンデス)のウラル教を言向け和し、三五教を広めて行く物語。第32巻では、南米アマゾンの「兎の都」の物語。三五教の十八人の宣伝使が集結し、アマゾンの魔神・モールバンドとエルバンドを言向け和して行く。第33巻では、前半は南米、後半は日本が舞台となる。三・五の玉をめぐる旅が完了し、高姫・黒姫の過去が解き明かされる物語。第34・35巻は黒姫のアフリカ物語。逃げた夫を探すために黒姫は筑紫島(アフリカ)を旅して回る。第34・35巻は黒姫のアフリカ物語。黒姫は、35年前に捨てた子供・玉治別(たまはるわけ)と再会を遂げる。第36巻では、シロの島(セイロン島、スリランカ)の物語。神素盞嗚大神(かむすさのおのおおかみ)の第七女・君子姫(きみこひめ)がシロの国難を救う。第37・38巻は出口王仁三郎の若い頃の自叙伝である。ここでは、主に明治31年から大正5年にかけての出来事が記されている。第39巻から第72巻までは、主にペルシャ~インドのあたりを舞台に、バラモン教主・大黒主(おおくろぬし)を言向け和す三五教の言霊隊の物語である。第39巻では、ではまず言霊隊の第一陣・黄金姫(おうごんひめ)と清照姫(きよてるひめ)の母娘と、第二陣の照国別(てるくにわけ)が活躍する。物語は、王仁三郎が現実的な世界の中で体験したことと、彼が霊界で見て来たとする霊界の歴史と規則性無く絡み合い、大本の雛形世界論を展開して行くのである。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41610482