【2012年】健康茶で幻覚・錯乱状態になった夫婦 沖縄土産のお茶には何が入っていた? 『スコポラミン幻覚食中毒』【ゆっくり解説】

【2012年】健康茶で幻覚・錯乱状態になった夫婦 沖縄土産のお茶には何が入っていた? 『スコポラミン幻覚食中毒』【ゆっくり解説】

#00:00 冒頭挨拶#00:21 視聴上の注意#00:53 本編開始#1:21 沖縄のお土産のお茶「長命草」#2:30 食後の異変#4:01 スコポラミン中毒#4:45 「チョウセンアサガオ」#5:43 沖縄との連携調査の結果判明した原因#6:21 とんでもない杜撰な管理#7:25 食品衛生法第6条に基づいた処置#8:03 実は全国に生えている毒草#毒草 #食中毒 #チョウセンアサガオ今回紹介するのは、以前リクエストをもらっていました、毒草に関する事例の一つです。北海道某所に暮らす女性「Aさん」はこの日、夫である男性の「Bさん」と共に、自宅で昼食をとり、そのしめとして、お茶を一杯ずつ飲んでいました。このお茶は、以前沖縄旅行に行った際、石垣島の商店で購入したお土産のお茶で、袋には「石垣特産野草茶」と書かれているお茶でした。これは九州や沖縄で古くから栽培されている「長命草」という薬草を加工したもので、様々な栄養素が含まれる、体にいいお茶として販売されていました。しかし、二人はこのお茶を飲んだ直後、突然意識が混濁し、意味不明な言動や行動をとるなど、不思議な症状が現れ始め、その後帰宅した家族に発見され、病院に搬送されて行きました。検査の結果、二人は「スコポラミン中毒」と診断され、病院は自治体に通報。そして、自治体の調査の結果、あのお茶の中には毒草である「チョウセンアサガオ」の一種が混入していたことが判明したのです。何故、このような毒草が本来健康を促進するはずのお茶の中に紛れ込んでしまっていたのでしょうか?この事故の背景には、生産者のいい加減な管理体制や認識があり、そのせいで二人の患者を出してしまっていました。引用・出展・参考文献東京都福祉保健局 食品衛生の窓「チョウセンアサガオ類」 https://ishort.ink/U3sP 厚生労働省 自然毒のリスクプロファイル 高等植物:チョウセンアサガオ https://ishort.ink/sMP6J-GLOBAL チョウセンアサガオ属のアルカロイドの分析について https://ishort.ink/h25Z

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42258583