【1993年】秋田初の事例"自然界最強の毒素"体が真っ黒に壊〇することもある恐ろしい食中毒 『芋缶詰ボツリヌス食中毒事件』【ゆっくり解説】

【1993年】秋田初の事例

#00:00 OP#00:09 本編開始#00:54 「ボツリヌス菌」#2:28 発症までの経緯#3:29 保健所の調査#4:50 芋の缶詰#6:18 熱に強い細菌#7:13 時代的な背景#8:08 予防方法と注意点今回紹介するのは、以前リクエストがありました、国内のボツリヌス菌食中毒事例です。わが国の本州北部の山地にある「秋田県」某所の病院にはこの日、4名の男女が緊急搬送されてきました。彼らは一様に腹痛、吐き気の症状を訴え、父親の「Aさん」などは自発呼吸ができなくなる、呼吸困難の様相を呈し、救急車によって搬送されてきました。医師は直ちに処置を行い、彼らの入院措置をとりました。そして検査の結果、彼らは「ボツリヌス症」だと診断されました。このボツリヌス症は、ボツリヌス菌という細菌が作り出す、ボツリヌス毒素を摂取することで発症し、数時間から数日程度の潜伏期間を経て、腹痛、吐き気、嘔吐、視覚障害といった、神経症状を引き起こすのが特徴で、菌自体は土壌、河川など、言ってみればどこにでもいる細菌でした。しかし、この細菌は「嫌気性」という、空気を嫌う性質があり、低酸素状況にならなければこの毒素を産生しません。そこで医師は保健所に通報し、保健所は彼らの自宅に残された夕食の残品など、32品目を研究所に送り調査した結果、里芋の煮物からボツリヌス菌とその毒素を検出。患者の家族から事情を聴くと、これは知人から譲り受けた、里芋の缶詰を使って作られたもの、ということでした。保健所はこの缶詰の製造者を調査したところ、十分な〇菌が行われておらず・・・引用・出展・参考文献東京都保険医療局 食品衛生の窓ボツリヌス菌 https://ishort.ink/wMWcNIID 国立感染症研究所 ボツリヌス症とは https://ishort.ink/QPBb

http://www.nicovideo.jp/watch/sm43601195