<福島報告>市民グループによる「サテライト保育」広がる

<福島報告>市民グループによる「サテライト保育」広がる

 依然として高い放射線量が計測される福島県内の各地域では、子供たちへの放射線の影響を最小限に抑える目的で、市民グループやNPOが、地域を離れて子どもたちを保育したり、レクリエーションを行う「サテライト保育」「サテライト保養」などの活動が始まっている。 避難や保養を支援している市民グループの担当者によると、「現時点で避難できる家庭はすでに避難してしまった。今残っているのは、避難したくてもできない家庭」だという。親の仕事や子どもの学校、高齢の家族の介護などで「本当は避難したいけれども、できない」という家庭や、「できる限り、子どもの被曝を減らしたい」と考える父母らへの支援のため、次善の策として、「サテライト保育」という取り組みがある。福島県内あるいは県外で、より線量の低い地域に子どもたちを連れて行き、保育をしたり、レクリエーション活動をするもの…。 サテライト保育の現状と、自主避難者の認可保育園広域入所への対応などを医療ジャーナリストの藍原寛子氏がレポートした。

http://www.nicovideo.jp/watch/so17026770