酒乱に気をつけろ 『徒然草 気まま読み』#84

酒乱に気をつけろ 『徒然草 気まま読み』#84

今回扱うのは、第八十七段。結論は、最初の一行。下部(しもべ)に酒のまする事は心すべき事なり。下僕に酒を飲ませる時には、注意しなければならない。これに続いて、その結論に至らしめるエピソードが語られる。京に住む具覺坊という遁世僧、宇治の親戚のところへ行くための迎えの馬が遣わされてきたので、長い道中のこととて、気を利かせたつもりで馬の口取りの男に酒を一杯勧めた。ところがこの男、ちょいと一杯のつもりがぐいぐいやり出し、しかもとんでもない酒乱だったものだから、本当にシャレにならないことになってしまう…お酒を勧めるなら、まず相手をよく見てからにしましょう!

http://www.nicovideo.jp/watch/so36980019