神社のすすめ 『徒然草 気まま読み』#90

神社のすすめ 『徒然草 気まま読み』#90

今回扱うのは、第二十四段。全文を紹介すると…齋王の、野の宮におはします有樣こそ、やさしく、面白き事の限りとは覺えしか。「經」・「佛」など忌みて、「中子(なかご)」、「染紙(そめがみ)」などいふなるもをかし。すべて神の社こそ、捨て難く、なまめかしきものなれや。ものふりたる森の景色もたゞならぬに、玉垣しわたして、榊木に木綿(ゆふ)かけたるなど、いみじからぬかは。殊にをかしきは、伊勢・賀茂・春日・平野・住吉・三輪・貴船(きぶね)・吉田・大原野・松尾(まつのを)・梅宮(うめのみや)。法師である兼好が、神社を褒めているというところが面白い。しかも、最後に特によい神社を列挙していて、それがかなりの数に上っている。果して、兼好は神社のどこにそんなに惹かれたのか?そして、この時代の仏教と神社の関係性は?などなど、興味深い話が登場!

http://www.nicovideo.jp/watch/so37198099