海ノ民話のまちプロジェクトアニメーション 第22話~第24話 滋賀県長浜市「堀止地蔵」/京都府宮津市「天のかけ橋と金樽いわし」/鳥取県智頭町「竜宮のはなたれ小僧さん」

海ノ民話のまちプロジェクトアニメーション 第22話~第24話 滋賀県長浜市「堀止地蔵」/京都府宮津市「天のかけ橋と金樽いわし」/鳥取県智頭町「竜宮のはなたれ小僧さん」

平清盛と重盛親子は、日本海と琵琶湖を結ぶ深坂峠に運河を作る工事を進める。しかし、峠にかかると、どうしても動かせない石が現れた。お坊さんがお経を上げると、石が光りお地蔵様が浮かび上がった。重盛は「御仏のお導きにちがいない」とこの計画を中止した。重盛が祀ったお地蔵様は『掘止地蔵』と呼ばれ、峠を行き交う人々を見守ったという。/遠い昔、男女の神様がはしごで丹後の島に降り、仲睦まじく暮らしていた。ある日、はしごが倒れ二人の神様は天に戻れなくなる。その倒れたはしごが『天の橋立』といわれている。長い年月が経ち、丹後の国の殿様が阿蘇海に舟を浮かべ、お酒を飲んでいた。楽しくなって踊り出した殿様は、金の樽を海に落としてしまう。すると金色のいわしが大漁に穫れるようになり、『金樽いわし』と呼ばれるようになった。/むかし、花を売って暮らすおじいさんとおばあさんがいた。ある雪の日、おじいさんは、売れ残った花を乙姫様に差し上げようと、川へ投げこむ。すると、おじいさんは花のお礼に竜宮城に招待され、乙姫様から「はなたれ小僧」をもらう。はなたれ小僧は鼻水をすするたびに、欲しいものを何でも出してくれる。二人は裕福になると、はなたれ小僧を家から追い出した。すると、たちまち二人は貧しい暮らしに戻ってしまった。出演:立川志の太郎、山本真由美、四宮豪、冨田泰代監督:沼田心之介©日本財団 ©一般社団法人日本昔ばなし協会 so42139095 ←前話|次話→ so42139093  第一話→ so42139184

http://www.nicovideo.jp/watch/so42139094