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池上俊一 聞き手=植田将暉 遊びの歴史学──中世ヨーロッパの遊びと儀礼・労働・余暇(2023/5/13収録) @reRenaissancist #ゲンロン230513 #ゲンロンセミナー
【収録時のイベント概要】
ゲンロンカフェの新企画「ゲンロン・セミナー」。第1期は「1000分で『遊び』学」をテーマに、さまざまな分野の専門家による連続講義をおとどけします。
第3回の講師は、歴史学者の池上俊一先生です。
中世ヨーロッパ史をご専門とする池上先生は、動物や身体、自然、魔女など、さまざまなテーマから多くの著作を執筆されています。そのひとつが、「遊び」から中世ヨーロッパを描き出した『遊びの中世史』(ちくま学芸文庫)です。
今回の講義では、『遊びの中世史』をさらに深掘りし、「遊びの精神」に満ちた中世ヨーロッパを手がかりに、「遊び」の意味や役割に迫ります。
農村から都市、宮廷の道化師から教会建築や文学作品まで、「遊び」に満ちていた中世のヨーロッパ。講義では、ボール遊びとサイコロ賭博をはじめとした、中世ヨーロッパに見られた多様な「遊び」のかたちをたどります。
そのさきに浮かび上がってくるのは、「遊び」の意味や役割が歴史をつうじて変化してきたということです。じつは中世ヨーロッパでは、「遊び」は人びとが熱中する対象となるだけでなく、ときに厳しく禁止され取り締まられる対象となってきました。その理由を、「遊び」と「儀礼」や「労働」、「余暇」との関係のなかで考察します。
「遊び」とはなにか。なぜ人びとは「遊び」に熱中し、そして否定してきたのか。──その答えは、まさしく歴史のなかに見いだされるのです。
『遊びの中世史』のもとになった単行本の出版から約30年。ここでしか聴けない、さらにパワーアップした「遊びの歴史学」講義に、ぜひご参加ください!
【講師の池上俊一先生より】
私が西洋中世史を本格的に志した1980年代は社会史ブームで、それまで主流だった政治史・制度史・社会経済史に比べてテーマ領域は格段に広がっていました。しかし「遊び」に関しては、歴史学の課題というよりは、文学研究者が作品中の遊びを取り上げたり、民俗学者が現代の遊びの古形を調べたり、さもなければ好事家の領域だとされることがまだ多かったように思います。『中世の秋』で知られる偉大な中世文化史家ホイジンガの、もうひとつの名著『ホモ・ルーデンス』がすでに1938年に出版されているのに、これは不可解なことでした。そこで私は、中世の遊びについて総合的に考えたいと思い、1994年に『賭博・暴力・社交—遊びからみる中世ヨーロッパ』(講談社選書メチエ、後に『遊びの中世史』ちくま学芸文庫、2003年として再刊)を上梓しました。
そのときの考えは、今でも大きく変わってはいないのですが、今回の講座では「遊び」概念が長い中世の間に、そして中世から近代に移る過程でどう変化し、それはいかなる状況に対応するものだったのかについて「労働」や「閑暇」「怠惰」「余暇(レジャー)」などの概念との関係の下に考察をより深めてみたいと思います。また「スール競技」「九柱戯」「ザーラ遊び」という3つの遊びを詳しく検討して、中世の遊びの特質を探るのも新機軸です。それから、話の途中で、歴史家が史料をどう読むのか、1通の王令を例に紹介するつもりです。
参加者の皆さんが、物事を歴史的に考えることの重要さ、またヨーロッパ中世の魅力に気づいていただければ幸いです。
遊びの歴史学 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20230513/
高瀬康司×土居伸彰『ユーリー・ノルシュテイン《外套》をつくる』公開&『アニメ制作者たちの方法』刊行記念「アニメーションの「光」についてーー21世紀のリアリティの行方」(2019/4/25収録)@ill_critique @NddN
【収録時のイベント概要】
このイベントのスタート地点となるのは、山田尚子『リズと青い鳥』とウェス・アンダーソン『犬ヶ島』です。『リズと青い鳥』について新海誠はツイッターで「アニメーションの理想型として想定されている類型から大きく外れた作品」といったようなことを言っていましたが、確かに本作は「外れた」作品でした。その「類型から外れた」感覚は、『犬ヶ島』にも感じたものでもありました。アニメーションは観客と作品とがぴたりとくっついて一体化することが常なのですが、これらの作品を観ていると、ゴロリと「異物」のようなものが蠢きつづけるような感覚があったのです。
僕は『個人的なハーモニー ノルシュテインと現代アニメーション論』、『21世紀のアニメーションがわかる本』という2冊の本でアニメーションの「原形質性」の読み直しを行いました。エイゼンシュテインとノルシュテインの理論をベースに、アニメーションの描線をある種の「記号」として捉え、描かれたものそのものではなく、描かれたものが想起させるものこそがアニメーションにとっては重要であると指摘しました。つまり、観客が作品を観ることを通じて生み出す何ものかの自由自在な変容(=原形質性)こそがアニメーションを観る体験であると語ったわけです。そして、その「原形質性」の原理が、21世紀=デジタル化したアニメーションを理解するために重要だと説きました。『21世紀のアニメーションがわかる本』では、それを理解するうえで様々な作品の事例を挙げ、なかでも重要な作品のひとつとして山田尚子の『聲の形』を取り上げたのですが、この本ではどうも、この作品の本質を捉えそこねているような気がずっとしてきました。その違和感が、新海誠のツイートを読んで、改めて浮上してきたわけです。
僕は『21世紀のアニメーションがわかる本』で、20世紀の「生命の幻想」が生み出すリアリティと21世紀の匿名的・非人間的な運動のリアリティを対比させてきましたが、昨年、高瀬康司さんの某所での発表を聴き、21世紀において何がアニメーションでリアリティを生み出すかについては、別の角度からも論じることができるのだと驚かされました。その発表の論点のコアにあるのは、新海誠が、デジタル時代のアニメにおいて、「光」によるリアリティ創出の原理を強く推し進めた、というものであり、それが、山田尚子のいる京都アニメーションの作品のベースにもなっているという見立てでした。高瀬さんの「デビュー作」(といっても既に『Merca』の活動を通じて、長年のキャリアがあったわけですが)である『アニメ制作者たちの方法』は、「光が生み出すリアリティ」という話を、アニメ制作における「撮影」という、デジタル化によって巨大な役割を担うようになった作業工程にフォーカスを当てることで、語る本であるように思いました。
高瀬さんの言う「光が生み出すリアリティ」という話は、僕がこれまで取り上げてきた作家たちについても再考を促しました。たとえば、デイヴィッド・オライリーがゲーム『Everything』...(以下のリンク先より全文をご覧いただけます)
【イベントのページ】
https://genron-cafe.jp/event/20190425/
【2/2】夏野剛×東浩紀「男たちが語る『エンドゲーム』 ーー2010年代というゲームはエンドを迎えたのか?」(2019/10/31収録) @tnatsu @hazuma
【収録時のイベント概要】
2008年に爆誕し、史上最大のエンタメ産業へと成長したMCU。
しかし『エンドゲーム』の圧倒的成功ののち、スパイダーマンのMCU離脱が噂されるなどその未来は突然の混沌に包まれている。
思えば今年は2019年。MCUとともに歩んできた2010年代そのものがいまや終わりを迎えている。
というかそもそも、「男たちが語る『アナと雪の女王』」「男たちが語る『スター・ウォーズ エピソードⅦ』」「男たちが語るトニー・スターク」と続いてきたこの「男たちが語る」シリーズ、それ自体がジェンダーバランスが叫ばれるいまや終わりを迎えている。
そんなこんなでさまざまな意味で崖っぷちの中年男性2人が、これまた崖っぷちの2019年を語る崖っぷちの放談シリーズ。
いちおう映画の話ということになっているが、なんの話が飛び出すかわからない。
たぶん『エンドゲーム』の話は最初の30分しかしない。伝説の夏野剛×東浩紀タッグがゲンロンカフェに帰ってきた!
男たちが語る『エンドゲーム』 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20191031/
飯田泰之×谷口功一×速水健朗「夜の公共圏はコロナでどう変わるのか」(2021/8/11収録)@iida_yasuyuki @KoichiTaniguchi @gotanda6 #ゲンロン210811
無料ダイジェスト動画はこちら!
https://youtu.be/ODWOgXkYxhc
webゲンロンにイベントのレポート記事を掲載しています。ぜひお読みください。
記事URL= https://genron-alpha.com/article20211008_02/
【収録時のイベント概要】
新型コロナウィルスの流行から1年半。飲食店はたびたび営業自粛や規制の対象となり打撃を受けてきた。特に矢面に立たされたのが、スナックやバーをはじめとする「夜の街」だ。時短要請によって夜の営業は良くないものとされ、酒類を伴う会食は感染リスクを高めるとして規制強化された。外で他人と語り合うことは許されなくなり、感染抑制を理由に「夜の街」は糾弾され続けた。
「夜の街」は不要不急なのか。東京都立大学教授で「スナック研究会」を主催する谷口功一氏は、夜の社交の場が「公共圏」として果たす役割に注目してきた。地方部では公的助成を受けた「夜の公民館」的なスナックや、要介護者のための「介護スナック」といった取り組みもあるという。さらに谷口氏は、Web Voiceで公開された「『夜の街』の憲法論―飲食店は自粛要請に従うべきなのか」では、度重なる営業自粛要請に対する問題を、憲法や法哲学の観点から考察して話題を呼んだ。
この度ゲンロンカフェでは、飲食業界に対するコロナ対策と「夜の街」の実態をあらためて検討しながら、「夜の街」の公共的な意義とこれからのゆくえを多角的に考えていく。ご登壇いただくのは、谷口氏にくわえ、飲食業界や「夜の街」にも詳しい経済学者の飯田泰之氏、ライターの速水健朗氏。
夜の公共圏は壊滅的な状態にある。その困難に対し、われわれの社会はどう向き合うべきなのか。充実の議論をお見逃しなく!
夜の公共圏はコロナでどう変わるのか – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20210811/
ボケクエスト3参加者に話を聞くエスト第1回【前編】
参加者の方の凸をお待ちして、話を聞きました 前編です
後編→sm33990045
出演:ちゃんこ、悠祐ゆっけ、ふかし、Betis、てこもと、ウズマキガンキョウ
ボケクエストチーム一覧
http://general.mods.jp/event/bokequest3/team.html
バラエティ放送いろいろ→mylist/60255172
隈研吾×藤村龍至×東浩紀「ポストコロナの建築言語──隈研吾『点・線・面』から新しい空間論へ」(2020/6/12収録)@ryuji_fujimura @hazuma
ゲンロンαにイベントのレポート記事を掲載しています。ぜひお読みください。
記事URL= https://genron-alpha.com/article20200617_01/
【収録時のイベント概要】
国立競技場の設計に携わり、日本を代表する建築家として知られる隈研吾氏。氏はこの春に『点・線・面』(岩波書店)を出版し、「負ける建築」とも呼ばれる氏独特の建築手法を支える思想を体系的に明らかにされています。同書で言及されるのは、コルビュジェ、ミース、丹下、コールハース、ザハ・ハディドといった建築家、またカンディンスキー、ギブスン、ドゥルーズ、ラトゥール、インゴルド、フラーといった多彩な思想家/アーティストたちです。近代建築史を「線」と「ヴォリューム」(量塊)の相克の歴史として捉え、そのさきに自身の試みを位置付ける同書の見取り図はきわめてクリアで、新たな空間論や住居論、都市論の誕生を予感させます。
このたびゲンロンカフェでは、その隈氏をお招きし、新刊の議論を出発点に、氏の考える新しい住居や都市のかたちを伺うトークイベントを開催します(無観客で放送のみ)。聞き手を務めるのは、建築家で東京藝術大学准教授の藤村龍至氏と東浩紀です。ゲンロンカフェへの隈氏の登壇は、二〇一四年の春以来、じつに六年ぶりとなります。
隈氏は、同書とほぼ同時に、自らの建築経験と日本社会の変遷を重ねて振り返る自伝的な著作『ひとの住処 1964-2020』(新潮新書)も刊行されています。そちらでは、自身の作品についておもに丹下健三との比較で語っています。イベントでは『点・線・面』に加えそちらにも触れながら、高輪ゲートウェイ駅舎、明治神宮ミュージアム、角川武蔵野ミュージアムといった国立競技場以外の近作の話も伺う予定です。
国立競技場はこの夏の東京五輪のメイン会場として使われることが予定されていました。けれども残念なことに、コロナ禍によって開催は翌年に延期され、そもそも開催されるかどうかも不透明な状況になってしまいました。隈氏は、いわば、日本でもっともコロナ禍の被害を直接に被った建築家のひとりといえます。その経験を踏まえて、ポストコロナの住居像や都市像はどうあるべきか、そこでの建築家の使命はどのようなものになるのか、そして東京と日本はどうあるべきか、あらためて伺うこともできればと考えています。
産業資本主義に相当する建築として丹下のモダニズムがあり、金融資本主義に相当する建築としてコールハースとザハのポストモダニズムがあるとして、隈氏の思想はポストコロナの建築言語になりうるのか。多角的に議論できればと思います。ご期待ください。(東浩紀)
ポストコロナの建築言語 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20200612/
#228『「愛されなかった」のはデフォルト宣言!〜「彼方のアストラ」に込められた、生き残るしかないと決めた世代の苦悩の本質とサバイバルスペシャル!!』
この動画は、ニコニコチャンネル「山田玲司のヤングサンデー」にて放送された番組の無料部分と会員限定部分を合わせた全編版となっています。
2019年9月14日放送
5周年アンケート〆切9/20
https://forms.gle/9MkAQrvwKrZ9TAeS7
9/21 人生相談回 公開生放送
https://peatix.com/event/1301037
10/5 れいとしょう 公開生放送
https://peatix.com/event/1320249
10/13 壱岐島オフ会
https://peatix.com/event/1319452
■山田玲司
ラブコメ漫画「Bバージン」で「モテるためにはどうしたらいいか?」を描き、対談漫画「絶望に効くクスリ」で400人近くの著名人と対談してきた漫画家山田玲司がその多彩な経験と圧倒的な知識を元に「テレビでは語られない角度」で恋愛、社会問題、漫画、映画、音楽、人生とは何か?など様々な問題を切っていきます。
https://twitter.com/yamadareiji
■奥野晴信
友だちと行ったら彼、世界でも5本の指に入るプロ友達。
山田玲司のマンガが最近つまらないと文句を言いに来たのがきっかけで親友に。
Twitter : @nozomuhighkick
■しみちゃん
コメントキャッチャー&聴き上手でおなじみカリスマ美容師
Twitter : @TenparistChan43
■久世孝臣
詩人・脚本家
Twitter:@waraukuze
■安藤正臣
アニメ監督
大澤真幸×吉川浩満「社会学という物語について――『社会学史』刊行記念特別講義」(2019/7/5収録) @clnmn
【収録時のイベント概要】
社会学者・大澤真幸さんが使命感を持って挑まれた『社会学史』!
その刊行を記念して、ゲンロンカフェでは特別講義を開催いたします。
『社会学史』は、社会学の歴史を全体性をもって網羅的に収めた600ページを超える大著です。
マルクス、フロイト、フーコー、そしてアリストテレスからカンタン・メイヤスーまで、
重要人物や各時代の重要事項を丁寧に解説しながらも、
「知の楽しさ」をも取り戻すという偉業を果たした大澤さんに、本書と同じく、講義形式でたっぷりとお話いただきます。
この壮大な知の歴史の講義録を読み解く特別ゲストは、
当代屈指の読書家でもある文筆家・吉川浩満さん。
大澤さんとの対談も収録された、
吉川さんの著書『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』で、
「人間とは何であるのか」を突き詰めた吉川さんが、
「人間にとって社会学とは何であるのか」を稀代の社会学者に問いかけます。
「近代社会の自己意識の一つの表現」である社会学について、
おふたりにたっぷりと語っていただきましょう!
ーーーーーーーーーー
「社会学はもちろん、その周辺の学問を理解するためには、
どうしても、社会学史全体を知っておく必要があります。
それなのに、なぜか、社会学史の本がほとんどないのが現状です。
だから、この仕事に私は、強い社会的な使命感を持っています」
ーー大澤真幸
【イベントのページ】
https://genron-cafe.jp/event/20190705/
津野海太郎×宮田文久×仲俣暁生「時代を超える編集の夢──君は『津野海太郎』を知っているか」 (2022/5/17収録)@editdisco @solar1964 #ゲンロン220517
【収録時のイベント概要】
2022年3月、30代の編集者によって編まれた1冊の本が刊行されました。タイトルは『編集の提案』(黒鳥社)。晶文社や劇団「黒テント」などでの活躍をはじめ、出版と演劇の両分野で活動を続けた、評論家・元編集者の津野海太郎さんが20世紀に記した「編集論」をまとめた一冊です。
このたび、ゲンロンカフェでは『編集の提案』の刊行を記念し、本書の収められた文章を著した津野海太郎さん、編み手であるフリーランス編集者の宮田文久さん、そしてかつて津野さんが編集長を務められていた『本とコンピュータ』でも活躍された仲俣暁生さんをお迎えし、「編集」という営みの持つ可能性を探ります。
本書に収められた津野さんの編集論は、20年以上前に書かれたとはいえ、「いま」のわたしたちの営みにつながる水脈が確かに感じられます。それはいわゆる「編集者」の仕事だけにとどまらない、あらゆる仕事において発揮されうる「編集」の力、宮田さんが本書に登場する表現を借りて言うところの、「実用本位の夢」なのかもしれません。
「編集」を生業にしている人も、そうでない人も。時を超えて私たちを揺さぶる「実用本位の夢」を、ぜひともに語り合いましょう。
■
津野海太郎著、宮田文久編『編集の提案』(黒鳥社)
https://amzn.to/3OwWieS
■
時代を超える編集の夢 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220517/
高橋沙奈美×上田洋子 「復活2020――コロナ・イデオロギーと正教会」【コロナ禍の世界から#1】@yuvmsk(2020/4/24収録)
ゲンロンαにイベントのレポート記事を掲載しています。ぜひお読みください。
記事URL= https://genron-alpha.com/article20200428_02/
【収録時のイベント概要】
緊急開催! ドイツに滞在中の歴史学者の高橋沙奈美さんとビデオ通話をおつなぎし、ゲンロン代表の上田洋子との対談番組を配信します。
ロシア、ウクライナにおける正教を専門とする高橋さんは、コロナウィルス感染拡大を防ぐ政策が「信教の自由」を脅かす可能性があると指摘します。非常事態下のなかで、不当に権利や自由が奪われてはいないのか。情報技術があれば、われわれの生活は守れるのか。コロナ禍に揺れる各国政権の対応と人々の暮らしのあり方について考えます。
【高橋さんからのメッセージ】
COVID-2019の蔓延で、感染拡大や医療崩壊を防ぐため、世界各地でロックダウン、ソーシャル・ディスタンス、自己隔離が訴えられ、私たちは人とのつながりを専らオンラインで維持する生活を突然強いられることになりました。
多くの地域では、こんな状態が長期続くことはないだろうという無根拠な見通しや、オンラインでほとんどの事は足りるはずだという算段の下、ほとんどの人に隔離政策は受け入れられました。
東浩紀は、ネット万能主義の上に成り立つこうした状況を「コロナ・イデオロギー」として警鐘を鳴らしています。 コロナ・イデオロギーに真っ向から対立する人びととして、私はロシアやウクライナの正教会信者に着目してきました。彼らの中には、隔離政策が「信教の自由」を侵すものだと反対し、宗教儀礼を続けたいと考える人々がいます。一方で、教会の指導部は自己隔離を行って周囲を守るべきか、衛生管理を徹底した上で信者の「心」を癒すべきか、大いに揺れています。
今回のゲンロンでの議論が、正教会を通して、コロナ・イデオロギーについて再考する機会にできればと思っています。
(高橋沙奈美)
復活2020 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20200424/
飯田泰之×井上智洋「戦争、円安からFTX破綻まで──2022年ポストコロナ激動の経済総検証」(2022/12/13収録) @iida_yasuyuki @tomo_monga #ゲンロン221213
無料ダイジェスト
https://www.youtube.com/watch?v=UmN2vPN6I8c
【収録時のイベント概要】
ロシアのウクライナ侵攻などを背景に全世界的なインフレが続くなか、円安が急激に進行し、日本経済は大きく揺れ動いています。また最近では、暗号資産(仮想通貨)交換業大手のFTXが経営破綻し、世界に大きな衝撃を与えました。果たして、2023年の日本と世界経済のゆくえはどうなるのか──?
この度ゲンロンカフェでは、経済学者の飯田泰之さんと井上智洋さんによる人気企画「飯田と井上の新・経済教養シリーズ」第7弾を開催! 2022年激動の経済動向をあらためて振り返るとともに、これからの世界経済と社会の展望について大いに語り合っていただきます。
今年7月に行われた第6弾「経済学はインフレをどう捉えてきたか──戦時下の世界経済を考える」では、シンギュラリティやメタバースなど、さまざまな時事的な話題も絡めながら、幅広いトークが展開されました。今回もおふたりによる分かりやすい解説と、大胆で刺激的な議論が広がること間違いなしです!
2022年ポストコロナ激動の経済総検証! 絶対にお見逃しなく!
【登壇者の飯田泰之さんから】
2022年は世界経済にとって激動の年になりました。マクロの経済を捉えるには、その変動要因が需要にあるのか供給にあるのかをしっかりと把握しなければいけません。そして現下の経済はこの二つのショックが不幸な形で混在しています。コロナ禍に端を発しウクライナ侵略戦争により明確となったグローバル・サプライ・チェーンの組み替えは中長期的な負の供給ショックです。その一方で資源価格の高騰は企業・家計の資金不足を悪化させ、国内産品・サービスへの需要不足をもたらします。このジレンマ解決のための経済政策はどこにあるのか。今年の振り返りと来年の展望を語りたいと思います。
【登壇者の井上智洋さんから】
今年は歴史的な円安になるとともに、「円の実力」が50年前の水準に戻ったことや、日本が東南アジア並みの「安い国」になったことも話題になりました。確かに、日本のビッグマックはベトナムのより安くなりました。しかし、多くの人達が勘違いしていますが、「円の実力」が下落したり日本が「安い国」になった主な原因は円安ではなくデフレにあります。逆に言うと、日本のビッグマックの値段がアメリカ並みの700円近くになるまで、政府は国民にお金をばらまいて物価を上昇させるべきです。訳が分からないという人はぜひ番組をご視聴ください!
戦争、円安からFTX破綻まで – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20221213/
櫻木みわ×新川帆立×藍銅ツバメ「生きる、戦う、書く——SF創作講座卒業生3人が語る新人作家のリアリティ」 @pinako45 @hotate_shinkawa @randotsubame #ゲンロン220707
【収録時のイベント概要】
作家の櫻木みわさん、新川帆立さん、藍銅ツバメさんによるイベントを開催いたします。
本イベントは、櫻木みわさんにとって2冊目の単行本となる『コークスが燃えている』(集英社)、2期連続で作品が月9ドラマの原作に起用されるなど躍進中の新川帆立さんの近刊『先祖探偵』(角川春樹事務所)、藍銅ツバメさん初の単行本となる「日本ファンタジーノベル大賞 2021」大賞受賞作『鯉姫婚姻譚』(新潮社)の、トリプル刊行記念イベントです。
お三方は「ゲンロン 大森望 SF創作講座」に受講生・聴講生として参加し、現在はそれぞれが作家として活躍中。作家として生きるとはいったいどういうことなのか。執筆生活のリアルや本をつくるための戦略についてなど、ざっくばらんにたっぷりお話していただく予定です。
登壇者のみなさまからもすてきなメッセージをいただいています。イベントとあわせてぜひご一読ください!
【登壇者の櫻木みわさんより】
ゲンロンカフェは特別な場所だ。10代のときから読んできた本の著者と対面できたり、一夜にして短編小説のような忘れがたい出来事が起こったり、あとから振りかえって、あれは人生を変える出会いだったと思うような出会いがあったりする。私もゲンロンカフェで、多くの素晴らしい時間を経験した。
デビュー2年目にして次々と著書を刊行、月9ドラマの原作に2期連続採用という華々しい活躍を遂げている新川帆立さんと、『鯉姫婚姻譚』で日本ファンタジーノベル大賞を射止め、デビュー作を上梓したばかりの藍銅ツバメさん。私がお二人と初めて会ったのも、ゲンロンカフェだった。
それは別々のときだったけれど、いずれも私がゲンロンSF創作講座の卒業生として講義に遊びに行った夜で、新川さんは既に「このミステリーがすごい!大賞」を受賞されていたが刊行はこれからというとき、藍銅ツバメさんも、まだデビューをされる前の受講生のときだった。お二人ともキラッとひかっていて、私は「このひととお話ししてみたい」とこころ惹かれたのを覚えている。
今回そのお二人と、自分たちが出会った場所であるゲンロンカフェで語りあえる機会を持つことができ、とてもうれしい。作家は或る種の人間にとって最高の職業であるけれど、同時にとても孤独な仕事でもある。女性の場合は、身体的、社会的な事情から、考えさせられる事柄に出くわすことが多いとも実感している。
当日は、異なるジャンルで真摯に小説に取り組んでおられるお二人に、書くこと、プロの作家としてやっていくこと、女性の書き手として考えることなど、さまざまお話を伺いたいと思う。
そしてその日はぜひ、皆さんにもゲンロンカフェで、特別な出会いや出来事に遭遇してほしい。お楽しみに! (櫻木みわ)
【登壇者の新川帆立さんより】
一緒にイベントをしようと誘われたとき、二つ返事で「やる!」と言った。櫻木みわさんも藍銅ツバメさんも大好きだからだ。私は結構フィーリング派というか、直感型だ。些細なことで人を好きになる。
櫻木みわさんを知ったのは、『小説すばる』の「私的偉人伝」というコラムだった。二千字ほどの短い文章だったが、すっかり虜になった。この人の書くものをもっと読みたいと思わせる何かがある方だ。ゲンロンカフェでお会いしたときには「あっ、あのコラムを書かれた櫻木さん!」とすっかりファン気分だった。
藍銅ツバメさんは、SF創作講座に課題提出されていた小説を読んで知った。これもまた衝撃だった。グロとエロは紙一重だと思わせる耽美な妖怪譚、大好物である。SF創作講座の二次会でお会いしたとき、藍銅さんは可愛いポケモンのシャツを着ておられた。「妖怪を書くポケモンの人」と記憶に深く刻まれた。
今回お二人とお話する場を頂き、とても光栄であり、楽しみだ。
創作に対するスタンスや考え方は作家によって多種多様だ。お二人がどのように創作に取り組まれているのか、楽屋裏をのぞきたいと思っている。
もちろん、私の話も……! たっぷりネタを仕込んで参戦します。お楽しみに! (新川帆立)
【登壇者の藍銅ツバメさんより】
櫻木みわさんと新川帆立さんと初めて会ったのは、どちらもSF創作講座でのことです。その時既に櫻木みわさんは『うつくしい繭』を出版されており、新川帆立さんは『このミステリーがすごい!』大賞を受賞されてデビュー目前というところでした。対してそのころの私は、いつかプロ作家になるんだという想いだけはあるもののそれにつながる具体的な計画も実績も何もない状況でした。
そんな時から仲良くしてくれて、憧れるばかりだったお二人とこうして一緒に新刊イベントをできるとは、人生は何が起るか解りませんね。それも、SF創作講座が今も毎月開かれるゲンロンカフェでのことですから、不思議な巡り合わせを感じます。
普段お会いする時はみわさんのお家に遊びに行く予定について話したり、帆立さんとはポケモンや星のカービィの話をしたりしているのですが。作家として改まって壇上に並ぶ機会が巡ってきたわけですから、一体どんなお話になるのか。七夕の夜にどんな素敵なことが起るのか、今から楽しみにしております。(藍銅ツバメ)
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櫻木みわ『コークスが燃えている』(集英社)
https://amzn.to/3QG58b9
新川帆立『先祖探偵』(角川春樹事務所)
https://amzn.to/3nnhIi0
藍銅ツバメ『鯉姫婚姻譚』(新潮社)
https://amzn.to/3tVAjWl
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生きる、戦う、書く – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220707/
磯野真穂×さやわか「そもそも、文化ってなんだろう――文化人類学とカルチャー批評から考える」 @mahoisono @someru #ゲンロン211113
無料ダイジェストはこちら!
https://youtu.be/efbrzqA6JMw?si=AUlr7Z-PWs99BIla
webゲンロンにイベントのレポート記事を掲載しています。ぜひお読みください。
記事URL= https://www.genron-alpha.com/article20220329_01/
【収録時のイベント概要】
人類学者の磯野真穂さん、物語評論家のさやわかさんの対談番組を配信します。おふたりは今年2月、ゲンロンカフェから配信したイベント「ダイエットという幻想、あるいは愛とルッキズムの現代文化論」で対談を行いました。食べることやからだと社会との関係を考察してきた磯野さんと、自身のメソッドによるダイエットの実践やルッキズムへの分析を行うさやわかさんとの対談は好評を博しました。
おふたりの対談第2弾のリクエストが数多く寄せられるなか、今回テーマとなるのは、ずばり「文化」について。磯野さんは文化人類学という学問を専門にしていますが、文化人類学にとって「文化」とはなんでしょうか。さやわかさんは、ありとあらゆるカルチャーを幅広く批評する仕事で知られていますが、分析の対象となるカルチャーをどのように定めているのでしょうか。
新型コロナウィルスが流行し始めた頃、一部のカルチャーや文化活動を「不要不急」の言葉で脇に追いやるむきもありました。文化は本当に不要不急なのでしょうか? 人間社会にとって文化とはなんなのでしょうか?
文化人類学者とカルチャー批評家のおふたりが、あらためて「文化」とはなにかついて考えます。ゲンロンカフェならではの濃密な対話をご期待ください。
■
そもそも、文化ってなんだろう – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20211113/
2020年01月31日23時01分アルハイの放送(俺を見るな)
-以下番組説明文-
明日になりましたね こまります 2/2に秋葉原でライブやります。 https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01ag6110rh2kp.html
【2/2】山本直樹×さやわか×東浩紀「山本直樹はなぜ『レッド』を描いた/描けたのか――エロ、暴力、政治」(2020/2/21収録)@tsugeju @someru @hazuma
【収録時のイベント概要】
2006年から2018年まで、足掛け13年にわたる長期連載の末に完結した山本直樹氏の大作「レッド」(全13巻、第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞)。半世紀前の左翼集団、連合赤軍の山岳ベース事件およびあさま山荘事件にいたる歩みを緻密な取材のもとに描いたたいへんな力作である。
山本氏は1960年生まれで、あさま山荘事件(1972年)のときには12歳。けっして関係者と同世代なわけではない。また、1980年代のデビュー後は成人向けマンガを数多く手がけ、社会派として知られてきたわけでもない。そんな氏が、なぜ21世紀に入って、連合赤軍の物語をマンガのテーマにしようとしたのか。そして逆に、この作品から振り返ったときに、氏のそれまでの作品歴がどのように見えるのか。このイベントでは、物語と表現の両面から、「山本直樹が『レッド』を描かなければならなかった理由」に迫りたい。
当日のイベントでは、まずはさやわか氏が山本氏の作品歴を簡単に振り返り、「レッド」にいたる表現の歩みを紹介する予定である。東は連合赤軍事件への山本氏の評価や左翼運動の歴史をいま振り返ることの意義などについて質問する予定だが、さやわか氏・東双方ともに関心の焦点のひとつは「永田洋子の描き方」にあり、そこからはマンガ一般の女性描写の問題、あるいは現在のMeTooなどにも話題が広がっていくかもしれない。山本氏はツイッターで現在の政治状況についても積極的に発言しており、そんな話題も扱えたらと思う。
あさま山荘事件が起きたのは1972年2月19日から2月28日。48年目の同じ2月に開催される当イベントをお見逃しなく。
山本直樹はなぜ『レッド』を描いた/描けたのか – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20200221/
夏野剛×東浩紀「2020以前/以後——東京はこれからどうすべきか」【ゲンロンカフェ at VOLVO STUDIO AOYAMA #4】 @hazuma @tnatsu
2017年11月より、弊社株式会社ゲンロン(東京都品川区)は、ボルボ・カー・ジャパン株式会社(東京都港区)との共同で、弊社代表である思想家・批評家の東浩紀がホストをつとめる、新世代のトーク・コラボレーション・プロジェクト「ゲンロンカフェ@VOLVO STUDIO AOYAMA」が始動しました。
第4回目は、実業家・夏野剛氏をゲストにお招きし、2020年以前/以後の東京から、文化、芸術を語ります。
【イベントのページ】
http://genron-cafe.jp/event/20180221/
能町みね子×佐々木一郎「はっけよい! いまこそ見よう大相撲!──ポリコレ時代に角界はどうなる?」 (2022/5/4収録) @nmcmnc @Ichiro_SUMO #ゲンロン220504
【収録時のイベント概要】
ゲンロンカフェ初の大相撲イベント、ついに開催!
2021年は、大横綱・白鵬が引退し、角界にとっても節目の年となりました。新横綱・照ノ富士が誕生し、世代交代も進み、大相撲には新たな時代が訪れようとしています。つい先日行われた春場所では、若隆景が86年ぶりの新関脇で優勝の快挙を果たしました。
日刊スポーツ記者として長く大相撲を取材してきた佐々木一郎氏は、新著『関取になれなかった男たち』で、横綱や大関といったトップ力士ではなく、十両以上(関取)になれなかった幕下筆頭の元力士の生きざまに迫り、大相撲のあらたな魅力を描き出しています。決して主役級ではない力士に注目してこそ、大相撲は面白い!
ただ、一方で相撲界には、女性が土俵に上がれない問題、海外出身親方の国籍問題など、ポリティカル・コレクトネスやフェミニズムの興隆のなかで時代にそぐわない点が顕わとなってきており、ここ数年たびたび巷間で議論となっています。
今回ゲンロンカフェでは、佐々木氏に加え、好角家として有名な能町みね子氏をお迎えし、大相撲について深く、熱く語っていただきます。大相撲の楽しみ方とは? ポスト白鵬の大相撲はどうなるのか? 好角家が考える大相撲の問題点とは?
ゲンロンカフェならではの大相撲深掘りトークにご期待ください!
■
はっけよい! いまこそ見よう大相撲! – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220504/
後半 第342回 1995年の「このマンガがヤバいっ!」〜山田玲司・森川ジョージ・きたがわ翔・萩原一至が贈る、漫画黄金時代の伝説作品解析!!
前半:so45441233
後半:so45441240
10/5(日) 「山田玲司とバグラビッツ」season1完結&ヤンサン11周年記念感謝祭(仮)
https://peatix.com/event/4562330
11/22(土) 山田玲司のヤングサンデー@京都大学 ヤンサン×学生全京都
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf_WN9TQRqR66drvA4L20qm2g4u6s4SSHkK3QfsKh5F7VwMaA/viewform
11/30(日)締切 第5回ヤンサンオープニングムービー選手権
https://yamada-reiji.com/archives/3266
【出演】
山田玲司 https://twitter.com/yamadareiji
奥野晴信 https://twitter.com/nozomuhighkick
清水大輔 https://twitter.com/TenparistChan43
【ゲスト】
きたがわ翔 https://x.com/kitagawa_sho
萩原一至 https://x.com/v007hag
森川ジョージ https://x.com/wanpowanwan
視聴・入退会に関するトラブルは、ニコニコヘルプにお問い合わせ下さい。
http://qa.nicovideo.jp/
2025年9月23日 収録
川名潤×水戸部功 司会=長田年伸「日本のブックデザイン史を記述する 1960-2020」(2019/2/7収録)@kawanasan
【収録時のイベント概要】
1996年をピークに縮小をつづけている出版産業。2018年の経済規模はついに最盛期の2分の1を割り込むことになりました。
一方で、新刊書籍の年間刊行点数は増加の一途をたどっています。その背景には、書籍流通をめぐる構造のねじれがあるのですが、ともあれ、刊行点数の増加にともない、ブックデザインは拡張と細分化を繰り返し、もはやシーン全体を俯瞰して捉えることは不可能に思えるほどです。
近代日本のブックデザインは、もともとが西洋から輸入されたスタイルを独自に発展させることで、豊かな書物の世界をつくる一端を担ってきました。たとえ出版産業が沈みかかっていようと、書店がつぎつぎ姿を消そうと、書物を愛し、心動かされる人が絶えることはありません。
「大きな物語としての歴史の消失」という表現が、もはやクリシェとなった現在にあって、しかしそれでも歴史を紡ぎ、アーカイブを豊かにしていくことでしか文化を耕すことができないのだとすれば、いま求められるのはともに話をするための土台なのではないでしょうか。
このイベントでは、現在のブックデザインシーンの最前線で活躍する川名潤さん、水戸部功さんをお招きし、両名の対話をベースに1960年代から現在までのブックデザイン史を記述することを試みます。それはブックデザインの継承と発展の文脈を浮かび上がらせることにもつながるでしょう。
企画:誠文堂新光社 アイデア編集部
【イベントのページ】
https://genron-cafe.jp/event/20190207/
原武史×速水健朗×東浩紀「鉄道の思想と観光の思想――『ゲンロン0 観光客の哲学』から考える、第3弾!」 @haratetchan @gotanda6 @hazuma
『ゲンロン0 観光客の哲学』から考えるトークイベントシリーズ、第3弾は政治学者の原武史氏と、ライターの速水健朗氏をお迎えします。
「空間政治学」を提唱する原さんが論じてきた鉄道の思想と、東浩紀の観光の思想はどう交わるのか。移動する現代人の行動様式から、人間社会のありようと未来を議論します。
【イベントのページ】
http://genron-cafe.jp/event/20170810/
外山恒一×白井聡「永続敗戦と全共闘以後ーー外山恒一・十番勝負『全共闘以後』刊行記念対談」 @toyamakoichi
【収録時のイベント概要】
激震! 〝革命家〟外山恒一氏、ゲンロンカフェ初登壇!
極左運動家からファシストに転向、2007年の東京都知事選では「政府転覆」を呼びかける過激な政見放送で名を知らしめた〝革命家〟外山恒一氏。
今年9月に刊行した600頁を超える大著『全共闘以後』では、 1968年の全共闘から50年間の若者たちの社会運動を〝通史〟として描きだし、その質量ともに類を見ない渾身の労作は、政治思想やイデオロギーを超えて大きな話題を呼んでいる。
『革命的な、あまりに革命的な――「1968年の革命」史論』の著者である文芸評論家の絓秀実氏は、本書に対し「外山恒一の思想と行動の集大成とも言える本書は、3・11を経て、ヘイトとポリコレで奇妙な行き詰まりの様相を呈している今日の運動状況において、 〈人民の敵〉による、人民のための、革命の書である」と推薦を寄せている。
本書の冒頭で、外山氏は「連合赤軍事件を境に学生運動は急速に退潮し、その後はシラケでバブルでオタクでサブカルだという歴史認識は間違って」いると断ずる。
自身もラジカルな運動家として全国を行脚し、幾度の入獄も経る一方で、さまざまな運動家たちに対して膨大量の取材調査を行ってきた外山氏が、新しく塗りかえようとする全共闘以後50年の歴史とはなんであろうか?
今回、外山氏の対談相手には、政治学者の白井聡氏をお招きする。ロシア革命の指導者レーニンの政治思想の研究者であり、『永続敗戦論――戦後日本の核心』(太田出版 / 石橋湛山賞、角川財団学芸賞受賞) や『国体論――菊と星条旗』(集英社新書)では、敗戦後の日本とアメリカの相関について大胆な切り口で考察を行っている。白井氏はゲンロンカフェへは2度目の登壇となる。
タブーなし! 時間制限なし! のゲンロンカフェで、一体どんな対話がくり広げられるのか?
理想と情熱に生きた若者たちの、知られざる闘争の群像劇に迫る!
【イベントのページ】
https://genron-cafe.jp/event/20181126/
五十嵐泰正×小松理虔×武田徹「7年後のいまをどう伝えるかーー『原発事故と「食」』(中公新書)刊行記念」 @yas_igarashi @riken_komatsu @takedatoru
原発事故と「食」との繋がり、そこから浮かび上がる社会の現状を、流通や市場の課題、消費者とのコミュニケーション、差別の問題などから多面的に論じた、五十嵐泰正さんの著書『原発事故と「食」』(中公新書)の刊行を記念したトークイベントを開催します。
ご登壇をいただくのは著者である五十嵐さんほか、福島/震災/原発事故を広い射程でダイナミックに論述した著書『浜通り通信』(仮)を今年ゲンロンから単行本として刊行予定のいわきのアクティビスト、小松理虔さん。そして、2011年6月というたいへん早い段階で3.11後の報道のあり方に一石を投じた『原発報道とメディア』の著者、ジャーナリストで評論家の武田徹さん。武田さんはゲンロンカフェ初登場です。
「食」という身近なトピックから震災後の情報とメディアを見つめなおすことで、これからの社会のあるべき可能性を探る鼎談!
【イベントのページ】
https://genron-cafe.jp/event/20180425/
【2/2】東浩紀「東浩紀がいま考えていること・番外編――『大量生と虚構の問題』再プレゼン」(2019/10/30収録)@hazuma
【収録時のイベント概要】
先日行われた、東浩紀×上田洋子【ゲンロン10刊行記念】「大量生と虚構の問題ーーチェルノブイリツアー2.0にむけて」( https://genron-cafe.jp/event/20191023/ )のイベントでは語りきれなかった内容を、東浩紀による単独講演シリーズ「東浩紀がいま考えていること」の「番外編」として緊急配信します(会場チケットの販売はありません。ニコニコ生放送での配信のみとなります)。
今月前半、東浩紀はエミー賞獲得のHBO制作ドラマ『チェルノブイリ』( https://www.star-ch.jp/drama/chernobyl/ )のロケ地であるリトアニアを「聖地巡礼」してきました。そのロケ地を巡るなかで、同ドラマが極力映像処理を行わず、なるべくチェルノブイリの現場に近いところ(東曰く「現実の、ちょっと横」)で撮影が行われたことに気づいたと言います。現場そのもの(本物)ではない、かといって完全にセット(偽物)というわけではない場所。「われわれは虚構を通してしか歴史を認識できない」と述べる東は、虚構が生まれるロケ地を旅することによって思索を展開していきます。
『ゲンロン10』( https://genron-tomonokai.com/genron10/ )に掲載された4万字を超える東渾身の書き下ろし「悪の愚かさについて、あるいは収容所と団地の問題」でも、映画『シンドラーのリスト』の収容所の場面が、本物の収容所跡地のすぐ近くで撮影されていることに注目しています。
また『ゲンロンβ41』( https://amzn.to/2pQef18 )『42』( https://amzn.to/2pRJI2Q )に掲載された「観光客の哲学の余白に・番外編 ドストエスフキーとシミュラークル」では、『罪と罰』『カラマーゾフの兄弟』の舞台(モデル)となった地を訪れることで、「哲学でも批評でも紀行文でもない」あらたな文体による斬新なドストエフスキー論を広げています。
ゲンロン第2期、そして東のあらたな探究を語る特別配信をお見逃しなく!
【イベントのページ】
https://genron-cafe.jp/event/20191018/
川内有緒×小松理虔 司会=瀬下翔太「百年後に残るアートを巡る旅ーー『新復興論』刊行1周年記念イベント」(2019/9/3収録)@ArioKawauchi @riken_komatsu @seshiapple #新復興論
【収録時のイベント概要】
初の単著『新復興論』がゲンロンから出版されて1年を迎えます。大佛次郎論壇賞の受賞も手伝ってか、ありがたいことに講演の仕事なども頂き、色々なところで、様々な方と話をする機会が増えました。とは言っても、普段の生活は相変わらずで、娘に翻弄されながら、いわきの各地を走り回る日々です。
普段通りの生活が戻るほど、震災と原発事故がもたらした課題は、より深層に潜るように複雑化し、語ることの難しさは依然として強くあり続けています。一方で、力強さを増しているものもあります。文化や芸術です。より遠い過去や未来、より離れたところにいる人たちと接続しようという試みは、内側へと強い磁場が働く福島において、やはり希望であり続けています。
そこで今回は、いわきが誇るアートプロジェクト「いわき万本桜」に関わるふたりの巨人を描いたノンフィクション『空をゆく巨人』で開高健ノンフィクション賞を受賞した、作家の川内有緒さんをゲストに迎えて、アートをキーワードに震災と原発事故を語ります。
司会は、島根県津和野町で批評誌「レトリカ」を編集する瀬下翔太さん。瀬下さんが加わることで、今回の企画は、課題の多いローカルでアートや思想はいかなる力を持ち得るのかという議論に膨らんでいくはずです。福島のお酒も持っていきます! ぜひゲンロンカフェに足をお運びください。
(小松理虔)
【イベントのページ】
https://genron-cafe.jp/event/20190903/
木ノ下裕一×東浩紀「小松左京が復活する?! ーーSFアマチュア読者2人がそれぞれの仕事と絡めて考える偉人の現代的可能性」 @KINOSHITAyuichi @hazuma
「木ノ下歌舞伎」を主宰する木ノ下裕一は、歌舞伎の台本の緻密な読解により、現代演劇として歌舞伎を上演する演劇人である。『ゲンロン5』での「幽霊としての歌舞伎」論が記憶に新しい木ノ下だが、じつは小松左京のファンだ。小松左京には歴史や時代、また芸能がテーマとなっている作品も多い。木ノ下は小松を、伝統文化や古典芸能の観点から読み、また、大阪を論じた作品にも可能性を感じているという。小松左京の七回忌に(命日は7月26日)、偉大な先人を偲び、「ちょっと偏った小松ファン」を自称する木ノ下と、「小松左京セレクション」編者の東浩紀が、小松左京の現代的可能性を語り合う。ふたりのSFアマチュア読者が小松左京を読む異色のイベント!
【イベントのページ】
http://genron-cafe.jp/event/20170728/
石田英敬×東浩紀×斎藤哲也「ゲンロン叢書第2弾『新記号論』刊行記念イベント」 【ゲンロンカフェat VOLVO STUDIO AOYAMA #17】(2019/3/15収録) @nulptyx @saitoshokai
【収録時のイベント概要】
「ゲンロンカフェat VOLVO STUDIO AOYAMA」第17回を開催いたします。
ゲンロンカフェにて開催した石田英敬氏の伝説の講義に、
大幅な改稿を加えて書籍化、3月4日に発売される『新記号論』の刊行を記念して、
「ボルボ スタジオ 青山」にて記念イベントを開催いたします。
石田氏と、共著者である東浩紀、そして本書の編集者の斎藤哲也氏が登壇し、
『新記号論』が書籍になるまでを振り返り、本書の意味をあらためて議論する。
世界最速の読書会ともなるイベントです。ぜひご来場ください!
【イベントのページ】
https://genron-cafe.jp/event/20190315/
平尾昌宏×木島泰三×吉川浩満「炎上の時代のふだんづかいの倫理学」(2021/10/9収録) @HiraoM @KijimaTaizo @clnmn #ゲンロン211009
【収録時のイベント概要】
正義とは? 愛とは? 自由とは? 「倫理学」というと、どこか小難しくて、抽象的な議論に聞こえるかもしれません。しかし、コンプライアンスやポリティカル・コレクトネスといった言葉が広く使われるようになり、SNS上で「正しくない」とされるものが炎上する現代。「道徳」や「倫理」について学ぶことは、現代を生きるうえで必要不可欠になっています。
平尾昌宏さんの著書『ふだんづかいの倫理学』は、読みやすい口語的な文体で、倫理学の基本をていねいに説明してくれる一冊。「個人」の道徳や「社会」の倫理だけでなく、わたしたちの「身近な関係」(友人や恋人、家族や会社)にも目を向けた倫理学入門として、多くの読者の支持を得ています。
この度ゲンロンカフェでは、平尾さんに本書の内容をご紹介いただきながら、炎上の時代を生きるための倫理学について考えていきます。お相手を務めるのは、西洋近世哲学を専門とする木島泰三さん、文筆家の吉川浩満さん。
「過去の発言や行為が掘り返されて、断罪されるのは倫理学的にどうなの?」「コンプライアンス重視によって、ほかの倫理的な価値がないがしろにされていない?」「ハラスメントの問題や、世代間の価値観の違いをどう考えるべき?」 われわれの身近な日常の話題も交えながら、ふだんづかいのための倫理学について語り合います。お見逃しなく!
炎上の時代のふだんづかいの倫理学 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20211009/
後半 第311回 いっぱい話した!いっぱい笑った!俺たちいっしょに生きてきた!〜激動とごきげんの生々流転、ヤンサン10年間クロニクル!!
前半:so44162462
後半:so44162486
ヤンサン10周年アンケート(〆切 10/20 23:59):https://tinyurl.com/2dnwhqyk
10周年感謝祭 チケット販売ページ:https://peatix.com/event/4123322
【出演】
山田玲司 https://twitter.com/yamadareiji
奥野晴信 https://twitter.com/nozomuhighkick
清水大輔 https://twitter.com/TenparistChan43
【ゲスト】
伊澤恵美子 https://twitter.com/emikoizawa
だろめおん https://twitter.com/daromeon
視聴・入退会に関するトラブルは、ニコニコヘルプにお問い合わせ下さい。
http://qa.nicovideo.jp/
2024年9月28日 収録
吉田大八×斎藤環×佐々木敦「三島由紀夫と宇宙人?——映画『美しい星』公開記念イベント」【2017/6/12収録】 @pentaxxx @sasakiatsushi @UtsukushiiHoshi
5月26日(金)に全国公開、早くも衝撃の内容に話題沸騰、大ヒット上映中の映画『美しい星』。三島由紀夫の異色のSF小説を、『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』の吉田大八監督が映画化! 現代に蘇る三島由紀夫的世界、現代人の覚醒をめぐり、映画のみならず舞台でも活動の場を広げる吉田監督の世界に、精神科医の斎藤環氏と批評家の佐々木敦氏が迫ります!イベント後半には、会場からのご質問も受け付けます! ぜひご参加ください。
【イベントのページ】
http://genron-cafe.jp/event/20170612/
渋谷慶一郎×ドミニク・チェン×東浩紀「アートとテクノロジーが出会う場所」【ゲンロンカフェ at VOLVO STUDIO AOYAMA #12】@keiichiroshibuy @dominickchen @hazuma
【収録時のイベント概要】
2017年11月より、弊社株式会社ゲンロン(東京都品川区)は、ボルボ・カー・ジャパン株式会社(東京都港区)との共同で、新世代のトーク・コラボレーション・プロジェクト「ゲンロンカフェ@VOLVO STUDIO AOYAMA」を始動させました。
好評シリーズ第12回は、ゲストに音楽家の渋谷慶一郎さんと、ドミニク・チェンさんをお招きして、東浩紀との鼎談を開催いたします。
会場は「ボルボ スタジオ 青山」。
美味しいシャンパンや珈琲のご用意もございますので、ぜひご来場いただき素敵な空間とともにお楽しみください
【イベントのページ】
https://genron-cafe.jp/event/20181029/
世界大変の中 生き残るための勉強会 ~新嘗祭 國體(日本人)の行事~ 石濱哲信先生
2023年11月23日に行われた新嘗祭特別講演。
今回の石濱先生の講演は、8月の納涼講演に続き、今日、日本が置かれている国難の中核に触れ、そして参加者を触発させずにはいられないものとなりました。また、日本古来から伝わる祝日の中でも最も大切な祝日「新嘗祭」、私たちの体をつくりだしてくれる食に感謝するこの特別な祝日にもふさわしい感動的な講演となりました。
国難の現実については、石濱先生は、歯に衣を着せぬ単刀直入、胸のすくような鮮やかな説明で次々とその本質を解き明かしていき、今、私たちが今日をきっかけに、どう対策をしていけばよいのかを気づかせ、一人ひとりが立ち上がっていくことを強く後押ししてれるような素晴しい機会にもなりました。
https://www.homoeopathy.ac/event/53412/
