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大島新×石戸諭「撮る、書く、物語る――『香川1区』公開&『視えない線を歩く』『東京ルポルタージュ』刊行記念」 (2022/1/10収録) @oshimaarata @satoruishido #ゲンロン220110
【収録時のイベント概要】
ドキュメンタリー監督の大島新さん、ノンフィクションライターの石戸諭さんの対談イベントを開催します。大島さんが監督する最新映画『香川1区』の公開記念、そして石戸さんの新著『視えない線を歩く』(講談社)、『東京ルポルタージュ――疫病とオリンピックの街で』(毎日新聞出版)の刊行記念イベントです。
『香川1区』は、衆議院議員の小川淳也氏の初出馬からの17年間を追った『なぜ君は総理大臣になれないのか』(2020年公開)の続編となる作品です。『なぜ君…』はドキュメンタリー映画としては異例の観客動員35,000人を超える大ヒットを記録、キネマ旬報ベスト・テンの文化映画第1位を受賞するなど大きな話題を呼びました。2021年秋に行われた衆議院議員総選挙に焦点を当てた『香川1区』では、白熱の選挙戦を与野党の各陣営と有権者の視点から描き、日本の民主主義の行く末を問いかけます。
2021年7月に第1回PEPジャーナリズム大賞を受賞をした石戸さんは、同年11月に新著『視えない線を歩く』『東京ルポルタージュ』を続けて上梓。『視えない線を歩く』では2011年の東日本大震災からの10年を過ごした人々に向き合い、『東京ルポルタージュ』では新型コロナ禍に揺れる東京で生きる多様な人々の姿を描き出しました。地道な取材と真摯な思索を重ねることで、ステレオタイプな言説と一線を画し、市井に生きる人々のリアルをとらえていきます。
ノンフィクションの分野でそれぞれ気鋭の活躍を見せるおふたりは、お互いの仕事に注目する間柄だそうです。われわれの社会とそこに生きる人々を撮る、書く、そして物語るとはどういうことか。ゲンロンカフェならではの充実の対話をご期待ください。
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撮る、書く、物語る – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220110/
星野博美×上田洋子「すべての道は五反田に通ず──町工場から見た戦争と戦後」【『世界は五反田から始まった』刊行記念】 @h2ropon @yuvmsk #ゲンロン220715 #五反田本
無料ダイジェスト
https://www.youtube.com/watch?v=pK_4xJhWOlI
【登壇者の星野博美さんより】
このたびゲンロンから『世界は五反田から始まった』を上梓した。その刊行記念イベントのタイトルは「すべての道は五反田に通ず」という。
正直言って、意味不明である。客観的に、世界が五反田から始まっているわけはなく、すべての道が五反田に通じているわけでもない。
しかし、これらにおずおずと「私の」を加えると、文章は成立する。「私の」世界は、祖父・量太郎が1916年、五反田に上京した時から始まり、「私の」世界では、すべての道やすべての鉄道は五反田に通じていた。
1916年――。海の向こうでは第一次世界大戦が継続中で、ロシアではひたひたと革命の足音が近づいていた。少し前に革命を起こしたものの、国を掌握できずに失意の日々を送る孫文は、日本に亡命。そして五反田では、第一次世界大戦をきっかけに目黒川周辺に工場が林立し始めていた。海の向こうの戦争が、五反田を生んだといってもよい。
外房の漁師の息子だった量太郎は、そんな五反田の「誕生」を目の当たりにし、自らも製造業の道に入った。五反田にお得意さんが多かったため、離れた場所に住むわけにいかなかった。そして自国が仕掛けた戦争によって軍需工場の製造ラインに組みこまれ、商売は安定した。1945年5月、焼け野原になって、すべてを失うまで。
たかが五反田でも、確実に世界と連動し、大きな物語の一部分を構成していた。ちょうど、うちの町工場で作られる小さな螺子が、大工場に吸い寄せられ、戦闘機などの大きなものを構成したように。また工場労働者の多かった五反田は、革命を目指した人々が集まり、挫折した地でもあった。
わが家には、こんな家訓がある。
「ここが焼け野原になったら、ただちに戻り、杭を打て」
その真意は何なのか。そこからどんな風景が見えるのか。
五反田を舞台に、「戦争のある日常」を考えてみたい。
また今回は、ロシアに詳しい上田洋子さんの胸をお借りし、社会主義国家の話もする予定。
私は中国とソ連に惹かれながら、対極に位置する香港へ「転向」した過去がある。1970年代、日本のポップカルチャーにおけるソ連の存在感。人民服への憧れ。日本でも西洋でも、社会主義のイメージが流行った時代があった。思想より、かっこよさを求めた自分を題材に、いまでは地に堕ちた感のある社会主義イメージの変遷を追ってみたい。
五反田を起点に、世界や時間をあちこちへ飛ぶ。それを五反田のゲンロンカフェでできることは大きな喜びです。(星野博美)
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星野博美『世界は五反田から始まった』(ゲンロン叢書011)
https://genron.co.jp/shop/products/detail/619
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すべての道は五反田に通ず – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220715/
鵜飼哲×宮﨑裕助(+東浩紀)「後期デリダ、『生き延び』の哲学――『ジャック・デリダーー死後の生を与える』刊行記念イベント」(2020/7/31収録) @parages #ゲンロン200731
ゲンロンαにイベントのレポート記事を掲載しています。ぜひお読みください。
記事URL= https://genron-alpha.com/article20200805_01/
【収録時のイベント概要】
フランス現代思想を代表する巨星、ジャック・デリダ。
その死後15年を経て刊行された宮﨑裕助『ジャック・デリダ―― 死後の生を与える』(岩波書店)( https://amzn.to/2TmfYGe )は、
日本にはまだ十分に紹介されていない晩年の思想に注目し、
「生き延び」や「死後の生」という観点で位置づけ直す、
画期的な著作である。
自らの死を前に、哲学者はなにを書き残そうとしていたのか。
言語に媒介されて残る「灰」がもたらす死後の生とはなにか。
ゲンロンカフェでは本書の刊行を記念し、トークイベントを開催。
パリでデリダに師事し、後期デリダの研究・紹介に携わってきた鵜飼哲を迎え、
いまだ語り尽くされていないその思想の可能性を探る。
後期デリダ、「生き延び」の哲学 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20200731/
さやわか式☆ベストハンドレッド2019:めぐりあい宇宙(そら)編(2019友の会総会収録録) @someru
【収録時のイベント概要】
尋常ならざる広さと深さであらゆるコンテンツを網羅し、余人の追随を許さない男、さやわか。サブカルニュータイプとは彼のことです。そんな彼が2019年を通して目にしたあらゆるコンテンツから100個選び、ランキング形式で紹介する狂気の企画。たった一人で、一切の政治的配慮なく、完全に私情に基づいて、体力の許す限り語り尽くす! 例年の大幅超過をかんがみ、今年は5時間の枠を確保しました。5時間……。
※ このイベントは、ゲンロン友の会会員限定イベント「ゲンロン友の会第10期総会:めぐりあい五反田(そら)編」内の1プログラムです。
さやわか式☆ベストハンドレッド2019:めぐりあい宇宙(そら)編 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20191221c/
田中功起×ハン・トンヒョン×下地ローレンス吉孝「移民の時代に、芸術はなにができるのか」(2019/11/29収録)@kktnk @h_hyonee @lawrenceyoshy
【収録時のイベント概要】
グローバル化が急速に進む現代の国際社会にとって「移民」や「越境」は政治的にも経済的にも重要なキーワードとなっている。
近年のアートシーンでも「移民」をテーマに制作を手がける美術家、アーティストは少なくない。11月7日発売の『美術手帖 2019年12月号』( https://amzn.to/2JFyDZA )でも「『移民』の美術」と題した特集が組まれ、新たな「移民時代」を迎えたわれわれの社会と美術の関係について話題となっている。
この度ゲンロンカフェでは「移民」そして「移民にルーツを持つ人々」と共生していく社会のなかで、芸術が果たすことのできる役割とはなにかを考えるトークイベントを開催。
ご登壇いただくのは、現代美術家の田中功起氏、社会学者のハン・トンヒョン氏、下地ローレンス吉孝氏。
国内外で第一線で活躍する田中氏は、作品の重要な主題のひとつに「移民」を設定している作家のひとり。
在日外国人のナショナリズムや文化の問題を研究するハン氏は、田中氏の友人でもあり、田中氏の映像作品にも出演するなどの交流を持つ。
下地氏は「混血」や「ハーフ」を研究する社会学者。著書『「混血」と「日本人」』( https://amzn.to/2NuyKIF )では、戦後日本社会で「日本人」と「外国人」のはざまで生きてきた人々を浮かび上がらせ、戦後史研究の新たな展開を見せる内容が話題を呼んでいる。
われわれの社会にとって、ますます重要になる人々の多様性と共生のあり方。
「移民の時代に、芸術はなにができるのか」その可能性を探っていく。
移民の時代に、芸術はなにができるのか – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20191129/
濱野ちひろ×二村ヒトシ「人間、セクシュアリティ、愛──『聖なるズー』開高健ノンフィクション賞受賞記念イベント」(2020/2/25収録)@nimurahitoshi
【収録時のイベント概要】
2019年(第17回)開高健ノンフィクション賞を受賞した、濱野ちひろ『聖なるズー』(集英社)が大きな話題を呼んでいる。
「ズー」と呼ばれる動物性愛者たちがいる。彼らは犬や馬などの動物をパートナーとして愛し、時にセックスをする。一見センセーショナルなテーマだが、本書が問いかけるのは「人間とはなにか」という普遍的な問題だ。
京都大学大学院で文化人類学を研究する著者の濱野氏は、動物性愛者の団体があるドイツに単身渡り、ズーたちとともに過ごし、参与観察とよばれる調査を行った。著者の真摯な眼差し、ズーたちとの出会いを追体験させる見事な筆致は、各方面から高い評価を得ている。
AV監督であり、恋愛や性に関する著書も多い二村ヒトシ氏も、本書に衝撃を受けたひとり。氏のTwitterでも「すばらしい、ものすごい本だった。セックスのことや、差別、フェミニズム、対等さ、暴力や虐待の問題、宗教や哲学に関心ある人は、みなさん読まれたほうがいいと思います」と熱い感想を述べている。
この度ゲンロンカフェでは、著者の濱野氏と二村氏による対談イベントを開催。動物性愛者たちを見つめた濱野氏と、長年にわたって人間の性愛に迫ってきた二村氏が、人間について、セクシュアリティについて、愛についてを存分に語り合う。
衝撃の話題作をめぐる、必聴のトークイベント!
人間、セクシュアリティ、愛 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20200225/
石川初×今和泉隆行×大山顕×東浩紀「ショッピングモールから考える #5——空想地図から都市を見る」【2015/10/2収録】 @hajimebs @chi_ri_jin @sohsai @hazuma
大人気イベントもついに5回目!
世界各国の都市やショッピングモール、植栽などを通じて、”No-Evidence”な、しかし知的興奮に満ちた思考実験を繰り広げてきた本イベント。
ゲストには前回から引き続き、ランドスケープ・アーキテクトの石川初氏、さらに今回は「空想地図作家」の今和泉隆行氏を迎え、「架空都市の地図を作ること」を通じて、都市の構造を掘り下げていく。
GPS受信機を用いて地図上に徒歩で絵を描く「地上絵」の試みや、災害避難地図の作成に携わってきた石川氏。空想都市「中村市」など、実在しない都市を、地図を通して、徹底したリアリティで生み出してきた今和泉氏。
地図を精緻に眺めることで、街に刻まれた過去の痕跡や地形のおもしろさを発信してきた大山顕氏。3人の「地図愛」を受けて、東浩紀はどのように論を飛躍させるのか。必見!
#1〜#3までの内容をまとめた『ショッピングモールから考える: ユートピア・バックヤード・未来都市』 (ゲンロン叢書)Kindleで好評発売中です!
イベントページはこちらから!
http://genron-cafe.jp/event/20151002/
さやわか×海猫沢めろん×東浩紀「コミュニケーションは想像力を超えるか――ゼロ年代の終わりと10年代の行方」【2014/7/12収録】 @someru @uminekozawa @hazuma
好評シリーズ「さやわか式☆現代文化論」に東浩紀が乱入!海猫沢めろんのデビュー作『左巻キ式ラストリゾート』が、この7月に10年越しで復刊された。キャッチフレーズは「ゼロ年代を葬送する」。海猫沢自身は、復刊にあたり「当時、ぼくは無名で、わけのわからない愛憎にまみれていた。なにもかもを憎んでいた。それでもなにかを愛したいと思っていた。すべてが最低ですべてが最高だった」と語る。典型的なゼロ年代語りだ。そんな情念の結晶を、まっこうから否定する(ように見える)のがさわやかである。さやわかのは最新刊『一〇年代文化論』で、2010年代の若者文化の特徴として、「残念」というキーワードのもと、あらゆる個性を「キャラ」として受け入れていく感性を挙げる。すべてはコミュニケーションのネタとして、軽やかに消費される。もしこの仮説が本当だとすれば、海猫沢のコメントほど「非一〇年代的」なものもない。はたして海猫沢の感性は古いのか?それとも海猫沢自身が「残念」なのか?残念はいいことなのか?残念でクリエイションできるのか?議論にはさらに、『左巻キ式ラストリゾート』に解説を寄せ、『一〇年代文化論』に苦言を呈した東浩紀が参入。討論を掻き回す。コミュニケーションか、想像力か。2010年代を見抜く力が試される。
【イベントのページ】
http://genron-cafe.jp/event/20140712b/
原一男×大島新×石戸諭「ドキュメンタリーはどこへゆく」(2023/4/28収録)@kazu19451 @oshimaarata @satoruishido #ゲンロン230428
【収録時のイベント概要】
ドキュメンタリー界のレジェンド、原一男さんがゲンロンカフェに初登壇!
天皇の戦争責任に迫る過激なアナーキスト・奥崎謙三を追った衝撃作『ゆきゆきて、神軍』や、ガンで亡くなる晩年の作家・井上光晴への密着取材を通して「虚構」とはなにかを強烈に問う『全身小説家』など、日本映画史に残るドキュメンタリーの金字塔を次々と打ち立ててきた原さん。近年でも、れいわ新選組の選挙戦を追った『れいわ一揆』や、水俣病をテーマに20年の歳月をかけて制作した『水俣曼荼羅』など、精力的に作品を発表しています。
今回、原さんとのトークのお相手を務めるのは、ドキュメンタリー監督の大島新さん、ノンフィクションライターの石戸諭さん。
話題作『なぜ君は総理大臣になれないのか』『香川1区』でも知られる大島さんは、原さんの数々の伝説的な作品におおきな影響を受けてきたそうです。昨年末に刊行された大島さんの著書『ドキュメンタリーの舞台裏』では、『ゆきゆきて、神軍』の分析を通して、原さんの手法とドキュメンタリーのあり方について考察を深めています。
昨年1月にゲンロンカフェで大島さんとの対談イベントを行った石戸さんの司会進行のもと、あらためて「ドキュメンタリー」とはなんなのか? ドキュメンタリーとフィクションの関係は? 陰謀論やフェイクニュースが社会を席巻するいま「真実」をとらえるとはどういうことか? など幅広いお話をうかがいます。ご期待ください!
ドキュメンタリーはどこへゆく – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20230428/
水野良×大井昌和×さやわか(+小浜徹也)「ゲームが変えたフィクションーーロードス島戦記とファンタジーの30年」【ニッポンのマンガ #16】 (2022/5/25収録)@ryou_mizuno @ooimasakazu @someru #ゲンロン220525
【収録時のイベント概要】
マンガ家の大井昌和氏と物語評論家のさやわか氏がホストとなり、マンガを中心にさまざまなサブカルチャーの魅力を縦横無尽に語り尽くす、ゲンロンカフェの人気トークシリーズ「ニッポンのマンガ」。その第16弾となる今回は超大物ゲストがご登場。作家・ゲームデザイナーの水野良氏がゲンロンカフェ初登壇です!
水野氏は、1980年代に日本にTRPGを広めた草分け的存在「グループSNE」設立に参加。PCゲーム雑誌「コンプティーク」にTRPGのリプレイを連載し、それらを基にした小説『ロードス島戦記 灰色の魔女』で小説家としてデビューを飾ります。「ロードス島戦記」シリーズはライトノベルの嚆矢となり、幅広いメディアミックス展開もされセンセーションを巻き起こしました。出版とゲーム⽂化を橋渡しするシーンの盛り上がりは、さまざまなジャンルのクリエイターに多大な影響を与え、いまの⽇本のエンターテインメントの大きな転換点になったとさやわか氏は言います。
今回ゲンロンカフェでは、水野氏が関わった80年代当時のムーブメントをふり返るとともに、ゲーム的な想像力がその後のフィクションの潮流をどのように変え、いまそれがどのように更新されつつあるのかを探っていきます。伝説のトークとなること間違いなし。必見!
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水野良『ロードス島戦記 誓約の宝冠1』(角川スニーカー文庫)
(C)水野良・グループSNE・左/KADOKAWA
https://amzn.to/3rJKyf9
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ゲームが変えたフィクション – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220525/
東浩紀「東浩紀がいま考えていること2ーー『ゲンロン』第2期新創刊記念」(2019/9/28収録)
【収録時のイベント概要】
『ゲンロン』が第2期に入りました。無印の『思想地図』以来、ぼくはともかく巻頭言ばかりを書いてきたのですが、この第2期からは書いていません。巻頭言を書き、編集方針を「説明」し「解説」すること、それそのものが暴力であり、批評の不自由さを象徴するもののように思われたからです。
批評とはなにか。それは自由とはなにかという問いでもあります。30年前、ぼくは自由さに憧れて哲学とか批評を学び始めたはずだったのですが、気がつけばいろいろ不自由になっていました。自由に思考し、自由に書く状態はいかにして維持できるのか。それはむずかしい課題です。
その課題は、文体のレベルでも発生します。いま世の中で書かれている「哲学」「現代思想」の文章は、おそろしく不自由で窮屈です。そこでぼくは『ゲンロン10』の冒頭で、新しい文体の発明が必要だと記し、その実践として、5万字ほどの論文というか、エッセイというか、とにかくなにかの文章を書きました。
このイベントでは、その文章「悪の愚かさについて、あるいは収容所と団地の問題」の内容を中心に、ふたたびもろもろ最近考えていることを話そうと思います。『ゲンロン10』ではハルビンやクラクフの話を書いていますが、そこでは掲載していない写真を紹介し、エッセイの背景や続編の構想も話そうと思います。前回と同じく、1時間半ほどひとりで話して、そのあと質疑応答みたいな感じを考えています。
最近は年齢をとったのか、いま世の中で起きていることを新しいと信じ、情熱をもって語る、ということがむずかしくなってきました。ひきこもり感ばかりがどんどん増しているのですが、振り返るに、もともとぼくはそういう人間だったような気もします。「悪の愚かさについて」は、26年前の「ソルジェニーツィン試論」の四半世紀ぶりの続編でもあります。そんなぼくの原点回帰に関心のあるかたは、ぜひご来場ください。
講演日は、ゲンロン友の会第10期の始まりまであと3日のタイミングでもあります。
イベント会場では入会を受けつけるほか、トークのあとはサイン会も行います。
(東浩紀)
【イベントのページ】
https://genron-cafe.jp/event/20190928/
さやわか×仲俣暁生 「物語評論家とはなにものか――『世界を物語として生きるために』刊行記念」【さやわか式☆現代文化論 #33】(2021/5/19収録)@someru @solar1964 #ゲンロン210519
無料ダイジェスト動画はこちら!
https://youtu.be/ylNQQA5HBss
無料レポート記事はこちら!
https://genron-alpha.com/article20210716_01/
【配信時のイベント概要】
2021年3月11日、物語評論家・マンガ原作者のさやわか氏の新著『世界を物語として生きるために』(青土社)が発売になりました。批評誌『ユリイカ』に掲載された文章を中心に、平成の後半から令和にかけて、過去15年の間に書かれた論考が収録されています。マンガ、アニメ、ゲーム、音楽、動画配信サービスーーなどといった多種多様なコンテンツを「物語」の観点から鮮やかに読み解いていきます。
今回ゲンロンカフェでは、本書の刊行記念として、編集者・文筆家の仲俣暁生氏との対談番組を配信します。長年、文芸評論を手がけてきた仲俣氏は、本書をどのように読んだのでしょうか。おふたりがゲンロンカフェで対話をするのは、2019年7月に行われた「『橋本治』とはなにものだったのか」(橋爪大三郎氏を交えての鼎談)以来、2度目。本書の冒頭には、さやわか氏が自身に重ね合わせて、橋本治について論じた文章が掲載されています。
さやわか氏は「物語評論家」という肩書きを使用しています。物語評論家とは? いま物語を評論するとは? そもそも物語とはーー? いまという時代の現実とフィクションを「物語」から考えていきます。お見逃しなく!
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さやわか『世界を物語として生きるために』(青土社)
https://amzn.to/3tQVB4j
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物語評論家とはなにものか – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20210519/
吉川浩満×津崎良典 門前から哲学をはじめよう──哲学との上手な付き合いかた【2022/10/6収録】@clnmn #ゲンロン221006
【収録時のイベント概要】
文筆家の吉川浩満さんが8月末に新著『哲学の門前』(紀伊國屋書店)を上梓しました。今回ゲンロンカフェでは「哲学との上手な付き合いかた」をテーマに、吉川さんと筑波大学人文社会系准教授の津崎良典さんの対談番組を配信します。
デカルトなど17世紀フランス哲学を専門とする津崎さんのご登壇は2度目。前回は昨年11月、津崎さんが翻訳を手がけ、編集者としての顔も持つ吉川さんが担当したドゥニ・カンブシュネル『デカルトはそんなこと言ってない』の刊行記念イベントでした。津崎さんは「哲学講談師」と反響を呼ぶほどの軽妙洒脱な語り口で、デカルトの魅力を存分にお話いただきました。
『哲学の門前』は、専門家や研究者とは違った立場から哲学に向き合ってきた吉川さんの半自伝的なエッセイです。哲学とは、難しい専門用語を知らないと理解できない学問なのでしょうか? あるいは理屈だけの単なる思弁? それとも私たちが生きるための知恵を授けてくれるもの──?
今回の配信番組では、津崎さんに『哲学の門前』をきっかけにした視聴者の知識欲をそそるミニレクチャーをいただきます。本書をソクラテスをはじめとする様々な言説と結びつけてみたいとか。また、哲学の入門書ならぬ「門前書」も、おふたりにご紹介をいただく予定です。どうぞご期待ください!
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吉川浩満『哲学の門前』(紀伊國屋書店)
https://amzn.to/3DUAN4K
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門前から哲学をはじめよう – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20221006/
石田英敬×原島大輔×伊勢康平「宇宙技芸の世紀にむけて──ユク・ホイ『中国における技術への問い』刊行記念」 【2022/9/22収録】@nulptyx @yisikp #ゲンロン220922
【収録時のイベント概要】
8月30日、香港の哲学者ユク・ホイ氏の主著『中国における技術への問い──宇宙技芸試論』(伊勢康平訳)の邦訳がゲンロンから刊行されました。
本書は、技術と宇宙論を組み合わせた「宇宙技芸」の概念を掲げ、各地域に存在した宇宙論にもとづく「技術多様性」を提唱するものです。原著は2016年に刊行されており、世界的な注目を集めています。
この度ゲンロンカフェでは、本書の刊行を記念して、「宇宙技芸」の哲学がもつ新しさや魅力、そして可能性に迫るトークイベントの開催を決定しました。ご登壇いただくのは、東京大学名誉教授の石田英敬氏、ホイ氏の『再帰性と偶然性』(青土社)を翻訳した原島大輔氏、そして本書の訳者であるゲンロンの伊勢康平。
石田氏は、ホイ氏を指導した故ベルナール・スティグレール氏の旧友であり、かねてよりホイ氏とも親交を深め、その仕事を日本で紹介してきました。最近では、自身のシラスチャンネル「石田英敬の「現代思想の教室」」でホイ氏の著作を解説しているほか、「webゲンロン」に「宇宙を狂気から救う哲学──ユク・ホイ『再帰性と偶然性』評」を寄稿しています。
今回のイベントでは、そんな石田氏にユク・ホイ哲学にかんする講義をしていただきます。ホイ氏と同様に、スティグレールやルロワ゠グーランの著作をつうじて技術を問いなおしてきた石田氏は、ホイ氏の技術哲学をどのように評価するのでしょうか。
また、原島氏と伊勢との対話のなかで、『中国における技術への問い』と『再帰性と偶然性』の関係性や、両書の翻訳事情についても掘り下げていただきます。
石田氏は「いつか世紀はユク的になるだろう──Un jour le siècle sera yukien!」と語っています。ホイ氏の哲学が切り開くあらたな「世紀」は、一体どんな姿をしているのでしょうか? 絶対にお見逃しなく!
◆ note「ゲンロンの楽屋から」にて、伊勢康平が『中国における技術への問い』について解説しています。無料記事ですのでぜひご覧ください!
https://note.com/genron/n/nc141135221e8
◆ 2022年5月26日におこなわれた、シラスチャンネル「石田英敬の『現代思想の教室』」の放送「No7「ユク・ホイと『現代思想』を語る」のアーカイブはこちら。石田英敬さん、原島大輔さん、伊勢康平と東浩紀が登壇したトークです。
https://shirasu.io/t/nulptyx/c/igitur/p/20220525110758
ユク・ホイ著、伊勢康平訳『中国における技術への問い──宇宙技芸試論』(ゲンロン叢書012)
https://www.genron-alpha.com/anessayincosmotechnics/
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宇宙技芸の世紀にむけて – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220922/
土居伸彰×三輪健太朗×渡邉大輔「ポスト・シネマ・クリティーク2020ーー2010年代を振り返るポスト映画論講義#8」(2020/2/3収録)@NddN @miwaken1986 @diesuke_w
【収録時のイベント概要】
令和として初めての年明けを迎えた2020年。同時に2010年代も終わりを迎えた。このイベントでも大きなテーマにしてきたように、動画サイトやSNS、サブスクといったデジタルプラットフォームが台頭したこの10年は、映像文化や視覚文化のあり方を大きく変えた転換点だった。
そこで2020年初頭の本イベントでは、互いに密接に関わりあう映画、アニメーション、マンガの各分野で2010年代に起こったことを改めて総括してみたい。
今回のゲストは、ゲンロンカフェでもおなじみ、『21世紀のアニメーションがわかる本』(フィルムアート社、2017年)などの著書やニューディアーなどの活動で、現代アニメーションの動向を幅広く追いかける土居伸彰氏。そして、大著『マンガと映画』(NTT出版、2014年)でマンガ表現論の新時代を切り拓き、マンガを近代視覚文化史に位置づけるという壮大な仕事を展開している三輪健太朗氏。
3人ともそれぞれでかねてから交流はありながら(というか、私と三輪さんはいまや大学の同僚でもあります・笑)、この顔合わせのイベントは実は初めて。
映画×アニメ×マンガ。それぞれの専門家でありながら、同時に隣接ジャンルへの造詣も深いお二人と2019年、2010年代を総括するとともに、ジャンルの未来についても語り合います!
それぞれのベストも挙げていただく予定なので、ご期待ください!
(渡邉大輔)
ポスト・シネマ・クリティーク2020 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20200203/
【1/2】大山顕×ゆうきとも×堀内大助「なぜ人は現実と虚構を混同するのか」【『新写真論』刊行記念】(2020/7/10収録) @sohsai @tomoyukimagic @hrchdsk #ゲンロン200710
ゲンロンαにイベントのレポート記事を掲載しています。ぜひお読みください。
記事URL= https://genron-alpha.com/article20200715_01/
【収録時のイベント概要】
【イベント概要】
『新写真論』×マジック!?
インフォデミックが深刻化する、フェイクニュースとポスト真実の時代をどう生きるべきなのか。『新写真論』( https://genron-tomonokai.com/shinshashinron/ )著者の大山顕氏、クロースアップマジックの第一人者ゆうきとも氏、ゲンロンの堀内大助が語り尽くす。
スマホとSNSの時代の写真論として、従来の写真論にとらわれない鮮やかな切り口で、写真(と、それに連なるあらゆる社会的な事象)をスリリングに考察し、大きな反響を呼ぶ『新写真論』。
そんな同書が論じるテーマのひとつが「人は現実(もしくは虚構)をどのように認識するのか」だ。
第3章「幽霊化するカメラ」では心霊写真を取り上げ(大山氏は「心霊写真が写真論の本質をついている」と強調する)、第10章「写真の現実味について」ではライフログカメラとゲームの視点に対する考察から、現代人の現実のとらえ方として「視覚認識の四人称性」を指摘する。第20章「写真は誰のものか」では、もはや写真は人間が「見る」ためのものではなく、監視カメラやドライブレコーダーなどで膨大量の写真や映像が記録され、AIによるアルゴリズムによって「客観的事実(証拠)」として処理されるものになると分析している。
人は現実と虚構をどのように見分けるのか? 写真は現実を写すものなのか? そもそも『現実』とはなにか?
「現実と虚構とを混同させる」エンターテイメントといえば、マジック(奇術、手品)である。大山氏は、以前からマジックに対して関心を抱いていたという。『新写真論』でもラスベガスに訪れたエピソード(第21章)が紹介されているが、その際にも、世界的なイリュージョニストであるデヴィッド・カッパーフィールド氏のショーを観賞したそうだ。
写真が誕生した19世紀前半は、それまでは大道の見せ物や呪術的なものであったマジックが、産業革命によって余暇の生まれた大衆向けのショービジネスとして華やぎ、近代化した時期とも重なる。
また、写真の原理のひとつである「カメラ・オブスクラ」(ピンホール現象による投影装置)を用いた「ファンタスマゴリア」(薄暗い部屋に充満させた煙や紗幕に、亡霊の姿を映し出すショー)は、当時大衆の人気を博し、マジシャンたちもその手法を取り入れていった。
写真にまつわる技術とマジシャンとの関係は、フランスのマジシャン、ジョルジュ・メリエスがさまざまなトリック撮影の手法を発明し、「動く写真」を「映画」に変えることにも結びついていく。
本イベントでは『新写真論』の議論、写真とマジックの歴史だけでなく、これまであまり語られることのなかったマジックの本質やその醍醐味にも迫っていく。
ゲンロンカフェ初登壇となるプロマジシャンのゆうきとも氏は、パフォーマーとしてはもちろん、創作者、指導者としても活躍し、業界からの評価も高い。著述家としても、専門家向け・一般向けのマジック解説本を多数執筆するほか、『人はなぜ簡単に騙されるのか』( https://amzn.to/3idF5aa )、『だましの技術!』(多田文明氏との共著 https://amzn.to/382A0wt )などの著書を通して、タネや仕掛けにとどまらないマジックの魅力を広く紹介している。本イベントではトークはもちろんのこと、マジックのパフォーマンスも披露していただく予定だ。
イベントの進行を務めるのは、ゲンロンの堀内大助。実はゲンロン入社前はプロマジシャンとして活動しており、そのことに興味を持った大山氏の呼びかけにより本イベントが実現した。
現在も世界に大きな影響を及ぼしている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行は「インフォデミック(Infodemic)」と呼ばれる現象を発生させている。インフォデミックとは、真偽不明の噂やデマ、虚偽の情報(フェイクニュース)が、SNSを中心としたウェブ上に大量に氾濫し、社会に混乱を引き起こすことだ。今回のコロナ禍でも、SNSでの誤情報の拡散がきっかけとなって、トイレットペーパーや食料品の買い占めが起こったのは記憶に新しい。
2010年代後半からフェイクニュースとポスト真実(客観的な事実より、感情や信条への訴えかけが力を持つ)の時代と呼ばれ、時にはヘイトを煽り、社会を分断する要因にもなっている。かつてなく人類は不確かな、現実と虚構の見分けがつかない大量の情報にさらされ、その情報への適切な向き合い方が問われているのではないだろうか。
『新写真論』の写真家とマジシャンが考える、フェイクニュースとポスト真実の時代の生き方とは? ゲンロンカフェならではの、充実の議論を乞うご期待!
なぜ人は現実と虚構を混同するのか – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20200710/
大山顕×東浩紀「ショッピングモールはテロを誘発するのか?――『スマホの写真論』から見たラスベガス」【ショッピングモールから考える #7】 @sohsai @hazuma
写真家・大山顕さんと東浩紀の人気対談シリーズ「ショッピングモールから考える」1年半ぶりの第7弾!
ショッピングモールという、注目されそうでいて実際にはあまり真面目に論じられていない建築/都市形態から、21世紀の「住まい」や「生き方」を考えていくこのシリーズ。2016年には幻冬舎新書から『ショッピングモールから考える——ユートピア・バックヤード・未来都市』として書籍化もされました。
現在『ゲンロンβ』で連載している「スマホの写真論」が大好評の大山さん。東をはじめ他の『ゲンロンβ』連載陣とも呼応するように、刺激的でレベルの高いインターフェイス画面論を展開しています。
2017年10月にラスベガスで起きた銃乱射事件の際に、大山さんは偶然にも現場近くに居合わせたそうです。ロバード・ヴェンチューリの『ラスベガス』に始まって『ショッピングモールから考える——ユートピア・バックヤード・未来都市』に連なる思考の先にある、テロリズムと街との関係とは?
ご期待ください!
【イベントのページ】
http://genron-cafe.jp/event/20180111/
宮台真司 × 東浩紀「ニッポンの展望#5 2016・秋の陣」(2016/9/21収録)@miyadai
【収録時のイベント概要】
宮台真司×東浩紀による時事対談シリーズ第5弾、半年の沈黙を経てついに開催!!!!
過去の放送回はVimeoアーカイブで公開中です。こちらも予習にどうぞ。
宮台真司+東浩紀「ニッポンの展望」パック Vol.1
https://vimeo.com/ondemand/genronmiyadai1
宮台真司+東浩紀「ニッポンの展望」パック Vol.2
https://vimeo.com/ondemand/genronmiyadai2
【イベントのページ】
https://genron-cafe.jp/event/20160921/
三牧聖子×青山直篤×東浩紀「アメリカはなぜトランプを欲望するのか?──米大統領選に見る民主主義の盲点と可能性」(2024/3/21収録)@SeikoMimaki @hazuma #ゲンロン240321
無料ダイジェストhttps://youtu.be/J9BD8NADWds?si=uL95F3G3sYzN0Seh
【収録時のイベント概要】
2024年3月5日はスーパーチューズデー、アメリカ大統領選の候補者選びの山場です。この度、ゲンロンカフェでは、その結果を受けて、国際政治学者の三牧聖子さん、朝日新聞国際報道部の青山直篤さんとともに米国大統領選とアメリカ社会の行方を議論するトークイベントを開催します。司会と聞き手はゲンロンの東浩紀です。
アメリカのトランプ人気はたいへん強いことが報じられています。共和党の候補者選びでは独走。全国世論調査や接戦州での世論調査でもバイデンに対して優勢と伝えられています。他方で2021年1月の連邦議事堂襲撃への関与が疑われるトランプ前大統領は、「2020年の大統領選の敗北を認めず、結果を覆そうと画策した」として訴追され、出馬資格自体が連邦最高裁で審理されているなど、前代未聞の展開となっています。
三牧聖子さんは、今年1月の「深掘りゲンロン」に続いての登場。同番組では、多くのアメリカ国民が、移民や経済対策など国内問題のみならず、中東のガザ危機に関しても、トランプ前大統領のほうがバイデン現大統領よりもうまく対処できるはずだと考えているなど、衝撃的な世論調査も取り上げられました。他方で青山直篤さんは昨年5月のアレクシ・ド・トクヴィルを扱ったイベント以来の登壇。トランプ政権期、根強い支持の背景についてアメリカ各地で取材を重ね、著書『デモクラシーの現在地 アメリカの断層から』(みすず書房)でも報告しました。
トランプ大統領は本当に復活するのか? ウクライナ戦争への影響は? 移民政策は? 対中政策は? いま世界が「もしトラ」に注目しています。第一線の研究者とジャーナリストをおよびした、ゲンロンカフェならではの徹底討論にご期待ください。
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アメリカはなぜトランプを欲望するのか? – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20240321/
ダースレイダー×吉田雅史+さやわか「フリースタイル・人称・コミュニティーーラップの言葉はどこから来て、どこに行くのか」【四天王シリーズ #5】@DARTHREIDER @nejel_mongrel @someru
【収録時のイベント概要】
さやわか氏の緊急参戦!?
イベント後半(21:00すぎ)、壇上に批評家のさやわか氏が参戦の予定です。
三者でラップを語り尽くす!!
▼ 吉田雅史氏からのコメントが届きました!
長い間積み上げて来たMCバトルの大会の歴史の蓄積に加え、近年の高校生ラップ選手権やフリースタイル・ダンジョンのヒットにより、韻を踏みながら相手をディスるというフリースタイル・バトルという形式は、かなり一般にまで広く知られるようになったと言えるでしょう。むしろ「ラップ」といったときに一般的に皆が思い浮かべるのは、そのようなスタイルかもしれません。
このバトル形式の普及によって、楽曲として発表される「書かれるリリック」を含む日本語のラップの歌詞内容やラップのスタイルも影響を受けることになります。それでは、バトルという形式がどのように、日本語のラップの言葉を、表現を変革してきたのでしょうか。ひいては、日本語のラップ形式の歌詞が増えたことで、「日本語の歌」においてどのような表現が可能となり、広がりを持ってきているのでしょうか。
一方、その元々の誕生時から、自慢話や特定の相手へのディスという成分を多分に含んでいるラップですが、勿論ラップのリリックはバトル形式のものばかりではありません。そしてフリースタイルの原義とは、文字通りーー自由なスタイルーーにバトルに捉われず、自由な発想で行われるもののはずです。実際に、バトル以外の形式を探求しようとするアーティストたちやイベントが、アメリカにも日本にも存在します。それではその際に駆使される自由な想像力は、どのような物語を紡ぐのでしょうか。
それを考える際のキーワードとして「人称」という言葉を挙げることができるでしょう。一人称で自分の経験を語るのが典型的なラップのリリックであり、それがどこまでリアルなものであるかが問われるのが、ラップというジャンルのひとつの特異性と言えます。しかしそれは、必ずしも自分の経験に基づいていなければならないのでしょうか。ラップのリリックも「歌の歌詞」の一部であるという大枠で考えたときには、自由な発想で、どんな人物の視点――あるいは人間以外の視点にもーーにも立ち、一人称で、あるいは三人称でフィクショナルな物語をリアルに描くことができるはずです。そのようなラップ表現の拡張を...(全文は以下のリンク先でご覧いただけます)
【イベントのページ】
https://genron-cafe.jp/event/20181005/
五百蔵容×中村慎太郎×速水健朗 「文化系のためのシン・サッカー講座──迫るW杯! ジャパンズウェイ深読からスポーツビジネス再考まで」(2022/9/12収録) @500zoo @gotanda6 #ゲンロン220912
無料ダイジェスト https://www.youtube.com/watch?v=FJcWEgdv9-k
【収録時のイベント概要】
サッカーファンにとって4年に1度の祭典、FIFAワールドカップが今年11月20日から12月18日にかけてカタールで行われる。日本はまず1次リーグE組として、ドイツ、コスタリカ、スペインと対戦する。W杯優勝経験を持つドイツやスペインといった強豪国を相手に厳しい戦いが予想されるなか、日本は決勝トーナメント進出と初の8強入りを目指す。
ゲンロンカフェでは今年1月、サッカー分析家の五百蔵容氏、ライターの中村慎太郎氏、速水健朗氏によるトークイベント「ジャパンズウェイを再考する──2022年サッカーW杯日本代表はどうなる!?」を開催した。日本サッカー界が抱える諸問題を検証、1990年代後半から現在までの日本サッカーとヨーロッパサッカーをこまかく比較するなど、5時間半を超える白熱の議論が広がった。
1月のイベントでも取り上げた日本サッカーの指針とされる「ジャパンズウェイ(Japan’s Way)」については、日本サッカー協会が7月に55ページの冊子「ナショナル・フットボール・フィロソフィーとしてのJapan’s Way」をまとめホームページに発表した。今回のイベントでは、あらためて本冊子を読み解きながら「日本サッカーとはなにか」について考えていく。
また8月17日、東京五輪・パラリンピックのスポンサー選定をめぐる汚職容疑で、組織委員会の高橋治之元理事が逮捕された。高橋元理事は日本のサッカービジネスの立役者として知られ、2002年のW杯日韓大会の招致にも関わっている。五輪やW杯といった巨大スポーツビジネスのあり方についても議論を深めていきたい。
サッカーファンはもちろん、普段あまりスポーツに馴染みのない「文化系」にも楽しめるゲンロンカフェのシン・サッカー講座。W杯が迫るいまこそ必見!
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文化系のためのシン・サッカー講座 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220912/
清水亮×さやわか×東浩紀「生成系AIが変える世界──『作家』はどこにいくのか」 (2023/2/10収録) @shi3z @someru @hazuma #ゲンロン230210
無料ダイジェスト
https://youtu.be/SNFZKI9hmf8?si=9wK8fqzxdnvoWKd2
webゲンロンにイベントのレポート記事を掲載しています。ぜひお読みください。
記事URL= https://webgenron.com/articles/article20230712_01/
【収録時のイベント概要】
昨年(2022年)は、自然言語の記述から画像を生成するAIが現れて話題を呼んだ。8月に公開された Stable Diffusionをはじめ、Midjourney、DALL-E 2、NovelAIと次々にフリーなサービスが現れて世界に衝撃を与えた。同時に、成果物の著作権はどうなるのか、今後人間が描くイラストはどうなるのか、そもそもの学習画像の権利はどこにあるのかなど、さまざまな社会問題を提起している。
このたびゲンロンカフェでは、プログラマーで実業家でギリア株式会社元代表の清水亮氏をお招きし、画像生成に限らず、文章生成や音楽生成などを含めた生成系AI(ジェネレイティブAI)の最前線についてお話をうかがう。清水氏は昨年9月にAI作画サービス「Memeplex」をいちはやく公開するほか、AI画像のみを用いたマンガ作品を作成するなど、生成系AIをめぐって積極的な発信をおこなっている。
2022年には、画像生成AIだけでなく、OpenAIが公開した文章生成AI「ChatGPT」も世界的な注目を集めた。AI技術はどのような変革の最中にあるのか? AIは人間のクリエイティブな営みをどう変えていくのか? 2023年はAIと人間にとってどのような年になるのか?
聞き手を務めるのは、物語評論家のさやわか氏と東浩紀。〈ひらめき☆マンガ教室〉の主任講師でもあるさやわか氏には、画像生成AIとクリエイター界隈に起こした波紋や反発についても簡単に紹介いただく予定だ。
クリエイターの方もプログラマーの方も、そして広くネットと社会の未来に関心ある方も、みなお見逃しなく!
★[連載]清水亮の「世界を変えるAI」(ITmedia NEWS)
https://www.itmedia.co.jp/news/series/32003/
生成系AIが変える世界 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20230210/
佐々木敦×冲方丁「物語の選択と運命の決定——『未知との遭遇【完全版】』刊行記念対談」【2016/12/19収録】 @sasakiatsushi
2011年12月に刊行された佐々木敦氏の哲学的「自己刷新」書『未知との遭遇——無限のセカイと有限のワタシ』(筑摩書房)が、5年の月日を経て、3万字超えの新稿を加え『未知との遭遇【完全版】』(星海社新書)として新書化されました。その発売を記念して、ゲンロンカフェでは特別対談イベントを開催いたします!
対談のお相手は、デビュー20年目にして初の現代長編ミステリー『十二人の死にたい子どもたち』(文藝春秋)を刊行したばかりの作家・冲方丁氏。
『十二人の死にたい子どもたち』は、インターネット上で集められた、安楽死を望む十二人の子どもたちが、そこに居るはずのない十三人目の存在を前に議論し、推理する本格ミステリー小説。その中には、繰り返し「選択」という言葉が登場します。その「選択」の先には一体なにがあるのか。
物語をつくりだすベストセラー作家が、「最強の運命論」を説く批評家とともに、物語の選択と運命の決定について、人生について、そしてミステリーの新境地について、存分に語る!
【イベントのページ】
http://genron-cafe.jp/event/20161219/
大山顕×菊地浩平×三宅隆太「コロナの現実とホラーの可能性、あるいは人形というメディア」(2021/3/5収録) @sohsai @kikuchiko @ScriptDoctorMR #ゲンロン210305
無料ダイジェスト動画はこちら!
https://youtu.be/WHIPvalQ728
【収録時のイベント概要】
写真家の大山顕さん、人形文化研究者の菊地浩平さん、脚本家・映画監督の三宅隆太さんによるトークイベントを配信します。
菊地さんの著書『人形メディア学講義』の第四部「人形とホラー事始め」では、『ほんとにあった怖い話』シリーズや『クロユリ団地』など多数のホラー作品を手がけている三宅さんが菊地さんの講義のゲストとして招かれ、「心霊映画と人形」をテーマにお話されたことが紹介されています。菊池さんは、人形とホラーの関係を検討することで、人形となにか、ホラーとはなにかについて刺激的な論を展開しています。三宅さんはゲンロンカフェでも、2018年4月のイベント「ホラー表現と物語」で、ホラーの映像と物語表現の最前線についてたっぷりとお話いただきました。
大山さんは著書『新写真論』のなかで、心霊写真や遺影の問題から、写真と視覚の現在について考察を重ねています。そんな大山さんは、ホラーの表現や恐怖の表象をどのように考えるのでしょうか。大山さんと菊地さんがゲンロンカフェで相まみえるのは、2019年末に行われた「人形劇はまじでやばい――ひょっこりひょうたん島からふなっしー、超人形、そして戦争プロパガンダまで」以来2度目です。
新型コロナウィルスという〈見えない恐怖〉が世界を蔓延して、1年以上が過ぎました。ウィルスへの恐れは社会を混乱させ、日本では「自粛警察」と呼ばれる人々が攻撃的な行動をとることも。恐怖への向き合い方、怖さとの付き合い方を考えることは、いま社会のなかで最もアクチュアルな問題のひとつかもしれません。
ポストコロナ時代のホラーはどうなるのか? 絶対にお見逃しなく!
【登壇者からのメッセージ】
<大山顕さんより>
写真の歴史を調べていくと、必ず心霊写真に行き着く。おそらく近代以降の「恐怖」はもっぱらビジュアルによってもたらされきた。それは写真と映画、テレビの影響だと思う。そのプロである三宅さんとお話しできるのがほんとうに楽しみ。そうそう、三宅さん脚本のホラー映画『クロユリ団地』のパンフレットに解説を書いたことがあるんですよ。団地も怪談の舞台になりがち。そこらへんの話もぜひ。
<菊地浩平さんより>
職業柄、コロナ禍で人形との関わり方が変化したという人の話をよく聞く。確かに対人、対物、対エンタメ、あらゆる事象との距離感が変容した1年だったわけだが、そんな今だからこそ語れる人形トピック、例えば、オンライン環境におけるぬいぐるみのポジション問題や、街にあふれるマスク着用キャラ(≒マスク地蔵)、またはリアル/バーチャル・アバターや『PUI PUI モルカー』について、今回は「ホラー」を手掛かりにしつつ考えたい。
<三宅隆太さんより>
コロナ禍で「日常にテラーがある」昨今、ホラーはコンテンツとしてどのような役割を担うべきか、またはそもそも大衆に対しホラーが担うべきことはあるのか否か。人形や心霊写真等の存在理由も含め、菊地さんと大山さんのおふたりと楽しく(そして深く!)お話しできたらと願っています。ちなみに、私の撮影現場で起きた人形にまつわるこわ〜い話もお伝えできれば、と思っております。どうぞお楽しみに……(笑)。
コロナの現実とホラーの可能性、あるいは人形というメディア – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20210305/
壇俊光×清水亮×桂大介 Winnyと金子勇が見た未来(2023/4/12収録) @Toshimitsu_Dan @shi3z @dkatsura #ゲンロン230412
※ 本番組は、シラスで行われた延長放送を除く、本編のみの再放送となります。予めご了承ください。
【収録時のイベント概要】
本年3月10日、映画『Winny』が公開されました。映画では、2002年にプログラマー・金子勇氏が開発したファイル共有ソフト「Winny」をめぐる事件と裁判が扱われています。
当時、金子氏が2ちゃんねるに無料公開したWinnyが悪用され、著作権侵害や情報漏洩が多発し社会問題になりました。実際に違法アップロードを繰り返した人々だけでなく、開発者の金子氏も著作権法違反幇助の容疑で逮捕されてしまいます。7年もの裁判の末無罪を勝ち取ったものの、金子氏は判決から一年半後に急逝されました。
Winny事件では、開発者にまで悪用の責任が追及されました。映画に出てくる台詞で言えば、「ナイフで人を刺した者だけでなく、そのナイフを作った者」まで罪に問われるようなものです。これは技術開発の自由と権利を脅かしかねない事件でした。
一方でこの事件が起こった背景の一つに、社会が新しい技術に対して抱く不安がありました。現在も生成系AIの開発停止を求める声が出ているように、技術開発の急速な進展は、ときに法律の整備や人々の常識を上回ってしまうことがあるのです。
このたびゲンロンカフェでは、映画公開を機にあらためてWinny事件を考えるイベントを開催します。
お招きするのは、実際に弁護を担当し、映画『Winny』の壇俊光役のモデルとなった壇俊光さん、金子勇氏とも親交のあったプログラマーの清水亮さん、同作に監修者として関わったシラス代表の桂大介さんです。
金子氏の生前を知る人は意外に少ないです。イベントでは、金子氏の技術開発の背景にあった当時のITをめぐる思想や技術的状況、Winnyが用いたP2P技術の価値、さらにはIT技術と社会・倫理の関係についてなど、さまざまな角度からWinnyとその事件についてお話しいただく予定です。そもそも、なぜ金子氏のような優秀な技術者が危険な賭けをするようになったのでしょうか。
IT技術が私たちの日々の生活に大きく影響を及ぼす昨今、ITに詳しい方だけではなく、技術と社会の関係に関心がある方にひろくご覧いただきたい注目イベントです。どうぞお見逃しなく!
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映画『Winny』予告編 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=qGBtaIPNbuM
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Winnyと金子勇が見た未来 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20230412/
藤原学思×石戸諭「あなたの隣の陰謀論──『Qを追う』刊行記念」【2022/11/4収録】 @fujiwara_g1 @satoruishido #ゲンロン221104
【収録時のイベント概要】
陰謀論がひろがっている。
ことアメリカにおいては、2021年1月の連邦議会議事堂襲撃事件も記憶に新しく、同年行われた世論調査では、あわせて16%の市民が「Qアノン」の主張について「完全に同意する」「ほぼ同意する」と答えたという。日本もまた例外ではなく、SNSでもかんたんに見かけることもできるし、2022年4月にワクチン接種会場への不法侵入という刑事事件も発生した。このとき逮捕された4人は「Qアノン」が日本に派生した組織という反ワクチン団体「神真都(やまと)Q会」のメンバーだとみられている。
この陰謀論集団「Qアノン」の取材を続けてきたのが朝日新聞記者・藤原学思さん。その内容をまとめたルポルタージュ『Qを追う』(朝日新聞出版)が2022年9月末に刊行された。本書の中で、藤原さんは大元となる「Q」の正体を追いかけるとともに、Qアノンを信じる人たちとそうでない人たちの果てしない距離こそあれ、しかし地続きではあるという実情、そして同じ社会に暮らしているという現実の中で、自分になにができるのかを模索されている。
おなじく陰謀論に関する取材に積極的に取り組まれているのが、ゲンロンでもおなじみ、ノンフィクションライターの石戸諭さん。自身のシラスチャンネル「石戸諭の<ニュース>の未来」の番組(「日本社会とファクトチェックでは消えない陰謀論〜もっとも広がった陰謀言説から見る危機と現実〜」)などにおいても、陰謀論はある種の依存症ではないか、ともお話しされているが、その真意はどこにあるのだろうか。
おふたりの取材を通して見えてきたこと、「事実」をめぐる報道のありかた、そしてわたしたちの隣人でもある「陰謀論を信じる人たち」の心理や付き合い方を考えたい。
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藤原学思『Qを追う』(朝日新聞出版)
https://amzn.to/3EHYxJR
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あなたの隣の陰謀論 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20221104/
石田健×西田亮介×米重克洋「『メディア』はどこへ」(2023/4/13収録)@ishiken_bot @Ryosuke_Nishida @kyoneshige #ゲンロン230413
【収録時のイベント概要】
新聞、テレビ、雑誌……20世紀を彩ったメディアの衰退が指摘されて久しい。たほう、ネットメディアも確かな未来への道筋がはっきりと見えないまま、分断や陰謀論が拡がり、誰もが自分の見たいニュースだけを消費している。いや、もはやそれは自分が見たかったものなのかすら、顧みられていないのかもしれない……
と、大風呂敷を拡げなくても、メディアを取り巻く状況は今日も論点が山積みだ。直近でもChat GPTなどの生成系AIはメディアのあり方にどのような影響を与えるのか?メディアへの政治介入をどう考えればいいのか?など、例を挙げればキリがない。
かかる状況の中、ゲンロンでは、有料のニュース解説メディア「The HEADLINE」編集長でテレビなどでもご活躍中の石田健さん、「記者ゼロの通信社」として知られ、テクノロジーで報道の課題解決を目指す「JX通信社」の創業者であり、社長を務める米重克洋さん、そしてゲンロンカフェでもおなじみで、メディアに対するさまざまな分析・提言も行われている社会学者の西田亮介さんのお三方にお集まりいただき、メディアやニュースの未来についてざっくばらんにお話いただく。
それぞれお2人で話したことはあれど、3人揃って、というイベントは今回が初めて。
ほかでは話せないようなアレコレや本音が飛び出すかも!
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「メディア」はどこへ – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20230413/
石戸諭×オグマナオト×さやわか「夏だ! 野球だ! 甲子園だ!──水島新司とスポーツドラマ」(2022/8/13収録) @satoruishido @oguman1977 @someru #ゲンロン220813
【収録時のイベント概要】
野球は、日本で最も人気のあるスポーツのひとつ。なぜ野球はこんなにも親しまれているのでしょうか。その要因として「甲子園」と「野球マンガ」を挙げるひとも少なくありません。
高校野球の晴れ舞台「甲子園」。春の選抜高校野球大会とともに、夏の全国高等学校野球選手権大会はプロへの登竜門としても知られ、球児たちが青春をかけて戦う姿は、多くのひとびとの胸を熱くしてきました。テレビ中継もされ、風物詩として楽しみにしているかたも多いはず。球児たちの熱いプレーや伝説的な試合はもちろん、それを支える家族や仲間たち、見守るファンとともに数々のドラマが生まれています。
「野球マンガ」の第一人者で知られる水島新司氏は、今年1月に82歳でこの世を去りました。水島氏自身も複数の草野球チームで活躍するなど、野球に対する深い愛情と鋭い洞察で知られています。ライター・構成作家のオグマナオト氏の近著『日本野球はいつも水島新司マンガが予言していた!』では、『ドカベン』『あぶさん』『野球狂の詩』などの水島マンガで描かれたプレーや出来事が、その後、高校野球やプロ野球で実際に起きたことを挙げ、フィクションと現実を横断する水島マンガのダイナミックな魅力に迫っています。
今回ゲンロンカフェでは、同書のほか『ざっくり甲子園100年100ネタ』などの甲子園本も数多く手がけるオグマ氏にくわえ、甲子園と水島マンガに並々ならぬ思い入れがあるという、ノンフィクションライターの石戸諭氏、物語評論家・マンガ原作者のさやわか氏によるトークイベントを開催します。
石戸氏は、毎日新聞の記者時代には高校野球の担当もされていました。甲子園でも長い時間を過ごし、さまざまな熱いドラマを取材してきたそうです。マンガを中心に幅広いカルチャーに造詣が深いさやわか氏も、高校野球に関心を寄せるひとり。さやわか氏が1年のコンテンツをランキング形式で紹介する人気企画「さやわか式☆ベストハンドレッド」でも、甲子園の試合が度々ランクインしています。
夏の甲子園は、コロナ禍によって2020年は中止、21年は入場制限が設けられ、今年は3年ぶりに一般の観客を入れての開催が予定されています。また今年は、水島マンガの代表作『ドカベン』が連載開始50周年の節目。甲子園、そして水島マンガを語り尽くす絶好の機会です。
甲子園の熱さに負けない、ゲンロンカフェの白熱トークにご期待ください!
【登壇者のオグマナオトさんより】
日本の夏の風物詩、高校野球と甲子園。その認知度の高さは、もはやひとつの文化です。この「高校野球文化」を語る上で、『ドカベン』『球道くん』『一球さん』といった水島野球マンガの影響も外すわけにはいきません。奇しくも今年は『ドカベン』誕生50周年のメモリアルイヤー。今回は拙著『日本野球はいつも水島新司マンガが予言していた!』で紹介した「水島予言」から見る水島マンガの価値、今年の夏にも起きた予言的展開、さらに『ドカベン』『大甲子園』での歴代名勝負から振り返る水島マンガの魅力なども紹介しながら、改めて高校野球について掘り下げていければと思います。
■
夏だ! 野球だ! 甲子園だ! – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220813/
清水亮×さやわか×東浩紀「生成系AIが変える世界2──『作家』は(今度こそ)どこにいくのか」(2023/3/5収録) @shi3z @someru @hazuma #ゲンロン230305
※ シラス延長を除いた本編のみの番組となります。
webゲンロンに、イベントのレポート記事を掲載しています。ぜひお読みください。
「AIが『考えない』ことを考える」
https://webgenron.com/articles/article20230712_01/
無料ダイジェスト
https://youtu.be/MKBuCGM3V5s?si=6UC4S9meJY01y7nz
【収録時のイベント概要】
話題のイベント、第2弾緊急開催決定!
去る2月10日、プログラマーで実業家の清水亮氏をお招きし、物語評論家のさやわか氏と東浩紀が聞き手となり「生成系AIが変える世界──『作家』はどこにいくのか」と題したトークイベントを開催した。
パーセプトロンとは何かといった基礎的な解説から始まり、GANやTransformerの原理、ChatGPTとDiffusionモデルの違いにまで踏み込んだ清水氏の詳細な解説はすばらしく、「神回!」との声も高い伝説的なイベントとなった。とはいえ他方、7時間半に及ぶトークはさすがに登壇者も体力的に限界で、最後の2時間ほどは無の雑談へ。年表も肝心の2022年まで到達せず、さやわか氏のスライドもほぼ発表されなかった。
そんな積み残しを消化し、あらためてタイトル通りAIの未来を議論するため、第2弾が緊急開催される。
前回の反省を活かし、今回は昨年2022年から話を開始。第1部では、ChatGPTとDiffusionモデルの違いを復習したうえで、GoogleやMicrosoftも参入し始めた検索AIの未来や、いま清水氏が手がけるサービス「Memeplex」や次に画策するプロジェクトの将来的な展望についてお話をうかがう。第2部では、さやわか氏にあらためて前回幻となったスライドを発表してもらい、AI技術とクリエイティブ産業の衝突について、作家性や著作権を鍵に議論したい。
生成系AIが変える世界2 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20230305/
大谷能生×速水健朗×矢野利裕「ジャニーズの持続可能性を考える」(2023/3/21収録)@ootany @gotanda6 @languagelabroom #ゲンロン230321
webゲンロンに、イベントのレポート記事を掲載しています。ぜひお読みください。
「どうなる? アフタージャニー喜多川」
https://webgenron.com/articles/article20230502_01/
【収録時のイベント概要】
数多くのトップアイドルグループを輩出し、日本の戦後芸能史を牽引する存在ともなったジャニーズ事務所。
しかし、2016年「SMAP」解散や2020年「嵐」活動休止と並行して、近年ではジャニーズ事務所を退所する人気タレントが相次いでいる。ジャニーズ事務所の創設者であり、「最も多くのコンサートをプロデュースした人物」「最も多くのチャート1位を獲得した歌手をプロデュースした人物」などギネス記録を持つジャニー喜多川は、2019年に87歳で亡くなった。最近では、イギリスの公共放送「BBC TWO」でジャニー喜多川による所属タレントへの性加害の告発番組が放送され反響を呼んでいる。
今回ゲンロンカフェでは『ジャニ研! Twenty Twenty ジャニーズ研究部』の共著者である大谷能生氏、速水健朗氏、矢野利裕氏をお迎えし、激動のさなかにあるジャニーズの持続可能性について考えていく。
あらためて「ジャニーズ」とはなんなのか? ジャニーズは日本のポップカルチャーや社会にどのような影響を与えたのか? 立役者であるジャニー喜多川とはどんな存在なのか?
ジャニーズから考える戦後ポップカルチャーの臨界点。どうぞお見逃しなく!
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大谷能生、速水健朗、矢野利裕『ジャニ研! Twenty Twenty ジャニーズ研究部』(原書房)
https://amzn.to/3J2hBmB
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ジャニーズの持続可能性を考える – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20230321/
仲俣暁生×さやわか「いまこそ語ろう、橋本治――『人工島戦記』と平成の想像力」 (2022/1/5収録)@solar1964 @someru #ゲンロン220105
【収録時のイベント概要】
2019年1月に70歳で亡くなった作家の橋本治。小説、翻案、戯曲、評論、エッセイなど、型にはまらない多彩なジャンルの執筆活動を行い、戦後日本を代表する知の巨人として知られている。
そんな橋本の未完の大作『人工島戦記――あるいは、ふしぎとぼくらはなにをしたらよいかのこども百科』(ホーム社)が、2021年9月に刊行された。まず驚かされるのは、A5判で1400ページ近くという圧巻のボリュームである。1993~94年に集英社「小説すばる」に連載された小説が原型となっているが、雑誌連載が終わってからも十数年にわたって加筆修正がされていったという。2段組みで1300ページ近い小説部分に加えて、本作の登場人物や舞台を紹介する「人名地名その他ウソ八百辞典」、別冊として橋本自身が描いた「人工島戦記地図」まで付録されている。
物語は、架空の街「比良野市」を舞台に、市長主導で湾を埋め立て「人工島」を造る計画を知った千州大学2年生のテツオとキイチが、計画に反対するあらたな市民運動をめざすという筋立てだ。街の歴史とそこで生きる人々の姿を仔細に描き、橋本ならではの諧謔を弄しながら戦後日本のあり様を問いかけていく。
この度ゲンロンカフェでは、『人工島戦記』刊行という「事件」をめぐって、橋本を敬愛してやまない仲俣暁生氏とさやわか氏による対談イベントを開催する。既に『人工島戦記』を堪能したというひとも、大著に気後れして読み始められていないというひとも、両氏の読み解きは必聴だ。
さらにイベントの後半では「橋本治マリアージュ」と題して、「まだ橋本治を読んだことがない」という読者層に向け、両氏が薦める橋本の著作群をさまざまなコンテンツと結びつけながら紹介していく。文学だけでなく幅広いカルチャーに精通する両氏だからこそ、分野を超える関心を通して、橋本の底知れない魅力に迫っていきたい。
絶対にお見逃しなく!
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いまこそ語ろう、橋本治 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220105/
東浩紀「東浩紀がいま考えていることーー『テーマパーク化する地球』刊行記念」(2019/06/14収録)
東浩紀『テーマパーク化する地球』特設ページ
https://genron-tomonokai.com/themepark/
【収録時のイベント概要】
『ゆるく考える』に続く評論集第2弾『テーマパーク化する地球』を刊行しました。『ゆるく考える』は他社刊行ということもあり、また時期的にも震災前のテクストが入っていて、あまりゲンロンの話は入っていないのですが(そしてそれゆえに広い読者向けということができますが)、こちらには、ゲンロン友の会向けの媒体に寄せた原稿がかなり入っており、また時期も震災以降に限定しているので、かなり生々しく、「ゲンロンを経営してきたこの8年間」の軌跡が詰まった本になっています。
そんな本をめぐって、刊行記念イベントを行います。評論集なので、本の内容をとくに解説するというものでもないのですが、この本が書かれた背景やいま考えていることなどについて、いろいろひとりで話します。だれかを聞き手にして……ということも考えたのですが、いままでの経験的に、だれを聞き手にしたところで、結局はそのひとに遠慮して話したいことを話せなくなるようなので、今回は覚悟を決めてひとりで話すことにしました。『テーマパーク化する地球』には紀行文も多く入っているので、写真なども見せます。
いつものような無限延長の対談形式ではなく、1時間半ほどひとりで話して、そのあと質疑応答みたいな感じを考えています。ひさしぶりに、読者のみなさんと一対一で向かい合いたいと思います。関心のあるかたはぜひご来場ください。イベント後はサイン会も行います。
(東浩紀)
【イベントのページ】
https://genron-cafe.jp/event/20190614/
