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【ミク&カイト】 タヴナー「神の御母よ、我ここに立ち」
現代英国の作曲家ジョン・タヴナー(1944-2013)が2003年に発表した記念碑的大作 The Veil of the Temple の中の1曲「神の御母よ、我ここに立ち(Mother of God, here I stand)」を、初音ミクV3(Sop,Alt,Ten)とKAITO V3(Bas)による混声合唱でお送りします。
歌詞は、帝政ロシア期の詩人レールモントフ(1814-1841)によるもの。
また、この曲は、タヴナーが音楽を手がけた2006年のSF映画「Children of Men(邦題:トゥモローワールド)」で、弦楽四重奏曲として用いられています。
音律はキルンベルガー第1法を使用。静止画はMMDを用いています。
お借りしたモデル等は、動画の最後に紹介させていただきました。
これまでの投稿作品→mylist/15102731
【ミクV3】パレストリーナ「教皇マルチェルスのミサ曲」より、キリエ
パレストリーナ(c.1525-1594)「伝説」のミサ曲、教皇マルチェルスのミサ曲より、キリエ。
4年前にノーマルミクで制作したもの(nm9323436)を、ミクV3・SOLIDで再調声しました。
かつて、トレント公会議での対抗宗教改革の一環として、ポリフォニーによる典礼音楽が禁止されようとしたとき、パレストリーナがこのミサ曲を時の教皇マルチェルス2世に献上して思いとどまらせた…との「伝説」で知られますが、これは後の創作で事実ではないとのこと。いずれにせよ、この曲が傑作であることには変わりはありません。
音律はヴァロッティを使用。静止画はMMDによるものです。
お借りしたモデル等は、動画の最後に紹介させていただきました。
これまでの投稿作品→mylist/15102731
【IA】ジェズアルド「屠り場に引かれて行く子羊のように」
ヴェノーサ公カルロ・ジェズアルド(1566?-1613)晩年の傑作、聖週間レスポンソリウム集より、
聖土曜日のレスポンソリウム「屠り場に引かれて行く子羊のように」。
ナポリの名門貴族ジェズアルド家の当主であった彼ですが、
不貞の妻とその愛人を殺害してしまったことから人生が急転します。
その後、人目を避けるように作曲に没頭していきますが、
事件の影響からか、死、悲しみ、罪、といった言葉に執拗に拘り、
大胆な和声と半音階による特異な音楽を築いていきました。
音律はヴァロッティを使用。静止画はMMDによるものです。
お借りしたモデル等は、動画の最後に紹介させていただきました。
これまでの投稿作品→mylist/15102731
【KAITO V3版】オケゲム「ミサ・プロラツィオーヌム」よりキリエ
ヨハンネス・オケゲム(1410頃-1497)の驚異的な技巧を誇る傑作「ミサ・プロラツィオーヌム」。
4声の曲でありながら譜面には2パートしか書かれておらず、他の2パートは先行する2声をそれぞれ追唱する二重カノンの構造を持ちます。
この「キリエ」も、追唱パートが音の長さを変えて歌う「比例カノン」を行うなど、優雅な音楽の中に様々な巧妙な仕掛けが施されています。
以前にミクAppendのSolidで演奏しましたが、今回はKAITO V3 STRAIGHTの男声アンサンブルによる再演です。
音律はキルンベルガー第3法を使用。静止画はMMDによるものです。
お借りしたモデル等は、動画の最後に紹介させていただきました。
これまでの投稿作品→mylist/15102731
【IA】バード「神に向かいて喜びもて歌え」
ウィリアム・バード(1543-1623)は、女王エリザベスに重用され王室礼拝堂聖歌隊の一員として活躍、今日では「ブリタニア音楽の父」と称えられています。
バードは国教徒ではありませんでしたが、英語による礼拝音楽にも重要な作品を残しています。この詩篇によるアンセム「神に向かいて喜びもて歌え」は、中でも特に洗練された一曲として知られているものです。
静止画像の制作にMMDを使用。お借りしたモデル等は、動画の最後でご紹介しました。
全パートにIAを用いています。音律はキルンベルガー第3法。調律は、はちゅ~んです。
これまで投稿したもの→mylist/15102731
【IA】ローリゼン「おお、大いなる神秘」【音楽祭自由曲】
第三回ボカロクラシカ音楽祭自由曲部門(テーマ:限界)
モートン・ローリゼン(Morten Lauridsen)作曲
「おお、大いなる神秘(O Magnum Mysterium 1994)」
現代アメリカの作曲家ローリゼン(b.1943)の合唱曲の中でも特に人気の高い作品。
バスパートに最低音D1が現れ、女声ボカロ低音の「限界」ということでこのテーマにこじつけてますw
静止画像の制作にMMDを使用。お借りしたモデル等は、動画の最後でご紹介しました。
全パートにIAを用いています。音律はキルンベルガー第1法。調律は、はちゅ~んです。
これまで投稿したもの→mylist/15102731
【IA】 プーランク「ミサ曲ト長調」より、キリエ
フランス6人組のひとりであり、20世紀を代表する教会音楽家とよばれるフランシス・プーランク(1899-1963)の「ミサ曲ト長調(作品番号89)」より、キリエ。
プーランク独特の美しい和声がとても印象的に響く曲です。
前回はミクSolidで「グロリア」をお送りしました(sm15201779)が、今回は8パート全てにIAを用いています。
音律はキルンベルガー第1法を主体に、各所に微調整を施しています。
調律は「はちゅ~ん」です。
静止画はMMDによるものです。お借りしたモデル、エフェクト等は動画の最後にご紹介させていただきました。ありがとうございました。
これまでに投稿したもの→mylist/15102731
【IA】 アグリコラ「我が想い人はすべての徳を備え」
アレクサンデル・アグリコラ(1446-1506)はフランドルに生まれ、フランス・イタリアを中心に活動しました。高度な作曲技法の持ち主であったことから、「ジョスカンに比肩する」とまで言われた音楽家です。
ジョスカンらの通模倣技法と異なる独特な対位法を用いたことで知られ、このシャンソン「我が想い人はすべての徳を備え」も、アグリコラらしい曲芸的な旋律を聴くことができます。
全パートにIAを使用。発音は古フランス語っぽくしてありますw
はちゅ~んにより、キルンベルガー第3法に調律。
静止画はMMDによるものです。
これまで投稿したもの→mylist/15102731
【IA】 モンテヴェルディ「ああ、つらい別れ!」
ルネサンスの伝統技法をマスターし、そこから新たな「バロック音楽」を切り拓いた大作曲家クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643)。その彼のライフワークでもあったマドリガーレの中から、第4巻の1曲目「ああ、つらい別れ!」をお送りします。
伝統的なルネサンス・ポリフォニーを踏襲しながらも、随所に印象的な不協和音が現れ、後のバロック音楽の出現を予感させます。テキストは、当時のイタリアで大変な人気のあった詩人グァリーニの「忠実な羊飼い」によるものです。
静止画像の制作にMMDを使用。お借りしたモデル等は、動画の最後でご紹介しました。
全5パートにIAを用いています。音律はミーントーンで調律は、はちゅ~んです。
これまで投稿したもの→mylist/15102731
【ミクAppend版】ジョスカン「ミサ・パンジェ・リングァ」より、キリエ
ルネサンス最大の作曲家ジョスカン・デ・プレ(1450頃-1521)の「ミサ・パンジェ・リングァ」より、キリエ。
聖体の祝日のためのイムヌス「舌よ、歌え」を定旋律とした、ジョスカンの通模倣技法が冴え渡る傑作ミサ曲です。
1年半前にアップしたこの曲nm10352965ですが、今回はV3にインポートしたMiku Append Solidで調声をやり直し、
動画をMMD(ver7.39)で制作してみました。
お借りしたモデル、エフェクト、アクセサリ、ステージ等については動画内の最後にご紹介させていただきました。
ありがとうございました。
音律はキルンベルガー第1法をベースに、各所に微調整を施しています。
調律は、はちゅ~んによるものです。
これまでの投稿作品→mylist/15102731
【ミクAppend】 ビクトリア「アヴェ・マリア(8声)」【音楽祭指定曲】
第二回ボカロクラシカ音楽祭・指定曲部門への参加曲となります。
2011年に没後400年を迎えた、スペイン・ルネサンス期の巨匠、トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611)による、
二重合唱(4声×2)のためのアヴェ・マリア。
神秘的な美しさの中に、激しい情熱を感じさせるビクトリアらしい名曲です。
ボカロクラシカでのカヴァーも既に多くあり、こちらではよく知られた曲かも知れません。
8パートすべてに、VOCALOID3へインポートしたMiku AppendのSolidを使用。
音律はキルンベルガー第3法をベースに、各所に微調整を施しています。
調律は、はちゅ~んによるもの。動画には「さなりボーカロイド」をお借りしています。
これまでの投稿作品→mylist/15102731
【巡音ルカ(V3インポート)】 タリス 「汝ら我を愛さば」
成立したばかりの英国国教会の礼拝音楽の整備に尽力したトマス・タリス(c.1505-1585)。
その功績から、タリスは「国教会音楽の父」ともよばれています。
この「汝ら我を愛さば」は、英語で歌われる礼拝音楽「アンセム」の最初期の作品で、
国教会アンセムの中でも、特に美しい傑作のひとつとして知られています。
るねさんすP名義としては初となる英語DB巡音ルカによる演奏。
Vocaloid3へのインポートを使用しています。
音律は「キルンベルガー第1法」をベースに若干の修正を加えています。
今回も、さなり様の「さなりボーカロイド」をお借りしております。
これまで投稿したもの→mylist/15102731
【ミクAppend】 バード「4声のミサ曲」より、アニュス・デイ
「ブリタニア音楽の父」、ウィリアム・バード(1543-1623)の代表作のひとつ、
「4声のミサ曲」より、終曲「アニュス・デイ」をお送りします。
当時の英国の音楽家にとって、国教徒であるか否かは非常に大きな問題でした。
バードは王室礼拝堂の要職にありながらも「国教忌避者」として弾圧を受けていましたが、
当局の監視の中、秘密に行うミサのために「3声、4声、5声のミサ曲」を作曲したと伝えられています。
静寂の中に、秘めた情熱を感じさせる美しい作品です。
SATBの4パート全て、ミクAppendのSolidを使用しています。
音律はキルンベルガー第3法。はちゅ~んによる調律です。
その他の投稿作品→mylist/15102731
【ミクAppend】 シサスク「ベネディクティオ」
エストニアの作曲家ウルマス・シサスク(1960-)の無伴奏合唱曲 Benedictio(祝福)です。
幼少期より天文学に興味を持ち、現在も天体望遠鏡を片手に作曲をしているというシサスク。
彼のピアノ作品にはすべて「天体」に関連したタイトルがつけられているほどです。
また、音楽アカデミーでは古楽を専攻し、教会音楽も彼の主なレパートリーとなっています。
「ベネディクティオ」は彼の人気曲のひとつで、心地よいリズムと神秘的なハーモニーが魅力的です。
SSAATTBBの8声部で、全パートにミクAppendのSolidを使用。
音律はキルンベルガー第3法をベースに、各所に微調整を加えています。
はちゅ~による調律です。
これまでに投稿したもの→mylist/15102731
【ミクAppend】 プーランク「ミサ曲ト長調」より、グロリア
20世紀を代表する教会音楽家とよばれるフランシス・プーランク(1899-1963)ですが、
実際に教会音楽を書くようになったのは、30歳台半ばを過ぎてからのことでした。
この「ミサ曲ト長調(作品番号89)」はプーランク37歳の作品で、
彼の教会音楽としては初期の作品になります。
第2曲「グロリア」は、プーランクらしいリズムと和声がとても印象的な曲です。
最大8声部で、全パートにミクAppendのSolidを使用。
音律は平均律です。
ミサ曲ト長調「キリエ」→sm18019035
これまでに投稿したもの→mylist/15102731
【ミクAppend】 ビクトリア「おお、なんと栄光に満ちた王国」
2011年は、トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611)の没後400年の節目にあたります。
この「おお、なんと栄光に満ちた王国」は、諸聖人の祝日のためのアンティフォナで、
1572年にヴェネツィアで出版されたビクトリア初の教会音楽集に含まれる曲です。
初期の作品でありながらも、ビクトリアのポリフォニー技法は既に完成されており、
彼の名作のひとつとして今日に伝わっています。
音律はキルンベルガー第3法を使用。はちゅ~んによる調律です。
SATBともにAppendのSolidになります。
これまでの投稿作品→mylist/15102731
【ミクAppend】パレストリーナ「教皇マルチェルスのミサ曲」よりグロリア
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525-1594)の代表作のひとつ「教皇マルチェルスのミサ曲」より、グロリアです。
対抗宗教改革の一環として、複雑化するポリフォニーの典礼音楽が禁止されようとしたとき、パレストリーナが時の教皇マルチェルス2世にこのミサ曲を献上、教皇はその素晴らしさに感動し禁止の撤回に動いた…という伝説があります。
現在ではこの説は否定されていますが、ルネサンス後期の名曲として今日に伝えられています。
音律はミーントーン。はちゅ~んによる調律です。
教皇マルチェルスのミサ曲・キリエ→nm9323436
これまでに投稿したもの→mylist/15102731
【VOCALOID】 フォーレ「レクイエム」より、奉献唱
ガブリエル・フォーレ(1845-1924)作曲「レクイエム」より、第2曲「奉献唱(Offertoire)」です。
ミクナールP、雨ノ音P、るねさんすPによる合作となります。
【演奏】ジャン・フランソワ・ミクナール机上管弦楽団(指揮:ミクナールP)
【バリトン独唱】KAITO(歌唱指導:雨ノ音P)
【合唱】初音ミクAPPEND/Solid(合唱指導:るねさんすP)
はじめは厳しくほの暗い曲想ですが、独唱が入ると柔和な表情になり、
最後にはやさしく希望に満ちた音楽へと変わっていきます。
ミクナールPのマイリスト→mylist/12883359
雨ノ音Pのマイリスト→mylist/8539619
るねさんすPのマイリスト→mylist/15102731
【ミクAppend】 タリス 「世の救い主よ」
トマス・タリス(c.1505-1585)は40年の長きに渡って王室礼拝堂の要職にあり、宗教政策の異なる4人の王に仕えつつ、典礼音楽の整備に尽力しました。英国国教会の公用語は英語ですが、時の女王エリザベスは個人的にラテン語による典礼音楽を好んだため、ラテン語によるモテットも作曲され続けていました。
「世の救い主よ」は、そんな時代背景の中で作曲された5声のモテット。徹底した通模倣技法で歌われる美しい作品です。
初音ミクAppendのSolidを使用。音律は「キルンベルガー第1法」で、和音が可能な限り純正になるよう調整を加えてあります。 調律は「はちゅ~ん」によるものです。
これまで投稿したもの→mylist/15102731
【ミクAppend】 ビクトリア 「レクイエム(1605)よりレクツィオ」
スペイン国王フェリペ2世の妹で、神聖ローマ皇帝マクシミリアン2世の妃でもあった
マリア・デ・アブスブルゴ皇太后の葬送のために、ビクトリア(1548-1611)が作曲した、
レクイエム(1605)より、レクツィオ「我が魂は萎え」をお届けします。
ヨブ記第10章の1~7節からテクストがとられた、美しくも悲痛な音楽です。
ようやく、ビクトリア・レクイエム(1605)の第一曲が完成しました。
この続きが、入祭唱(nm13449136)となります。
これで全10曲のうち9曲が完成。あとは終曲を残すのみとなりました。
今回は「はちゅ~ん」でミーントーンに調律してあります。
これまで投稿したもの→mylist/15102731
【ミクAppend版】 ビクトリア 「レクイエム(1605)より入祭唱」
ルネサンス期スペインの巨匠、トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611)。
2011年は、彼のちょうど没後400年にあたります。
そのビクトリアの最高傑作であり、「白鳥の歌」としても知られる「6声のレクイエム(1605)」より、
入祭唱をお届けします。
私の初投稿だったこの曲(nm8434512)ですが、ビクトリアの記念年にあたり、
ミクSolidを用いて調声を一からやり直した修正版です。
今回は「はちゅ~ん」でキルンベルガー第1法に調律。
さらに手を加えて、和音が可能な限り純正に鳴るよう調整しました。
ビクトリア・レクイエム「キリエ」→nm8547080
これまで投稿したもの→mylist/15102731
【ミクAppend】 プーランク 「おお、大いなる神秘」 【音楽祭自由曲】
第1回ボカロクラシカ音楽祭・自由曲部門のエントリーです。
20世紀を代表する教会音楽家の一人、フランシス・プーランク(1899-1963)の名曲、
「クリスマスのための4つのモテット」より、第1曲「おお、大いなる神秘」。
テーマは「誕」となります。
プーランク後期(1952年)の作品で、その親しみ易さから人気の高い曲集。
プーランク特有の美しい和声をお楽しみいただけたら幸いです。
SATBともに初音ミクAppendのSolidを使用しています。
音律は「キルンベルガー第1法」ですが、和音を可能な限り純正にするよう、
調整を加えています。 調律は「はちゅ~ん」によるものです。
これまで投稿したもの→mylist/15102731
【ミクAppend】 オケゲム「ミサ・プロラツィオーヌム」よりキリエ
初期フランドル楽派の巨匠、ヨハンネス・オケゲム(1410頃-1497)。
オケゲムは、極めて高度な作曲技法を持っていたことでも知られていますが、
その作品の中でも、驚異的な技巧を誇るミサ曲が「ミサ・プロラツィオーヌム」です。
キリエは4声で歌われますが(クリステは2声)、スペリウスとテノールの旋律が、
アルトゥスとバッススによって追唱される、二重の「カノン」の構造をもっています。
また、冒頭部では、追唱パートが先行パートの1.5倍の長さで引き伸ばして歌う、
「比例カノン」を行うなど、驚きの要素が満載です。
音律はキルンベルガー第3法を使用しています。
SATBともにAppendのSolidです。
これまでの投稿作品→mylist/15102731
【ミクAppend】 ジョスカン「ミサ・アヴェ・マリス・ステラ」よりキリエ
「音楽の支配者」とも称えられた作曲家「ジョスカン・デ・プレ」(1450頃-1521)の後期のミサ曲、
「ミサ・アヴェ・マリス・ステラ」(めでたし海の星)より、キリエ。
グレゴリオ聖歌のイムヌス「めでたし海の星」を基とした定旋律ミサ曲です。
ミサ・パンジェ・リングヮ(nm10352965)ほど有名な作品ではありませんが、
ジョスカンの通模倣技法が冴え渡る美しいミサ曲です。
音律はキルンベルガー第3法を使用しています。
SATBともにAppendのSolidです。
これまでの投稿作品→mylist/15102731
【ミクAppend】 タヴナー「子羊」
現代英国の作曲家ジョン・タヴナー(1944-2013)の代表曲のひとつ、キャロル「子羊」です。
今なお高い人気を誇る英国の詩人ウィリアム・ブレイク(1757-1827)の詩集「無垢の歌」から、テキストがとられています。
詩も音楽も「純粋」という言葉がぴったりな、なつかしい子守歌のような聖歌です。
SATBすべて、Miku AppendのSolidを用いています。
音律はキルンベルガー第3法を使用。はちゅ~んによる調律です。
これまでの投稿作品→mylist/15102731
【ミクAppend】 デュファイ「ミサ・ロム・アルメ」より、キリエ
中世からルネサンスへの音楽の転換を成し遂げた天才「ギヨーム・デュファイ」(1400頃-1474)。
そのデュファイの傑作ミサ曲「ミサ・ロム・アルメ」より、キリエです。
この当時、大流行したという民謡「ロム・アルメ(戦人)」を定旋律とする循環ミサ曲ですが、
この民謡は、とても歌いやすく、対位法で扱い易い旋律のため、デュファイの作曲を契機に、
多くのルネサンスの作曲家が、ロム・アルメを定旋律にしたミサ曲を手がけています。
東ローマ帝国の滅亡という、当時の世相も影響しているのでしょう。
SATBすべて、Miku AppendのSolidを用いています。
音律はキルンベルガー第3法を使用。はちゅ~んによる調律です。
その他のルネサンス作品→mylist/15102731
【ミク&レン】 バード「5声のミサ曲」より、アニュス・デイ
「ブリタニア音楽の父」と称えられるウィリアム・バード(1543-1623)。
彼は国教徒でなかったことから、王室礼拝堂の要職にありながら、
「国教忌避者」リストに入れられ、当局に監視される状態にありました。
数々の弾圧で改宗を迫られる中、バードは自らの信仰を守り通したといいます。
当局の目を逃れて秘密のミサを行うために作曲された、とも伝えられる、
バードの傑作のひとつ「5声のミサ曲」から「アニュス・デイ」。
このミサ曲の中でも、特に繊細で美しい作品です。
編成はSATTBの5声、ノーマルミクとレンが歌っています。
音律は、ミーントーン。はちゅ~んによる調律です。
その他のルネサンス作品→mylist/15102731
【ミクAppend】 モンテヴェルディ「主に向かいて新しき歌をうたえ」
ルネサンス末期のイタリアに登場した天才作曲家クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643)。
フランドルの伝統的ポリフォニー技法を自在に操りながら、
マントヴァ、ヴェネツィアといった音楽都市の最先端の音楽を吸収し、
その音楽の潮流を、新たな時代「バロック」へと導いた革命者として知られます。
そのモンテヴェルディの祝祭モテット「主に向かいて新しき歌をうたえ」。
喜びを表現する快活なリズムと、荘厳なハーモニーが印象的な作品です。
今回は、AppendのVividを上5声に使用。バスのレンにはいつも以上に頑張ってもらってますw
音律は、ミーントーンです。
その他のルネサンス作品→mylist/15102731
【ミクAppend】 ジェズアルド「おお、道行く人よ」
ルネサンス期「異端」の作曲家、カルロ・ジェズアルド(1566-1613)。
彼は正規の音楽家ではなく、ナポリの名門貴族ジェズアルド家の当主でした。
また、彼が犯した「妻殺し」の凶行は、当時の詩に詠まれるほど有名な事件で、
ジェズアルドは罪の意識に苛まれながら、世を捨て音楽に浸る日々を送ったといいます。
ジェズアルドのレスポンソリウムより「おお、道行く人よ」。
後半「私の苦しみ」という言葉が、妖しい不協和音と共に執拗に繰り返されますが、
今回は「Miku Append」のDarkを用いてそれを表現してみました。
音律は、キルンベルガー第3法を使用しています。
その他のルネサンスもの→mylist/15102731
【ミク&レン】 ジョスカン「アヴェ・マリア」
ルネサンス音楽の傑作中の傑作、ジョスカン・デ・プレ「アヴェ・マリア」。
マリアP様をはじめ、これまで多くの方にカヴァーされた、もはや説明不要の名曲です。
以前からチャレンジしたいと思っていたこの曲、P名をいただいた記念にお送りします。
実は、この曲には多くの版が存在し、未だにオリジナルについての議論がされていますが、
今回は、オリジナルでないとされるものの、一般によく知られている「スマイヤーズ版」を原典とする楽譜を用いています。
現在主流の「ペトルッチ版」や「グラレアヌス版」とは一部歌詞が異なります。
音律はミーントーン。はちゅ~んによる調律です。
ビクトリア「レクイエム」他→mylist/15102731
【ミク&レン】 ジョスカン「ミサ・パンジェ・リングヮより、キリエ」
ルネサンス最大の作曲家「ジョスカン・デ・プレ」(1450頃-1521)の傑作ミサ曲、
「ミサ・パンジェ・リングヮ」(歌え、舌よ)より、キリエ。
グレゴリオ聖歌のイムヌス「歌え、舌よ」を基とした定旋律ミサ曲で、
通模倣技法のお手本ともいうべき見事な作品です。
音律はミーントーンを使用。また、元曲より短3度上げています。
(そこ、某団体のマネって言わないw)
ビクトリア「レクイエム」他→mylist/15102731
追記:なんと!P名タグをつけていただきました!
恐れ多い名前ですが、襲名させていただきます!
ただ、同名P様がいらっしゃいますので、「るねさんすP」を名乗りたいと思います。
【初音ミク】 ビクトリア 「レクイエム(1605)より奉献唱」
ビクトリア(1548-1611)の6声のレクイエムより、奉献唱。
以前にアップした昇階唱(nm8639055)とサンクトゥス(nm8775859)の間の曲となります。
奉献唱は、ミサにおいてパンとぶどう酒を祭壇に奉げるときに歌われるもので、
レクイエムの中でも重要な位置を占めます。
ようやく、オッフェルトリウムの完成です。
曲集の中でも特に劇的で、密度の高い音楽になっています。
さて、このレクイエムも残りは「レクツィオ」と「リベラメ」の2曲。ゴールが見えてきました。
音律はミーントーンを使用。はちゅ~んによる調律です。
これまで投稿したもの→mylist/15102731