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「瞼」feat. 初音ミク【残響レコードボカロ制作部】
去り行き残された現実に
ピリオドを打ち損ね悪夢と化す
次こそは次こそと願いながら
もう何年経っているのだろうか
焦燥が廻りくるものか否か
沈んでく夕陽に背を向け眺めて行く
最後に書いた手紙は捨て去った
まだ炎の色は強く燃えつきず闇に消える
息も絶えない絶望の淵で
雲の隙間に降る雨に打たれ
此処で待つ貴女を見て
幻想に駆られ続けている
待ってて
広がる霧は自分の様で
喧騒に紛れて悲痛を叫ぶ
冷めない温度と深い海の
抜け出せない魔の手が
追ってきたか
光閉ざされて鍵がかかる
この瞬間にも罪を重ね
陰は何処にいても差す
息も絶えない絶望の淵で
雲の隙間に降る雨に打たれ
此処で待つ貴女を見て
幻想に駆られ続けてる
待ってて
希望が見え始めたと思った
先へ向かう代償は
もう戻れないとわかっているに
此処で待つ貴女を見て
想いが溢れていくからさ
待ってて
Produce 残響レコードボカロ制作部
https://twitter.com/zankyovocalo
Direction ピーナツバター校長
https://twitter.com/peanutsbtter
Movie mtno
「海中」feat. vflower【残響レコードボカロ制作部】
ぽっかりと虚ろな記憶の空白。
僕は、いつの間にか〈誰か〉のことを忘れてしまったらしい。
否。忘れたかったからこんな場所にいるのではないだろうか。
どうしても、なんとしても忘れたかった〈何か〉があるから、閉じ込めたい〈何か〉があるから――海の底に沈んだのではなかったか。
ああ、それなのに〈誰か〉の顔が脳裏にこびりついて取れない。
思い出そうとして〈誰か〉のことを考えると、それだけで頭痛がして息すらできなくなってしまう。
苦しい。
こんなに苦しいのだから、きっと思い出さない方がよいものなのだ。
そう決め込んで、身体を丸める。
海の底は、暗く、寒い。
冷たい水がしんと身に染みて、骨のずいまで凍らせる。
何故、僕がこんなところにいるのかは、なんとか思い出せる。〈誰か〉を追いかけてこの海に飛び込んだのだ。
つまり、追いかけているものは〈誰か〉なのだが、同時に〈誰か〉に苦しめられているという二律背反にさいなまれているという体たらくなのだ。
ふわり、と。
羽が宙を舞うように泡沫が踊った。
その中に、〈誰か〉の姿を見た気がした。
――見たくない!
そう思い、目をつぶった。
けれど少しずつ、頭の中を浸食していく。
もしも、君のことを。〈誰か〉である君のことを思い出せたのなら。
この苦しみを溶かすことができるだろうか。
ある日、僕は何か思い出せないだろうかと気分の悪さを噛み殺しながら、波の弾け散る白い水面を見ていた。
真っ白な記憶の中を、探してみる。
やはり何も思い出せない。君という存在は、僕の何だったのだろうか。
暗い海の底は相変わらず寒い。泡の中に浮かぶ君の姿を、その瞳を見ていると、何か思い出せそうな気がする。それなのに、何も思い出せない。
蘇ってくれ、こんなに苦しいのはもう嫌だ。
大きな、音
空に。花火が上がった。きらびやかな、花火。あまりに綺麗すぎて、言葉と思考を奪われた。
その刹那の輝きに、どこかで君を感じた。
ああ、そうだ。
君ともこんな花火を見たっけ。ほんの少しの悪夢。
悪夢だ。これは、悪夢なのだ。
君は、もう。
いないんじゃないか。
酷く悲しかった。思い出したくなかった。
また息が苦しくなる。涙が胸を締め付ける。深海の水よりも冷たい滴が溢れてくる。
思い出しても、思い出さなくてもこんなに苦しいのであれば、思い出さなければよかった。
君はどこにいってしまったんだろう。この、海の中にいるはずだ。
どこに、どこにいるんだ。
「ここだよ」
そっと僕の頬に、あたたかい手が触れた。
後ろから、まるで子供が自分が誰かを当てさせる遊びをするかのように触れられた。
確信した――思い出した、君は。
「やっと会えたね」
にっこり笑った君は、僕とともにいたときと同じ顔をしていた。
健康的だが、白い肌。長くのばされた美しい烏の濡れ羽の髪。淡い色なのに、印象がはっきりとした瞳。
すべてが、君だ。僕の思い出にあるそのままの君が、そこにいた。
「いっしょにいようね、ずっと」
そうだね、と。僕は喜びのあまりに滲んだ視界の中で頷いた。
徐々に、暗いばかりだと思っていた海の中が色付いていく。
明るい、彩色に溢れた海の中は、まるで君と僕の楽園だ。
ここで、君と僕はずっとずっといっしょにいるのだ。
君と僕は、たとえまたこの海の中が暗くなっても、ずっといっしょにいるのだろう。
二人で、思い出を重ね続けていくんだ。
原作 金森璋「海中」
offvocal→https://www.dropbox.com/sh/28s5sal1ddpmidc/AAAdesTIBIqEktnkXdtCFOzra?dl=0
Produce 残響レコードボカロ制作部 https://twitter.com/zankyovocalo
Direction みっどないと https://twitter.com/Midnight_Dir
Lyric 金森璋 https://twitter.com/akillernovels
Illustration 魚住山椒 https://twitter.com/since20191124
Movie Rerere
「六弦」feat. vflower【残響レコードボカロ制作部】
過去も未来も、大嫌いだ。
見捨てたくせにと嘆かれたり、救ってくれと泣きわめいたり。どちらにせよ、僕はそんなものたちに興味は無い。
否――関心くらいは、あった。
かつて僕はミュージシャンになりたい子供であったし、未来には本当にミュージシャンになりたいと思っている。
けれど、過去にも未来にも嫌われているし、嫌っている。
現在を見ろ。現在を見てみろ。こんな、くだらない日常に、毎日に浸って。
朝起きて、学校に行って、帰ってきて、食事と睡眠をとって、の繰り返し。
こんなんじゃ、夢なんて叶いっこない。叶える努力ができていないんだから、当たり前だ。
たったひとつの夢さえも、小さな光さえも、掴めない。
それでも、僕は六弦を抱くことをやめなかった。
六弦だけが、僕を認めてくれるのだ。問いかければ、正しい音で返してくれるのだ。
それに合わせてデタラメに歌ってみると、それだけで心が軽くなるような気がした。
夢を叶えるなんて、後でいい。
今は、独りでこいつと一緒にいられればいい。
今日もまた、起きる。
ほんの少し先で僕を手招いてる未来を睨みつけ、ベッドから起き上がる。
朝の六時だ。僕は枕元のアナログ時計を見てそう思う。
朝食替わりにゼリー飲料を飲みながら、テレビのチャンネルを8に合わせる。
いつもなら朝の挨拶をするはずの番組がやっているはずだったのだが、夕方のニュースを放映していた。
どうやら、僕は昨晩、泥酔して眠ったせいか時計を二回りして20時間以上、昏睡していたらしい。明日が何もない、完全に予定が空白の日でよかった。
擦り減ら去られた過去たちが、僕をあざ笑っているような気がした。少なくとも、僕が眠り潰した過去20時間ほどは、この馬鹿め、と大笑いしているに違いない。
さて、どうしようかと考えた。
僕はマトモな食事を摂ることをなんとなく嫌がった。その代わり、冷蔵庫から出したのはラガーの小瓶だ。緑色をしていて、きんと冷えた中身が透けて見える。
金属製の栓抜きを使い、王冠を外す。こんなものにもコレクターがいるんだな、なんて手で弄びながら、僕はソファーの前のテーブルに置いた。
次に手に取ったのは、もちろんギターだ。しかし、いくら防音設備がそれなりのアパートだと言えども、さすがにこの時間からギターを弾いていては周りに迷惑になる。なので、高校生のときに使っていたおもちゃみたいなポータブルアンプを出してきて、ヘッドホンに繋げた。
懐かしいな、と、素直に思う。
斬、と刻めばどこの弦がどうなっているのか、すぐにわかる。調律をして、ひとつ、ふたつ、刻んで――僕が一番最初に、作った曲を歌ってみる。
荒々しいコード進行。世間にむかっ腹を立てた歌詞。粗暴な旋律。
ああ、若いあのときの心が思い出される。
明日も見えないような深夜に、歌声は部屋に響く。
昔もこうして、部屋で必死に譜面に文字や記号を書き込んでは消し、あの子に笑われたっけ。
過去も未来も嫌いな僕のことを、好きだった彼女。
僕の過去を、未来を、受け入れてひとつになろうと言ってくれた彼女。
懐かしいついでに、彼女と一回だけ交換したアドレスにメールを出してみる。もう取得することのできない、ドメインの化石のようなアドレスだ。
返事なんか返ってこないだろう。そうは思ったが、今の電話番号を併記して、メールを送信した。
今時、プライベートでメールなんて。
そう思いながらラガーを一口あおる。それを飲み込む前に、携帯電話が震えた。
え、と口から零れた。メールではない。まさかの、電話だ。
ラガーのものとは違う泡を喰って電話に出ると、それは例の彼女からのものだった。
変わらない声。変わらない口調。
見捨てたくせにと嘆かれたり、救ってくれと泣きわめいたり。あの日々と同じだ。未来と過去を信じていた、栄光の道を歩んでいた頃。
歌って、と彼女は言った。わかったよ、と僕は言った。
アンプが無いから音は小さいが、スピーカー受話にすれば電話口に届くだろう。
歌い終わった後、彼女はそっと言った。
あなたと会えてよかった。
僕はその意味がよくわからなかった。けれど、僕も同じ感想を持った。
ああ、そうか。
未来も過去も、嫌いでいいんじゃないか。
君という、小さな光があれば。
不甲斐ないこの僕、たった一人だけでは、こんなに小さな光でも見つからなかった。
「ねえ、好きだよ」
僕は言った。
返事は、要らない。
もう――結果は、知っているから。
原作 金森璋「六弦」
https://twitter.com/akillernovels
offvocal→https://www.dropbox.com/sh/28s5sal1dd...
Produce 残響レコードボカロ制作部 https://twitter.com/zankyovocalo
Direction みっどないと https://twitter.com/Midnight_Dir
Lyrics 金森璋 https://twitter.com/akillernovels
Illustration 前バ! https://twitter.com/maeba865
「冬の魔法」feat. 初音ミク【残響レコードボカロ制作部】
にぎやかな店ばかり 誰もが幸せそうだ
樹が光に包まれ 君はどこかな
腕時計を見ながら 待ち合わせた
雪が舞い散る空 心の声を聴いて
街は白く染まる ふたり出逢えた夜に
幸せになれたかい?
見失うことはないよ だってこの手を握ってる
来年も同じ日を 過ごせるのかな
涙に雪が混じる 君と話していたら
辺りは白くなり 僕らが出会えた夜
君はいないはずなのに
なぜ今日は見えたの?
これが奇跡と言うのなら
僕は信じてみたいよ
さよならの時間だね
魔法が解けたのかな
雪が舞い散る空 心の声を聴いて
街は白く染まる ふたり出逢えた夜に
君という存在が かけがえのないもので
私もおなじだよ あなたと出逢えたこと
かけがえのないもの
Produce 残響レコードボカロ制作部
https://twitter.com/zankyovocalo
Direction ピーナツバター校長
https://twitter.com/peanutsbtter
Movie mtno
「ソロシンガー」feat. vflower【残響レコードボカロ制作部】
自分らしくいられないなんて、それは人生じゃない。
アタシはそんなポリシーを持って生きている。
自分が素敵だと思ったものを集めて、宝物をたくさん集めて。
それを歌にして生きている。
「あなたの歌、よくわからないわね」
持ち込みに行った先の事務所でそんなことを言われて突っ返されたこともある。
「あーあ。アタシのことなんも知らないくせに」
そのくせ、動画投稿サイトにおいては「神ってる」「いい」「素敵」なんて、ありきたりな言葉が並んでいて、アタシのことを知ったかぶりする。
「……。アタシのこと、なんも知らないくせに」
こうやって、動画サイトやなんかをブラウジングしていると、過去のことをなんとなく思い出して思い出に浸ることもある。
そんなときは、じっとりとした思い出を振り払うためにシャワーを浴びたりなんかするのだけれど――なんだか、今日は少し疲れた。
「いーやいーや。明日から」
そう、明日から始めればいいのだ。それが許されている。
なぜなら、アタシの人生はアタシのもので、アタシの自由なのだから。
ソファーに身を沈めながら、アタシは自分の曲を歌う。それが子守歌になって、ゆっくりとアタシは眠りに落ちた。
「あの子」「なんかね」「でも」「ひとりってね」「だってさぁ」「ハブる?」「えー」「めんど」
ぼそぼそと教室の端から、声が聞こえてくる。
高校の頃からこんな感じだったなぁ、なんて、どこかアタシは思っていた。
まあ、その原因には髪の色にもあったのかもしれないけれど。
そのときアタシは、白銀に脱色した髪に淡い虹色をまだらに入れるという髪色をしていた。
そんなだから、アタシに寄り付く人ってのはすごく珍しかったし、寄り付いてきたと思ったらただの興味本位だったりした。
これくらいでへこたれるアタシなんかじゃない。こんなことくらいで壊れるくらいなら、壊れたってかまわない。この髪の色だって、これができるからこの学校を選んだくらいなんだから。
弾きものにされたって、見ないフリされたって上等よ。
独りきりでも、独りだけで生きていく。悠々と楽しく、生きていく。それもアタシの信条のひとつだ。
先生たちは心配したりなんかもする。結構、結構。でもアタシのことを考えるくらいなら、そこで仲間外れにされて泣いている子の方を見てあげてよね。
そう思いながら、泣きそうな顔をしている隣の席の生徒のことをちらっと見る。アタシに睨まれたと感じたのか、そそくさと顔を本に埋めてしまった。
「ふん」
アタシはすぐに五線譜に顔を戻して、このあとどんなコード進行にしようか、ここにどんな音を当てはめようかと考え出した。
ここにひとつ、音符を置くべきか否か。音楽は大得意なんだけれども国語やリズム体操なんかは苦手の部類に入る。
あー、どうやって言い換えたものかしら。アタシは銀色の髪をシャーペンのおしりでがしがしと掻きながら考える。
悩んでいるアタシの視界に、一枚のメモ用紙が滑り込んだ。
『アタシがいなきゃ始まんない』
そう書いてあった。
アタシはメモ用紙が滑り込んできた方向を見る。しかし、そこには難しそうな本に顔を埋めるいじめられっ子しかなかった。
「アンタ、この歌詞のことわかってくれるの?」
唐突に出てしまった問いかけに、いじめっ子はこくりと、本越しにうなずいた。
どうやって目を覚ましたかは覚えていない。
でも、たくさん、いろんな夢を見た気がする。
夢で見た明日とか、
聞いたことある音や、
アタシの歌声とか。
アタシはあの子のことを思い出して、にっこりと笑った。
まだ午前6時か。
なら、お昼ごろになったらスパゲッティでもすすりつつあの子にメッセージを送ろう。
あの日の夢を見て、たまには独りが寂しくなったよ、なんてね。
原作 金森璋「ソロシンガー」
Produce 残響レコードボカロ制作部 https://twitter.com/zankyovocalo
Direction みっどないと https://twitter.com/Midnight_Dir
Lyric 金森璋 https://twitter.com/akillernovels
Illustration & Movie 粉蜜めま https://twitter.com/in_dreams127
【ちっく。】Line of sight 【歌ってみた】
「しらスタレッスン ボカコレ出張版」で課題曲として使われていた残響レコードさんの『Line of sight』に挑戦してみました。温かい目で見てもらえるとうれしいです。
▼offvocal
https://www.dropbox.com/sh/irm41ohve4n6jmk/AADDA2VsnYSHOwZvROnI0NGVa?dl=0
Produce 残響レコードボカロ制作部
https://twitter.com/zankyovocalo
Line of sight 歌ってみた/坂崎ルネ【ボカコレ2021春】
原曲キー(出せる声でorz)
・しらスタ出張版? 見てましたよ?(涙 ←お察しください
・動画・オケは本家様より:so38587821
次>テレキャスタービーボーイ(long ver.) sm38624942
【15】Line of sight / 残響レコード -Covered by Null
〜さよならに少しも愛なんて無くていいの〜
素敵な原曲様→:https://www.nicovideo.jp/watch/so38587821
Mix→のいざん:https://twitter.com/Noisern_dayo?s=20
Enc→雪平梨斗:https://twitter.com/rito_yukihira?s=20
Vocal→Null
Null(ぬる)です。15曲目の投稿になります。
今回は「残響レコード」さんのLine of sight を歌いました。
初めて聞いた時から、歌おう!って思ってた歌なので歌えてうれしいです。
かっこいい歌なので皆に刺さればいいなって思ってます。
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YouTube→https://youtu.be/8xxY06BtGCQ
Twitter→Null:https://twitter.com/Null_z0
【弾いてみた】 cinema staff - 僕たち【ギター】
僕たちの飯田さんパートのギターをコピーしました。三島さんのインスタの動画とライブ映像を参考にしたのですが、サビやCメロのコードは間違っているかもしれません。チューニングはレギュラーチューニングからさらに3,4弦のみを1音上げです。
【弾いてみた】 cinema staff - 小説家【ギター】
左にギター、右に原曲を振ってあります。バッキングとリード両方弾いてる箇所があります。