【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その64 「帝国・同盟会戦13-ヴァンフリート星域会戦2」

【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その64 「帝国・同盟会戦13-ヴァンフリート星域会戦2」

宇宙暦794年/帝国暦485年3月21日よりヴァンフリート星域会戦が開始される。それに先立つ帝国軍の作戦会議において、グリンメルスハウゼン艦隊は、後方の予備兵力となるはずだった。宇宙艦隊司令長官ミュッケンベルガー元帥は、グリンメルスハウゼン艦隊を戦力とみなさず、放置する予定であった。それもそのはずで、グリンメルスハウゼン提督こと、リヒャルト・フォン・グリンメルスハウゼンは、子爵家の当主でありながら、老境にいたりやっと中将と、帝国にあっては異例の出世の遅さであった。それはグリンメルスハウゼン提督は軍務においては、全くと言っていいほど実績が無かったからである。また逆に、現在の皇帝フリードリヒ4世とは、青年時代から親交があり、現在でも雑談相手で参内するほどである。そう言う事もあり、下手に戦死でもされたら、ミュッケンベルガー元帥の立場に傷がつくかも知れず、員数外としたのである。グリンメルスハウゼンはミュッケンベルガーの処置に異議を唱え、「戦線参加出来ないならこの場で果てる所存」と言って、自らの頭にブラスターを突きつけ、ミュッケンベルガーに再考を迫った。苦り切ったミュッケンベルガーは、グリンメルスハウゼン艦隊を帝国軍左翼とする事にした。どうも、ミュッケンベルガーは「やっかい」な艦隊を左翼に配置する「癖」があったようである。そのグリンメルスハウゼン艦隊の分艦隊としてラインハルトの小艦隊があった。第01話 sm33175734 第65話 sm33708386 第63話 sm33671998 マイリスト mylist/12818453 コミュニティ co3805222

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