海ノ民話 第74話~第75話 寒川神社と獅子頭/龍神と黄金の太刀

海ノ民話 第74話~第75話 寒川神社と獅子頭/龍神と黄金の太刀

千葉県にある寒川神社は、寒川比古命(さむかわひこのみこと)、寒川比売命(さむかわひめのみこと)、相殿として天照大御神(あまてらすおおみかみ)の三神を祀り、古来から海上交通の霊験あらたかな神社です。昔むかしのある年、一年に一度起こるか起こらないかという嵐がやって来ました。数日が経ち嵐は去り平穏な日常が戻ったかに見えましたが、その後魚がパタッといなくなりました。その代わりに漁師が投げ込んだ網に不思議な獅子頭がかかりました。その珍しさから人々は獅子頭を神明社に祀りましたが、それと時同じくして再び海が荒れ始め……/今を遡ること700年もの昔、鎌倉討伐軍の武将・新田義貞は上州、今の群馬県から時の幕府の地、鎌倉へと軍を進めておりました。しかし、三方を山に囲まれた鎌倉の地形と、幕府軍の迎撃に新田軍は苦戦を強いられました。義貞は中央の指揮を弟の脇屋義助に任せ、極楽寺坂方面に向かい、稲村ヶ崎の海岸を渡って鎌倉まで一気に攻め入ろうとしましたが、波打ち際は切り立った崖となっており、潮が満ちている間は渡れません。そこで、義貞は持っていた黄金の太刀を掲げ、海の龍神に潮を引かせるように祈り、太刀を崖から海へと投げ入れると……出演:立川志の太郎、山本真由美、四宮豪、冨田泰代監督:沼田心之介©日本財団 ©一般社団法人日本昔ばなし協会 so44912722 ←前話|次話→ so44912724  第一話→ so42139184

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