マイリスト スキマな動画たち
kryžovnik さんの公開マイリスト じゅよう?なにそれおいしいの? …今までに投稿した動画です。100人の大衆よりも、たった1人のあなたの欲求に応えたい。創業以来、そんなスキマでニッチな動画作りを心がけております。実はただの過疎動画集です。 …(そして現在投稿は休業中なのだわ)
https://www.nicovideo.jp/user/1168769/mylist/2329218
ストリチナヤTV広告
アメリカ合衆国で放映されたロシヤ産ヴォトカСтоличнаяの宣伝。とても…アヴァンギャルドです。(動画はつべからの転載)個人的にヴォトカは、氷点下に置いてとろみがついたやつが好きです。
試験投稿。2007年にアメリカ合衆国で放映されたロシア産ヴォトカ「Столичная」の宣伝。この迸るソ連臭が素晴らしすぎます。Да здравствует Советский Союз!ちなみに動画はようつべより転載。スキマリスト→mylist/2329218
1:05|2007年12月17日 20:37:11 投稿
クヴァス「ニコラ」TV広告
ロシアで放映されたクヴァスの宣伝。ライ麦って素晴らしい。クヴァスのあの垢抜けない独特な風味が大好きです。日本でも普通に手に入ればよいのに。(動画はwww.sostav.ruからの転載)
今年も冬だクヴァスが美味い!ロシアで放映されたクヴァス(黒パンから作る微アルコール飲料)「Никола」の宣伝。工場生産のクヴァスの中では、甘みが薄い部類に入ります。大量生産品で個人的に好きなのはМосквасとЦарский квасだったり。どうでも良かったですね。ちなみにロシアではサンタクロース(Дед Мороз)はСнегурочкаというおにゃのこ同伴でやって来ます。けしからん。スキマ動画→mylist/2329218
0:11|2007年12月19日 05:54:35 投稿
スラヴ銀行TV広告ブローク篇
ロシアで放映されたスラヴ銀行の宣伝…の筈が、肝心の銀行の事には一切触れないという、ある意味清々しい広告。ロシア文学やロシア史に明るくないと何がなんだかさっぱり分からない突き放し感がステキです。(動画はロシアの商用サイトwww.sostav.ruからの転載)
ロシアのスラヴ銀行Славянский БанкのTV広告。監督は「ナイトウォッチНочной дозор」で有名なティムール・Н・ベクマムベートフТимур Н. Бекмамбетовです。作中で朗読されている詩はアレクサンドル・А・ブロークАлександр А. Блок(1880~1921)が1903年に書いた、「少女が教会の聖歌隊で歌っていた…(Девушка пела в церковном хоре...)」で始まる詩で、Разные стихотворенияという詩集に収録されています。海の彼方に旅立っていった人々を案じた物悲しげな詩の内容を反映してか、映像の方も哀愁に満ちた構成になっています。(ブロークはロシア詩の「銀の時代」を代表する詩人で、しばしばプーシュキンに喩えられる詩人です。興味のある方は是非御一読あれ。)
1:16|2008年01月14日 04:47:53 投稿
スラヴ銀行TV広告マンデリシュターム篇
ロシアで放映されたスラヴ銀行の宣伝。映像は綺麗ですが、相変わらず単独ではなんの広告だかよく分かりません。(動画はロシアの商用サイトwww.sostav.ruからの転載)
ロシアのスラヴ銀行Славянский БанкのTV広告。監督はカザフスタンのベクマムベートフТ. Н. Бекмамбетовです。作中で朗読されている詩はオシプ・Э・マンデリシュタームОсип Э. Мандельштам(1891~1938)の、「森の中で金糸で飾った聖誕祭の樅が光っている…(Cуcaльным золотом горят В лесах рождественские елки;)(1908年)」で始まる詩で、「石(Камень)」という詩集に収録されています。マンデリシュタームは1933年にスターリンを批判する詩を朗読した事でソ連政府から警戒され、1938年には反革命罪でシベリアに流刑、その年の内に労働収容所で病死しました。ちなみにマンデリシュタームはロシア・アクメイズムの中心人物で、多くの作品を遺しています。興味のある方は読んでみて下さい。
0:59|2008年01月26日 12:55:23 投稿
スコットランド賛歌「Caledonia(カレドニア)」
スコットランドのうた。スコットランドの愛国歌の中では、個人的にこれが一番好きです。愛国歌というよりは寧ろ歌謡曲ですけど。
Caledoniaは数あるスコットランドの愛国歌の1つで、度々スコットランド国歌の候補にも上がっています。曲と詞はスコットランドのDougie MacLeanによって1970年代に書かれたもので、故郷であるカレドニア(スコットランドのラテン語名)に対する率直な慕情を歌い上げています。スキマ動画→mylist/2329218
5:01|2008年05月06日 19:26:58 投稿
ルサティア賛歌「麗しきルサティア」
ルサティア(上ソルブ語:ウジツァ・下ソルブ語:ウジィツァ・ポーランド語:ルジィツェ・チェコ語:ルジツェ・ドイツ語:ラウジッツ)のうた。ルサティアというのは今のドイツ東部の、ポーランドに向かってボコッと飛び出したあたりで、スラヴ人の故地とも言える土地です。若干画質が残念な事になってます(特に上ソルブ語の歌詞が見辛くなっちょりますorz)。
ルサティア(Łužica・Łužyca)は現在のドイツ連邦共和国東部からポーランド共和国南西部、チェコ共和国北部にかけての地域で、主に西スラヴ民族のソルブ人が居住しています。現在ルサティアの大半はドイツ領ですが、ドイツ政府によるソルブ人の少数民族としての権利保障は十分とは程遠いのが現状で、彼らの言語であるソルブ語も消滅の危機にあるとされています。「麗しきルサティア」は、Handrij Zeilerの詩にKorla Awgust Kocorが曲をつけたもので、1845年に初めて歌われました。短い曲ですが、ソルブ人の故郷に対する誇りと愛情を力強く歌っています。本動画で使用している音声は上ソルブ語による合唱で、字幕は上段が上ソルブ語、下段が下ソルブ語の歌詞になっています。スキマ動画→mylist/2329218
1:10|2008年05月06日 19:46:57 投稿
マン島賛歌「Ellan Vannin(マン島)」
エラン・ヴァンニンのうた。なんとロビン・ギブが歌ってますよ。
マン島のかわいらしい旗が気に入ったあなたには、シチリア王国の国旗なんかもお薦めですの。
マン島(Ellan Vannin・Isle of Man)の愛国歌「Ellan Vannin」です。マン島の正式な国歌はArrane Ashoonagh dy Vanninですが、Ellan Vannin(マン語で「マン島」の意)もしばしば準国歌的な扱いを受けています。詞は1854年にEliza Craven Greenによって書かれたものですが、作曲を行ったのが誰であるかは諸説ありはっきりしません。尚、本動画で使用している音源はビージーズThe Bee Geesのロビン・ギブRobin Gibbによる歌唱で、歌詞の細部が原詞と若干異なっています。スキマ動画→mylist/2329218
4:06|2008年05月07日 01:49:50 投稿
スコットランド賛歌「Both Sides the Tweed(ツイード川の両岸)」
あまりそれっぽくないですが、一応愛国歌的な扱いを受けている歌。哀愁に満ちています。スコットランドの愛国歌には大きくイングランド?ボッコボコにしてやんよ系の歌と、単純にスコットランドいいですね系の歌がありますが、これはどちらにも属さない独特な雰囲気の曲ですね。…説明部分の所に書き込みすぎたので、このリストへのリンクは張ってません。
スコットランドのBoth Sides the Tweedという歌です。愛国歌の1つで、国歌の候補に挙がることもある曲です。ツイード川Tweedとはスコットランドとイングランドの国境を流れる川で、ツイード川の両岸とはスコットランドとイングランドを指しています。元々1707年に詩人のJames Hoggが書いた詩に、Dick Gaughanが1979年に曲を付けたもので、連合法成立の際の不正を糾弾する歌詞になっています。また1979年はスコットランド議会の設立が頓挫した年でもあり、Gaughanが録音を行ったのも、スコットランドの自治を認めないロンドン政府への抗議の為という側面がありました。その一方で、ツイード川両岸の国民の友好を謳った物静かな歌詞は他のスコットランドの愛国歌と対照的です。ちなみに本動画で使用しているのはMary Blackによる録音。
4:43|2008年05月07日 02:46:35 投稿
コーンウォール賛歌「Bro Goth Agan Tasow」
ケルノウのうた。コーンウォール語の雄雄しい語感がステキです。ちなみにア・カペラです。
親切な方が日本語訳を付けてくださいました。Meur ras!
コーンウォール(Kernow・Cornwall)に複数ある賛歌の1つ。コーンウォールの文化団体であるGorseth Kernowの公式歌でもあります。題名のBro Goth Agan Tasowとは、コーンウォール語で「親愛なる父祖の土地」といった意味。本当は3番までありますが、この動画で歌っているのは2番までです。ちなみに旋律は、ウェールズやブルターニュ(ブレイス)の国歌と同じ。スキマ動画→mylist/2329218 親切な方が日本語訳を付けて下さいました!Meur ras!
2:21|2008年05月07日 03:49:50 投稿
ウルグアイ東方共和国国歌「Himno Nacional(国歌)」
ウルグアイ東方共和国の国歌。なんで突然ウルグアイかというと、個人的にとても印象深い歌だから。だってこんな簡潔な題なのに前奏だけで1分近くあるんだぜ?途中で唐突に違う曲が始まるなど、行き当たりばったりなカオス感が香ばしい一品です。ちなみにウルグアイは地政学上重要な位置にあり、また歴史的にも文化的にも独特で興味深い国です。…後で気が付いたんですが、激しく既出でしたねorz…親切な方が日本語訳を付けてくださいました。¡Muchícimas grácias!
ウルグアイ東方共和国(República Oriental de Uruguay)の国歌。題名も簡潔に「国歌(Himno nacional)」です。明るい曲調ですが、出だしからいきなり「東方人よ、祖国か死か!」と、結構物騒だったりします。前奏が1分近くあったり、途中から違う曲が始まったり、基本的におんなじ事を何度も言ってるだけなのは仕様です。1番しかないのに4分間あるとか素敵ですね、うふふ。ちなみに曲中でいう東方人(oriental)というのはウルグアイ人のこと。昔ラ・プラタ川副王国領内でラ・プラタ川東岸(今のウルグアイ)のことを、単に東方(Banda oriental)と呼んでいたことに由来します。スキマ動画→mylist/2329218/ 親切な方が日本語訳を付けてくださいました!¡Muchícimas grácias!
4:48|2008年05月09日 22:47:27 投稿
スコットランド賛歌「Scots Wha Hae」
スコットランドシリーズ第3弾。前の2曲とは違い、静かな闘志に溢れています。歌と下に表示される歌詞(ロバート・バーンズの原詩)が若干異なる箇所がありますが、意味は変わらないので原詩の方を尊重しました。…親切な方が現代イングランド語訳・日本語訳を付けてくださいました。Thenk ye!
スコットランドではScotland the BraveやFlower of Scotlandと並んで国歌的な扱いを受けてる歌。また、スコットランド国民党(Scottish National Party)の党歌でもあります。原詩はロバート・バーンズによるもので、バンノックバーンの戦い(1314年)を題材にしている事もあって節々から血の香りが漂っています。題名のScots Wha Haeは歌詞の冒頭のScots, wha hae wi' Wallace bledの頭で、スコットランド語(Scots)で「ウィリアム・ウォレスと共に血を流したスコットランド人よ」という意味になります。ちなみにバーンズの原詩を尊重して字幕を作製したので、歌唱と字幕が若干異なっている箇所が幾つかありますが、内容は大して変わりません。スキマ動画→mylist/2329218/ …親切な方がイングランド語訳・日本語訳を付けてくださいました!Thenk ye!
4:06|2008年05月10日 00:29:55 投稿
スロヴェニア共和国国歌「Zdravljica(祝杯)」
スロヴェニアの国歌。人類の共栄を謳った歌詞は、国歌のものとしては珍しい気がします。プレシェレンの原詩は視覚的にも面白い構成になっているので、興味がある方には是非見て頂きたいです。それにしても上下ソルブ語とスロヴェニア語の双数という奴は、思わず格変化表を真っ二つにしたくなるくらい可愛らしいですね うふふ
1989年にスロヴェニア共和国の国歌に採用された「Zdravljica(祝杯)」です。詩はフランツェ・プレシェレンFrance Prešerenが1844年に書いたもので、曲はスタンコ・プレムルルStanko Premrlによるものです。プレシェレンの原詩は全9詩節から成っていますが、国歌に採用されているのは世界平和を謳った第7節(Živé naj vsi naródi~)のみです。ちなみに動画では第1節と第7節が歌われています。尚プレシェレンの「祝杯」はその題名通り、各詩節が杯の形をしており、しばしばカルメン・フィグラトゥムの例として引き合いに出されます。スキマ動画→mylist/2329218
1:56|2008年05月10日 05:08:28 投稿
カシュービア賛歌「Zemia rodnô」
カシュービアの賛歌。大体今のポーランドのバルト海沿岸辺りの地域で、ポメラニアともいいます。牧歌的な感じが可愛い一曲。ちなみにKaszëbのëはアとウの間みたいな音です。音声学的には中段中舌母音といいます。どうでも良かったですね。途中歌詞が若干ずれてる箇所がありますorzあと全体的に字幕が潰れ気味という…その内改良版をうpするかもしれませぬ。
カシュービア(Kaszëbia)の賛歌「Zemia rodnô(故郷の地)」です。カシュービアとは西スラヴ系のカシューブ人(Kaszëbi)の居住している土地の事で、現在はその大部分がポーランド共和国のポモージェ県(województwo pomorskie)に位置しています。カシューブ人はポーランド人とは異なった言語・文化を持っており、非常に興味深いです。改めて見ると、字幕が汚い汚い。時間があったら修正するかもです。スキマ動画→mylist/2329218
3:06|2008年05月11日 01:42:49 投稿
マケドニア共和国国歌「Денес над Македонија」
国連ではギリシャに遠慮してFYROMなんて名乗らされてるマケドニアの国歌。後置定冠詞とか萌えますね。別に萌えませんか?そうですか。…タグにアレクサンドロス大王を加えて下さった方がいらっしゃいますが、こっちのマケドニアとは余りというか殆ど関係ないんですよね…。
マケドニア共和国(ギリシャじゃない方)の国歌「Денес над Македонија(今日マケドニアの上に)」です。マケドニア社会主義共和国時代からマケドニアの国歌として歌われてきました。マケドニア語はスラヴ語としては珍しく定冠詞(名詞、または形容詞の語尾に付ける)を持っており、独特な語感になっています。国歌の中でも度々使用されているので、観察してみてください。また、名詞・形容詞の格変化が殆ど消滅しているので、他のスラヴ語とは一味違った印象を受けます。尚マケドニア語と近縁のブルガリア語でも、同じく後置定冠詞を使用します。スキマ動画→mylist/2329218
2:37|2008年05月11日 02:08:28 投稿
モンテネグロ国歌「Ој, свијетла мајска зоро」
つるな・ごーらのうた。東西の交流点だけあって、欧州にあるまじき激しい東方臭がステキな一曲。なんだかゴジラか何かが上陸してきそうな曲ですね。注意:結構音がでかいです。…なんかスキマシリーズの中ではやたら再生数が多いですね。
モンテネグロ共和国(Црна Гора・Crna Gora・ツルナ・ゴラ)の国歌「Ој, свијетла мајска зоро(おお、明るき五月の夜明けよ)」です。元々モンテネグロの民謡だっただけあり、何ともおどろおどろしい東方の香りに満ちています。手違いで音量が大きくなってしまったので、視聴の際にはお気をつけくださいね。尚、作詞者のセクラ・ドルリェドヴィチはモンテネグロ独立国(イタリアの傀儡国家)の中心人物で、ユーゴスラヴィア解放後に戦犯として処刑されており、彼の書いた詩を採用するに当たっては批判も多々ありました。本当は2番までありますが、動画で歌われるのは1番だけです。ちなみに歌詞字幕はキリル文字表記のみです。すみません。スキマ動画→mylist/2329218
3:12|2008年05月11日 02:27:54 投稿
カタルーニャ自治州州歌「Els Segadors」
カタルーニャの賛歌。カタロニア賛歌っていうと、なんだかジョージ・オーウェルみたいですね。どうでもいいか。一応カスティーリャ語とオック語も自治州の公用語の筈ですが、公式の歌詞はカタルーニャ語だけみたいです。
スペインのカタルーニャ自治州(Catalunya・Cataluña・Catalonha)州歌「Els Segadors」です。表題の「segador」というのは「刈る人」という意味で、1640年から1659年にかけてカタルーニャで起こった収穫者戦争(La Guerra dels Segadors)に由来しています。19世紀に作詞・作曲されたEls Segadorsは長い間非公式の国歌としてカタルーニャで歌われてきましたが、1993年に正式なカタルーニャ自治州の州歌に制定されました。スキマ動画→mylist/2329218
2:01|2008年05月15日 03:08:57 投稿
グルジア国歌「თავისუფლება(自由)」
サカルトヴェロの国歌。グルジア語に関しては、辛うじて文字の読み書きが出来る程度の能力なので、余り細かく訊かないでください。正直アロンソンの教科書だけで精一杯です。てか、能格ってなんなんだよ…。
グルジア(საქართველო)の国歌「თავისუფლება(自由)」です。グルジアではソ連邦からの独立以降、グルジア民主共和国時代の国歌が使用されていましたが、薔薇革命後の2004年に国旗・国章と共に現在のものに改められました。スキマ動画→mylist/2329218
1:32|2008年05月15日 03:17:35 投稿
モルドヴァ共和国国歌「Limba noastră(我らの言語)」
モルドヴァの言語といえば、O-ZONEのNu Ma Las De Limba Noastră(ぼくらの言語は渡さない)という名曲がありますね。モルドヴァ人の言語に対する愛着は強いみたいです。まあ、どの民族でもそれは変わらないのだけれど。
モルドヴァ共和国(Republica Moldova)の国歌「Limba noastră(我らの言語)」です。ソ連邦から独立してから暫くの間はルーマニアと同じ「Deşteaptă-te, române!(目覚めよ、ルーマニア人よ!)がモルドヴァの国歌でしたが、1994年に現在のものに改められました。歌詞は詩人アレクセイ・マテエヴィチ(Alexei Mateevici)の詩からの抜粋で、明言はしていないものの明らかにモルドヴァ(ルーマニア)語の事を歌っており、モルドヴァ人やルーマニア人の母語に対する強い愛着を物語っています。うp物→mylist/2329218
2:02|2008年05月16日 04:03:19 投稿
ラトヴィア共和国国歌「Dievs, svētī Latviju!」
ラトヴィヤのうた。バルト諸語は個人的に結構お気に入りの言語です。格変化やアクセント移動が鬼畜だけど。 …親切な方が日本語訳を付けて下さいました!Liels paldies!(うpしたきり放置ですみませんでしたorz)
ラトヴィア共和国(Latvijas Republika)の国歌「Dievs, svētī Latviju!(神よ、ラトヴィア人を祝福し給え)」です。作詞・作曲は共に若いラトヴィア人(jaunlatvieši:ラトヴィア民族運動の中心となった知識人)の1人カールリス・バウマニス(Kārlis Baumanis・Baumaņu Kārlis)によるもので、短いながらも祖国に対する率直な愛情を歌い上げています。mylist/2329218:…親切な方が日本語訳を付けて下さいました。Liels paldies!
2:19|2008年05月16日 04:15:22 投稿
グアテマラ共和国国歌「Himno Nacional(国歌)」
グアテマラのうた。爽やかな色合いの国旗の割には、結構歴史は血腥かったりします。あどけない子供達による歌唱ですが、歌詞は結構どぎついところが中南米クオリティ。
グアテマラ共和国(República de Guatemala)の国歌です。Guatemala Feliz(幸福なグアテマラ)の愛称でも知られるこの歌は、1896年にグアテマラの国歌として制定されました。尚、国旗に描かれ、歌詞中でも歌われるケツァルはグアテマラの国鳥で、自由の象徴とされています。mylist/2329218
5:34|2008年05月16日 04:18:25 投稿
エストニア共和国国歌「Mu isamaa, mu õnn ja rõõm」
ええすてぃ国歌。スオミのそれと旋律が一緒です。こういう賛美歌調の歌は結構好きだったりします。ところでフィン系の言語は格がカオスですね。特に分格という奴が憎らしい。
エストニア共和国(Eesti Vabariik)の国歌「Mu isamaa, mu õnn ja rõõm(我が祖国、我が幸福と喜び)」です。1920年に成立した最初のエストニア共和国の国歌でもありました。Frederik Paciusによる旋律は、エストニアと文化的に近い関係にあるフィンランドの国歌「Maamme(Vårt Land)」と同一のものです。1942年のソ連邦によるエストニア併合から1991年のエストニア独立までの長い間、この歌を歌う事は法律で禁じられていました。そんな中エストニアの多くの人々は、フィンランドからテレビやラジオの番組を受信し、そこで流れるエストニア国歌と同じ旋律のフィンランド国歌を聴いて励まされていたといわれています。mylist/2329218
2:03|2008年05月16日 04:21:59 投稿
アルメニア共和国国歌「Մեր Հայրենիք(我らが祖国)」
ハイアスタンのうた。ソヴィエト共和国時代の国歌も良いですが、こちらもアルメニアぽくってステキですね。よく分からないけど。ちなみに手許にある唯一のアルメニア語辞書は何故か出版社がニューデリーにあり、印刷が汚くて何が書いてあるんだかさっぱり分からない優れものです。古本で$20もしたんですけどね^^;
アルメニア共和国(Հայաստանի Հանրապետություն)の国歌「Մեր Հայրենիք(我らが祖国)」です。「我らが祖国」は元々ロシア内戦時に存在したアルメニア民主共和国の国歌でもあり、1991年に歌詞を変更した上でアルメニア共和国の国歌に採用されました。5番までありますが、動画では1番と4番のみが歌われています。他のスキマ動画→mylist/2329218
1:15|2008年05月17日 00:34:11 投稿
ポルトガル共和国国歌「A Portuguesa(ポルトガルの歌)」
歌詞がどことなく義勇軍進行曲のそれを髣髴とさせる気がするのは小生だけでせうか。ちなみに首都のリジュボア(リスボン)は昼時になるとそこら中から鰯の焼ける匂いが漂ってくるので、空腹時に徘徊するにはかなり辛い街です。拙訳を張っておいたので、参考までに。
ポルトガル共和国(República Portuguesa)の国歌「A Portuguesa」です。A Portuguesaだけだとなんの事だかよく分かりませんが、A canção portuguesa(ポルトガルの歌)の事です(cançãoは女性名詞)。元々は英国の圧力によって「薔薇色の地図(Mapa cor-de-rosa:現在のアンゴラからモザンビークにかけての地域)」上にあった今日のマラウイ・ザンビア・ジンバブウェを失った事への怒りから生まれた歌で、原詩では「大砲に向かって前進、前進」の部分が「ブルトン人に向かって前進、前進」となっているなど、反英的な色合いの濃い内容でした。ちなみに国歌としての採用はポルトガル共和国が成立した1910年です。mylist/2329218
1:22|2008年05月17日 01:53:18 投稿
オーストリア帝国国歌「Gott erhalte Franz den Kaiser」
えーすたらいひ/あうすとりあのうた。というか殆どフランツ陛下の歌ですね。一部では民族の牢獄などと言われて評判の芳しくないハプスブルク帝国ですが、小生としてはゲルマン人もスラヴ人もマジャル人もユダヤ人もロマもその他諸々も包容し、共存の道を模索し続けた多民族国家としての多様な側面がとても魅力的に映ります。親切な方が日本語訳詞と解説を書き込んで下さいましたの。Vielen Dank!・Köszönöm szépen!・Děkuju pěkně!・Hvala puno!・Щиро дякую Вам!
オーストリア帝国の国歌(というか皇帝賛歌)「Gott erhalte Franz den Kaiser(神よフランツ皇帝を護り給え)」の1826年~1835年版です。元々はフランツ・ヨーゼフ・ハイドンが、神聖ローマ帝国皇帝フランツ2世(後のオーストリア帝国皇帝フランツ1世)の賛歌として書いた曲です。フランツ1世の治世後も歌詞を度々変更しながら墺帝国の国歌として歌われ続けましたが、1918年の墺・洪帝国解体に伴い墺国歌としての地位を失いました。しかしその旋律はヴァイマール憲法下のドイツ国の国歌に採用され、現在でもドイツ連邦共和国の国歌として歌われています。投稿物→mylist/2329218 親切な方が日本語訳詞と解説を書いて下さいました。Vielen Dank!・Köszönöm szépen!・Děkuju pěkně!・Hvala puno!・Щиро дякую Вам!・Ďakujem pekne!・Dziękuję bardzo!
3:52|2008年05月31日 22:41:57 投稿
古代教会スラヴ語聖歌
IEだとヤチがどうしても文字化けするんですがどうでしょう?
おまいらグレゴリオ聖歌ばっかりじゃなくてたまには東方の聖歌も聴け!ということで手始めにi-podの正教会プレイリストから適当に選曲。みんな大好き古代教会スラヴ語ですよ☆収録曲1.天使は叫べり・Angelъ vopijaše2.静かな光・Světъ tixii見ると孤独になるうpリスト→mylist/2329218…誰ですか「古代教会スラヴ語入門」買ったのはww
7:03|2008年06月03日 00:45:34 投稿