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ホモと学ぶ近代社会学の父 マックス・ウェーバー
参考文献
牧野雅彦『マックス・ウェーバー入門』
平凡社 2006/2/12
野口雅弘『マックス・ウェーバー 近代と格闘した思想家』
中央公論新社 2020/5/25
素材サイト
ウィキメディア・コモンズ
いらすとや
<ニュース・コメンタリー>裏金もさることながら表金こそが問題だ パーティ裏金疑惑で抜け落ちている重要な視点
現職議員に対する強制捜査にまで発展している自民党派閥のパーティ券裏金問題。政治資金規正法に違反して支出や収入を収支報告書に記載しないことで資金を裏金化することはもちろん大きな問題だが、世の中の目が検察の捜査に注がれる中、いくつか重要な論点が抜け落ちているのが気になる。
それは、現行の政治資金規正法では裏金もさることながら「表金」にも重大な問題があるということだ。
忘れてはならないことは、今回は政治資金収支報告書の不記載や虚偽記載が問題になっているが、そもそもパーティ券の販売でどれだけの寄付を集めようが、またその一部を政治家に還流させる、いわゆるキックバックを行おうが、その金額を収支報告書に記載さえすれば、現行法の下では何の問題もなかったということだ。
パーティ券収入というのは、早い話が企業・団体献金の抜け穴だ。20万円以上の寄付者については収支報告書への記載義務があり、1つの団体から1回のパーティあたり150万円までしか集められないという上限はあるが、これは早い話が1つ1つのコップには150万円という制限があるが、コップはいくつあっても構わないという制度なのだ。100社から150万円ずつ集めれば1億5,000万円の寄付を合法的に集められることになる。
そもそも現行の政治資金規正法が改正された時、政治家個人への企業・団体献金は禁止することが決まっていた。これはロッキード、リクルート、佐川急便、日歯連事件等々、過去の贈収賄事件がいずれも企業が有力政治家に資金を提供し、その影響力によって利益を得ようとしたものだったことへの反省の上に立っている。そして、企業・団体献金と引き換えに国民1人あたり250円、総額で300億円あまりの政党交付金が議席数に応じて毎年、各政党に支出されている。そもそも企業・団体献金はなくなっていたはずなのだ。
しかし、政治家個人への企業・団体献金は禁止されたものの、5年という待機期間が設けられたことで政治改革熱のほとぼりが冷め、政党と政党の資金団体に対する企業・団体献金は禁止されなかった。そして、パーティ券の販売という企業・団体献金の抜け穴まで作られた結果、企業・団体から政党や派閥に寄せられた寄付が合法的に政治家個人に還流されることが可能となってしまった。政党や派閥から政治家個人への寄付には事実上何の制限もないからだ。
企業・団体献金が罪深いのは、企業・団体は何のメリットもないのに政治に多額の寄付を行うわけがないため、そこには何らかの便宜供与というリターンが伴うことが前提にあるということだ。そして、その便宜供与のために日本の経済政策や産業政策が歪められることで、単に市場での競争が阻害されるだけでなく、日本の産業構造の改革が難しくなってしまう。実際に、競争力を失い市場で競争できなくなった企業や、本来は正当化できない利権を握っている団体ほど、政治の庇護を必要とすることは想像に難くないだろう。
1990年代の中庸まで日本は、国民1人あたりのGDPで世界でトップの座に君臨するなど、文字通り経済大国だった。しかし、その後、人口ボーナスの解消と呼応するかのように日本は経済力を失い、今や1人あたりGDPを始めとするあらゆる経済指標で先進国の最下位グループに沈んでいる。それもそのはずで日本は産業構造改革に根本的に失敗しているからだ。現在の日本の時価総額トップ10企業はいずれも高度成長期以前に創業された企業ばかりで、トップにGAFAMやテスラなどの新興企業がひしめき合うアメリカとは明らかな対照を成している。
検察にはぜひ裏金をしっかりと取り締まるようお願いしたいが、市民は特捜の捜査の推移を見守りつつも、この際、表金問題をきちんと制御するよう政治資金規正法やその他の法律や制度を整備するよう、政府をしっかりと監視する必要があるだろう。
また、もう1つ、現在の事件報道から抜け落ちている重要な視点が、われわれは検察のリークをあまりにも鵜呑みにしすぎてはいないかという点だ。中曽根、竹下元首相に安倍晋太郎、宮澤喜一、森喜朗など当時の大物政治家が新規で上場され値上がりが確実だとされたリクルートコスモス社株を大量に割り当てられていたリクルート事件は、大山鳴動よろしく大騒ぎした挙げ句、逮捕された政治家は藤波孝生元官房長官と公明党の池田克也衆院議員の2人だけだった。事件で名前があがったそれ以外の政治家はいずれも
検察のリークを記者クラブメディアが垂れ流したものだった。
ビデオニュース・ドットコムで毎週お送りしている「マル激トーク・オン・ディマンド」では、社会学者の宮台真司とジャーナリストの神保哲生が毎回のように、マックス・ウェーバーが説く政治と官僚のハルマゲドン(最終戦争)について言及している。その趣旨は民主政は、市民から選挙で選ばれた政治家が政府、つまり官僚をしっかりとコントロールすることによってのみ正常に機能するというもの。官僚は有権者から投票で選ばれたわけでなく、しかも常に予算の獲得と人事が最大の関心事である「現状維持の権化」であるため、必ずしも市民に沿った行動は取らないし、下手をすると暴走する危険性も内包している。しかし、選挙で選ばれた政治家が市民益を代表し、巨大な官僚機構を制御することで、市民の望む政府が実現するという考え方だ。そして、それが故に政治と官僚は絶えず両者の間で熾烈な権力闘争を繰り広げる宿命にある。
政治は選挙があるので市民の統制を受け、政治家が作る法律や制度に縛られる行政は政治家に弱い。その三つ巴の関係が民主政の適正なチェック・アンド・バランスを生む。
しかし、政治に対して行政が圧倒的に強くなればなるほど、政治は市民益から遠ざかる。昨今、日本の国会で審議され成立している法律のほとんどは閣法、つまり行政が作った法案であり、議員立法ではない。そもそも今の政治制度の下では、政治に独自の法案を作成する能力は皆無に等しい。日本の政治にはそれだけの資金もなければリソースもない。今日の日本のような行政が政治を事実上支配し、政治はそのうわ水の利益配分にあやかるくらいしか関われない現状が続く限り、決して市民に優しい政治は実現しない。そして記者クラブを通じて行政と一体化しているマスメディアが報道の大元を独占している限り、市民は行政の専横によってどれだけ市民益が損なわれているかを知ること自体が難しい。
違法行為は現に取り締まられなければならないし、裏金など言語道断であることは言うまでもない。しかし、それと同時に今回のパーティ裏金問題は、そもそも表で企業献金が放置され日本の経済・産業政策が歪められている実態や、政治と官僚の力関係という民主政における根本的な問題に目を向ける好機を与えてくれている。
そもそも政治資金規正法は第1条と第2条で、政治に対する寄付自体は制限されるべきものではなく、あくまでその実態を国民の不断の監視の下に置くことを目的としていることがはっきりと書かれている。検察のリークとそれを垂れ流す記者クラブメディアの報道に踊らされることなく、この際、市民一人ひとりがそもそも日本の政治にはどのような役割を望んでいるのか、日本の政治はどうあるべきなのか、政府の操縦桿を霞ヶ関の官僚に任せっきりで本当にいいのかなど、民主政のあり方を根本から再考すべき時が来ているのではないだろうか。
ジャーナリストの神保哲生がパーティ券裏金問題報道で抜け落ちている重要な視点についてコメントした。
(本記事はインターネット放送局『ビデオニュース・ドットコム』の番組紹介です。詳しくは当該番組をご覧ください。)
企業変革を牽引する新世代リーダー ダイナモ人を呼び起こせ 2021/03-知識 創造プリンシプルコンソーシアム(著) 【アラ還・読書中毒】イノベーション・企業変革は自ら目的を定めまず動く人材によって
女性職員が欧米に比して少ない
(SDGS本か?)
日本が貧しくなったのは、国内の原因
日本企業への悪意か
新たな提案にもとめられるエビデンスが減ったかも(わが社)
PDCAサイクルではイノベーションは起きない。
いくら改善を重ねても・・
おっさん力学:同質化の進んだ日本の組織
(小難しい言葉で具体性のない事を論じて、
土台がSDGS?私には批判的な感想ばかりが出てくる。支社長、な
な本がおすすめか?日本企業の経営層を毒する著作か?と勘ぐってしまう)
他人の尺度で測られる他人モードから
自分モードの場を作り
見える化したいという願望
真剣勝負:危機感
知的創造原則(プリンシブル)を
実行に移すためには
ダイナモに活躍してもらわねば
ダイナモのは会社の方針や
上司の指示に盲目的に
従うのを良しとしない・・
(言葉の端々に悪意のある表現)
平等、公正、平和の実現、貧困撲滅
気候変動対策など国連が上げた
SDGSに強い関心を持ち、
ナレッジワーカー(知的労働者)
最者の不温を聞いて改隠する方法では
生き残れない(時代の動きが早い)
ネットワーウを庫損する。
ダイナモ同士でと変人であることを
自慢し合うこともある
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ウェルスダイナミクスで検査した時、
私はダイナモだった。
マックス・ウェーバー
官僚組織が良いが、弊害もあり
それが予言されていた。
近い意味合いで使われているようだ。
・アイデアは出てくる
待つことが苦手
正確に手順通りこなすのは苦手
新しいとか珍しいが好き
ありきたりを嫌う
変人度を自慢し合う・・笑える
・デザイン思考
・オーバーデザイン
・イノベーション
・プリンシプル
・ナレッジワーカー
・GAFA、中国企業を褒めて
・テスラ
・賢慮型リーダーシップ
・経営者と中間管理職・若手がそれぞれ批判しあい・・
計画をこなすことに
(1)ダイナモ(発電機):目的を持ち、自律的、精力的に働く人々
(2)クルーザー(遊覧船):社内を遊覧(クルーズ)する処世術で生きている人々。フリーライダー
(3)ルーザー(負け馬):組織、業務に適応できない
『音楽を楽しく正しく聞くことに慣れている私たちにとって、不愉快で非合理なものこそが必要だ。そうして私は、この雑音の反復さえ、意味があるのだと言ってしまう。』(live 20230319)
2023年3月17日。
37.5度の熱を出し、花粉症による鼻炎も相まって眠れない日々を過ごした。動かない頭を身体を引きづって発熱外来を予約し、PCR検査の結果が陰性であることを知り、職場の大学へ報告する。ただの風邪だったこともあり翌日には元気になったが、数日間は出勤停止だ。
熱が下がった夜、久しぶりに夢を見た。自分が良く出演したライブハウスの店長に誘われ、ライブに出演する夢だ。数年ぶりにライブをするが、どうもリアクションが悪い。実は自分たちは演奏しているのではなく、裏で流れている同期に合わせ演奏しているだけであり、それに皆が気づいているからだった。指を刺され嗤われながらも、30分間のライブは続く。私は最後に泣きそうな顔になりながら、演奏を無事に終え、逃げるように都市の隙間へと消え、人々の雑踏と一体化していった。
私はバンドでライブをするとき、常に全く同じパターンとリズムで話す結月ゆかりとともにいた。その声はその場限りの唯一性を持つことはなく、一回性によって支えられた声の肌理を持たない点において異様な存在だ。その複製可能な声の均質さは、私が昨晩の夢で溶けて消えていった人々の雑踏ともどこか同じ匂いがする。マックス・ウェーバー曰く、都市は城塞と外壁がかつて物理的境界線であり、近代以降は言語や経済圏に基づけられることで、それが国家と同等なものとなった。壁の外側から戦争機械が来ることを知らない私たちは生活が突然変異することさえ知らず、それゆえに均質化された都市空間のなかで、その構成員として無意味的に反復を繰り返す。常に全く同じパターンとリズムで話す結月ゆかりと、常に全く同じパターンとリズムで鍵盤が叩かれるこの演奏のように。
私が昨晩の夢で溶けるように消えていった都市と、多くの動画の海にうずもれて消失していくこのデジタル空間は、さして違わないだろう。外部から到来する戦争機械に非自覚的かつ、世界の突然変異を自覚しない反復する私たちの様相は、データで管理され数字にあくなきこだわりを持つ私たちの成功と失敗の繰り返しと、さして変わらない。だからこそ、この2021年7月の日記はそれに抗する生存戦略としてなされる。この異様な長さの動画は果たして、誰にどこまで価値とみなされるだろうか。このページを開いたあなたは、この文章を読むだろうか。MIDIデータをパソコンで送信し、綺麗に整理し直されたこのピアノの演奏を、あなたは演奏と認めてくれるだろうか、或いは「同期演奏」と嗤うだろうか。生まれる僅かな違和感、そして疑問は、私たちが大衆、或いはデータの海で埋もれていく中で、その無意味な反復の幸福を享受しながらも脱却し、新たな思考を実装しうる回路を求められないだろうか。
そう願い、私も都市の隙間に埋もれてゆく。
【ずんだもん解説】価値観の違いはなんで起きるの?【VOICEVOX】マックス・ウェーバー先生の神々の闘争
参考文献
マックス・ウェーバー 尾高邦雄訳『職業としての学問』
使用ソフト
VOICEVOX:ずんだもん
VOICEVOX:四国めたん
Twitter :https://twitter.com/uzuki_green
Youtube :https://www.youtube.com/channel/UCi8D8djx5yR0CXiPNhDhFoQ
作者:hiho様▶https://twitter.com/hiho_karuta
立ち絵
坂本アヒル 様▶https://seiga.nicovideo.jp/seiga/im10791276?track=seiga_illust_keyword
bgm
日本ファルコム 様
マックス・ウェーバー先生の「神々の闘争」とカール・シュミット先生
活動拠点
Twitter
https://twitter.com/uzuki_green
YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCi8D8djx5yR0CXiPNhDhFoQ
BGM
運命
新世界
画像提供
Wikipedia
【新春特別対談】福井義高氏に聞く[桜R4/1/3]
新たな年を迎え、これから日本を取り戻すために何をどうすべきなのか? これまで優れた洞察力で時代を先見し、有為な視点を示してきた福井義高氏に、近代日本における政治・思想史の迷走をお聞きする新春特別対談です。
ゲスト:福井義高(青山学院大学教授)
聞き手:水島総(日本文化チャンネル桜代表)
◆ウイグル「ジェノサイド」国会議員アンケート・集計結果
http://www.ch-sakura.jp/1633.html
◆有料番組 ch桜大学開校!
https://sakura-daigaku.jp/
◆チャンネル桜・別館
https://www.youtube.com/channel/UCGbSDhzR4hbRAmSuRK-z_ng
※チャンネル桜では、自由且つ独立不羈の放送を守るため、『日本文化チャンネル桜二千人委員会』の会員を募集しております。以下のページでご案内申し上げておりますので、全国草莽の皆様のご理解、ご協力を、何卒宜しくお願い申し上げます。
http://www.ch-sakura.jp/579.html
◆チャンネル桜公式HP
http://www.ch-sakura.jp/
世 界 の 再 魔 術 化
元ネタはマックス・ウェーバー先生の「世界の脱魔術化」です。
「世界の再魔術化」というアイディアも別に新しいものではなく、40年以上前からあります。なんで特に目新しいものはないです。前回の動画といい、最近内容が大雑把でガバいな?
遠藤周作先生著の『沈黙』から引用があります。未読の方はご注意ください。
『沈黙』の解釈については意見がかなり分かれると思いますが、動画中の見解については投稿者の思いつきに過ぎません。赦して
宗教学について知りたい人は『宗教の見方』がぶっちぎりでおススメなので買ってどうぞ。
「価値の専制」→ sm36215735 ウェーバー先生の「客観性」論文→sm35523589
mylist/58807792
マックス・ウェーバー先生『社会科学と社会政策にかかわる認識の「客観性」』
はい、今回はウェーバー先生の『社会科学と社会政策にかかわる認識の「客観性」』を扱ったのですが、投稿者の理解が全く追いついていません。今回もガバです。特に理念型周辺の説明がグダグダになっています。投稿するか迷ったのですが、せっかくなので、ぶち込んでやりました。
これはウェーバー先生の話が分かりづらいとかそういうことではなく、投稿者の能力不足によります。それだけは真実を伝えたかった
今回取り上げた著書の日本語訳は2つあります。講談社学術文庫と岩波新書版です。講談社の方が日本語としては分かりやすいのですが、岩波新書版は充実した解説と索引が付いているのが魅力です。このへんはお好みで。
因果関係など sm34920877 mylist/58807792
ゆっくり科学者列伝 §06 チャールズ・ダーウィン(生物学)
お待たせ?の第6弾ダーウィン。生物の進化およびそれを巡る"2つの論争"についてゆっくり達が語ります。今回、難しい表現は少なめですが”ゲテモノ”注意です!
05 sm29288943 マイリスmylist/55505433
※ 投稿時点でマイリス等のリンクがありませんでした。ご指摘ありがとうございます。
※ 今回の後半BGMはまりつみ氏からsm29586648,sm23048522,sm26654954をお借りしました。圧倒的感謝!
※ 今回も"おまけ"がありますが、投稿は後日になります。⇒ sm29805707
※ 次回はマックス・ウェーバーの予定。12月頃になると思われます。⇒投稿しました sm30317939
12/28 遅くなりましたが…今回もたくさんのコメントと広告ありがとうございました!すぐには難しいですがいずれお礼の動画を上げさせていただきます!
<ニュース・コメンタリー>舛添問題に見る日本人が政治家に求める清廉性の正体
1か月以上にわたり政治資金の公私混同疑惑が都議会やメディアから厳しい追及を受けていた舛添要一東京都知事が6月15日、辞表を提出した。
確かに政治資金の私的流用も問題だし、それが指摘された後の舛添氏の対応も酷いものだった。その意味では辞任は当然だろう。しかし、その一方で、どうしても一つの疑問が残る。それは、われわれが政治家に何を求めているのか、だ。
政治資金を私的目的で流用する行為は、それが公費や政党助成金という形の税金であっても、あるはその他の形で集められた寄付金であっても、政治家は厳に慎むべき行為でることはまちがいない。政治資金規正法が政治資金の支出に対して大きな裁量を認めているのは自由な政治活動を妨げないためであり、家族旅行や個人的な嗜好のために非課税の資金の流用できるようにするためではない。そうした行為が政治そのものに対する信頼を失墜させることになる以上、舛添氏の行為は多いに批判されなければならない。
しかし、それにしても、今回の舛添氏の政治資金の私的流用は、政治家であれば大なり小なりやっていることなのも事実だ。その内容も、また金額も、政治家としてはむしろ慎ましいレベルだったといっても過言ではないだろう。しかし、週刊誌上で公用車を使った別荘通いや政治資金の家族旅行への流用が報じられたとき、舛添氏は「一切違法性はない」と胸を張って週刊誌報道を一蹴した。それがメディアや世論の逆鱗に触れたことで、小さな政治資金の流用問題は、舛添氏の人格や政治家としての資質といった、より大きな問題へと延焼し、クソ味噌状態になってしまったわけだが、とは言え発端となった問題が政治資金問題だったことは念頭に置いておく必要がある。
われわれは僅かな政治資金の私的流用も認められないほど、政治家に高度の清廉性を求めているのだろうか。
政治哲学者マックス・ウェーバーは「職業としての政治」の中で、政治には「カネのための政治」と、「カネによる政治」があり、両者は明確に識別されなければならないと説いている。「政治のためのカネ」と「カネのための政治」と言い換えてもいいかもしれない。・・・
金額は小さいかもしれないが、今回の舛添問題からは、「政治のためのカネ」の要素が全く見えてこない。あくまで「カネのための政治」にしか見えないところに、今回の問題の本質がある。舛添氏が、「僅かな政治資金の私的流用と、その後のメディア対応を誤った」ために辞任に追い込まれた事件として記憶にとどめるのは正しくない。週刊誌報道やその後のマスコミの追及によって、舛添氏がカネのための政治を行っていたことが露呈し、その疑惑に対して舛添氏が満足の行く釈明ができなかった。だから、舛添氏の辞任は当然であり、東京都民は次の都知事には間違っても「カネのための政治」をするような候補を選ばないように気を付けなければならない。
(本記事はインターネット放送局『ビデオニュース・ドットコム』の番組紹介です。詳しくは当該番組をご覧ください。)
<ニュース・コメンタリー>誰が既得権益の守護神としての官僚機構をコントロールするのか 「政治とカネ」論争で抜け落ちているマックス・ウェーバー的視点
甘利明経済担当相が業者から不透明な資金を受け取ったことを認め辞任をしたことで、改めて「政治とカネ」の問題に注目が集まっている。
ビデオニュース・ドットコムでも先週のこの番組で、甘利問題の背後にある現在の「企業・団体献金」の在り方に重大な問題、かつ信義違反があることを指摘した。
リクルート事件や佐川急便事件などで政治家と企業の金権癒着ぶりが露呈したことを受けて、1994年に税金で政治活動を賄う「政党助成金制度」が導入された。
その際、当然のこととして、企業団体献金は禁止されることが前提だった。その後の法改正で政治家個人に対する企業・団体からの献金は制限されたが、政党に対する企業団体献金は引き続き認められた。そのために現在でも企業・団体から「政党支部への献金」という名目で、事実上政治家個人への企業献金が続けられている。それは、毎年、政党助成金として年間320億円もの税金が投入されている現在、明らかに約束違反であるというのが先週の番組の主な論点だった。
その論点そのものは約束違反という意味では100%間違っていない。
しかし、政治資金については、それとはまた別の次元で、われわれ主権者が考えておかなければならない重要なことがある。それは、そもそも政治資金が本当に悪なのかという、先週の番組での議論をやや「卓袱台返し」するような視点である。・・・・・・
あえて誰とは言わないが、過去にも絶大な政治力を持ち、その力をもって既存の枠組みを変えようとした政治家の多くが、いやそのほとんどが、政治とカネの問題で特捜検察に摘発され、その政治力を削がれている。無論、それは偶然だったのかもしれない。しかし、今こそわれわれは上記のマックス・ヴェーバーの言葉を再確認すべきではないだろうか。
まず、われわれはアメリカ的な政治資金規正法の理念の上に立つのか、あるいは大陸法に見られる政治資金規制法の理念に上に立つのかについて、理解と議論を深める必要がある。その上で、どのような制度を構築していけば、政治活動や経済活動が歪められることなく、また税金が詐取されたり無駄になることがなく、主権者の利益が守られ、いかに官僚機構が抵抗しようとも主権者によって選ばれた政治家が必要な改革を実現できるような政治を実現できるのかを考える必要があるのではないか。
少なくとも政治スキャンダルのたびにマスコミが横並びで大合唱する「政治とカネ」の薄っぺらな議論に惑わされ、100年の計を過たないようにしたいと思う、今日この頃である。
ジャーナリストの神保哲生と社会学者の宮台真司が、「誰が官僚をコントロールするのか」というマックス・ヴェーバー的視点で、政治とカネ問題に対して先週とは正反対のアングルから議論した。
第67回UIチャンネル放送 鳩山友紀夫×高野孟×姜尚中鼎談「日・中・韓三カ国関係の正常化に向けて」
第67回UIチャンネル放送は、聖学院大学学長の姜 尚中(カン・サンジュン)氏をお招きして、鳩山友紀夫×高野孟×姜尚中鼎談「日・中・韓三カ国関係の正常化に向けて」を生放送でお送り致します。 姜 尚中(カン・サンジュン)氏プロフィール1950年、熊本県熊本市に生まれる。国際基督教大学准教授、東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授などを経て、現在聖学院大学学長、東京大学名誉教授。 専攻は政治学、政治思想史。テレビ・新聞・雑誌などで幅広く活躍。 主な著書に『マックス・ウェーバーと近代』、『オリエンタリズムの彼方へ』、『ナショナリズム』、『東北アジア共同の家をめざして』、『増補版 日朝関係の克服』、『在日』『姜尚中の政治学入門』、『ニッポン・サバイバル』、『愛国の作法』、『悩む力』、『リーダーは半歩前を歩け』、『あなたは誰?私はここにいる』など。 共著に『グローバル化の遠近法』、『ナショナリズムの克服』、『デモクラシーの冒険』、『戦争の世紀を超えて』、『大日本・満州帝国の遺産』等多数。編著に『在日一世の記憶』等多数。 小説『母―オモニ―』、『心』を刊行。最新刊『心の力』。
ミクものがたり-No Japanese play- Pt.3
タダシク は マックス・ウェーバー デスヨ
sm23985411←part2 mylist/32587022 Part4 → sm24720542
コミュ
co567343 or co1390717
ゲームタイトル:ミクものがたり ~ユメとたいせつなもの~
製作者:PEPOSOFT
http://www.peposoft.com
「自衛隊は暴力装置」ヒゲ隊長「血管切れそう」
もうこれ以上恥の上塗りをしたくなければ即刻解散しろ!!■話を聞かないアホの柳田→sm12792670
平成22年11月18日 参院予算委・世耕弘成【仙谷自衛隊は暴力装置発言】前編
左翼の本性がボロリと出ましたね、仙谷さん
中編へ飛びます
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【大学生必見】政治家に求められる資質【安倍晋三】
安倍晋三元総理が好んで引用するマックス・ウェーバーの『職業としての政治』の要約です。政治とは何か、政治家に求められる資質とは何かを原点に戻り、今一度問い直してみようと思います。◆◆◆マックス・ウェーバー(1864-1920)・・・ドイツの社会学者・経済学者。新カント派の影響のもとに科学の没価値性・理念型論などの社会科学方法論を提唱。経済行為や宗教現象の意味をとらえる理解社会学を建設した。著『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』『職業としての政治』『経済と社会』など。