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「Time Before Time」を弦楽四重奏で演奏してみた【315プロ演奏企画】
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ここでしか巡り会えなかった人と、楽しい時間を共有する。それはきっと恋愛に限らず素敵な体験なのだと思います。理由あって集まったこの弦あそ会と、315プロ演奏企画の仲間たちとの時間も、まさしくその一つです。
Legendersの言わずと知れた名曲「Time Before Time」を弦楽器用にアレンジして演奏してみました。フォーメーションダンスのようにメロディのパートが移り変わる様子に注目していただければ幸いです。
♪
この動画は
第二回アイマスP室内楽コンサート
https://www.youtube.com/live/qJRClQsmpQM?si=CdpuiuWB1ykbtg4g
(2024/2/10 開催)
での演奏の模様を収録したものです。
・・・・・
「Time Before Time」
歌唱アイドル:Legenders
「THE IDOLM@STER SideM GROWING SIGN@L 05 Legenders」に収録された楽曲です。
(敬称略)
作詞:松井洋平
作曲・編曲:玉木千尋
アンサンブル編曲:桂皮
動画編集:とーこ
アンサンブルメンバー
弦あそ会(弦楽器で遊ぼうの会)
Vn:都季、とーこ、まな、やぬ、りんこ
Va:irona、くう、桂皮
Vc:まめもち
315プロ演奏企画は2024年4月13日(土)に初めての演奏会を行います!
無料のチケットは下記URLから取得してください。
https://teket.jp/7993/27611
315プロ演奏企画X(旧Twitter)https://twitter.com/music315p
#アイドルマスターSideM #315プロ演奏企画
フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番 ハ短調 作品15
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=lW4k7n9Q2Lg)。
フォーレが1879年(24歳)に完成させたピアノ四重奏曲第1番 ハ短調 作品15は、彼の初期作品の中でヴァ
イオリンソナタ第1番と並ぶ傑作として高く評価されています。
当時のフランス音楽界においては歌劇こそが最上位のジャンルであり、歌劇以外のジャンルは室内楽を含め
て作曲家が積極的に取り扱うものではありませんでした。20代のフォーレはそのことを良く分かっていたた
め、若い作曲家である自分の作品が注目されることを望んで室内楽作品、そしてその中でも比較的マイナー
なピアノ四重奏曲に取り組みます。
しかしこの頃のフォーレはマドレーヌ寺院の楽長就任や婚約の解消など、公私に渡って激動の最中であり、
作曲には約3年の日時を要しました。しかも、1880年にいったん初演を行って好評を博したものの、終楽章
について友人からの懸念に不安を感じたため、やはり約3年後の彼の初期作品のに新作の終楽章を書き上げ
ました。つまり、作曲着手から約7年をかけて現在演奏される形になっています。こうして完成した決定稿
は1884年4月5日に初演され、たちまちフォーレはフランス音楽界に新風を吹き込む気鋭の作曲家として高
く評価されるようになりました。
その後、フォーレは数多くの室内楽曲の傑作を作曲することとなりますが、20代のフォーレの作風は「日
常の逸楽をそそる束の間の喜び、夢の魅惑的で情熱的なイメージ、思春期の感動と願望」(アルフレッド・
コルトー)を表現するというわかりやすいものであるため、本作はフォーレの室内楽曲の中で最も演奏され
る機会が多い作品となっています。
ネルソン・ゲルナー(ピアノ)
樫本大進(ヴァイオリン)
ローレンス・パワー(ヴィオラ)
アントニオ・リジー(チェロ)
「想いはETERNITY」を弦楽四重奏で演奏してみた【315プロ演奏企画】
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この曲は皆さんおなじみ、SideM最初のCDシリーズである「ST@RTING LINE」シリーズに収録されている1曲です。
キラキラ王子様なイメージそのままのA面《スマイル・エンゲージ》に対して、B面のこの曲は少し切なげな調性とビート感で、Beitの新たな表情を魅せてくれるような気がします。
当時は購入特典もあり、CDを積んだ記憶のあるプロデューサーさんも多いのではないでしょうか。
今回演奏した「弦あそ会」は、主に弦楽四重奏を構成する楽器奏者が、有志で「弦楽器であそぼう!」と集まっている企画です。
演奏曲目をガシャで引いて決めたり、パート割をじゃんけんで決めたりと、いつもなかなかにギャンブラー(?)な「弦あそ会」ですが、この曲も例に漏れず、曲名を伏せたまま初見で合奏したという思い出の曲です。
パート譜だけ見ながら弾き始めると何の曲かわからない?各パートが徐々に集合していくような編曲でお送りします。
♪
この動画は
第二回アイマスP室内楽コンサート
https://www.youtube.com/live/qJRClQsmpQM?si=CdpuiuWB1ykbtg4g
(2024/2/10 開催)
での演奏の模様を収録したものです。
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「想いはETERNITY」
歌唱アイドル:Beit
「THE IDOLM@STER SideM ST@RTING LINE-03」に収録された楽曲です。
(敬称略)
作詞:真崎エリカ
作曲・編曲:渡辺未来
アンサンブル編曲:りんこ
動画編集:とーこ
アンサンブルメンバー
弦あそ会(弦楽器で遊ぼうの会)
Vn:都季、とーこ、まな、やぬ、りんこ
Va:irona、くう、桂皮
Vc:まめもち
315プロ演奏企画は2024年4月13日(土)に初めての演奏会を行います!
無料のチケットは下記URLから取得してください。
https://teket.jp/7993/27611
315プロ演奏企画X(旧Twitter)https://twitter.com/music315p
#アイドルマスターSideM #315プロ演奏企画
【演奏してみた】平行線の美学【木管四重奏】
コメティックの歌う「平行線の美学」を木管四重奏で演奏しました!
2024/2/10に代々木の「アトリエムジカ」で開催された「第2回 アイマス楽曲室内楽コンサート」で披露させていただいた演奏になります!
【演奏してみた】Wandering Dream Chaser【木管四重奏】
ストレイライトの歌う「Wandering Dream Chaser」を木管四重奏で演奏しました!
2024/2/10に代々木の「アトリエムジカ」で開催された「第2回 アイマス楽曲室内楽コンサート」で披露させていただいた演奏になります!
「Resonate Blessing」をヴァイオリンとピアノで演奏してみた【315プロ演奏企画】
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「Resonate Blessing」は、都築圭さんの2曲目のソロ曲です。
都築さんにはピアノのイメージがありますが、この曲は鮮烈なヴァイオリンのカデンツァから始まります。
この曲の欠かせないパートとしてヴァイオリンが使われているのは、都築さんがAltessimoのパートナーである神楽麗さんの存在を当たり前に自身の音楽になくてはならないものと考えているからなのではないかと思います。
調性や雰囲気が軽快に移り変わるこの曲は、なんと曲中に14回も転調しています。
ふとした時の都築さんの喜びや幸せが音楽として溢れ出し余すことなく曲になったようで、聴いていても楽しいです。
そして、共鳴は単独では起こせません。
都築さんの思う祝福の音楽が、Altessimoというユニットに出会うことによって増幅され、その音楽を聴く人の心へも幸せを共鳴させていく。そんな曲なのではないかと思っています。
このデュオは、315プロ演奏企画で出会った2人でこの曲を演奏するために結成しました。過去には第1回のアイマス室内楽コンサートでも演奏を披露しています。
音楽を通して幸せを共鳴させていく。
本日3/19は音楽の日です。音楽の楽しさや素晴らしさを奏者だけでなく聴衆の方たちとも共有したいといった思いで設定された日なのだそうです。
まさにぴったりな曲だと思います。
ぜひお聴きください。
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「Resonate Blessing」
歌唱アイドル:都築圭
「THE IDOLM@STER SideM 49 ELEMENTS -07 Altessimo」に収録された楽曲です。
(敬称略)
作詞:真崎エリカ
作曲・編曲:矢野達也
アンサンブルメンバー
Vn:とーこ
Pf:きっちょん
315プロ演奏企画は2024年4月13日(土)に初めての演奏会を行います!
無料のチケットは下記URLから取得してください。
https://teket.jp/7993/27611
315プロ演奏企画X(旧Twitter)https://twitter.com/music315p
#アイドルマスターSideM #315プロ演奏企画
こもれびノうさぎ feat. Feng Yi
久しぶりに室内楽です。
■ カラオケ音源
→ https://drive.google.com/drive/folders/1aQtOq5aRXjy1TPg7Py5unJz4BBL88s5n?usp=sharing
■ Twitter
→ https://twitter.com/toripochun
■ ボカロ曲マイリスト
→ mylist/73060192
曲:とりぽちゅん
詞:月見草
歌:Feng Yi / 沨漪 / 渢漪 [Synthesizer V AI版]
通奏低音:とりぽちゅん
その他演奏:Melisma (AI楽器演奏サービス)
イラスト:パン山おにぎり
【デレステ】かぼちゃ姫 - ピアノ・ソロ アレンジ (M@STER VERSION・Second Version)
ぱー ぱー パンプキン プリンス パンプキン プリンス〜...
どうも、I.Schumi(しゅーみー)です。
今回は、先日2/10(土)に開催されたpapageno氏主催「第二回アイマスP室内楽コンサート」で披露させていただいた「かぼちゃ姫」のピアノソロアレンジとなります。
↓コンサートのアーカイブはこちらから
https://www.youtube.com/live/qJRClQsm...
前作とは違って、「王子様の悲劇の物語」感を原作より表現した、お姫様たちもちょっと大人なワルツとなりました。
クラシックをオマージュしたり最低音が足りなくなったり(247〜248小節目)と、多分やりたいことはやり切ったはず...ここまで来ると需要はないかもしれませんが、聴いていただけますと幸いです。
(イヤホン・ヘッドフォンでの視聴をおすすめします)
歌詞を追いながら聴くと深入りできるかもです...
「かぼちゃ姫 - for Piano solo (M@STER VERSION・Second Version)」
作詞・作曲: ササキトモコ
耳コピ・アレンジ・演奏: I.Schumi
録音・編集: Cubase AI 9
ピアノ音源: Ivory II American Concert D
↓楽譜(PDF)購入はこちらから
https://mucome.net/work?id=127645
【演奏してみた】ハナマルバッジ【木管四重奏】
放課後クライマックスガールズの小宮果穂ちゃんが歌う「ハナマルバッジ」を木管四重奏で演奏しました!
2024/2/10に代々木の「アトリエムジカ」で開催された「第2回 アイマス楽曲室内楽コンサート」で披露させていただいた演奏になります!
観客の方々にもHand Clapで一緒に盛り上げていただきました!
ロッシーニ:小ミサ・ソレムニス(管弦楽版)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=23kxe3tl8S8)。
1863年、71歳のロッシーニはミサ・ソレムニスを作曲しました(sm43288946)。この作品は歌手12人、
伴奏はピアノ2台とハルモニウムのみという小規模編成で演奏されることから、ロッシーニは「小ミサ・ソ
レムニス(Petite messe solennelle)」と名付け、1864年に行われた非公開初演では、参加した聴衆の間で
高く評価されました。
ほどなくして、本作の出来に感動した多くの聴衆から「演奏規模を拡大した、管弦楽伴奏による編曲版を作
ってほしい」という要望がロッシーニに届くようになりました。当初、ロッシーニは小規模編成による演奏
こそ本作にふさわしいと考え、管弦楽への編曲に取り掛かるつもりはありませんでした。
しかし1867年になって、ロッシーニは考えを改めて管弦楽編曲版を作成します。といっても、その動機は
「どうせ自分が死んだ後に誰か別の作曲家が編曲するだろう。そうなれば、自分の作曲意図とかけ離れた編
曲がされるに違いない。だったら、作曲者である自分があらかじめ編曲した方がずっといい」といった後ろ
向きなものでしたが、ロッシーニは単なる管弦楽編曲版の作成にとどまらず、讃美歌「救いの力ある聖体よ
(O salutaris hostia)」をソプラノのアリアに編曲した楽章を追加し、女声合唱を取り入れる(ロッシーニ
は少年合唱団の響きを嫌っていた)など、実質的に改訂版といえる出来になりました。しかし、ロッシーニ
が教会に演奏許可を求めたのに対して、教会は聖堂内での女声合唱を拒否し、激怒したロッシーニは「管弦
楽版は自分が死ぬまで絶対に演奏するな」と要求しました。その要望通り、管弦楽版は彼の死(1868年11
月13日)から約3か月後の1869年2月24日に初演されました。
現在では、ロッシーニ自身が室内楽版を好んだにも関わらず、本作は管弦楽版で演奏される方が多くなって
います。
アレクサンドリーナ・ペンダチャンスカ(ソプラノ)
マヌエラ・カスター(アルト)
ステファーノ・セッコ(テノール)
ミルコ・パラッツィ(バス)
ミヒャエル・シェーンハイト(オルガン)
リッカルド・シャイー指揮
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス合唱団
ライプツィヒ歌劇場合唱団
Sören Eckhoff(合唱指揮)
ロッシーニ:小ミサ・ソレムニス(室内楽版)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=CqrzmdevQSI)。
イタリア屈指のオペラ作曲家であったロッシーニは、1829年に作曲・初演した「ウィリアム・テル」を最
後に39歳でオペラ作曲から引退し、以降の音楽活動は極めて低調になりましたが、作曲から完全に手を引い
たわけではなく、自ら経営するレストランで演奏するための小曲や「スターバト・マーテル」等の宗教曲も
手掛けました。
1863年、71歳のロッシーニはフランスの銀行家アレクシス・ピレ=ウィルの依頼により、ミサ・ソレムニ
スを作曲しました。通常、ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ、盛儀ミサ)はカトリックの典礼のなかでもっとも
荘重かつ大規模なミサ曲であり、ベートーヴェンの作品に象徴されるように大規模な編成で演奏される曲で
あることが多いですが、ロッシーニはその常識を破り、歌手が12人(独唱者4人と合唱者8人)、伴奏は2台
のピアノとハルモニウムのみという室内楽曲と同レベルの小規模編成で作曲しました。歌手が12人なのは
「最後の晩餐」に出席した12人の使徒を意識したとロッシーニは述べており、完成した曲に「小ミサ・ソレ
ムニス(Petite messe solennelle)」と名付けました。これが、ロッシーニが最晩年に作曲した最後の大曲
となりました。
この作品は1864年3月14日、フランスのルイーズ宮私設聖堂で初演されました。作品に対する評価は賛否両
論で、ある批評家が「ロッシーニは自分自身を凌駕した」「フーガは、博学さにおいてバッハに匹敵する」
と絶賛した一方、ヴェルディはロッシーニが宗教曲を手掛けることに批判的で「(ロッシーニは)音楽の勉
強を止めて、別の『(セビリアの)理髪師』の作曲を薦める」と酷評したといいます。
なお、ロッシーニは1866年に本作を大規模な管弦楽による演奏のために編曲しており(sm43316040)、現
代ではこちらの版の方が演奏機会が多いですが、ロッシーニ自身はオリジナルである小規模編成版の方が好
きだと明言しています。
パトリツィア・ヤネチコヴァ(ソプラノ)
モニカ・ヤゲロヴァー(アルト)
Aleksander Kruczek(テノール)
David Szendiuch(バス)
Michal Bárta、Lukáš Michel(ピアノ)
Jakub David Smešný(ハルモニウム)
パオロ・ガット指揮
チェコ・フィルハーモニー合唱団
Petr Fiala(合唱指揮)
ホフマイスター:フルート協奏曲 ニ長調
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=rHTsBlkhTbg)。
フランツ・アントン・ホフマイスター(1754 – 1812)は音楽史上では楽譜出版業者としての功績が高く評
価されており、モーツァルトのピアノ四重奏曲第1番やベートーヴェンのピアノソナタ第8番「悲愴」など、
ドイツ古典派の作品を数多く出版したことで知られています。しかし、ホフマイスターは数多くの作品を作
曲したウィーン古典派の作曲家でもあり、少なくとも8つのオペラ、50以上の交響曲をはじめとする作品を
遺しています。
これらの作品のうち、ホフマイスターが特に力を入れたのはフルートを用いた協奏曲や室内楽曲でした。18
世紀末のウィーンではフルートがアマチュア音楽家たちに人気であり、彼らの需要を見込んで多数のフルー
ト作品を作曲したと考えられています。ホフマイスターは生涯に25のフルート協奏曲を出版し、それらは当
時のウィーンの音楽家に高く評価されました。その中でも特に人気があったのが、この動画のフルート協奏
曲 ニ長調だったと言われています。
イングリッド・ディングフェルダー(フルート)
チャールズ・マッケラス指揮
イギリス室内管弦楽団
【SynthV】ミッシェル II (Michelle II) / レノン - マッカートニー & ルチアーノ・ベリオ【Eleanor Forte AI】
すごく悩みましたがせっかくの機会ですので、これを「第十四回ボカロクラシカ音楽祭」自由曲部門として投稿します。
アメリカ出身の声楽家キャシー・バーベリアン(1925 - 1983)は多彩な声と常識に縛られないパフォーマンスで当時知られましたが、彼女が特に好んだ音楽の一つが、有名な(そして今年新曲を出した)イギリスのバンド、ビートルズでした。彼女は当時の夫で現代音楽作曲家のルチアーノ・ベリオ(1925 - 2003)と共に何度もレコードを聴き、自分のリサイタルでも歌うことを考え始めます。オランダの作曲家ルイ・アンドリーセンにピアノ伴奏編曲を依頼し、さらにその中の数曲を改めてベリオに編曲させたことで、メゾソプラノと室内楽のための歌曲集「ビートルズ・ソングス」(1965/1967)が誕生しました。またビートルズのメンバー、ポール・マッカートニーが1966年ベリオの講演に出席し、面会したことが影響しているという説もあります。
アンドリーセンの編曲はビートルズをバロック(特にヘンデル風)音楽や近代フランス音楽のスタイルに移し替えており、ベリオもその方針を踏襲しています。「ミッシェル」は2つの編曲があり、今回カバーしましたIIはドビュッシー、ラヴェル、フォーレを思わせる音楽と評されますが、個人的には同じくベリオによる"Folk Songs"(sm40464710)を連想させます。
これはクラシックである、と断言まではできませんが、原曲と全く違った雰囲気に仕上がっています。お楽しみいただければ幸いです。
Michelle II from "Beatles Songs"
作曲作詞: John Lennon - Paul McCartney
編曲: Luciano Berio (1925 - 2003)
歌唱: Eleanor Forte AI (Synthesizer V)
音源・動画作成: やしろ
フォーレ:ヴァイオリンソナタ第2番 ホ短調 作品108
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=nTx0wjUbajk)。
フォーレが1916~17年に作曲したヴァイオリンソナタ第2番 ホ短調 作品108は、1875年に作曲した第1番か
ら42年ぶりに彼が手掛けたヴァイオリンソナタで、1917年11月10日に初演されました。
この作品は70歳を過ぎたフォーレがそれまで蓄積した多くの作曲技法の粋を集めて作曲されており、それゆ
えに有名なフォーレの作品のイメージからかけ離れた「難解さ」が目立つため、ヴァイオリンソナタ第1番
とくらべて「作品の魅力に欠ける」と敬遠する演奏家が多く、演奏機会は多くありません。そんな演奏家の
一人がフォーレと親交のあったヴァイオリニストのウジェーヌ・イザイで、フォーレは彼が演奏する前提で
本作を作曲していたようですが、イザイは第1番は何度か演奏しているにもかかわらず、本作を演奏するこ
とはありませんでした。
しかし、完成度の点で本作が第1番を上回る傑作であることに疑いはありません。フォーレと親交のあった
作曲家シャルル・ケクランは「1875年のソナタ(第1番)の方が今もってヴァイオリニストたちから好評を
博している事実は驚くに値しないが、もしどちらかを選ばねばならないとすれば、それは後に書かれた方
(第2番)であろう」と断言しています。
なお、ヴァイオリンソナタ第2番の作曲後にフォーレはチェロソナタ2曲、ピアノ五重奏曲第2番、ピアノ三
重奏曲、弦楽四重奏曲といった室内楽曲を次々と作曲しており、これら一連の傑作群を生み出す始まりを告
げる作品としても、本作は重要な位置づけがなされています。
アルトゥール・グリュミオー(ヴァイオリン)
ポール・クロスリー(ピアノ)
スメタナ:ピアノ三重奏曲 ト短調 作品15
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=eXzMColEvwE)。
1855年、スメタナはピアノ三重奏曲 ト短調 作品15を作曲しました。この頃、スメタナは幼い娘2人を立て
続けに病気で失っており、彼に大きな衝撃を与えました。特に、音楽の才能があると見られていた長女ベド
ジーシカ(4歳)の死は、スメタナに追悼のための新たな作品を作曲させるきっかけとなりました。こうし
てベドジーシカの思い出を偲ぶために作曲されたのが、ピアノ三重奏曲 ト短調 作品15です。本作につい
て、スメタナは作品リストにおいて「私の最初の子供ベドジーシカ(フリーデリケ)の思い出。彼女はその
類まれな音楽の才能で私たちを喜ばせたが、4歳半のとき、どうしようもない死によって私たちから奪われ
てしまった」と記しています。
この作品は同年のうちにプラハで初演されましたが、スメタナによれば、評論家たちには厳しい評価を返さ
れ、称賛したのはフランツ・リストくらいだったようです。現在では、スメタナの悲痛な思いが反映された
劇的な作品であり、ロマン派音楽におけるピアノ三重奏曲の傑作として高く評価されています。しかし、彼
の室内楽曲は弦楽四重奏曲第1番「わが生涯より」の知名度が高く、ピアノ三重奏曲は完成度に見合った注
目を受けていないように思います。
エマニュエル・チェクナヴォリアン(ヴァイオリン)
ハリエット・クリーフ(チェロ)
マグダ・アマラ(ピアノ)
リヒャルト・シュトラウス(ルドルフ・レオポルト編):メタモルフォーゼン(弦楽七重奏版)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=Roza3gAQY_M)。
リヒャルト・シュトラウスの最晩年の傑作である「メタモルフォーゼン 23の独奏弦楽器のための習作」
は、その名の通り23人の弦楽器奏者による弦楽合奏のための作品ですが、シュトラウスは作曲にあたって、
まず弦楽七重奏(弦楽四重奏+ヴィオラ、チェロ、コントラバス)による短縮版を作成し、それを基に弦楽
合奏版が作曲されたことは、あまり知られていません。
この弦楽七重奏版の自筆譜は1990年にスイスで発見され、ウィーン弦楽六重奏団の創設メンバーであり、
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスの独奏チェロ奏者であったルドルフ・レオポルトが最終稿の長さに
拡張して再構成した弦楽七重奏版を作成しました。この版はブージー・アンド・ホークスより楽譜が出版さ
れており、原曲より演奏される機会は少ないものの、比較的少人数で演奏可能なことから、弦楽四重奏団が
拡張メンバーを加えて演奏・録音することが増えています。
ローレンス・パワー(ヴィオラ)
クリスティアン・ポルテラ(チェロ)
ボゾ・パラドジーク(コントラバス)
グリンゴルツ弦楽四重奏団
グリーグ:弦楽四重奏曲 ト短調 作品27
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=rxlP764lgOk)。
若いころのグリーグはライプツィヒ音楽院で学んだことから、メンデルスゾーンやシューマンなどに影響さ
れたドイツ・ロマン派の作品を作曲していましたが、1870年代からは徐々に祖国ノルウェーの民族音楽の
要素を融合させた作品の作曲を行うようになります。そういったグリーグの試みが成功した最初期の作品
が、1878年に完成した弦楽四重奏曲 ト短調 作品27です。
作曲にあたっては、ノルウェーの民族音楽の要素を制約の多い弦楽四重奏曲に盛り込むことにグリーグは苦
心したとされ、ドイツで弦楽四重奏団を率いていたヴァイオリニストのロベルト・ヘックマンに作曲の助言
を求めたりしました。ヘックマンはブラームスのヴァイオリン・ソナタ第1番の初演を手掛けたこともある
優れたヴァイオリニストで、北欧の作曲家の音楽を海外に広めることにも熱心でした。そういった努力の甲
斐あって、完成した作品の出来栄えにグリーグは満足し、「私はこの作品に心と魂が込められているという
感覚が好きで、将来には単なる雫以上になると期待している」と述べています。
本作は1878年10月6日、ケルンにおいてヘックマンが率いる弦楽四重奏団によって初演され、成功を収めま
した。その後、ライプツィヒを始めとするドイツ国内やヨーロッパ各国での演奏でも聴衆に受け入れられ、
国際的な成功を収めました。一方、ライプツィヒの保守的な批評家たちは、純然たる古典的様式である弦楽
四重奏曲の中にノルウェーの民族音楽の要素が融合していることを問題視し、「弦楽四重奏曲らしくない」
と酷評しました。しかしフランツ・リストが「グリーグのこの独特で素晴らしい作品ほど強く興味をそそら
れるものに出会ったのは、久しぶりのことだ」と絶賛するなど、多くの音楽家はグリーグの手腕を高く評価
し、グリーグがノルウェーという音楽的な辺境の作曲家から国際的な名声を得る有力な作曲家となるきっか
けになりました。グリーグはこの作品の成功にはヘックマンの功績が大きいと考え、彼に献呈しています。
なお、ドビュッシーはグリーグの指揮者としての腕前はある程度評価していたものの、彼の作品は嫌ってい
たと言われていますが、彼が1893年に作曲した弦楽四重奏曲はグリーグの作品と同じト短調であり、その
音楽構成もグリーグの影響が表れているとされています。
ノルディック弦楽四重奏団
ゆるめるモ!(You'll Melt More!)『めんどいしんどいPUNKするか』(Official Music Video)
『めんどいしんどいPUNKするか』
作詞:小林愛 作曲・編曲:田家大知
G:ハシダカズマ(箱庭の室内楽)
Ba:三島想平(cinema staff)
Dr:高石晃太郎
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監督・撮影:田家大知
編集:橋詰南奈
youtubeサムネイル:Die(ketchuparts/HONDALADY)
ラロ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ヘ長調 作品20
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=MxtLh1Sjnqs)。
フランスの作曲家ヴィクトール・アントワーヌ・エドゥアール・ラロ(1823 - 1892)は1845年(22歳)
から作曲活動に入りますが、初期に作曲した室内楽曲や歌曲は注目されず、一旦は作曲を止めてヴァイオ
リンやヴィオラの奏者として演奏活動を行いました。そんな彼の転機となったのは1865年に結婚したこと
で、これによりラロは作曲への熱意をよみがえらせ、オペラの劇団が主宰する作品コンクールへの応募作
を作曲したりするようになります。
そして彼の名がフランス音楽界に広まるきっかけとなったのが、1873年に作曲されたヴァイオリン協奏曲
第1番 ヘ長調 作品20です。この作品は名ヴァイオリニストであるサラサーテのために作曲され、翌1874年
1月18日にパリのコンセール・ナシオナルにてサラサーテ独奏により初演されました。この作品はラロの作
品の特徴とされる独創的なリズムと大胆なハーモニーの融合が既になされており、聴衆はこの作品の斬新な
要素とサラサーテの演奏技巧に対して拍手喝采で迎え、初演は大成功を収めました。
初演での聴衆の熱烈な支持はラロを勇気づけ、彼はその年のうちにサラサーテのために新たなヴァイオリン
協奏曲を作曲します。それが「スペイン交響曲」です。
ただし、本作が聴衆に受け入れられたのは多分にサラサーテの演奏技巧に負うところが大きく、批評家たち
からはあまり高い評価を受けられませんでした。例えば、作品を気に入ったロシアの篤志家フォン・メック
夫人がチャイコフスキーに本作を紹介したとき、彼は本作について「奇妙で荒々しいハーモニーに満ちてい
る」とし、彼の大嫌いなムソルグスキーの「音楽的汚物」に匹敵すると酷評しています。
そして「スペイン交響曲」の初演がさらなる成功を収めてラロの代表作と評価された結果、ヴァイオリン協
奏曲第1番の存在はその陰に隠れ、演奏機会はほとんどなくなってしまいました。
キム・ウヒョン(ヴァイオリン)
ジャン=ジャック・カントロフ指揮
リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団
【演奏してみた】とある英雄たちの物語〜Unsung Heroes【木管五重奏】
L’Anticaの歌う「とある英雄たちの物語」と「Unsung Heroes」を2曲続けて木管五重奏で演奏しました!
2023/7/17にpapageno様主催で開催された「アイマスP室内楽コンサート」で演奏させていただいた際の演奏動画となります
バッハ:カンタータ第185番「永遠の愛の憐れみ満てる心」BWV185
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=YP3m_8nzOVc)。
バッハのカンタータ「永遠の愛の憐れみ満てる心」BWV185は1715年に作曲され、この年の三位一体節後
第4日曜日にあたる7月14日に初演されました。
この日の福音書章句はルカによる福音書から、イエスが「人を裁くな」と説く話が取り上げられました。
これは「自分のことを顧みることなく、他人の欠点をあげつらうな」というもので、カンタータもその章
句の内容に沿って、まず第1曲で「神の慈悲によって自らも慈悲深い者となりたい」という願いが歌われ、
続く曲では他人を批判する前に自らの反省を繰り返し求めていく内容の歌詞が歌われます。
音楽様式的には、全6曲の中で合唱は最後のコラールだけ、そして第1曲も合唱曲やシンフォニアでなく、
デュエットのアリアで始まるという小規模な室内楽カンタータです。また、第1曲ではデュエットと合奏の
アンサンブルとのやりとりが印象的で、デュエットの途中でオーボエのオブリガートがコラールの旋律を
奏して割って入るという工夫がなされています。そして、このとき割って入るコラールは終曲コラールの
旋律であり、第1曲と終曲で同じコラールの旋律が奏されて曲全体の統一感が増すという仕掛けになってい
ます。
レジーナ・カービス(ソプラノ)
アレックス・ポッター(アルト)
イェンス・ウェーバー(テノール)
マルクス・フォルペルト(バス)
ルドルフ・ルッツ指揮
バッハ財団管弦楽団
バッハ財団合唱団
ユニコ 本編
神様の命令で、西風の精ゼフィルスによって“忘却の丘の果て”へ捨てられることになるが、やさしい西風の精はユニコを神様の目の届かない所へ逃がしてやる。そしてユニコは地の果ての国の住む悪魔の子の悪魔くんや魔法使いになりたがっているチャオというネコといった友達と出会う。
ユニコ:三輪勝恵/夜風:来宮良子/悪魔くん:堀絢子/西風:倍賞千恵子/チャオ:杉山佳寿子/チャオ(人間):杉山佳寿子/男爵:井上真樹夫/おばあさん:中西妙子/ナレーション:イルカ
原作、監修:手塚治虫/製作:辻信太郎/演出:平田敏夫/設定:丸山正雄、斉藤次郎/設定協力:村野守美、川尻善昭/脚本:辻真先/作画監督:杉野昭夫/原画:遠藤裕一、萱登祥、中村隆太郎、中村誠、大竹竹志、小柴重光、小林左希子、高橋由美子、川尻義昭、大橋学、本木久年/動画:服部真、奥村志郎、遠藤亜弓、青山順子、塚田信子、村上君子、金子佐知子、遠藤裕己、福島敦子、山沢実、森本晃司、杉野左秩子 ほか/美術:男鹿和雄/背景:小林七郎、青木勝志、石垣努、水谷和春、大野広司、松岡聡、海保仁三郎、工藤美由紀、本木裕美子、小倉宏昌、藤江優子/撮影監督:八巻磐/録音監督:宮本隆/編集:尾形敏治/タイトル:熊谷幸雄/演奏:新室内楽協会/音楽ディレクター:北山良/作曲、シンセサイザー演奏:佐藤允彦/挿入歌:魔女猫チャオ、ユニコのテーマ 作詞・作曲・歌:イルカ、作曲・編曲:佐藤允彦/テーマ曲:愛こそすべて 作詞:山川啓介 作曲・編曲:佐藤允彦 歌:BUZZ / 島澄江
©1976,1991 SANRIO CO.,LTD./手塚プロダクション
ユニコ 魔法の島へ 本編
川に落ちたユニコはチェリーという女の子に助けられる。チェリーの兄のトルビーは魔法使いのククルックに弟子入りしており、ククルックは村人を全員生き人形にして、自分の島“ふいご島”で生き人形の巨大な城を作っていた。ユニコとチェリーは魔法のときかたを知る為スフィンクスの谷へ行く。
ユニコ:三輪勝恵/西風:鈴木弘子/チェリー:島本須美/山猫:永井一郎/トルビー:池田秀一/マルス:つかせのりこ/ククルック:常田富士男
原作、構成:手塚治虫/製作:辻信太郎/プロデューサー:波多野恒正、丸山正雄/構成、脚本、監督:村野守美/画面構成:川尻善昭/作画監督:富沢和雄/原画:新川信正、梅津美幸、藤本千珠、稲垣賢吾、札木幾夫、青山純子、大久保美杉、青嶋克己、鈴木幸雄、半田輝男 ほか/動画:萱登祥、板野方子、松島明子、富田悦子、佐藤雄三、西堀ひろみ、小野理加子、桜井邦彦、宮崎康子、小野直美、賀川愛、田中律子 ほか/美術監督:青木勝志/背景:山川晃、熊谷聡、安藤ひろみ、小倉宏昌、池畑祐治、柴田千佳子、宮本清司 ほか/撮影監督:八巻磐、石川欽一/制作協力:マッドハウス/音響監督:浦上靖夫/音楽監督:北山良/作曲:青木望/編集:尾形治敏/タイトル:熊谷幸雄/演奏:新室内楽協会/主題歌:愛のテーマ/作詞:山川啓介 作曲:森山良子 編曲:青木望 歌:白鳥英美子
©1976,1991 SANRIO CO.,LTD./手塚プロダクション
【ボイパロイド四重奏】カノン J.Pachelbel【ボイパロイド投稿祭3】
やっぱり眩しいっぽいのでフラッシュ苦手な方は注意。
フルスクにせず小さい画面にするだけでも結構マシになります。
音がメインなので最小化とかバックグラウンドにして画面見なくてもいいかと。
第3回ボイパロイド投稿祭2本目です。
クラシックが続きますがこっちは室内楽なので規模は小さいです。
チェンバロなしの弦楽四重奏バージョンです。
有名な曲なのでボイパロイドでも過去にいくつか上がっているみたいですが
どれもテンポ早めと思ったので個人好みのゆったりめにしました。
四分=30.0~37.5を推移するテンポになっています。
・編成 (4トラック)
VL:東北ずん子x1 (ヴァイオリン1)
Ce:さとうささらx1 (ヴァイオリン2)
VL:結月ゆかり穏x1 (チェロ)
VL:IAx1 (ヴァイオリン3)
(VL:VOCALOID, Ce:CeVIO)
バッハ:カンタータ第182番「天の王よ、汝を迎えまつらん」BWV182
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=pIXuPhJmEJg)。
バッハのカンタータ「天の王よ、汝を迎えまつらん」BWV182は、彼がヴァイマルで宮廷楽師長に就任した
1714年に作曲され、この年の「棕櫚の日曜日」にあたる3月25日に初演されました。バッハはヴァイマル宮
廷楽師長に就任されるにあたり、新作カンタータを毎月1作演奏する仕事を課されており、そうして作曲さ
れた最初のカンタータが本作になります。
「棕櫚の日曜日(Palmsonntag)」とは、イエス・キリストが十字架にかけられて死んだ三日後に復活した
とキリスト教徒が信じる出来事の一週間前に、エルサレムへ入城した記念日のことで、キリスト教において
はこの日からイエスの死(聖金曜日)を通じて復活(復活祭)の前日までの一週間を「受難週」として特別
視しており、この一週間の始まりの日として重視されます。そういう日に演奏されることを前提として作曲
された本作は、イエスのエルサレム入城にちなんで「イエスを自らの心の中に迎え入れなさい」といった内
容の歌詞が歌われます。
全8曲のうち、最初の2曲はロバに乗ってイエスが入城したという逸話にちなんでのどかな雰囲気ですが、続
く第3曲から第6曲はイエスの受難を主題としており、第5曲を中心に受難を表す暗い曲調で一貫していて、
第7曲の雄大な合唱でようやく受難の暗黒を抜け出し、終曲で第1曲ののどかでのびやかな曲想に戻って、全
曲をしめくくります。作曲にあたってバッハがヴァイマル宮廷楽師長就任後の第1作として力を入れたこと
は間違いありませんが、それでも曲自体は比較的小規模な室内楽の伴奏が付けられており、繊細な作品とい
えます。
アンナ・レイノルズ(アルト)
ペーター・シュライアー(テノール)
テオ・アダム(バス)
カール・リヒター指揮
ミュンヘン・バッハ管弦楽団
ミュンヘン・バッハ合唱団
【オリジナルクラシカ初演祭11】 弦楽四重奏 (和声進行と対位法の試み)
2023年 オリジナルクラシカ初演祭11 参加曲。(遅刻)
YUJIN さん作曲の 弦楽四重奏を演奏させて頂きました!
投稿期間の初期段階に、Notion 6 上で記譜が終わっていたのですが、
どういう訳か Notion標準音源でさえ強弱記号が全く効かなくなり、放置していました(;^_^A
ただ、もう少し頑張ってみようと、音源を Strings 専用音源に変更しました。
MIDI CC を駆使しても効果が薄かったので、最終的には Export した wav を Studio One 5 へ移し、
完全とはいかずとも音量の修正を行ってから、Notion 再生動画と結合しています。
使用音源は Chris Hein Solo Violin EX から2種の Violin パッチと、
UVI Orchestral Suite から Viola Solo と Cello Solo を加えています。
Strings系のまとまった Solo 音源を持っていないのです。 ごめんなさい。
1st の Italian Violin が Accent Vibrato を使いっ放しであった事に加え、
2nd の French Violin の Short 6 が他と違ってきつめなのが玉に瑕だと感じています。
Misaki様、maimai様、YUUSHIRO444様、bassedance様、fumi様、Tepes Draculea様、低音の魔術師様、yossy様、p_philosophie様、YUJIN様。
広告有難うございました(´▽`*)>"
【toukensemble】「お前が知ってる」演奏してみた【7重奏】
2023年3月18日に都内某所で開催された演奏オフの模様です。
会場施設のルールに則って感染症対策を行った上で撮影しています。
短時間の練習後の演奏でお見苦しい部分もあるかと思いますが何卒ご容赦ください。
演奏曲
ミュージカル『刀剣乱舞』~江水散花雪~ より
「お前が知ってる」
toukensemble:mylist/59550886
とうらぶ関連楽曲を室内楽で演奏しようという企画です!
詳細と最新情報はTwitterにて→http://twitter.com/toukensemble
セレナーデ - ヒラー【ピアノ】Serenade Op.117-13 - Hiller | Piano Music
フェルディナント・ヒラー(Ferdinand Hiller, 1811-1885)は、ドイツのロマン派の作曲家・ピアニストです。完成された演奏技巧を持つピアニストであり、作曲家としてはあらゆる楽種を手掛けました。作曲数は200を超え、その中には6つのオペラ、2つのオラトリオ、幾つかのカンタータ、数多くの室内楽、ピアノ協奏曲等があります。
左手はタンタタンのリズムが終始続くのと、3連符のメゾスタッカートが幾度も出てくるのが特徴的です。真上からの映像が最初揺れてしまっていますが、ご了承下さい。
▼YouTube
https://youtu.be/3r03f2Q-tog
▼クラシック曲リスト
series/400334
ラ・パロマ - イラディール【ピアノ】La Paloma - Yradier | Piano Music
セバスチャン・イラディール(1809-1865)はアラブに生まれ、この一作で有名になったと言われている作曲家です。
彼はキューバにしばらくの間住んでいましたが、その地方の音楽をこよなく愛し、スパニッシュな楽曲を発表しました。ラ・パロマはそのなかでも代表作といえる作品です。
この曲のリズム(ハバネラ)は歌曲・器楽曲・室内楽などに編曲され広く人々に知られています。歌劇「カルメン」の作曲者ビゼーはこの曲を大変賞賛し、カルメンの中にハバネラを取り入れるほどだったそうです。
南欧風な独特のリズムに親しみやすい旋律、曲自体の難易度は高くありませんが、雰囲気を出すことに意識して弾きました。
▼YouTube
https://youtu.be/P721HrmPH3c
▼クラシック曲リスト
series/400334
ルドルフ・ヨハネス・フォン・エスターライヒ(ルドルフ大公):七重奏曲 ホ短調
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=6MuYgemze9w)。
神聖ローマ皇帝レオポルト2世の末子ルドルフ・ヨハネス・フォン・エスターライヒ(1788 - 1831)は
「ルドルフ大公」の通称があり、 ベートーヴェンのパトロンとして多数の作品を献呈されたことで知ら
れていますが、ベートーヴェンにピアノと作曲を学んだ弟子でもあり、彼に作品を送られた見返りに自
作をベートーヴェンに献呈することがありました。とはいえ、ルドルフ大公の作品は保守的な傾向が強
く、ベートーヴェンの作品のような劇的表現も多くない控えめな作風にとどまっており、それほど高い
評価を受けるものはありません。
そんな作品群の中で、亡くなる前年である1830年に作曲された、クラリネット・ファゴット・ホルン・
ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ・コントラバスという編成による「七重奏曲 ホ短調」は、ルドルフ大
公の最高傑作と評価される佳作です。
コンソルティウム・クラシクム
バッハ:カンタータ第165番「おお 聖なる霊と水の洗礼よ」BWV165
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=SqNVIF2Lkgo)。
バッハのカンタータ「おお 聖なる霊と水の洗礼よ」BWV165は1715年の作品で、この年の三位一体節で
ある6月16日に初演されたと推測されています。
この日の福音書章句はヨハネによる福音書から、ファリサイ派で最高法院の議員であったニコデモがイエ
スと神の国について問答をしたことが取り上げられており、本作の歌詞もその内容に沿って「水と霊によ
って生まれなければ、神の国に入ることはできない」、つまり曲名にもある「洗礼」を主題にしており、
全体的な内容としては、古い罪深い自分が死んで、新しい自分が生まれるという、苦しみと喜びについて
歌われています。
音楽様式としては、この頃のヴァイマルでのバッハのカンタータに見られる、独唱と室内楽的な伴奏で構
成される小規模な様式で構成されていますが、全6曲が多彩な様式で作曲されており、演奏規模が小規模
ながら単調さを感じないよう工夫がなされています。
マリー・ルイーゼ・ヴェルネブルク(ソプラノ)
エルヴィラ・ビル(アルト)
コリン・バルザー(テノール)
ドミニク・ヴェルナー(バス)
ルドルフ・ルッツ指揮
バッハ財団管弦楽団
バッハ財団合唱団
バッハ:カンタータ第162番「ああ、いまわれ婚筵に行かんとして」BWV162
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=VYHiET4VSO0)。
バッハのカンタータ「ああ、いまわれ婚筵に行かんとして」BWV162は1716年、この年の三位一体
節後第20日曜日である10月25日に初演されました。
初演日に取り上げられた福音書章句はマタイによる福音書から「天国は、ある王が王子のために婚
宴を催したのに似ている」という婚儀の例えであり、その時に初演された本作の歌詞は全体を通し
て「神の国の宴」について触れ、「神の婚宴にふさわしい信仰を身につけるべき」と歌われます。
音楽様式としては、バッハがヴァイマルでザクセン=ヴァイマル公の宮廷オルガン奏者・楽師長の
地位にあったときの作品で、全5曲という構成や室内楽的な編成、それに合唱が終曲のみと、ヴァ
イマル時代の他のバッハのカンタータと同様に簡素な作りとなっています。
トビアス・ヴァイヴァンガー(ソプラノ)
ポール・エスウッド(アルト)
クルト・エクヴィルツ(テノール)
ロベルト・ホル(バス)
ニコラウス・アーノンクール指揮
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
テルツ少年合唱団