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野田草履、2月Bの中村のことについて暴露しすぎて守秘義務違反を犯す
野田草履さんが、2月Bの代表取締役社長の「中村」さんのことについて暴露しまくりました。しかし、野田さんと2月Bの間には、業務委託契約が結ばれており、しかもその中には守秘義務に関する事項も。ゴロリさんから電話があり、野田さんは、ギャラのことは一切言っていないと反論しましたが、中村さんの名誉を傷つけたり、仕事内容を暴露したことは「守秘義務違反」であると発言。このあと、野田さんの顔が「やべっ」と豹変します。
「QUIZ JAPAN」主催 第2回トークライブ【ゲスト:瀬間康仁・長戸勇人】#2
2014年6月1日(日)、東京・五反田のゲンロンカフェにて、『アメリカ横断ウルトラクイズ』12代チャンピオン・瀬間康仁氏、13代チャンピオン・長戸勇人氏をスペシャルゲストに招いた「QUIZ JAPAN」主催のトークライブが開催されました。その模様をお送り致します。
【あずまんMAD】動ポノムコウ【東浩紀】
後半から鬱ルートです
当時のぼくは批評の無力さに絶望していた。そして批評の力を回復するためにはなんでもやるべきだと考えていた。道化と見なされるのも厭わなかった。だからぼくは、小説を書き、若い書き手と交わり、テレビに出演し、SNSに身を投じた。その戦略は当時、それなりの結果を出していた。ぼくのまわりには新たな才能が集まり、ネットではカリスマと呼ばれ、いつしか「東浩紀の一人勝ち」などと(揶揄が半分だが)評されるようになっていた。[…]けれども、震災後、ぼくはその全てが虚しいと感じるようになり、生きかたを変えた。[…]
ゼロ年代はじつに甘い時代だった。まだみながネットの力を信じることができ、若い世代が日本を変えると信じることができた時代だった。
(東浩紀『ゆるく考える』「あとがき」)
使用楽曲『夜空ノムコウ』(1998) -SMAP
「QUIZ JAPAN」主催 第2回トークライブ【ゲスト:瀬間康仁・長戸勇人】#1
2014年6月1日(日)、東京・五反田のゲンロンカフェにて、『アメリカ横断ウルトラクイズ』12代チャンピオン・瀬間康仁氏、13代チャンピオン・長戸勇人氏をスペシャルゲストに招いた「QUIZ JAPAN」主催のトークライブが開催されました。その模様をお送り致します。
「QUIZ JAPAN」第4回トークライブ【ゲスト:長戸勇人・永田喜彰】#2
2015年3月29日(日)、東京・五反田のゲンロンカフェにて、『第13回アメリカ横断ウルトラクイズ』優勝者・長戸勇人氏、準優勝者・永田喜彰氏をスペシャルゲストに招いた「QUIZ JAPAN」主催のトークライブが開催されました。その模様をお送り致します。
第4回トークライブ#1
第4回トークライブ#3
「QUIZ JAPAN」公式サイト http://quizjapan.com
「QUIZ JAPAN」第4回トークライブ【ゲスト:長戸勇人・永田喜彰】#3
2015年3月29日(日)、東京・五反田のゲンロンカフェにて、『第13回アメリカ横断ウルトラクイズ』優勝者・長戸勇人氏、準優勝者・永田喜彰氏をスペシャルゲストに招いた「QUIZ JAPAN」主催のトークライブが開催されました。その模様をお送り致します。
第4回トークライブ#1
第4回トークライブ#2
「QUIZ JAPAN」公式サイト http://quizjapan.com
「QUIZ JAPAN」第4回トークライブ【ゲスト:長戸勇人・永田喜彰】#1
2015年3月29日(日)、東京・五反田のゲンロンカフェにて、『第13回アメリカ横断ウルトラクイズ』優勝者・長戸勇人氏、準優勝者・永田喜彰氏をスペシャルゲストに招いた「QUIZ JAPAN」主催のトークライブが開催されました。その模様をお送り致します。
第4回トークライブ#2
第4回トークライブ#3
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「QUIZ JAPAN」第5回トークライブ【ゲスト:稲川良夫・永田喜彰・秋利美記雄・仲野隆也】#1
2015年7月19日(日)、東京・五反田のゲンロンカフェにて、『QUIZ JAPAN』主催の第5回トークライブが開催されました。今回のゲストは『第11回アメリカ横断ウルトラクイズ』優勝者・稲川良夫氏、『第13回』準優勝者・永田喜彰氏、同じく『第13回』の準決勝・ボルチモアの激闘でおなじみの秋利美記雄氏、『第13回』は成田のじゃんけんで破れてしまったものの、名古屋大学クイズ研究会創世期を秋利氏と共に支えた仲野隆也氏の4名。それぞれのクイズ番組デビューからウルトラクイズのエピソードまで語られた、貴重なトークライブの模様をお送り致します。
第5回トークライブ#2
第5回トークライブ#3
「QUIZ JAPAN」公式サイト http://quizjapan.com
(1/4)亀山郁夫×東浩紀 司会=上田洋子「『カラマーゾフの兄弟』からチェルノブイリへ——ロシア文学と日本社会」【2014/12/9収録】 @hazuma @yuvmsk
ドストエフスキーは世界文学のなかでも、日本でとくに人気の高い作家である。これまで多くの作家が影響を受け、多くの研究者が論文を捧げ、あまたの翻訳が世に出されてきた。
だが、21世紀になって、ドストエフスキーの新訳を年間26万部を越えるベストセラーに導いたのは、世界でも亀山郁夫だけではないか。
ベストセラーになったのは、ドストエフスキーの長編のなかでも最も長い『カラマーゾフの兄弟』(光文社古典新訳文庫)。ヒットの原因は、平易かつ美しい現代語で、物語のダイナミズムをそのままに読ませる亀山訳との相乗効果にある。新訳では、読書ガイドや解題、伝記など、翻訳者亀山があちらこちらに登場して、『カラマーゾフの兄弟』の面白さを熱く語る。読者は亀山の読みと深読みに共感したり反論したりしながら、小説のページをまた繰り直すことになる。そして結局、亀山の熱に巻き込まれてしまう。
亀山は『カラマーゾフ』後も、『罪と罰』(光文社古典新訳文庫)『悪霊』(同)『地下室の記録』(集英社)と、ドストエフスキーの新訳を立て続けに出版している。そして今年、ついにオリジナルの長編小説『新カラマーゾフの兄弟』を『文藝』に発表。この小説では原作の面白さはそのままに、エッセンスや細かなモチーフが見事に現代日本に置き換えられている。エッセイ集『偏愛記』(新潮文庫)ではドストエフスキーの問題がみずからの経験における日本赤軍やオウムの問題と重ね合わせられていたが、『新カラマーゾフの兄弟』でもまた、ドストエフスキー的な論理的思考や推理のプロセスが、亀山の自伝と重ね合わされている。『新カラマーゾフの兄弟』は、ドストエフスキーの小説のたいへん優れた「二次創作」とも言えるだろう。
ドストエフスキーはなぜそんなにひとを惹きつけるのか。ドストエフスキーは日本人になにをもたらしたのか。稀代のドストエフスキー伝道者亀山郁夫に、ドストエフスキーの愛読者として知られる東浩紀が迫る。司会はロシア文学者の上田洋子。
「QUIZ JAPAN」第5回トークライブ【ゲスト:稲川良夫・永田喜彰・秋利美記雄・仲野隆也】#2
2015年7月19日(日)、東京・五反田のゲンロンカフェにて、『QUIZ JAPAN』主催の第5回トークライブが開催されました。今回のゲストは『第11回アメリカ横断ウルトラクイズ』優勝者・稲川良夫氏、『第13回』準優勝者・永田喜彰氏、同じく『第13回』の準決勝・ボルチモアの激闘でおなじみの秋利美記雄氏、『第13回』は成田のじゃんけんで破れてしまったものの、名古屋大学クイズ研究会創世期を秋利氏と共に支えた仲野隆也氏の4名。それぞれのクイズ番組デビューからウルトラクイズのエピソードまで語られた、貴重なトークライブの模様をお送り致します。
第5回トークライブ#1
第5回トークライブ#3
「QUIZ JAPAN」公式サイト http://quizjapan.com
「QUIZ JAPAN」主催 第2回トークライブ【ゲスト:瀬間康仁・長戸勇人】#3
2014年6月1日(日)、東京・五反田のゲンロンカフェにて、『アメリカ横断ウルトラクイズ』12代チャンピオン・瀬間康仁氏、13代チャンピオン・長戸勇人氏をスペシャルゲストに招いた「QUIZ JAPAN」主催のトークライブが開催されました。その模様をお送り致します。
(2/4)亀山郁夫×東浩紀 司会=上田洋子「『カラマーゾフの兄弟』からチェルノブイリへ——ロシア文学と日本社会」【2014/12/9収録】 @hazuma @yuvmsk
ドストエフスキーは世界文学のなかでも、日本でとくに人気の高い作家である。これまで多くの作家が影響を受け、多くの研究者が論文を捧げ、あまたの翻訳が世に出されてきた。
だが、21世紀になって、ドストエフスキーの新訳を年間26万部を越えるベストセラーに導いたのは、世界でも亀山郁夫だけではないか。
ベストセラーになったのは、ドストエフスキーの長編のなかでも最も長い『カラマーゾフの兄弟』(光文社古典新訳文庫)。ヒットの原因は、平易かつ美しい現代語で、物語のダイナミズムをそのままに読ませる亀山訳との相乗効果にある。新訳では、読書ガイドや解題、伝記など、翻訳者亀山があちらこちらに登場して、『カラマーゾフの兄弟』の面白さを熱く語る。読者は亀山の読みと深読みに共感したり反論したりしながら、小説のページをまた繰り直すことになる。そして結局、亀山の熱に巻き込まれてしまう。
亀山は『カラマーゾフ』後も、『罪と罰』(光文社古典新訳文庫)『悪霊』(同)『地下室の記録』(集英社)と、ドストエフスキーの新訳を立て続けに出版している。そして今年、ついにオリジナルの長編小説『新カラマーゾフの兄弟』を『文藝』に発表。この小説では原作の面白さはそのままに、エッセンスや細かなモチーフが見事に現代日本に置き換えられている。エッセイ集『偏愛記』(新潮文庫)ではドストエフスキーの問題がみずからの経験における日本赤軍やオウムの問題と重ね合わせられていたが、『新カラマーゾフの兄弟』でもまた、ドストエフスキー的な論理的思考や推理のプロセスが、亀山の自伝と重ね合わされている。『新カラマーゾフの兄弟』は、ドストエフスキーの小説のたいへん優れた「二次創作」とも言えるだろう。
ドストエフスキーはなぜそんなにひとを惹きつけるのか。ドストエフスキーは日本人になにをもたらしたのか。稀代のドストエフスキー伝道者亀山郁夫に、ドストエフスキーの愛読者として知られる東浩紀が迫る。司会はロシア文学者の上田洋子。
〈5/5〉福嶋亮大×東浩紀【物語と観客の日本文明論——『復興文化論』の先へ #3】「旅・日本思想・アヴァンギャルド」【2014/9/26収録】 @liang_da @hazuma
第三回の講義では、東浩紀氏とともに日本思想の諸問題、さらにそこから見えてくる前衛の可能性を主なテーマとして話し合いたいと思います。幻冬舎から7月に『弱いつながり——検索ワードを探す旅』(http://amzn.to/1QXuWbE)を刊行した東氏は、インターネットと身体、検索と旅行の「あいだ」で、人生の新しい組み立て方を提案しました。インターネットは私たちの思考の環境を劇的に変えてしまいましたが、東氏はその混乱を逆手にとるような形で、旅をキーワードにしながら、私たちの生き方の新しいモデルを提案しているのです。哲学的に言えば、それは「ゲームを外から眺める無関心な観客」を重視するカントの公共性論にも繋がっていくものでしょう。
考えてみれば、日本人の「思想」は宗教、文学、芸能その他が渾然一体となったところに成立しています。西洋の哲学のような建築的なものではないにせよ、世界と触れ合い、精神の自由を広げようとする思考の資源そのものは、さまざまな文化領域のなかに散らばっています。私たちはこの資源をうまく利用しながら、グローバル化/グーグル化の裏をかくような思想のスタイルを総合的に描き出していくべきでしょう。旅することが考えることであり、人生を作ることでもあるという東氏の魅力的な提案は、日本思想の問題にも連なっていくはずです。
さらに言えば、その試みからは、前衛のコンセプトの再起動も可能かもしれません。前衛という言葉はとっくに死語になりましたが、本来ならば「きれい」も「きたない」も全部詰め込んで、たとえ見栄えは悪くとも、使えるものは全部使い尽くしてしまおうとする無鉄砲さにこそ、われわれの前衛の可能性はあったはずです。旅からアヴァンギャルドまで、多角的な議論をご期待ください。(福嶋亮大)
1/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1459401353
2/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1459402101
3/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1459402192
4/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1459402287
5/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1459402325
旅・日本思想・アヴァンギャルド | ゲンロンカフェ
http://genron-cafe.jp/event/20140926/
(3/4)亀山郁夫×東浩紀 司会=上田洋子「『カラマーゾフの兄弟』からチェルノブイリへ——ロシア文学と日本社会」【2014/12/9収録】 @hazuma @yuvmsk
ドストエフスキーは世界文学のなかでも、日本でとくに人気の高い作家である。これまで多くの作家が影響を受け、多くの研究者が論文を捧げ、あまたの翻訳が世に出されてきた。
だが、21世紀になって、ドストエフスキーの新訳を年間26万部を越えるベストセラーに導いたのは、世界でも亀山郁夫だけではないか。
ベストセラーになったのは、ドストエフスキーの長編のなかでも最も長い『カラマーゾフの兄弟』(光文社古典新訳文庫)。ヒットの原因は、平易かつ美しい現代語で、物語のダイナミズムをそのままに読ませる亀山訳との相乗効果にある。新訳では、読書ガイドや解題、伝記など、翻訳者亀山があちらこちらに登場して、『カラマーゾフの兄弟』の面白さを熱く語る。読者は亀山の読みと深読みに共感したり反論したりしながら、小説のページをまた繰り直すことになる。そして結局、亀山の熱に巻き込まれてしまう。
亀山は『カラマーゾフ』後も、『罪と罰』(光文社古典新訳文庫)『悪霊』(同)『地下室の記録』(集英社)と、ドストエフスキーの新訳を立て続けに出版している。そして今年、ついにオリジナルの長編小説『新カラマーゾフの兄弟』を『文藝』に発表。この小説では原作の面白さはそのままに、エッセンスや細かなモチーフが見事に現代日本に置き換えられている。エッセイ集『偏愛記』(新潮文庫)ではドストエフスキーの問題がみずからの経験における日本赤軍やオウムの問題と重ね合わせられていたが、『新カラマーゾフの兄弟』でもまた、ドストエフスキー的な論理的思考や推理のプロセスが、亀山の自伝と重ね合わされている。『新カラマーゾフの兄弟』は、ドストエフスキーの小説のたいへん優れた「二次創作」とも言えるだろう。
ドストエフスキーはなぜそんなにひとを惹きつけるのか。ドストエフスキーは日本人になにをもたらしたのか。稀代のドストエフスキー伝道者亀山郁夫に、ドストエフスキーの愛読者として知られる東浩紀が迫る。司会はロシア文学者の上田洋子。
吉川浩満×東浩紀「運と確率の進化論——『理不尽な進化』をめぐって」【2015/4/24収録】 @clnmn @hazuma
話題のベストセラー『理不尽な進化』の著者・吉川浩満氏がゲンロンカフェに初登場。
執筆の動機は「生物学的関心、科学コミュニケーション的関心というより哲学的関心」だったと語る同氏と、デビュー以来「確率」の哲学的意味について思索を巡らせてきた東浩紀が、
人間、あるいは生命にとって「運」と「確率」とはどのようなものか、この厄介なものと私たちはどう向き合うべきかを語る。
1)生命史における絶滅——その重要性
2)「適者生存」原理——誤解と正解
3)適応主義をめぐる論争——歴史の問題
補)東浩紀と理不尽な進化
• 進化の理不尽さ:強いつながりと弱いつながり
• 理系と文系:大学の言説と分析家の言説
• 歴史の問題:法則・モデル構築と歴史の一回性
• 意識と無意識:イデオロギーと科学コミュニケーション
http://genron-cafe.jp/event/20150424/
〈1/5〉福嶋亮大×東浩紀【物語と観客の日本文明論——『復興文化論』の先へ #3】「旅・日本思想・アヴァンギャルド」【2014/9/26収録】 @liang_da @hazuma
第三回の講義では、東浩紀氏とともに日本思想の諸問題、さらにそこから見えてくる前衛の可能性を主なテーマとして話し合いたいと思います。幻冬舎から7月に『弱いつながり——検索ワードを探す旅』(http://amzn.to/1QXuWbE)を刊行した東氏は、インターネットと身体、検索と旅行の「あいだ」で、人生の新しい組み立て方を提案しました。インターネットは私たちの思考の環境を劇的に変えてしまいましたが、東氏はその混乱を逆手にとるような形で、旅をキーワードにしながら、私たちの生き方の新しいモデルを提案しているのです。哲学的に言えば、それは「ゲームを外から眺める無関心な観客」を重視するカントの公共性論にも繋がっていくものでしょう。
考えてみれば、日本人の「思想」は宗教、文学、芸能その他が渾然一体となったところに成立しています。西洋の哲学のような建築的なものではないにせよ、世界と触れ合い、精神の自由を広げようとする思考の資源そのものは、さまざまな文化領域のなかに散らばっています。私たちはこの資源をうまく利用しながら、グローバル化/グーグル化の裏をかくような思想のスタイルを総合的に描き出していくべきでしょう。旅することが考えることであり、人生を作ることでもあるという東氏の魅力的な提案は、日本思想の問題にも連なっていくはずです。
さらに言えば、その試みからは、前衛のコンセプトの再起動も可能かもしれません。前衛という言葉はとっくに死語になりましたが、本来ならば「きれい」も「きたない」も全部詰め込んで、たとえ見栄えは悪くとも、使えるものは全部使い尽くしてしまおうとする無鉄砲さにこそ、われわれの前衛の可能性はあったはずです。旅からアヴァンギャルドまで、多角的な議論をご期待ください。(福嶋亮大)
1/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1459401353
2/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1459402101
3/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1459402192
4/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1459402287
5/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1459402325
旅・日本思想・アヴァンギャルド | ゲンロンカフェ
http://genron-cafe.jp/event/20140926/
〈1/8〉阿部和重×東浩紀「断ち切られたゼロ年代——2010年代に文学と思想は交わるのか?」 【2014/6/27収録】 @abekazushige @hazuma
かつての盟友、阿部和重と東浩紀の対談がついに実現。この二人だけが知っている本当のゼロ年代がいま明らかに!デビュー当時、切っても切れない仲だった阿部和重と東浩紀。それぞれの初期代表作『インディヴィジュアル・プロジェクション』(1997年)『存在論的、郵便的』(1998年)は相次いで刊行され、小説家と批評家が公私交えて交流するその仲は、当時中上健次と柄谷行人にも喩えられた。実際『インディヴィジュアル・プロジェクション』文庫版に東が寄せた解説は、作品の読解を超えて、彼らの現実での蜜月を雄弁に証言するものとなっている。しかしそんな2人も、ゼロ年代に入り、東がサブカル批評に軸足を移すと急速に関係が疎遠になっていく。2010年に東は『クォンタム・ファミリーズ』で三島由紀夫賞を受賞、同年には阿部も『ピストルズ』で谷崎潤一郎賞を受賞し、新しく文芸誌を舞台に小説家同士の関係が始まる――かと思いきや、以後の東はゲンロンに軸足を移し、ふたたび文芸誌からは遠ざかる。「阿部・東の90年代」は、いまだほとんど語られることがない。1990年代、日本文学ではなにが起きていたのか?そしてゼロ年代になぜ阿部と東の道は離れてしまったのか?いまふたりはなにを思い、どこに行こうとしているのか?そういえば文壇っていまもあるのか?市川真人の連続講座「『批評空間』の後に文学は?」と連動した、ゲンロンカフェだからこそできる、アクチュアルでぶっちゃけた文学者同士の本音トーク。文学と思想の新しい時代へ向けて、断ち切られた時がふたたび結び合わされる。追伸*「阿部くんとはほとんど連絡を取り合っていなかったのだけど、彼はゲンロン友の会の第1期からの会員になってくれています。ありがたいことです。そんな感謝の意を壇上で伝えることができれば」(東浩紀)
〈4/5〉福嶋亮大×東浩紀【物語と観客の日本文明論——『復興文化論』の先へ #3】「旅・日本思想・アヴァンギャルド」【2014/9/26収録】 @liang_da @hazuma
第三回の講義では、東浩紀氏とともに日本思想の諸問題、さらにそこから見えてくる前衛の可能性を主なテーマとして話し合いたいと思います。幻冬舎から7月に『弱いつながり——検索ワードを探す旅』(http://amzn.to/1QXuWbE)を刊行した東氏は、インターネットと身体、検索と旅行の「あいだ」で、人生の新しい組み立て方を提案しました。インターネットは私たちの思考の環境を劇的に変えてしまいましたが、東氏はその混乱を逆手にとるような形で、旅をキーワードにしながら、私たちの生き方の新しいモデルを提案しているのです。哲学的に言えば、それは「ゲームを外から眺める無関心な観客」を重視するカントの公共性論にも繋がっていくものでしょう。
考えてみれば、日本人の「思想」は宗教、文学、芸能その他が渾然一体となったところに成立しています。西洋の哲学のような建築的なものではないにせよ、世界と触れ合い、精神の自由を広げようとする思考の資源そのものは、さまざまな文化領域のなかに散らばっています。私たちはこの資源をうまく利用しながら、グローバル化/グーグル化の裏をかくような思想のスタイルを総合的に描き出していくべきでしょう。旅することが考えることであり、人生を作ることでもあるという東氏の魅力的な提案は、日本思想の問題にも連なっていくはずです。
さらに言えば、その試みからは、前衛のコンセプトの再起動も可能かもしれません。前衛という言葉はとっくに死語になりましたが、本来ならば「きれい」も「きたない」も全部詰め込んで、たとえ見栄えは悪くとも、使えるものは全部使い尽くしてしまおうとする無鉄砲さにこそ、われわれの前衛の可能性はあったはずです。旅からアヴァンギャルドまで、多角的な議論をご期待ください。(福嶋亮大)
1/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1459401353
2/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1459402101
3/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1459402192
4/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1459402287
5/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1459402325
旅・日本思想・アヴァンギャルド | ゲンロンカフェ
http://genron-cafe.jp/event/20140926/
〈2/5〉福嶋亮大×東浩紀【物語と観客の日本文明論——『復興文化論』の先へ #3】「旅・日本思想・アヴァンギャルド」【2014/9/26収録】 @liang_da @hazuma
第三回の講義では、東浩紀氏とともに日本思想の諸問題、さらにそこから見えてくる前衛の可能性を主なテーマとして話し合いたいと思います。幻冬舎から7月に『弱いつながり——検索ワードを探す旅』(http://amzn.to/1QXuWbE)を刊行した東氏は、インターネットと身体、検索と旅行の「あいだ」で、人生の新しい組み立て方を提案しました。インターネットは私たちの思考の環境を劇的に変えてしまいましたが、東氏はその混乱を逆手にとるような形で、旅をキーワードにしながら、私たちの生き方の新しいモデルを提案しているのです。哲学的に言えば、それは「ゲームを外から眺める無関心な観客」を重視するカントの公共性論にも繋がっていくものでしょう。
考えてみれば、日本人の「思想」は宗教、文学、芸能その他が渾然一体となったところに成立しています。西洋の哲学のような建築的なものではないにせよ、世界と触れ合い、精神の自由を広げようとする思考の資源そのものは、さまざまな文化領域のなかに散らばっています。私たちはこの資源をうまく利用しながら、グローバル化/グーグル化の裏をかくような思想のスタイルを総合的に描き出していくべきでしょう。旅することが考えることであり、人生を作ることでもあるという東氏の魅力的な提案は、日本思想の問題にも連なっていくはずです。
さらに言えば、その試みからは、前衛のコンセプトの再起動も可能かもしれません。前衛という言葉はとっくに死語になりましたが、本来ならば「きれい」も「きたない」も全部詰め込んで、たとえ見栄えは悪くとも、使えるものは全部使い尽くしてしまおうとする無鉄砲さにこそ、われわれの前衛の可能性はあったはずです。旅からアヴァンギャルドまで、多角的な議論をご期待ください。(福嶋亮大)
1/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1459401353
2/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1459402101
3/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1459402192
4/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1459402287
5/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1459402325
旅・日本思想・アヴァンギャルド | ゲンロンカフェ
http://genron-cafe.jp/event/20140926/
「QUIZ JAPAN PARTY!」第1回【1回戦】
2015年5月23日(土)、東京・五反田のゲンロンカフェにて、「QUIZ JAPAN」主催の参加型クイズイベント『QUIZ JAPAN PARTY!』第一回大会が開催されました。
司会に古川洋平氏、スペシャルゲストに能勢一幸氏と伊沢拓司氏という二人のクイズ王を招き、40名弱の皆様にご参加いただいた、大熱戦の様子をお送り致します。
「QUIZ JAPAN PARTY!」第1回【2回戦】
「QUIZ JAPAN PARTY!」第1回【敗者復活戦〜準決勝】
「QUIZ JAPAN PARTY!」第1回【決勝戦】
「QUIZ JAPAN」公式サイト http://quizjapan.com
(4/4)亀山郁夫×東浩紀 司会=上田洋子「『カラマーゾフの兄弟』からチェルノブイリへ——ロシア文学と日本社会」【2014/12/9収録】 @hazuma @yuvmsk
ドストエフスキーは世界文学のなかでも、日本でとくに人気の高い作家である。これまで多くの作家が影響を受け、多くの研究者が論文を捧げ、あまたの翻訳が世に出されてきた。
だが、21世紀になって、ドストエフスキーの新訳を年間26万部を越えるベストセラーに導いたのは、世界でも亀山郁夫だけではないか。
ベストセラーになったのは、ドストエフスキーの長編のなかでも最も長い『カラマーゾフの兄弟』(光文社古典新訳文庫)。ヒットの原因は、平易かつ美しい現代語で、物語のダイナミズムをそのままに読ませる亀山訳との相乗効果にある。新訳では、読書ガイドや解題、伝記など、翻訳者亀山があちらこちらに登場して、『カラマーゾフの兄弟』の面白さを熱く語る。読者は亀山の読みと深読みに共感したり反論したりしながら、小説のページをまた繰り直すことになる。そして結局、亀山の熱に巻き込まれてしまう。
亀山は『カラマーゾフ』後も、『罪と罰』(光文社古典新訳文庫)『悪霊』(同)『地下室の記録』(集英社)と、ドストエフスキーの新訳を立て続けに出版している。そして今年、ついにオリジナルの長編小説『新カラマーゾフの兄弟』を『文藝』に発表。この小説では原作の面白さはそのままに、エッセンスや細かなモチーフが見事に現代日本に置き換えられている。エッセイ集『偏愛記』(新潮文庫)ではドストエフスキーの問題がみずからの経験における日本赤軍やオウムの問題と重ね合わせられていたが、『新カラマーゾフの兄弟』でもまた、ドストエフスキー的な論理的思考や推理のプロセスが、亀山の自伝と重ね合わされている。『新カラマーゾフの兄弟』は、ドストエフスキーの小説のたいへん優れた「二次創作」とも言えるだろう。
ドストエフスキーはなぜそんなにひとを惹きつけるのか。ドストエフスキーは日本人になにをもたらしたのか。稀代のドストエフスキー伝道者亀山郁夫に、ドストエフスキーの愛読者として知られる東浩紀が迫る。司会はロシア文学者の上田洋子。
〈3/5〉福嶋亮大×東浩紀【物語と観客の日本文明論——『復興文化論』の先へ #3】「旅・日本思想・アヴァンギャルド」【2014/9/26収録】 @liang_da @hazuma
第三回の講義では、東浩紀氏とともに日本思想の諸問題、さらにそこから見えてくる前衛の可能性を主なテーマとして話し合いたいと思います。幻冬舎から7月に『弱いつながり——検索ワードを探す旅』(http://amzn.to/1QXuWbE)を刊行した東氏は、インターネットと身体、検索と旅行の「あいだ」で、人生の新しい組み立て方を提案しました。インターネットは私たちの思考の環境を劇的に変えてしまいましたが、東氏はその混乱を逆手にとるような形で、旅をキーワードにしながら、私たちの生き方の新しいモデルを提案しているのです。哲学的に言えば、それは「ゲームを外から眺める無関心な観客」を重視するカントの公共性論にも繋がっていくものでしょう。
考えてみれば、日本人の「思想」は宗教、文学、芸能その他が渾然一体となったところに成立しています。西洋の哲学のような建築的なものではないにせよ、世界と触れ合い、精神の自由を広げようとする思考の資源そのものは、さまざまな文化領域のなかに散らばっています。私たちはこの資源をうまく利用しながら、グローバル化/グーグル化の裏をかくような思想のスタイルを総合的に描き出していくべきでしょう。旅することが考えることであり、人生を作ることでもあるという東氏の魅力的な提案は、日本思想の問題にも連なっていくはずです。
さらに言えば、その試みからは、前衛のコンセプトの再起動も可能かもしれません。前衛という言葉はとっくに死語になりましたが、本来ならば「きれい」も「きたない」も全部詰め込んで、たとえ見栄えは悪くとも、使えるものは全部使い尽くしてしまおうとする無鉄砲さにこそ、われわれの前衛の可能性はあったはずです。旅からアヴァンギャルドまで、多角的な議論をご期待ください。(福嶋亮大)
1/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1459401353
2/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1459402101
3/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1459402192
4/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1459402287
5/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1459402325
旅・日本思想・アヴァンギャルド | ゲンロンカフェ
http://genron-cafe.jp/event/20140926/
「QUIZ JAPAN」第5回トークライブ【ゲスト:稲川良夫・永田喜彰・秋利美記雄・仲野隆也】#3
2015年7月19日(日)、東京・五反田のゲンロンカフェにて、『QUIZ JAPAN』主催の第5回トークライブが開催されました。今回のゲストは『第11回アメリカ横断ウルトラクイズ』優勝者・稲川良夫氏、『第13回』準優勝者・永田喜彰氏、同じく『第13回』の準決勝・ボルチモアの激闘でおなじみの秋利美記雄氏、『第13回』は成田のじゃんけんで破れてしまったものの、名古屋大学クイズ研究会創世期を秋利氏と共に支えた仲野隆也氏の4名。それぞれのクイズ番組デビューからウルトラクイズのエピソードまで語られた、貴重なトークライブの模様をお送り致します。
第5回トークライブ#1
第5回トークライブ#2
「QUIZ JAPAN」公式サイト http://quizjapan.com
さやわか×海猫沢めろん×東浩紀「コミュニケーションは想像力を超えるか――ゼロ年代の終わりと10年代の行方」【2014/7/12収録】 @someru @uminekozawa @hazuma
好評シリーズ「さやわか式☆現代文化論」に東浩紀が乱入!海猫沢めろんのデビュー作『左巻キ式ラストリゾート』が、この7月に10年越しで復刊された。キャッチフレーズは「ゼロ年代を葬送する」。海猫沢自身は、復刊にあたり「当時、ぼくは無名で、わけのわからない愛憎にまみれていた。なにもかもを憎んでいた。それでもなにかを愛したいと思っていた。すべてが最低ですべてが最高だった」と語る。典型的なゼロ年代語りだ。そんな情念の結晶を、まっこうから否定する(ように見える)のがさわやかである。さやわかのは最新刊『一〇年代文化論』で、2010年代の若者文化の特徴として、「残念」というキーワードのもと、あらゆる個性を「キャラ」として受け入れていく感性を挙げる。すべてはコミュニケーションのネタとして、軽やかに消費される。もしこの仮説が本当だとすれば、海猫沢のコメントほど「非一〇年代的」なものもない。はたして海猫沢の感性は古いのか?それとも海猫沢自身が「残念」なのか?残念はいいことなのか?残念でクリエイションできるのか?議論にはさらに、『左巻キ式ラストリゾート』に解説を寄せ、『一〇年代文化論』に苦言を呈した東浩紀が参入。討論を掻き回す。コミュニケーションか、想像力か。2010年代を見抜く力が試される。
【イベントのページ】
http://genron-cafe.jp/event/20140712b/
(1/3)夏野剛×東浩紀「ビジネスとしての福島第一原発観光地化計画――巨大な夢に対して実業家はどのような視点を向けるのか!?」 【2013/12/03配信】@tnatsu @hazuma
手がける事業に次々と莫大な利益をもたらしドワンゴ、セガサミー、ぴあなど、名立たる企業の取締役を兼任する日本屈指のビジネスリーダー・夏野剛がついにゲンロンカフェに降臨!!東浩紀、津田大介、開沼博、藤村龍至、梅沢和木など、層々たる執筆陣によって作られた『福島第一原発観光地化計画』。彼らは除染が進んだ25年後の世界で、福島第一原発周辺を観光地化する未来を考えている。だが、それはビジネス的な視点から見た時にどのようなものとして映るのか!?慶應義塾大学大学院で特別招聘教授を務め、World Wide WebConsortiumにおいてアジア出身者として初の顧問会議委員に就任したビジネスマンが語る、夢と現実の交差点。世間の関心を高める福島第一原発が持つ新たな可能性が今宵明らかになる!
〈4/8〉阿部和重×東浩紀「断ち切られたゼロ年代——2010年代に文学と思想は交わるのか?」 【2014/6/27収録】 @abekazushige @hazuma
かつての盟友、阿部和重と東浩紀の対談がついに実現。この二人だけが知っている本当のゼロ年代がいま明らかに!デビュー当時、切っても切れない仲だった阿部和重と東浩紀。それぞれの初期代表作『インディヴィジュアル・プロジェクション』(1997年)『存在論的、郵便的』(1998年)は相次いで刊行され、小説家と批評家が公私交えて交流するその仲は、当時中上健次と柄谷行人にも喩えられた。実際『インディヴィジュアル・プロジェクション』文庫版に東が寄せた解説は、作品の読解を超えて、彼らの現実での蜜月を雄弁に証言するものとなっている。しかしそんな2人も、ゼロ年代に入り、東がサブカル批評に軸足を移すと急速に関係が疎遠になっていく。2010年に東は『クォンタム・ファミリーズ』で三島由紀夫賞を受賞、同年には阿部も『ピストルズ』で谷崎潤一郎賞を受賞し、新しく文芸誌を舞台に小説家同士の関係が始まる――かと思いきや、以後の東はゲンロンに軸足を移し、ふたたび文芸誌からは遠ざかる。「阿部・東の90年代」は、いまだほとんど語られることがない。1990年代、日本文学ではなにが起きていたのか?そしてゼロ年代になぜ阿部と東の道は離れてしまったのか?いまふたりはなにを思い、どこに行こうとしているのか?そういえば文壇っていまもあるのか?市川真人の連続講座「『批評空間』の後に文学は?」と連動した、ゲンロンカフェだからこそできる、アクチュアルでぶっちゃけた文学者同士の本音トーク。文学と思想の新しい時代へ向けて、断ち切られた時がふたたび結び合わされる。追伸*「阿部くんとはほとんど連絡を取り合っていなかったのだけど、彼はゲンロン友の会の第1期からの会員になってくれています。ありがたいことです。そんな感謝の意を壇上で伝えることができれば」(東浩紀)
「QUIZ JAPAN」第6回トークライブ【ゲスト:伊沢拓司・隅田好史・大美賀祐貴・矢野了平】#1
2015年10月17日(土)、東京・五反田のゲンロンカフェにて、『QUIZ JAPAN』主催の第6回トークライブが開催されました。『東大生クイズ王・伊沢拓司の軌跡 Ⅰ~頂点を極めた思考法~』を出版した『高校生クイズ』2連覇の現・東大生の伊沢拓司を中心に、同じくの『高校生クイズ』の優勝者である隅田好史(元・京都大学クイズ研究会)と、同時代を戦った大美賀祐貴(元・早稲田大学クイズ研究会)、さらに『高校生クイズ』を手がける放送作家の矢野了平をゲストに招き、数々のクイズ番組や『abc』をはじめとするクイズのオープン大会について徹底討論した、貴重なトークライブの模様をお送り致します。
※会場の都合により、今回は低画質の映像になっております。ご了承をお願いいたします。
第6回トークライブ#2
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〈2/8〉阿部和重×東浩紀「断ち切られたゼロ年代——2010年代に文学と思想は交わるのか?」 【2014/6/27収録】 @abekazushige @hazuma
かつての盟友、阿部和重と東浩紀の対談がついに実現。この二人だけが知っている本当のゼロ年代がいま明らかに!デビュー当時、切っても切れない仲だった阿部和重と東浩紀。それぞれの初期代表作『インディヴィジュアル・プロジェクション』(1997年)『存在論的、郵便的』(1998年)は相次いで刊行され、小説家と批評家が公私交えて交流するその仲は、当時中上健次と柄谷行人にも喩えられた。実際『インディヴィジュアル・プロジェクション』文庫版に東が寄せた解説は、作品の読解を超えて、彼らの現実での蜜月を雄弁に証言するものとなっている。しかしそんな2人も、ゼロ年代に入り、東がサブカル批評に軸足を移すと急速に関係が疎遠になっていく。2010年に東は『クォンタム・ファミリーズ』で三島由紀夫賞を受賞、同年には阿部も『ピストルズ』で谷崎潤一郎賞を受賞し、新しく文芸誌を舞台に小説家同士の関係が始まる――かと思いきや、以後の東はゲンロンに軸足を移し、ふたたび文芸誌からは遠ざかる。「阿部・東の90年代」は、いまだほとんど語られることがない。1990年代、日本文学ではなにが起きていたのか?そしてゼロ年代になぜ阿部と東の道は離れてしまったのか?いまふたりはなにを思い、どこに行こうとしているのか?そういえば文壇っていまもあるのか?市川真人の連続講座「『批評空間』の後に文学は?」と連動した、ゲンロンカフェだからこそできる、アクチュアルでぶっちゃけた文学者同士の本音トーク。文学と思想の新しい時代へ向けて、断ち切られた時がふたたび結び合わされる。追伸*「阿部くんとはほとんど連絡を取り合っていなかったのだけど、彼はゲンロン友の会の第1期からの会員になってくれています。ありがたいことです。そんな感謝の意を壇上で伝えることができれば」(東浩紀)
(1/3)【憲法2.0再起動 #1】「憲法から考える国のかたち —— 人権、統治、平和主義」小林節×ゲンロン憲法委員会(境真良+西田亮介+東浩紀)【2014/05/03配信】 @sakaima @Ryosuke_Nishida @hazuma
第2次安倍内閣の発足から1年半が経ち、憲法改正へ向けた動きが本格化しつつあります。国民投票法の改正が国会で審議され、集団的自衛権の行使についての解釈変更の動きも進んでいます。他方で護憲派の動きも活発化、憲法9条をノーベル平和賞に推薦する試みも現れています。
とはいえ、日本国憲法の施行からすでに67年。
護憲対改憲というその構図そのものを不毛だと感じるひとも少なくありません。急進的な愛国主義者がイデオロギー色の強い改憲を主張し、他方で平和主義者が教条的に憲法改正絶対反対を訴える。その風景はあまりに見慣れたものです。
そんななか、 2012年の夏、ゲンロンでは「新日本国憲法ゲンロン草案(※)」を発表しました。従来の護憲対改憲の構図から離れ、情報化とグローバル化に適合した、まったく新しい「国のかたち」を提案。国民概念と住民概念の二元性を軸に、天皇を元首とし自衛隊を合憲化する一方で、在日外国人参政権の大幅な拡大を謳う斬新な内容が話題を呼びました。
今回、ゲンロンでは、67回目の憲法記念日を記念してシンポジウムを開催します。日本を代表する憲法学者であり、この20年来、「護憲的改憲論者」として護憲対改憲の論争を超えた原理的な改憲思想提示し続けている慶應義塾大学名誉教授・小林節氏を迎え、現行憲法や自民党の改正草案の問題点も踏まえながら、「21世紀の日本」を構想するための新しい憲法とはいかなるものであるべきなのか、徹底討論を行います。
憲法は政争の具ではありません。それは国民が国のかたちを決める設計図のことです。憲法をめぐる議論は、本来もっと自由で、国民に開かれたものであるべきなのです。憲法をつかって新しい日本を構想する、それがこのシンポジウムの目的です。
(※)「新日本国憲法ゲンロン草案」は、本文だけであれば下記サイトにて全文をお読みいただけます。
「BLOGOS × ゲンロン presents 憲法2.0 wiki」
http://p.tl/viYa
〈3/8〉阿部和重×東浩紀「断ち切られたゼロ年代——2010年代に文学と思想は交わるのか?」 【2014/6/27収録】 @abekazushige @hazuma
かつての盟友、阿部和重と東浩紀の対談がついに実現。この二人だけが知っている本当のゼロ年代がいま明らかに!デビュー当時、切っても切れない仲だった阿部和重と東浩紀。それぞれの初期代表作『インディヴィジュアル・プロジェクション』(1997年)『存在論的、郵便的』(1998年)は相次いで刊行され、小説家と批評家が公私交えて交流するその仲は、当時中上健次と柄谷行人にも喩えられた。実際『インディヴィジュアル・プロジェクション』文庫版に東が寄せた解説は、作品の読解を超えて、彼らの現実での蜜月を雄弁に証言するものとなっている。しかしそんな2人も、ゼロ年代に入り、東がサブカル批評に軸足を移すと急速に関係が疎遠になっていく。2010年に東は『クォンタム・ファミリーズ』で三島由紀夫賞を受賞、同年には阿部も『ピストルズ』で谷崎潤一郎賞を受賞し、新しく文芸誌を舞台に小説家同士の関係が始まる――かと思いきや、以後の東はゲンロンに軸足を移し、ふたたび文芸誌からは遠ざかる。「阿部・東の90年代」は、いまだほとんど語られることがない。1990年代、日本文学ではなにが起きていたのか?そしてゼロ年代になぜ阿部と東の道は離れてしまったのか?いまふたりはなにを思い、どこに行こうとしているのか?そういえば文壇っていまもあるのか?市川真人の連続講座「『批評空間』の後に文学は?」と連動した、ゲンロンカフェだからこそできる、アクチュアルでぶっちゃけた文学者同士の本音トーク。文学と思想の新しい時代へ向けて、断ち切られた時がふたたび結び合わされる。追伸*「阿部くんとはほとんど連絡を取り合っていなかったのだけど、彼はゲンロン友の会の第1期からの会員になってくれています。ありがたいことです。そんな感謝の意を壇上で伝えることができれば」(東浩紀)
<1/7>佐々木敦×東浩紀「テン年代カルチャーの行方——<ゲーム的リアリズム>から<パラフィクション>へ?」【2014/10/02収録】 @sasakiatsushi @hazuma
テン年代が始まって、すでに5年が経過した。この間、日本で「新しい」文化の潮流は芽生えたのだろうか。批評家・佐々木敦は、この9月に刊行された新刊『あなたは今、この文章を読んでいる。』(慶応大学出版会)で、新たな物語の枠組み「パラフィクション」を提示した。佐々木によれば、ゼロ年代はメタフィクションの時代であったという。アニメや美少女ゲーム、ライトノベルといったジャンルを中心に、フィクションであることそれ自体を逆手に取った形態が頻繁に利用されるようになり、強い支持を受けた(一例を挙げれば『涼宮ハルヒの憂鬱』や『EVER17』、『All You Need Is Kill』など)。その過程を経て、ゼロ年代後半から、メタフィクションの限界を乗り越えようとする動きが現れ始めた。それが「パラフィクション」である。「パラフィクション」は、読者に対し「読む」という能動的な行為を要求し、それに応じて読まれるたびに新たに生成されるような作品群のことを指す。佐々木は例として伊藤計劃+円城塔の『屍者の帝国』や、神林長平の『ぼくらは都市を愛していた』などを取り上げ、その可能性と射程について言及している。一見メタフィクションとの差が見えづらい「パラフィクション」だが、 佐々木によれば、ゼロ年代のメタフィクションの隆盛、そして「パラフィクション」の発生には歴史的な意味があるという。その意味とはどのようなものか。今後どのような展開がありうるのか。それは国際的な競争力のあるコンテンツになりうるのか。佐々木も頻繁に参照する、東浩紀『ゲーム的リアリズムの誕生』が出版されたのは2007年のこと。東はその後の「物語」、それを取り囲む諸状況、そして「パラフィクション」の可能性をどのように評価するのか。 東浩紀を「ゼロ年代一人勝ち」と評した佐々木敦と、評価された張本人が、テン年代カルチャーを主題に徹底討論する。