知的障害理由に手術された女性「20年間、長かった」

知的障害理由に手術された女性「20年間、長かった」

 全国で障害者らに強制的に不妊手術が行われていた旧優生保護法の問題で、手術を受けた人たちが声を上げ始めています。5月17日に北海道、宮城、東京の男女3人が国に謝罪と賠償を求めて一斉に裁判を起こしました。 仙台地裁に提訴したのは宮城県在住の70代の女性です。女性は16歳の時に旧優生保護法のもと、知的障害を理由に不妊手術を強制されたとしています。 提訴した70代女性:「20年間、声を上げてきてやっと提訴に踏み切りました。長かったです」 女性は憲法が保障する個人の尊厳が侵害されたなどとして、国に3850万円の損害賠償と謝罪を求めています。 提訴した70代女性:「優生保護のことを知ってからずっと今日に至るまで毎日、苦しい思いで。年齢が年齢なんで、早く前に進んでほしいと思っています」関連「人生返して」都内男性、強制不妊手術を中学生のころ説明もなく sm33223134 中絶と同時に不妊手術「簡単にできる」と医師が勧め sm33222981 旧厚生省の“障害児施設運営マニュアル”に「知的障害の中には色情を早く発し・・・」 sm33213921 旧優生保護法 強制手術巡り記録に「違法」の指摘 sm33208532 強制不妊 全国弁護団結成へ 東京などで一斉提訴へ sm33125454 検定教科書に強制不妊手術「明るい社会のため大切 」 sm33113503 旧優生保護法で不妊手術強制 人権侵害訴え国を提訴 sm32664150 強制入院、不妊手術 旧優生保護法めぐり男性語る sm33048258

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