“旧優生保護法” 神奈川県の閲覧資料に個人情報

“旧優生保護法” 神奈川県の閲覧資料に個人情報

神奈川県は5月25日、県立公文書館が保存する1960~61年度の旧優生保護法関係資料で、同法に基づき不妊手術を受けた男女9人(当時19~40歳)の名前などの個人情報を伏せず、外部に閲覧させていたと発表した。黒岩祐治知事は同日の定例記者会見で謝罪した。  公文書館によると、国に宛てた優生手術の実績報告書で、手術を受けた人の名前・性別・年齢・疾患名などが記されていた。60年度は4人、61年度は5人の個人情報があったが、黒塗りするなどの処置が施されていなかった。住所などは記載がなく、存命かどうかは不明という。  外部からの閲覧請求は2016年12月以降で10件あり、今月22日に閲覧した人の連絡で判明した。黒岩知事は「特に配慮が必要な病歴に関する情報が個人の情報と結びついた形で公表され、大変申し訳ない」と陳謝した。毎日新聞2018年5月26日東京朝刊 https://mainichi.jp/articles/20180526/ddm/012/040/117000c 関連旧優生保護法 超党派議連が救済法案作成に着手へ sm33260765 旧優生保護法下の強制不妊手術 3都道県で一斉提訴 sm33223308 知的障害理由に手術された女性「20年間、長かった」 sm33223198 「人生返して」都内男性、強制不妊手術を中学生のころ説明もなく sm33223134 中絶と同時に不妊手術「簡単にできる」と医師が勧め sm33222981 旧厚生省の“障害児施設運営マニュアル”に「知的障害の中には色情を早く発し・・・」 sm33213921 旧優生保護法 強制手術巡り記録に「違法」の指摘 sm33208532 検定教科書に強制不妊手術「明るい社会のため大切 」 sm33113503 旧優生保護法で不妊手術強制 人権侵害訴え国を提訴 sm32664150 強制入院、不妊手術 旧優生保護法めぐり男性語る sm33048258

http://www.nicovideo.jp/watch/sm33270871