事故が激減　センターラインのワイヤロープ効果とは

　反対車線にはみ出し、対向車と衝突する事故が後を絶たない。そこで注目されるのがセンターラインに設置するワイヤロープだ。試験的に導入した場所では、はみ出し事故が激減した。　５月、長野県の高速道路で起きた3人が死傷する痛ましい事故。現場は中央分離帯のない対面通行で、対向車線へはみ出した車と向かってきた車が正面衝突したとみられている。このようなはみ出し事故を防ぐため、国土交通省が導入したのがセンターラインに設置するワイヤロープだ。1台の車がカーブを直進し、ワイヤロープへ突っ込む。車は前方部分を破損したが、対向車線にはみ出すことなく衝突は免れた。全国11の県などに試験的に導入されたワイヤロープ。設置されてから死亡事故は起きていない。さらに、飛び出し事故も45件から1件へと大幅に減少している。道路中央の幅が狭く、ガードレールの設置が難しかった片側1車線の高速道路でも設置できるコンパクトなワイヤロープ。車が衝突してもロープがたわんで衝撃を吸収し、対向車線への飛び出しを防ぐことができるという。設置から約1年。雪道での効果も検証され、本格的な実用化を進めていく方針だ。関連 逆走防ぐ交差点から誤進入　4キロ走り事故誘発 sm33322000 雑踏のスクランブル交差点を無理に走行　他にも違反 sm33321796 首都高で身乗り出し3キロ並走　あおり運転の男逮捕 sm333214083 月に免許更新　90歳女性運転の車が歩道に「赤信号分かっていたが」と証言　4人死傷 sm33279792 歌を勘違い？足立区でしがみついた男性を1.5キロ引きずる sm33225148 東名高速で「あおり運転」 19歳男子大学生を逮捕 sm32809625 東名高速道路であおり運転　停車させ「なんで、どかねーんだ」と怒鳴り、男性を“模造刀”で殴る sm32773939 信号無視で死亡事故　危険運転致死の少年に不定期刑 sm32503509 “東名夫婦死亡事故” 過失運転致死傷などの疑いで石橋和歩容疑者（25）を逮捕 sm32079131

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