三菱重工「原発需要、将来伸びる」 夏に継続判断も

三菱重工「原発需要、将来伸びる」 夏に継続判断も

 国内の原発の新設や海外への原発輸出について、三菱重工は現在はごくわずかな地域でしか需要はないとしながら、必ず伸びるとして開発を進めると強調しました。 三菱重工・安藤健司副社長:「(原発新設の)可能性はごくわずかなエリアしか今現在は無いと思う。国内も同じ。今後2030年、2040年と進むにつれて、確実に世界の色んな所で話が出てくると考えている」 三菱重工のエネルギーを担当する安藤副社長はこのように述べ、現時点で需要は少ないが、将来、伸びるとみて新設やさらに再処理に全力を尽くすと断言しました。福島の原発事故以来、世界の安全基準が高くなったことで原発の建設費が膨れ上がり、東芝は膨大な損失をかぶったほか、フランス企業も赤字に陥っています。一方、世界での再生可能エネルギーの比率は増えていて、コストも大きく下がっています。三菱重工が現在進めるトルコへの原発輸出も事業費が2倍の4兆円に膨れ上がっていて、夏にも終わる調査によっては継続するかどうかの判断を迫られます。関連 伊藤忠がトルコの原発計画撤退へ 原発事故や安全対策費などのリスク要因は否定 sm33108910 イギリス政府「原子力は重要エネルギー」日立製作所と本格交渉へ sm33322116 「他国に原発押し付けるな」英市民団体 日立製作所に訴え sm33290757 日仏の「もんじゅ」後継機計画 フランスが縮小表明 sm33305232 東電が他社の原発支援 原子力規制委から批判相次ぐ sm33301326 【3.11特集】東電はどう裁かれるのか 〜裁判で見えてきた新事実〜 sm32875043 原子力規制委員会 東電“巨額資金支援表明”で社長呼び出しへ sm33225212 原子力規制委員会が東海第二発電所の審査に「危惧増している」  sm33199104 立民・枝野代表「原発支援の金あるなら賠償に」国会で東電を猛非難 sm33041565 山本太郎「原発事故の加害者側が被害者側を踏みにじっていいのか」 sm33003036

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