ソビエトの指揮者・交響楽団による究極の「フィンランディア」

ソビエトの指揮者・交響楽団による究極の「フィンランディア」

フェドセーエフ指揮 モスクワ放送交響楽団・・・重苦しい金管楽器の旋律から始まり、だがしばらくすると曲調は一転して明るい旋律となりそして、後に「フィンランディア賛歌(Finlandia-hymni)」と名づけられた美しい旋律が流れる。そして明るい旋律が再現され、曲は幕を閉じる。「フィンランディア賛歌」は1941年に詩人のヴェイッコ・アンテロ・コスケンニエミ(en:Veikko Antero Koskenniemi)によって歌詞がつけられ、シベリウス本人が合唱用に編曲した。当時、ヨシフ・スターリンが支配するソビエト連邦の露骨な侵略(冬戦争・継続戦争)により、国家存続の危機にあったフィンランドの人々を奮い立たせるものであり、フィンランドでは現在も国歌(「我等の地」)に次ぐ第二の愛国歌として広く歌われている。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm5351976