タグ ボカロ古楽 が登録されている動画 : 184 件中 97 - 128 件目
種類:
- タグ
- キーワード
対象:
Guillaume Du Fay: Ce jour de l'an voudray joye mener この正月に楽しもう
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。新年にちなんで、ギヨーム デュ・ファイ作曲の3声のシャンソン、 Ce jour de l'an voudray joye mener 「この正月に楽しもう」をお送りします。新年の祝賀に書かれたと考えられます。ストレートな表現の歌詞ですが、やや暗く沈んだ曲想です。デュ・ファイの奉職したブルゴーニュ公の宮廷で、メランコリックな表現が流行していた事と関係あるかも知れません。イントロの弦楽器の音源は、新春にちなんで” Japanese Koto” です。挿絵は拙作です。Vocaloid: Miku_V3_Solid, Rin_power, Len_power, Meiko_V3_Power, IA, KAITO_V3_Straight, VY2V3, Gackpoid_Native, kiyoteruA=440Hz, ふるるP様作の Temperadjust でミーントーン(C)に調律しました。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Giovanni Pierluigi da Palestrina: Lapidabant Stephanum 石で打たれたステファノは
パレストリーナ作曲の4声のモテット、Lapidabant Stephanum 「石で打たれたステファノは」をお送りします。12月26日の聖ステファノの記念日のためのモテットで、聖ステファノの殉教を叙情的に歌って行きます。ステファノの言葉に特に力を入れて作曲しており、後世、対位法の教科書のように言われたパレストリーナ作品の、叙情的な側面を良く表す一曲です。挿絵は拙作です。Vocaloid: VY1V3, IA, Kaito_V3_Straight、Gackpoid_Native. A=440Hz, Temperadjust を使用して、ミーントーン(C)で調律しています。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Thomas Morley: 04.I go before, my darling [Canzonets to Two Voices (1595)]
エリザベス朝イングランドの作曲家、Thomas Morley トーマス・モーリー(1557/58-1602/03)の Canzonets to Two Voices (1595)「2声のカンツォネッタ集」より、4曲目の I go before, my darling 「先に行くわ、可愛い人」をお送りします。女性2声による軽快な曲で、歌詞の内容は大変仲の良い女性二人の戯れを描いています。何とも屈託なく、楽しい曲です。親しい女友達どうしで、これくらいは当時からありなのでしょうねw 拙作の挿絵はこちらです。http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=48626551 Vocaloid: Cantus: MIKU_V3_English, Secundus: Luka_EnglishふるるP様作のTemperadjust を使用して、ミーントーン(F)で調律しました。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Thomas Morley:01.Go ye, my canzonets [Canzonets to Two Voices (1595)]
エリザベス一世時代のイングランドの音楽家 Thomas Morley (1557-1602)トマス・モーリー編集のCanzonets to Two Voices (1595)「2声のカンツォネット集」より、冒頭の Go ye, my canzonets 「行っておくれ、私の歌よ」をお送りします。高貴な婦人に向かって、歌にふさわしい栄誉を与えて欲しいと嘆願する内容です。この婦人は、聖母マリア、あるいはモーリーの庇護者で主君のエリザベス一世と思われます。モーリーは終世カトリック信者でしたが、同時にエリザベス一世のお気に入りの宮廷音楽家でもありました。処世に長けたモーリーらしい配慮とも言えるでしょう。Vocaloid: Cantus: Miku_V3_English, Secundus: Meiko_V3_EnglishTemperadjust を使用して、ミーントーン(F)、A=440Hz で調律しています。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:
Claudio Monteverdi: 01.Kyrie [Missa In illo Tempore]
クラウディオ・モンテヴェルディ作曲の6声のミサ曲、"Missa In illo Tempore" より、冒頭のKyrie キリエ(憐れみの賛歌)をお送りします。1610年に出版されたミサ曲と聖母マリアの晩課の曲集に含まれる、6声の豪華なミサ曲です。フランドル楽派のニコラ・ゴンベール作曲のモテット "In illo Tempore" (そのときイエスは)から選んだ10個のモチーフによるパロディ・ミサで、構成はパレストリーナ様式に従っていますが、モンテヴェルディの初期のマドリガーレに似た音型も見られ、作曲者の個性を感じさせます。キリエは6声からなる重厚な響きが特徴です。Vocaloid: VY1V3, MIKU_V3_Solid, IA, KAITO_V3_Straight, VY2V3, Gackpoid_Native Temperadjust を使用して ミーントーン (B♭)、A=463.5Hz で調律しています。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
【さとうささら】ねぇミゲル、私をお嫁さんにもらったんだから…
バレンタインデーなので、ルネサンス期スペインより明るい愛の歌をお送りします。
Pues que me tienes, Miguel, por esposa
"私を妻として持つからには、ミゲル…"
作詞者不詳 / 作曲:Francisco Ortega,1550年頃発表
HD版→http://youtu.be/DSNU1bgLpfg
投稿作品一覧→mylist/40937337
Thomas Morley:05.Miraculous love's wounding [Canzonets to Two Voices(1595)]
トーマス・モーリー編の2声のカンツォネット集 (1595)より、Miraculous love's wounding "奇跡の愛は傷を負わせる"をお送りします。愛の苦しみと喜びを歌った内容ですが、宮廷風恋愛の伝統と、やや沈んだ曲想から、身分違いの愛などが考えられます。Vocaloid: Cantus: MEIKO_V3_English, Tenor: KAITO_V3_English. Temperadjust を使用して、ミーントーン(F)、A=440Hz で調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
【VY2V3】Flow my tears(Dowland)【古発音】
17世紀初頭にヨーロッパで大ヒットした「流れよわが涙」(ダウランド作曲)です。メッサP様のあまりにも素晴らしいリュート伴奏の音源がピアプロ http://piapro.jp/t/HA31 にあったので、ゆうま君にカウンターテナーソロをつけてもらいました。楽譜は1600年出版の初版で、冒頭の画像で、左側にあるのが主旋律パート譜とリュート奏法譜、右側に見えるのはバスのパート譜です。字幕スペルは楽譜そのままですので、現代とは違うところがあります。シェークスピア時代の発音(original pronunciation)で歌ってもらったので、いわゆるアメリカ英語に近い感じがすると思います。調律は、はちゅ~んを使いました。メッサP様の原作品⇒sm20778824
Josquin des Prés: Domine, non secundum peccata nostra quae facimus nos
盛期フランドル楽派の作曲家、Josquin des Pres ジョスカン・デ・プレ作曲の2声ー4声のモテット、Domine, non secundum peccata nostra quae facimus nos 「主はわたしたちを 罪に応じてあしらわれることなく」をお送りします。四旬節の始まりを告げる、灰の水曜日 Ash Wednesday のミサ中で歌われる聖歌(トラクトゥス、詠唱)に基づいたモテットで、悔悛と救いの祈願からなっています。悔い改めの印として断食し、灰を塗られるこの日の典礼にふさわしいモテットです。Vocaloid: MIKU_V3_Solid, IA, KAITO_V3_Solid, Gackpoid_Native. ふるるP様作のTemperadjust を使用して、ミーントーン(F)、A=463.5 Hz で調律しています。挿絵は拙作で、この日行われる灰の式の様子です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Thomas Morley:02. When lo, by break of morning [Canzonets to Two Voices (1595)]
トマス・モーリー作曲の2声のカンツォネット集(1595)より、2曲目の "When lo, by break of morning" (ご覧よ 明け方に)をお送りします。朝方に見かけた花摘みの女性の美しさを讃える歌で、明るく軽快なメロディーが、男性の幸福な気持ちを代弁するかのようです。この曲集は前半4曲目までは明るい曲が多いのですが、徐々に男性が思い詰めたのか、暗い曲が増えてきます。。今回は、 KAITO の重唱でお送りします。Vocaloid: KAITO_V3_English. A=440Hz, ミーントーン(F)で調律しています。挿絵は拙作です。やはりKAITOの讃える女性と言えば、この人でしょうw秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Thomas Morley:03. Sweet nymph, come to thy lover [Canzonets to Two Voices (1595)]
トマス・モーリー作曲の2声のカンツォネット集 (1595)より、3曲目の Sweet nymph, come to thy lover (愛しいニンフよ、恋人のところにおいで)をお送りします。森のナイチンゲールの助けを借りて、かわいい彼女の恋心を確かめようという、ほほ笑ましい歌です。曲集で最も有名な曲の一つで、器楽編曲などもされているようです。昔リコーダーで演奏した懐かしい曲です。Vocaloid: MEIKO_V3_English, KAITO_V3_English. A=440Hz, ふるるP様作の、Temperadjust を使用してミーントーン(F)で調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Thomas Morley: 06. Lo ! here another Love [Canzonets to Two Voices (1595)]
トマス・モーリー作曲の2声のカンツォネット集より、6曲目の Lo ! here another Love, [ご覧よ、愛の神がもう一人]をお送りします。突然訪れる恋の理不尽さを、愛の神の投げ矢と言い、愛の苦悩を歌っています。Vocaloid: MIKU_V3_English, Luka_English.A=440Hz, ミーントーン(F)で調律しました。2人のソプラノ、ソプラノ/テナーなどで演奏されますが、今回はこの人達に歌ってもらいました。MEIKOさんが非常に上手なのですが、事情で MIKUに出てもらっています。挿絵は拙作です。愛の神のダーツは、何だか APFSDSみたいになってしまいました…秋茄子の公開マイリスト:
Giovanni Pierluigi da Palestrina: 02. Offertorium [Missa pro defunctis]
ローマ楽派の作曲家 Giovanni Pierluigi da Palestrina ジョバンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ(1525-1594)作曲の、 Missa pro defunctis 死者のためのミサ より、Offertorium 奉献唱 を演奏します。ミサ中の聖体の奉献、奉納祈願の際に歌われる聖歌に基づいています。パレストリーナの曲は重く沈鬱で、死者を悼む悲しみを表すようです。奉献唱は極めて中世的で叙情的な歌詞ですが、第二バチカン公会議後の典礼改革により用いられなくなりました。合唱:VY1, IA, KAITO_V3_Straight, VY2V3, Gackpoid_Native. A=440Hz, Temperadjust を使用してミーントーン(F)で調律しました。挿絵は拙作ですが、同じパレストリーナ作の Stabat Mater を思わせる曲想からの連想です。秋茄子の公開マイリスト:
Giovanni Pierluigi da Palestrina: Salve Regina 元后、憐れみ深き御母 [5声のモテット]
パレストリーナ作曲の5声のモテット、Salve Regina "元后、憐れみ深き御母"を演奏します。有名なグレゴリオ聖歌のアンティフォナに基づくモテットで、各声部に交互に現われる定旋律の周囲を、練れたポリフォニーとハーモニーが交錯する、大変美しいモテットです。合唱:VY1V3, IA, KAITO_V3_Straight, VY2V3, Gackpoid_Native. Temperadjust を使用し、A=440Hz, ミーントーン(F)で調律しています。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Roland de Lassus: VI. De profundis [Psalmi Davidis poenitentiales (1584)]
後期フランドル楽派の作曲家、 Roland de Lassus (Orlando di Lasso) (1532-1594)作曲の Psalmi Davidis poenitentiales "ダビデの懺悔詩篇集"(1584)より、6曲目の De profundis "深き淵より"をお送りします。詩篇130(ヴルガタ訳では129)のテキストに基づく詩篇唱です。詩篇130(129)は四旬節、聖週間、葬儀ミサの最中に歌われる、悔悛の詩篇ですが、曲もそれにふさわしく5声(一部6声)の低声が重厚なハーモニーを繰り広げます。vocaloid: VY1V3, Luka, IA, Kaito_V3_Straight, VY2V3, Gackpoid_Native. A-463.5Hz, temper adjust を使用しミーントーン(F)で調律しました。挿絵は拙作で、悔悛するマグダラの聖マリアとエジプトの聖マリアのイメージを合わせたものです。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Thomas Morley: 07.Fire and lightning from heaven fall [Canzonets to Two Voices(1595)]
トマス・モーリー作曲の2声のカンツォネット集(1595)より、Fire and lightning from heaven fall 「火と雷が天から降り」をお送りします。巡音ルカさんV4X導入と同時に、我が家の作業環境も Vocaloid 4になりましたので、記念にルカさんに歌ってもらいました。ソプラノ、アルト、どちらも LUKA_V4X_ENG_Straight です。今回はクロスシンセシスは使ってませんが、次回は検討します。挿絵もお祝いにV4Xルカさんを描きました。V4Xルカさんの公式絵の胸元が眩しすぎます… A=440.0Hz、Temper Adjust を使用してミーントーン(C)で調律しました。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
【VY2V3】【ZOLA】【KAITO1.0】Now is the month of Maying (Thomas Morley)
春になったので、トマス・モーリーの『5声のためのバレット集第1巻』(1600年)から「いまは春祭りの月」をうちのボカロ全員でやってもらいました。Mayingというのはヨーロッパに古代から伝わる5月1日の春祭り(メーデー)のことです。barly breake (バーリーブレーク)はイギリスの古い遊びで、鬼ごっこに似ています(つべに実写の動画がありました⇒https://www.youtube.com/watch?v=IVSE7v1_R5w)。今回もシェークスピア時代の発音(original pronunciation)で歌ってもらいました。最後のところで speake と breake がしっかりと韻を踏んでいるのが分かります。冒頭に出てくる画像はcantus(ソプラノ)のパート譜とその表紙です(曲集はパート別の冊子に分かれています)。楽譜画像はペトルッチ楽譜ライブラリーからお借りしました。
Claudio Monteverdi: Laudate Dominum [Selva morale e spirituale]
モンテヴェルディ晩年の宗教曲/宗教的マドリガーレ集である Selva morale e spirituale「倫理的・宗教的な森」(1640, 1641)より、Laudate Dominum 「神(主)を賛美せよ」をお送りします。ソプラノ(テナー)ソロと通奏低音のための詩篇歌で、モンテヴェルディ晩年のモノディー様式で作られており、太鼓やシンバル(タンバリン)の音を表す音型が巧みに用いられています。今日(4月5日)は復活祭ですので、復活節の詩篇150番を歌詞にもつこの歌を選びました。ソロは巡音ルカV4X です。今回はHard/Soft のクロスシンセシスを使用しています。Temperadjust を使用して A=466.2Hz、ミーントーン(C)で調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Giovanni Pierluigi da Palestrina: Vexilla Regis prodeunt 王の御旗は進む
パレストリーナ作曲の4声(一部5声)のモテット、Vexilla Regis prodeunt 「王の御旗は進む」をお送りします。本来は聖週間および字架賞賛の祝日に演奏される聖歌ですが、聖週間に遅刻してしまいました。。歌詞は6世紀のポワチエ司教フォルトゥナトゥス Venantius Fortunatus (c.530–c.600/609)作で、ビザンツより聖遺物の「真の十字架」の断片が王妃ラデグンドの尽力でポワチエに勧請された際に作られた、十字架を讃える聖歌です。パレストリーナが作曲した歌詞は、当時のものとは一部の章句で異同がありますが、グレゴリオ聖歌のメロディーを活かしつつ、端正ながら迫力のある構成は、パレストリーナらしいと思います。合唱:VY1_V4_Normal, IA, KAITO_V3_Straight, Gackpoid_Native. A=466.2Hz, ミーントーンで調律しました。
【ピコ】【YUU】【VY2V3】【KYO】【KAITO1.0】Exultate Deo(Palestrina)
パレストリーナ作曲の「5声によるモテット集第5巻」から Exultate Deo (神に歓喜せよ)です。
この曲の歌詞はラテン語版旧約聖書の詩編第80章から取られており、ユダヤ暦の新年(太陽暦の9月ごろ)に行われる「ラッパの祭り」のことが書かれています。ユダヤ教の世界ではこの祭りの半月後に収穫祭の性格をもった盛大な「仮庵の祭り」が続き、最後に「トーラー歓喜祭」が行われ、その中で有名なマイムマイムの歌と踊りがあるそうです(これらの祭りはカトリック教会では行われません)。
Exultate Deoの英語版であるアンセム「神に向かいて喜びもて歌え」(バード作曲)の動画(るねさんすP様作)が出ています⇒sm20446933
Guillaume Dufay : Ce moys de may soyons lies et joyeux この五月に喜び楽しもう
ブルゴーニュ楽派の巨匠、ギヨーム・デュファイ作曲の3声のシャンソン(ロンドー)、Guillaume Dufay : Ce moys de may soyons lies et joyeux 「この五月に喜び楽しもう」をお送りします。軽快なリズムに乗った楽しいシャンソンで、歌詞は5月の喜びに浮き立つ恋人達へデュファイ先生からのありがたいお言葉です。好機逃すべからず!というわけですねw Vocaloid: Miku_V3_Solid, VY2V3, KAITO_V3_Straight. A=440Hz, ふるるP様作の Temperadjust を使用してミーントーンで調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:
Clément Janequin: Blaison du beau tétin
16世紀フランスの作曲家 Clément Janequin クレマン・ジャヌカン作の4声のシャンソン、Blaison du beau tétin 「美しいおっぱいについての記述」をお送りします。歌詞は当時のフランスの詩人Clément Marot クレマン・マロ作で、ジャヌカンが作曲したこの手の詩の中では格調もあって上品な部類だと思います。Vocaloid: MIKU_V3_Solid, LUKA_V4x_Hard, KAITO_V3_Straight, Gackpoid_NativeA=466.2Hz, Temperadjust を使用して純正律(F)で調律しています。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Josquin des Prez: Nymphes des bois-La déploration de la mort de Johannes Ockeghem
フランドル楽派の作曲家ジョスカン・デ・プレ作の5声のシャンソン Nymphes des bois-La déploration de la mort de Johannes Ockeghem「森のニンフよーヨハネス・オケゲムの死を悼む」をお送りします。1497年に師のヨハネス・オケゲムが死去した事を悼んで、詩人のモリネ作の哀歌に作曲したと言われています。歌詞中にはジョスカンの同世代の作曲家達の名前が挙げられているのが興味深いです。師を悼む真情の溢れる美しいシャンソンです。Vocaloid: VY1V4_Normal, IA, KAITO_V3_Straight, Gackpoid_Native. A=466.2Hz, Temperadjust を使用して純正律(イ短調)で調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
【さとうささら】Il est bel et bon うちの亭主は美男でお人好し【フランス・ルネサンス世俗曲】
フランス・ルネサンス期世俗曲・作詞者不詳
作曲:Pierre Passereau ピエール・パスロー
歌:CeVIO Creative Studio S さとうささら
HD版→http://youtu.be/5LAs1auBYCA
投稿作品一覧→mylist/40937337
Claudin de Sermisy: Dont vient cela なぜそうなるのですか [4声のシャンソン]
16世紀のフランスの作曲家 Claudin de Sermisy クローダン・ド・セルミジ作曲の4声のシャンソン、Dont vient cela 「なぜそうなるのですか」をお送りします。歌詞は同時代の詩人Clemént Marot クレマン・マロ作で、暗く沈んだ合唱で恋を失った男性の悲しみを訥々と歌います。当時から大変有名なシャンソンで、作曲者の生前に器楽編曲されて、ダンスリー (1551)にも同名のバスダンスとして収録されています。今回は原曲のシャンソンとスザート編のバスダンスおよびルプリーズを演奏しました。 Vocaloid: Len_cold, Rin_sweet, Kaito_V3_Straight, Gackpoid_Native. A=466.2Hz, Temperadjust を使用して純正律(F)で調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Claudin de Sermisy: Tant que vivray en aage florissant 「花咲く日々に生きる限り」
16世紀ルネサンス時代のフランスの作曲家、Claudin de Sermisy クローダン・ド・セルミジ作曲の4声のシャンソン、Tant que vivray en aage florissant 「花咲く日々に生きる限り」を演奏します。歌詞は若き日のクレマン・マロの作で、愛の成就を喜び青春を謳歌するシャンソンです。セルミジの代表作として生前から有名で、器楽曲としても親しまれてきました。Vocaloid: Len_cold, Rin_sweet, Kaito_V3_Straight, Gackpoid_Native. A=466.2Hz, 純正律(F)で調律しています。 Temperadjust を使用しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Claudio Monteverdi: Dolcissimo uscignolo やさしい ナイチンゲールよ
モンテヴェルディ作曲の5声のマドリガーレ Dolcissimo uscignolo「やさしい ナイチンゲールよ」をお送りします。マドリガーレ集第8巻(1638)に収録された通奏低音付の合唱曲ですが、ソプラノのソロと旋律線に比重を置いて作曲されており、器楽伴奏付の独唱曲の形でも演奏されます。ナイチンゲールの鳴き声を模した音型が大変興味深いです。合唱:MIKU_V3_Original, LUKA_V4X_Hard, IA, KAITO_V3_Straight, Gackpoid_Native. ソロはミクさんにお願いしました。temperadjust を使用して、A=440Hz, ミーントーン(C)で調律しています。挿絵は拙作です。(im5078331)秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
【初音ミク】 Eile mich Gott zu erretten.SWV282 【Heinrich Schütz】
クライネ・ガイストリッヒェ・コンチェルテⅠより
第一曲"Eile mich Gott zu erretten."です。
ソプラノ:初音ミクV2
ヴィオラ・ダ・ガンバ:すなみ(Continuo 即興)
初音ミクとチェンバロの打ち込み音源に、
ヴィオラ・ダ・ガンバの生演奏でコンティヌオを入れていただきました。
すなみさんのガンバが加わることで広がりのある響が表現出来ました。
初見即興という無茶ぶりに快く応じていただいたすなみさんには感謝の言葉もありません。
使用音源は2013年9月16日のライブ録音を元に再ミックスしたものになります。
動画のために素晴らしい画を描いてくださった夕凪ショウさん、録音を担当していただいたベーコンPさん、
ご協力いただいたDS_8さん、オトナシックさんにも感謝を捧げます。
Claudio Monteverdi: Zefiro torna 西の風がもどり
クラウディオ・モンテヴェルディのマドリガーレ集第6刊(1614)より、Zefiro torna e il bel tempo rimena「西の風がもどり 好天をもたらす」をお送りします。ペトラルカのソネットによる5声と通奏低音のためのマドリガーレで、前半の春ののどかな光景と、後半の詩人の苦悩の対比が印象的です。Vocaloid: Miku_V3_Original, Luka_V4X_Hard, IA, Kaito_V3_Straight, Gackpoid_Native です。A=440Hz, Tenperadjust を使用してミーントーン(C, D)で調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:
Giovanni Pierluigi da Palestrina:Assumpta est Maria in coelum マリアは天に上げられた
8月15日の聖母被昇天の祝日のためのアンティフォナ Assumpta est Matia in coelum「マリアは天に上げられた」に基づく、パレストリーナ作曲の6声のモテットをお送りします。パレストリーナ晩年のモテットで、練れたポリフォニーとホモフォニーが織りなす心地よい和声、歌詞にマッチした高揚感が特徴で傑作の一つに数えられています。パレストリーナがこのモテットを元に作曲したMissa "Assumpta est Maria "も有名です。「ボカロアカペラフェス2015」参加作品です。Vocaloid: Miku_V3_Solid, VY1V4_normal, IA, Kaito_V3_straight, VY2V3, Gackpoid_Native. A-466.2Hz, ふるるP様作のTemperadjust を使用してミーントーン(A#)で調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
【初音ミク】Greensleeves【VOCALOID】
衝動的に作りたくなって作ってみました
グリーンスリーブスとさやかちゃんのテーマの区別が時々つかなくなるMelnikです
百合風の歌詞でユリーンスリーブス……とか、言ってみたかっただけです。
その他Vocaloid曲:mylist/55826654
Claudio Monteverdi: Zefiro torna e di soavi accenti 西風が戻り 甘美な口調で
モンテヴェルディ作曲の2声と通奏低音のためのマドリガーレ、Zefiro torna e di soavi accenti 「西風が戻り 甘美な口調で」をお送りします。Scherzi musicali cioè arie et madrigali, 1632「音楽の諧謔 (1632)」およびマドリガーレ集第9巻 (1651)に収録されたマドリガーレです。通奏低音の軽快なリズムに乗って2声の掛け合いで春の曙の美しさを歌っていきますが、最後にああそれなのにそれなのにとオチがつくのは当時の曲のお約束ということで…Vocaloid: KAITO_V3_Straight, VY2V3 A=466.2Hz, Temperadjustを使用してミーントーン(G)で調律しています。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト mylist/33133394