タグ ボカロ古楽 が登録されている動画 : 184 件中 97 - 128 件目
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Giovanni Pierluigi da Palestrina:Assumpta est Maria in coelum マリアは天に上げられた
8月15日の聖母被昇天の祝日のためのアンティフォナ Assumpta est Matia in coelum「マリアは天に上げられた」に基づく、パレストリーナ作曲の6声のモテットをお送りします。パレストリーナ晩年のモテットで、練れたポリフォニーとホモフォニーが織りなす心地よい和声、歌詞にマッチした高揚感が特徴で傑作の一つに数えられています。パレストリーナがこのモテットを元に作曲したMissa "Assumpta est Maria "も有名です。「ボカロアカペラフェス2015」参加作品です。Vocaloid: Miku_V3_Solid, VY1V4_normal, IA, Kaito_V3_straight, VY2V3, Gackpoid_Native. A-466.2Hz, ふるるP様作のTemperadjust を使用してミーントーン(A#)で調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Guillaume Dufay : Ce moys de may soyons lies et joyeux この五月に喜び楽しもう
ブルゴーニュ楽派の巨匠、ギヨーム・デュファイ作曲の3声のシャンソン(ロンドー)、Guillaume Dufay : Ce moys de may soyons lies et joyeux 「この五月に喜び楽しもう」をお送りします。軽快なリズムに乗った楽しいシャンソンで、歌詞は5月の喜びに浮き立つ恋人達へデュファイ先生からのありがたいお言葉です。好機逃すべからず!というわけですねw Vocaloid: Miku_V3_Solid, VY2V3, KAITO_V3_Straight. A=440Hz, ふるるP様作の Temperadjust を使用してミーントーンで調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:
Giovanni Pierluigi da Palestrina: Lapidabant Stephanum 石で打たれたステファノは
パレストリーナ作曲の4声のモテット、Lapidabant Stephanum 「石で打たれたステファノは」をお送りします。12月26日の聖ステファノの記念日のためのモテットで、聖ステファノの殉教を叙情的に歌って行きます。ステファノの言葉に特に力を入れて作曲しており、後世、対位法の教科書のように言われたパレストリーナ作品の、叙情的な側面を良く表す一曲です。挿絵は拙作です。Vocaloid: VY1V3, IA, Kaito_V3_Straight、Gackpoid_Native. A=440Hz, Temperadjust を使用して、ミーントーン(C)で調律しています。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Claudio Monteverdi:11.Sonata sopra Sancta Maria[Vespro della Beata Vergine]
モンテヴェルディ作曲の "Vespro della Beata Vergine (1610)"「聖母マリアの夕べの祈り」より 11曲目のソナタ "Sonata sopra Sancta Maria ora Pro Nobis" 「『聖マリア、我らのために祈り給え』に基づくソナタ」をお送りします。女声の定旋律の上に、多彩な器楽が織りなす一幅のタペストリーのような、鮮やかなソナタです。終曲の Magnificat 「マニフィカト」演奏のために調整した器楽音源を使用しました。合唱(定旋律)VY1V3, MIKU_V3_Solid, IA. A=463.5Hz, ミーントーン(C)で調律しました。秋茄子の公開マイリスト mylist/33133394
Claudio Monteverdi:10.Lauda Jerusalem Dominum [Vespro della Beata Vergine]
クラウディオ・モンテヴェルディ作曲の Vespro della Beata Vergine 「聖母マリアの夕べの祈り」(1610)より、10曲目の詩篇唱、"Lauda, Jerusalem, Dominum"; 「エルサレムよ主をほめよ」をお送りします。7声の合唱および通奏低音のための曲ですが、テナーの定旋律+3声x2のダブルコーラスの構成で、互いに歌い交わすアンティフォナ形式で作られているため、曲の構成がわかりやすいよう各声部を配置しました。女声の高声域を活かした、ダイナミックな合唱曲で、モンテヴェルディの「第二作法」が遺憾なく発揮された傑作です。合唱:VY1V3, MIKU_V3_Solid, IA, Megpoid_Native, VY2V3, Gackpoid_Native. A=463.5Hz, ミーントーン(C)で調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリストmylist/33133394
Claudio Monteverdi: 09.Audi coelum 天よ聞き給え [Vespro della Beata Vergine]
モンテヴェルディ作曲の Vespro della Beata Vergine 「聖母マリアの夕べの祈り」より、9曲目の Concerto コンチェルト "Audi coelum" 「天よ聞き給え」をお送りします。前半は通奏低音付の二重唱で、テナー独唱と舞台袖のエコーの掛け合いがオルフェオ(1607)の最終幕を想起させます。後半は6声の合唱と独唱の掛け合いです。歌詞の内容はいわば聖母に向けたラブソングで、(私には)大変わかりやすい内容でした。テナー独唱のKAITOに敬意を表して、挿絵の聖母のモデルはボカロのあの人にしました。独唱:KAITO_V3_Straight, Kiyoteru(Echo) 合唱: VY1V3, IA, Megpoid_Native, VY2V3, Kiyoteru, Gackpoid_Native. A=463.5Hz, ミーントーン(C)で調律しました。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394追記)2014/07/22 「めーちゃんマジ聖母」タグに、激しく同意ww感謝いたします。
Claudio Monteverdi: 08.Nisi Dominus [Vespro della Beata Vergine (1610)]
クラウディオ・モンテヴェルディ作曲の Vespro della Beata Vergine (1610) 「聖母マリアの夕べの祈り」より、8曲目の10声の詩篇唱 Nisi Dominus 「主が家を建てられるのでなければ」をお送りします。前半では主なる神への信頼を、後半では子を持つ喜びを歌った詩篇です。10声の複合唱のための大規模な合唱曲ですが、緩急、強弱の変化に富んでおり、印象的なメロディーもありと、飽きさせない構成は実に見事です。合唱:VY1V3, IA, Miku_Solid_V3, Megpoid_Native, KAITO_V3_Straight, VY2V3, Kiyoteru, Gackpoid_Native . A=466.2Hz, ミーントーン(F)で調律しました。挿絵イラストは拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Johannes Ciconia: Venetia, mundi splendor ヴェネチア、世の驚異[3声のモテトゥス]
中世後期のフランドルーイタリアの作曲家、音楽理論家、ヨハンネス・チコーニア(1373頃-1411)作曲の3声のラテン語モテトゥス、Venetia, mundi splendor-Michael cui Steno domus ヴェネチア、世の驚異ー統領ステノのミカエルよ をお送りします。1400年頃、ヴェネチア共和国と統領ミケレ・ステノの勲を讃えて作曲されたと考えられます。中世後期のアルス・ノヴァ、アルス・スプティリオルの技法を用いていますが、ヴェネチアの祝典音楽のためか、旋律も明瞭で比較的聴きやすい曲です。曲の終結部でホケトゥスが聴かれます。祝典の雰囲気を出すために、スライドトランペット、コルネット、オルガンの器楽伴奏を加えています。合唱は VY1V3, IA, VY2V3, KAITO_V3_Straight 、A=446.2Hx、ミーントーンで調律しました。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Claudio Monteverdi:Vespro della Beata Vergine-06.Laetatus sum わたしはうれしかった
クラウディオ・モンテヴェルディ作曲の Vespro della Beata Vergine (1610)「聖母マリアの夕べの祈り」から6曲目の Laetus sum わたしはうれしかった をお送りします。詩篇122(ヴルガタ版で121)に基づいた6声の詩篇歌です。エルサレムに上った巡礼の喜びを歌ったものですが、天国の喜びなど、象徴的には様々に解釈できます。合唱は MIKU_V3_Solid, VI1V3, IA, Megpoid_Native, KAITO_V3_Straight, VY2V3, Kiyoteru, Gackpoid_Native, Gackpoid_Power です。A=466.2Hz、ミーントーンで調律しています。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Thomas Luis de Victoria: O quam gloriosum おお、なんと栄光に満ちた
ルネサンス後期のスペインの作曲家 トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611)作曲の4声のモテット、 O quam gloriosum おお、何と栄光に満ちた をお送りします。「諸聖人の祝日」のための聖歌に基づくモテットで、歌詞の雰囲気がよく出ています。比較的歌いやすく、アマチュア合唱団によりしばしば演奏されます。MIKU_V3_Solid, IA, KAITO_V3_Straight, Gackpoid_Native の演奏です。挿絵は拙作です。A=466.2Hz, ミーントーン(C)で調律しています。秋茄子の公開マイリスト mylist/33133394追記)この曲には、るねさんすPさん(sm14894645)、あやせのさん(sm15687794)による演奏があります。ぜひお聞きください。追記)ロシニョールさん(nm22309207)による重厚な演奏も見事です
Missa Tornacensis[トゥルネーのミサ]:01.Kyrie [キリエ/憐れみの賛歌]
ベルギーのトゥルネー司教座聖堂に保存されていた14世紀の作者不詳のミサ曲の写本より、冒頭のキリエ/憐れみの賛歌を演奏します。ミサ曲の各章は異なる時代、地域で製作されたもののようで、様々な様式が混在しており、中世後期のポリフォニーの見本市のような様相を呈しています。1曲目のキリエは13世紀後半の定量記譜法で書かれており、ミサ曲中で最も古い様式を示しています。ミサ通常文+ Ite missa est の構成はマショーのノートルダム・ミサと同じですが、マショーはこの写本の存在を知っており、ミサの通作にあたって参考にしたと考えられています。今回は全て男声で VY2V3 (falsetto), VY2V3, Kiyoteru に歌ってもらいました。シンプルな曲なので、オルガン伴奏をつけています。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
パッヘルベル「マニフィカト・フーガ」第3旋法フーガ1(Hauptwerk+ボカロ)
nm9519943に引き続き、「Hauptwerk」であれ以外のパッヘルベル第2弾です。
原曲の由来となった「マニフィカト」の合唱をオリジナル編曲で加えてみました。
あとは、テンポ大胆に揺らしてみたりストップを切り替えてみたり。
曲集の中でもこの曲はコラール変奏曲にも似た手法で、パッヘルベルらしい1曲だと思います。
背景は、パッヘルベルゆかりの街ニュルンベルクのローレンツ教会、
ゴシック期の名匠ファイト・シュトースの最高傑作といわれる受胎告知のレリーフです。
+ カペレ・トリーナ + トリーナ・クレー (trionaP)
mylist/7369168 http://kapelle.triona.jp/
☆支援→全部ミクによる同曲(ルサルカP様)sm9651985
インストver→db7.voiceblog.jp/data/triona/1266422938.mp3
【第五回ボカロクラシカ音楽祭】【VY2V3】鳥の歌(ショートバージョン)
ゆうま君のコーラスでクレマン・ジャヌカンのシャンソン Le chant des oyseaux(鳥の歌)です。よく知られているバージョンとは別にジャヌカン自身の作によるショートバージョンがあり、これが載っている1537年出版のオリジナル楽譜が見つかったので、それを見て歌ってもらいました。当時の楽譜はパート別の冊子になっていて、動画ではこれらから切り出した画像を音声に合わせています。冒頭に出てくるのはカウンターテナーのパート譜です。字幕の歌詞は楽譜から読み取ったので、現代とはスペルが少し違います。楽譜をよく見ると独特の略字が使われているのがわかります。
フルバージョン(多重録音)→https://www.nicovideo.jp/watch/sm35269738 ロシニョールの声です
【UTAU】『モンセラートの朱い本』より 「No.1 おお、ここに輝く乙女よ」
原曲名:No.1 O Virgo Splendens
スペインはバルセロナ郊外に位置する「モンセラート修道院」に伝わる歌曲集で、
この場所にある黒いマリア像への巡礼者たちによって歌われた曲の一つです。
「朱い本」とは、19世紀に朱い表紙に再装幀されたことによりついた名前です。
この曲は3人のカノンになっています。
歌詞は中世ラテン語のようですが、訳すのが難しいので意訳です。
よろしくお願いいたします。
No.7 母なるマリアを讃えん nm19432595
初音ミク - Crucifixus etiam pro nobis (てくね Cover)
☆第十三回ボカロクラシカ音楽祭
☆参加部門: 自由曲部門
☆曲名: Crucifixus etiam pro nobis
☆作曲: Adam Gumpelzhaimer(1559 – 1625)
☆選択テーマ: 祈り
☆歌唱: 初音ミク
☆初音ミクイラスト素材: eeee
初音ミクカバー聖歌。去年の第十二回に引き続き今年もグンペルツハイマーの2部合唱曲。
聖歌ということで今回のテーマ「祈り」にぎりぎり当てはまっていると思いたいです。
内容的にはキリストが十字架につけられるところですが意外と悲壮感は薄いような気がするのは
そういうものなのか私の感性がずれているのか……。
そんなところも含めて素敵な一曲だと思うのです。グンペルツハイマーはいいぞ!
前回のグンペルツハイマー(Benedictus): sm39706239
お持ち帰り用mp3データなど: https://technetiummm.net/crucifixus/
第十三回ボカロクラシカ音楽祭の公式マイリスト: mylist/74066779
【東北きりたん】Weep O mine eyes (John Bennet)【四部合唱】
英語の古い歌をNEUTRINOの東北きりたんに歌ってもらいました。
Weep O mine eyes
(涙せよ、我が眼)
作曲: John Bennet
歌: 東北きりたん (NEUTRINO)
YouTube版: https://youtu.be/4Kgu_Y8JcLY
〈立ち絵〉
【素材】東北きりたん立ち絵 (かれい 様, https://seiga.nicovideo.jp/seiga/im7760810 )
〈背景写真〉
Pixabay より (etienne2424 様, https://pixabay.com/photos/3733910/ )
〈フォント〉
しねきゃぷしょん (chiphead 様)
にゃしぃフォント改二 (マルセ 様, 「よく飛ばない鳥」 https://marusexijaxs.web.fc2.com/ )
【初音ミク】Grennsleeves -dreams turn to sour-
貴女はいつも、私を置いて大人になるのね
Josquin Des Prez: Pater noster, qui es in caelis 天におられるわたしたちの父よ
ジョスカン・デ・プレ作曲の6声のモテット Pater noster, qui es in caelis 「天におられるわたしたちの父よ」をお送りします。主イエス・キリストが自ら教えて下さった最も大切な祈りの一つで、「主の祈り」「主祷文」の名前でも知られています。ジョスカンはおそらくグレゴリオ聖歌を元に6声のモテットとして作曲していますが、曲想は暗く沈んだ感じで、最後の2節に向かう高揚感が印象的です。彼の遺言に聖母マリアの祝日に自作の「主の祈り」を演奏するようにとあるのはこの曲の事です。ジョスカン最晩年の曲と考えられます。Vocaloid: IA, Iroha_V4, KAITO_V3, Kiyoteru_V4, VY2V3, Gackpoid. A=466.2Hz、ミーントーン(F)で調律しています。挿絵は拙作で、一応作曲家のイメージです。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Aressandro Grandi: Hodie nobis de caelo 今日 われらに天より [2声のモテット]
17世紀始めのヴェネチアを中心に活躍した作曲家、アレッサンドロ・グランディ(1586-1630)作曲の2声と通奏低音のためのモテット、Hodie nobis de caelo 「今日 われらに天より」をお送りします。モテット集第一巻(1610)の冒頭の曲で、降誕祭の日中のミサのレスポンソリウムに作曲されています。グランディはモンテヴェルディと同時期にサン・マルコの副楽長を勤めていますが、比較的短い生涯の間に出版された楽譜の多さが、当時の名声を物語っています。動画は当初は鏡音リン/レン誕生祭とボカロクリスマス祭に向けて製作中でしたが、今回リン/レンV4Xで作り直しました。Vocaloid: Rin_V4X_Power/Warm, Len_V4x_Power/Serious. A=466.2Hz, ミーントーン(F)で調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:
【初音ミク】Greensleeves【VOCALOID】
衝動的に作りたくなって作ってみました
グリーンスリーブスとさやかちゃんのテーマの区別が時々つかなくなるMelnikです
百合風の歌詞でユリーンスリーブス……とか、言ってみたかっただけです。
その他Vocaloid曲:mylist/55826654
Claudio Monteverdi: Zefiro torna 西の風がもどり
クラウディオ・モンテヴェルディのマドリガーレ集第6刊(1614)より、Zefiro torna e il bel tempo rimena「西の風がもどり 好天をもたらす」をお送りします。ペトラルカのソネットによる5声と通奏低音のためのマドリガーレで、前半の春ののどかな光景と、後半の詩人の苦悩の対比が印象的です。Vocaloid: Miku_V3_Original, Luka_V4X_Hard, IA, Kaito_V3_Straight, Gackpoid_Native です。A=440Hz, Tenperadjust を使用してミーントーン(C, D)で調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:
Claudio Monteverdi: Laudate Dominum [Selva morale e spirituale]
モンテヴェルディ晩年の宗教曲/宗教的マドリガーレ集である Selva morale e spirituale「倫理的・宗教的な森」(1640, 1641)より、Laudate Dominum 「神(主)を賛美せよ」をお送りします。ソプラノ(テナー)ソロと通奏低音のための詩篇歌で、モンテヴェルディ晩年のモノディー様式で作られており、太鼓やシンバル(タンバリン)の音を表す音型が巧みに用いられています。今日(4月5日)は復活祭ですので、復活節の詩篇150番を歌詞にもつこの歌を選びました。ソロは巡音ルカV4X です。今回はHard/Soft のクロスシンセシスを使用しています。Temperadjust を使用して A=466.2Hz、ミーントーン(C)で調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Thomas Morley: 07.Fire and lightning from heaven fall [Canzonets to Two Voices(1595)]
トマス・モーリー作曲の2声のカンツォネット集(1595)より、Fire and lightning from heaven fall 「火と雷が天から降り」をお送りします。巡音ルカさんV4X導入と同時に、我が家の作業環境も Vocaloid 4になりましたので、記念にルカさんに歌ってもらいました。ソプラノ、アルト、どちらも LUKA_V4X_ENG_Straight です。今回はクロスシンセシスは使ってませんが、次回は検討します。挿絵もお祝いにV4Xルカさんを描きました。V4Xルカさんの公式絵の胸元が眩しすぎます… A=440.0Hz、Temper Adjust を使用してミーントーン(C)で調律しました。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Claudio Monteverdi: 01.Kyrie [Missa In illo Tempore]
クラウディオ・モンテヴェルディ作曲の6声のミサ曲、"Missa In illo Tempore" より、冒頭のKyrie キリエ(憐れみの賛歌)をお送りします。1610年に出版されたミサ曲と聖母マリアの晩課の曲集に含まれる、6声の豪華なミサ曲です。フランドル楽派のニコラ・ゴンベール作曲のモテット "In illo Tempore" (そのときイエスは)から選んだ10個のモチーフによるパロディ・ミサで、構成はパレストリーナ様式に従っていますが、モンテヴェルディの初期のマドリガーレに似た音型も見られ、作曲者の個性を感じさせます。キリエは6声からなる重厚な響きが特徴です。Vocaloid: VY1V3, MIKU_V3_Solid, IA, KAITO_V3_Straight, VY2V3, Gackpoid_Native Temperadjust を使用して ミーントーン (B♭)、A=463.5Hz で調律しています。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Palestrina: Dominus Jesus in qua nocte trabebatur 主イエスは渡された夜
ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ(Giovanni Pierluigi da Palestrina)作曲の5声のモテット、Dominus Jesus in qua nocte trabebatur 主イエスは渡された夜 を演奏します。最後の晩餐を記念する聖木曜日の聖歌で、共観福音書、一コリントに見られるイエスの言葉に取材していますが、ミサ典礼中のラテン語の奉献文(ローマ典文)に最も類似しており、典礼文からとられた歌詞と考えられます。全体にポリフォニックな構成が目立ち、暗く沈んだ中にも落ち着きのあるパレストリーナらしい曲作りと言えるでしょう。合唱:VY1V3, MEIKO_V3_Straight, IA, Luka, VY2V3, KAITO_V3_Straight, Gackpoid_Native, Kiyoteru A=440.0Hz, ミーントーンで調律しました。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Veris ad Imperia, eya 春の盛りだ、ハイハイ【3声のコンドゥクトゥス】
1200年頃成立したフィレンツェ写本より、ノートルダム楽派の3声のコンドゥクトゥス、Veris ad Imperia, eya 「春の盛りだ、ハイハイ」をお送りします。この曲は1160年頃成立したトゥルバドールの名曲、A l’entrada del temps clar 「晴れた日々が来た」の編曲で、3声に編曲の上、ラテン語の歌詞を新たにつけています。当然、演奏上の指示は全くありませんので、様々な演奏法を試してみました。元のトゥルバドール歌曲の面影は十分残っています。Miku_V3_Solid, VY1V3, IA の合唱です。ミクの日ですので、ソロはミクさんにお願いしました。今回はA=440.0Hz、純正律で調律しました。挿絵は曲の内容に合わせて描いた拙作です。秋茄子の公開マイリスト mylist/33133394
Josquin Des Prez: Stabat Mater スターバト・マーテル[5声のモテット]
盛期フランドル楽派を代表する作曲家の josqin Des Prez ジョスカン・デ・プレ作曲の5声のモテット Stabat Mater スターバト・マーテル(悲しみの聖母)をお送りします。ジョスカン・デ・プレの20歳代の作品で、グレゴリオ聖歌の定旋律を用いた比較的保守的な構成ですが、ジョスカンらしさは早くも見られており、初期の傑作に数えられています。VY1V3, IA, VY2V3, KAITOV3, Gackpoid_Native の演奏です。Temper adjust を使用し、ミーントーンで調律しました。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394追加)5/21 Mix を変えた演奏をYouTube http://youtu.be/Zd3iubzX-qE にアップしました。こちらもお聴きください。
【第六回ボカロクラシカ音楽祭】Ave verum corpus(W.Byrd)
男声ボカロ4人組(ピコ、YUU、KYO、VY2V3)によるウィリアム・バード作曲のアヴェ・ヴェルム・コルプスです。ルネサンス音楽の中でも人気が高く、よく歌われます。
バード自身の出版による当時の楽譜が見つかったので、動画にしました。音源ももちろん、その楽譜をもとに作ってあります。歌詞はラテン語の文法にも注意を払って、直訳を心がけたつもりです(?なところもありますが)。
イラストはピアプロよりお借りしました。
http://piapro.jp/t/bbZT まめ様
http://piapro.jp/t/-EUj ikku09様
http://piapro.jp/t/xSWW kkc様
http://piapro.jp/t/8byQ えぃみー様
楽譜はペトルッチ楽譜ライブラリーよりお借りしました。
みなさま、ありがとうございます。
初音ミク - Benedictus qui venit (てくね Cover)
☆第十四回ボカロクラシカ音楽祭
☆参加部門: 自由曲部門
☆曲名: Benedictus qui venit
☆作曲: Adam Gumpelzhaimer(1559 – 1625)
☆選択テーマ: 14
☆歌唱: 初音ミク
☆初音ミクイラスト素材: eeee
第十二回/第十三回に引き続き今年もグンペルツハイマーの2部合唱曲。
すっかりハマってしまってもう毎年やろうかしら……。グンペルツハイマーはいいぞ!
もはやテーマ使わなくてもいいかなと思いつつも今回の選択テーマは「14」。
毎年使っているCompendium musicae(12版)の目次から14番目の曲を選曲しました。
という選曲方法だったので第十二回とタイトルというか歌詞が重複してしまいました。
ミサ通常文なのでしょうがないけどね!
普段なら選曲しない曲の短さだけど、おかげで良作に出会えたのはよかったです。
これからは曲の長さは気にせず選んでみようかと思ってしまうねー。
短いかわりにどこ歌っているか色塗り動画に仕立ててみましたが大丈夫そうでしょうか?
楽譜に慣れていない方でも追いかけやすいかしら~ということで。視覚的にも意外とおもしろい気がしました。
前回のグンペルツハイマー(Crucifixus): sm41421792
お持ち帰り用mp3データなど: https://technetiummm.net/31_benedictus/
第十四回ボカロクラシカ音楽祭の公式マイリスト: mylist/75599596
【東北きりたん】La tricotea (Cancionero de Palacio)【三部合唱】
たぶん6割くらいはスペイン語の古い歌をNEUTRINOの東北きりたんに歌ってもらいました。
La tricotea
作曲者不詳 (Cancionero de Palacio 所収)
歌: 東北きりたん (NEUTRINO)
YouTube版: https://youtu.be/QupNMMEelYw
〈イラスト〉
【素材】東北きりたん立ち絵 (かれい 様, https://seiga.nicovideo.jp/seiga/im7760810 )
〈背景写真〉
Pixabay より (Andreas64 様, https://pixabay.com/images/id-6293675/ )
〈フォント〉
しねきゃぷしょん (chiphead 様)
にゃしぃフォント改二 (マルセ 様, 「よく飛ばない鳥」 https://marusexijaxs.web.fc2.com/ )
【さとうささら】Tomás Luis de Victoria: Tenebrae factae sunt...【ボカロクラシカクリスマス祭2021】
ボカロクラシカクリスマス祭2021
Tenebrae factae sunt 「暗闇は訪れぬ」
作曲:Tomás Luis de Victoria トマス・ルイス・デ・ビクトリア
歌:CeVIO Creative Studio S さとうささら
1585年初出版、後期ルネサンス期スペインの教会音楽家トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611)による作品『Officium Hebdomadæ Sanctæ - 聖週間の聖務日課』より。本来は4月の聖週間の聖金曜日に演奏されるべき楽曲です。
ボカクラクリスマス祭2021+第十二回ボカクラ祭公式リスト→mylist/72010140
投稿作品一覧→mylist/40937337
アヴェ・マリア(アルカデルト/リスト)Vocaloid合唱編曲
作曲:ジャック・アルカデルト 編曲(伴奏):フランツ・リスト
合唱編曲・指揮:マリアP 聖マリア大聖堂聖歌隊
編曲協力・動画制作:Triona Klee (trionaP)
歌唱:IA、結月ゆかり、猫村いろは
イラスト:zara様 https://piapro.jp/zara
フデヤマ様 https://piapro.jp/fudeyama
アルカデルトのアヴェ・マリアは、16世紀(ルネサンス期)の作曲家アルカデルトのシャンソン(世俗歌曲)を元に、19世紀フランスで「アヴェ・マリア」の詞をあてがい聖歌として編曲されました。さらに、19世紀の作曲家フランツ・リストがピアノ独奏曲として編曲しました。
本作は、リストの編曲をもとにしたオルガン伴奏に合わせて、再度「アヴェ・マリア」の詞をあてがい、三声のコーラスに再々編曲したものです。
歌詞の後半は現在用いられている「アヴェ・マリアの祈り」とは異なり、ジョスカン・デ・プレ、パレストリーナ、ビクトリアなどの歌詞として用いられている異稿です。
2012年3月11日、東日本大震災1周年の祈りを込めて。
※諸般の事情により一旦公開停止になったものを、マリアPに代わって動画リメイク・代理投稿です。
YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=8rY81dE2taA