タグ ボカロ古楽 が登録されている動画 : 184 件中 129 - 160 件目
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【いろは・MEW】ヤコポ・ダ・ボローニャの「Oselletto Selvaggio」【2声のマドリガーレ】
ヤコポ・ダ・ボローニャ(Jacopo da Bologna:14世紀の人)による2声のマドリガーレを歌ってもらいました。おそらく2羽の鳥が滑空する様子を音楽にしたものだと思われます。邦題は「野生の鳥」。
赤文字の音節を伸ばして唄うメリスマ唱法の歌です。 同じ母音を執拗に上げ下げする中に、動物的本能の発露が感じられます(動物の鳴き声っぽい)。
その他の作品 → mylist/11965306
【ボカロ11人で】夏は来たりぬ Sumer is icumen in【輪唱】
英国に伝わる最古のカノンとされる「夏は来たりぬ」"Sumer is icumen in"を、
英語ボカロ11人で合唱させてみました。
Cyber SongmanとDEXがオスティナートで、輪唱部はAvannnaがソロでまず一回通し、
Avannna→Daina→ルカお姉様→ミクさん→リンちゃん→GUMI→KAITO兄→レンくん→マクネナナ
の順で入れてます。
画像はpiaproよりホルダー様の作品を使用させて頂きました。ありがとうございました。
英語の曲だからうちにいる英語ボカロ全員総動員で・・・
あれ?ミクさんどうしました青い顔して。
『(コレエイゴナノホトンドノタンゴシラナイヨコナイダノキマツノテンスウアカテンチカカッタシツウチヒョウサイアクダッタシヒョットシテミンナコレクライカンタンニワカルノモシカシテベンキョウシナイトヤバイノ)』
Josquin Des Prez: Ave Maria, gratia plena アヴェ、マリア、恵みに満ちた方[6声]
ジョスカン・デ・プレ作曲の6声のモテット、Ave Maria, gratia plena 「アヴェ、マリア、恵みに満ちた方」をお送りします。最晩年のコンデ=シュール=レスコー時代の作品で、ジョスカンが遺言で聖母マリアの祝日に演奏するよう指示したパーテル・ノステル/アヴェ・マリアの後半部分です。アヴェマリアの歌詞は前半の天使祝詞と、後半の祈願の部分からなりますが、祈願の部分は葬儀/追悼式などに向けて変更されており、天国での聖母に会う事を願う内容になっています。曲は全体にホモフォニックな構成が目立ち、歌詞を噛んで含めるように進行していきます。Vocaloid: IA, Iroha_V4, KAITO_V3, VY2V3, Kiyoteru_V4, Gackpoid. A=466.2Hz, ミーントーン(F)で調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Claudio Moteverdi: 02. Gloria 栄光の讃歌 [Missa "In illo tempore" (1610)]
モンテヴェルディ作曲のゴンベールの主題による6声と通奏低音のためのパロディー・ミサ、"In illo tempore"(そのとき(イエスは))より、2曲目の Gloria 「栄光の讃歌」をお送りします。1610年刊行のミサ曲と聖母マリアの晩課に収録されたミサ曲ですが、ニコラ・ゴンベール作曲の同名のモテットのテーマ(フーゲ)をアレンジし、パロディ・ミサにしています。対位法の規則に従いつつも通奏低音と旋律線、和声を志向した曲構成で、17世紀初頭のマントヴァでの聖母の祝日のための荘厳ミサを彷彿とさせる華麗な曲です。Vocaloid: Miku_V3, VY1_V4, Luka_V4X, Kaito_V3. VY2V3, Gackpoid. A=446.3Hz, temperadjust でミーントーン(B♭)で調律しました。挿絵は「キリストの昇天」で拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Claudio Monteverdi: 01. Cruda Amarilli つれないアマリッリ(修正版)
先日投稿した Cruda Amarilli の修正版です。テンポを若干遅めにし、ピッチを A=440Hz に変更しました。調律はミーントーン(G)に変更しています。mix も再調整しました。どちらが良いではありませんが、同じ音源を使った演奏でも、その時の気分でこれだけ変わりますということで… どうかご参考までにお聴き下さい。曲の解説は先日の演奏をご参照下さい。ボカロの音源構成には変更ありません。挿絵は前回とおなじ拙作です。Vocaloid: Luka_V4X, IA, VY2V3, Kaito_V3, Gackpoid.秋茄子の公開マイリスト;mylist/33133394
【ミク・いろは】F.ランディーニ「Ecco La Primavera」【第六回ボカクラ祭】
14世紀イタリアの世俗歌曲を集めたというスクアルチャルーピ写本の一曲。
日本の梁塵秘抄に楽譜が付いてるようなものなんでしょうか?
この時代は、カラフルな挿絵の写本が各地域にあって面白そうですね。
原曲リンク → https://www.youtube.com/watch?v=8Sdd1ivlWzo
ボカロクラシカ音楽祭の参加作品です。
作者のランディーニは1325(もしくは1335)年生まれらしいので、「ガチテーマ:生誕690(もしくは680)年」でお願いします。
追記:freschezza は[S e]ではなく[s k e]の間違いです、フレスケッツァです。
その他の投稿物 → mylist/11965306
Claudio Monteverdi: Dolcissimo uscignolo やさしい ナイチンゲールよ
モンテヴェルディ作曲の5声のマドリガーレ Dolcissimo uscignolo「やさしい ナイチンゲールよ」をお送りします。マドリガーレ集第8巻(1638)に収録された通奏低音付の合唱曲ですが、ソプラノのソロと旋律線に比重を置いて作曲されており、器楽伴奏付の独唱曲の形でも演奏されます。ナイチンゲールの鳴き声を模した音型が大変興味深いです。合唱:MIKU_V3_Original, LUKA_V4X_Hard, IA, KAITO_V3_Straight, Gackpoid_Native. ソロはミクさんにお願いしました。temperadjust を使用して、A=440Hz, ミーントーン(C)で調律しています。挿絵は拙作です。(im5078331)秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Claudin de Sermisy: Tant que vivray en aage florissant 「花咲く日々に生きる限り」
16世紀ルネサンス時代のフランスの作曲家、Claudin de Sermisy クローダン・ド・セルミジ作曲の4声のシャンソン、Tant que vivray en aage florissant 「花咲く日々に生きる限り」を演奏します。歌詞は若き日のクレマン・マロの作で、愛の成就を喜び青春を謳歌するシャンソンです。セルミジの代表作として生前から有名で、器楽曲としても親しまれてきました。Vocaloid: Len_cold, Rin_sweet, Kaito_V3_Straight, Gackpoid_Native. A=466.2Hz, 純正律(F)で調律しています。 Temperadjust を使用しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Josquin des Prez: Nymphes des bois-La déploration de la mort de Johannes Ockeghem
フランドル楽派の作曲家ジョスカン・デ・プレ作の5声のシャンソン Nymphes des bois-La déploration de la mort de Johannes Ockeghem「森のニンフよーヨハネス・オケゲムの死を悼む」をお送りします。1497年に師のヨハネス・オケゲムが死去した事を悼んで、詩人のモリネ作の哀歌に作曲したと言われています。歌詞中にはジョスカンの同世代の作曲家達の名前が挙げられているのが興味深いです。師を悼む真情の溢れる美しいシャンソンです。Vocaloid: VY1V4_Normal, IA, KAITO_V3_Straight, Gackpoid_Native. A=466.2Hz, Temperadjust を使用して純正律(イ短調)で調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Thomas Morley: 06. Lo ! here another Love [Canzonets to Two Voices (1595)]
トマス・モーリー作曲の2声のカンツォネット集より、6曲目の Lo ! here another Love, [ご覧よ、愛の神がもう一人]をお送りします。突然訪れる恋の理不尽さを、愛の神の投げ矢と言い、愛の苦悩を歌っています。Vocaloid: MIKU_V3_English, Luka_English.A=440Hz, ミーントーン(F)で調律しました。2人のソプラノ、ソプラノ/テナーなどで演奏されますが、今回はこの人達に歌ってもらいました。MEIKOさんが非常に上手なのですが、事情で MIKUに出てもらっています。挿絵は拙作です。愛の神のダーツは、何だか APFSDSみたいになってしまいました…秋茄子の公開マイリスト:
Guillaume Du Fay: Ce jour de l'an voudray joye mener この正月に楽しもう
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。新年にちなんで、ギヨーム デュ・ファイ作曲の3声のシャンソン、 Ce jour de l'an voudray joye mener 「この正月に楽しもう」をお送りします。新年の祝賀に書かれたと考えられます。ストレートな表現の歌詞ですが、やや暗く沈んだ曲想です。デュ・ファイの奉職したブルゴーニュ公の宮廷で、メランコリックな表現が流行していた事と関係あるかも知れません。イントロの弦楽器の音源は、新春にちなんで” Japanese Koto” です。挿絵は拙作です。Vocaloid: Miku_V3_Solid, Rin_power, Len_power, Meiko_V3_Power, IA, KAITO_V3_Straight, VY2V3, Gackpoid_Native, kiyoteruA=440Hz, ふるるP様作の Temperadjust でミーントーン(C)に調律しました。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Guillaume Du Fay: Ave Regina Coelorum III めでたし、天の元后 [4声のモテット]
ブルゴーニュ楽派の巨匠、ギヨーム・デュ・ファイ作曲の4声のモテット、Ave Regina Coelorum 「めでたし、天の元后」をお送りします。デュ・ファイ作の Ave Regina Coelorum 3曲のうち最後で、最晩年の作品です。演奏時間8分超の大曲ですが、歌詞の半分は新たに挿入された祈願文からなり、その内容と、デュ・ファイの遺言から、作曲者の臨終/葬儀に演奏する事を意図したと考えられます。11月27日はデュ・ファイの命日でしたので、彼の遺言に従って、この曲を演奏しました。Vocaloid: VY1V3, VY2V3_falset, IA, KAITO_V3_Straight, VY2V3, kiyoteru, Gackpoid_Native. A=440Hz, ミーントーン(C)で調律しました。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Claudio Monteverdi:12. Ave Maris Stella めでたし海の星[Vespro della Beata Vergine]
クラウディオ・モンテヴェルディ作曲の Vespro della Veata Vergine (1610)「聖母マリアの夕べの祈り」から、12曲目のHymnus イムヌス(讃歌)、Ave Maris Stella「めでたし海の星」をお送りします。グレゴリオ聖歌の旋律線、曲想をよく残しており、冒頭と最終部で8声の二重合唱、途中リフレインの部分は合唱、重唱、独唱で、5声のリトルネッロを間奏で挟んでいます。合唱:VY1V3, MIKU_V3_Solid, IA, LUKA, Megpoid_Native, KAITO_V3_Straight, Kiyoteru, Gackpoid_Native. A=463.5Hz, ミーントーン(C)で調律しました。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
五月にはバラが咲き/このあいだ、朝時分に[モンペリエ写本 VII, 269]
14世紀初めに成立した Montpellier Codex モンペリエ写本より、3声のフランス語のモテトゥス、En mai, quant rosier sont flouri/L’autre jour, par un matin/Hé, resvelle toi, Robin 「五月にはバラが咲き/このあいだ、朝時分に/おい、起きろよロバン」をお送りします。この曲の作者は不詳ですが、テナーのリフレインはトルヴェールのアダン・ド・ラ・アル作の「ロバンとマリオンの劇」より採られています。3声部がそれぞれ別の歌詞を歌う中世のモテトゥスの形式で、軽妙なメロディーにのって羊飼いのカップルの愛を歌っています。挿絵は拙作です。合唱:KAITO_V3_Straight, VY2V3, Gackpoid_Native 純正律で調律しました。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Orlande de Lassus: Timor et tremor 恐れと おののき【6声のモテット】
後期フランドル楽派の作曲家、Orlande de Lassus オルランド・ドゥ・ラッスス(Orlando di Lasso オルランド・ディ・ラッソ)作の6声のモテット Timor et tremor 恐れとおののき をお送りします。四旬節の痛悔のモテットで、ホモフォニックな構成の中にも下行半音階を活かした劇的表現が印象的な、ラッススの代表作の一つです。VY1V3, MIKU_V3_Solid, IA, MEIKO_V3_Straight, KAITO_V3_Straight, VY2V3, Gackpoid_Native, Kiyoteru の演奏です。ミーントーンで調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
John Dowland: Whoever thinks or hopes of love [The first booke of songes ]
ジョン・ダウランド作曲の4声のリュート伴奏付歌曲、"Whoever thinks or hopes of love" 誰でも愛について考え望む者は をお送りします。The First Booke of Songes (1597)より2曲目です。例によって暗い歌詞ですが、リュートの伴奏に乗ったキビキビした各声部の動きが特徴です。ルカ誕生祭でしたので、今回はルカさんにトップを歌ってもらいました。Luka, MIku_V3_English, KAITO_V3_English, BigAL の合唱です。A=446.2Hz, ミーントーンで調律しました。挿絵はルカ誕生祭向けに描いた、拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist//33133394
Guillaume Dufay: Vergene bella, che di sol vestita 陽の衣を纏いし、美しき乙女よ
ブルゴーニュ楽派の巨匠ギヨーム・デュファイ作曲の3声のストローファ Vergene bella, che di sol vestita 陽の衣を纏いし、美しき乙女よ をお送りします。フランチェスコ・ペトラルカ晩年の恋愛詩集 Canzoniereカンツォニェーレより、最後の詩の第一節に作曲されています。ペトラルカ没後50年を記念してデュファイがパトロン(ペトラルカのパトロンの孫)より作曲を依頼されたようで、ペトラルカの詩に作曲したものとしては最古の事例の一つです。一昨年も演奏した曲ですが、今回は最上旋律を男声で、歌詞のない残り2声部を器楽で演奏しました。 KAITO_V3_Straight の演奏です。A=466.2Hz, ミーントーンで調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Johannes Ockeghem: Fors seullement contre [3声のシャンソン]
ヨハネス・オケゲム作曲の3声のシャンソン Fors seullement contre をお送りします。同じ3声のシャンソンでは Fors seullement l'actente の方が有名ですが、時間経過(?)の順序に従って今回はこちらを演奏しました。 l'actente の方はまた別の機会に演奏します。イラストに合わせて、トップはミクさんに歌ってもらいました。挿絵のイラストは拙作です(im3318731)。合唱:Miku_Solid, KAITO_V3_Straight, Gackpoid_Native秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394A=466.2Hz, temper adjust1.0.0 を使用してミーントーンで調律しました。歌詞は3節からなり、リフレインを含めて5番まであります。演奏時間を考慮して、1、2、5番を演奏しています。
Guillaume de Machaut: Hoquetus David [ダビデのホケトゥス][修正版]
sm19195671 の修正版です。主な修正点は 1) Motetus 声部を1オクターブ上げ、音質を調整 2) Tenor にオルガン、ベルの音源を追加 です。オルガンは LogicPro 9.1 + JamPack Symphony Orchestraより Baroque Organ (Bass 1)、ベルは Era-Medieval Legends より Church Bells (Bells 2)を使用しました。Vocaloid は Triplum: VY1V3, Motetus: IA, Tenor: VY2V3 です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
初音ミク - Benedictus qui venit (てくね Cover)
☆第十二回ボカロクラシカ音楽祭
☆参加部門: 自由曲部門
☆曲名: Benedictus qui venit
☆作曲: Adam Gumpelzhaimer(1559 – 1625)
☆選択テーマ: バッハより前
☆歌唱: 初音ミク
☆グンペルツハイマーの肖像画: Lucas Kilian(1579 – 1637)
☆初音ミクイラスト素材: eeee
初音ミクカバー聖歌~ということで久々にボカクラ祭に投稿。グンペルツハイマーの2部合唱曲。
この曲はなかなか歌唱音源が見つからなくて実際に歌うとどうなのか気になっていました。
今回ボカクラ祭のテーマに合致してたので、せっかくだし作ってみました。
短い曲でありながらこの聴きごたえ。グンペルツハイマーはいいぞ!
お持ち帰り用mp3データなど: https://technetiummm.net/48_benedictus/
第十二回ボカロクラシカ音楽祭の公式マイリスト: mylist/72010140
【第十二回ボカロクラシカ音楽祭】マショーのバラード「Riches D'amour」
ギヨーム・ド・マショーのバラード「Riches D'amour」を二人に歌ってもらいました。
3番めもあるんですが、苦手な発音が続いて苦しいので省略します。
テーマ:バッハより前
メンバー:
Cantus … 初音ミク
Tenor ... 猫村いろは
midi は「まうかめ堂」さんのHP( http://maucamedus.net/index.html )から頂いたものを少しアレンジしました。貴重なものをありがとうございます。
オリジナル「雨音Continuo」初音ミクAppend Dark
編曲・旋律引用などの要素がなく、作詞・作曲100%オリジナルの歌は、なにげにこれが初公表だったりします!
まずタイトルがあって、そこから着想して作った曲です。
Continuo(コンティヌオ:通奏低音)とは…説明するのがちょっと難しいのでゐきぺとかを見てくださいですが…
現代音楽風にいうと、コード付きのベースみたいな…って言えば、分かる人には分かるかな?
この曲では、ハープとテオルボ(低音リュート)がバックでぽろんぽろん言ってるのが、それです。
雨の降る日、静かに降りしきる雨音が、バロック音楽の「コンティヌオ」みたいで心地いいねって話してたのが、着想のきっかけです。
バロック音楽調のしっとりメヌエット風に…♪
けろさんのかわいらしい絵とともにお届けします。
作詞・作曲・指揮:Triona Klee(trionaP)
http://kapelle.triona.jp/
背景画:けろ様による描き下ろし
https://kerobox.tumblr.com/
http://kapelle.triona.jp/amenooto.jpg
歌唱:初音ミク Append Dark
編成:アルトリコーダー×2/ヴィオラ・ダ・ガンバ×3/テオルボ/ハープ/ポジティフオルガン
音律:プレトリウス中全音律(はちゅ~ん使用)
YouTube https://www.youtube.com/watch?v=Qgven2rgOUA
【総勢12音源】Ego sum panis vivus【UTAU合唱】
学生時代に歌った無伴奏の合唱曲をUTAUっ子たちに歌ってもらいました。
ソプラノ:雪歌ユフ 結音りり 詠音ユキ
アルト:環音ラキ 辺音ライア♀ 唱葉めぐむ
テナー:陽翼ショウ φ音ショータ 唱葉なごむ
ベース:黒昴宿 LOKE 頻音クロク
いろいろ:ゐもり(mylist/49284129)
できればヘッドフォンなどで聴いていただけたら嬉しいです。
【ミク・いろは】ノートルダム・ミサ曲のアニュス・デイ【MEW・Maika】
ギヨーム・ド・マショー(Guillaume de Machaut:1300?~1377)作曲の「ノートルダム・ミサ曲」から、「アニュス・デイ」と「イテ・ミサ・エスト」を歌ってもらいました。
最初にこのミサ曲を聞いたときは、今の音楽とのあまりの和声感覚の違いに度肝を抜かれたものですが、こちらは比較的明るめで聞きやすい方かと思います。
歌詞:
Agnus Dei, qui tollis peccata mundi, miserere nobis.
Agnus Dei, qui tollis peccata mundi, miserere nobis.
Agnus Dei, qui tollis peccata mundi, dona nobis pacem.
Ite missa est
Deo gratias
その他の作品 → mylist/11965306
【ボカルネサンス】円形の無限カノン【ラモスデパレハ】
大航海時代はイタリアのバルトロメオ・ラモス・デ・パレハの無限カノンを歌って貰いました
500年以上前の作品です
追奏箇所を「息吹を与える4人」で示した円状楽譜が記譜史の印象的なトピックとして引用されることで知られます
円の中に書かれているのは歌詞ではなく音楽の性格で、世界のための音楽と題されるのはここに由来しているようです
パレハは、ピュタゴラス音律の支配にあった当時の調律法にテコ入れしたことでも知られており、高名な理論家でもあります
演奏にあたって調律はケプラーのFセンターを、楽器はハンドドラム(2台)とバロックティンパニ(6台)とルカ&MEW(4声)を採用しました
mylist/24963463 mylist/29113406
■追記:広告ありがとうございます!
【Mew・いろは・MAIKA】ペロタンのアレルヤ【クリスマス祭】
クリスマスということでキリスト教にちなんだものを投稿しようと思いました。
Pérotin もしくは Magister Perotinus(1160?~1230?)はもろに中世の人です。「Alleluia Nativitas」という曲の冒頭部分になります。「ア・レ・ル・ヤ」の4つの音節を、こんなにも長く伸ばす音楽があるのか~と驚きました。
少しやっつけですが、お聞きください。
カバー曲リスト → mylist/11965306
Josquin Des Prez: Benedicta es, caelorum regina 御身は祝されたまえり 天の女王よ
盛期ルネサンスの作曲家ジョスカン・デ・プレ作曲の6声のモテット、Benedicta es, caelorum regina 「御身は祝されたまえり 天の女王よ」をお送りします。聖母マリアのお清めの祝日(2月2日、現在は「主の奉献」の祝日)のためのアンティフォナに基づいて作曲されたモテットで、華麗で清新な曲想は当時の人々にも印象的だったと思われます。ジョスカンの代表作の一つです。全体に低めの声域で作曲されていますが、今回は原調で演奏しました。Vocaloid: IA, KAITO_V3, Kiyoteru_V4, VY2V3, Gackpoid. A=466.2HZ. Temperadjustを使用してミーントーン(C)で調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Luca Marenzio: Tirsi morir volea ティルシは死を望んだ_修正版[5声のマドリガーレ]
先日投稿した動画の修正版です。少しテンポや Mix を調整していますが、音源は変わりありません。曲の印象が変わったので、イラストも描き直しました。マドリガーレの演奏については試行錯誤中なので、どうかご容赦下さい。自分としてもどちらが良いではないのですが....Vocaloid: Luka_V4X, VY1V4, KAITO_V3, VY2V3, Gackpoid. 前回同様 A=466.3Hz, temperadjust を使用してミーントーン(C)で調律しています。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Claudio Monteverdi: 01. Cruda Amarilli つれないアマリッリ [マドリガーレ集第5巻]
クラウディオ・モンテヴェルディ作曲の「5声のマドリガーレ集第5巻(1605)」より、第一曲の Cruda Amarilli つれないアマリッリ をお送りします。保守的な音楽理論家アルトゥージの批判に応えて、第二作法の特徴を存分に示した傑作として知られています。歌詞は当時一世を風靡したグァリーニ作の牧歌劇 Il pastor fido 「忠実な羊飼い」の第一幕からで、神託により突如恋人アマリッリとの仲を引き裂かれた羊飼いのミルティッロが不幸を嘆いて歌う場面です。実はアマリッリはミルティッロの事を深く愛しており、やはり不幸を嘆いているのですが、ミルティッロは知る由もありません。。 Vocaloid: Luka_V4X, IA, VY2V3, Kaito_V3, Gackpoid. temperadjust で A=415.3Hz, ミーントーン(F)に調律しました。秋茄子の公開マイリスト;mylist/33133394
Claudio Monteverdi: Si, ch'io vorrei morire うん、僕は逝くよ
クラウディオ・モンテヴェルディ作曲の5声のマドリガーレ集第4巻 Il quarto libro de madrigali a cinque voci, 1603 より、Si, ch'io vorrei morire 「うん、僕は逝くよ」をお送りします。モンテヴェルディにしては非常に官能的な歌詞のマドリガーレですが、曲は歌詞の内容に非常にコミットしており、不協和音も多用した劇的な感情表出が印象的です。歌詞は "Monteverdi, Songs&Madrigals" の解説をおよび英訳を参考に訳出しました。Vocaloid: Miku_V3_Solid, IA, VY2V3, KAITO_V3_Straight, Gackpoid_Native. temperadjust を使用し、A=466.2Hz, ミーントーン(G)で調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Claudin de Sermisy: Dont vient cela なぜそうなるのですか [4声のシャンソン]
16世紀のフランスの作曲家 Claudin de Sermisy クローダン・ド・セルミジ作曲の4声のシャンソン、Dont vient cela 「なぜそうなるのですか」をお送りします。歌詞は同時代の詩人Clemént Marot クレマン・マロ作で、暗く沈んだ合唱で恋を失った男性の悲しみを訥々と歌います。当時から大変有名なシャンソンで、作曲者の生前に器楽編曲されて、ダンスリー (1551)にも同名のバスダンスとして収録されています。今回は原曲のシャンソンとスザート編のバスダンスおよびルプリーズを演奏しました。 Vocaloid: Len_cold, Rin_sweet, Kaito_V3_Straight, Gackpoid_Native. A=466.2Hz, Temperadjust を使用して純正律(F)で調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Giovanni Pierluigi da Palestrina: Salve Regina 元后、憐れみ深き御母 [5声のモテット]
パレストリーナ作曲の5声のモテット、Salve Regina "元后、憐れみ深き御母"を演奏します。有名なグレゴリオ聖歌のアンティフォナに基づくモテットで、各声部に交互に現われる定旋律の周囲を、練れたポリフォニーとハーモニーが交錯する、大変美しいモテットです。合唱:VY1V3, IA, KAITO_V3_Straight, VY2V3, Gackpoid_Native. Temperadjust を使用し、A=440Hz, ミーントーン(F)で調律しています。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394