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A l’entrada del temps clar 晴れた日々がやって来ると
12世紀中頃の、作者不詳のトルバドゥール歌曲、A l’entrada del temps clar 晴れた日々がやってくると をお送りします。春の喜びを歌い、4月の女王の美しさを讃えます。先日投稿した Veris ad imperia の元歌です。合唱:Miku_V3_Solid, Rin_Power, Len_Power, MEIKO_V3_Straight, Meiko_V3_Power 純正律で調律しています。挿絵は動画用に描いた拙作です。4月の女王様がこの艶やかさでは、王様が心配になるのもわかろうというものです。若者たちに恋や結婚を勧めるのが女王の仕事なので、仕方ないのですが。。五月祭りの伝統に合わせて、緑の衣装、ヨーロッパの春の花を入れました。衣装は12世紀中頃のものです。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
John Dowland: Whoever thinks or hopes of love [The first booke of songes ]
ジョン・ダウランド作曲の4声のリュート伴奏付歌曲、"Whoever thinks or hopes of love" 誰でも愛について考え望む者は をお送りします。The First Booke of Songes (1597)より2曲目です。例によって暗い歌詞ですが、リュートの伴奏に乗ったキビキビした各声部の動きが特徴です。ルカ誕生祭でしたので、今回はルカさんにトップを歌ってもらいました。Luka, MIku_V3_English, KAITO_V3_English, BigAL の合唱です。A=446.2Hz, ミーントーンで調律しました。挿絵はルカ誕生祭向けに描いた、拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist//33133394
【ミク・いろは】ノートルダム・ミサ曲のアニュス・デイ【MEW・Maika】
ギヨーム・ド・マショー(Guillaume de Machaut:1300?~1377)作曲の「ノートルダム・ミサ曲」から、「アニュス・デイ」と「イテ・ミサ・エスト」を歌ってもらいました。
最初にこのミサ曲を聞いたときは、今の音楽とのあまりの和声感覚の違いに度肝を抜かれたものですが、こちらは比較的明るめで聞きやすい方かと思います。
歌詞:
Agnus Dei, qui tollis peccata mundi, miserere nobis.
Agnus Dei, qui tollis peccata mundi, miserere nobis.
Agnus Dei, qui tollis peccata mundi, dona nobis pacem.
Ite missa est
Deo gratias
その他の作品 → mylist/11965306
Claudio Monteverdi:04.Se vittorie sì belle もし愛の戦が [マドリガーレ集第8巻]
クラウディオ・モンテヴェルディ編のマドリガーレ集第8巻(1638)より、2声のマドリガーレ(コンチェルト)、Se vittorie sì belle 「もし愛の戦が」をお送りします。曲集前半の Canti Guerrieri 戦いの歌より4曲目のマドリガーレです。興奮様式 stile contitato に乗ったテナー2声部の掛け合いが印象的ですが、歌詞の内容は「当たって砕けろ!」ということでしょう。やはり恋愛の極意は今も昔も変わりませんね。Vocaloid: Kaito_V3_Straight, VY2V3. temperadjust を使用して、A=466.2Hz, ミーントーン(D)で調律しました。挿絵は拙作です。古代ローマの勝利の女神(Victoria)のイメージで描きました。ヴィクトリア像はなぜか薄衣で胸ポロリというイメージなのですが、その方が兵士達も盛り上がったのでしょう。秋茄子の公開マイリスト:
Claudio Monteverdi: 01. Cruda Amarilli つれないアマリッリ [マドリガーレ集第5巻]
クラウディオ・モンテヴェルディ作曲の「5声のマドリガーレ集第5巻(1605)」より、第一曲の Cruda Amarilli つれないアマリッリ をお送りします。保守的な音楽理論家アルトゥージの批判に応えて、第二作法の特徴を存分に示した傑作として知られています。歌詞は当時一世を風靡したグァリーニ作の牧歌劇 Il pastor fido 「忠実な羊飼い」の第一幕からで、神託により突如恋人アマリッリとの仲を引き裂かれた羊飼いのミルティッロが不幸を嘆いて歌う場面です。実はアマリッリはミルティッロの事を深く愛しており、やはり不幸を嘆いているのですが、ミルティッロは知る由もありません。。 Vocaloid: Luka_V4X, IA, VY2V3, Kaito_V3, Gackpoid. temperadjust で A=415.3Hz, ミーントーン(F)に調律しました。秋茄子の公開マイリスト;mylist/33133394
Thomas Morley:01.Go ye, my canzonets [Canzonets to Two Voices (1595)]
エリザベス一世時代のイングランドの音楽家 Thomas Morley (1557-1602)トマス・モーリー編集のCanzonets to Two Voices (1595)「2声のカンツォネット集」より、冒頭の Go ye, my canzonets 「行っておくれ、私の歌よ」をお送りします。高貴な婦人に向かって、歌にふさわしい栄誉を与えて欲しいと嘆願する内容です。この婦人は、聖母マリア、あるいはモーリーの庇護者で主君のエリザベス一世と思われます。モーリーは終世カトリック信者でしたが、同時にエリザベス一世のお気に入りの宮廷音楽家でもありました。処世に長けたモーリーらしい配慮とも言えるでしょう。Vocaloid: Cantus: Miku_V3_English, Secundus: Meiko_V3_EnglishTemperadjust を使用して、ミーントーン(F)、A=440Hz で調律しています。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:
Claudio Monteverdi:Vespro della Beata Vergine-06.Laetatus sum わたしはうれしかった
クラウディオ・モンテヴェルディ作曲の Vespro della Beata Vergine (1610)「聖母マリアの夕べの祈り」から6曲目の Laetus sum わたしはうれしかった をお送りします。詩篇122(ヴルガタ版で121)に基づいた6声の詩篇歌です。エルサレムに上った巡礼の喜びを歌ったものですが、天国の喜びなど、象徴的には様々に解釈できます。合唱は MIKU_V3_Solid, VI1V3, IA, Megpoid_Native, KAITO_V3_Straight, VY2V3, Kiyoteru, Gackpoid_Native, Gackpoid_Power です。A=466.2Hz、ミーントーンで調律しています。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Giovanni Gabrieli:Jubilate Deo, omnis terra 全地よ神に向かって喜びの叫びをあげよ
ご降誕および新年明けましておめでとうございます。昨年のクリスマス祭には間に合いませんでしたが、主の公現の祭日(1月5日)にちなんだ聖歌をお送りします。Giovanni Gabrieli ジョバンニ・ガブリエーリ作曲の8声のモテット、 Jubilate Deo, omnis terra 全地よ、神に喜びの叫びをあげよ です。ヴェネチア楽派流の華やかなモテットですが、ガブリエーリ晩年の器楽曲を思わせる構成も見られ、彼の代表作の一つです。今回はコルネット、トロンボーン、弦楽合奏による器楽伴奏を加えました。MIKU_V3_Solid, VY1V3, IA, Megpoid_Native, KAITO_V3_Straight, VY2V3, Gackpoid_Native の演奏です。ミーントーン(C)で調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト: mylist/33133394
【ボカロクラシカ音楽祭】 Nunc Dimittis (Short Evening Service) 【バード】
ウィリアム・バードのNunc Dimittis (Short Evening Service)を、このクリスマスに。
歌詞は幼子イエスが神殿に奉献されたときの「シメオンの賛歌」(ルカ2:29-32)です。主の奉献祭は2月2日ですが、降誕節にもよく読まれ、歌われる箇所です。
慈しみ深きtrionaPが、お忙しい中、古典調律(キルンベルガーIの半音上げ/ホ短調)、古楽オケ、ミキシングやその他、いろいろしてくださいました。
trionaPマジ天使:mylist/7369168
素晴らしき写真はpiaproよりneibiiさまの "church"です。
http://piapro.jp/content/drxmwhnsoo4x1pp4
第一回ボカロクラシカ音楽祭参加動画リスト(by伊勢さま)→mylist/22550170
テーマは、『誕』。
新たな一歩を踏み出すすべての人に捧げます。
拙作マイリスト→mylist/18832266
【巡音ルカ】 Ave Verum Corpus 【ジョスカン・デ・プレ】
ルネサンス期の音楽から。当時の大家ジョスカン・デ・プレのAve verumをルカさんに歌ってもらいました。
1節を2声で歌った後に、同じ旋律に低声部を加えた3声で2節目を歌うという形を取っています。清楚な美しさがある曲ですね。
今まで上げたもの→mylist/13346941
【ミク・いろは】ノートルダム・ミサ曲のキリエ【Mew・Maika】
音楽祭ということで、ギヨーム・ド・マショー(Guillaume de Machaut:1300?~1377)作曲の「ノートルダム・ミサ曲」から、キリエのパートを歌ってもらいました。
テーマは「獣」ということで。3年かけて通しで歌わせてきました。
私は田んぼのカエルの大合唱の只中で、この曲を口ずさむときがあります。
すると、「自分も彼らとそんなに変わりないかも…」って一体感を覚えます。
「自分も昔、こんなふうに一心不乱に鳴く存在だったのかなぁ~」って。その一体感はどこか懐かしいものです。
メリスマは人間の歌と動物の鳴き声の中間にあり、両者の橋渡しをする歌唱法だと思います。
その他の作品 → mylist/11965306
古楽のシリーズ → https://www.nicovideo.jp/series/75279
【Mew・いろは・ルカ】ギヨーム・ド・マショーのモテット1【ボカロ古楽】
Guillaume de Machaut(1300?~1377)のモテット第1番です。
タイトルが「Quant en moy / Amour et biauté / Amara Valde」と長いです…。
・歌詞は、「愛と完璧な美」とか「hardement=勇気、熱意」で、宮廷愛を歌ったトルヴェールの典型例なんだと思いますが、詳しくは分かりません…。
・"なんちゃって古仏語"です。
・はちゅ~んを使って、Eを真ん中にしたピタゴラス音律で歌ってもらってます。
イラスト…りちかさん:デフォルメボカロ全員つめあわセット(http://piapro.jp/t/xdWF)
その他の作品 → mylist/11965306
Josquin Des Prez: Pater noster, qui es in caelis 天におられるわたしたちの父よ
ジョスカン・デ・プレ作曲の6声のモテット Pater noster, qui es in caelis 「天におられるわたしたちの父よ」をお送りします。主イエス・キリストが自ら教えて下さった最も大切な祈りの一つで、「主の祈り」「主祷文」の名前でも知られています。ジョスカンはおそらくグレゴリオ聖歌を元に6声のモテットとして作曲していますが、曲想は暗く沈んだ感じで、最後の2節に向かう高揚感が印象的です。彼の遺言に聖母マリアの祝日に自作の「主の祈り」を演奏するようにとあるのはこの曲の事です。ジョスカン最晩年の曲と考えられます。Vocaloid: IA, Iroha_V4, KAITO_V3, Kiyoteru_V4, VY2V3, Gackpoid. A=466.2Hz、ミーントーン(F)で調律しています。挿絵は拙作で、一応作曲家のイメージです。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Luca Marenzio: Tirsi morir volea ティルシは死を望んだ [5声のマドリガーレ]
後期ルネサンスのイタリアの作曲家、Luca Marenzio ルカ・マレンツィオ 作曲の5声のマドリガーレ、 Tirsi morir volea 「ティルシは死を望んだ」をお送りします。歌詞はほぼ同時代の詩人グァリーニの田園詩からで、表向きはニンフと羊飼いの情死の光景です。詩はリズミカルで大変優雅なものですが、イタリア語の読み方次第で濡れ場の光景になるという技巧が凝らされています。例えば、死ぬ=逝くと読み替えてみて下さい。当時から官能的な恋愛詩として有名な詩です。曲は暗く落ち着いた曲想ですが、時折見せる情感の高まりが、いかにもマレンツィオらしいと言えるでしょう。Vocaloid: Luka_V4X, VY1V4, Kaito_V3, VY2V3, Gackpoid A=466.2Hz, temperadjust を使用してミーントーン(C)で調律しました。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
【ミク・いろは】F.ランディーニ「Ecco La Primavera」【第六回ボカクラ祭】
14世紀イタリアの世俗歌曲を集めたというスクアルチャルーピ写本の一曲。
日本の梁塵秘抄に楽譜が付いてるようなものなんでしょうか?
この時代は、カラフルな挿絵の写本が各地域にあって面白そうですね。
原曲リンク → https://www.youtube.com/watch?v=8Sdd1ivlWzo
ボカロクラシカ音楽祭の参加作品です。
作者のランディーニは1325(もしくは1335)年生まれらしいので、「ガチテーマ:生誕690(もしくは680)年」でお願いします。
追記:freschezza は[S e]ではなく[s k e]の間違いです、フレスケッツァです。
その他の投稿物 → mylist/11965306
Claudio Monteverdi: Dolcissimo uscignolo やさしい ナイチンゲールよ
モンテヴェルディ作曲の5声のマドリガーレ Dolcissimo uscignolo「やさしい ナイチンゲールよ」をお送りします。マドリガーレ集第8巻(1638)に収録された通奏低音付の合唱曲ですが、ソプラノのソロと旋律線に比重を置いて作曲されており、器楽伴奏付の独唱曲の形でも演奏されます。ナイチンゲールの鳴き声を模した音型が大変興味深いです。合唱:MIKU_V3_Original, LUKA_V4X_Hard, IA, KAITO_V3_Straight, Gackpoid_Native. ソロはミクさんにお願いしました。temperadjust を使用して、A=440Hz, ミーントーン(C)で調律しています。挿絵は拙作です。(im5078331)秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Giovanni Pierluigi da Palestrina: Lapidabant Stephanum 石で打たれたステファノは
パレストリーナ作曲の4声のモテット、Lapidabant Stephanum 「石で打たれたステファノは」をお送りします。12月26日の聖ステファノの記念日のためのモテットで、聖ステファノの殉教を叙情的に歌って行きます。ステファノの言葉に特に力を入れて作曲しており、後世、対位法の教科書のように言われたパレストリーナ作品の、叙情的な側面を良く表す一曲です。挿絵は拙作です。Vocaloid: VY1V3, IA, Kaito_V3_Straight、Gackpoid_Native. A=440Hz, Temperadjust を使用して、ミーントーン(C)で調律しています。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Claudio Monteverdi: 08.Nisi Dominus [Vespro della Beata Vergine (1610)]
クラウディオ・モンテヴェルディ作曲の Vespro della Beata Vergine (1610) 「聖母マリアの夕べの祈り」より、8曲目の10声の詩篇唱 Nisi Dominus 「主が家を建てられるのでなければ」をお送りします。前半では主なる神への信頼を、後半では子を持つ喜びを歌った詩篇です。10声の複合唱のための大規模な合唱曲ですが、緩急、強弱の変化に富んでおり、印象的なメロディーもありと、飽きさせない構成は実に見事です。合唱:VY1V3, IA, Miku_Solid_V3, Megpoid_Native, KAITO_V3_Straight, VY2V3, Kiyoteru, Gackpoid_Native . A=466.2Hz, ミーントーン(F)で調律しました。挿絵イラストは拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Claudio Monteverdi: 07. Duo Seraphim 二人のセラフィムが[Vespro della Beata Vergine]
モンテヴェルディ作曲の Vespro della Beata Vergine (1610)聖母マリアの夕べの祈りより、7曲目の Duo Selaphim 「二人のセラフィムが」をお送りします。男声3重唱で三位一体の神を讃える内容ですが、最初2声、三位一体の神を讃える段では3声になり、各声部の掛け合いが見事な曲です。KAITO_V3_Straight, VY2V3, Kiyoteru の3重唱でお届けします。A=460Hz, ミーントーン(F)で調律しました。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Tomás Luis de Victoria: Popule meus 私の民よ [4声のモテット]
16世紀後半のスペイン・ルネサンス黄金時代の作曲家、Tomás Luis de Victoria トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611)作曲の4声のモテット、 Popule meus 私の民よ を演奏します。聖金曜日の典礼(この日はミサ聖祭が無い)で演奏される「とがめの交唱」Improperia インプロペリアの一部に作曲されています。キリストの受難は我らの罪のためであることを諭し、回心を促す聖歌です。ビクトリアの曲は終始淡々と進行しますが、その中に時折見せる感情の高まりが、ビクトリアらしいと言えましょう。合唱:VY1V3, IA, KAITO_V3_Solid, Gackpoid_Native. A=440.0Hz、temperadjust を使用しミーントーン(F)で調律しました。秋茄子の公開マイリスト:
Tomás Luis de Victoria: Pueri Hebraeorum ヘブライ人の子らは [4声のモテット]
16世紀後半のスペインの作曲家トマス・ルイス・デ・ビクトリア作曲の4声のモテット Pueri Hebraeorum ヘブライ人の子らは を演奏します。キリストのエルサレム入城を記念する 受難の主日(枝の主日:2014年は 4/13(日))のための聖歌で、ポリフォニックな導入部とホモフォニックな中間部の対比が美しいモテットです。四旬節にふさわしい曲として演奏しました。合唱:VY1V3, IA, Megpoid_Native, KAITO_V3_Straight, VY2V3, Gackpoid_Native, Kiyoteru A=440.3Hz, ミーントーンで調律しました。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Johannes Ockeghem: Fors seullement contre [3声のシャンソン]
ヨハネス・オケゲム作曲の3声のシャンソン Fors seullement contre をお送りします。同じ3声のシャンソンでは Fors seullement l'actente の方が有名ですが、時間経過(?)の順序に従って今回はこちらを演奏しました。 l'actente の方はまた別の機会に演奏します。イラストに合わせて、トップはミクさんに歌ってもらいました。挿絵のイラストは拙作です(im3318731)。合唱:Miku_Solid, KAITO_V3_Straight, Gackpoid_Native秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394A=466.2Hz, temper adjust1.0.0 を使用してミーントーンで調律しました。歌詞は3節からなり、リフレインを含めて5番まであります。演奏時間を考慮して、1、2、5番を演奏しています。
パッヘルベル「マニフィカト・フーガ」第3旋法フーガ1(Hauptwerk+ボカロ)
nm9519943に引き続き、「Hauptwerk」であれ以外のパッヘルベル第2弾です。
原曲の由来となった「マニフィカト」の合唱をオリジナル編曲で加えてみました。
あとは、テンポ大胆に揺らしてみたりストップを切り替えてみたり。
曲集の中でもこの曲はコラール変奏曲にも似た手法で、パッヘルベルらしい1曲だと思います。
背景は、パッヘルベルゆかりの街ニュルンベルクのローレンツ教会、
ゴシック期の名匠ファイト・シュトースの最高傑作といわれる受胎告知のレリーフです。
+ カペレ・トリーナ + トリーナ・クレー (trionaP)
mylist/7369168 http://kapelle.triona.jp/
☆支援→全部ミクによる同曲(ルサルカP様)sm9651985
インストver→db7.voiceblog.jp/data/triona/1266422938.mp3
【第五回ボカロクラシカ音楽祭】【VY2V3】鳥の歌(ショートバージョン)
ゆうま君のコーラスでクレマン・ジャヌカンのシャンソン Le chant des oyseaux(鳥の歌)です。よく知られているバージョンとは別にジャヌカン自身の作によるショートバージョンがあり、これが載っている1537年出版のオリジナル楽譜が見つかったので、それを見て歌ってもらいました。当時の楽譜はパート別の冊子になっていて、動画ではこれらから切り出した画像を音声に合わせています。冒頭に出てくるのはカウンターテナーのパート譜です。字幕の歌詞は楽譜から読み取ったので、現代とはスペルが少し違います。楽譜をよく見ると独特の略字が使われているのがわかります。
フルバージョン(多重録音)→https://www.nicovideo.jp/watch/sm35269738 ロシニョールの声です
【東北きりたん】La tricotea (Cancionero de Palacio)【三部合唱】
たぶん6割くらいはスペイン語の古い歌をNEUTRINOの東北きりたんに歌ってもらいました。
La tricotea
作曲者不詳 (Cancionero de Palacio 所収)
歌: 東北きりたん (NEUTRINO)
YouTube版: https://youtu.be/QupNMMEelYw
〈イラスト〉
【素材】東北きりたん立ち絵 (かれい 様, https://seiga.nicovideo.jp/seiga/im7760810 )
〈背景写真〉
Pixabay より (Andreas64 様, https://pixabay.com/images/id-6293675/ )
〈フォント〉
しねきゃぷしょん (chiphead 様)
にゃしぃフォント改二 (マルセ 様, 「よく飛ばない鳥」 https://marusexijaxs.web.fc2.com/ )
【東北きりたん】Il bianco e dolce cigno (Jacques Arcadelt)【四部合唱】
イタリア語の古い歌をNEUTRINOの東北きりたんに歌ってもらいました。
Il bianco e dolce cigno
(白く優しい白鳥)
作曲: Jacques Arcadelt
歌: 東北きりたん (NEUTRINO)
YouTube版: https://youtu.be/Tt6oJatuv-4
〈立ち絵〉
【素材】東北きりたん立ち絵 (かれい 様, https://seiga.nicovideo.jp/seiga/im7760810 )
〈背景写真〉
Pixabay より (stefano reverberi 様, https://pixabay.com/photos/1737794/ )
〈フォント〉
しねきゃぷしょん (chiphead 様)
にゃしぃフォント改二 (マルセ 様, 「よく飛ばない鳥」 https://marusexijaxs.web.fc2.com/ )
【ミク・いろは】ノートルダム・ミサ曲のサンクトゥス【Maika・Mew】
ギヨーム・ド・マショー(Guillaume de Machaut:1300?~1377)作曲の「ノートルダム・ミサ曲」から、サンクトゥスを歌ってもらいました。
メンバー:
Triplum … 初音ミク
Motetus … 猫村いろは
Tenor … Maika
Contratenor … Vocaloid3 Library Mew
歌詞:
Sanctus, Sanctus, Sanctus
Dominus Deus Sabaoth.
Pleni sunt caeli et terra gloria tua.
Hosanna in excelsis.
Benedictus qui venit in nomine Domini.
Hosanna in excelsis.
その他の作品 → mylist/11965306
さとうささらが古代の歌を歌うようです【セイキロスの墓碑銘】
古ギリシア語。現存する最古の歌と言われています。自由にテンポを揺らしてみました。
伴奏はこちらから。
https://soundcloud.com/matteo-mezzabotta/seikilos-epitaph-on-celtic
wikipediaから拝借した日本語訳↓
生きている間は輝いていてください
思い悩んだりは決してしないでください
人生はほんの束の間ですから
そして時間は奪っていくものですから
mylist/53637011
Claudio Monteverdi: Zefiro torna e di soavi accenti 西風が戻り 甘美な口調で
モンテヴェルディ作曲の2声と通奏低音のためのマドリガーレ、Zefiro torna e di soavi accenti 「西風が戻り 甘美な口調で」をお送りします。Scherzi musicali cioè arie et madrigali, 1632「音楽の諧謔 (1632)」およびマドリガーレ集第9巻 (1651)に収録されたマドリガーレです。通奏低音の軽快なリズムに乗って2声の掛け合いで春の曙の美しさを歌っていきますが、最後にああそれなのにそれなのにとオチがつくのは当時の曲のお約束ということで…Vocaloid: KAITO_V3_Straight, VY2V3 A=466.2Hz, Temperadjustを使用してミーントーン(G)で調律しています。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト mylist/33133394
Thomas Morley: 06. Lo ! here another Love [Canzonets to Two Voices (1595)]
トマス・モーリー作曲の2声のカンツォネット集より、6曲目の Lo ! here another Love, [ご覧よ、愛の神がもう一人]をお送りします。突然訪れる恋の理不尽さを、愛の神の投げ矢と言い、愛の苦悩を歌っています。Vocaloid: MIKU_V3_English, Luka_English.A=440Hz, ミーントーン(F)で調律しました。2人のソプラノ、ソプラノ/テナーなどで演奏されますが、今回はこの人達に歌ってもらいました。MEIKOさんが非常に上手なのですが、事情で MIKUに出てもらっています。挿絵は拙作です。愛の神のダーツは、何だか APFSDSみたいになってしまいました…秋茄子の公開マイリスト:
John Dowland: Sleep, wayward thoughts 眠れ、わがままな想いよ[The First Booke of Songs]
16世紀後半のイングランドの作曲家ジョン・ダウランド(1563~1626)作曲の4声のリュート伴奏付歌曲集、The First Booke of Songes or Ayres (1597) より 13曲目の "Sleep, wayward thoughts" 「眠れ、わがままな想いよ」をお送りします。3番までの歌詞の内、1番、2番を演奏しました。歌詞は例によって、報われない恋に陶酔する男性の独白で、宮廷風恋愛の系譜に属する詩的表現です。Luka, Miku_V3_English, KAITO_V3, BigAL に歌ってもらいました。A=440Hz, Temperadjust を使用し、ミーントーン(F)に調律しています。秋茄子の公開マイリスト:
Claudio Monteverdi:11.Sonata sopra Sancta Maria[Vespro della Beata Vergine]
モンテヴェルディ作曲の "Vespro della Beata Vergine (1610)"「聖母マリアの夕べの祈り」より 11曲目のソナタ "Sonata sopra Sancta Maria ora Pro Nobis" 「『聖マリア、我らのために祈り給え』に基づくソナタ」をお送りします。女声の定旋律の上に、多彩な器楽が織りなす一幅のタペストリーのような、鮮やかなソナタです。終曲の Magnificat 「マニフィカト」演奏のために調整した器楽音源を使用しました。合唱(定旋律)VY1V3, MIKU_V3_Solid, IA. A=463.5Hz, ミーントーン(C)で調律しました。秋茄子の公開マイリスト mylist/33133394