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生まれたばかり、絶滅危惧のスマトラサイの赤ちゃん インドネシア
インドネシア環境・林業省は1日、絶滅の危機にひんするスマトラサイの赤ちゃんの映像と写真を公開した。赤ちゃんは雌で、9月30日に生まれたばかり。
スマトラ(Sumatra)島南部ランプン(Lampung)州にあるワイ・カンバス国立公園(Way Kambas National Park)のスマトラサイの保護区で生まれた。
スマトラサイは、国際自然保護連合(IUCN)の「絶滅危惧種レッドリスト(Red List)」で、「深刻な危機(CR)」に分類されている。インドネシアのスマトラ島とカリマンタン(Kalimantan、別名ボルネオ、Borneo)島に生息し、野生の数は100頭以下。マレーシアでは絶滅したとされている。
浜辺でくつろぐアザラシ増加 ベルギーの保護団体、共存呼び掛け
ベルギーの浜辺で、北海(North Sea)からやって来たアザラシがくつろぐ姿を見掛けることが多くなっている。王立自然史博物館(Royal Belgian Institute of Natural Sciences)によると、同国のアザラシの数はここ20年で増加傾向にあるという。動物保護団体はビーチの利用者らに対し、アザラシとの共存を呼び掛けている。
2020~22年の新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた規制中に、静かで人混みのない浜辺にアザラシたちが姿を見せるようになった。
人々がビーチに戻って来た今、特にこれから夏を迎えるのを前に、ベルギーの動物保護団体は、海岸で休んでいるたくさんのアザラシたちと人間が共存していくための啓発活動を進めている。
海岸にいるのは、ハイイロアザラシとゼニガタアザラシの2種。成獣の体重は、ハイイロアザラシで300キロ、ゼニガタアザラシで165キロにもなる。
ベルギー王立自然史博物館の広報担当で、海洋生物学者でもあるケレ・モロー(Kelle Moreau)氏によると、海岸に姿を見せるアザラシの正確な数を把握するのは難しいが、100~200頭ではないかという。
アザラシの子どもは、通常は比較的安全な陸上にいて、空腹になると本能的に餌を探しに海へ行く。そのため、人間がアザラシに対して餌を与えないことが重要になるとモロー氏は言う。
「生まれたばかりのアザラシの子どもは、おなかがすくまで浜辺で数日を過ごさねばならない。誰かが餌を与えてしまうと、海へ行かず餌を捕る方法も習得しない」とモロー氏は話した。
アザラシたちが姿を現す場所には、ボランティアがロープを張って海水浴客が入って来ないようにしている。
コロナ規制が始まった直後「ノース・シール・チーム(North Seal Team)」は地元当局と協力し、アザラシとの距離を30メートル以上確保するなど、周囲で守るべきルールを設定している
独動物園でホッキョクグマの赤ちゃん誕生
独ハンブルクにあるハーゲンベック動物園が、同動物園で2002年以来初めて生まれたホッキョクグマの赤ちゃんの映像を公開した。
赤ちゃんが生まれたのは去年の12月19日。
前回ここで生まれたのは母親のビクトリア。ビクトリアは21歳で初めての出産で、立派なお母さんになっている。
金鉱を掘っていたら…3万年以上前の赤ちゃんマンモス発見
カナダ北西部の永久凍土の中から見つかったのは、丸ごと1匹のマンモスの赤ちゃん。 凍結しミイラ化していました。 赤ちゃんマンモスが発見されたユーコン準州によりますと、鉱山で金を掘っていた作業員が偶然見つけたということです。 ケナガマンモスの雌とみられ、回収した地質学者などは、3万年以上前の氷河期に永久凍土の中で死亡し、凍結されたとの見方を示しています。 ユーコン準州ではほかにも氷河期の動物の化石が発見されていますが、皮膚や毛のあるミイラ化したものはめったに発掘されないため、これほど完全で保存状態の良い状態で見つかったのは、北米では初めてだということです。
シンリンオオカミ 5つ子の赤ちゃん 一般公開始まる 鹿児島
2022年6月24日 5時46分
鹿児島市の平川動物公園で、ことし4月末に生まれたシンリンオオカミの5つ子の赤ちゃんの一般公開が始まりました。
公開が始まったのは、オスの「ゼン」とメスの「ジュリ」「ヨモギ」「カエデ」そして「シズク」のシンリンオオカミの5つ子の赤ちゃんです。
ことし4月28日に生まれてから順調に成長し、23日から初めて屋外に出て、一般公開されることになりました。
飼育員や獣医師が見守る中、開園前に展示場への扉が開けられると、5頭は両親の2頭が外に出たあともなかなかふんぎりがつかず、様子をうかがっているようでした。
そして、外に出た直後は、扉の周囲を心配そうに歩いていましたが、すぐに元気よく走り回ったり、母親に甘えたりしていました。
ただ、通り雨が降ると驚いたようで、屋根のある場所に行って身を寄せ合っていました。
5頭は今は小型の犬ほどの大きさですが、半年もするとりりしいオオカミの姿になるということです。
5頭の公開が始まると知り、東京から訪れた男性は「国内で繁殖をしているところは少ないので感動しています。かわいらしいところとりりしいところのギャップが魅力です」と話していました。
飼育を担当している松元悠一郎さんは「両親がちゃんと面倒を見ているのでそのサポートをしています。今しか見られない無邪気な姿をぜひ見に来てほしいです」と話していました。
ドキドキ? オオヤマネコの赤ちゃん3匹、初の健康診断 フランス
フランス・ロド(Rhodes)にあるサンクロワ(Sainte-Croix)動物公園で、5月18日に生まれた雌のオオヤマネコの赤ちゃん3匹が、初めての健康診断を受けた。
体長の確認やバケツに入れられたままでの体重測定の他、マイクロチップの装着も行われた。6月15日撮影。
子供を守ろうとした母グマ、もみ合いながら崖下へ転落 母子の運命は スペイン
スペイン・パレシアに近いカスティーリャ・レオン北部の山中で、公園管理当局者が6日撮影した映像。
子連れの母クマが繁殖期のオスと遭遇、格闘の末、2頭とも崖下へと転落してしまった。
オスは死んだが、母グマは生きていた。
子育て中のメスは発情しないため、オスは子グマを殺してメスの発情を促そうとする。
だから繁殖期のオスが子連れのメスを襲うことは珍しくない。
クマの保護団体によると、スペインの山岳地帯には約400頭のクマがおり、ほとんどが北部に生息する一方、約70頭はフランスとの国境にあるピレネー山脈に生息しているという。
アルビノのガラパゴスゾウガメの赤ちゃん、一般公開 スイス
スイス西部セルビオン(Servion)のトロピカリウム動物園(Tropiquarium Zoo)で3日、先月生まれた珍しいアルビノ(先天性色素欠乏症)のガラパゴスゾウガメが一般公開された。
皮膚は白く、目は赤い。体重は50グラムほどで、手のひらに収まる大きさだ。
アルビノは、肌や髪、目のメラニン色素がほとんど生成されない遺伝子疾患で、動物では視力や聴力の低下を伴うことがある。
ガラパゴスゾウガメは国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Red List)に記載されており、寿命は最長200年。通常、皮膚や甲羅は黒く、飼育下でも野生でもアルビノの個体が確認された例はない。
フィリップ・モレル(Philippe Morel)園長は、アルビノの個体の寿命は野生では数週間が限度だろうが、できるだけ長生きしてほしいと語った。性別はまだ分かっていないという。
絶滅危惧種ワタボウシタマリンの赤ちゃん コロンビア
コロンビア・カリ(Cali)の動物園で、先月12日に生まれたワタボウシタマリンの赤ちゃんが一般公開された。ワタボウシタマリンは絶滅危惧種で、コロンビア北西部にしか生息していない。
来園客の一人は、ワタボウシタマリンの母親が子どもに愛情を注ぐ様子が「とても美しいと思う」と語った。
映像は4月26日撮影。
フェネックキツネの赤ちゃんが産まれました!
フェネックベビー誕生!
可愛い・・・(*'ω'*)
ですが寝る時間が本当に無いですw
ホッキョクグマの母ピリカの大いなる愛
ホッキョクグマの赤ちゃんとお母さん。
母ピリカのあふれる愛が止まらない。
BGM by OtoLogic(CC BY 4.0)
「あなたを知りたくて」
どうぶつキセキの瞬間30連発!
2021年12月24日 19:51 .投稿動画、動物園がネットで公開している動画、YouTubeから厳選した映像集の第3弾!
「世界三大珍獣」コビトカバの赤ちゃん、シドニーの動物園で誕生
オーストラリア・シドニーにあるタロンガ動物園で11月22日、「世界三大珍獣」コビトカバの赤ちゃんが誕生した(ナレーションなし)。
シドニーのタロンガ動物園でコビトカバの赤ちゃんが誕生した。
この動物園でコビトカバの赤ちゃんが生まれるのは、4年以上ぶり。
動物園の管理者、ゲイブ・ビルゴナ氏
「母親の名前はカンビリで、今回が2回目の出産だ。カンビリ自身もここで生まれ、子供は2頭ともとても元気だ。
とても気配りのできる母親で、最初の数日間は子供から離れず、落ち着いて世話をしていた。
この数日は、子供が眠っている間に少しだけ歩き回るようになった。それでも、子供の行動には目を光らせている」
西アフリカに生息するコビトカバ。野生で残っているのは3000頭以下と言われる。
「山陰柴犬」90匹に激減も 「写真」が拡散 復活の兆し
記者のイチ押しネタを集めた「取材部ネタプレ」。
「かわいすぎる! 子犬の写真」について、TSKさんいん中央テレビ・坂西美香アナウンサーがお伝えします。
鳥取の因幡犬と島根の石州犬から生まれた“山陰柴犬”は、戦後、伝染病や鳥取大火でおよそ90匹にまで激減。
地道な保存活動の中、地元カメラマンが手がけた写真絵本の表紙。
2匹の小犬が顔をくっつけて走る瞬間がSNSで話題に。
ポイントは、「奇跡の一枚で復活の兆し」です。
保護されたゾウ、密猟者に返還 スリランカ
スリランカの野生動物公園から密猟されたゾウの子ども13頭が、裁判所の命令により密猟者に返された。当局者が10日、明らかにした。
スリランカではゾウは神聖な動物とされており、野生ゾウの捕獲は違法だが、特別な許可をもらい、富の象徴として飼育する人も多い。
捜査当局は2015年、仏教僧らが野生動物公園から密猟したゾウの赤ちゃん少なくとも13頭を押収した。
だが警察の犯罪捜査局は先週、コロンボ(Colombo)の裁判所から、押収したゾウを密猟者に返すよう命じられ、物議を醸していた。同局は、新法では野生動物保護当局にペットとして登録すれば、ゾウを飼うことができると説明されたという。
密猟された13頭のうち6頭は「ピンナワラのゾウの孤児院(Pinnawala Elephant Orphanage)」で飼育されていたが、鎖につながれトラックに載せられ運ばれた。もう7頭は同国南部の施設から飼い主に戻された。
裁判所によると、15年1月にゴタバヤ・ラジャパクサ(Gotabaya Rajapaksa)大統領がピンナワラの孤児院に渡したゾウ2頭のうち1頭も返還された。大統領は当時、飼い続ける余裕がないと話したと報じられていた。
当局者はAFPに対し、雌のチャリカ(Charika)はラジャパクサ氏に戻されたが、もう1頭の雌チャラカ(Charaka)は今も孤児院で飼育されていると語った。
ゾウの専門家ジャヤンタ・ジャヤワルダナ(Jayantha Jayewardene)氏は、盗まれたゾウが密猟者に戻されたことにがくぜんとしており、「動物福祉が著しく後退した」と述べた。
ジャヤワルダナ氏はAFPに対し、「非常に失望した」と話し、「国立公園での赤ちゃんゾウの密猟を助長するだけだ」と批判した。
ジャヤワルダナ氏によると、15年までの10年間で約40頭の野生の子ゾウが盗まれ、1頭約12万5000ドル(約1400万円)で売られた可能性がある。密猟者は通常、母親ゾウを殺して子どもを捕獲するという。
11年の調査では、スリランカには赤ちゃん約1100頭を含む7379頭のゾウが野生で生息していた。1900年は1万2000頭だった。
映像は、ピンナワラのゾウの孤児院で撮影されていたゾウ。9日撮影。
山陰柴犬の赤ちゃん誕生 存在を伝え続ける大きな使命...
鳥取・大山町でこの夏生まれた小さな命。
自然の中で元気いっぱい鳴き声を上げるのは、山陰柴犬の赤ちゃん。
飼い主は、写真家の豊哲也さん。
山陰柴犬は一時、90頭ほどに減り、絶滅の危機にあった。
豊さんはその繁殖運動に取り組み、存在を広く知ってもらうため、写真集を出版するなどしてきた。
今回生まれた赤ちゃんはオスで、生後2週間余り。
どんな愛くるしい表情を見せてくれるのか。
早速カメラを回すが...。
なんとか目が見え始めたばかりということで、カメラに近づきすぎて元の位置へ戻してもらってもお尻を向けて離れてしまった。
貴重な山陰柴犬の命を伝え続けるという大きな使命を帯びた小さな赤ちゃん。
9月には、新たな飼い主のもとへ旅立つ。
耳を切られ見世物にされそうになった子グマを救出 パキスタン
パキスタンで、密猟者につかまり見世物にされそうになっていた子グマが保護された。 子グマの「ダブー」はやせ細り、病気にかかっていた。
絶滅危惧種のサメ「シロワニ」赤ちゃん誕生 日本初の繁殖成功
2021年7月6日 4時32分
茨城県大洗町にある「アクアワールド 茨城県大洗水族館」で先月、絶滅危惧種のサメの一種「シロワニ」の繁殖に日本で初めて成功し、子どもが産まれました。
飼育するサメの種類が日本で最も多いアクアワールドでは先月17日、飼育されているサメの一種シロワニのメスが子どもを産みました。
子どもは産まれた時点で体長90センチ余り、重さはおよそ4キロあったということです。
シロワニは日本近海などに生息し、成長すると全長3メートルほどになる大型のサメで、環境省の海洋生物レッドリストで、近い将来野生での絶滅の危険性が高いとされています。
アクアワールドによりますと、シロワニは受精自体が難しいことなどから国内で繁殖に成功した事例はなく、世界でも5例目の快挙だということです。
シロワニの子どもはバックヤードの水槽で順調に育っていて、今後、状態を見て一般公開の時期を決めるということです。
アクアワールド 茨城県大洗水族館は「非常に貴重な事例で、赤ちゃんのかわいさを皆さんにぜひ見ていただきたい」としています。
女の子だよ! ミナミシロサイの赤ちゃん誕生 米動物園
米フロリダ州タンパ(Tampa)にある動物園が、今月6日に生まれたミナミシロサイの赤ちゃんの映像を公開した。赤ちゃんは雌で、名前はまだない。動物園の公式ツイッター(Twitter)によると、20歳の母親サイのアレイク(Alake)と赤ちゃんの健康状態は「良好」だという。この動物園でミナミシロサイの赤ちゃんが生まれるのは8頭目。映像は12日撮影
希少な猟犬10匹も盗まれる 金目当て? 輸入困難で人気
垂れた耳に、つぶらな瞳。
母犬に寄り添って、すやすやと眠る子犬。
このかわいいワンコたちが暮らしているのは、和歌山・上富田町の山奥にある猟犬の訓練場。
かわいい顔をしているが、イノシシ猟をするための猟犬。
40年ほど前から、こちらでは、イノシシ猟のためにアメリカ原産の犬「レッドボーン・クーンハウンド」が育てられていた。
飼い主の男性によると、この犬種は、現在では海外からの輸入が難しく、国内で繁殖させている例はほとんどないという。
被害に遭った男性(83)「(この犬種は)人気がある。今も売ってくれと言われても、絶対に売っていない。友だちにも」
しかし、2021年3月から4月にかけて、およそ30匹のうち、子犬を含めた10匹が何者かに盗まれてしまった。
被害に遭った犬舎は、おりを閉めていた針金が外されていたという。
被害に遭った男性「寂しい思いはするよ、それは。これ(犬)が欲しくて盗んだんだか、金が欲しくて盗んだか、そっちかわからんけど、大量に持っていくということは、金が欲しかったんやろうな」
警察は、窃盗事件として捜査している。
井戸に落ちた子ゾウ、野次馬の中ロープとショベルカーで救出 インド
4月10日、インド東部オリッサ州で井戸の底に落ちていた子ゾウ。野次馬が多数集まる中、地元当局がロープとショベルカーで引き上げ、無事救出した。
森林局や地元消防署がショベルカーを出動。ロープを使って子ゾウを引き上げ、ついに地上へ。
インドではゾウが崇拝されており、ゾウの頭を持つ神、ガネーシャはヒンドゥー教の神々の中でも特に人気。縁起が良いとされているが、今回の救出劇とは無関係のようだ。
絶滅危惧種のペンギン、初めて外でお散歩 米動物園
米ボルティモアにあるメリーランド動物園で今月3日、絶滅が危惧されるケープペンギンの子ども4羽が、初めて屋外を散歩した。4羽は「ダイアモンド」「パール」「オニキス」「トパーズ」と、宝石にちなんで名づけられた。
ソーシャルメディアに掲載された動画では、2021─2021年の繁殖期にふ化した最初のペンギンたちが歩いたり、水に飛び込んだりする様子が映っている。
ケープペンギンは国際自然保護連合(IUCN)により絶滅危惧種に指定されている。
母親を「歌」で呼ぶ、トラの赤ちゃん ロシアの動物園で
ロシアのバルナウルにある動物園で飼育されている、生後8カ月のトラの「シャーハン」。トラといえば威圧的なうなり声を思い出す人が多いが、このシャーハンの鳴き声は、まるで歌のよう。この歌で母親の注意を引いているという(ナレーションなし)。
“クローン”イタチがスクスク 30年以上前の細胞から誕生
滅危惧種に指定されるクロアシイタチの赤ちゃん。2020年12月に生まれた。
実はこの赤ちゃん、冷凍保存されていた30年以上前のクロアシイタチの細胞から誕生したクローンだという。
研究に携わったアメリカの政府機関は、「革新的な遺伝子研究で、絶滅の危機にひんしている動物の保護を後押ししたい」としている。
かわいすぎるわんこ話題 2匹が背負う使命 一体何?
小さな柴犬が雪の中へすっぽり。
すると、もう1匹が救出に。
かわいすぎると、SNSで話題になった山陰柴犬の姉妹。
1月中旬、姉妹のもとを訪ねた。
まだ生まれて2カ月の幼い2匹だったが、この時、新しい飼い主のもとへ、別々に引き取られることが決まっていた。
2匹には、大きな使命があった。
飼い主・豊哲也さん「山陰柴犬は少ないので、繁殖のためにお手伝いできればと思って」
山陰柴犬の数は、現在わずか500頭ほど。
繁殖のため、そして存在を多くの人に知ってもらうため、2匹は旅立つことになった。
飼い主・豊哲也さん「大変なときには『もう!』と思うときもありますけど、寂しいの方が結構大きいですね」
「思い出を形に残したい」。
プロのカメラマンである飼い主さんは、シャッターを切る。
企画したのは、写真絵本。
飼い主・豊哲也さん「山陰柴犬のかわいさで癒やされてほしいのと、みんなが飼いたいとか、どんどん頭数が増えるような活動に協力できたらと思っている」
山陰柴犬を守る取り組みは続く。
密猟で親を亡くしたサイの孤児たち、リハビリ施設ですくすく成長 南ア
生後わずか4か月で保護されたサイの子ども「ジェシー」は、肩から血を流し、心にも深い傷を負っていた。
ジェシーは密猟者に母親を殺され、なたで追い払われて傷を負ったのではないかと保護した人々は考えている。
幸いにも生き残ったジェシーは、親を失ったサイのリハビリを専門に手掛ける珍しい保護施設「サイの孤児院(Rhino Orphanage)」に来ることができた。
この施設は南アフリカ北部リンポポ(Limpopo)州の森の中に隠れるようにある。周囲には数十の動物保護区があり、正確な場所は明かされていない。入り口は大きな金属製のゲートで守られている。
創設者のアリー・ファン・デーフェンテル(Arrie Van Deventer)さんは「農場の労働者が密猟者に(この施設の)情報を提供すれば…年収を超える報酬を手にできるでしょう」と言う。そのためサイの孤児たちを守るには、セキュリティーと用心が鍵だ。施設の運営は個人的な寄付に頼っている。
メキシコ、初の南極ペンギンの赤ちゃん 順調に成長(14日)
メキシコでは、5年にわたって行われてきた保護プロジェクトの結果、南極ペンギンの赤ちゃんが産まれた。ナレーションなし
ゾウの赤ちゃんが交通事故!心臓マッサージで一命とりとめる タイ(21日)
タイ東部のチャンタブリー県で、オートバイと赤ちゃんゾウが衝突する事故があった。赤ちゃんゾウはその場で動けなくなってしまったが、駆け付けた救急隊員によって心肺蘇生を受けて約10分後に立ち上がった。(ナレーションなし)
コロナ対策逆手 「子犬詐欺」急増、ネット広告8割が偽物 カナダ
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行下で、外出制限による孤独を慰めてくれるペットの需要の高まりに乗じて、子犬を求める人々から金をだまし取る詐欺がカナダで横行している。これまでに被害を訴えた人は約500人に上る。
ケベック(Quebec)州に住むビッキー・マッケンジー(Vicki McKenzie)さんは、脳性まひを患う娘、オセアヌ(Oceane McKenzie)さん(11)のために犬を飼おうと考えた。「あの子は話したり走ったりできないから、同年代の子どもたちについて行くのは難しい」とマッケンジーさん。「だから、あの子のために犬を迎えるのは私たち家族にとって、とても大事なことでした」
介助犬の申し込みをしたが、4年以上待っても順番は回ってこなかった。一家は、自分たちで犬を見つけて購入し、ロックダウン(都市封鎖)の間に訓練しようと決めた。
だが、「Canadapups.com」という子犬販売サイトに掲載されていたラブラドールレトリバーの広告は、後に詐欺だったと判明した。マッケンジーさんは300カナダ・ドル(約2万4000円)をだまし取られ、オセアヌさんはひどく悲しみ号泣したという。
愛犬団体「カナディアン・ケネル・クラブ(Canadian Kennel Club)」やカナダ各地の動物保護施設には今年、記録的な数の里親申請が押し寄せている。ブリーダー(繁殖業者)の元にも購入希望者は殺到し、2年待っても順番が回ってこない状態だ。一方、新型コロナ対策の影響で繁殖事業や獣医師の対応が制限されたことで、子犬の販売数は激減した。
■「犬強盗」から「犬用コロナワクチン」まで
ブリーダーの個人情報が盗まれ、詐欺に利用される被害も相次いでいる。また、オンタリオ(Ontario)州トロントではブリーダーが銃を突き付けられて子犬を奪われる事件が先月2件発生。犬の繁殖そのものが危険な仕事と化している。
高いペット需要に供給が追い付かない中で価格は高騰し、それを悪用する詐欺師の横行を許してしまっていると、詐欺対策当局は指摘する。ペット販売は今やカナダで最も急成長しているオンライン詐欺だ。
絶滅危惧のジャワサイ 子ども2頭を確認 種の存続への期待高まる
インドネシアのウジュン・クロン国立公園(Ujung Kulon National Park)で、最も絶滅が危惧されている哺乳類の一種、ジャワサイの極めて珍しい子ども2頭が確認され、種の存続への期待が高まっている。
当局が20日に明らかにしたところによると、同公園で3~8月、設置された100台近いカメラによって、それぞれの母親と一緒にいる雌と雄のジャワサイの子どもが確認された。雌はヘレン(Helen)、雄はルーサー(Luther)と名付けられた。
ウジュン・クロン国立公園はジャワ(Java)島の西端にあるバンテン(Banten)州に位置し、約5100ヘクタールの緑豊かな熱帯雨林に淡水の川が流れ、ジャワサイの世界最後の生息地となっている。
ジャワサイの個体数は長年にわたって減少してきたが、この2頭が加わったことで計74頭となった。
インドネシア政府は、活火山であるクラカタウ(Krakatau)山の危険区域に位置する同公園からジャワサイを移動させるため、ジャワ島とスマトラ(Sumatra)島の他の地域の調査を進めている。
同国環境・林業省の幹部は、「2頭の誕生は、絶滅寸前のジャワサイの種の存続に大きな希望をもたらすものだ」と述べた。
映像はインドネシア環境・林業省提供。前半は5月22日、後半は6月12日撮影。