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【SynthVクラシック】ライラック (Сирень) / セルゲイ・ラフマニノフ【Eleanor Forte AI】
5月に咲く花と聞いたので。
ロシアの作曲家セルゲイ・ラフマニノフ。前奏曲嬰ハ短調「鐘」やピアノ協奏曲第2番のような重低音と甘美なメロディで有名ですが、彼が1902年に作曲した歌曲集、12のロマンス作品21に収められた「ライラック」は非常に簡素で控えめな小曲です。
歌詞は朝焼けの中でライラックに慎ましい幸せを見出すといった内容。
ライラックはラフマニノフが大変好んだ花なんだそうです(各地でコンサートを開くたびに匿名のファンからライラックの花を届けられた、というエピソードまであります)。
彼は後年この曲をピアノソロに編曲して録音まで残していますが、そちらはピアニスティックな技巧がふんだんに盛り込まれた「いつもの」ラフマニノフといった感じ。それなら歌曲の方はとにかくシンプルに徹しようと思い、テンポ変化もあまりつけず弱音を中心とした歌い方にしました。楽しんで頂けたら幸いです。
ライラック(リラの花) Сирень 作品21-5
作曲: Sergei Rachmaninoff (1873 - 1943)
歌詞: Ekaterina Andreyena Beketova (1855 - 1892)
英訳: Rosa Newmarch (1857-1940)
訳詞: やしろ
歌唱: Eleanor Forte AI (Synthesizer V)
音源・動画作成: やしろ
ショパン(バラキレフ編):ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=anrxTFwgR60)。
ショパンのピアノ協奏曲については、ピアノ独奏部分に比べて管弦楽法が稚拙・貧弱であるという評価がな
されることがたびたびあり、その意見に従って他の作曲家が編曲を行う例がしばしば見られます。
そんな試みに挑戦した作曲家の1人が「ロシア五人組」のまとめ役として知られるミリイ・バラキレフで、
彼は晩年に編曲に取り組み、完成した編曲版はバラキレフの死の年である1910年初頭に初演されました。
バラキレフは1861年にピアノ協奏曲第2番の作曲に取り組みましたが、途中で一度放置しており、1909年に
なって作曲を再開したものの、結局未完のまま没しました(没後、リャプノフにより補筆完成されます)。
おそらく、バラキレフは晩年にピアノ協奏曲第2番の作曲を再開するにあたり、研究の一環としてショパン
の協奏曲編曲を手掛けたと推測されます。
バラキレフの編曲版は管弦楽部分のみに手を付けており、木管・金管楽器をショパンの原曲より活躍させて
いて、管弦楽はほぼ同じ編成ながら響きの規模が拡大しています。原曲を聴き慣れていると少なからず違和
感があり、ロシアの作曲家らしい部分もあるため演奏機会が多くはありませんが、管弦楽の響きは間違いな
く充実しており、一聴の価値はあると思います。
フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
サー・エイドリアン・ボールト指揮
ロンドン交響楽団
【音楽劇】展覧会の絵
PowerPointでアニメを作ってみました。
ロシアの作曲家、ムソルグスキーは
画家の友人ガルトマンと死別し、
彼を偲んで「展覧会の絵」を作曲しました。
この作品は、オリジナル曲を含む外伝的作品で
「生と死」をテーマに生命の尊さを描きました。
音楽、演奏、作画、どれも素人ですが、
全部自分で作りました。
絵に関しては今までちゃんと描いたことが無いです
このご時世にこのような作品は
反発される方もいるかもしれません。
ただ、私は今一度、
輝く生命の大切さ、
厳かな死の大切さを、感じてほしい。
ただそれだけです。
少し疲れました。
次回はまた変な楽器の制作活動に戻ります。
これだけはセルフ広告させて下さい。
生命を、そして死を大切にすること。
僕の心からの祈りです。
変な手作り楽器動画
mylist/70908665
【テトピアノ】「8つの演奏会用エチュード作品40」から「前奏曲」/ニコライ・カプースチン
ニコライ・カプースチン作曲
「8つの演奏会用エチュード作品40」から「前奏曲」です。
はじめて聴いた時はジャズピアノかと思いましたが、
クラシックに分類されている作品です。ロシアの作曲家ですね。
まー難しい難しいw テトさん、よく弾いたね~w
エチュードということですが、私の入力作業のエチュードにもなりましたよw
テトさんのソロピアノで「テトピアノ」。
いつものように、まったりとお楽しみください。
G.Mushel - 24 Preludes and Fugues for piano: No. 11 in D flat major
ロシアの作曲家 ゲオルギー・ムシェリ (1909 - 1989) のピアノ作品『24の前奏曲とフーガ (1975)』より第11番ですー
『トッカータ』をはじめとするオルガン作品と主にウズベキスタンで活躍したことが知られているムシェリ
生まれはタンボフで地元の音大を卒業後, 1931年からはモスクワ音楽院でミャスコフスキー, グネーシン, アレクサンドロフに作曲を師事しました
人生の転機となったのは1936年, 音楽院の卒業の年に 同年タシケントに開学したウズベキスタン初の高等音楽機関に教師として招聘されたことで
以後, ムシェリはウズベキスタン初のオペラや交響曲を著し, 演劇やバレエなどの文化振興にも携わるなどウズベキスタン音楽史上重要な役割を果たし, 現地で亡くなるまでその身を捧げ続けました
音楽家として多ジャンルで作品を遺した彼ですが, 絵画への造詣も深く 200点以上の作品を遺しています
演奏:Georgi Mushel (pf)
← 前 シチェドリン sm38165480 | sm38165480 ババジャニアン&アルチュニアン 後 →
R.Shchedrin - 24 Preludes and Fugues for piano, in sharp keys Op.29 : No. 12 in G sharp minor
ロシアの作曲家 ロディオン・シチェドリン (1932 - ) のピアノ作品『24の前奏曲とフーガ』より第12番ですー
クラシックの作品界隈には『24の前奏曲』と『24の前奏曲とフーガ』というよく似た名前のシリーズがあります(個人的にはジャンルと言ってもいいと思いますが・・・)
意外にもその両方を書いている人物は少なく, ぱっと思い浮かぶのはシチェドリンのほか ショスタコーヴィチ, ザデラツキー, カプースチン, マドセン, ポルトラツキー, ソローキンくらいでしょうか (*1,*2,*3)
自由形式である『24の前奏曲』に比べ, 高度な対位法を駆使しながら合わせて48曲を書き上げる『24の前奏曲とフーガ』は求められる技法がかなり異なっています
シチェドリンは『24の前奏曲とフーガ』を嬰調(#系統)と変調(♭系統)の各12曲に分け, それぞれを作品29(1964)と作品45(1970)として別々に出版・録音しました
その数年後には『25の前奏曲 "ポリフォニーの手帳" 作品50(1972)』を世に送り出しています(ただしこちらは調性音楽ではありません)
彼はこれらの作品以外でも多声音楽を多く書いているので, 対位法のシステマチックな部分が自身の作風ととても相性のよいものだったのだと思われます
演奏:Rodion Shchedrin (pf)
← 前 スコリク sm38052828 | sm38165496 ムシェリ 後 →
*註*
(*1) 厳密に言うとシチェドリンは『"25"の前奏曲』ですがカテゴリー的には同じでいいと思います
(*2) それぞれ ショスタコーヴィチ…作品34(1932-33), 作品87(1950-51), ザデラツキー…前(1933-34), 前&フ(1937-39), カプースチン…作品53(1988), 作品82(1997), マドセン…作品20(1980), 作品101(1997), ポルトラツキー…作品1(1961), 作品16&17(1967-71), ソローキン…作品74(1975), 作品75(1977)
(*3) 『24の前奏曲』と『24のフーガ』をそれぞれ出版したハンス・ガルみたいなパターンもあります
S.Slonimsky - 24 Preludes and Fugues for piano: VI. & XI. & XIII.
ロシアの作曲家 セルゲイ・スロニムスキー (1932 - 2020) によるピアノ作品『24の前奏曲とフーガ (1994)』より第6番・第11番・第13番ですー
現在のベラルーシの地名 スロニム(Слонім)にその名の起源を持ち, ユダヤ系ポーランド人の血を引くスロニムスキー家
一族からは作家, 弁護士・新聞記者, 数学者・発明家などの文化人を多く輩出しています
セルゲイ自身の作風は多様式主義にその名前が挙がるようにゴリゴリの現代音楽を書くこともあれば, 本作のように新ロマン主義的な音楽を送り出すこともあります
長い闘病の末, 2020年2月9日 がんによりこの世を去りましたが, 長年の教育活動を称えてサンクトペテルブルク市内の第2芸術小学校にその名が冠されることになりました
演奏:Sedmara Zakarian (pf)
← 前 スコリク sm38052828 | sm38165480シチェドリン 後 →
最近どうもキャプションが長くなりすぎる悪癖が出てきたので来年はもうちょっと自重したいと思います・・・まぁ, これ書いてる時点ですでに2021年になってますけども。
A.Monasipov - Sonata for violin and piano 1st mvt.
ロシアの作曲家 アルマズ・モナシポフ (1925 - 2008) による室内楽作品『ヴァイオリンとピアノのためのソナタ (1954)』より第1楽章ですー
ソ連時代の構成国 タタール自治ソビエト社会主義共和国の首都 カザンに生を受けたモナシポフ
幼少期はカザン音楽学校でチェロを学び, そのままカザン音楽院に進学しますが, 1943年 大祖国戦争(独ソ戦)従軍のため一時学業が中断されます
戦後は講師を行いながらも1950年にチェロ科(アレクサンドル・ブラウン), 1956年に作曲科(アリベルト・レーマン)を, 1964年には大学院課程の指揮科(イサイ・シャーマン)を卒業しています
作曲家としてはカザン語のオペラの創始や規模の大きな4つの交響曲, 声楽交響詩などを著し, 東洋的なリズムや旋律に依拠しつつ西洋語法の枠組みで曲を発表していきました
また, 学生時代からの友人 オレグ・ルンドストレム(楽団員時代のカプースチンの映像で指揮してるオジサマ)の影響もあり, ジャズの領域での作品も残しています
← 前 ロッラ sm37557681 | sm37568446 アルチュニアン 後 →
S.Rachmaninov - Sonata in G minor for Cello and Piano, Op. 19: 2nd mvt. Allegro scherzando
ロシアの作曲家 セルゲイ・ラフマニノフ (1873-1943) の室内楽作品『チェロソナタ ト短調 作品19(1901)』より第2楽章ですー
演奏:Eckart Runge (vc), Jacques Ammon (pf)
← 前 クラーク sm37526528 | sm37536564 ボガティリョフ 後 →
『24の前奏曲~第11番』(Op.11-11) A.スクリャービン(編曲:彦坂恭人)
対面レッスン等の活動が自粛により停止しております。少しでもご協力いただけたら幸いです。
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期間限定LINE/Skype 特設レッスン 30分2500円~
[email protected] ※チャットのみでのレッスンも可能です。
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『24の前奏曲~第11番』(Op.11-11) A.Scriabin
ロシアの作曲家スクリャービン(1872-1915)が遺した美しい小品集「24の前奏曲」(Op.11)の中でも取り分け魅力的な一曲「第11番」を弾き易くアレンジしました。
Published 2020 by Office Hikosaka
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作曲:アレクサンドル・スクリャービン(Alexandre Scriabin)
編曲:彦坂 恭人(Yasuto Hikosaka)
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【ピアスコア楽譜販売】「24の前奏曲より第11番」
https://store.piascore.com/scores/61461
【ブログ】
https://composeanddtm.blogspot.com/
twitter : @yymusic
K.Khachaturian - Sonata for violin and piano, Op. 1: 2nd mvt. Andante
ロシアの作曲家 カレン・ハチャトゥリアン (1920 - 2011) の室内楽作品『ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 作品1(1947)』より第2楽章ですー
カレンの祖父 イリヤはトビリシ(現 ジョージア)で製本業を営んでいましたが, 美声の持ち主で音楽を愛好していました
一方で, 子どもたちの幼少期に正規の音楽教育を施すことはなかったものの, 5人のうち3人が音楽に関わりのある職につきました
カレンの父となる長兄 スレンは劇場の演出家, 金融家として兄弟たちを支援した次男 ヴァジナク, 恥ずかしがり屋のバリトン歌手 三男 レヴォン, そして偉大な作曲家となった末弟 アラム
スレンの4歳年下の弟 アラムはモスクワに住む兄を頼って1921年に上京, 住み込みで2つの大学に通い始めます
当時のことを回想したアラムによれば家は「多くの芸術家が集まった一種の芸術クラブ」のようで, 実際 俳優や作家, 音楽家が足繁く通ったといいます
このような環境下で芸術に深く関わり合いをもちながら, カレン少年は8歳で音楽学校の門を叩きそのキャリアを築いていきました
作品番号1が付けられた本作は1947年にプラハの若い音楽家のためのコンクールで最優秀賞を勝ち取り, 同時期にモスクワ音楽院で学んでいたヴァイオリニスト レオニード・コーガンに捧げられました
演奏:Jascha Heifetz (vn), Lillian Steuber (pf)
← 前 カサドシュ sm36465972 | sm36493518 ルザイェフ 後 →
スクリャービン : 幻想ソナタ 第2楽章 【02_激しい・速いクラシックのピアノ名曲】
ロシアの作曲家スクリャービンの楽曲です。ソナタは大体3~4楽章くらいですが、この曲は2楽章までしかありません。
類似するクリクシィミュージックの再生リスト : mylist/65394712
ピアノの鍵盤は右手が赤で左手が青です。
演奏はクリクシィーミュージックのクリエイターが作曲などで使用するDTMの技術を用いて制作しています。
また、部分的な素材以外の動画及び文章などコンテンツもクリクシィーミュージックが独自で制作しています。
▽▽クリクシィミュージックのホームページ▽▽
クラシックの音楽を曲調ごとなどに分類して紹介しています。
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赤いサラファン / 古い音楽帳さん・ふみ(天意さん)
さあ。この曲を聴きながら、焼肉とビールをどうぞ! きっと、楽しいお時間を過ごされますよぉに! ふみ
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ふみさんから、ロシアの歌をロシア語で(*_*)歌いたいので、何かお勧めの歌がありますか? というお話を頂きましたのが、端緒になりました。そこでロシア民謡を調べてみたのですが、ロシア民謡は、日本人好みの暗めの曲とか、コサックダンスのような激しい歌で、私にはちょっと・・・、というものばかりでしたので、民謡ではなくて、ロシアではロマンスと呼ばれる芸術歌曲から探すことにしました。そこで引っかかったのがこの「赤いサラファン」でした。次に「赤いサラファン」の説明です。 この歌は日本でもロシア民謡として有名ですが、実は19世紀前半のロシアの作曲家アレクサンドル・イェーゴロヴィチ・ヴァルラーモフが1834年に発表したロマンスの一つです。どこかシューベルトとかシューマンを思わせるところがありますが、当時ドイツではドイツ・リートと呼ばれる芸術歌曲が盛んに作られていまして、その影響をかなり受けた作品と思われます。でも、何と言ってもロシア語の柔らかい響きが、ドイツ語の堅い響きとは全然違います。時々聞こえる語尾の子音にはドイツ語的な雰囲気もあるとはいえ、全体とても柔らかです。普通にしゃべっても歌っているようなイタリア語とも違いますが、歌にはとても適した言語の一つということを認識しました。1:50のあたりで、「じいちゃん」とか「どっちか見ろにゃあ」とか聞こえるあたり、日本語のような(ネコ語のような^^)柔らかさも感じます。^^
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作詞:ニコライ・グリゴーリエヴィチ・ツィガーノフ
作曲:アレクサンドル・イェーゴロヴィチ・ヴァルラーモフ
歌:ふみ
インスト:古い音楽帳
アート:フリー*********
チャイコフスキー(タネーエフ編):交響曲第4番ヘ短調 作品36(4手ピアノ版)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=_RhOp6QY2Vg)。
ロシアの作曲家、ピアニスト、教育者であるセルゲイ・イヴァノヴィチ・タネーエフ(1856 - 1915)は、作曲に関してはチャイコフスキーの弟子として多くを学んだことから、彼が遺した未完の草稿に補筆して完成させたり、多くの作品を編曲するといった活動をしばしば行いました。
そのような活動の一つとしてタネーエフが行ったのが、チャイコフスキーの交響曲第4番ヘ短調 作品36の4手ピアノ編曲版です。タネーエフ自身が、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番のモスクワ初演や第2番の初演を担当するほどの優秀なピアニストだっただけあって、この編曲版は原曲のエッセンスをうまく引き出した名編曲となっています。
アンソニー・ゴールドストーン、キャロライン・クレモウ(ピアノ)
グリンカ(カレン・コルニエンコ編):幻想的ワルツ ロ短調
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=8FtnPg2LhIc)。
グリンカの「幻想的ワルツ」はロシアの作曲家が作曲したワルツの中では最も早く世界的に知られ
るようになった作品のため、他のロシアの作曲家やピアニストによる編曲版がたびたび作られてい
ます。もっとも有名なのはヴァチェスラフ・グリャズノフ(1982-)版で、グリンカの原曲よりも
演奏機会が多い他、セルゲイ・リャプノフやアレンスキーによる4手ピアノ版も存在しますが、こ
こで紹介するのはロシアのピアニスト、カレン・コルニエンコ(1974-)によるもので、おそらく
最も技巧的で華麗な編曲版だと思います。
カレン・コルニエンコ(ピアノ)
【ボカロ聖歌隊】 聖なる光 【リャプノフ】
現在、DTMクラシックのとある曲の制作に付きっきりで励んでいますが、ひとまずアカペラフェスには突貫制作で参加します
久々にボカロエディタ触った…
リャプノフというロシアの作曲家による徹夜祷の聖歌です
演奏機会は皆無な曲かと思います
https://en.wikipedia.org/wiki/Phos_Hilaron (このウィキペディアにも抜け落ちています)
なりたちや宗教的意味の深い曲ですが、そういうものは抜きにしてお聴きいただければ嬉しいです
調律はヴァロッティのeセンター、画像はゴッホの「古い畑の塔」(PD)、拙訳は私によるものです
mylist/60177387 mylist/24963463 mylist/29113406
■追記:広告ありがとうございます
チャイコフスキー「花のワルツ」四線倶楽部-室内楽- 30sec.MV
四線倶楽部の“室内楽”、四線で奏でるクラシックの名曲第七弾は、チャイコフスキーの『花のワルツ』。この曲はロシアの作曲家チャイコフスキーの三大バレエの一つ「くるみ割り人形」の中の1曲であり、今やバレエを離れ、単独のオーケストラ曲としても絶大な人気を誇る作品。今回、四線倶楽部では三線由来の沖縄の新たな楽器“四線”を中心に、ハワイのソプラノ、コンサート、テナー、バリトンといった各種ウクレレ、そしてヴァイオリン×2、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの弦楽五重奏を組み合わせ、洋の東西を越えた“四弦楽器”アンサンブルを展開し、更にフルート、オーボエ、ファゴットの三つ木管楽器の豊かな音色を加え、美しいワルツを独創的かつ華やかに奏でます。http://www.s-music.org/4shin/0830/WaltzFlowers.htm
N.Peiko - Piano Quintet in D minor
ロシアの作曲家 ニコライ・ペイコ (1916 - 1995) の室内楽作品『ピアノ五重奏(1961)』ですー
3月25日にに生誕100年を迎えたペイコは交響曲9作などの大作もあるものの, 現代ではグバイドゥーリナの師として知られるに留まります
音楽院卒業後はそのまま師であるミャスコフスキーやショスタコーヴィチの助手を務め, 教育者としての道をスタートしていきます
彼もまたソ連政権に抑圧された作曲家の一人で, 特に親族に対しては父 イワンの逮捕・射殺など惨憺たる仕打ちを受けています
このような自身の境遇もあり, 1953年にヴァインベルクが逮捕された際にはショスタコーヴィチと共に解放嘆願に働きかけています
演奏:Shostakovich Quartet, Nikolai Peiko (pf)
← 前 アーン sm30109586 | sm35843946 プーランク 後 → mylist/45260295
リャプノフの子守唄【さとうささら】
明日が期限の宿題を、今晩中に終わらせようと頑張るリケジョささらを突然襲ったものとは?
ロシアの作曲家、セルゲイ・リャプノフ(1859-1924)の「12の超絶技巧練習曲」より1曲目"Berceuse"(子守唄)。メロディはとてもシンプルであり、それに合わせて日本語のとてもシンプルな歌詞をつけて、例によってCeVIOのさとうささらと緑咲香澄に歌ってもらいました。静画はイタリア・バロック期の画家、サッソフェラートの「聖母子と天使たち」(PD)より。
p.s.広告有難うございます
よろしく>BumblebeeQueen mylist/39940036
G.Sviridov - Piano Trio in a minor, Op. 6: 2nd mvt. Scherzo
ロシアの作曲家 ゲオルギー・スヴィリドフ (1915 - 1998) の室内楽作品『ピアノ三重奏 イ短調 作品6(1946)』より第2楽章「スケルツォ」ですー
のちに大家となるスヴィリドフは, この作品で初めての大きなタイトルであるスターリン賞に輝きました
当時 すでに音楽院は卒業していましたが, この作品は全楽章の節々で師 ショスタコーヴィチの作品から影響を受けています
この楽章の第2主題も師の第8交響曲(1943)の第2楽章「スケルツォ」から編まれたものですから, 半ばパロディのつもり…だったのかもしれませんね
演奏:Rudolf Kehrer (pf), Viktor Pikaĭzen (vn) Lev Evgrafov (vc)
← 前 ゲルンスハイム sm28011559 | sm29775409 ルクー 後 →
「熊蜂の飛行」 ピアノとギターで速弾き比べ
ロシアの作曲家 リムスキー=コルサコフ (Nikolai Rimsky-Korsakov) の「熊蜂の飛行」をピアノとギターの超速弾き集。
ジェニファー・バトゥン 「熊蜂の飛行」 (レスポール・トリビュート)
ロシアの作曲家 リムスキー=コルサコフ (Nikolai Rimsky-Korsakov) の「熊蜂の飛行」
A.Eshpai - Toccata
ロシアの作曲家 アンドレイ・エシュパイ (1925 - 2015) のピアノ作品『トッカータ(1948)』ですー
作曲家の家庭に生まれ幼い頃から英才教育を施された彼も, 同世代のガリーニン同様 学業を中断して独ソ戦に従軍しました
民謡を好み, 青年期もハチャトゥリアンやバルトークなど民族性の強い音楽に影響を受け, 長い創作人生の中で作風は変化しつつもある種の匂いがその作品には息づいていました
11月8日にこの世を去ったエシュパイ. 23歳で復学した頃に書かれたこの作品は中後期のものとは明らかに毛色が違いますが, そういった側面も感じられると思います
演奏:Olyga Alekseeva
← 前 ガリーニン sm27857445 | sm27857486 マスネ 後 →
【PRIMA, OLIVER and AVANNA】 Ave Maria 【Caccini】
私の Prima、Oliver と Avanna に Caccini の "Ave Maria" を歌っていただきました。
※ Ave Maria ※
ロシアの作曲家 Vladimir Vavilov が1970年ころに作曲者を D. Caccini として発表した楽曲です。
彼の思惑どおりと言うべきか、日本では「カッチーニのアヴェ・マリア」として有名です。
美しい絵画(選択はうp主の好みによるものです)、アヴェ・マリアの祈りと共にお楽しみください。
制作した作品等:mylist/39730022
※あとがき※
初めてボカロクラシカ音楽祭に参加してみました。
お楽しみいただければ幸いです。
テーマ
再演部門
生誕90年
【巡音ルカ】海辺のエスキス【アレンスキー】
ロシアの作曲家アレンスキーのピアノ小品集の一曲です
・・・しょっぱい演奏ですが「海辺にて」という曲なので勘弁をば
(調律のセンターが狂っているのはわざとです)
ロシアにおいて、年中凍らない海はウラジオストク辺りしかありません
我々の「海」のイメージとは少しばかり違うことでしょう
こと19cロシア詩壇において「海」は"現実から離れた"自然の象徴として隠喩される傾向にありました
アントンが仕事に忙殺される時期の作品で、「音楽への羨望」と「海」とが重ねて描かれているのかも知れません
画像は、19c英国画家ウォーターハウスの「人魚」(PD・・・曲と同年の作品)です
mylist/24963463 mylist/29113406
[играли] Элегия_оп.40-2 [С.Ляпуно́в]
私が何度か取り上げているセルゲイ・リャプノフは数学者ではなく、
ロシアの作曲家です
リャプノフ関数で有名な数学者アレクサンドルはセルゲイの兄です
曲は作品40「中庸難度の3つの小品」より第2番の悲歌です
mylist/24963463
A.Kushakov - Spring Visions for free-bass accordion (bayan), Op. 39
ロシアの作曲家 アナトリー・クシャコフ (1945 - 2007)のバヤンソロ作品『連作組曲「四季, それは生命の活動期」より第3番 "春の情景" 作品39(1998)』ですー
彼は, 民族楽器に関する教育に熱心な現・ロシア国立ラフマニノフ記念ロストフ音楽院(音楽理論・作曲)を卒業し, バヤンやバラライカのための作品群で主にロシアやドイツで人気のある作曲家のひとりです
ヴィヴァルディの作品に春夏秋冬をめぐる『四季』がありますが, クシャコフはバヤンソロのための組曲で同様の試みを目指しました
『冬の描写(1976)』『秋の眺望(1988)』『春の情景(1998)』と, おおよそ10年単位で発表し続けましたが, ついぞ彼の『四季』は完成することなく作曲者の手を放れたのです
← 前 sm25587287 | sm26089380 後 →
演奏: Yuliy Shishikin
N.Rakov - Aquarelles (Watercolors): II. Mazurka & IV. Legende & VII. Scherzo
ロシアの作曲家 ニコライ・ラコフ (1908 - 1990) のピアノ作品『水彩画 (1946)』より「マズルカ」「寓話」「スケルツォ」ですー
現存するラコフのピアノ作品は古くは1929年まで遡ることが出来ますが, どの時代についても共通して言えることは口ずさめる旋律があることと, (教育用小品に限らず)技巧的に難しすぎることがないという点です
本作は9曲から成る中級者用の小品集ですが, 題は曲集中の第1番「水彩画」に由来するもので, あくまで曲集全体を指標するものではありません
← 前 ラコフ sm25450013 | sm25578097 チャイキン 後 →
演奏: Nikolai Rakov
N.Rakov - Concerto No. 2 in A minor for violin and orchestra
ロシアの作曲家 ニコライ・ラコフ (1908 - 1990) の作品『ヴァイオリン協奏曲 第2番 イ短調 (1954-63)』ですー
2分に亘るヴァイオリンソロから始まるこの作品は, 一作品の作曲に多くを費やすことのないラコフにしては珍しく9年もの歳月を経て完成されました
恐らく, 第1協奏曲(1944)が協奏曲形式の作品として処女作でありながら, なまじっか「スターリン賞」に輝き, 当時の聴衆に広く受け入れられてしまった事象と不可分だと思われます
作曲中 行き詰まりを感じたのか, 事実, 後から書き始めた『ヴァイオリン小協奏曲 ニ調(1960)』が先に陽の目を浴び, そこで実践・実験した手法を踏襲する形で本作はお披露目されました
← 前 sm25418822 | sm25509071 後 →
演奏: Oleg Kagan (vn), All-Union Radio Symphony Orchestra, Neeme Järvi(cond)
N.Rakov - Sonata No. 2 in G major for violin and piano
ロシアの作曲家 ニコライ・ラコフ (1908 - 1990) の作品『ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ト長調 (1974)』ですー
1974年, ひとりの名ヴァイオリニストがロシアから離れたアムステルダムで亡くなります
彼はラコフと同い年, 同じヴァイオリン弾きでともにモスクワ音楽院で学び, のちに同僚となり…など多くの接点がありました
ラコフの名を確固たるものにした第1協奏曲を献呈されたダヴィッド・オイストラフの菩提を弔うかのように, この曲は静かでありながらいろんな感情に溢れています
← 前 ラコフ sm25337351 | sm25450013 ラコフ 後 →
演奏: David Fruhwirth(vn), Milana Chernyavska(pf)
N.Rakov - Suite for trumpet and piano: IV. Humoresque
ロシアの作曲家 ニコライ・ラコフ (1908 - 1990) の作品『トランペットとピアノのための組曲 (1957)』より第4番「ユーモレスク」ですー
音楽教育家としてのラコフの顔は, ひとつは楽器法(管絃楽法)を専門とするものと, 早期音楽教育指導(子どものための初等音楽教育)に関するものがあります
したがって, 彼の書く音楽は"技巧に先行した芸術的な一品"というよりは, "技巧的にあまり難しくないが, 初中級者が楽しく演奏し学べるもの"が多いことも特徴のひとつとして挙げられます
彼の遺した管楽器のための作品は, 概してその類のものであり, ロシアでは今も学習者のレパートリーとして愛奏されているようです
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演奏: Timofei Dokshitser (tp), Sergei Solodovnik (pf)