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中島みゆき『ひとり上手』北京語版1…蘇童「快楽人生路」
2000年に中国で放送されたテレビドラマ『縁来一家人』の挿入歌。
中島みゆき『ひとり上手』北京語版3…龔玥「漫歩人生路」
1970年代から80年代にかけて、台湾を中心に日本、香港、東南アジアと、アジアを股にかけて活動した歌姫・鄧麗君(テレサ・テン)の香港での代表曲といえば、83年に歌った『ひとり上手』の広東語カバー「漫歩人生路(sm23036626)」。で、中国の歌手がそれと同じタイトルで歌った北京語版の「漫歩人生路」を2008年に出しましたが、歌詞はテレサの広東語版とまったく同じ。もっとも大部分の広東語歌謡曲の歌詞は北京語式の書き言葉で書かれていて、それを広東語の読み方で歌っているだけなので、北京語の読み方で歌ってみても違和感ないということなのでしょう。歌詞の内容は、水戸黄門のテーマソングみたいなもんですw
谷村新司『昴』北京語版5…麗花「星」
一昔前におやじカラオケの定番曲だった『昴』。中華圏でも大ヒットして、香港では広東語版が2つ、台湾では北京語版4つと台湾語版2つ、さらに中国でも北京語版が少なくとも5種類以上登場してます。中国のカバーは歌詞は違ってもタイトルはどれも「星」でヤヤコシイですが、最もポピュラーなのがこの映像のバージョン。歌詞は谷村新司がじきじきに「できるだけ原曲に忠実な内容にしてほしい」と注文をつけて制作した広東語版「星(sm25427334)」を、大体そのまま北京語で歌ったようなもの。もとは80年代から活躍している程琳という歌手が歌ってましたが、この映像の麗花とは誰でしょう?なんか歌い方が素人っぽいんですけど…中国語の発音も日本人っぽい?
谷村新司『昴』北京語版6…劉春美「星」
2005年に出たバージョン。歌詞は中国でポピュラーなバージョンの「星(sm24545827)」とほとんど変わりませんが、♪星光♪が♪星也♪になっていたり、ラストが違っていたりします。アレンジとかもかなり違いますけどね。
谷村新司『昴』北京語版7…朱樺「星」
香港で広東語版が2つ、台湾で北京語版4つと台湾語版2つ、中国で北京語版が少なくとも5つ出た『昴』の中国語カバー。香港や台湾では、歌詞が違えばタイトルも異なりますが、中国のカバーは歌詞は違ってもタイトルはすべて「星」なのでヤヤコシイです。
近藤真彦『ギンギラギンにさりげなく』北京語版2…黄文君「燃焼的愛情」
マッチの代表曲と言えば、やっぱり♪ギンギラギン♪ですかね?まだみんな人民服を着ていた頃の中国で、当時の日本のトップアイドルの代表曲のカバーを次々とカセットテープで発売した雲南放送局。中森明菜「少女A(sm22924517)」や松田聖子「裸足の季節(sm23322482)」に続いて、近藤真彦の代表曲もカバーしたのですが、なんだか「インベーダーゲーム」を思い出しますwちなみにタイトルは違えど、歌詞は「台湾のマッチ」こと曹西平が歌ったカバー「一切有我(sm23091239)」とほとんど同じ。♪ギンギラギンにさりげなく~♪の部分の歌詞は♪愛情叫人迷惑♪ですが、これは「愛情は人に迷惑だと叫ぶ」じゃなくて、「愛は人を惑わせる」の意味。
ジョー山中『人間の証明のテーマ』北京語版1…西域刀郎「草帽歌」
香港や台湾ではほとんど知られていないのに、なぜか中国では現在もテレビなどで時々流れるこの歌。しかも中国語カバーじゃなくて、オリジナルの英語で歌われてます。おそらく「中日友好」とか言ってた1970年代に中国で『人間の証明』が上映され、当時は西側諸国の映画なんて珍しかったので強烈な印象を残したのでしょう。で、その歌を21世紀に入って中国語でカバーしたのが西域刀郎。吉林省出身の歌手で、なんか台湾のコメディ時代劇にでも登場しそうな変な芸名ですが、西域=新疆ウイグル自治区のことで、芸名の由来は「新疆を2回旅行して、新疆文化を吸収したから」と、ウイグル人が聞いたら怒りそうなことを言ってましたが、現在は本名の潘暁峰に改名したとか。
山口百恵『秋桜』北京語版2…馬小倩「昨日的回憶」
台湾・香港のみならず、中国大陸も含めて中華圏全体で一番人気だった日本の歌手はといえば山口百恵。で、中華圏では山口百恵の曲で一番有名なのはテレビドラマ「赤い疑惑」主題歌の『ありがとうあなた』で、その次は『秋桜』だと思います。カバーもやたらと多く、北京語版は台湾の鳳飛飛「開始或結束(sm23417361)」と吉娜(ジーナ)「如風往事」、中国の馬小倩「昨日的回憶(sm24831199)」、広東語版はいずれも香港で、陳麗斯「七月雨中」、薰妮「我何妨留下」、区瑞強「秋分(sm23417321)」、甄楚倩「深夜港湾(sm22819330)」と、合計7種類。まだあるかも知れません。。。それらのカバーの中で、一番新しいのが、馬小倩(チェリー・マー)が2005年に出した「昨日的回憶」で、別れた彼氏と過ごした時を思い出す歌。
森田公一とトップギャラン『青春時代』北京語版3…李谷一「青春時代」
『青春時代』は1976年のヒット曲ですが、中国語のカバーは台湾で出た「爲青春歡唱(sm24689138)」「花兒盛開時(sm25003662)」「風采」と、中国で出た「青春時代(sm25003770)」の4種類があって、いずれも北京語。中国で81年に出た「青春時代」は、タイトルが同じなら、歌詞もほぼ直訳で、♪青春時代啊~、像夢中渡過~♪といった調子です。李谷一は60年代から活躍した歌手で、文化大革命当時はもちろん革命歌を歌い、文革が終わった後も華国鋒主席を讃えるミュージカル映画(この映像)などに出てました。革命家で鍛えた喉で朗々と歌い上げるのがイイですねw
松田トシ『ブンガワン・ソロ』北京語版3…黄秋生「美麗的梭羅河」
『ブンガワン・ソロ』は戦前の蘭領東インド(後のインドネシア)で作られ、占領した日本軍の間で広まり、戦後1948年に松田トシが日本語でレコードを発売しましたが、長く「作曲者不詳」とされていた曲です。北京語版は56年に香港で「梭羅河之恋(sm25037037)」が出たのに続き、台湾では「梭羅河畔(sm25037151)」、中国では「美麗的梭羅河(sm25037195)」が出ました。映像は文革時代を舞台にした2007年の映画『太陽照常昇起』で、主演の黄秋生(アンソニー・ウォン)が歌うシーン。60年代のインドネシアは中国の「友好国」だったので、文革中も「「美麗的梭羅河」は歌われてたのでしょうが、アンソニーの北京語は広東語訛り丸出しで、いかにも「香港人の北京語」。だから女の子たちに笑われてるというシチュエーション?
さとう宗幸『青葉城恋唄』北京語版4…毛阿敏「愛河煙霧」
『青葉城恋唄』は1978年のさとう宗幸のデビュー曲。日本で当時大ヒットしましたが、中華圏でも北京語版が「永遠只有你(sm25020900)」「秋別(sm25020634)」「飛向你(sm25020900)」「愛河煙霧」「風雨中的伴侶」「今夜沒有你」「寒風告訴我」「寒風」「青葉城恋唄」、広東語版が「這個秋天」と数多くのカバーが出現しました。毛阿敏は中国の歌手ですが、「愛河煙霧」はもともと台湾の陳芬蘭が歌っていたカバーで、愛河とは高雄市の中心部を流れる川。
テレサ・テン『空港』北京語版2…劉欣如「珍惜你的愛」
1974年に日本でもデビューしたテレサ・テン。2曲目の『空港』が大ヒットし、翌75年には台湾で北京語版の「情人的關懷(sm23602616)」も出しましたが、それから10年経って中国・広州で出た新たな北京語カバーが「珍惜你的愛」。ところがタイトルは違えど、歌詞は「情人的關懷」とまったく同じ。当時、中国政府は「精神汚染一掃運動」とやらで、テレサ・テンの歌声は「精神を堕落させる」と取り締まりの対象。広州の繁華街では夜になると「テレサ・テンのテープがあるよ」と怪しげな闇屋が声を掛けていた状態。そこで、露骨にテレサのカバーはマズイとタイトルだけ変えた?ちなみに『赤的命運』とは山口百恵の『赤い運命』のカバー(sm23723233)。百恵の曲なら中国政府公認で堂々と売れたということ。
山口百恵『秋桜』北京語版4…蘇曼「昨日」
台湾・香港のみならず、中国大陸も含めて中華圏全体で一番人気だった日本の歌手はといえば山口百恵。で、中華圏では山口百恵の曲で一番有名なのはテレビドラマ「赤い疑惑」主題歌の『ありがとうあなた』で、その次は『秋桜』だと思います。カバーもやたらと多く、北京語版は台湾の鳳飛飛「開始或結束(sm23417361)」とシンガポールの吉娜(ジーナ)「如風往事(sm25285179)」、中国の馬小倩「昨日的回憶(sm24831199)」と蘇曼「昨日(sm25285322)」、広東語版はいずれも香港で、陳麗斯「七月雨中(sm25285082)」、薰妮「我何妨留下」、区瑞強「秋分(sm23417321)」、甄楚倩「深夜港湾(sm22819330)」と、合計8種類。それらの中で一番新しいのが2011年に出た「昨日」。蘇曼は四川省出身のシンガーソングライターです。
山口百恵『さよならの向こう側』北京語版2…張蝶「献給你最後一首歌」
1985年に北京で出たカバー。若い女性が花を咥えている姿は本来さまになるはずですが、このジャケットは、なんか野生のドラキュラという感じでwそれになかなか歌に入ってくれないし…。張蝶は80年代に中国で「ディスコクィーン」「ロックの女王」と呼ばれて一世を風靡した人。その後、オーストラリアでシンガポール人と結婚し、現在はオランダ在住とか。
西城秀樹『傷だらけのローラ』北京語版3…曾詠賢「羅娜」
1970年代後半から80年代前半にかけて、中華圏で人気絶大だった西城秀樹。その代表曲と言えば♪ローラ♪ですが、カバー曲も北京語版はマレーシアで「羅拉Laura(sm24978638)」と「羅娜(sm25388535)」、中国でも「羅拉(sm25199553)」と「羅娜()」が出て、香港では広東語版の「羅娜(sm23104977)」が出ました。羅拉はローラですが、羅娜はローナになるはず?中国人は「ラ」と「ナ」の発音がごっちゃになるみたい…。曾詠賢は80年代後半の中国の歌手ですが、やはり♪ローラ♪と歌ったり♪ローナ♪と歌ったり、ごっちゃになってますw
石川優子&チャゲ『ふたりの愛ランド』北京語版2…張徳蘭「愛的加法」
『ふたりの愛ランド』は1984年のヒット曲ですが、香港で広東語カバー「愛的数学(sm25388577)」を歌った張德蘭(テレサ・チョン)が、中国進出を狙って広州で出した北京語版が「愛的加法=愛の足し算」。86年には旧正月おめでたバージョン(sm25395716)も発表して、北京でテレビ進出を果たしますが、映像はその時のもの。
石川優子&チャゲ『ふたりの愛ランド』北京語版3…張徳蘭「祝福歌」
『ふたりの愛ランド』は1984年のヒット曲ですが、香港で広東語カバー「愛的数学(sm25388577)」を歌った張德蘭(テレサ・チョン)。当時、香港のトップシンガーたちが台湾やシンガポール進出のために広東語ヒット曲の北京語版を出す中で、中国進出を狙って広州で出した北京語版が「愛的加法=愛の足し算(sm25395678)」。そのかいあって、86年に北京でテレビ出演して旧正月おめでたバージョン(sm25395716)を披露することに。中華圏では旧正月になるとおめでたソングが氾濫しますが、台湾や香港・東南アジアと違って、当時の中国では「恭喜発財(儲けましておめでとう)」はまだ禁句。
サザン『いとしのエリー』北京語版3…蔡国慶「可愛的艾麗」
『いとしのエリー』は1979年の大ヒット曲ですが、北京語カバーは香港で出た「想你(sm23443205)」と、台湾で出た「我只為你乖(sm25405170)」、中国で出た「可愛的艾麗(sm25406767)」の3種類。このうち92年に出た「可愛的艾麗」は、タイトルがそのまんまの直訳なら、歌詞もほぼ直訳という内容。なんか気持ち悪い歌い方ですが、桑田佳祐の物まねでもしたつもり?蔡国慶は翌93年に中国人民解放軍総政治部歌舞団に入団し、軍服姿で凛々しく歌うスターに変身してます。ちなみにアルバムタイトルになってる「花開的旅途(sm26069039)」とは、『花咲く旅路』のカバー。