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[いにしえの発動機たち] 1952年頃? ビクター F型 2.5馬力
昭和20年代後半に製造されたと思われる農業用石油発動機です。ビクター発動機は、戦前から当時としては型破りのOHCを動弁システムに採用してきましたが、昭和30年代以降の急速な耕耘機普及に伴う時代の変化には追従せず、このあたりでその歴史に終止符を打ったようです。側面に大きく描かれたビクターのロゴが、添えられた一輪の花のように思えた印象的な発動機でした。
ビクター F型
出力 : 2.5馬力/850rpm
製造年代 : 1952年頃?(昭和27年頃?)
製造会社 : ビクター内燃機工業
所在地 : 大阪府大阪市中央区
2016年アクティ森発動機運転会で見学させていただきました。
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・スペック・製造年代には推定を含みます。
[いにしえの発動機たち] 1937年頃 馬場式発動機 SO型 5.5馬力
堂々たる巨体からリズミカルに淡い紫煙を吐き出す、戦前に製造された農業用石油発動機です。排気がゆっくりと、かつ視覚的に繰り出される事で、その排気量は果たしていか程なのか想像が膨らみます。昭和12年といえば日中戦争が始まった年でありますが、恐らく戦前において最も原料・技術・販路が充実していた時期と思われ、どこかそうしたオーラを纏っているように感じられた風格のある発動機でした。
馬場式発動機 SO型
出力 : 5.5馬力/480rpm
製造年代 : 1937年頃 (昭和12年頃)
製造会社 : 馬場工作所
所在地 : 岡山県岡山市北区下石井
2016年アクティ森発動機運転会で見学させていただきました。
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・スペック・製造年代には推定を含みます。
[いにしえの発動機たち] 1955年頃? ヤンマーディーゼル N18形 18馬力 その3
昭和30年代以降の製造と思われる、ヤンマーディーゼルの3,079cc水冷ディーゼル単気筒発動機です。シリンダーとクランクケースに燃料タンクと水冷ホッパを載せたような姿は、シンプルながらとても堅牢な印象を受けます。巨大なフライホイールが目で追えるような速さでゆっくりと回り、排気が一定のリズムで吐き出される様が、古い大きな時計が時を刻んでいるような発動機でした。
ヤンマーディーゼル N18形
出力 : 16~18馬力/900~1,000rpm (最大:22馬力/1,000rpm) 3,079cc
製造年代 : 1955年頃?(昭和30年頃?)
製造会社 : ヤンマーディーゼル
所在地 : 大阪府大阪市北区茶屋町
2016年アクティ森発動機運転会で見学させていただきました。
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・スペック・製造年代には推定を含みます。
[いにしえの発動機たち] 1955年頃 はっぴー発動機CM型 4馬力
時は昭和30年代、全国の農業機械市場にヤンマーやクボタ、三菱などの大手メーカーが攻勢をかけていました。それまで地場を中心に石油発動機を出荷していた中小メーカーは、高度経済成長に伴う交通輸送網の発展や大手メーカー販売代理店拡大の攻勢に伴い、急速に斜陽化していく事となります。本機はそんな最終期の製品でありますが、凝縮感と柔らかななデザイン好ましい、メーカーの努力が窺えるような発動機でした。
はっぴー発動機 CM型
出力 : 3~4馬力/1,000~1,200rpm
製造年代 : 1955年頃(昭和30年頃)
製造会社 : 吉田機械製作所
所在地 : 岡山県浅口郡里庄町新庄
2016年アクティ森発動機運転会で見学させていただきました。
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・スペック・製造年代には推定を含みます。
[いにしえの発動機たち] 1955年頃? マスター 3馬力
純正の燃料タンクを掲げながら展示される、岡山県生まれの農業用石油発動機です。おおよそ昭和30年代前半頃の製造と思われますが、定格回転数1,000~1,800rpm位の「中速発動機」と呼ばれるカテゴリーの特徴的な形状が随所に表れています。昭和20年代後半の製造と思われるsm29283621を基本としているようですが、オイルポンプを装備しているなど進化の変遷が感じ取れ、かつメカメカしい感じがたまらない発動機でした。
マスター
出力 : 3馬力/1,100rpm
製造年代 : 1955年頃?(昭和30年頃?)
製造会社 : 吉田発動機製作所
所在地 : 岡山県岡山市北区島田本町2丁目
2016年アクティ森発動機運転会で見学させていただきました。
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・スペック・製造年代には推定を含みます。
[いにしえの発動機たち] 1948年頃? ナショナル発動機 FK型 3馬力 その2
恐らく戦後間も無くの製造と思われる、岡山県生まれの農業用石油発動機です。sm26455837と近い時期の製造と思われ、各部の形状も概ね似た構成になっていますが、シリンダーヘッドの吸排気バルブ配置が違ったり、水冷ホッパ側面の陽刻「NATIONAL」があったりと、細かな仕様の違いが見受けられるのが大変興味深いです。
ナショナル発動機 FK型
出力 : 3馬力/650rpm
製造年代 : 1948年頃?(昭和23年頃?)
製造会社 : 常定工作所
所在地 : 岡山県岡山市北区昭和町
2016年アクティ森発動機運転会で見学させていただきました。
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・スペック・製造年代には推定を含みます。
[いにしえの発動機たち] 1953年頃? タカヲ石油軽油発動機 FK型 2.5馬力
筐体はクボタのAHシリーズ、ロゴはヤンマーによく似た農業用石油発動機です。クボタAHシリーズにとても似ていますが、楕円形の冷却水注入口が特徴的な筐体は、どうやら自前で鋳込んだように見受けられます。個人的な想像ですが、筐体とクランクケースカバーは自社製、それ以外はクボタの部品を仕入れて組み上げたのかもしれません。「タカヲ」の由来は、所在地の地名「袋井市高尾」のようです。大変興味深い発動機でした。
タカヲ石油軽油発動機 FK型
出力 : 2馬力/1,100rpm
製造年代 : 1953年頃?(昭和28年頃?)
製造会社 : 竹原農機内燃機部
所在地 : 静岡県袋井市高尾
2016年アクティ森発動機運転会で見学させていただきました。
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・スペック・製造年代には推定を含みます。
[いにしえの発動機たち] 1950年頃? エムエ石油軽油発動機 2.5馬力 その2
ほのかな紫煙を漂わせながらゆったりと展示される、愛媛県生まれの発動機です。銘板には「伊予富田」の記載がありますが、現在の伊予富田駅周辺で製造されたのでしょうか。形態的には戦前に造られた世代の名残が見受けられますが、シリンダーヘッドからはみ出しそうなスタッドボルトの膨らみがトキワ発動機sm27187323を想像させる、銘柄の由来がちょっと気になる発動機でした。
エムエ石油軽油発動機
出力 : 2.5馬力/700rpm
製造年代 : 1950年頃?(昭和25年頃?)
製造会社 : 圭器鉄工所
所在地 : 愛媛県今治市
2016年高知宮の前発動機運転会で見学させていただきました。
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・スペック・製造年代には推定を含みます。
[いにしえの発動機たち] 1935年頃 クスド石油軽油発動機 3馬力
エンジンスターターの力を借りて始動される、戦前に製造された岡山県生まれの農業用石油発動機です。銘板には、大正時代にアメリカから日本へ輸入された発動機「ストーバー発動機関西総代理店」の記載がありますが、この頃になると国産の発動機が販売数の大半を占めていたと思われます。マフラーはヨシダ発動機の物を装備しているようです。水冷ホッパの有機的な縁取りのカーブが美しい発動機でした。
クスド石油軽油発動機
出力 : 3馬力/600rpm
製造年代 : 1935年頃(昭和10年頃)
製造会社 : 楠戸商会
所在地 : 岡山県岡山市北区下石井
2016年高知宮の前発動機運転会で見学させていただきました。
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・スペック・製造年代には推定を含みます。
[いにしえの発動機たち] 1950年頃 はっぴー発動機2C型 2.5馬力 その3
個人的には、インパクトのある銘柄ナンバーワンのハッピー発動機です。銘板は「ハツピー」ですが、冷却ホッパ側面には「HAPPY」とあるので、「幸せ」のハッピーが語源なのでしょう。本機が生産された昭和20年代、これを購入した農家にとっては自然エネルギー以外の初めての動力だったと思われ、石油発動機が我が家にやってきた家族の笑顔を想像すれば、「ハッピー」はふさわしい銘柄であると納得した発動機でした。
はっぴー発動機 2C型
出力 : 2~2.5馬力/700rpm
製造年代 : 1950年頃(昭和25年頃)
製造会社 : 吉田機械製作所
所在地 : 岡山県浅口郡里庄町新庄
2016年高知宮の前発動機運転会で見学させていただきました。
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・スペック・製造年代には推定を含みます。
[いにしえの発動機たち] 1951年頃 カナミツ石油軽油機関 3馬力
クランクケースカバーをオープンされながら展示される、岡山県生まれの農業用石油発動機です。動画で明確に聞こえてくる排気音は、隣に展示されている別の発動機が発しており、本機の排気音は近づいてみないと気が付かない程よく消音されています。初夏の日差しに照らされたクランクにコンロッドとピストン、そしてギアの歯がとても美しく映えていた発動機でした。
カナミツ石油軽油機関
出力 : 5馬力/600rpm
製造年代 : 1951年頃(昭和26年頃)
製造会社 : カナミツ電機工場内燃機部
所在地 : 岡山県岡山市北区下石井
2016年高知宮の前発動機運転会で見学させていただきました。
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・スペック・製造年代には推定を含みます。
[いにしえの発動機たち] 1953年頃 いさみ発動機 MB-30型
小刻みに素早く刻む排気のリズムが、小さな筐体に秘めたパワーを物語っているような、昭和20年代に製造された農業用石油発動機です。奥行を詰めた撫肩の水冷ホッパや、定格回転数を1,000rpm以上に設定、かつ吸排気バルブをそれぞれロッカーアームで駆動するスタイルは、昭和20年代後半の典型的なトレンドです。生き生きとしたその表情が、疲弊した中から甦る日本の息吹きを想わせるような発動機でした。
いさみ発動機 MB-30型
出力 : 3~4馬力/1,300~1,600rpm
製造年代 : 1953年頃 (昭和28年頃)
製造会社 : 日平産業伊讃美工場(現:コマツNTC)
所在地 : 茨城県筑西市小川
2016年高知宮の前発動機運転会で見学させていただきました。
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・スペック・製造年代には推定を含みます。
[いにしえの発動機たち] 1935年頃? カルイ式発動機 10馬力 その3
銘板にある「伊予三島駅前」の記載が愛媛生まれを物語る、大きな10馬力の石油発動機です。当時で10馬力といえば、メーカーラインナップの最上位機種にあたるクラスですが、それに恥じない立派な台座の上に鎮座しています。低音の効いた排気を生き物の様に繰り出す様は、傑作の仏像を前にしているかのような迫力のある発動機でした。
カルイ式発動機
出力 :10馬力
製造年代 : 1935年頃?(昭和10年頃?)
製造会社 : 高橋製作所
所在地 : 愛媛県四国中央市
2016年高知宮の前発動機運転会で見学させていただきました。
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・スペック・製造年代には推定を含みます。
[いにしえの発動機たち] 1953年頃? カナミツ LB型 6馬力
宝石箱のような集約オイラーを載せた、岡山県生まれの農業用石油発動機です。戦前のモデルに比べて筐体のコンパクト化が進んだ昭和20年代後半ですが、5~6馬力クラスという事で一般的な2~3馬力クラスより一回り大きく、存在感が感じられます。どっしりと構え、年月を経た枯れ具合が風格を一層引きたてていた発動機でした。
カナミツ LB型
出力 : 5~6馬力/900~1,000rpm
製造年代 : 1953年頃?(昭和28年頃?)
製造会社 : カナミツ電機工場内燃機部
所在地 : 岡山県岡山市北区下石井
2016年高知宮の前発動機運転会で見学させていただきました。
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[いにしえの発動機たち] 1970年頃? 三菱かつらディーゼルエンジンNM5H 5馬力
鮮やかな赤色が青空に映える、1970年以降の製造ではないかと思われる、三菱の農業用ディーゼルエンジンです。この世代となもなると、未だ現役の個体も多いことでしょう。時代が巡って各部の構造がかなり近代的になってきましたが、それでも水冷ホッパ式の冷却システム、外輪式のフライホイールとベルトプーリーなど、大正時代に確立されたシステムが連綿と続いているのを見て、しばし感慨にふけった発動機でした。
三菱かつらディーゼルエンジンNM5H型
出力 : 4馬力/2,200rpm (最大5馬力)
製造年代 : 1970年頃?(昭和45年頃?)
製造会社 : 三菱重工業
2016年高知宮の前発動機運転会で見学させていただきました。
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・スペック・製造年代には推定を含みます。
[いにしえの発動機たち] 1950年頃? オリエント発動機 Y.M型 2.5馬力
銘板に描かれた情景は、海の彼方の水平線に沈む夕日でしょうか。とても詩情的な名称のオリエント発動機です。恐らく戦後間も無くの製造とも思われますが、見かける機会の少ない珍しい発動機の中の一台です。また、農業用石油発動機の製作例があまりない、神奈川県のメーカーという事も珍しい事例です。もしかすれば、他のメーカーのOEMだったのかも…と想像した発動機でした。
オリエント発動機 Y.M型
出力 : 2.5馬力/600rpm
製造年代 : 1950年頃?(昭和25年頃?)
製造会社 : 柳田農機製作所
所在地 : 神奈川県厚木市
2016年高知宮の前発動機運転会で見学させていただきました。
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・スペック・製造年代には推定を含みます。
[いにしえの発動機たち] 1965年頃? ヤンマーディーゼル N15形 16馬力+集材機
とても迫力のある大きな架線集材機とセットで展示される、ヤンマーディーゼルの水冷単気筒ディーゼル発動機です。架線集材機とは、林業の現場で切り出した木材の運搬に使われる機械で、山から山へとワイヤーを張り巡らせ、ロープウェイのように原木を吊り下げながらの運搬に利用されます。
ヤンマーディーゼル N15型
出力 : 13~16馬力/1,200~1,300rpm
製造年代 : 1965年頃?(昭和40年頃?)
製造会社 : ヤンマーディーゼル
所在地 : 大阪府大阪市北区茶屋町
高速集材機
製造会社 : ツナヤ林業機械工業
所在地 : 高知県高知市菜園場町
2016年高知宮の前発動機運転会で見学させていただきました。
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・スペック・製造年代には推定を含みます。
いにしえの発動機たち 番外 元・コンプレッサー発動機
レシプロ式のエアーコンプレッサーとレシプロエンジンの構造はよく似ている部分がありますが、改造によってエンジンとなった明治機械製作所の小型エアーコンプレッサーです。傍らには澤藤のマグネトーを従え、とても違和感の無い仕上がりに驚きました。小さいながらも、とても夢詰まった魅力的な発動機でした。
2016年高知宮の前発動機運転会で見学させていただきました。
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・スペック・製造年代には推定を含みます。
[いにしえの発動機たち] 1951年頃? ヤンマー H8形 8馬力
傍らにある汎用タイプのエンジンと比べると、その大きさと迫力がよくわかる、戦後に製造された水冷単気筒ディーゼルエンジンです。過去に同型のH8 sm27223802 が登場していますが、本機の銘板に記載された生産国表示が「MADE IN JAPAN」なのに対して、sm27223802は「MADE IN OCCUPIED JAPAN」(占領下日本製)となっているので、製造時期的にこちらの方が数年後なのではないかと思われます。
ヤンマー H8形
出力 : 8馬力/700rpm
製造年代 : 1951年頃?(昭和26年頃?)
製造会社 : 山岡内燃機
所在地 : 大阪府大阪市北区茶屋町
2016年高知宮の前発動機運転会で見学させていただきました。
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・スペック・製造年代には推定を含みます。
[いにしえの発動機たち] 1923年頃 フェアバンクス モース Z型 2馬力 その2
大正時代にアメリカから輸入された、日本における農業機械化の先兵となった世代の農業用石油発動機です。冷却ホッパー側面には、当時の輸入代理店「セール商会」の銘板も残り、由緒ある経歴を静かに語っています。銘板にはテキサコのロゴと油脂銘柄の指定も記述されており、当時の面影が非常に良く感じられる素晴らしい発動機でした。
フェアバンクス モース Z型
出力 : 2馬力/600rpm
製造年代 : 1923年頃(大正12年頃)
製造会社 : Fairbanks-Morse
所在地 : アメリカ イリノイ州 シカゴ
2016年出雲崎発動機運転会で見学させていただきました。
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・スペック・製造年代には推定を含みます。
[いにしえの発動機たち] 1957年 ホンダVN型エンジン 4馬力
初代スーパーカブC100が発売される1年前に製造された、強制空冷サイドバルブ4サイクル単気筒の農業用汎用発動機です。出力軸周りのクランククースの造形が、どこかバイク用エンジンの雰囲気があるように感じられます。当時の販売特約店の銘板もきちんと残り、生い立ちの由来がわかるとても素晴らしい発動機でした。
ホンダVN型エンジン
3.5馬力/3,600rpm (最大4馬力/4,000rpm)
製造年代 : 1957年(昭和32年)
製造会社 : 本田技研工業
2016年出雲崎発動機運転会で見学させていただきました。
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・スペック・製造年代には推定を含みます。
[いにしえの発動機たち] 1965年頃 かつら H3C型 4.5馬力
製造当時の面影を良く残した、1960年代に製造されたと思われるコンパクトな農業用石油発動機です。製造当時のままではないかと思われる木台からは、「寂び」の感性を大切にする日本ならではの良さが伝わってきます。いかにもキャブレターらしい造形をした愛三工業のキャブレターを装着し、かなり「エンジン」らしくなってきた頃の雰囲気を醸し出していた発動機でした。
かつら H3C型
出力 : 3~4馬力/1,600~1,800rpm
製造年代 : 1965年頃(昭和40年頃)
製造会社 : 三菱重工業 京都製作所
所在地 : 京都府京都市右京区
2016年出雲崎発動機運転会で見学させていただきました。
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・スペック・製造年代には推定を含みます。
[いにしえの発動機たち] 1953年 共和 W2型 3馬力 その2
程よく枯れた風合いが味わい深い、昭和28年に製造された農業用石油発動機です。揮発油(ガソリン)・軽油の流量調整ダイヤルに刻まれた細かい目盛り、美しいカーブが描かれた矢印やレトロな書体が印象的ですが、眺めているとその造形から、地下鉄御堂筋線の心斎橋駅ホームにある巨大なシャンデリアが思い起された発動機でした。
共和 W2型
出力 : 2~3馬力/900~1,300rpm
ボア&ストローク : 80mmX90mm 約452cc
製造年代 : 1954年(昭和29年)
製造会社 : 共和農機製作所
所在地 : 大阪府堺市西区鳳東町7丁
2016年出雲崎発動機運転会で見学させていただきました。
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・スペック・製造年代には推定を含みます。
[いにしえの発動機たち] 1950年頃? オートリ発動機 2.5馬力 その3
活力にみなぎったリズムを刻みながら展示される、戦後に兵庫県で製造された農業用石油発動機です。これと同型のオートリ発動機はsm24055897とsm30653051で登場していますが、これらと違うのはデザインがCoolな銘板を持っている事です。これらよりやや後年の製造と思われ、おほとり発動機の足跡を物語る興味深い発動機でした。
オートリ発動機
出力 : 2.5馬力/750rpm
製造年代 : 1950年頃?(昭和25年頃?)
製造会社 : おほとり発動機
所在地 : 兵庫県姫路市神屋町
2016年出雲崎発動機運転会で見学させていただきました。
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スペック・製造年代には推定を含みます。
[いにしえの発動機たち] 1923年頃 フェアバンクス モース Z型 6馬力 その2
蒸気機関車が走るようなリズムを奏でて展示される、大正時代から昭和初期頃に製造されたアメリカ製の発動機です。当時日本の商社によって輸入された物には、側面に輸入商社の銘板が付いていました。本機の銘板は長年の歳月によって擦れ、詳細がわかりにくいですが、そうした由緒ある中の一台かもしれません。堂々とした風格が印象的な発動機でした。
フェアバンクス モース Z型
出力 : 6馬力/450rpm
ボア&ストローク : 146mm X 203.2mm 約3,403cc
製造年代 : 1923年頃(大正12年頃)
製造会社 : Fairbanks-Morse
所在地 : アメリカ イリノイ州 シカゴ
2016年出雲崎発動機運転会で見学させていただきました。
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・スペック・製造年代には推定を含みます。
[いにしえの発動機たち] 1965年頃 ホンダ耕耘機 F190 5馬力
今見ても近未来的なフォルムが際立っている、昭和40年頃に製造されたホンダ製の耕耘機(耕運機)です。戦後の農業機械化においては、複数の耕うん爪が回転して地面を耕すロータリー式が耕耘機の主流となりましたが、この耕耘機は後部にプラウ(犂)を装備し、駆動部が真に牛馬の代りとなったクラシカルなスタイルです。どうやらエンジンは倒立して搭載されているようで、大変興味深い一台でした。
ホンダ耕耘機 F190
5馬力/4,500rpm (最大7馬力) 188cc
製造年代 : 1965年頃(昭和40年頃)
製造会社 : 本田技研工業
2016年出雲崎発動機運転会で見学させていただきました。
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・スペック・製造年代には推定を含みます。
[いにしえの発動機たち] 1950年頃 ヨナゴ発動機 2.5馬力
冷却ホッパ側面に大きく「ヨナゴ」と陽刻された、戦後に島根県で製造された農業用石油発動機です。美しく並列に並んだ吸排気ロッカーアームとプッシュロッド、上端が斜めにスラントし、オイラーに合わせて逃げが形成されている冷却水注入口や、ヨナゴ純正ガラスオイラーなど、当時の面影がよく感じられた発動機でした。
ヨナゴ発動機
出力 : 2.5馬力/950rpm
製造年代 : 1950年頃(昭和25年頃)
製造会社 : 米子鉄工所
所在地 : 鳥取県米子市東町
2016年群馬やすらぎの湯発動機運転会で見学させていただきました。
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・スペック・製造年代には推定を含みます。
[いにしえの発動機たち] 1955年頃 ヨシダ KG型 4馬力
シリンダーの上に座布団のような冷却水ホッパをちょこんと載せた、昭和30年頃に製造されたと思われる農業用石油発動機です。sm28474480のKD型と同じスタイルですが、ボアの拡大に伴いシリンダー部の幅が広がっているように見えます。デザインの多様性が生まれたこの世代の発動機、新しい1台に出会う度に見惚れてしまいます。
ヨシダ KG型
出力 : 3~4馬力/1,000~1,300rpm
ボア&ストローク : 90mmx105mm 約668cc
製造年代 : 1955年頃 (昭和30年頃)
製造会社 : ヨシダ発動機
所在地 : 大阪府大阪市東成区大今里
2016年群馬やすらぎの湯発動機運転会で見学させていただきました。
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・スペック・製造年代には推定を含みます。
[いにしえの発動機たち] 1953年頃? ノダ式軽油発動機 M型 3馬力
小さくもしっかりとした造りのエアクリーナーASSYが立派な、戦後に製造された香川県生まれの農業用石油発動機です。純正の燃料タンクを掲げ、塗料も当時の物が残っているように見受けられるなど、製造当時の面影が大変良く感じられます。「石油発動機」らしい形で製造された最後の世代に属する発動機として、各部における近代化の足跡が興味深い一台でした。
ノダ式軽油発動機 MS型
出力 : 2~3馬力/1,000~1,150rpm
製造年代 : 1953年頃?(昭和28年頃?)
製造会社 : 野田産業坂出工場
所在地 : 香川県坂出市西庄町
2016年群馬やすらぎの湯発動機運転会で見学させていただきました。
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・スペック・製造年代には推定を含みます。
[いにしえの発動機たち] 1953年頃 いさみ発動機MB-20型 2.5馬力 その3
平ベルトで「ソーゴ式粉砕機」を駆動しながら展示される、戦後に茨城県で製造された農業用石油発動機です。この粉砕機、当時実際に何を粉砕していたのかは、今となってはよくわからないそうです。現代では手軽なモーターが取って代わってしまいましたが、農業用石油発動機が一般的な動力源だった頃は、農家の庭先でこういった光景がよく見られた事でしょう。
いさみ発動機 MB-20型
出力 : 2~2.5馬力/1,500~1,800rpm
製造年代 : 1953年頃(昭和28年頃)
製造会社 : 日平産業伊讃美工場(現:コマツNTC)
所在地 : 茨城県筑西市小川
2016年群馬やすらぎの湯発動機運転会で見学させていただきました。
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・スペック・製造年代には推定を含みます。