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【論語】【鄉黨第十】色みて斯に舉り【春日部つむぎ】
色みて斯に舉り、翔りて而して後に集まる。曰わく、山梁の雌雉、時なるかな、時なるかな。子路之を共す。三たび嗅ぎて作つ。
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【論語】【鄉黨第十】車に升りては【春日部つむぎ】
車に升りては、必ず正しく立ちて綏を執る。車の中にては、内顧せず、疾言せず、親指せず。
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【論語】【鄉黨第十】子、齊衰の者を見ては【春日部つむぎ】
子、齊衰の者を見ては、狎れたりと雖も必ず變ず。冕者と瞽者とを見ては、褻と雖も必ず貌を以てす。凶服の者には之に式す。負版の者に式す。盛饌あれば、必ず色を變じて作つ。迅雷風烈には必ず變ず。
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【論語】【鄉黨第十】君命じて召せば【春日部つむぎ】
君命じて召せば、駕を俟たずして行く。
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【論語】【鄉黨第十】疾めるとき、君之を視れば【春日部つむぎ】
疾めるとき、君之を視れば、東首して朝服を加え、紳を拖く。
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【論語】【鄉黨第十】君、食を賜えば【春日部つむぎ】
君、食を賜えば、必ず席を正して先ず之を嘗む。君、腥を賜えば必ず熟して之を薦む。君、生けるを賜えば、必ず之を畜う。
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【論語】【鄉黨第十】厩焚けたり【春日部つむぎ】
厩焚けたり。子、朝より退いて曰わく、人を傷いたりやと。馬を問わざりき。
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【論語】【鄉黨第十】康子、藥を饋る【春日部つむぎ】
康子、藥を饋る。拜して之を受く、曰わく、丘未達せず、敢て嘗めず。
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【論語】【鄉黨第十】人を他邦に問わしむるときは【春日部つむぎ】
人を他邦に問わしむるときは、再拝して之を送る。
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【論語】【鄉黨第十】郷人の飲酒には杖者出づれば【春日部つむぎ】
郷人の飲酒には杖者出づれば、斯に出ず。郷人の儺には、朝服して阼階に立つ。
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【論語】【鄉黨第十】斎すれば必ず食を變じ【春日部つむぎ】
斎すれば必ず食を變じ、居は必ず坐を遷す。食は精を厭わず、膾は細きを厭わず。食の饐して餲せると、魚の餒れて肉の敗れたるは食わず。色の惡しきは食わず。臭の惡しきは食わず。飪を失えるは食わず。時ならざるは食わず。割正しからざれば食わず。其の醤を得ざれば食わず。肉は多しと雖も食の氣に勝たしめず。唯酒は量無く亂に及ばず。沽う酒と市う脯は食わず。薑を撤てずして食う。多くは食わず。公に祭れば肉を宿めず。祭の肉は三日を出さず。三日を出ずれば之を食わず。食うには語らず、寢ぬるには言わず。疏食と菜羮と瓜と雖も、祭れば必ず齊如たり。
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【論語】【鄉黨第十】君子は紺緅を以て飾らず【春日部つむぎ】
君子は紺緅を以て飾らず。紅紫は以て褻服と爲さず。暑に當りて縝の絺綌し、必ず表して出ず。緇衣には羔裘、素衣には麑裘、黄衣には狐裘。褻裘は長く、右の袂を短くす。必ず寢衣有り、長一身有半。狐貉の厚き以て居る。喪を去いては佩びざる所無し。帷裳に非ざれば必ず之を殺す。羔裘玄冠しては以て弔せず。吉月には必ず朝服して朝す。齊すれば必ず明衣有り、布なり。
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【論語】【鄉黨第十】圭を執れば、鞠躬如たり【春日部つむぎ】
圭を執れば、鞠躬如たり。勝えざるが如し。上ぐることは揖するが如く、下すことは授くるが如く、勃如として戰く色あり。足は蹜蹜如として循うこと有り。享禮には容色あり。私覿には愉愉如たり。
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【論語】【鄉黨第十】公門に入るに鞠躬如たり【春日部つむぎ】
公門に入るに鞠躬如たり。容れられざるが如くす。立つに門に中せず。行くに閾を履まず。位を過ぐれば、色勃如たり、足躩如たり。其の言うこと足らざる者に似たり。齊を攝げて堂に升るに、鞠躬如たり。氣を屛めて息せざる者に似たり。出でて一等を降れば、顔色を逞ちて怡怡如たり。階を沒せば、趨り進むこと翼如たり。其の位に復れば、踧踖如たり。
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【論語】【鄉黨第十】君、召して擯たらしむれば【春日部つむぎ】
君、召して擯たらしむれば、色勃如たり。足躩如たり。與に立つ所を揖すれば、其の手を左右にす。衣の前後襜如たり。趨り進むには翼如たり。賓退けば必ず復命して曰わく、賓顧みずと。
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【論語】【鄉黨第十】朝にて下大夫と言えば【春日部つむぎ】
朝にて下大夫と言えば、侃侃如たり。上大夫と言えば、誾誾如たり。君在せば、踧踖如たり。與與如たり。
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【論語】【鄉黨第十】孔子、鄉黨に於て恂恂如たり【春日部つむぎ】
孔子、鄉黨に於て恂恂如たり。言うこと能わざる者に似たり。其の宗廟朝廷に在すや、便便として言い、唯謹めるのみ。
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