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チャンネル桜 高森アイズ 天皇 皇位継承に伴う3つの儀礼
明日11月12日は、今上陛下の即位日にあたります。20年前の即位に伴い、
どのような儀礼が行われたのかを、改めて振り返って みます。
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未練の狐「徒然草気まま読み」#154
今回扱うのは、第二百三十段。
全文を紹介すると…
五條の内裏には妖物(ばけもの)ありけり。藤(とうの)大納言殿語られ侍りしは、殿上人ども、黑戸にて棊をうちけるに、御簾をかゝげて見る者あり。「誰(た)そ。」と見向きたれば、狐、人のやうについゐてさしのぞきたるを、「あれ狐よ。」ととよまれて、まどひ逃げにけり。未練の狐化け損じけるにこそ。
現代語で「未練」とは、「未練がましい」とか「未練たらたら」といった使い方しかしないが、ここでいう「未練」は「熟練」の反対語。
まだ未熟で、人に化け損ねた狐を見たという人の話。
一方で現代人に通じる、あるいはそれ以上の合理的思考を見せる兼好だが、もう一方ではこんなおとぎ話のような出来事を疑いもせず事実扱いしているのも、面白いところ。
盃の酒を少し残す 『徒然草 気まま読み』#58
今回扱うのは、第百五十八段。
全文を紹介すると…
「杯の底を捨つることは、いかゞ心得たる」と、ある人の尋ねさせ給ひしに、「凝當(ぎょうたう)と申し侍れば、底に凝りたるを捨つるにや候らん」と申し侍りしかば、「さにはあらず。魚道なり。流れを殘して、口のつきたる所をすゝぐなり」とぞ仰せられし。
この当時、盃で酒を回し飲みするときには、注がれた酒を飲み干さずに、少し残してそれを捨ててから次の人に渡すという習慣があった。それはなぜか?
ある人のいう答えに、兼好法師は納得したからそれを書き記したのだろう。
一説には、その人の説明は誤りだとも言われているが、その真偽はともかく、兼好が納得したことには共感できるのでは?
保守なら「戦後脱却」もスロー? 『高森ウィンドウズ』#273
最近、保守系の論者による「保守」批判が目につく。単なる嫌韓・反中が保守と間違われるなど、いわゆる保守の劣化が著しい昨今、一面では極めて健全なことともいえる。ところが一方では、どうにも首をかしげざるを得ない「『保守』批判」もあって・・・
何が神社を津波から守ったのか?『高森ウィンドウズ』#168
東日本大震災で東北各県を襲った巨大津波。熊谷航氏による福島県・新地町、相馬市、南相馬市の被害調査から、意外な事実が判明した。津波の被害を受けた地域と、各地に存在する神社の位置を重ねて見ると…? 先人の経験智の蓄積がそこにあった!
チャンネル桜 【高森アイズ】皇室典範をめぐる最も基礎的な4つの論点
今のままでは、近い将来に皇室の存続・皇統の維持が危うくなるこ とが予想されるが、これを回避するには「皇室典範」を改正することが必要になってくる。今回は皇室典範の改正を巡る論点を4つに 整理して、高森明勅の考えの導入部をお話しいたします。
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「上には上がある」徒然草気まま読み#109
今回扱うのは、第百七十七段。
前半を紹介すると…
鎌倉の中書王にて御鞠ありけるに、雨ふりて後、未だ庭の乾かざりければ、いかゞせむと沙汰ありけるに、佐々木隱岐入道、鋸の屑を車に積みて、多く奉りたりければ、一庭に敷かれて、泥土のわづらひ無かりけり。「取りためけむ用意ありがたし」と、人感じあへりけり。
親王の御所で蹴鞠が催されることになっていたのだが、雨が降って庭がぬかるみになっていた。そこに佐々木隱岐入道がおがくずをたくさん車に積んで持ってきて庭に敷いたので、蹴鞠を行うことができた。
用意のいい人だと、皆が感心してその話をしていたのだが、その評判がたった一言でひっくり返る。
思い込みで評価をしていたら、簡単なことで足をすくわれる。
なんだかいつでもどこでも起こりそうな話で、用心用心。
【高森アイズ】ドツボにはまらない為の“経済心理学”
09-07-18 チャンネル桜 なぜ人はギャンブル(競馬、競輪、競艇、オートレース、パチンコ、麻雀、)、株 等に嵌るのか?
「小野小町の偽書」徒然草気まま読み#124
今回扱うのは、第百七十三段。
全文をご紹介すると…
小野小町がこと、極めてさだかならず。衰へたるさまは、玉造といふ文に見えたり。この文清行(きよゆき)が書けりといふ説あれど、高野大師の御作(おんさく)の目録に入れり。大師は承和のはじめにかくれ給へり。小町が盛りなる事、その後のことにや、なほおぼつかなし。
絶世の美女として名高い小野小町だが、その晩年は美貌も衰え、極めて不遇だったと伝えられている。
その様子を書いたとされるのが『玉造小町壯衰書』という漢文の著作だが、現在ではこれは小野小町のことを書いたものではないとされている。
そして、『玉造』が小野小町に関しては「偽書」であるとした、最初かも知れない指摘が徒然草のこの段。では、その根拠は?
日本における、極めて古い文献検証の一例をご紹介。
「いないはずの人の手助け」徒然草気まま読み#121
今回扱うのは、第百一段。
全文をご紹介すると…
ある人、任大臣の節會の内辨〔節會の時、承明門内の諸事を掌る役〕を勤められけるに、内記〔中務省の官吏、詔敕を作り禁中の記事などを録す(*る)役〕のもちたる宣命〔任大臣の辭令をかいたみことのり〕を取らずして堂上せられにけり。きはまりなき失禮(しちらい)なれども、たちかへり取るべきにもあらず、思ひ煩はれけるに、六位の外記〔太政官の官大小公事の詔書奏文を案じ局中に記録する役〕康綱〔中原康綱〕、衣被の女房をかたらひて、かの宣命をもたせて、しのびやかに奉らせけり。いみじかりけり。
ある人が大臣に任命されて、そのお祝いの格式ある宴が催される際に、最も大切な大臣任命の辞令を書いたみことのりを持たないで宮中に参上してしまった。
大変な失態であるが、かといって、今さら取りに帰るわけにもいかない。この窮状を救ったのは、「そこにいないはずの人」だった!
知らぬ道 『徒然草 気まま読み』#101
今回扱うのは、五十七段。
全文を紹介すると…
人のかたり出でたる歌物語の、歌のわろきこそ本意なけれ。すこしその道知らん人は、いみじと思ひては語らじ。
すべていとも知らぬ道の物がたりしたる、かたはらいたく聞きにくし。
自分の専門分野でもないのに、一知半解の知識を知ったかぶって話すことは見苦しい。
徒然草では繰り返し語られているテーマだが、今回の段は短い文章の中により端的に表現されている。
誰にでも覚えのありそうなこと。くれぐれも注意しましょう。
譲位の恒久制度化は危険か? 『高森ウィンドウズ』#321
平成29年、天皇陛下の「皇位の安定的継承」のための譲位というご希望が叶えられるか、正念場となる年を迎えた。
陛下が皇室典範改正による譲位の恒久制度化を望まれていることは明らかであるにもかかわらず、政府の「有識者会議」は典範改正を行わず、「特例法」で済まそうとしている。
その理由として、譲位を制度化すると「強制退位」や「恣意的退位」が可能となり、危険だからというものが挙げられている。
だが、それは全くの逆である!
特例法による退位という前例が一度でも作られてしまうと、政権与党の思惑次第で強制退位・恣意的退位を行うことが可能になってしまう!
むしろ現政権は、天皇をそんな存在にしたいと思っているのではないか!?
3つの条件を織り込んだ譲位の恒久制度化をすることこそが、譲位から政権の意思を排除するために必要なのである!!
悠仁親王殿下のご誕生で「皇室の危機」は去ったのか? 皇位の安定継承をめぐる「雑音」を整理する#1
※00:24~00:29の字幕
「作家 泉美木蘭」は
「ジャーナリスト 笹幸恵」の誤りです。
お詫びして訂正いたします。
皇位の安定継承をめぐる議論に役立つ、決定的動画登場!
最近の「男系固執」の論者の主張は劣化の一途をたどっていて、思わず耳を疑うような意見が平気で出てくる様相となっている。
もはや、「バカの底が抜けた」と言うべき有様である。
男系派がよくいう主張に、「悠仁さまがいらっしゃるのだから、皇位継承問題の議論を急ぐ必要はない」というものがある。
しかし、これこそが無知の極みである!
悠仁さまおひとりがおられるからといって、皇位継承が危機的状態にあると言う事実には全く変わりはない。
それは、悠仁さまがお生まれになる前から言われていた、全くの常識的前提だったのである!
そのことすら知らずに「悠仁さまがおられるから安泰」と言っている者は、完全に無責任な脳天気であり、破滅的無知なのである!
それにしても、なぜこんな簡単なことが、わからないのかなあ?
全10回のラインナップ
①悠仁親王殿下のご誕生で「皇室の危機」は去ったのか?
②歴史上の側室は無意味だったのか?
③「男系男子」が正統性の根拠なら足利義満にも皇位継承資格があった
④旧宮家の血縁の遠さと戦前・戦後の出来事
⑤旧宮家当事者の意思表明
⑥旧宮家プランは違憲で婚姻による皇籍取得が合憲の理由
⑦天照大神が皇室の祖先神であることの意味
⑧現在の皇位継承順序をゆるがせにしてはならないか?
⑨敬宮殿下のお気持ちとは?
⑩無理でムチャなルールからより安定的なルールへの転換が求められている
高森アイズ「5分でわかる日本歴史7つのポイント」
ロゴマークを入れるテスト。二千人委員会とso-tvをよろしくお願いします。
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【直言極言】 「皇位継承討論」収録後の雑感 [H22/3/5] チャンネル桜
明日放送予定の「闘論!倒論!討論!2010:皇位継承問題を考える」の収録を終え、
皇位継承問題や日本の国体、あるいは言論の自由といった事について感じたことをお話しさせて頂きます。
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病院船なき自衛隊 『高森ウィンドウズ』#270
安保法制の成立により、自衛官のリスクは高まった。また、これにより日本は「戦争のできる国」になったという向きもあるが、本当に日本人はリアルに軍事力の行使を想定しているか? 断じて否である! 戦争をする当事者意識もなく、戦う備えもないままに、自衛官のリスクを高めただけというのが現状。そのことを端的に表す、あきれた具体的事実を紹介する!
皇太子殿下のご覚悟 『高森ウィンドウズ』#352
天皇陛下はかつて、「皇位にあっては享受できない自由は望んでいません」とおっしゃっている。
天皇陛下は、最も不自由で最も責任が重いご生涯を、国民のために受け入れてくださったのだ。
国民は、これほど有難いことはないのだと知っておかなければならない。
陛下ご自身の決意があって初めて皇位は継承され、日本の国の安定は保たれているのだ。
それでは、来年天皇に即位される皇太子殿下はどうか?
もう33年も前、わずか25歳の皇太子殿下が示されたご覚悟についてのエピソードをご紹介しよう。
皇族は、皇位継承順位に従って天皇になるのが当たり前だなどとは、間違っても思ってはいけない!
達人の発言 『徒然草 気まま読み』#98
今回扱うのは、第二百六段。
一部を紹介すると…
徳大寺右大臣殿、檢非違使の別當のとき、中門にて使廳の評定行はれけるほどに、官人 章兼が牛はなれて、廳のうちへ入りて、大理の座の濱床の上にのぼりて、にれ うち噛みて臥したりけり。重き怪異なりとて、牛を陰陽師のもとへ遣すべきよし、おのおの申しけるを、父の相國聞きたまひて、「牛に分別なし、足あらば、いづくへかのぼらざらん。
昔の人間、特に6世紀以上も前の兼好の時代の人は、みんな迷信深く非科学的なものを信じていたかのようなイメージを持ちがちだが、さにあらず。
その時代においても、非常に合理的な考え方をする人はいたし、兼好は特にそういうエピソードを好んでいた。
翻って現在、コロナ禍に大騒ぎしている人々は、いったいどれだけ合理的にものを考えていると言えるのだろうか?
皇室法の4期区分 『高森ウィンドウズ』#315
皇位継承のルールなどを決める皇室法は、長い皇室の歴史の中で、大きく4期に分類される。
第1期は大宝令の継嗣令が制定される、西暦701年まで。
第2期は継嗣令以降、明治の旧皇室典範まで、期間は最も長く、701年から1889年まで、1100年以上にも及ぶ。
第3期は旧典範以降、新典範まで(1889~1947)、第4期は新典範以降(1947~)
現在の皇位継承の条件は、長い皇室の歴史の中ではごく新しく、そして最も狭められたものである!
チャンネル桜 高森アイズ 「神無月」七つの謎
旧暦十月は「神無月」と呼ばれる。「神が無い月」とは一体どんな意味なのか?
その成立過程などについて考えてみました。
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高森ウィンドウズ 第2回 いきなり時代遅れ 日本国憲法
衛星放送で好評だった名物動画コラム「高森アイズ」をさらにバージョンアップした後継番組。
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「はっきりと答えよう」徒然草気まま読み#113
今回扱うのは、第二百三十四段。
冒頭部分を紹介すると…
人の物を問ひたるに、知らずしもあらじ、有りのまゝにいはむはをこがましとにや、心まどはすやうに返り事したる、よからぬ事なり。
人がものを聞いて来た時は、それが誰でも知っているような、わかりきったことであっても、ぞんざいな答え方をしてはいけない。じっくり、はっきりと答えるべきであると兼好法師は言う。それはなぜなのか?
「ごーまんかましてよかですか?」に匹敵するような兼好の決めゼリフも登場し、日常で誰もがついやってしまいそうな行動を戒める。
スマホを捨てて散歩に出よう 『高森ウィンドウズ』#203
ごくシンプルな、生活習慣のおすすめをひとつ。スマホを家に置いて、気楽に、目的を決めずに散歩に出てみよう。散歩で得られる、4つの効果をご紹介します!
忠誠か、反逆か 『高森ウィンドウズ』#303
7月13日、天皇陛下が譲位(生前退位)を望んでおられることが明らかになった。これまでの情報を勘案して、それが事実であることは疑う余地はない。
これに対して、国民はどう受け止めるのか。それは二種類しかない。
うやうやしくご意向に従うか、不遜にもご意向に逆らうかである。
これは、言葉を替えれば「忠誠」か、「反逆」かである!
多くの国民が当然のように前者を選んでいるのに対して、保守系とされる知識人の中に、後者を選ぶ者がいる。
彼らは、自分が天皇陛下に反逆しているという自覚がないのだろうか!?
いま、平成の民の最後の良心が問われている。
チャンネル桜 高森アイズ 三島由紀夫の天皇論
39年前の11月25日、三島由紀夫は割腹自殺を遂げた。「憂国忌」の今日は、
三島由紀夫の天皇論について、4つのキーワードか ら探っていきます。
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子は不要 『徒然草 気まま読み』#33
今回扱うのは、第六段。
冒頭で「我が身のやんごとなからんにも、まして數ならざらんにも、子といふもの無くてありなん」
と言い切る兼好。
前回扱った段では「妻を持ってはならぬ」と断言し、さらにここでは、身分が高い人だろうと、取るに足らないものであろうと関係なく、「子は不要」だと断言する。
しかも、子は不要とする根拠が、功成り名を遂げた人の中で子のいなかった者の例ばかり集めてきたり、聖徳太子について史実ではない伝説のエピソードを持ってきたりと、こじつけ感がハンパない。
いったいどうしたんだ、兼好!?
しかしこれも徒然草の味わいの一つ。ここでこう言っているからと言って、それが絶対だと兼好自身も考えていたとは限らない。柔軟性を持って読んで行こう。
いい男の条件『徒然草 気まま読み』#3
『徒然草』は、どのような男性像を描いているのか。
出家身分の兼好法師が、あるべき男の姿とはこうだと描いているのが、第三段。
どんなに学問があろうと、人格者であろうと、男はこれがなければ物足りない、というものがある。
ここでは俗世に生きる人間の心情を思ったことを語っているが、続く第四段には、更にそれを超越した境地を、短い文章で表している。
このあたりにもまた、徒然草の妙味を味わうことができるのでは?
語られざる少子化の背景 『高森ウィンドウズ』#341
わが国が直面する最も深刻かつ切実な課題のひとつに「少子化」がある。
その少子化の最大の原因は、非婚化・晩婚化の進行。
ではなぜ非婚化は進むのか?
そもそも経済の貧しい国々の方が総じて出生率が高く、人口増加が激しいという事実がある。
豊かな国よりも貧しい国の方が、多くの子供たちを産み育てている、この一見矛盾しているように見える現象の理由は何か?
そしてもう一点、あまり語られていない非婚化の原因について、紹介する。
最もシンプルな「譲位」論 『高森ウィンドウズ』#309
5回連続緊急シリーズ『生前退位・特別法は「違憲の天皇」を生む!』第4回!
今回はおさらいを兼ねて、論点整理をしておく。
「天皇陛下が譲位を望まれる理由は?」
「8月8日のお言葉は私的なものか?」
「どう譲位を実現していくべきか?」
「憲法改正が必要とか、一代限りの特別法で対処するなどのやり方はどうか?」
「生前退位」については、最低限これだけ押さえればOK!
珍しすぎる宝物 『徒然草 気まま読み』#17
今回扱うのは、第八十七段。
短いので全文を掲げると…
或者、小野道風の書ける和漢朗詠集とて持ちたりけるを、ある人、「御相傳浮けることには侍らじなれども、四條大納言撰ばれたるものを、道風書かむこと、時代や違ひはべらむ、覺束なくこそ」といひければ、「さ候へばこそ、世に有り難きものには侍りけれ」とていよいよ秘藏しけり。
まるで落語みたいなエピソード。
特に何の教訓にもなりそうにないけれど、何か現代でも似たようなことがありそうな。『徒然草』には、こんなのもあるのです。
楽器のせいではない「徒然草気まま読み」#140
今回扱うのは、第二百十九段。
冒頭、一部だけ紹介すると…
四條黄門命ぜられて曰く、「龍秋は道にとりてはやんごとなき者なり。先日來りて曰く、…
以下、笛の構造に関するやたらと詳しい話が続く。
横笛には吹口のほか七つ穴があるが、そのひとつひとつに名前がついている。
その名を挙げつつ講釈が長々と続くのだけれども、結論は至って単純。
そのギャップが面白いかも。