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良き細工 『徒然草 気まま読み』#20
今回扱うのは、第二百二十九段。
すごく短いので全文を掲げると…
よき細工は、少し鈍き刀をつかふといふ。妙觀が刀はいたく立たず。
これで全文。
しかしこれだけで、優れた表現をするには何が大事なことなのかということを考えさせられる。
良い細工をするには、少し切れ味の鈍い刀を使う。
それはなぜ?
親しき人を見直す 『徒然草 気まま読み』#25
今回扱うのは、第三十七段。
全文を紹介すると…
朝夕へだてなく馴れたる人の、ともある時に、我に心をおき、ひきつくろへる様に見ゆるこそ、今更かくやはなどいふ人もありぬべけれど、猶げにげにしく、よき人かなとぞ覺ゆる。
疎き人の、うちとけたる事などいひたる、また、よしと思ひつきぬべし。
この段では、人間関係の距離感の取り方について考察する。
一見、今さら気を使わなくてもいいじゃないかと思えるような間柄の相手でも、その時に合わせて、しかるべき時に然るべき態度を取れるかどうかというのは重要なこと。
そこに、他人を他人として尊重した上で親しんでいるのか、そうではないのかということが表れる。
短い表現の中に、現在にも通用する教訓が語られている。
高森アイズ□-□> 『5分で出来る「友愛度」診断テスト』
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高森ウィンドウズ 第3回 『良い民主主義 悪い民主主義』
高森明勅『良い民主主義 悪い民主主義』
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【高森アイズ】民主主義を支える君主制 チャンネル桜 H22.3.24
一部の論者は「民主主義」と「君主制」を対立概念で捉え、果ては皇室の廃絶を企む輩がいるが、実際は成熟した国家においては
「民 主主義」と「君主制」は安定した理想的な組み合わせである。世界各国の君主国の実例を挙げながら、その誤解を解いていきたいと思 います。
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凶相の理由 『徒然草 気まま読み』#57
今回扱うのは、第百四十六段。
全文を紹介すると…
明雲座主、相者(さうじゃ)に逢ひ給ひて、「己(おのれ)若し兵仗の難やある」と尋ねたまひければ、相人、「實(まこと)にその相おはします」と申す。「いかなる相ぞ」と尋ね給ひければ、「傷害の恐れおはしますまじき御身にて、假にもかく思しよりて尋ね給ふ。これ既にそのあやぶみの兆なり」と申しけり。はたして矢にあたりて失せ給ひにけり。
「虫の知らせ」というものがある。
する必要がないはずの心配が、心の中に沸いてきて、不安でしょうがなくなってきたりする。
それはほんの気のせい、取り越し苦労か?
いや、そんな不安を感じた時点で、実は危機的状況になっているのだ…という、ちょっと怖くなってくる話。
「宝剣と御剣」徒然草気まま読み#125
今回扱うのは、第百七十八段。
全文をご紹介すると…
ある所の侍(さぶらひ)ども、内侍所〔宮中内侍所、鏡を奉安せる所〕の御(み)神樂を見て人に語るとて、「寶劒〔三種の神器の一なる天叢雲劒〕をばその人ぞ持ち給へる。」などいふを聞きて、内裏なる女房の中に、「別殿の行幸(ぎゃうかう)には、晝御座(ひのござ)の御劒(ぎょけん)にてこそあれ。」と忍びやかにいひたりし、心憎かりき。その人、ふるき典侍なりけるとかや。
宮中の故実に関わるお話。
宝鏡を安置している内侍所で行われる御神楽を見たある侍が、貴重な経験に興奮し、そのことについて話をしていたが、知識が足りないため間違ったことを言っていた。
それが耳に入った女官、その間違いを訂正しながら、侍が気を悪くしないようにしようとして行ったこととは?
細やかな心配りも、そしてそこに共感する兼好にも微笑ましさを感じる一段。
高名の木登り 『徒然草 気まま読み』#16
今回扱うのは、第百九段。
今回はお試し版無料公開。扱うのは、教科書にもよく掲載された「徒然草」でも特に有名な段。
名高い木登りという男が人に指示をして、高い木に登らせて梢を切らせたところ、高い場所でとても危険に見えたときには声をかけることもなく、降りてきて軒の高さぐらいになって「怪我をするな。気をつけておりなさい」と声をかけた。それはなぜかと兼好が問うと…。
厳しい身分社会の中にありながらも、身分の低い者の言葉といえども聴くべきものを逃さずに記し、評価した兼好の見識にも注目!
物知り顔はしない 『徒然草 気まま読み』#82
今回扱うのは、第七十九段。
全文を紹介すると…
何事も入りたたぬさましたるぞよき。よき人は知りたる事とて、さのみ知りがほにやは言ふ。片田舎よりさしいでたる人こそ、萬の道に心得たるよしのさしいらへはすれ。されば世に恥しき方もあれど、自らもいみじと思へる氣色、かたくななり。
よく辨(わきま)へたる道には、必ず口おもく、問はぬかぎりは、言はぬこそいみじけれ。
ものをよく知っているのはいいことではあるけれども、本当に立派な人は、いかにも自分はものを知っているという様子でそれを話すだろうか?
今回も兼好の美意識が短い文章によく表れる。
決して厳しく非難するようなことでもないけれども、しかしそれは、野暮じゃないか?
ちょっと心しておいたほうがいいかも。
ヤマトタケル(古事記現代語訳)2-2
英雄の最期と人々の悲しみ。ここの表現力のすばらしさは、時代を越え、国境を越え、魂を揺さぶる。日本が世界に誇るべき感動のストーリー!
日暮れて道遠し「徒然草気まま読み」#138
今回扱うのは、第百十二段。
冒頭を紹介すると…
明日は遠國(ゑんごく)へ赴くべしと聞かむ人に、心しづかになすべからむわざをば、人いひかけてむや。俄の大事をも營み、切(せち)に歎くこともある人は、他の事を聞き入れず、人のうれへよろこびをも問はず。問はずとてなどやと恨むる人もなし。
人は世俗のことを軽視するわけにはいかないし、それから簡単に逃れることはできない。
しかし、人生は短い。これでは、一生を些事に囚われて終わることになってしまう。
では、どう考えればいいのか?
兼好法師が我が身と人生を振り返って言っているとしか思えない、荒々しい魂の叫びを聴こう!
道具の品格は持ち主の人格 『徒然草 気まま読み』#67
今回扱うのは、第八十一段。
前段を紹介すると…
屏風・障子などの繪も文字も、かたくななる筆樣(ふでやう)して書きたるが、見にくきよりも、宿の主人(あるじ)の拙く覺ゆるなり。
屏風や障子の絵や文字が、まずい筆つきで書かれていると、それが見苦しいというよりも、そんな調度品を使っている主人がつまらない人物に思えてくる。
持っているもの、使っているものによって、その人の人格が測られてしまうものだ…
いろんな場面で今でも起こりそうなことだけれども、心当たりはないでしょうか?
チャンネル桜 高森アイズ 今月注目の記事を一挙紹介
今月の論壇誌、オピニオン誌の中から、気になる記事を紹介していきます。
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憲法改正のポイント 『高森ウィンドウズ』#344
かなりトーンダウンしてきた感もあるが、憲法改正こそが、安倍首相の目指す最大の政治課題であることに変わりはない。
だが、憲法改正について論じる際には、大前提としなければならないことがある。
それは、憲法改正とはあくまで「手段」であり、「目的」ではないということだ。
こんなことは本来言うまでもない、当たり前の常識であるはずなのだが、それがどうも通用していないような議論が見受けられる。
憲法改正こそが目的となってしまい、憲法さえ変えられれば、その中身は問わないというような意見がまかり通ってしまっているのだ。
憲法改正は「目的」ではない!
では憲法改正の「目的」とは何か?
そして、その目的を達成する「手段」として、どう憲法を改正するべきなのか?
斬絵チャってこんななんだz
なんかうぷりたくなったので某斬絵チャで描いたやつをいくつか上げてやったぜ。いろいろ→mylist/5331255
「悪事のついで」徒然草気まま読み#131
今回扱うのは、第二百九段。
全文を紹介すると…
人の田を論ずるもの、訟(うた)へにまけて嫉(ねた)さに、その田を刈りて取れとて、人をつかはしけるに、まづ道すがらの田をさへ刈りもて行くを、「これは論じ給ふ所にあらず。いかにかくは。」といひければ、刈るものども、「その所とても刈るべき理なけれども、僻事せむとてまかるものなれば、いづくをか刈らざらむ。」とぞいひける。ことわりいとをかしかりけり。
田んぼの所有権をめぐる争いで訴訟を起こし、負けた男がその腹いせに、人を使ってその田の稲を刈り取ってしまおうとした。
ところが命じられた者たちが、その道すがらにある無関係の田の稲まで刈り取ろうとしたので、それを止めようとしたら思わぬ「正論」で反論されてしまう。
ちょっとした小噺みたいな滑稽味のある一段。
しかもこの話には、一説には意外な解釈もあって…
栗ばかり食べる娘 『徒然草 気まま読み』#22
今回扱うのは、第四十段。
短いので全文を紹介すると…
因幡(いなば)の國に、何の入道とかやいふものの女、かたちよしと聞きて、人あまたいひわたりけれども、この娘、ただ栗をのみ食ひて、更に米(よね)のたぐひを食はざりければ、「かゝる異様のもの、人に見(まみ)ゆべきにあらず」とて、親ゆるさざりけり。
さてこの話、一体何を言おうとしているのか?
なぜ兼好法師は、この話を『徒然草』の一段に加えたのか?
実はこれ、未だにどの研究者も解明しておらず、有力な説さえ現れていない謎なのです!
潮時を知る 『徒然草 気まま読み』#53
今回扱うのは、第百二十六段。
短いので全文を紹介すると…
「博奕(ばくち)の負け極まりて、殘りなくうち入れむとせむに逢ひては、打つべからず。立ち歸り、続けて勝つべき時の至れると知るべし。その時を知るを、よき博奕といふなり」と、あるもの申しき。
「あるもの申しき」の「あるもの」とは誰かはわからないが、熟練のギャンブラーらしい。
負けが込んで、有り金はたいて最後の勝負に出ようとしている人を相手にしては、打ってはいけないという。その理由は?
単にギャンブルのことには留まらない、いつの時代にも通用する処世術が短い文章で語られる、これぞ徒然草の魅力。
気を回しすぎるな 『徒然草 気まま読み』#79
今回扱うのは、第二百三十一段。
園の別当入道という、類ない料理の名人がいた。ある時、立派な鯉が手に入ったので、みな別当入道の包丁さばきを見たいと思ったのだが、それを言い出せなくて躊躇していたところ、別当入道はその空気を察して、自ら理由を作って料理を買って出た。
皆、その心遣いにさすがだとうなったのだが、その話を聞いた北山太政入道は、全く違う評価を下した。
いかにも日本人らしい、人に対する気遣い、心遣い。
決してそれ自体がいけないというわけではないのだが、それをするにもセンスというものが要る。
そこがスベると、かえって鼻につくものになってしまう。
なかなか微妙で、機微に触れるエピソード。
見苦しきこと 『徒然草 気まま読み』#77
今回扱うのは、第百十三段。
前半を紹介すると…
四十(よそぢ)にも餘りぬる人の、色めきたる方、自ら忍びてあらんは如何はせん。言(こと)に打ち出でて、男・女のこと、人の上をもいひ戲(たは)るゝこそ、似げなく、見苦しけれ。
四十歳も過ぎた人が…という書き出しだが、人生百年時代の現代と違って、当時の40代はもう老境。
そんないい歳をした人が、こんなことをしているのは見苦しいという兼好法師の美意識がうかがえるのだが、その一方で、鎌倉時代でも、老人と言われる世代でもこんな人はいたんだなあ、人間って変わらないなあ、なんて見方もできて、ちょっと微笑ましくもある一段。
心惑わす色欲 『徒然草 気まま読み』#55
今回扱うのは、第八段。
全文を紹介すると…
世の人の心を惑はすこと、色欲には如かず。人の心は愚かなるものかな。
匂ひなどは假のものなるに、しばらく衣裳に薫物(たきもの)すと知りながら、えならぬ匂ひには、必ず心ときめきするものなり。久米の仙人の、物洗ふ女の脛(はぎ)の白きを見て、通を失ひけんは、まことに手足・膚(はだえ)などのきよらに、肥え膏(あぶら)づきたらんは、外の色ならねば、さもあらんかし。
時代を超えた古典には、現代にもそのまま通用する普遍性がある。
そしてその作者について、何世紀も前の人とは思えないような親しみを感じるところがある。
今回紹介する段は、まさにその二つの特徴が良く表れている。
とにかく、人間というものは「色欲」には逆らえない。
これはまさしく兼好の人間観察からも、そしておそらく兼好自身の体験からも導かれた、どんなに時代が移っても変わらない真理!
そして、このような体の人であれば、もう一層逆らえない…と言っているあたり、それは兼好の好みでは?と、隠しきれない人間性が滲んでいるところが、なんとも微笑ましい!
「舶来品は不要」徒然草気まま読み#129
今回扱うのは、第百二十段。
全文を紹介すると…
唐の物は、藥の外はなくとも事かくまじ。書どもは、この國に多くひろまりぬれば、書きも寫してむ。もろこし船の、たやすからぬ道に、無用のものどものみ取り積みて、所狹く渡しもて來る、いと愚かなり。遠きものを寶とせずとも、また得がたき寶をたふとまずとも、書にも侍るとかや。
舶来品をありがたがる傾向は、兼好法師の時代にもあったようだ。
この時代に重宝された海外の文物といえば、もちろんシナ渡来のものということになるわけだが、あくまでも本質的なことを重んじる兼好法師、シナのものだからということだけでありがたがることはない。国内のもので十分だと一蹴である。
とはいえ、決して「排外主義」的な感覚で言っているわけではないというところにも注目しよう。
空のなごり 『徒然草 気まま読み』#50
今回扱うのは、第二十段。
全文を紹介すると…
某(なにがし)とかやいひし世すて人の、「この世のほだし もたらぬ身に、たゞ空のなごりのみぞ惜しき。」と言ひしこそ、まことにさも覺えぬべけれ。
ワンセンテンスの、短い段。
この某という人物とは誰か? 「空のなごり」とは何のことか?
諸説あるのだが、ここはそれにはあまりこだわらずに、自分なりの解釈をしてみよう。
いろんな解釈ができて、それぞれに味わい深い感覚を持つことができるだろう。
アベノミクス3つの数字のトリック 『高森ウィンドウズ』#320
安倍政権最大の政策だったはずのアベノミクス。
それが完全に失敗していることは、前回簡潔に明らかにした。
だが未だに安倍政権はその失敗を認めず、アベノミクスによって成果が上がっていると、数字を挙げて説明している。
曰く「有効求人倍率が改善している」「税収が増加している」「倒産件数が減少している」…
だが、これはものすごく単純な数字のトリックによる、ごまかしにすぎない!
それはたった6分ちょっとで説明できる!
やっぱりアベノミクスは、完全に、失敗している!!
チャンネル桜 高森アイズ 前近代の民衆は天皇を知らなかったのか?
小林よしのり氏の「天皇論」に対し、小谷野敦氏が中央公論の書評で批判的なコメントを寄せたことから両者の論争に発展している。
「近世の庶民は天皇を知らなかったのか?」というテーマに関し、高森明勅の見解にも言及されていることから、
この場をお借りして御説明させて頂きます。
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金印の謎 『高森ウィンドウズ』#289
「漢倭奴国王」と刻まれた国宝・志賀島の金印。これは古代シナの史書『後漢書』倭伝に記述のある金印を、1700年の時を経た江戸時代後期、百姓が自分の田んぼから掘り出したというものである。この奇跡的な出来事から「偽造説」が根強く唱えられてきたが、果たしてその真偽やいかに? 最近の研究結果から結論を出す!
人生は不確実なり「徒然草気まま読み」#152
今回扱うのは、第百八十九段。
前半を紹介すると…
今日はその事をなさむと思へど、あらぬ急ぎまづ出で來て紛れ暮し、待つ人は障りありて、頼めぬ人はきたり、頼みたる方のことはたがひて、思ひよらぬ道ばかりはかなひぬ。
人生の真実を端的に言い表した一段。
人生は思い通りには行かない。あてになるものなどない。
といっても、決してネガティブにもならずニヒリズムにも陥らず、フラットな視点で語っているのが特徴。
ご長寿の天皇 『高森ウィンドウズ』#330
歴代天皇の中で、最もご長寿だった方はどなただろう?
神武天皇の127歳をはじめ、古い時代の天皇には百歳以上の記録が数多くあるが、これはさすがに史実とは認められないので、記録上年齢が確かとなっている天皇のみを取り上げて、そのベスト5を発表する。
普通、前近代の天皇については数えで年齢が示されることが多いが、ここでは満年齢に統一して正確を期した。
さて、史上最高齢の天皇は? そして、天皇の高齢化が常態化してくると思われるこれからの時代に、考えなければいけないこととは?
蜜柑に興醒め 『徒然草 気まま読み』#46
今回扱うのは、第百三十三段。
全文を紹介すると…
神無月(かみなづき)の頃、栗栖野(くるすの)といふ所を過ぎて、ある山里に尋ね入る事侍りしに、遙かなる苔の細道をふみわけて、心細く住みなしたる庵あり。木の葉に埋(うず)もるる筧(かけい)の雫ならでは、露おとなふものなし。閼伽棚(あかだな)に、菊・紅葉など折りちらしたる、さすがに住む人のあればなるべし。
かくても在られけるよと、あはれに見る程に、かなたの庭に大きなる柑子(こうじ)の木の、枝もたわゝになりたるが、まはりを嚴しく圍ひたりしこそ、少しことさめて、この木なからましかばと覺えしか。
風流な情景描写が美文で綴られ、その光景が目に浮かぶよう。…と思ったら、その後に続く描写の落差に、思わず笑ってしまう一段。多分、兼好もそのギャップを目立たせようとして、前半を殊更に美文で描写したのではないか? そんな茶目っ気も感じさせられます。
客の心得 『徒然草 気まま読み』#63
今回扱うのは、第百七十段。
最初の部分のみ紹介すると…
さしたる事なくて人の許(がり)行くは、よからぬ事なり。用ありて行きたりとも、その事果てなば疾く歸るべし。久しく居たる、いとむつかし。
大した用もなく人を訪ねるのはよくない。用があって行ったとしても、用事がすんだらすぐ帰るべきである。
…とは言っているが、一度言ったことを杓子定規に何でもかんでもに当てはめるということはせず、一見、矛盾しているようなことをすぐ後に書いたりするのも徒然草。
ここでは、「客に行くとき」と「客を迎えるとき」で違うことを言っている。またそれが、兼好法師の懐の深さなのかも。
チャンネル桜 高森アイズ 葦津珍彦氏の「皇室典範と皇位継承法」論
戦後の混乱の中で、神道の存続に大きな功績を残された葦津珍彦。
その氏が、現行の憲法と皇室典範の問題点をいち早く指摘されてい た。
今回はその問題点を、高森明勅がかいつまんで御紹介します。
うpしたチャンネル桜関連→mylist/12958032
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多くの方に知ってもらうために公式を再生しよう →http://www.youtube.com/watch?v=4dRhbAKXqeU
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