キーワード 古神道 が含まれる動画 : 44 件中 1 - 32 件目
種類:
- タグ
- キーワード
対象:
山蔭 基央氏「古神道の本質と天皇制のあるべき姿」ダイジェスト版
ワールドフォーラム2005年04月例会古神道の本質と天皇制のあるべき姿 ―神道の歴史と皇統― 山蔭神道・第七九世宗家 山蔭 基央 氏 ☆★☆「古神道の本質と天皇制のあるべき姿」 全講演動画はこちらからご覧になれます。 http://worldforum.web.fc2.com/ 『ワールド・フォーラム・動画ライブラリー』
【初音ミク】 ノマス・アセ・ヱ・ホレケ 【PV】
チューハイPの「ひふみ祝詞」(sm1878384)にピアプロのびんごさん(http://piapro.jp/bingo_inu)のイラストを合わせてファンタジックなPVにしてみました。祝詞なのに異国の歌のようにも聞こえるので、タイトルもあえて一番耳に残るフレーズをカタカナで。
「ひふみ祝詞」MP3はhttp://piapro.jp/a/content/?id=mszuamre5z61y3lt
うp主の作成動画:mylist/4128129
賀茂真淵 国意考
賀茂真淵は荷田春満(かだのあずままろ)を師とし、万葉集などの古典研究を通じて古代日本人の精神を研究した。荷田春満・本居宣長・平田篤胤とともに「国学の四大人(しうし)」の一人とされる。主な著書に『国意考』を含む『五意考』などがある。国意考は儒教の説く聖人の道を一種局小なる人為的智巧の道であるとし、之に対して我が古神道は天地の自ずからなる大道であることを主張しているものである。山鹿素行「中朝事実」→sm6938281 北畠親房「神皇正統記」→sm6922359 本居宣長「直毘霊」→sm5015829 本居宣長「玉くしげ」→sm5058142
本居宣長 直毘霊
本居 宣長は江戸時代日本の国学者・文献学者・医師。荷田春満・賀茂真淵・平田篤胤とともに「国学の四大人」の一人。当時、解読不能に陥っていた古事記を解読し、35年かけて著した「古事記伝」,賀茂真淵にただ一度だけ真淵より教えを受けた(「松坂の一夜」)などが有名。「直毘霊」(なおびのみたま)は儒教や仏教で説く道はただ人智による理屈にすぎず,「古事記」などの日本の古典にこそ真の道が備わっているとして,その国学思想を古道として説き,自らこれを用いて講義したといわれ、古学の眼を開く為の精髄を凝縮した書。山鹿素行「中朝事実」→sm6938281 北畠親房「神皇正統記」→sm6922359 本居宣長「玉くしげ」→sm5058142 賀茂真淵「国意考」→sm5000813
新レインボーマン14 桜大戦3~幼龍の産声
エキプロで新レインボーマンpart14 ※この動画のラスト約3分はブランクです
(動画時間は22分35秒ほど・・・mp4にエンコする過程でなぜかブランク発生)
もうひたすらチャンネル桜を応援編。今回はよく鬼女様とタッグを組み売国奴と戦っておられるオカ板住人さんに敬意を表し
ご登場してもらいました。ただし古神道秘密結社風&アニメチックな演出を施された(笑)動画内のオカ板住人さんは、
完全な創作ですw
なおリクエストキャラの八角さんですが、お顔がきちんと映ってる動画が見つからないためやむなく想像にて作成・・・
ご本人を知ってる方は脳内変換お願いしますm(_ _)m その他のリクエストキャラは最後の番外編にまとめました。
part13→sm7093979 part15→sm7561441 その他→mylist/8539256
【ルカ・がくぽ】天地初めて発けし時【オリジナル】
◆ 高天原に鳴れる神の名は――
◆「母止津和太良世」。九鬼文書の元始神だそうです。
◆「ひふみ」は宇宙の誕生を謳ったものとの伝説から生まれた、古神道的天地開闢の歌。歌詞に「ひふみ」が隠れています(間奏の所の全文をよく見ると……)。
◆ この歌の成立については語るべきことが多いのですが、ここでは一言「川井憲次さん大好きです」と言っておきます。
◆ イラストはルカ⇒ことコト様(http://piapro.jp/content/nziy0vhkofozf68m)、がくぽ⇒イネ様(http://piapro.jp/content/3sifzl3egnfijnl8)よりお借りしました。おふたりともありがとうございます(なお動画中では敬称略)。
◆ MP3&VSQ⇒(http://piapro.jp/content/6imsphfqvf7twaly)
◆ るんたったさん宣伝ありがとうございます。思わぬお年玉でした♪
大神神社
先日、偶然11月25日三島由紀夫が亡くなったという日に大神神社へ行って神体山を登拝してきました。日本で最も古いといわれる神のおそばで古神道を研究し、「豊饒の海」などの構想を練ったそうです。
活動報告 「美し国」代表菅家一比古理事日本蘇りの為に
12月15日(木)志士経営者倶楽部 第6回ビジネス交流会 千代田区平河町海運クラブホールにて 社会教育家 古神道家 美し国代表 株式会社ピュアーライフ代表取締役会長
ひふみ祝詞
DTM初心者です。よろしくお願いしますm(_ _;m)これ(ひふみ祝詞)は他の方がすごく上手に演っていらっしゃったりするので、自分のはすごくしょぼい感じですが、初心者ということであたたかく見守ってやってくださいm(_ _;m)
密教・修験道の歴史(日本に神道などという宗教は無い)25-1
【永久保存版】密教・修験道の歴史(日本に神道などという宗教は無い)
Pちゃんのコミュニティ
co569686(グローバリズムと日本【政治:経済枠】)
挨拶と密教シリーズについて sm22837427
第25回目
【巡音ルカV4X & KAITO V3】メビウスの破綻【Jazz風】
古神道がテーマのJazzっぽい曲を歌ってもらいました。
よろしくお願いします。
作品:mylist/40548925
ニコニ・コモンズ 素材紹介動画 古神道の祝詞 かんながらたまちはえませ
ニコニ・コモンズに登録している動画素材のデモ映像です。
使用した素材はコンテンツツリーの親作品に登録してあります。
ニコニ・コモンズID : nc192897
ニコニコ動画にてご利用の際は nc192897への親登録をお願い致します。
【神道シリーズ】第65回・武州御嶽信仰(神社神道化で廃れた御嶽信仰)【前編】
武州御嶽(ぶしゅうおんたけ)と言うとあまり馴染みが無いと感じる人が多いかもしれませんが、ここは、元々は他の山岳信仰と同様に8世紀頃からの役小角や行基菩薩による開山伝承はあるものの、実際に記録が残っているのは12世紀からの真言系の世尊寺が武州御嶽山の別当寺になっていたところからで、その世尊寺では住職が1世から3世までの間に100年以上の空位が出ており、その空位を埋めたのが、(真言系の)両部神道の理論形成に貢献してきた神主の大中臣氏の系統の大中臣国兼とその子孫が「社僧」(放送で説明)となり、その後、その氏族の後裔の浜名氏などによって受け継がれていきました。
一方、スポンサーともいえる檀那と言われる人たち(壬生氏・清原氏など)や配札で信仰を広めた御師(おし・おんし)も一緒に武州御嶽信仰を支えてきたのですが、江戸中期以降、金毘羅詣りや伊勢詣りなど有名観光地(参詣先)に人気を奪われる中、経営困難となり、江戸後期以降は吉田神道や復古神道(吉川神道)による再建策を受け入れ、神社神道化(国学神道化)していきます。
死印実況プレイ【ノベル系ホラーアドベンチャー】Part12
零やってるばりに難しい言葉がくるぅぅぅ
怨嗟(えんさ)⇒うらみなげくこと。慧眼(けいがん)⇒物事の本質を見抜く優れた眼力。
廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)⇒仏教を廃するために仏像などを壊したり破棄すること。
古神道(こしんとう)、御一新(ごいっしん)、神仏判然令についてはWikiって下さい(笑)
前⇒sm36392519
次⇒sm36418447
Part1⇒sm36252263
死印実況プレイリンク⇒mylist/67406857
実況プレイPart1リンク⇒mylist/45588393
Twitter⇒https://twitter.com/kurimabo
くりまぼんPのコミュ⇒co2559333
古代から遡る日本宗教史。我々の精神はどこから来てどこへ行くのか。古神道、仏教、アニミズム、ニューエイジ
前回の動画で「我々はスピリチュアルな面からこの世界を理解し、霊性を高める必要性がある」と話しました。 そのためにもまずは日本の宗教史を振り返り、日本人の精神の変遷を見る必要があると思います。そうすることで歴史の流れの中での我々現代人の立ち位置がわかりますし、今何が必要な教えで何が不必要かも分かります。 ということで、今回は日本の宗教の歴史を縄文時代から振り返りました。そして現代のスピリチュアルの話にまで展開していきます。中高生の時に習った日本の歴史を振り返る感覚で見て頂ければと思います。
動画でおすすめした本はこちら
・『君あり、故に我あり』 →http://urx.red/8VaU
・『神との対話』 →http://urx.red/Sner
大量逮捕後は遂にデジタルドル発行!?トランスヒューマニズムも推進か?
前回の動画の続きです→Qアノンが伝える、水面下で行われようとしているトランプ大統領の大量逮捕作戦は本当に行われるのでしょうか。そしてパンデミック対策として遂にデジタルドルの法案が提出されましたが、アメリカはこれからどう変わろうとしているのでしょうか?
※訂正:動画中でSDRの発行元を国際決済銀行(BIS)としていましたが、正しくはIMFです。お詫びして訂正いたします。
【前回の動画】
・FRB国有化?米国で旋風を起こすQアノンの正体。グノーシス派、スライブとの関係→https://youtu.be/yDtxFwKCVEg
【関連過去動画】
・古代から遡る日本宗教史。我々の精神はどこから来てどこへ行くのか。古神道、仏教、アニミズム、ニューエイジ→https://youtu.be/NwHedhK8OUo
・ロスチャイルドの世界恐慌シナリオ。ハイパーインフレでドル崩壊?→https://youtu.be/axgbf4I41x4
・AI主導の世界政府プラン、遂に始動?迫り来る惨事便乗型全体主義→https://youtu.be/MC1N6Dui_Zw
『神との対話』 →http://urx.red/Sner
トランスヒューマニズムの歴史。ロスチャイルド、ロックフェラーとの関係。MKウルトラ計画、ニューエイジとの共通性
今回はトランスヒューマニズムの歴史に迫ります。 テクノロジーによる世界統一構想は、大英帝国時代のフェビアン協会に属していたオルダス・ハクスリーやH・G・ウェルズなどによって描かれていました。
その構想が実際に形作られ始めたのが、アメリカのメイシー会議によるサイバネティクスの研究においてです。 その構想とトランスヒューマニズムという言葉が融合し始めたのが80年代の頃で、サイバーパンクの代表作の『ニューロマンサー』などのSF作品によって、機械と人間が融合するという未来図が大衆文化に溶け込み始めます。 そしてレイ・カーツワイルやニック・ボストロムなどの未来学者たちがトランスヒューマニズムによる永遠の命の獲得の可能性を示唆し始めます。 その裏側の仕掛け人は一体どのような人物なのか。
やはりロスチャイルドやロックフェラーなどが関係してくるのでしょうか。 それを知るためには、1960年代に始まったニューエイジ運動の舞台裏を知る必要があります。MKウルトラ計画、タヴィストック研究所などを辿っていくと、ニューエイジ運動とトランスヒューマニズムの奇妙な関係性が見えてきます。
それは一体どのような関係なのでしょうか。 また、精神転送技術なるもので、意識というものを機械に転送できるのかどうかという点について、個人的な見解を述べます。
【関連過去動画】
・ムーンショット計画。内閣府が目指す「素晴らしい新世界」。トランスヒューマニズム、やりすぎ都市伝説、関暁夫、マイクロチップ→https://youtu.be/WWQ5mbnHZR8
・FRB国有化?米国で旋風を起こすQアノンの正体。グノーシス派、スライブとの関係→https://youtu.be/yDtxFwKCVEg
・大量逮捕後は遂にデジタルドル発行!?トランスヒューマニズムも推進か?→https://youtu.be/rC5RmS6K6FQ
・古代から遡る日本宗教史。我々の精神はどこから来てどこへ行くのか。古神道、仏教、アニミズム、ニューエイジ→https://youtu.be/NwHedhK8OUo
・AI主導の世界政府プラン、遂に始動?迫り来る惨事便乗型全体主義→https://youtu.be/MC1N6Dui_Zw
【神道シリーズ・シーズン2】第1回・伊勢神道①(伊勢神道の基本構造)
神道シリーズ・シーズン2では、両部神道から伊勢神道、吉田神道、儒家神道、復古神道と、中世から近世の終わりまでの神道各派の流れを解説していく予定です。
まず、最初に伊勢神道ですが、伊勢神道は、真言宗系の両部神道を土台として、そこから密教的要素を排除し、代わりに道家(道教・陰陽五行)思想で理論付けするという形で形成されますが、この流れは後の吉田神道や江戸時代以降の儒家神道(垂加神道・吉川神道など)に引き継がれていきます。
今回はこの伊勢神道形成までの過程の概略を説明し、第2回以降にはそれぞれの過程の詳細説明をして行こうと思っています。
縄文時代が平和だった理由。縄文の宇宙観と「円」の秘密
今回は日本の縄文時代に焦点を当てていきます。 縄文時代といえば、争いの痕跡がほとんど見られない平和的な時代が1万年以上も続いたと言われます。
なぜ、そのような社会を築くことができたのか、その秘密は縄文時代の宇宙観にあります。 その宇宙観は日本文化の軸になっており、「和(環)の精神」の根底にはそれが確実に生きています。 縄文時代の在り方を深く知ると、現代の日本(または世界)の在り方を見つめなおす良いキッカケとなるでしょう。
【続きの動画】
・漢字の訓読みから読み解く縄文の世界。和の精神、八百万の神々、お盆の起源 →https://youtu.be/prYqH9HkOzA
【参考文献】
・千賀一生 著『和の心 コズミックスピリット: 世界を照らす縄文の叡智』→https://amzn.to/33KuqyE
・小畑弘己 著『タネをまく縄文人: 最新科学が覆す農耕の起源』→https://amzn.to/3ir6Wmt
・山田康弘 著『縄文時代の歴史』→https://amzn.to/2DCfiJc 【関連動画】
・ガイアの法則:東西文明800年周期説。次は東洋文明、日本の時代→https://youtu.be/XprCdAx76_8 ・古代から遡る日本宗教史。我々の精神はどこから来てどこへ行くのか。古神道、仏教、アニミズム、ニューエイジ→https://youtu.be/NwHedhK8OUo
・江戸時代の日本を訪れた欧米人たちは何に驚いたのか?→https://youtu.be/DLhwd3pO-98
・明治初期のカラー写真 150年前の都市・農村の実態→https://youtu.be/gvkKTgHSGAU
漢字の訓読みから読み解く縄文の世界。和の精神、八百万の神々、お盆の起源
前回の動画( https://youtu.be/Z3Rb1tvK93w )に引き続き、縄文の世界を探検していきます。 今回は漢字の訓読みから縄文の宇宙観を読み解いていきます。
様々な角度から縄文時代をみていくと、お彼岸やお盆の起源も縄文時代に遡れそうで、様々な日本文化の根底に縄文文化があると言えそうです。
またこれから平和な世界を築いていくためのヒントを縄文社会から見出すことができると思います。 皆様にとっての何かの参考になれば幸いです。
【参考文献】
・千賀一生 著『0(ゼロ)フォース 1(私)が∞(超私)となる神域(ゾーン)の実在』→https://amzn.to/3gRPlUg
・千賀一生 著『和の心 コズミックスピリット: 世界を照らす縄文の叡智』→https://amzn.to/33KuqyE
・小林達雄 著『縄文文化が日本人の未来を拓く』→https://amzn.to/3kHZzJa
・山田康弘 著『縄文時代の歴史』→https://amzn.to/2DCfiJc 【関連動画】
・縄文時代が平和だった理由。縄文の宇宙観と「円」の秘密→https://youtu.be/Z3Rb1tvK93w
・ガイアの法則:東西文明800年周期説。次は東洋文明、日本の時代→https://youtu.be/XprCdAx76_8
・古代から遡る日本宗教史。我々の精神はどこから来てどこへ行くのか。古神道、仏教、アニミズム、ニューエイジ→https://youtu.be/NwHedhK8OUo
・江戸時代の日本を訪れた欧米人たちは何に驚いたのか?→https://youtu.be/DLhwd3pO-98
・明治初期のカラー写真 150年前の都市・農村の実態→https://youtu.be/gvkKTgHSGAU
【神道シリーズ・シーズン2】第14回・「神皇正統記」北畠親房(伊勢神道を継ぐ者たち①)
渡会家行の後、後継者なく途絶えそうになっていた伊勢神道は、内宮の荒木田氏により救出され引き継がれることとなったものの、その法統も南北朝の戦乱の中、再び途絶えようとしていた時期に、南朝の重臣の北畠親房や天台僧の慈円らによってその流れが引き継がれることになりました。
伊勢神道自体の復興は江戸時代の 度会延佳の時代を待たねばならなかったものの、この南北朝時代に伊勢神道の流れを継いだ北畠親房の「神皇正統記(じんのうしょうとうき)」の中では、道教的な思想が中心であった伊勢神道に儒教(朱子学)的なイデオロギーを注入したのが特徴で、実はこの流れはこの先の吉田神道や江戸時代の儒家神道・水戸国学・復古神道にも強い影響を与えて行くことになります。
【神道シリーズ・シーズン2】第25回・荻生徂徠(古文辞学の立場より孔子・朱子批判)
江戸時代に入り、林羅山、山崎闇斎、中江藤樹など朱子学や陽明学の研究は全盛となり、本来の古典的な儒教の教えが隅に押しやられてしまっていた中、古学派の伊藤仁斎は儒教本来の孔子が論語で訴えた徳目修身の原点に立ち返り朱子学・陽明学を批判していたところ、苦学独学で儒教を習得した荻生徂徠はその伊藤仁斎の朱子学批判では飽き足らず、孔子の論語ではなく、孔子以前に中国の先王聖人らが打ち立てた礼楽刑政の思想に立ち返り、先王たちの礼楽を
たんなる仁義礼智という、個人で習得すべし徳目として把握していた孔子を痛烈に批判し、さらにはその孔子の論語の立場にたつ伊藤仁斎も厳しく批判した。
荻生徂徠は、孔子とか朱子と言った先王聖人の時代からみて後世の学者たちによる六経の偏向的解釈を論破する為、古代の中国語を学び、五経も日本語の訓読みではなく、オリジナルの中国語の発音で読み理解するという方法論を採った。
そこから徂徠が得たものとは、本当に理解すべきは堯舜以前の時代から先王たちにより築かれて行った経世済民を目指す礼楽の制度そのものがあればこそ民は仁義礼智のような徳を身に着けた民なれ、天下も丸く治まるのだ、という政治制度の重要さで、それを孔子や朱子のように個人の努力で皆が徳目を習得する修身に心がけるとか、宇宙の理と個人の性を一致させる努力などに歪曲して解釈されてることが許せなかったのである。
尚、この徂徠の、古典をその時代の言葉で読み解くという古文辞学という方法論は、対象はまったく異なるものの、後の国学者本居宣長の古事記の万葉仮名読みによる分析にも引き継がれていくことなり、この宣長の古事記解釈はその後の復古神道を産むきっかけとなり、一方荻生徂徠はその復古神道派からは中国かぶれの批判的評価が下されるという皮肉な運命になるのであった。
【神道シリーズ・シーズン2】第29回・本居宣長【後編】「直毘霊」「古事記伝」と妄想的皇国至上主義へ (2)
医者になるために京都に遊学し、堀景山から医学のみならず契沖や荻生徂徠などの国学を学んだ宣長は、松坂の一夜で出会った賀茂真淵の指導の下、万葉集の読解に精を出したが、興味の方向は、真淵の嫌う中世風の源氏物語や新古今集で、次第に粗削りで素朴な古代日本人を好む真淵の教えから離れて、優雅で儒仏の影響を受けた中世文学を溺愛するようになった。
しかし、その一方では宣長がライフワークとした古事記の解釈研究にも取り組み、次第に宣長の思想は、皇国日本を中心とする強烈な国粋主義に走って行き、万葉仮名や日本語文法の研究、そして独自の字音仮名の開発とともに独善的とも言える唯我独尊的な古事記解釈を進めて行った。
源氏物語を溺愛した宣長は、一方では男女の色恋事の不条理や不貞行為を肯定的に受け止める「もののあわれ」の感情を日本人の気質とし、またその一方では、
太陽の神アマテラスを皇祖皇宗として戴く皇国日本は、その末裔たる天皇が国を治め、今日まで持続してることこそ日本が世界を君臨すべき地位になると豪語するような、ある意味偏狭とも言えるウルトラナショナリズム的な主張をする、という両極端な思想に走って行くのであった。
儒仏や道家を嫌う宣長は、外来の思想が入ってくる以前の皇国日本には「皇国の正音」というオリジナルな日本語があり、古事記に書かれたような日本の神々の信仰があったのだという主張の下、古事記をバイブル視するようになるが、残念ながらその主張の根拠となるものはなく、そこを同じ国学者の上田秋成から突かれた宣長は「あるからあるんだ」的な強弁になり、宣長は自ら作った復古神道にますますのめりこんで行った。
古事記を一般人が読める書にした宣長の功績は大きいものの、誇大妄想とも言える皇国日本中心主義は、皮肉なことに幕末の水戸藩天狗党の悲劇や昭和の日中戦争、太平洋戦争推進のスローガンともなり、戦後も日本保守運動の骨格部分となったのであった。
【神道シリーズ・シーズン2】第36回・平田篤胤【中編】「霊能御柱」篤胤の宇宙観・死生観
文化9年(1812年)、平田篤胤37歳のとき、相思相愛で結ばれた妻、織瀬を亡くし、これを契機に篤胤は亡き妻の死後のありかを気にかけ、間違っても師宣長が言うような黄泉の国という暗くて汚く恐ろしいところではなく、死後も自分の身の回りにいて自分を見守ってほしいという気持ちから人の死後の世界、幽冥界のイメージを作り上げ、「霊能御柱」という著書を書き上げた。
これは、篤胤の師である宣長の高弟子・服部中庸が宣長の著「古事記伝」の付録として書かれた宇宙形成論「三大考」をベースとして書かれているものだが、そもそも中庸自身も師宣長の宇宙観を逸脱して、
当時日本に流入した最新の西洋天文学の惑星宇宙の知識が導入されており、もともと一つであった天と地と泉、つまり、天津国と国津国と黄泉の国は、実は分離して太陽・地球・月となっており、
人は死ぬと黄泉の国、つまり月に行くのだという宇宙観・死生観になっていた。
篤胤は、この中庸の「三大考」という10段階の変化図を、人は死後黄泉の国、つまり月には行かず、あくまで人の住む地球上のどこかに魂だけは彷徨い続けるのだと言う幽冥界論を展開して書き換え、その10段階変化を自著「霊能御柱」の中に書き留めた。
自説をベースに書き換えられた服部中庸はそれでも篤胤に対して一定の理解を示したが、故・宣長の門人たちの間ではこうした篤胤による恩師宣長の根本思想、つまり、人は死後黄泉の国へ行くんだという主張を否定され、篤胤に対する反発は強まって行った。
篤胤の宇宙観や死生観は、仏経・儒教・道教陰陽五行、そしてキリスト教からの借用が多々見られるが、実は、これは借用というよりも、こうした宗教諸思想のいいとこ取りの総合作品と言った方が的確にその性質を示していると言える。
しかし、篤胤はそうした借用や盗用を否定し、彼に言わせれば、46億年前に宇宙や神々が誕生した時から神道はあり、仏経や儒教やキリスト教は、そうした皇国日本の神道が誤ってインドや中国や西洋に伝わったものだと主張し、皇国の神道がすべての宗教思想の起源であると居直り強弁するのであった。
時代は煉獄#1
「鬼滅の刃」の炎柱、煉獄杏寿郎が教えてくれる生き方を、古神道の視点から解説します。それがこの激動の時代をくぐり抜ける指針となれば幸いです。
#1は精神とは何かを様々な視点から解説しています。
「時代は煉獄」シリーズは#3まで配信します。
動画素材→Pexels投稿者、Steve B、CROX、Poolside Creative、Colin Jones、GamOl、Karolina Grabowska、cottonbro、Robert Goldenowl、Ivan Samkov、Motion Places - Free Stock Video、Taryn Elliott、RODNAE Productions、MART PRODUCTION、Kampus Production、Roy Buri、Atakan Ozkan、ANTHONY SHKRABA production、Apoorv Srivastava、Anastasia Shuraeva、Mixkit -Free Video Assets、fauxels、ArtHouse Studio、Monstera、fauxels、Pavel Danilyuk、Dmitry Glazunov、George Morina、Anastasia Shuraeva、Pressmasterさん、どうもありがとうございました。
写真素材→photoAC投稿者Whitechocolateさん、どうもありがとうございました。
音楽→フリーBGN DOVA-SYNDROMEより 「予告」田中芳典さん、どうもありがとうございました。
【神道シリーズ・シーズン3】第1回・廃仏毀釈と平田国学の復古神道①
日本の歴史史上最大の汚点とされる廃仏毀釈は、大政奉還の翌年3月の慶応4年1868年3月に薩長新政府により神仏混淆禁止令がだされると翌4月に日吉社の社司・樹下茂国と生源寺希徳らが吉田神道配下の者たちで結成した神威隊40名を引き連れ、日吉社に祀られた仏像仏具経典などを破壊しつくした暴力的破壊活動を契機に明治元年以降の数年間に全国いくつかの地域で過激な寺院破壊活動が展開された事件のことを言う。
廃仏寺院統合の動きは明治前より水戸藩、岡山藩、薩摩藩、土佐藩、津和野藩などいくつかの朱子学・陽明学・国学の影響が強かった藩で江戸時代初期、中期、後期、末期から見られていたが、それらはあくまで寺院の統廃合であって仏像仏具什器などの破壊を意図するものではなかった。
しかし大政奉還後に始まった廃仏毀釈運動は仏教や僧侶たちに対する憎悪と嫌悪が動機となっており、この上からの仏教破壊活動は仏教を信仰する住民
との間に大きな摩擦を引き起こしていった。
廃仏毀釈運動の特徴は、長州・薩摩・津和野など陽明学国学の影響を強く受けた旧藩主や藩士たちがこぞって新政府の神仏分離政策を口実に各地で過激な仏教破壊活動を行い、仏教を信仰する村民たちや浄土真宗を中心とした仏教勢力からの根強い抵抗を受けることとなり、やがて新政府によってそうした破壊活動が罰せられることにより収束に向かった一連の暴力活動を指す。
廃仏毀釈活動は明治元年から4年ぐらいまでの間に集中し、明治9年にはほとんどの破壊活動は終了するが、
廃仏毀釈運動とは別に進められた神仏分離政策も地元の抵抗に会いながら新政府は朝廷からの命令という言葉を盾に強引に推し進め、結果、明治10年頃には日本の寺院の約半数は消滅し、さらに廃仏毀釈で失われた国宝クラスの文化財は日本の文化財全体の三分の二以上に及んだと言われる。
廃仏毀釈活動は、慶応4年の日吉社の仏像仏具経典破壊を引きりに明治元年から明治4年ぐらいにかけ、松本、苗木、佐渡、富山、隠岐などで特に酷い暴力的破壊活動が行われ、これらの破壊活動の首謀者は旧藩主、旧長州藩士、平田国学の影響を強く受けた旧幕臣らで、いずれのケースも平田国学という点で一つの線で結ばれている。
仏教の神・権現神や仏教帰依した氏神明神が長く定着していた日本の国土に平田国学の復古神道というこれまでの歴史に無かった新興宗教を強制的に根付かせる事が一連の破壊活動の根底にあった。
形式的には神仏分離という名目で過去に長く定着していた権現明神信仰を消し去り、新設神社に新たな由緒社伝を捏造したものの、それは同時に信仰の無い神社を増産していくことになったのである。
3分で流す日本思想 平田篤胤『鬼神新論』
前回は幕末の新宗教をご紹介しましたが、今回は江戸時代に再整理された古神道をご紹介します。
平田篤胤の復古神道は、新宗教も含め、幕末以降の神道観に多大な影響を与えました。
前:sm39996510
次:sm40133106
思想:mylist/69237326
文学:mylist/72373795
平田篤胤(1776-1843)
鬼神新論(1805)
https://www.dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1104010
音楽:おとわび(https://otowabi.com/)
広告やコメントを頂いて、励みになっております。
3分で流せない日本思想 葦津珍彦『国家神道とはなんだったのか』
前回は江戸時代の古神道をご紹介したので、今回は明治以降の国家神道をご紹介します。
国家神道はマルクス主義や国粋主義など様々な立場で論じたものがありますが、今回は在野の宮司の立場で総括したものをご紹介します。
歴史ネタが強いと、入れたい要素が多くなり、3分ではとても流せませんでした…。
前回:sm40025917、思想:mylist/69237326、文学:mylist/72373795
葦津珍彦(1909-1992)
国家神道とは何だったのか(1987)
音楽:おとわび(https://otowabi.com/)、M-ART(http://mart.kitunebi.com/)、魔王魂(https://maou.audio/)
多くの広告やコメント、大変ありがとうございます。
【神道シリーズ・シーズン3】第9回・秋葉・祇園・天満宮・白山の廃仏毀釈
明治の神仏分離政策で多くの寺院が破却され、その寺院がそのまま神社に改変されることにより寺院の神社化が次々と進められて行った。
稲荷大社、春日大社、住吉大社、鹿島大社などの氏神の系統の神社を除けば、それ以外のすべての神社は明治時代に寺院を廃してそのまま神社化したケースや、寺院が管理する権現社、明神社、堂宇、宮などを神社にしてしまったケースのどちらかに属している。
つまり、伊勢神宮の系列、および上記の氏神系神社の系列を除けば現在存在する神社のほぼすべては明治前までは寺院ないし寺院の管理する仏教系の神々を祀る社であったのである。
秋葉信仰は、明治前までは秋葉寺が中心となった火消しの神・秋葉三尺坊の信仰が続いていたが、明治になると秋葉寺は新政府により廃寺にされ、秋葉寺は仏像仏具を取り除かれ、そのまま新設の
秋葉神社に改変改装されたが、今でも秋葉山の信仰は火消しの神、秋葉三尺坊大権現の信仰のままであり、秋葉山の祭祀やお祭りも秋葉寺や曹洞宗の寺院・可睡斎が中心で行われており、明治に新設された秋葉神社にはまったく存在感がない。
一方、京都の八坂神社は明治前までは天台宗の寺院・観慶寺の感心院の境内に設けられた仏教の神・牛頭天王を祀る社殿で、祇園社と呼ばれていた。
牛頭天王は播磨の廣峯社を中心に蘇民将来説話の武塔天神と同一視され薬師如来の垂迹とされ、また、中国の道教神の天刑星とも習合した仏教神で、その信仰は、京都祇園も含め全国に点在するように広がっていた。
祇園社では、牛頭天王とその妻、ハリサイニョと、8人の息子たち八王子を祀っていたが、明治政府は、それをスサノオとクシナダヒメとスサノオの8人の息子たちに置き換え、祇園社を八坂神社と言う神社にしてしまった。
しかしながら、現在でも八坂では祇園祭が行われており、全国でも牛頭天王を祀っていた現神社元寺院の地域では現在でも各地で天王祭が行われている。
北野天満宮は元道真を祀る天台宗の朝日寺の曼殊院門跡であり、大宰府天満宮は大宰府の真言宗の寺院・安楽寺であった。
十一面観音を本尊とし、雷神と道真の御霊が習合した天神信仰を、明治政府はこれを北野神社と改めたが、今でも天満大自在天神社と「大自在天」の名称が残っている。
そして、北野も大宰府も今でも祭神は道真のみで記紀の神は充てられていない。
白山を囲む三つの白山神社はもともといずれも平泉寺、長瀧寺、白山寺という天台系の寺院で、明治政府はこれらの寺院を強引に神社に変えたものの、今でも平泉寺白山神社、長瀧白山神社と、寺院の名称を残し、修験道的な神事を残している。
【神道シリーズ・シーズン3】第14回・平田系神道カルトの系譜(大きな流れ)
平田篤胤の流れを汲む平田学派は、幕末から明治にかけて5つの大きな流れを形成して行ったが、それは、後に国家神道を形成する流れとなる祭政分離論の大国隆正のグループと、篤胤が晩年熱中した道教研究と死後の魂との交流というテーマに繋がる本田親徳の鎮魂帰神法と、道教神仙思想を篤胤の神道用語で解釈しなおした神仙神秘思想と、篤胤が存在すると強弁した神代文字を似非研究した竹内巨麿や、国学の日本語研究の流れを汲む平田門人の中村孝道の水茎文字や真澄の鏡から独自の言霊学を形成した大石凝真素美らから成るが、
神仙神秘思想系の川面凡児は、伊勢神宮を始めとする全国神社の滝打ち禊修行などの新祭祀を開発したが、神仙神秘系は次第に影響力を失い、残りの本田霊学と言霊学と神代文字学の三潮流が古神道と自称するようになり、
明治以降の平田系カルトの中心的勢力となって行った。
この三潮流は、本田霊学を中心として、神道カルト理論を形成し、やがて大本教の下に合流していくこととなった。
平田系神道カルトは、教団によって温度差はあるものの、共通していることは、元祖平田篤胤の、地球形成後に世界を作ったのは日本の神であり、日本人は世界を統一して天皇中心の地球にするべきだという超誇大妄想的な選民思想部分である。
しかし、この日本人選民思想部分は、国粋主義的な軍人や政治家たちを惹きつけ、首相閣僚クラスの政治家や陸軍大臣、海軍大臣、陸海軍大将までが信者になったりシンパになったりするほどの影響力を与えた。
この動きは放置すれば右側の立場よりの革命論や政府転覆論、軍掌握論なども生じかねないということで、政府や公安警察は厳重にこうした団体を監視するようになった。
政府公安警察は、彼らが政府見解と異なる神道解釈をしたことが天皇陛下を侮辱してるとし、不敬罪の名目で
逮捕、弾圧を続け、大正10年(1921年)と昭和10年(1935年)には大本教の宗教施設をすべて破壊する、というほどの弾圧をしたが、大本から派生した友清歓真の神道天行居は陸軍の皇道派に多くの信者を持ち、
その青年将校たちが226事件を起こし、日本はまさに狂気の時代へと突入したのである。