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習近平国家主席、2022年の新年挨拶を発表
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2022年に向けて、習近平国家主席は中央広播電視総台(CMG/チャイナ・メディア・グループ)とインターネットを通じて新年の挨拶を発表した。
習主席は挨拶の中で、以下のように述べた。
2022年が近づいている。私は北京から皆さんに新年の祝福を申し上げる。
この1年を振り返ると、非常に意義深い。われわれは党と国家の歴史において一里塚的意義を持つ大事を自ら経験した。「2つの百年」の奮闘目標の歴史が交わり、われわれは社会主義現代化国家を全面的に建設する新たな道のりを開始し、中華民族の偉大な復興を実現する道を堂々と行進している。
年の初めから終わりにかけて、農村、企業、町、学校、病院、軍隊、科学研究機関など、皆さんは1年間忙しく働き、尽力し、奉仕し、収穫した。過ぎ去った時間の中で、私たちが目にし、悟った中国は粘り強く、繁栄している中国である。ここには親しみやすい人民がいて、日進月歩の発展があり、永続して受け継がれる事業がある。
7月1日、われわれは中国共産党創立百周年を盛大に祝った。天安門の城楼に立って感慨深く、歴史の道のりに風雲激動し、中国共産党は何億何万の人民を率いて、ありとあらゆる困難と危険を乗り越えても志を変えず、百年の大きな党の壮大な情景を成就した。初心を忘れず、終始心得るべし。われわれは意気軒昂とし、熱心に行動してこそ、歴史に背かず、時代に背かず、人民に背かないことができる。
第19期6中全会では、党の第3の「歴史決議」を採択した。百年の成果は人を奮い立たせ、百年の経験は人を啓発する。かつて毛主席と黄炎培先生との「窯洞対(ヤオトンでの会話)」について話したことがある。私たちは勇敢に自己革命をしてこそ、歴史の主導権を勝ち取ることができる。中華民族の偉大な復興は、決して簡単に実現するものではなく、平穏無事であっという間にできるものでもない。われわれは常に未来思考を抱え、安危を案じて戦略的不動心と忍耐力を保ち、「広大をもって精緻を尽くす」ようにしなければならない。
大国の大きさもあれば重さもある。すべてのことはあくまで千万世帯のことだ。私は地方の何か所で調査研究をし、色々な状況を見たり聞いたりして、非常に啓発されて、いろいろと考えさせられた。皆さんの家を訪ねるたびに、「何か困ったことあるか」とよく尋ねたが、父兄・郷里の言葉はすべて心がけている。
皆さんの関心事は、必ず心がけている。皆さんの望むことなら、必ず実行を移す。私も田舎から出た者だ、貧困を肌で感じていた。代々努力を続けてきた結果、以前は貧しかった人々も今は、腹いっぱい食べ、暖かい服を着るようになり、学校も住宅もあり、医療保険もあるようになった。全面的な小康社会と貧困からの脱却は、わが党の人民への回答であり、世界への貢献でもある。皆さんがより良い生活を送れるように、私たちは目の前の成績に満足してはいけない。まだまだ先は長い。
黄河流域の安全確保は中国の人々にとって千年にわたる宿願だ。 近年、私は黄河上流・中流・下流域にある9つの省・自治区に足を運んできた。黄河や長江のような「母なる川」、青い波が光る青海湖、曲がりくねった雄大なヤールンザンボ川、南水北調という画期的なプロジェクト、塞罕壩(さいかんは)造林地の「緑の地図」、雲南省を北上したり南下したりするゾウの群れ、繁殖と大移動を繰り返すチベットカモシカなどなど。これらすべてが「人間が自然を大事にすれば、自然も人間を守ってくれる」ということを物語っている。
この1年間に誕生したたくさんの「中国の声」「中国の瞬間」「中国の物語」はまだ記憶に新しい。「党よ安心して、国を強くするために私はここにいる」という青春の誓い、「澄んだ愛、ただ中国のために」という心からの告白、「祝融」による火星探査、「羲和」による太陽探査、「天和」による宇宙の旅、情熱と勇気に溢れるアスリートたち、全国で展開されてきたパンデミックとの戦い、互いに支持し合い、家の再建に励む被災者たち、軍の強化と国を守る決意を示す人民解放軍と武装警察部隊の将兵たち......数え切れないほどの平凡な英雄たちが奮闘してきたことで、新しい時代に中国が力強く進むような激流がどんどん形成されていくのだ。
祖国は一貫して香港、マカオの繁栄と安定を気にかけてきた。心を合わせて助け合い、共に努力してこそ、「一国二制度」は安定的に遠くまで進むことができるのだ。祖国の完全なる統一の実現は、両岸同胞の共通の願いだ。すべての中華民族の人々が手を携えて前進し、中華民族の美しい未来を共に築くことを心から願っている。
私が海外の指導者や国際組織の責任者と電話やビデオを通じて話をした際に、彼らは中国の自国におけるコロナ対策と、世界の感染症対策への貢献を幾度も称賛した。中国は現在までに累計120以上の国および国際機関に20億回分の新型コロナワクチンを提供している。世界各国が風雨を共にし、団結・協力することでこそ、人類運命共同体構築の新たな一章を綴ることができるのだ。
あと1か月余りで、北京冬季五輪・パラリンピックが開幕する。より多くの人をウィンタースポーツに参加させることは、オリンピック運動のキーポイントでもある。私たちは誠意を尽くして世界のためにオリンピックの盛大な大会を捧げる。世界は中国に期待し、中国は準備を整えている。
もうすぐ新年の鐘が鳴る。われわれの3人の宇宙飛行士は広大な宇宙空間に「出張」している。海外の同胞は今も懸命に働いている。大使館・領事館、中国系企業などの海外駐在員と多くの留学生は今も勇敢に守り続けており、多くの夢追い人が奮闘して貢献している。皆様、お疲れ様だった。皆様に、新年のご挨拶を心から申し上げる。
一緒に未来へ向かおう。国と人民の安泰を祈る!
中国・欧州の主流メディア、新常態下の連携とウィンウィンの推進で共同声明
10日、中央広播電視総台(CMG/チャイナ・メディア・グループ)がオンライン方式で、2020年「欧州パートナー」メディア協力クラウドフォーラムを行いました。欧州16ヶ国からの25のメディア機構の代表28名が参加し、「信頼、対話、合作、共栄」を巡って話し合いを行いました。
中国と欧州双方のメディア代表はともに、「メディア間の協力を強化するに関する共同声明」を発表し、中国と欧州のメディアの間の協力を強め、一致団結して、新型コロナウイルス感染症への予防と抑制に対応し、国際社会の自信を高めることに努めていくことで合意しました。
CMGの慎海雄台長はフォーラムでのあいさつで、中欧メディアの連携について、三つの提案を打ち出しました。一つ目は、新型コロナウイルス感染症の予防と抑制に関する報道に力を入れること、二つ目は、メディア間の人的往来を促すこと、三つ目は、連携に関するメカニズム整備を強化することです。その中で、慎台長は「中欧は多国間主義の実施や世界規模の抗疫協力の強化、そして、世界経済の復興促進や気候変動への対応などの面で、幅広い共通認識と共通した利益を持っている。我々の間には共通点は食い違いよりはるかに多い。中欧メディア間の対話や交流と協力もより緊密かつ、実務的な新段階を迎えるだろう」と語りました。
また、ロイター通信のニュース・メディア部門のマイケル・フリーデン社長はあいさつで、「連携が新しいメディア生態系における重要性を理解しなければならない。我々がコンテツの共有プラットフォームなどの形で連携を実現させる。今後、メディア間の連携を実現し、戦略的パートナー関係を確立し、すべての機構が時代とともに進歩できるよう確保すべきだ」と指摘しました。
今回のクラウドフォーラムで、CMG国際映像通信社とロイター通信は、「中国ビジネス映像専用回線」の立ち上げ式をオンラインで行い、そして、中国環球広播電視有限公司とEuropean News Exchangeは、「戦略協力覚書」に署名し、「欧州パートナー」協力メカニズムが正式にスタートしました。今後はニュースの素材やニュース報道、海外リポーター、メディアフォーラムなどの面で、緊密な交流を展開していく予定です。(非、Yan)
CMG版権取引センター上海で建設開始 慎海雄台長と龔正上海市長発足式に出席
CMG(チャイナ・メディア・グループ/中央広播電視総台)版権取引センターと新時代都市高品質発展研究院が上海市で建設開始されることに合わせ、その発足式が22日上海で行われた。中国宣伝部副部長でもあるCMGの慎海雄台長と上海市委員会副書記でもある龔正上海市長が出席し、挨拶した。
慎海雄台長は挨拶の中で、「習近平総書記が思想宣伝活動に関する『8・21重要講話』を発表して2年になり、CMGが上海で版権取引センターと新時代都市高品質発展研究院の建設を開始することは、まさに習近平総書記の新時代の宣伝思想業務を着実に行い、世界一流の新型主流メディアを構築するという指示精神を貫徹するものだ」と述べた。また、「CMGの著作権取引センターをCMG傘下の著作権資源を統合し、統一的に取引を行う窓口として建設すると共に、CMGの著作権がよりよく開発され、最大の価値が実現できるよう推進しなければならない。同時に、上海の都市建設の経験を十分に活かし、中国の特色を現す都市建設基準体系を制定し、都市の質の高い発展を後押ししていかなければならない」と強調した。
上海国際伝媒港に設置されるCMG版権取引センターは、CMGの優れた著作権資源と「5G+4K/8K+AI」といった最新技術による成果を生かして、中央システム、著作権資産管理システム、産業運営システムの3大システムを構築し、照会、権利確定、授権、取引、決済、権利保護を一体化した著作権取引プラットフォームを構築し、生産から市場までの全プロセスにおける良質な著作権資産の管理経営を実現し、著作権のより良い開発、最大価値の実現を推進していく。今年に入ってから、コロナ禍にも関わらず、CMGの版権取引は大きな成長ぶりを見せている。
一方で、新時代都市高品質発展研究院は、今後、習近平総書記の都市建設に関する一連の重要講話の精神を指針に、上海市の都市建設の経験に基づき、国内トップレベルの研究力を活用しながら、中国の特色を持つ都市発展評価方法を研究・制定して、中国の都市の質の高い発展の実現を後押ししていく。
また、同日、CMG版権取引センターと新時代都市高品質発展研究院は、関連戦略協力意向書と共同建設協力覚書を関連協力機関と調印した。
習主席が軍の水害救援報告を聴取「後続任務の着実な遂行を」
安徽省で洪水防止・災害救援活動を視察中の習近平国家主席は20日午前、軍の水害対策・災害救援参加状況に関する報告を聴取した。
党中央と中央軍事委員会を代表し、活動に参加した人民解放軍の指揮員と戦闘員、武装警察部隊の将兵、民兵予備役人員に心からの挨拶を送った習主席は、奮戦を続ける姿勢を発揮し災害救援を力強く組織するとともに、地方の災害復旧・復興作業を支援し、水害対策と災害救援の後続任務を確実に遂行しなければならないと強調した。
統計によると、増水期に入ってから8月19日までに、解放軍と武装警察部隊は延べ120万人余りを出動させている。17の省・自治区で水害対策・災害救援活動に参加し、17万人余りの民衆を避難させ、3900カ所の堤防決壊と漏水事故を食い止めた。
また習主席は、下半期にも全軍の各活動をしっかりと進めるよう要求し、国防・軍隊建設の2020年目標・任務を断固として実現し、党と人民による各任務を断固として遂行するよう強調した。
さらに「憂患意識を強めボトムライン思考を堅持して、精力的に訓練に励むと共に、軍隊建設の『第14次五カ年計画』や政策制度改革などの重点活動では実効性を確保しなければならない。法に基づく軍隊統治、厳格な軍隊管理を堅持し、部隊の高度な集中・統一と安全・安定を確保することが必要である」と示した。
【中国ニュース】 8月20日(木)
主な内容:
・全国学生ロボット競技大会開催=杭州
・ファーストフート大手 中国で事業化拡大続く
・習総書記 安微省合肥市を視察
・中国 締約国としてATT大会に初参加
習主席「中国宝武馬鋼グループ」視察、長江デルタの一体化発展に貢献を
習近平国家主席は鉄鋼業従事者に対し、努力を重ねて長江デルタ地域の発展に多く貢献するよう激励した。
習主席は19日、中国東部の安徽省馬鞍山市にある「中国宝武馬鋼グループ」に赴いた。高温の中、生産現場や経営状況を視察し、労働模範者や労働者代表と親しく話を交わした。
馬鋼グループは新型コロナウイルス感染症の影響で操業停止を余儀なくされた。習主席は、操業・生産の再開を非常に重視しているとした。
<習主席>
「新型コロナウイルス感染症が猛威を振るった間、社会経済は全体的に影響を受けたが、馬鋼グループは比較的早く操業・生産を再開し、生産量と営業収入は前年同期の2倍増を実現した。これも我々の国有企業の強大な強靭性を示している。あなたたちは輝きを創造し強みを把握し、現在の企業の現代化発展の潮流に順応して、企業の改革発展の中で、特に長江デルタの一体化発展の中で、チャンスをつかみ勢いに乗って、長江デルタの一体化発展のために自ら貢献すべきだ」
中国における新型コロナウイルス感染症の流行は、多大な努力と犠牲を経て基本的には抑制されたため、経済は着実に回復している。
中国経済は感染症の発生による低迷状態から脱却し、第2四半期に成長を遂げた、と複数の指標が示している。
習主席が安徽省視察 洪水対策の第一線で戦う人々を慰問
安徽省を視察中の習近平国家主席は19日午後、合肥市肥東県の十八聯圩生態湿地遊水区の巣湖堤防の羅家疃区間を訪れた。巣湖の水量などの状況を視察するとともに、洪水対策の第一線で尽力した関係者や、先進的・模範的な貢献をした人々の代表、災害救助に出動した解放軍、武装警察部隊の将兵を労った。
習近平主席は「今日は皆さんを慰問する特別な視察だ。私は全国の洪水対策と災害救助の第一線で奮闘している同志たちに、心からの挨拶を申し上げる。多くの幹部と民衆、解放軍と武装警察部隊の将兵は、党と政府の要求に基づいて、困難や疲労そして連続的な作戦や犠牲も恐れずに、英雄主義精神を発揚した。これは、我々中華民族の一致団結して見守り合い助け合う人間愛を十分に体現している。あなた方の戦い、奮闘、堅持、努力のおかげで、我々は災害対策、水害対応、洪水防止の段階的勝利を常に得られている」と述べた。
習主席はまた、今回の洪水対応で殉職した陳陸氏、甘磊氏、帖克艶氏の親族を慰問。
習主席は「あなた方の家族は私たちの家族でもあり、祖国の人民の家族でもあり、私たちの心の中の英雄だ。中華民族が危機に遭遇した時、いつも彼らのような英雄が身を挺して立ち上がる。これは偉大な中華民族精神の体現で、皆が彼らを崇敬する。あなた方が彼らを最善の方法で記念し、自らの仕事、生活、健康を守り、英霊を安心させることを願う」と述べた。
習主席、安徽省馬鞍山市で生態園や鉄鋼企業を視察
習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は19日午前、安徽省の馬鞍山市を視察した。習主席はまず、馬鞍山市の「薛家洼生態園」を訪れ、長江の洪水の様子や沿線の総合整備、生態環境の保全および修復などの状況を確認した。 「薛家洼生態園」は長江の東岸に位置しており、かつては深刻な環境問題を抱えていた。馬鞍山市は2019年から、薛家洼を重点区域とする長江東岸の生態環境整備を展開、周辺は以前の汚染された状況から現在の絵のような美しい場所へと変貌を遂げている。
薛家洼を後にした習主席は、「中国宝武馬鋼グループ」へ赴き、企業の生産再開と経営状況を視察した。
「中国宝武馬鋼グループ」は我が国の超大型鉄鋼連合企業だ。前身は1953年に設立された馬鞍山鉄鋼工場で、2019年9月に長江デルタ地帯一体化の重大なプロジェクトとして、中国宝武鉄鋼と合併した。
習主席、安徽省・合肥でイノベーションの成果などを視察
習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は19日午後、安徽省の省都・合肥市を視察した。習総書記は肥東県にある「巣湖」の堤防で洪水状況を確認した後、洪水対策の活動に参加した解放軍、武装警察部隊の将兵らを労った。
午後には「安徽イノベーション館」や「渡江戦役記念館」を見学し、習主席は安徽省の科学技術面におけるイノベーションおよびベンチャー企業の発展状況に関する報告を聴取したほか、革命の歴史を振り返り、烈士たちを追悼した。
今年の6月、梅雨に入って以来、巣湖流域の水位は何度も記録を更新した。8月17日までに、巣湖のある合肥市は、およそ24万人を安全な場所に緊急避難させ、避難者すべての基本的な生活を保障している。
馬鋼グループ、中国鉄鋼史上多くの「初」を創出
習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は19日、中国東部安徽省馬鞍山市にある「中国宝武馬鋼グループ」に赴き、企業の生産再開と経営状況を視察した。「馬鋼グループ」は、中国の鉄鋼工業史上多くの記録を更新している。
「馬鋼グループ」は、中国の鉄鋼工業史上多くの記録を更新し、 多くの「初」を創り出している。初のタイヤ工場、初の高速線材圧延機、初の大型H形鋼生産ラインは、相次いで「馬鋼グループ」で誕生した。
「馬鋼グループ」は、中国の超大型鉄鋼連合企業だ。前身は1953年に設立された「馬鞍山鉄鋼工場」で、1958年には「馬鞍山鉄鋼製造会社」設立。1993年に株式制改革が実施され、1998年9月20日「馬鋼(グループ)株式会社」に改制された。
その後、「馬鋼(グループ)株式会社」は2019年9月に、長江デルタ地帯一体化の重大プロジェクトとして「中国宝武鉄鋼」と合併した。
現在「馬鋼グループ」は、4万8000人の従業員、2000万トンの鉄鋼生産規模を誇る。
習主席 安徽省を視察、災害対策の強化を要求
習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は18日、中国東部の安徽省を視察した際、災害対策の強化を要求した。
習主席は、阜陽市阜南県蒙窪洪水分流用貯水区域の曹集鎮利民村西田坡荘台を視察した。荘台は標高の高い所に建てられ、洪水防止の役割を果たす住宅地である。
きれいな街、整然と生活をしている住民の様子を見て、習主席は非常に喜んだ。
<習主席>
「われわれ中華民族は数千年にわたって災害と闘ってきた。愚公は山を移し、大禹は治水を行ったが、これからもわれわれは引き続き闘い続けていかなければならない。この闘いは自然の意志に逆らうのではなく、人間と自然の調和をよりよく実現し、自然の法則を把握した上で順応しなければならないのである。それに、災害への対応力を身につけなければならない」
習主席は淮河の水位や水量などを観察し、現地の洪水防止や災害救援、災害後の生産再開などの状況を視察した。
習主席はまた、被災した人々を見舞った。
【中国ニュース】 8月19日(水)
主な内容:
・北京と雄安 年内にも1時間交通圏に
・上海ブックフェアがライブコマースを活用
・習主席の安微視察 まずは王家灞水門へ
・林鄭長官 不当制裁でWTOに米提訴へ
【中国ニュース】 8月18日(火)
主な内容:
・南海で3カ月ぶりの漁解禁
・上海の動物園で動物たちに暑さ対策
・在ヒュースト中国総領事館員ら全員帰国
・TikTok関連の行政命令署名を批判
洪水多発地域の安徽省住民、洪水防止と災害救援および災害後の生産再開に貢献
中国東部の安徽省阜陽市阜南県という洪水被害が多発する地域に住む人々は、長年にわたって洪水防止と災害救援および災害後の生産再開などに大きく貢献してきた。
中国の地理上の南方と北方の境目となる天然の基準線としての淮河は、洪水防止の「風向計」とも見なされている。淮河の上流と中流の境界に位置する王家壩水門は、歴史的には洪水被害でよく決壊した場所である。1953年7月に竣工した王家壩水門は、13のゲートからなり、29.3メートルの水位安全を保証するように設計されている。王家壩水門は淮河本流蒙窪洪水分流用貯水区域の制御水門である。
王家壩水門の水位が29.3メートルに達し、引き続き上昇する場合、降水と水位の状況に応じて、適時に蒙窪洪水分流用貯水区域の使用を開始する。
7月20日、王家壩水門の水位は29.75メートルに達し、保証水位を0.45メートル超えた。淮河の洪水被害が危機的な状況に入った。
国家水害・干ばつ対策総指揮部の命令に基づき、王家壩水門の13のゲートがすべて開放された。王家壩水門の開放は13年ぶりで、使用開始後16回目となった。
水門開放による洪水の分流をするたびに、域内の住民は避難を余儀なくされ、農地は水没する。洪水分流貯水区域内の住民は、淮河本流の洪水の水位を下げ、中流下流地域の都市・産業・人々の生命と財産の安全を守るために大きな犠牲を払って貢献してきた。
1953年に建設された阜陽市阜南県蒙窪洪水分流用貯水区域の曹集鎮利民村西田坡荘台は、1991年に補強され、30.6メートルの安全な高台となっている。現在24世帯51人がここに住んでいる。
今年洪水を分流して以来、共産党の村支部と臨時支部などの組織は住民を率いて洪水防止・災害救援活動に取り組み、政策や方針の説明、清掃、生活必需品の確保、感染症関連の消毒作業、生産・災害救援、住民への慰問、船による生活必需品の供給とゴミの輸送などを展開してきた。
高台に駐在する医師が保健医療サービスの提供、医薬品の配布、慢性疾患の治療、水害発生後の感染症の発生防止などを担当していた。
洪水が次第に後退した今、村民たちは改めて作物の苗を植え替え、復旧と生産再開に身を投じている。
出稼ぎの都市部から故郷にもどった人によって2016年に設立された紅亮バッグ製造会社は、主に貧困家庭に就職の機会を提供し収入増を図る労働集約型で貧困脱却を目的とする職場である。97人の従業員のうち、貧困状態と認定されたのは48人。同社は主にスーツケース、ランドセル、ヘルメット、防護服などの生産販売と代理加工を行っている。
従業員が洪水分流の影響で高台に孤立したため、会社は15日間操業停止を余儀なくされたが、今は、生産経営活動がすでに回復している。
習主席 安徽省を訪ね、洪水防止と災害救援などの状況を視察
習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は18日、安徽省を視察した。
習主席は当日午後、阜陽市阜南県の王家壩水門などを訪れ、淮河の水位や水量などの状況を視察した。
習主席はまた、地元の住民と会い、現地の洪水防止と災害救援および災害後の生産再開などの状況説明を受けた。
安徽省は6月以降、降り続く雨による洪水被害と地すべりに見舞われている。
林鄭月娥行政長官、「中央政府が香港に対する支持に感謝、香港の将来に自信を持つ」
香港特別行政区の林鄭月娥行政長官は、中央政府が感染症対応の面で香港に対する強力な支援に感謝の意を表し、香港の将来に自信を持っていると表明した。
林鄭月娥行政長官は、中央政府が最も必要な時に香港に関心を寄せ、支持を与え、香港特区政府が困難を克服するのに役立つことに感謝した。
林鄭月娥行政長官はまた、香港が感染症との戦いに打ち勝って、経済と民生の回復に努めると述べた。
<香港特別行政区 林鄭月娥行政長官>
「中央政府は香港特別行政区に解决しなければならない問題があることを知っており、直ちに支援してくれた。ほとんどの香港市民は中央政府が感染症対応の面で香港に対する支持を与えてくれたことに非常に感謝しており、医療チームが香港に来ることを非常に歓迎している」
<香港特別行政区 林鄭月娥行政長官>
「香港特別行政区は中国の一部である。そのため、中央政府は香港市民のニーズ、解決しなければならない問題などをはっきり認識しており、関心を寄せ、支持してくれている。医療チームによる支援は今後の感染症予防抑制活動に非常に意義があると思う」
【中国ニュース】 8月17日(月)
主な内容:
・パンダ「新星」38歳に飼育下の世界最高齢
・中国初のデジタル銀行カード発行
・外交部「香港の地位は恩賜ではない」
・水土流失面積 8年間8%減少
消防士はペット病院に閉じ込められた愛犬を救出
消防士は16日に中国南西部の四川省で洪水に閉じ込められた多くの愛犬を救出するために急いだ。
洪水の浸水により 水位が急速に上昇して2階に達した。成都市のペット病院にスタッフと20匹以上の愛犬が閉じ込められた。地元の消防士が胸まで上がった浸水をわたり、犬を安全な場所までに連れて行った。
体型が大きい犬は消防士が抱っこしたり、背中を背負ったりしてゴムボートに移し、何度も往復して救助された。
作業から6時間後、消防士はペット病院のすべてのスタッフと動物を無事に安全な場所に避難させた。
7月下旬以降 大雨により中国の多くの地域で深刻な洪水が発生している。緊急管理当局によると、今年は6340万人以上が洪水の影響を受けた。13日の時点で合計219人が死亡または行方不明のままとなっている。
中国のペットケア産業急成長 サービス個性化
ペット業界が爆発的な成長を遂げている中国では、波に乗ろうとする企業が後を絶たない。こうした中、そそる新製品を発売したり、「新人」飼い主にサブスクリプションサービスを提供するなど、従来のペットショップに挑むオーナーも出てきた。
「Molly Box(魔力猫盒)」は、猫用グッズのサブスクリプション・コマース(定期購入型EC)サービスを手掛ける会社だ。創業者で最高経営責任者の居一氏は、自身もペット愛好家で、顧客が何を求めているのかをよく知っている。
「私たちの主要顧客層は、教育水準が高いホワイトカラーで都市で1日10~12時間働く若い世代だ。彼らにはデートやジムに行く時間はないが、やはり感情的なパートナーを必要としている」と居氏は述べた。
「Molly Box」の価格設定は、消費者の好みによって月額99元(約14.25ドル)から400元(約57.56ドル)まで様々だ。サービスはパーソナライズされており、特定のアレルギーを持つ猫に様々な食事の選択肢も提供する。
その名の通り「Box」の中には、猫を楽しませるおもちゃやおやつの他に、飼い主のためのグッズも用意されている。箱も中身も、写真撮影やソーシャルメディアにお誂え向きだ。
居氏は「Boxのデザインもカバーも、できるだけソーシャルメディアで拡散しやすいように考えている。我々が目指す主要パーフォーマンス指標は、Molly Boxと飼い猫をオンラインでシェアする顧客の割合だ」と語った。
ソーシャルメディアは新しい顧客を呼び込む最も手頃な方法で、Molly Boxは最大限に活用していると言う。新しいユーザーがアクセスするよう、他のブランドとのコラボレーションBoxを出し、ソーシャルメディアで投稿を共有させるためにペットフレンドリーのKOL(キーオピニオンリーダー)を起用する。この戦略はこれまでのところ上手く機能している。Molly Boxは発売からわずか3年で、32万人の猫好きユーザーを有するまでになり、毎月2万人ほどの新規顧客を獲得している。
都市化の推進と所得の向上は、より多くの人がペットを飼うことを意味するという居氏。中国のペット市場の成長に不安は全くないというが、同意する専門家も多い。
経営戦略コンサルティング会社ローランド・ベルガーのパートナー、張強氏は「中国のペット市場価値は現在約2000億元となっている、今後5年間は毎年5%のペースで成長する見込みだ」とし「2025年までに市場規模は2倍になるだろう」と述べた。
しかし、中国のペット業界は分散化しており競争も激しい。張強氏は、Molly Boxのような会社が成功し続けるには課題があると考えている。
「最も重要なのは消費者のニーズをどのように満たすかだ。消費者が関心を持っているのは、プロフェッショナルな企業なのかどうか、そして製品やサービスの品質がよいかどうかだ」と張氏は語った。
Molly Boxの今後について居氏は、ペット保険やペットヘルスケア、さらにはペットの遺伝子検査などの追加サービスを提供する計画だ。可愛いペットがちゃんとケアされているかを確認できたり、飼い主がソーシャルメディアでシェアしたくなるようなサービスを提供していくと語った。
南中国海で漁解禁 広東省各地で「開漁祭」
南中国海の禁漁期が明けた16日、広東省では伝統的な「開漁祭」が行われた。漁民の船上作業や大海原への出航が始まり、観光も再開して客足が伸びている。
広東省陽江市の「開漁祭」は、獅子舞など地域の特色溢れるパフォーマンスが披露され、夏の恒例イベントにもなっている。「開漁祭」は地域の文化の伝承と発揚に役立つだけでなく、地元の観光業の発展も促進している。
広東省農業農村庁漁業発展処の于培松処長によると、「開漁祭」は地元の漁民たちが伝統的な民俗をもとに練り上げたもので、漁民たちの海への畏敬と安全な航海、豊漁への期待が込められている。
汕頭市では、16日正午12時に千隻余りの漁船が帆を上げて出航の準備を整えた。3カ月半の禁漁期を経て待ちに待った解禁日の初出航となり、漁民たちの期待と意気込みはいやがおうでも高まっている。
出発前、漁民たちは網と漁具を整理し、漁船を点検、タービンを回転させ、必要となる生活品をチェックするなど最後の準備に余念がなかった。
地元の漁民、成さんは「防護用品、氷、漁網など準備は完璧だ。私たちは国の規定に基づき12時ちょうどに海に出る」と述べた。
湛江市では、5日間にわたる「2020年湛江開漁祭」の開幕式が行われた。
開幕式では、地元の特色に富んだ多種多様な魚介類が紹介され、「人龍舞」「魚灯舞」など無形遺産に数えられる湛江市ならでは伝統芸能が披露された。海の幸と風情あふれる舞踊で、観光客らは沿海都市湛江の美しさにすっかり魅了されていた。
正午12時、汽笛の音が鳴り響く中、100隻以上の漁船が漁場に向かって出航した。岸壁では数百人の市民や観光客らが、漁民たちの航海と漁が順調であるよう祈りを込めながら漁船を見送った。
中国初「デジタル銀行カード」発行
中国で初となるデジタル銀行カードが15日に発行された。
このデジタル銀行カードは、中国の銀行間決済ネットワーク「銀聯(ぎんれん)」と、ネット銀行「百信銀行」、インターネット検索最大手「百度(バイドゥ)」の共同発行。デビットカードとクレジットカードの機能を兼ね備えており、初期設定の利用限度額は5万元以内となっている。
<百信銀行頭取補佐 徐磊氏>
「百度(バイドゥ)のアプリで管理できるので、銀行カードを紛失する心配もなく、いつでもどこでもアプリを通して操作することができる」
物理的なカードではなく、完全にデジタルネットワーク上に存在するものなので、セキュリティ面でも、より多くの予防措置が取られている。
<百信銀行頭取補佐 徐磊氏>
「パスワード、メール通知など一般的な手段に加えて、強力な不正防止システムが設置されている。ユーザーの使用習慣とパフォーマンスによって、もし異常が発生した場合はアカウントが凍結される」
口座開設なども全部オンラインで完結する。ただ、現金が必要になった場合は銀行の窓口で引き出す必要がある。
「緑水青山こそ金山銀山」理念から15年、習主席はエコ文明建設を推進
15年前の8月15日、当時浙江省党委員会書記だった習近平氏は省内にある安吉余村を視察した際、「緑水・青山こそ金山・銀山(宝の山)」と初めて提唱した。あれから15年が過ぎ、この重要な理念は日増しに人々の心に浸透し、中国のエコ文明建設が着実に推進され続けており、グリーン発展の形とグリーンなライフスタイルは人々の暮らしに深い影響を与えている。
<習主席>
「生態資源はここの最も貴重な資源である。最も美しく、最も貴重なものを守るために、それらを破壊することを自粛すべきである。緑水・青山も金山・銀山も持ち続けるために、昔の間違った道を二度と繰り返さないようにしなければならない。実は、緑水・青山こそ金山・銀山(宝の山)である」
2012年、中国共産党第18回全国代表大会では、「エコ文明建設」を経済建設、政治建設、文化建設、社会建設とともに、中国の特色ある社会主義の「五位一体」の全体配置に組み入れられた。
<習主席>
「停滞や後退には活路がないので、改めなければならない。我々は勇気を出して、困難を一つずつ乗り越え、進んで急流を渡ろう」
<習主席>
「輝かしい中華大地は、人と自然の調和を求める中華民族の崇高な追求を作り出し、美しい中国を建設することはすでに中国人民の長期的な奮闘目標となっている」
<村民>
「旅行に来た人がますます多くなって、観光による収入も多くなっている。私たちは山や森を守ることに非常に積極的な態度を持っている。青山は多ければ多いほど、たくさん儲かることになる」
現在の余村は、生態系を修復した後、観光業の発展に力を入れている。2019年、村全体の経済総所得は2億7000万元余となり、1人当たりの所得も5万元近くに達し、小康(ややゆとりのある暮らし)建設プロジェクトのモデル村として知られるようになった。
<習主席>
「自然の法則を尊重してこそ、自然資源を開発し利用する時に誤りを犯すことを避けることができる。このことを肝に銘じ、実践の中で貫徹しなければならない」
<習主席>
「時が立つのは本当に早いもので、当時の状況は今でも鮮明に覚えている。今までに成し遂げた成果はこの道が正しいことを証明しているのだ。だから、我々は持続可能な発展を堅持しなければならない」
習主席は生態保護の強力な擁護者である。2017年には学生たちと一緒に植樹し、このたゆまぬ努力に参加するよう励ました。
<習主席>
「人が良い環境の中で生活すべきだ。これは私たちの努力の方向でもある。年を逐って、世代から世代へと継いで、頑張っていくべきである」
第18回党大会が開催された後、汚染防止の堅塁攻略が3大堅塁攻略戦の一つに位置付けられており、エコ文明体制の改革が推進されつつある。「緑水・青山こそ金山・銀山」という理念は、社会全体に共有された認識になっただけでなく、世界のエコ文明建設にも重要な貢献を果たしている。
2019年には、中国の生態環境保護が進展し、大気、地表水、海洋の質がだいぶ改善されている。
環境保護に関する報告書によると、2019年に中国の地級市以上の337都市で大気の状態が優良だった日数の割合は82%に達し、157都市が大気質の基準を満たした。・・・・・・
中国科学技術協会「20重大課題」公表、新型コロナや重力波など
中国科学技術協会(CAST)は15日、中国東部の青島市で開催した第22回年次総会の閉会式で、科学技術と産業発展の重要な鍵となる今年度の「20重大課題リスト」を公表した。
「コロナウイルスが種を超えて伝染する生態学的メカニズムとは何か」「重力波で宇宙の奥義をいかに明らかにするか」「腫瘍治療において新型免疫細胞を生かした新たなアプローチと技術をいかに開発するか」などの課題を含め、生命科学、理学、医学健康、生態環境、情報科学技術など12の分野の科学問題や工学技術難題が取り上げられた。
中国工程院の杜祥琬院士は「科学問題と工学技術難題を判別することは、科学技術強国の建設を進めるのに重要な戦略的意義を持つ」と述べた。
2018年以来、中国科学技術協会は100以上の科学問題と工学技術難題を求め、発表してきた。
中国人民銀行「人民元は国際通貨システムの中で安定した地位を維持」
中国人民銀行(PBOC)は14日、「人民元の国際化に関する年次報告書」を発表し、人民元は国際通貨システムの中で安定した地位を維持していると表明した。
報告書によると、人民元の国際化は前向きに進んでおり、クロスボーダー使用が迅速に増えている。2019年、人民元のクロスボーダー受払額は前年比24%増となった。
人民元は国際通貨基金(IMF)加盟国が保有する準備資産の通貨構成の中で5位を占め、2016年よりも0.88%ポイント高くなった。
一方、国際外国為替取引における人民元の市場シェアも2016年より0.3ポイント上昇した。
人民元の支払い機能は絶えず強化され、国際通貨システムの中で安定した地位を維持している。
中国のキーワードを習おう その4「人民至上、生命至上」
2020年、突如発生した新型コロナウイルス感染症は中国の経済と社会発展に厳しい試練をもたらした。感染封じ込めの重要な時期に、習近平国家主席は自ら指揮し、対策を講じ、終始「人民の生命を第一に考える」という核心的な原則を堅持してきた。
感染症の流行が最も深刻な時であっても、習主席が5月の第13期全国人民代表大会(全人代)第3回会議で述べたように、人民の生命を何よりも優先に考え、最も大切にするという明確な目標と協調的な努力が一貫してとられてきた。
<習主席>
「中国共産党の基礎は人民にあり、血脈も人民にある。人民を中心とする発展理念を堅持し、どれだけ大きな試練と圧力に直面しても、どれだけ大きな代価を払おうとしても、この理念は終始変わらず、揺らぐことはない。人民至上(人民を第一に)、生命至上(人民の生命を第一に)、人民の生命、安全、健康を守るためなら、一切の代価を惜しまない」
「人民至上」の理念は悠久の歴史があり、中華文化に根差している。古典書籍の『淮南子』(紀元前2世紀)には「治国有常、而利民為本(国を治める上で変わらないルールがある、根本的に人民に幸福をもたらさなければならない)」という言葉がある。
五経の一つで古代中国の政治哲学の古典『書経』(『尚書』)には、「民惟邦本、本固邦寧(人民は国の根本であり、根本が強固なものであれば、国は安定する)」という言葉がある。
今日の中国人民は、政府はまさにこれを成し遂げているとし、危機の時に人民を第一に考えていると言っている。
ある北京市民は「病人を待たせず、一人一人の治療を急ぎ、一人一人の命を大事にするという理念は『人民至上』を十分に物語っている」と話した。
中国在住の外国人は「北京政府の感染第2波への対応を目の当たりにした。迅速に対応したことが印象深かった」と話した。
中国共産党中央党学校国家行政学院の戴焔軍教授は「中国共産党は成立した日から、中国人民の利益の忠実な代表者となっている。われわれの各業界には一つの理念がある。それは、『人民至上』である」と述べている。
中国は人民の命の安全や身体の健康のためなら、いかなる代価をも惜しまない。新型コロナウイルスの感染爆発時の対応が証明している。最も重要なときに、全国各地と軍隊から346の医療チーム、計4万2600人の医療従事者が中国国内で最も深刻だった湖北省に赴いて支援した。中国トップとされる「院士」が率いる10のトップ医療チームが感染症対応の最前線で戦った。重症の集中治療に携わる全国の主力医療従事者の10%近くが相次いで最前線に立ち、新生児から高齢者まで、全ての命を全力で治療し、一人一人の命を必死に守った。
新型コロナウイルスから完治した湖北省の翟万芳氏(87)は「医師も看護師も栄養士もみんな、とても親切でよく面倒を見てくれて、懸命に治療してくれた。皆さんのおかげで具合はだいぶよくなった」と述べた。
翟氏の回復は習主席にも深い印象を残した。5月に開催された全人代で、習主席は翟氏の医師である羅傑氏に次のように語った。
「羅医師が87歳の感染者を治療する様子をテレビで見た。当時は十数人の医療従事者がいたよね。その感染者のために特別な医療チームを作り、最終的に完治という成果をあげたことに感銘を受けた」・・・・・・
【ウィークエンド+】8月15日(土)中国経済は第3 第4四半期に高い成長率を達成へ
ピックアップ
✩ 野生のトキ新たに数十羽 中国北西部の陝西省で発見
✩ 3Dプリントの雲岡石窟、「世界を歩く」第一歩を踏み出す
✩ 中国経済は第3 第4四半期に高い成長率を達成へ
✩ 動物たちが快適に夏を過ごす 動物園の暑さ対策
ニュースフラッシュ
✩ 「香港の立法会選挙延期は合理的かつ合法的」、海外学者が支持
✩ 中国 デジタル人民元の試験的運用を展開
✩ 日本の第二次世界大戦の無条件降伏75周年を記念するための平和大会 南京で開催
✩ 北京新発地卸売市場 段階的に再開
オランダの動物園で誕生したパンダの赤ちゃん 名前は「梵星」に
オランダのアウウェハンズ動物園は14日、生後100日を迎えた赤ちゃんパンダが「梵星」と名付けられたことを発表した。
今年5月1日、オランダで暮らしているジャイアントパンダの「武雯(ウーウェン)」が赤ちゃんを出産した。これはオランダ在住のジャイアントパンダの初出産となる。中国の慣習によると、新生児は生後100日に名付けられる。
ネットで行われた名前募集アンケートで、「梵星」は22000票を得て、5つの候補名から選ばれた。「梵」はオランダの有名な画家ゴッホの中国語訳「梵高」から、「星」はパンダの父親の「星雅(シン・ヤ)」からそれぞれ一文字を選んで組み合わせた名前で、希望と方向を意味している。また、中国語では、「梵星」の発音は「繁星(無数の星)」と同じで、ゴッホの作品に星をテーマにする絵が多くあることにもちなんでいる。
動物園側によると、赤ちゃんはまだ歩けず、母の「武雯」と一緒に出産室で暮らしているという。また、「梵星」は今年10月に初めて一般公開される予定だ。
「星雅」と「武雯」は、2017年4月に中国からオランダに渡り、レノン市にあるアウウェハンズ動物園に入居し、15年間のオランダ生活を始めた。
中国のキーワードを習おう その3
習近平国家主席は、「二羽の鳥論」を用いて我が国の経済改革を表している。成長の原動力の転換を「騰籠換鳥」に、ハイレベルで革新的な技術の実現を「鳳凰涅槃」に例え、新しい原動力を見つけ出し、質の高い発展を推進していく重要性を強調している。
中国共産党浙江省委員会書記時代の習近平氏は、「二羽の鳥論」を提起し、低レベルで不必要なプロジェクトと企業を一掃し、戦略的な新興産業や新たなメカニズムと成長モードを導入するなどにより、産業のアップグレードと最適化を図り、イノベーション主導の成長モードに転換し、グリーンでハイレベルな発展を実現していくと強調した。
この理論をまとめた書籍『之江新語』(『習近平 中国・浙江省発展のための新理念』)で、習近平氏は成長の原動力の転換を「騰籠換鳥」に、経済構造の再構築を「鳳凰涅槃」に例えた。
2018年3月、第13期全国人民代表大会会議に出席した習主席は、イノベーションによる実体経済のパターン転換と新興産業の育成強化を強調した。
<習主席>
「『騰籠換鳥』『鳳凰涅槃』とは、『之江新語』の中で述べ、新旧の原動力の転換を指す言葉である。良いものをさらにレベルアップさせ、構造を調整してグレードアップする。『鳥籠の中の古い鳥を取り出して、新しくて良い鳥を入れる』という意味である。しかし、古い鳥を出しっぱなしで、新しい鳥も入れず、空のままにしてはいけない。そのため、受け継ぐことが重要なのである」
中国中央テレビ(CCTV)の楊禹評論員は、経済発展において、平穏なモデルチェンジが安定した成長を実現するためのカギであり、鳥籠が空の状態になるのを避けるべきだと述べた。
<中国中央テレビ 楊禹評論員>
「暮らしの中の『騰籠換鳥』というのがあるが、鳥籠を変えるのではなく、その中の鳥を変えるのである。しかし、経済における『騰籠換鳥』は鳥籠も鳥も変えることを指す。鳥籠をより大きくし、古い鳥がいながら新しい鳥を育てる。そのうえで古い鳥の行く先を決める。鳥籠が空の状態になるのを避けるためである。今日の中国経済が未曾有の圧力に直面する中、習総書記が改めて述べた2つの言葉は、産業のグレードアップと高品質の発展を目指し、『騰籠換鳥』『鳳凰涅槃』を堅持し、困難な時こそ新しい局面を切り開き、変化に直面する時こそ新しい機会を育むことを指摘している」
【中国ニュース】 8月13日(木)
主な内容:
・500強の中国企業数が米を超える
・20年中国人資産運用報告発表
・習総書記が食品浪費の制止を強調
・香港立法会の運行継続が可決
【中国ニュース】 8月14日(金)
主な内容:
・US北京 来年春にテストオープン
・河南省の免税消費 7月は2.4倍増
・各国との協力がさらに拡大へ
・中国の高鉄2035年までに7万キロへ
商務部、中国企業に対する制限措置と差別的やり方をやめるよう米側に促す
中国商務部の任鴻斌部長補佐は13日の記者会見で、中国企業に対する制限措置と差別的なやり方をやめるよう米側に促し、難関を乗り越えていくために、米国が中国と共に努力することが必要だと指摘した。
また、中米双方が今年1月に調印した第1段階経済貿易協定は、両国だけでなく世界にも有利であり、双方が共同で協定の全面的実施に向けて取り組んでいくべきだと強調した。
<商務部 任鴻斌部長補佐>
「今年1月に中米双方が第1段階経済貿易協定に調印して以来、中国は第1段階協定を真剣に履行し、関連部門は協定の履行に取り組んでいる。新型コロナウイルスによる影響や中国に対する輸出規制の厳格化など制限措置の実施は、一部の商品やサービスの輸入に一定の影響を与えている」
また、中米両国が15日、第1段階貿易協定の履行状況などについてビデオ会議を行うことに対し、中国は、米国が協定の履行に向けて条件を整えることを期待していると表明した。
<商務部 任鴻斌部長補佐>
「現在の情勢の下で、双方は共に努力して協力を強化し、難関を乗り越えていくべきだ。米国側が中国企業に対する制限措置と差別的なやり方をやめ、第1段階経済貿易協定の履行に向けて条件を整えることを期待している」