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【夢を紡いで #3】松浦芳子~西部、三島、持丸、何倍もの密度で人生を生きた男達 / グレンデール訪問で伝えた日本の心[桜H30/2/2]
あらゆる文化を柔軟に取り入れながら、伝統の核を失うことなく、独自の文化として熟成させてきた日本。 我が国のその受容性を軸に、「世界の文化が輝き、溢れ、交流する国」を目指す活動も展開している参議院議員・中山恭子が、日本を初め世界の文化や思想の真髄を知る識者や、各界で活躍する人々を招き、共に夢を紡いでいきます。
司会:中山恭子(参議院議員)
ゲスト:松浦芳子(東京都杉並区議会議員・日本児童文化教育研究所副理事長)
※チャンネル桜では、自由且つ独立不羈の放送を守るため、『日本文化チャンネル桜二千人委員会』の会員を募集しております。以下のページでご案内申し上げておりますので、全国草莽の皆様のご理解、ご協力を、何卒宜しくお願い申し上げます。
http://www.ch-sakura.jp/579.html
◆チャンネル桜公式HP
http://www.ch-sakura.jp/
【実況初心者】 徒然草 part7 【頑張ってみた】
すごい開いてしまいました… ううっ エンカウント率が高い!助けて王子! part6⇒sm7830812 マイリス⇒mylist/13173063 part8→sm7949743
【くずし字】徒然草 石清水を拝まざりければ【Kuzushiji】Essays in Idleness
同志社大学図書館荒木英学文庫の元文二年版本『徒然草』から、「石清水を拝まざりければ」の章段(52段)をくずし字で読みます。
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【初心者向】くずし字勉強法【ひらがな】
https://youtu.be/4Z0GPqjMJ8s
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【今回読んだテキスト】
つれつれ草 2巻
荒木文庫
刊本 菊屋喜兵衛 元文2 [1737]
同志社大学デジタルコレクション 29コマ
https://dgcl.doshisha.ac.jp/digital/collections/MD00000656/?lang=0&mode=0&opkey=R167687514943441&idx=1#?c=0&m=0&s=0&cv=28&r=0&xywh=1960%2C828%2C4757%2C2324
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【参考文献】
永積安明校注訳(1995)『徒然草』(新編日本古典文学全集44)
安良岡康(1967)『徒然草全注釈 上巻』(日本古典評釈・全注釈叢書)角川書店
桑原博史(1977)『徒然草の鑑賞と批評』明治書院
三木紀人(1982)『徒然草(ニ)全訳注』講談社学術文庫
稲田利徳(2008)『徒然草論』笠間書院
島内裕子(2010)『徒然草』ちくま学芸文庫
久保田淳校注(2016)『徒然草』(新日本古典文学大系 39)岩波書店
宮下拓三(2021)『徒然草全読解 : 助動詞の徹底考察にもとづく新評釈』右文書院
河北騰(2013)『今鏡全注釈』笠間書院
能勢朝次 著『徒然草』,研究社,昭和23.
国立国会図書館デジタルコレクション
https://dl.ndl.go.jp/pid/1129773/1/128
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nc296199
OtoLogic
花は盛りのみか 『徒然草 気まま読み』#97
今回扱うのは、第百三十七段。
冒頭部分のみ紹介すると…
花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは。雨にむかひて月を戀ひ、たれこめて春のゆくへ知らぬも、なほあはれに情ふかし。咲きぬべきほどの梢、散りしをれたる庭などこそ見どころおほけれ。
徒然草の中でも最も長文の一段。
その内容も、徒然草全体のエッセンスともいうべきものとなっている。
花は盛りのときだけを、月は曇りなく輝いているときだけを見るものだろうか?いや、決してそうではないという、兼好法師の美意識が存分に語られる。
そして終盤ではややいきなりテーマが変わり、兼好法師の死生観が語られる。
誰も死から逃れられるものはない。いま生きているのは偶然であり、若くても強くても、死は不意にやってくる。
ひたすら死から目を背ける生命至上主義の現代人は、これをどう読むのだろうか?
スーパーマリオサンシャイン実況 part20【ノンケのマリオゲームツアー】
い お盆がタイミング的に思いっきり次の投稿予定日にかぶっているので、次の投稿は来週の土曜日になってしまうのですが、さすがにまずいと思うのでできれば14日に投稿できるよう尽力します。
実況8周年記念放送について(お便り募集中)⇒ar1633043
【今回の縛り】特になし ※15年ほど前にクリアしたことがありますが、さほど覚えていません。
ニコニコの有料チャンネル:ch.nicovideo.jp/ultimatenonke
Youtubeでも早期投稿中!:https://www.youtube.com/channel/UC9HK-1P7Kk91kT6caI-mSmA
twitter→ ID:@ultimatenonke
マリオサンシャイン part19→sm33628819 part21→sm33681076(毎週火曜、土曜予定) mylist/62159155
過去の投稿動画一覧①→mylist/28353385 ②→mylist/28347387
メール:[email protected]
生放送用コミュニティ:co461109
【実況初心者】 徒然草 最終回 【頑張ってみた】
なんだここ
長いぞ!!! part11⇒sm8042728/マイリスmylist/13173063/
玉は淵になぐべし 『徒然草 気まま読み』#75
今回扱うのは、第三十八段。
冒頭部分を紹介すると…
名利に使はれて、靜かなる暇なく、一生を苦しむるこそ、愚かなれ。
財(たから)多ければ身を守るにまどし。害を買ひ、煩ひを招く媒(なかだち)なり。身の後には金(こがね)をして北斗を支ふとも、人の爲にぞ煩はるべき。愚かなる人の目を喜ばしむる樂しび、又あぢきなし。大きなる車、肥えたる馬、金玉の飾りも、心あらん人はうたて愚かなりとぞ見るべき。金は山にすて、玉は淵になぐべし。利に惑ふは、すぐれて愚かなる人なり。
この段には、兼好法師の極めてラジカルな面が表れている。
そこには、序に「徒然なるままに」というような、することもなく手持ち無沙汰だから書いているといった感覚とは全く異なる、尖った若々しい感性がある。
そしてそれは、真に人生を大切に考え、人生を輝かせることを阻んでいるのは何なのかということを真剣に考えたからこそ到達した心境なのである!
嘘をめぐる十タイプ 『徒然草 気まま読み』#9
今回扱うのは、第百九十四段。
嘘をつかれた人は、その時どんな反応を示すか?
兼好はそのリアクションを、10の類型に分類している。
その観察力、分析力はさすがという他ないが、もしかして、ここに出てくる「嘘つき」は兼好で、兼好自身が人に嘘をついてみて、その反応を観察していたんじゃないかという疑念も。
それはともかく、いろんな人の反応の様は、今でもありそうで笑ってしまう。
達人の人を見る眼は、少しも誤るところはない。
【実況初心者】 徒然草 part11 【頑張ってみた】
光明が見えてきた!
本編?に戻ります
part10⇒sm8042387/マイリスmylist/13173063/part12⇒sm8070407
【実況初心者】 徒然草 part3 【頑張ってみた】
ユニコーン(一角獣?)が敵だなんて… part2⇒sm7444371 マイリスmylist/13173063 part4⇒sm7522809
水野翠一人合作 (スシロー開催記念)
祝☆SSレア実装!
【ご報告】
https://bit.ly/3l720W2
https://bit.ly/2EiwGmt
(以上2020/08/22追記)
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デレマス関連では初投稿です。次の総選挙に向けて翠さんのダイマに、、、なるのでしょうか?
それにしても地元ネタばっかりになってしまった。
追記1:動画の解像度を1280×720で作成したので、環境によってはZenzaWatch推奨です。
追記2:ぴっきー様、左曲がり3様、総合3195様、井手正太郎様、広告ありがとうございます!
本動画の作成にあたり、LEO様制作の「アイマス一人合作制作補助キット」を使用させていただきました。誠に感謝を申し上げます。(sm31207411)
【実況初心者】 徒然草 part8 【頑張ってみた】
あえてカットしないという荒業なんです しかし大変だった… part7⇒sm7888559 マイリス⇒mylist/13173063 part9⇒sm8005965
季節の移り変わり 『徒然草 気まま読み』#83
最初は、徒然草とは関係ないけれども『新しい公民教科書』の宣伝から。
「新しい歴史教科書をつくる会」による検定合格本教科書の市販本が5月20日、自由社から発売された。
中学生だけではなく、政治家を含む大人たちが知っておかなければならない政治と社会の仕組みを学ぶ初めての教科書。
文科省は教科書検定において、検閲といっていいほどの過酷な検定意見をつけてきた。市販本の巻末には「特別報告」として、執筆者による論考と実際の検定意見、検定で全面削除された原文を掲載。現在の文科省がどうなっているのかを知るにも最適の書となっている。
そして今回扱うのは、第十九段。
冒頭だけ紹介すると…
折節の移り変わるこそ、物ごとに哀れなれ。
「物の哀れは秋こそまされ」と、人ごとに言ふめれど、それも然(さ)るものにて、今一きは心も浮きたつものは、春の景色にこそあめれ。鳥の聲などもことの外に春めきて、のどやかなる日かげに、垣根の草萌え出づる頃より、やゝ春ふかく霞みわたりて、花もやうやう氣色(けしき)だつほどこそあれ、折しも雨風うちつゞきて、心あわたゞしく散りすぎぬ。青葉になり行くまで、萬(よろづ)にただ心をのみぞ悩ます。
兼好法師にとっての春夏秋冬それぞれの季節の魅力が、美しい調べで綴られる。
それは既に古典に何度も書かれていることで、全く目新しいことではないけれども、それでもかまわないから書く! という割り切り方も面白い。
文章から情景がありありと伝わってくる描写など、ぜひ原文で味わっていただきたい一段。
【実況初心者】 徒然草 part4 【頑張ってみた】
くっクマじゃ… あれはクマ!クマくまくまくまくまくまpart3⇒sm7491705 マイリス⇒mylist/13173063 part5⇒sm7648925
酒乱に気をつけろ 『徒然草 気まま読み』#84
今回扱うのは、第八十七段。
結論は、最初の一行。
下部(しもべ)に酒のまする事は心すべき事なり。
下僕に酒を飲ませる時には、注意しなければならない。
これに続いて、その結論に至らしめるエピソードが語られる。京に住む具覺坊という遁世僧、宇治の親戚のところへ行くための迎えの馬が遣わされてきたので、長い道中のこととて、気を利かせたつもりで馬の口取りの男に酒を一杯勧めた。
ところがこの男、ちょいと一杯のつもりがぐいぐいやり出し、しかもとんでもない酒乱だったものだから、本当にシャレにならないことになってしまう…
お酒を勧めるなら、まず相手をよく見てからにしましょう!
【実況初心者】 徒然草 part2 【頑張ってみた】
ついにバトル! しかし、元ネタが分からない私たち…シューが可愛い part1⇒sm7425031/part3⇒sm7491705/マイリスmylist/13173063
【実況初心者】 徒然草 part5 【頑張ってみた】
更新遅れました 申し訳ないです… 前⇒sm7522809 マイリス⇒mylist/13173063 part6⇒sm7830812
神社のすすめ 『徒然草 気まま読み』#90
今回扱うのは、第二十四段。
全文を紹介すると…
齋王の、野の宮におはします有樣こそ、やさしく、面白き事の限りとは覺えしか。「經」・「佛」など忌みて、「中子(なかご)」、「染紙(そめがみ)」などいふなるもをかし。
すべて神の社こそ、捨て難く、なまめかしきものなれや。ものふりたる森の景色もたゞならぬに、玉垣しわたして、榊木に木綿(ゆふ)かけたるなど、いみじからぬかは。殊にをかしきは、伊勢・賀茂・春日・平野・住吉・三輪・貴船(きぶね)・吉田・大原野・松尾(まつのを)・梅宮(うめのみや)。
法師である兼好が、神社を褒めているというところが面白い。
しかも、最後に特によい神社を列挙していて、それがかなりの数に上っている。
果して、兼好は神社のどこにそんなに惹かれたのか?
そして、この時代の仏教と神社の関係性は?
などなど、興味深い話が登場!
徒然草の謎『徒然草 気まま読み』#1
新番組登場!
古代を代表する古典・古事記に続いて取り上げるのは、中世を代表する古典・徒然草。
その著者・兼好法師は長いこと「吉田兼好」と称されていたが、実は、本当は「吉田」ではなかったということが、今では定説になっている!
ではなぜ「吉田」になっていたのか?
さらに今回は、最も有名で「徒然草」の書名のもとにもなった序段を取り上げる。
あっちへ行ったりこっちへ行ったり、気ままに読みたい段から読み解く徒然草。
どうぞ気ままにお楽しみください!
伊勢から上京した鬼 『徒然草 気まま読み』#35
今回扱うのは、第五十段。
一部を紹介すると…
應長のころ、伊勢の國より、女の鬼になりたるを率て上りたりといふ事ありて、その頃二十日ばかり、日ごとに、京・白川の人、鬼見にとて出で惑ふ。「昨日は西園寺に參りたりし、今日は院へ参るべし。たゞ今はそこそこに」など云ひあへり。まさしく見たりといふ人もなく、虚言(そらごと)といふ人もなし。上下(かみしも)たゞ鬼の事のみいひやまず。
前回に続いて、現在の「都市伝説」を思わせる話。
伊勢から女の鬼を連れて京に上った者がいるという噂がたち、噂が噂を呼んで、京の都は騒然。
珍しいものが見れると「鬼見」に繰り出す人もいて…
前回お見せできなかった「猫又」の絵や、「鬼」のイメージの変遷がわかる絵などもお目にかけます!
【実況初心者】徒然草 part1【頑張ってみた】
はじめまして!実況初心者頑張ってみました。画質、音質共に悪いかもしれませんが初心者だし・・・と思って許してください><よろしくお願いしまーす part2⇒sm7444371
拙きものは女なり 『徒然草 気まま読み』#21
今回扱うのは、第百七段。
今だったら炎上必至?の、凄まじい女性論。
まず前半では、京都の朝廷に務める男たちの間では、女性からの評価や視線が非常に重んじられているという状況が記される。
それを受けた後半で、兼好は女性とはどういうものであるかについて、ボロクソに語っていく。
「すなおならずして、拙きものは女なり」と、ものすごい断言。返す刀で、そんな女の歓心を買おうとする男も斬って捨てている。
一体何があった、兼好!?
そこまで言う理由が、最後にちょっとほの見えて、兼好法師のまだ悟ってなさそうな人間像が浮かび上がる。
【実況初心者】 徒然草 part9 【頑張ってみた】
今回は頭を使った?トラップorz part8⇒sm7949743/マイリスmylist/13173063/part10⇒sm8042387
孤独こそ良い 『徒然草 気まま読み』#26
今回扱うのは、第七十五段。
つれづれわぶる人は、いかなる心ならむ。紛るゝ方なく、唯一人あるのみこそよけれ。
この冒頭部分に、言いたいことが凝縮されている。
孤独で退屈な状態でいることを嫌がる人は、どういう心境なのだろう、その気が知れない。たった一人でいることこそがいいのだと兼好は言う。
世に従い、人に交われば、それに迎合し、自分自身を失うというのである。
兼好はその生き方を貫き、自分を通したからこそ『徒然草』を後世に残した。
兼好の生きた時代ですら、このようなことを批判しなければならなかったのである。
それならば、SNSによって、とにかく人と繋がりたい、人の評価を受けたいという意識が強迫観念にまでなっているような現代を兼好が見たら、一体何を思っただろうか…?
里芋好きの智者 『徒然草 気まま読み』#96
今回扱うのは、第三十段。
冒頭部分を紹介すると…
眞乘院に、盛親僧都(じょうしんそうず)とて、やんごとなき智者ありけり。芋頭(いもがしら)といふ物を好みて、多く食ひけり。談義の座にても、大きなる鉢にうづたかく盛りて、膝もとにおきつゝ、食ひながら書をも讀みけり。煩ふ事あるには、七日(なぬか)、二七日(ふたなぬか)など、療治とて籠り居て、思ふやうによき芋頭を選びて、ことに多く食ひて、萬の病をいやしけり。人に食はすることなし。たゞ一人のみぞ食ひける。
仁和寺・眞乘院の盛親僧都という人の話。
冒頭から「やんごとなき智者」という、最大級の賛辞で紹介されているのだが、なぜだかこの人が「やんごとなき智者」であることを表す具体的な話はその後一切登場しない。
出てくる話は、どう見ても奇行としか言いようのないエピソードばかり。
それでも奇人変人ではなく、「やんごとなき智者」なのだという。
逆に、これだけの奇行をしていても人々に一目置かれているということ自体が「やんごとなき智者」の証なのか?
なんとも不思議な印象を残す一段。
【2ch】本当に危ないところを見つけてしまった… 第伍話
区らしきの消失と566の推理
第肆話→sm17533172 第陸話→sm17648418 第零話→sm17063824 マイリス→mylist/30605159
話やBGMの推薦はこちらに→http://kariokiba08.blog.fc2.com/
12年5月6日20時 2525再生達成
13年4月14日9時 10000再生達成
「事を成し遂げるには」徒然草気まま読み#127
今回扱うのは、第百八十八段。
冒頭を紹介すると…
ある者、子を法師になして、「學問して因果の理〔佛教の一教義、善因に善果、惡因に惡果ある理〕をも知り、説經などして世渡るたづき〔方法手段〕ともせよ。」といひければ、教のまゝに説經師にならむ爲に、まづ馬に乘りならひけり。
徒然草の中でも最も長文ではあるが、言いたいことは極めてシンプルで明快。
何か成し遂げたいことがあったら、回り道をしてはいけない、先送りにしてはいけない、やるなら今しかない! ということを、様々な例を出して説いている。
今やらなければならないことをやる、それ以外のことは思い切って捨てる。
それができる人が、事を成し遂げる人なのだ!
命長ければ、辱(はじ)多し 『徒然草 気まま読み』#40
今回扱うのは、第七段。
全文を紹介すると…
あだし野の露消ゆる時なく、鳥部山の煙立ちさらでのみ住み果つる習ひならば、いかに、物の哀れもなからん。世は定めなきこそいみじけれ。
命あるものを見るに、人ばかり久しきはなし。かげろふの夕を待ち、夏の蝉の春秋を知らぬもあるぞかし。つくづくと一年(ひととせ)を暮らす程だにも、こよなうのどけしや。飽かず、惜しと思はば、千年(ちとせ)を過すとも、一夜の夢の心地こそせめ。住みはてぬ世に、醜きすがたを待ちえて、何かはせん。命長ければ辱(はじ)多し。長くとも四十(よそぢ)に足らぬほどにて死なんこそ、目安かるべけれ。
そのほど過ぎぬれば、かたちを恥づる心もなく、人に出(い)でまじらはん事を思ひ、夕(ゆふべ)の日に子孫を愛して、榮行(さかゆ)く末を見んまでの命をあらまし、ひたすら世を貪る心のみ深く、物のあはれも知らずなり行くなん、浅ましき。
徒然草の中でも特に美文で格調の高い段。
ただひたすら生きることのみに執着していたら、千年生きても足りないと思うだろう。
限りある命を受け入れることができるか?
永遠の命を手に入れるよりも、大切なこととは何か?
手塚治虫の『火の鳥』などのテーマに受け継がれていく、人生・生命に関する哲学。
さらには、日本人の感覚の底にある「永遠」の目指し方などについても語ります。
謎のなぞなぞ 『徒然草 気まま読み』#43
今回扱うのは、第百三十五段。
藤原資季(すけすえ)大納言入道という人物が、宰相中将・源具氏(ともうじ)に対して、「おまえさんの尋ねる程度のことなら、どんなことだって答えてみせよう」と言ったことが発端となり、話が大きくなって、御前にて争うことになり、もし資季が具氏の尋ねる問いに答えられなければ、ご馳走をするということになった。
そこで具氏が尋ねたのは、幼い時から聞いていたが、未だにわからないなぞなぞの答え。
そのなぞなぞとは
「馬のきつりやう、きつにのをか、なかくぼれいりぐれんどう」
資季はついに答えられず、具氏の勝ちとなったのだが、それで、このなぞなぞの答えは?
時期を選ぶな 『徒然草 気まま読み』#15
今回扱うのは、第百五十五段。
物事を成就するには、好機を選び、それにふさわしい時期を待つべきであるというのも、一面においては正しい。
しかし、そんなことは言っていられないこともある。
人生には、いつ何が起きるか分からない。本当に重要なことは、時期を待っている場合じゃないものなのだ。
自然の摂理、春夏秋冬の季節の移ろいを観察していると、わかることがある。
ましてや、人の生老病死の移ろいを思うと、悠長なことなど決して言ってはいられないのである!
03.22 参議院予算委員会 公聴会 藤井聡教授(京都大学)
平成24年3月22日参議院予算委員会 公聴会にて 参考資料:http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/tba/images/stories/PDF/Fujii/201201-201203/presentation/20120322councillors.pdf