タグ 投コメ初代達人兄貴 が登録されている動画 : 212 件中 129 - 160 件目
種類:
- タグ
- キーワード
対象:
予期せぬバグに襲われるノクチル その32
「(雛菜がレッスンに行ってて暇になっている)」
「(遊び相手を探している)」
「樋口見て。めっちゃ綺麗に”mol”って書けた」
「いいから手を動かして」
「ちぇー」
「(2人の勉強の邪魔は出来ないと考えている)」
『ムニャムニャ…もう食べられない…』
「(ソファで寝てるPを見つける)」
『でもあと一口だけ…』
「(乗っかってバシバシ叩き起こす)」
『いてて! な、何だ!?』
『…ビックリした、ユアクマだったのか。どうした?』
「(一緒に遊びたいアピールをする)」
『おお、そういう事か…それなら一緒に遊ぼうか』
「プロデューサーさん、また事務所の経費で天井課金しましたね?」
『ゲッ! はっはづきさん! それには訳が…』
「言い訳はこちらで聞きます♪」
『ユ、ユアクマすまん! 用事が出来たから、また今度遊ぼ…痛い痛い痛い耳引っ張らないで下さい!』ズルズル
「(ションボリしている)」
「(小糸ちゃんなら一緒に遊べるかも、と考える)」
「(おもちゃ箱から小糸の好きそうな物を探している)」
「い、いけない…。早く行かないと…」
「(小糸の声に反応する)」
「あ、ユアクマちゃん…! こんにちは…!」
「(おもちゃを小糸に見せて遊びたいアピールをする)」
「あ…ご、ごめんね…! 私これから行かなきゃいけない所があって…。また今度遊ぼうね!」
「(足早に事務所を出る小糸を見送る)」
「(少し悲しそうにしている)」
「(さっきのおもちゃで一人で遊んでいる)」
「ユアクマちゃんただいま〜♡ 遅くなってごめんね〜?」
「(雛菜が帰ってきた事に気付く)」
「(勢いよく雛菜に抱きつく)」
「わっ。ユアクマちゃんどうしたの〜?」
「…そっか〜、一人で寂しかったんだね〜?」
「(雛菜に強くしがみついている)」
「よしよし♡ 一人でお留守番出来たご褒美に、雛菜といっぱい遊ぼうね〜♡」
「(嬉しそうな顔をしている)」
「ユアクマちゃんお休み〜♡」
「(雛菜に抱かれて眠りにつく)」
「…」
「ユアクマちゃん、最近ずっと一人にさせてごめんね」
「明日は久しぶりにお仕事もお休みだから、朝から二人でいっぱい遊ぼうね」
「むにゃ…」
『雛菜、夜中に突然連絡してすまん』
『このチェインを見てからでいい。明日、どこかのタイミングで事務所に来てくれないか? 先方から大きな仕事の話が…』
雛菜達が今よりもっともっと忙しくなって、もっともっと有名になったら、ユアクマちゃんは…喜んでくれるのかな。
予期せぬ仕様に襲われるノクチル その33
【Pをかけた283アイドル同士のバトルロイヤルにありがちな事】
・櫻木真乃
えい、えい、むんっ!
無尽蔵に湧くしもべの鳥が厄介。鳥がいなければ弱いと言う事もなく、本人のフィジカルも強め。数の暴力で一方的な戦況を作り出せる。鳥の群勢を物ともせず攻撃してくる甘奈、巨体で一掃してくるにちかには不利。
・杜野凛世
鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いん…と申します故…
剣豪。類い稀な剣捌きが特徴だが、大抵の相手は抜刀すら見れずに首を落とされる。一方で刀がないと攻撃手段が無くなる上、そもそも攻撃する以外の戦法を持たないのが玉にキズ。巨大故に身体を両断出来ないにちか、また両断面が綺麗な為に即座にくっついてしまう雛菜には不利。
・大崎甘奈
■■■■■ーーーッ!!!
普段の戦闘力は並だが、甜花の身に危険が迫ると攻撃全振りのバーサク状態になる。こうなると自分か相手のどちらかが倒れるまで攻撃を止めない。防御面を全て捨てているので、断首の一撃で確実に仕留めようとする凛世、そもそもの行動を封じてくる霧子には不利。
・幽谷霧子
あなたの戦闘力……D判定です……♪
魔術に長け、攻撃・補助・搦め手と多彩。「倒す」だけでなく「無力化する」という事にも特化している。但しフィジカル面ではどうしても見劣りする。デバフがほぼ通らない雛菜、手数をカバーしきれない真乃には不利。
・芹沢あさひ
冬優子ちゃんはもっと私を楽しませてくれたっすよ!
説明不要の天才。機動力は最高峰で、見よう見まねで相手の動きを模倣する事すら出来る。戦闘知識自体は薄いが持ち前のセンスでリカバー以上の事を成し遂げている。とはいえ素の戦術基盤が無い点でアドを取られやすく、動作のコピーも難しい凛世、真乃には不利。
・市川雛菜
今しあわせですか〜? 雛菜はしあわせですよ〜♡
「雛菜は雛菜であり続ける」という信念が、受けたダメージや状態変化を即座に回復させてしまう。加えて攻撃にも事欠かないのでゴリ押しが単純にして強い。高い機動力で攻撃をいなしつつ消耗を図ってくるあさひ、回復速度を上回る攻撃を矢継ぎ早に仕掛けてくる甘奈には不利。
・七草にちか
ムキムキにちか〜! あははっ、白目むいたー!
素の状態は凡百の性能であり、攻撃手段も素人レベルだが、巨大化してムキムキになれるのでそれだけで圧倒出来る。「物理的に潰す」「掴んで投げる」という反則技も可能。しかし基本はステゴロで殴る事しか出来ず、動きが単純故に攻撃をかわされてしまうあさひ、デバフには一切抵抗出来ない霧子には不利。
予期せぬバグに襲われるノクチル その34
プロデューサーの昼メシ――それはアイドル達の知らない男だけの世界。
『腹減ったな…何食べるか』
『ん…揚げ物のいい匂いがする。ここか』
『惣菜「ふくまる」…? 何となく親しみを感じる名前だな』
「雛菜ちゃん! オリーブオイルを直飲みしちゃダメだよ…!」
「へ〜? でも健康に良いってテレビで言ってたよ〜?」
『ん、聞いた事のある声…』
「小糸、お客さん来た」
「あ、いらっしゃいませー…あっ!」
「プロデューサーじゃん。やば」
『は、え!? みんな何してんだ!?』
「じ、実はこの前行った食べ歩きロケでここの店主さんと仲良くなって、今日一日だけコラボする事になったんです…!」
『せめて事務所を通せよ…』
「(お水とメニューを運んでくる)」
『あ、ユアクマありがとう…』
『それじゃあ…上トンカツ定食を』
「おー。さすがはプロデューサー。お目が硬い」
『"高い"じゃないのか…?』
「浅倉、それはサンドウィッチマンのネタでしょ」
「…お待たせしました、上トンカツ定食です(真顔)」
『定員の樋口さん、俺の為にスマイルも一つ』
「あ?」
『ゴメンナサイ…』
「あつあつのうちにどーぞー」
『…お、かなり美味いじゃないか!』
「あ、ありがとうございます!」
「当店では身体にいいα-リノレン酸を含むグレープシード油で揚げているんです! α-リノレン酸はエネルギー効率が良くて体脂肪になりにくいし、癌細胞を抑えつつ老化防止にもなるんですよ!」
『はあ』
「その油が熱々になるとディープフライフレーバーという香りを放って、衣にはメラノイジンという揚げ物特有の香ばしい香りも出るんです! そもそも"揚げる"という調理法ですが、油は水より比熱が高いので熱が通りやすく沸点が高いので高温調理を可能にし、衣を付けて揚げる事で旨みが内部に閉じ込められて逃げないという利点が…」
『…参考になります』
「…あ、すみません。つい興奮しちゃって…」
「小糸ちゃん、色々勉強してたもんね〜♡」
「コップが水垢だらけばい!」
Discordのニコマス鯖で「油」の話が出たので、その場の勢いでそれに関する投コメを書く事になりました。
なんで?
【バグ解説】
1-7にある橋をヒップドロップで壊し、着水するまでにポーズをすると橋とヨッシーが落下を続け、ポーズ解除時に落下死します。GBA版のみ起きる現象のようです。
樋口円香が作った新説「樋口円香=お金説」
「ど、どうしよう……円香ちゃんがテーブルと入れ替わっちゃった……」
ガチャ
「おはよーご……あれ、二人だけ? いるの」
「やは~、小糸ちゃんと円香先輩~」
「あ、うん、今プロデューサーさんいなくて……ってそれどころじゃなくて」
「おーい樋口ー、風邪ひくぞー。床で寝てると」
「円香先輩ルンバに轢かれてる~」
「だ、だから話を……!」
「え、待って」
「ん~どうしたの透先輩~?」
「してないかも、息」
「え~もしかして小糸ちゃん……」
「ち、違うよ……!さっき円香ちゃんとテーブルの人格が入れ替わっちゃって……!」
「心神耗弱、ってやつかな?」
「違うってば、二人とも落ち着いて聞いてよ」
「小糸ちゃんが落ち着いたほうがいいと思うけど~」
「……小糸ちゃん。ほんとにいないの?ここに。プロデューサー」
「いない……と思うけど……さっき呼んでも返事なかったし!」
「玄関にあったけど。靴」
「えっ」
「小糸ちゃ~ん」
「し、知らないよ!ほんとだよ!」
「なんにしても、してみないと。電話」
「……」
~♪
「む、向こうから着信音が……」
「行ってみよう、小糸ちゃん」
「も~さっきからルンバしつこい~」
~CM~
「うまかろ~?まだまだあるけん、もっと食べんね!」
283除草剤
~CM終わり~
「玄関にあったけど。靴」
「えっ」
「小糸ちゃ~ん」
「し、知らないよ!ほんとだよ!」
「なんにしても、してみないと。電話」
「……」
~♪
「む、向こうから着信音が……」
「行ってみよう、小糸ちゃん」
「も~さっきからルンバしつこい~」
続きはシャニナゾで。
Be-!NG Friends(MOTHERより)
今日は雛菜ちゃんとお買い物。洋服屋さんに、ケーキ屋さんに、雑貨屋さん。
おやつにケーキをいっぱい買ってもらって、ユアクマちゃんも大満足。
お買い物の最後に入った洋菓子屋さん。ユアクマちゃんは、ショーケースに入ったキラキラのゼリーに見とれています。
雛菜ちゃんの洋服の襟を引っ張って、ユアクマちゃんはそのゼリーをおねだりします。
「ダメだよ〜。沢山買っちゃったから、ユアクマちゃんのおやつはさっきのケーキだけって約束したでしょ〜?」
やだやだ。だって、こっちも欲しくなっちゃったんだもん。ユアクマちゃんは泣いてダダをこねてしまいます。
「も〜。雛菜との約束、破っちゃ嫌だよ〜」
雛菜ちゃんもちょっと困った顔。
こんなに美味しそうなのに。すっごくすっごく食べたいのに。ユアクマちゃんはわんわん泣いてしまいます。
そのうちユアクマちゃん、泣き疲れて眠ってしまいました。
「ん〜…」
ユアクマちゃん、おやつの時間。買ってもらったケーキをもぐもぐ。クリームいっぱい、フルーツいっぱいでとっても美味しい。
でもね、でもね。あのキラキラしたゼリーも食べたかったな。ユアクマちゃんはちょっと残念そう。
だけど約束したもんね。雛菜ちゃんと約束したもんね。
ワガママ言っちゃ、いけないんだよね。
ユアクマちゃん、ちょっぴり反省。
雛菜ちゃんも、おやつの時間。
「ユアクマちゃん、一緒にこれ食べよ〜?」
雛菜ちゃんが持ってきたのは、あのキラキラのゼリー。
いいの?
ユアクマちゃんは雛菜ちゃんに尋ねます。
「いいよ〜♡ これは雛菜のお菓子だから、半分こしても約束を破った事にはならないよね〜♡」
ユアクマちゃん、とっても嬉しそう。
そんな姿を見て、雛菜ちゃんもとっても嬉しそう。
雛菜ちゃん、わがまま言ってごめんね。そんな2人の仲直り。
キラキラのゼリー、半分こ。フルーツのケーキも、半分こ。
2人で食べたから、もっともっと美味しいね。
ポケセン福丸BB
「はい! 綺麗なビーズあげる…!」
「えへへ、ありがとう…!」
テーブルの上で、いつものようにミニミニ小糸達が遊んでいます。この時間のこの場所は、事務所の誰にも邪魔されない、彼女達だけの憩いの場。とある例外を一つ除いて。
「!! ユ…ユアクマだーっ…!」
テーブルの上に、ユアクマがやって来ました。その姿を見ると、ミニミニ小糸達はお菓子やビーズすら置いてその場から逃げて行きました。
「あれ…? みんなどうしたの…?」
「は、早くこっち来て…!」
逃げ遅れた年少の子が、お姉さんのミニミニ小糸に引っ張られていきます。やがてそこにいるのはユアクマただ1人になりました。
「ねえ、どうしてみんなお家に帰っちゃったの? みんなお菓子食べてたり、遊んでたりしてたのに…」
まだお家の外に出て間もないその子に、お姉さんが語りかけます。
彼女達よりも遥かに大きく、速く、力持ちで食いしん坊。ユアクマは自分達にとって危険な存在である、と。
「小さい子達がユアクマの被害に遭わないように、誰かが事務所内を見張ってるのはどうかな…?」
お姉さん達の話し合いで、ミニミニ小糸によるユアクマの監視役を設置する事になりました。選りすぐりのメンバーが、高所からの見張りを交代で行う事になったのです。
見張りの場所は、カーテンレールの上。
「け、結構高いね…」
「見晴らしはいいけど、もしここから落ちたりしたら…」
「だっ、大丈夫だよ…!」
昼下がりの午後。ミニミニ小糸達の下に、何処かから聞き覚えのある叫び声が聞こえてきました。
「「たっ、助けてーっ…!」」
なんと見張り役のミニミニ小糸2人が、カーテンレールの先にしがみついて落下しそうになっているではありませんか。レールの上は埃だらけで、足を滑らせてしまったようです。
この時間は事務所に誰もいません。2人を助けられるのは地上にいるミニミニ小糸達だけです。
しかし2人がいるのはカーテンレールの先。あまりの高所に、皆震えて助けに行けずにいるのです。
その時です。誰かが束ねられたカーテンを伝って、上へ上へと登っていくではありませんか。
ユアクマです。ユアクマはあっという間にカーテンレールの上に辿り着くと、今にも落ちてしまいそうなミニミニ小糸の所へ向かいました。
続きはpixivに。
「続きはpixivに」って久々に言った気がする。
ヒナナーとヒグーチの大冒険 ワンダーW.I.N.G.のBGM
今日は待ちに待った、ユアクマちゃん達のピクニックの日。お弁当に、おやつに、遊び道具。荷物をまとめて、みんなで近くの森へ向かいます。
今日は、初めてのピクニックに行く年少さんのユアクマちゃんがいます。お昼ご飯は何を食べようかな。みんなで何して遊ぼうかな。考えるだけでワクワクが止まりません。
お留守番のユアクマちゃんや雛菜ちゃんに見送られて、みんなでお家を出ました。
列の先頭と後ろは、年長さんのユアクマちゃん。周囲の安全に気を配りつつ、みんなの歩くペースを見守ります。
年少さんのユアクマちゃんは、森に着くのが待ちきれないようです。列の真ん中で元気よく歩いています。
鳥の鳴き声に、綺麗な湧き水。生い茂る木々。ユアクマちゃん達は、無事森に到着しました。
早速森の広場に向かい、それぞれ敷物を広げます。沢山歩いたから、みんなお腹ペコペコ。お昼ご飯の時間です。
年少さんのユアクマちゃん、リュックから大好きなおにぎりを取り出します。あーんと口を開けたその時、手が滑っておにぎりを落としてしまいました。
コロコロと転がるおにぎりを追いかける年少さんのユアクマちゃん。やがてそのおにぎりは、木の根元にあった穴の中に入っていってしまいました。穴は深くて、とっても小さく、みんなの手では届きません。年少さんのユアクマちゃんは、悲しくて今にも泣いてしまいそうです。
年長さんのユアクマちゃん、その子に駆け寄っておにぎりを分けてくれました。周りのみんなも自分達のお弁当を分けっこしてくれました。
年少さんのユアクマちゃん、とってもしあわせ。
周りのみんなも、喜んでくれてとってもしあわせ。
お昼ご飯が終わって、みんなで広場の中で遊びます。
みんな大好きなボール遊び。楽しくわいわいと遊んでいると、投げたボールが広場の外へ勢いよく飛んでいってしまいます。
みんなで探しに行くと、ボールは大きな木の下にぽつんと転がっていました。
くんくんくん、何だかいい匂い。
その大きな木には、美味しそうなフルーツが沢山なっていました。目をキラキラさせて、みんなでフルーツ狩りを始めます。
みんなで美味しいフルーツを沢山食べて、とってもとってもしあわせ。
いっぱい食べて、いっぱい遊んで、年少さんのユアクマちゃんはいつの間にか疲れて眠ってしまいました。年長さんにおぶってもらって、みんなの待つお家へと帰ります。みんなのリュックには、お土産のフルーツがたっぷり。
またみんなで行きたいね。
トルネコのぴゃい冒険 しあわせ~♡の箱
家のみんなへ
僕、やっぱり雛菜お婆ちゃんと一緒なのがいいんだ。
だから僕、頑張って雛菜お婆ちゃんのいる病院まで行く事に決めたよ。
病院がすっごく遠いのは知ってるよ。だから誰にも何も言わないで、こっそり出かける事にしたんだ。
心配して探し出そうとしちゃダメだよ。
突然いなくなってごめんね。
元気でね。
ユアクマより
リュックいっぱいの食料を背負い、ユアクマは雛菜の子孫らの家に別れを告げました。道ゆく動物達に話を聞き、雛菜のいる病院を目指して歩きます。
ずんずんと歩き進めて日没が迫る頃、名前も知らない公園でお弁当を食べ始めます。お腹ペコペコのユアクマはあっという間に完食します。
手に持った箸を見て、ユアクマは雛菜に箸の持ち方を教えてもらっていた頃の事を思い出します。まだ雛菜が子供だった頃の思い出です。
「雛菜ちゃん、早く会いたいな」
少しばかりの休息を取り、ユアクマは再び歩き始めました。
病院を目指す途中、いくつもの困難がユアクマを襲いました。突然の大雨がユアクマの体を濡らしたり、道路では何度も車に轢かれそうになりました。
しかしユアクマはただ前を向いて歩き続けました。もうすぐ雛菜ちゃんに会えるから。そう言い聞かせ、涙をこらえて進みました。
持ってきた食料が尽きてからは木の実や植物を獲って食べ、即席の寝床を作って眠る。休みも少ししか取らず、昼夜を問わず病院へと急ぐ。
住み慣れた家を出てから、どれ程の時間が経ったのでしょう。そんな生活を繰り返すうち、いつしかユアクマの身体はくたくたになっていました。
「雛菜ちゃん」「雛菜ちゃん」
足取りがふらふらになっても、ユアクマは歩き続けます。どんなに疲れて身体がボロボロになろうとも、大切な友達のいる病院を目指して。
夜の帳がすっかり降りたある日、とある病院に小さな来客が1人、やって来ました。
病院に入るや否や、その来客は脇目も振らずに階段を駆け上がり、やがて一つの病室に辿り着きました。
そこには今際の際に瀕した老婆が1人、病床に伏せていました。
老婆は来客に気が付きます。
2人の目から、大粒の涙がこぼれました。
来客は老婆に駆け寄り、ボロボロの身体で抱きつきます。老婆はそんな来客を、細くなった腕で力無く抱きしめました。
会えて良かった。本当に良かった。
その老婆は満足そうな表情を浮かべると、程なくして来客を抱きかかえたまま安らかな眠りにつきました。
誰よりも長く彼女のそばにいたぬいぐるみは、それから二度と、動く事はありませんでした。
プライドかけたぴゃっスル
『段々と寒くなってきたな…。みんなも防寒はしっかりとな』
「こたつで食べるアイスが美味しい季節だね〜♡」
「あー、分かるわ。あれ好きなんだよね、ダブルソーダ。あの2人で分けるやつ」
「…それもう生産終了してるけど」
「ゑ」
「今夜も寒くなりそう…。そろそろ冬のお布団出さないと…」
「雛菜、いつもユアクマちゃん達と寝てるから毎晩あったかいよ〜♡」
「い、いいなあ…」
「小糸は私と寝るから暖かいでしょ」
「ぴぇ…!」
「うわ…樋口過激派じゃん。やば」
「…冗談だから。冗談」
『声のトーンが冗談じゃなかったぞ…』
「ふあ〜…。そろそろ寝ようかな〜? ユアクマちゃん達もおねむでしょ〜?」
「(何人かのユアクマが一冊の絵本を持ってくる)」
「ん〜? 今日はそれ読んでほしいの〜?」
「いいよ〜♡ それじゃみんな雛菜の周りにおいで〜♡」
「(雛菜の近くにみんなで集合する)」
「むかーしむかし…」
「明日の予習も終わったし、そろそろ寝よっと…」
「…」
「円香ちゃんあんな事言ってたけど、さすがに来ない、よね…?」
「…大丈夫だよね。お休みなさい…」
「…お布団、モコモコで暖かいなあ」
「さて…寝る前に」
「(小糸のお手製ぬいぐるみ(全長15cm)を持ってくる)」
「今日はとっても楽しかったね。明日は、もっと楽しくなるよね。ね、小糸?」
「(ぬいぐるみのお腹の部分を押す)」
「ぴゃ!(ぬいぐるみの声)」
「…これこれ」
『…さてと。ポケウォーカーも振り終わったし、そろそろ寝るか…』
『…ん? なんか布団がモッコリしてるような…』
「やっほー。寒いから来ちゃった」
『あ!?』
「布団、あっためておいたから。こっちおいでよ」グイグイ
『何だこの展開意味分かんね…ちょっ力強っ!』
「それじゃ、パジャマ裁断しまーす…」
『え、何で裁ちバサミ持参してんのコイツ!?』
「ちょきちょき」
『(助けて…ぴゃ楽器の人…は?楽器の人…ひな楽器の人…)』
『(…透って何楽器なんだ?)』
それぞれの冬、到来。
先駆ぴゃ⇒sm35832386
いわれなきリベンジ⇒sm38149065
とっとこヤハ太郎3 げっこう
『ノクチルのみんなへ。事務所へ遊びに来て下さい。ケーキを作って待ってます。Pより』
「やは〜、Pの手作りケーキ〜♡」
「クッパ大王に攫われてそうな手紙…」
「Pさん…間違ってケーキに洗剤入れてないかな…?」
「それは64でもマリオストーリーだから」
「…樋口ってゲーマーなの?」
「あそこの杭を沈めれば、ワンワンが解放されて檻の中のスターが取れるんだって」
「浅倉、攻略本没収」
「えー」
「円香先輩頑張ってね〜♡」
「あんな危なっかしい所、迂闊に近づける訳ないでしょ」
「あ、ああ見えてワンワンも優しいかもよ…!」
「ほらワンワンちゃん、お、美味しい飴だよ〜…ぴぇ!(3ダメージ)」
「あの黒球体許さない」
「あれ〜? この檻、結構簡単に壊れるよ〜?」ボキッバキッ
「えぇ…」
「あは〜、パワースターもらい〜♡」
「海老食おー」
「よいしょ…ほーら、絶景でしょ。ここの崖の下」
「…あ」
「透ちゃん、ここのスターの場所が分かったよ…!」
「迷子の子ペンギンちゃんを、お母さんペンギンのところに連れて返してあげればいいんだって〜」
「え。子ペンギン」
「…どうかしたの」
「あー…。別なスターにしない?」
「私達がスターの在処探してる間、何してたの」
「…。ほら、これとか楽でしょ。クルクルジャンプで取れるって」
「ファミ通も没収。あとクルクルジャンプは64DSの話」
「円香ちゃん、やっぱりゲーマーなんだ…」
(この後雛菜がクルクルジャンプして取りに行った)
『4人がスターを70枚集める頃にケーキが焼き上がるようにして、と…。きっと4人ともお腹空かせて来るだろうな』
「あ〜、Pいた〜♡」
「事務所をピーチ城に改造するのやめて下さい」
『え! もう来たの!?』
「いやー。雛菜のおかげでここまで一瞬で来れちゃった」
「階段に肩をこすり付けてワープって、どういう仕組みなの…?」
『いや、ちょ、まだケーキの準備が出来てない…』
「へ〜!? せっかくお腹空かせて来たのに〜!」
『まま待ってくれ! 今からすぐに焼くからさ…』
「その必要はありません。他に食べるものならあるようなので」
『え?』
「う、腕失礼しますっ!」ガシッ
「じっとしてて」ガシッ
『んな!?』
「Pの事、一口で食べちゃうからね〜♡」
「でかちびアイランドのプクプク…」
『…ん? ちびでかアイランドのバクバクじゃないのか?』
「…。雛菜、さっさと食べて」
『ごめんなさいごめんなさい!』
チュンチュン…
RぴぃGツクールDS 回想
それは、あるクリスマスの夜の出来事でした。
「あ〜、おっきいクマちゃんのぬいぐるみだ〜! パパ、ママ、ありがとう〜♡」
「この子ユアクマちゃんっていうの〜? それじゃユアクマちゃん、ひななといっしょにおままごとしてあそぼ〜♡」
「は〜い、ユアクマちゃんあ〜んして〜♡ もぐ、もぐ、もぐ…おいしいでしょ〜?」
まだ世の中を多くを知らない無垢な少女は、1つのクマのぬいぐるみに出会いました。もこもこで、ふわふわで、あたたかい。可愛らしいそんなぬいぐるみを、少女は大層気に入りました。
「むにゃ…。ユアクマちゃんおやすみ…」
聖なる夜から、一夜明けた翌日。布団の中でスヤスヤ眠る少女の肩を、ユサユサと揺する小さな姿がありました。
「ん…。だれ〜…?」
「…あ〜、ユアクマちゃんだったんだ〜。ユアクマちゃんおはよ〜…」
「…! ママ〜、パパ〜! ユアクマちゃんうごいてる〜!」
驚いて両親の元に駆け寄る少女。ぬいぐるみは、まるで意志を持っているかようにその後を追いかけました。
少女の両親もまた、買ってきたぬいぐるみが動いている事に驚いているようでした。しかし3人はこの事実を優しく受け入れ、そのぬいぐるみは少女の友達として、また新たな家族の一員として迎えてもらう事になりました。
「ユアクマちゃん、いっしょにあさごはんたべよ〜♡」
少女は新しく出来た友達を連れて、横並びでテーブルに着きます。朝ご飯はほかほかのシチュー、美味しそうな匂いを立てています。
しかし新しい友達は、シチューという食べ物を知らないようです。これは何だろう? という表情を浮かべています。新しい友達は、シチューの中の具材に手を入れようとします。
「あ〜! ユアクマちゃん、それはあちち〜だからあぶないよ〜!」
少女は、木のスプーンを新しい友達の手に取らせます。
「こうやってスプーンですくって…ふー、ふーってしてたべるんだよ〜」
新しい友達は、言われた通りにやってみる事にしました。スプーンでシチューをすくい、息で2、3度冷まし、そのまま口に運びました。
新しい友達は、初めて食べるシチューに感激したようです。
「おいしい〜? よかったね〜、ママもうれしいって〜♡」
あっという間に目の前のシチューを平らげると、新しい友達は2回程のおかわりをし、その後満足そうにソファで休んでいました。
新しい友達は、シチューという美味しい食べ物がある事を知ったのです。
それからユアクマは、ご飯にシチューが出る日をとても楽しみにしていました。誕生日に、記念日に、お祝いの日に。美味しくて思い出の詰まったあのシチューを、雛菜の両親は、そして雛菜は、いつも作ってくれました。
ぴゃを冠する者たち
「やば。これどうしよ」
「透ちゃんがあんな事するから…!」
『おお、みんなお疲れ様。4人揃って何して…』
「あ…プ、Pさん…!」
「お疲れ様〜♡」
「おー。お疲れさん」
「ばぶー」
『…ばぶー?』
「うー。あうー♡」
『円香…それは一体どういう…』
「あ、えっと…こ、これには訳が…!」
「ほーら円香先輩、ミスター・プロデューサーでちゅよ〜♡」
「キャッキャッ♡」
『…ごめんな。俺が不甲斐ないばかりに、ストレス溜めて幼児化するなんて…』
「そ、そうじゃなくて…!」
『いっつも俺に悪態付いてたもんな。もっと真摯に受け止めるべきだったのかもしれないな…』
「話を聞いて下さい、Pさん…!」
『…えーと。要は透が変な自販機から買ってきた缶コーヒーを円香に無理やり飲ませたら、円香が赤ちゃんみたいになっちゃったって事でいいんだな?』
「そ、そんな感じですね…」
「透先輩、いい買い物したね〜♡ 」
『呑気か…。みやすのんきか』
「マンマ、マンマ」
「ふふ。樋口、Pにベタベタじゃん」
「ど、どうにかして元の円香ちゃんに戻さないと…」
「透先輩、元に戻す方法とかラベルに書いてなかったの〜?」
「あー…。そういえば缶に書いてあったような…。確かこの辺に…」
『そのラベル見た上で飲ませたんだったら確信犯じゃ…おぐっ! ま、円香!?』
「だー!」
「あは〜♡ 円香先輩、Pの背中に乗っかって楽しそう〜♡」
「もしかして、Pさんにおんぶしてもらいたいのかな…?」
『(この円香怖いな…)』
「ちょっと待ってて。缶探すから」
『仕方ないな…。おー、よしよし…』
『…これで合ってんのかな』
「ま、円香ちゃんが嬉しそうなので、多分…」
「う…」
『…ん?』
「あれ〜? 円香先輩いきなり大人しくなっちゃった〜。どうしたの〜?」
「う…♡」フルフルッ
『…なんか背中が温かいような』
「あ、缶あったわ。えーと…"この飲料による幼児化は、用を出すと共に効力が抜ける"ってさ」
「え…」
「あは〜?」
『…何かさ。背中の方から凄い殺気を感じるんだ』
『気のせいかな…』
「あー…。別の用事思い出しちゃった。それじゃ後よろしく」
「あは〜、雛菜も透先輩に着いてくね〜」
「え…! あ、えっと、ご、ごめんなさい! 私も…!」
『え…嘘…』
『…』
『円香、俺このジャケット一生大切にすr』
WASTED
予期せぬバグに襲われるノクチル その35
努「ご苦労だったな。おめでとう。私の宿題をクリアしたのは君達が初めてだ」
小糸「し、宿題?」
努「私が作った、期間限定ミッションという名の宿題だ!」
雛菜「どういう事〜?」
努「私は、平和な283プロに飽き飽きしていた。そこでコミュが重たいストレイライトとノクチルの二組を実装した」
円香「何考えてるの(マリオRPG)」
努「ストレイライトとノクチルは既存のPラブ勢のヒエラルキーを乱し、面白くしてくれた。だがそれも束の間の事。彼女らにも退屈してきた」
透「そこで、あー…シーズ?」
努「そう! その通り!! 私はSNSで話題性のあるアイドルユニットが欲しかったんだ!」
小糸「何もかも、社長さんが書いた筋書きだったんだ…」
努「なかなか理解が早い。多くのにちか達がW.I.N.G.優勝出来ずに靴を捨てていった。にちかの運命を背負ったプロデューサーが、RサポートだけでAランクアイドルにさせようと努力する姿は、私さえも感動させるものがあった」
努「私は、この感動を与えてくれた君達にお礼がしたい! どんな望みでも叶えてやろう」
円香「あなたの為にここまでやってきたのではありません。それも、私達みんなをフェザージュエルやメモリアルピース扱いするような人の為には」
努「それがどうかしたか? これは私が始めた物語だ」
小糸「これは…これは一篇の物語じゃありません! 私達自ら綴る歴史であって、運命なんです…!」
努「社長にケンカを売るとは…。何処までも楽しい幼馴染集団だ!」
(4人、努に詰め寄る)
努「どうしてもやるつもりか」
努「これもアイドルの サガ か…」
努「よろしい。引退する前に社長の力、とくと目に焼き付けておけ!」
雛菜は チェーンソーで 社長を攻撃!
社長は バラバラになった!
透「やっちまったぜ」
【解説】
ブンブンの空中攻撃を回避して画面上部に追いやると、二度と帰って来なくなるそうです。お前はチーターマン2のエイプマンか
けけソングちゃん
雛菜ちゃん、冬眠ってなあに?
こたつで絵本を読んでいたユアクマちゃんが、雛菜ちゃんに訪ねます。絵本の中のクマさんが冬眠しているのを見て、ユアクマちゃんは気になってしまったようです。
「冬眠っていうのはね、動物が寒い寒〜い冬の間、ず〜っと眠ってる事を言うんだよ〜」
ユアクマちゃん、それを聞いてびっくり。冬の長い間、ずっと眠っているなんて凄い。お腹は空かないのかな。冬眠ってかっこいいな。僕もやってみたいな。ユアクマちゃん、冬眠に興味津々です。
そこでユアクマちゃん、皆に協力してもらって冬眠にチャレンジする事にしました。
冬眠をする前には、食事を沢山食べる。そう教えられたユアクマちゃん、その日の夕食はご飯を三杯もおかわりしていました。
「ユアクマちゃん、雛菜の分のおかずも食べていいよ〜♡」
その日の献立は鮎の塩焼き。ユアクマちゃんの冬眠チャレンジを応援する為に、パパが釣ってきた魚をママが腕によりをかけて調理してくれました。
もぐもぐと美味しそうにご飯を平らげるユアクマちゃん。冬眠が終わるまでママの美味しい料理が食べられないのだと思うと、少し悲しい気持ちもあるようです。
お風呂上がりにもおやつを沢山食べて、ずっと眠っていられるようにお腹をいっぱいにします。アイス、クッキー、オレンジジュース。一緒に半分こするのも春になるまでお預けなんだな、と二人はちょっぴり寂しそう。
そして、とうとうお別れの時間がやって来ました。
「春までユアクマちゃんに会えないの、雛菜寂しいな〜…」
雛菜ちゃん、やっぱり少しの間会えないのが悲しそう。でも雛菜ちゃん、ユアクマちゃんの決心を尊重して、枕を持ってお部屋の押入れへと入っていくユアクマちゃんを見送ります。
雛菜ちゃん、僕頑張るからね。春になるまで、お休みなさい。
押入れの中で布団を被って、ユアクマちゃんは眠りにつきます。ユアクマちゃんの冬眠チャレンジ、スタートです。
「ふあ〜…そろそろ寝よっかな〜…」
雛菜ちゃん、おねむの時間。ユアクマちゃんが冬眠を始めてから3日目の夜です。
おやおや? 真っ暗な部屋の中、押入れの扉がゆっくりと開いていきます。どうやらユアクマちゃん、一人で寂しくなって冬眠から目覚めてしまったようです。
そのまま雛菜ちゃんの眠るベッドに潜り込み、枕元にひょっこりと顔を出します。
「ん〜…。ユアクマちゃん…むにゃ」
雛菜ちゃん、冬眠から帰って来たユアクマちゃんを寝言で迎えます。
雛菜ちゃんの顔を見られて、ユアクマちゃんにっこり。雛菜ちゃんも、何処か嬉しそうな寝顔を浮かべています。
やっぱり、二人一緒の毎日がいいんだよね。
そのまま二人で、一緒に楽しい夢を見ようね。
コロぴゃた
雛菜ちゃんが学校に行っている間、ユアクマちゃんはお家でお留守番。家事のお手伝いをしたり、クレヨンでお絵描きしたりして1人の時間を過ごしています。
でも本当は、雛菜ちゃんと一緒に遊びたい。雛菜ちゃんと楽しくお喋りしたい。だからユアクマちゃん、雛菜ちゃんの帰りを今か今かと待っています。
まだかな、まだかな。雛菜ちゃん、早く学校から帰って来ないかな。そうこうしていると、突然玄関の扉の開く音が鳴りました。雛菜ちゃんが家に帰って来たのです。
「ユアクマちゃん、ただいま〜…」
雛菜ちゃんの声がして嬉しそうなユアクマちゃん。
だけどユアクマちゃん、ちょっと不思議そう。だって、時計の針はまだ11時。いつもならまだ学校にいるのに、どうしたんだろう?
すると大変。雛菜ちゃんは背中のランドセルを下ろす事もなく、いきなり居間のソファに倒れ込んでしまいました。
ユアクマちゃんびっくり。心配そうに駆け寄ると、雛菜ちゃんの可愛いお顔が真っ赤っか。
雛菜ちゃんは、風邪を引いてしまったのです。
「けほ、けほ…」
学校を早退してお布団で休んでいる雛菜ちゃんは、とってもとっても苦しそう。ユアクマちゃんは元気のない雛菜ちゃんを見て、思わず泣きべそをかいてしまいます。
「ユアクマちゃん、雛菜は大丈夫だよ〜…」
雛菜ちゃんはそう言うけれど、それでもやっぱり辛そう。
雛菜ちゃんをすぐに元気にしてあげたい、一日でも早く一緒に楽しく遊んだり、お喋りしたい。
そこでユアクマちゃん、涙を拭いて雛菜ちゃんの看病をする事にしました。
ママの料理をお部屋に運んで、雛菜ちゃんに一口ずつ食べさせてあげています。デザートには、ユアクマちゃんが頑張ってすり下ろしたリンゴがあります。
「もぐもぐ…。ユアクマちゃん、すっごくおいしいよ♡」
ユアクマちゃんとっても嬉しそう。
雛菜ちゃんがご飯を食べ終わると、その食器を台所に持っていってお皿洗いをします。それが終わると雛菜ちゃんの氷のうを取り替えて、ランドセルを開けてプリントを整理し、明日の学校の用意。
それと、雛菜ちゃんが元気になった時の為に、一緒に遊ぶオモチャもちょっとだけ準備。
ユアクマちゃん大忙し。でも雛菜ちゃんの為ならいっぱいいっぱい頑張れる。おかげで雛菜ちゃんも安心してぐっすり休んでいます。
お日様が沈みかけた夕方。熱も引いた雛菜ちゃんは、すっかり元気を取り戻しました。
一日中頑張って疲れちゃったユアクマちゃん。ソファで丸くなってスヤスヤ寝息を立てています。
「ユアクマちゃん、看病してくれてありがとね♡」
そんなユアクマちゃんを、雛菜ちゃんは優しくなでなで。
また明日から、二人で一緒に楽しく遊ぼうね。
森・自然エリぴゃ【リメイク】
【ふわもこ小糸】
雛菜「ユアクマちゃんの格好した小糸ちゃん可愛い〜♡」モフモフ
小糸「ひ、雛菜ちゃん…! くすぐったいよ…!」
P「(いつの間にか皆の後ろに来ている)」
透「あ、プロデューサーじゃん。何してるかって…?」
雛菜「だって小糸ちゃん、ユアクマちゃんみたいなんだよ〜♡」
透「ふわふわの、もこもこ」
雛菜「ほらほら〜、プロデューサーも小糸ちゃんにぎゅ〜ってしてみて〜?」
P「!?」
小糸「えっ、えっ!? ひ、雛菜ちゃん、でも私…」
小糸「…」
小糸「でもプロデューサーさんなら…えへへ」
小糸「はい、どうぞ♪」
P「(足早にその場から逃げ出す)」スタスタスタ…
雛菜「あ〜、行っちゃった〜…」
小糸「な、何だかドキドキしちゃった…」
円香「通報せずに済んでよかった」
小糸「(ドキドキ…)」
円香「…やっぱり通報しよ」ピポパ
透「うわ、後方腕組み彼氏面樋口じゃん。やば」
リメイク前⇒sm38155056
福丸名人の冒険島【リメイク】
ここはいつもの283プロダクションがある時空とはちょっと違う、ノクチルファンタジーの世界線。色んなゲームやアニメ、漫画作品がクロスオーバーしているこの世界で、4人の幼馴染の冒険が始まろうとしていた。
「番組潰しのノクチルへ。わっはっは! 福丸小糸はつかまえた。返してほしければバナナをよこせ。キングクルールより」
「小糸が攫われた…うーん…」ブクブク
「よし。みんなで助けに行こ」
「円香先輩重たい〜…。早く起きて〜」ズルズル
「…(気絶中)」
「み、みんな…! 来てくれたの…!?」
「バナナならあるだけ持って来たから。早く小糸を解放して」
「そういえばさ、鰐の肉って美味しいのかな」
「あ〜、雛菜もそれ気になるかも〜」
「わ、私よりそっちに関心いくの…!?」
「よし、この際だから捌いちゃおっか」
「皮は錬金素材に使えそうだしね〜♡」
「小糸を誘拐した者、100万回死んでもおかしくないでしょ(抜刀)」
「ち、ちょっと…! 狩猟はさすがにやり過ぎなんじゃ…!」
「ふふ。大丈夫だって、小糸ちゃんの分も残しとくから」
「そういう事じゃなくて…」
ボス: キングクルール
属性: Vo
HP: 105
MP: 0
攻撃力: 38
守備力: 15
素早さ: 3
賢さ: 11
EXP: 57
ゴールド: 120
アイテム: 高級バナナ(ドロップ率100%。味方キャラ単体のHPを120回復する)
行動パターン: 単体通常攻撃、クラウンスロー(Viダメージ10前後の単体攻撃を二度繰り返す)、パイレーツキャノン(通常攻撃の1.1倍Daダメージ)、死んだふり(サービス行動。Da属性)
特性: 死んだふり(HPが無くなる程のダメージを受けた時、一度だけHPを1残して耐える)
出典: ドンキーコングシリーズ
CV: 小杉十郎太
攻略のコツ: 道中の雑魚敵と比べ攻撃力が高いので、HPは早めに回復するのが良い。幸いキングクルールは素早さが低く透ですら先手を取れるので、回復役の行動をオートに任せるというのも手。あるいは敵のHPも高くないので短期決戦を決めるというのも十分にあり。
「今度こそ、止めさしたでしょ」
「み、みんな…! 助けてくれて有難う…!」ギュッ
「うん。無事でよかった」
「…! あ〜、みんなアレ見て〜!」
「ぴぇ…! な、何で…!?」
「嘘でしょ…!」
「やば。最初のボス戦なのに第二形態あんじゃん」
ボス: 巨大キングクルール
続くかどうかはpixivに。
ダークぴゃッスル
「ほら、ユアクマ。沢山食べな」
「(美味しそうにご飯を食べている)」
雛菜が撮影でいない間、円香ちゃんのお家にお泊まりしたユアクマちゃん。夜には透ちゃんもやって来て、みんなにチヤホヤされちゃう。
「樋口ー、私にもお菓子ちょーだい」
「はい。神羅万象チョコ」
「おー、懐かし。ユアクマにも半分あげよっと」
「(嬉しそうにウエハースを受け取る)」
お菓子に、ジュースに、優しいお友達。雛菜ちゃんがいないのが残念だけど、ユアクマちゃんは満足そう。
今日は雛菜ちゃんが撮影から帰ってくる日。雛菜ちゃんを出迎えようと、ユアクマちゃんがソワソワしています。
『ユアクマ…。ちょっと太ったんじゃないか?』
プロデューサーの衝撃的な一言に、ユアクマちゃんは思わず右手に持っていたカップケーキを落としてしまいます。
「プ、プロデューサーさん…! ストレート過ぎますよ…!」
『う…す、すまん。でも雛菜が撮影行く前より、若干丸くなってるような…』
『…2人のせいか?』
「いやー。樋口がめっちゃ甘やかしてたから、ユアクマの事」
「…浅倉こそ、毎晩ビックリマン開封してウエハースあげてたでしょ」
急遽、事務所の台所にあった秤でユアクマちゃんの身体測定。メーターの針がゆっくりと、ユアクマちゃんの体重を指し示します。
「こ、この前測った時より300gくらい増えてる…!」
『300gって…。ぬいぐるみとしては割と致命的な重量化じゃないか…?』
さすがのユアクマちゃんもショックを隠せない様子。良かれと思ってした事が仇になり、罪悪感を感じる円香ちゃん。その横には顔がいい透ちゃん。ユアクマちゃんはそんな2人の方を振り向きます。
円香ちゃんも、透ちゃんも、全然悪くないよ。僕、美味しい物をいっぱい食べれたし、毎日すっごく楽しかったもん。
でも…でも、雛菜ちゃんに嫌われたらどうしよう。
今の僕を抱っこして、それで雛菜ちゃんがガッカリしたら…僕、僕…。
ユアクマちゃんはメソメソと泣き始めてしまいました。
「ユ、ユアクマちゃん泣かないで…!」
『2人とも、さすがにこれは雛菜に謝ったほうがいいぞ…』
「んー…」
「…」
そんな気まずい雰囲気の中、雛菜ちゃんが沢山のお土産を持って事務所に帰って来ました。
「あは〜、みんなただいま〜♡」
『お、おお雛菜…! おっおかえり…』
雛菜ちゃん、久し振りに会ったユアクマちゃんを抱き抱えます。
「ユアクマちゃんただいま〜♡ 雛菜に会えなくて寂しかったでしょ〜?」
続きはpixivに。
俺ユアクマの事好きなのかもしれん。
【番外編】自作のゲームを実況するノクチル
『4人とも、今度のライブは大成功だったな! ご苦労様!』
「あ、ありがとうございます!」
「今回は素直に労いの言葉として受け取ります」
「ね〜プロデューサー、頑張った雛菜達にご褒美ちょーだい〜♡」
『おお、いいぞ! お安い御用だ! 俺の懐が許すなら何でもしてやるぞ!』
「じゃあさ、記念に買ってよ。私達のブラ」
「あ〜! 雛菜それ賛成〜!」
『…ん? えーと…ブランド物が欲しいって?』
「じゃなくて、ブラ。ね、買ってよ」
『…聞き間違いかな。ブラって言った?』
「言ったよ〜♡」
「頭の次は耳が悪くなったんですか」
『要求する物おかしくないか…ちょっ待って離して! 4対1のおきらくリンチは卑怯…!』
「こっちこっち〜♡」ズルズル
「さっさと観念して下さい」
「ここのデパート、品揃えいいんだよね」
「な、何にしようかな…」
『(俺、この後どうなんのかな…)』
「プロデューサーも気に入ったのがあったら、どんどん教えてね〜♡」
『何で自分から性癖暴露しなきゃならんのじゃ…』
「透ちゃんはどんなのが欲しいの?」
「え? んーと…こんな感じのやつ(円香の上着をめくる)」
「!!?」
「ぴゃ…!」
「あは〜♡」
『なっ! 透!?』
『あ、可愛い…』
「(信じられない力で透の腕をひっぺがす)」
「ぐえー」
「…言い残す事は?」
『…それって下ともセットのやつ? だったらそっちも見たい』
「(空中からヴァルマンウェを生成して振り回す)」
『痛い痛い痛い痛い! この後どうせ見る事になるのに何で!?』
「順序って言うものがあるでしょ…!」
「円香先輩、いきなり見られてすっごく嬉しそう〜♡」
「円香ちゃん、ヴァンパイアハンターだったんだ…」
「あ、あとアレも買わなきゃ。米」
『いてて…え、米?』
『…これがホントのオカズ、って事?』
「そ、そうじゃなくてですね…」
「米を庭に巻いたら、スズメがちゃんと来てくれるでしょ〜?」
「そ。そういう事」
『…? 意味が分からないな…』
「それじゃ、準備出来たからプロデューサーのお家へ出発〜♡」
チュンチュン…
『(…ああ。そういう事、ね…)』
【動画のラストの補足】
RPGツクールアドバンスでは、特定の陣形にいるモンスターにこのエフェクトを設定した技を当てるとゲームがフリーズします。
ノコノコレース福丸BB
【都内、とある衣料品店の下着売り場にて】
「…」
「いや、違う」
「あの人の事だから、もっとこう…」
〜〜〜〜
「アイドルにこんな事させておいて、感想の一つも言えないんですか」
『あ…。す、凄く好み、です…。それ…』
「着てる物の感想を述べるだけなら、売り場コーナーでも出来ますよね?」
『う…す、すまん…。その、似合ってて可愛いぞ、円香…』
「この程度で鼻を伸ばすなんて、単純な人…。この先が思いやられますね」
〜〜〜〜
「何してんの、樋口」
「〜〜っ!!!」ズデェン
「おー…見事なコケっぷり」
「痛っつ…。浅倉、いきなり後ろから話しかけないで」
「いやー。遠くから樋口の妄想してるのが見えちゃって、つい」
「…は? 何の話」
「見せたいんでしょ。プロデューサーに」
「あの人にたくし上げを見せるくらいなら、車に轢かれたスカンクの遺骸を飲み物と一緒に口に流し込む方がマシ」
「…たくし上げ、なんて一言も言ってないんだけどなー」
「…! 浅倉…」
「まーまー。そういう事なら、協力するからさ」
「は…協力…?」
「プロデューサーに喜んでほしいんでしょ。じゃ、こっちの売り場の方がいいかもね」グイグイ
「ちょっ、待っ…そっちってキッズ服売り場じゃ…」
「プロデューサー、雛菜の手作りホワイトチョコ美味しい〜?」
『うん、美味しいよ…雛菜…』
「やは〜♡ いい子いい子〜♡」
「ほれ、樋口も頑張れー」
「…あの空間に割って入れって言うの」
「トライアンドエラーだから」
「エラーは余計でしょ」
「トライアンドエラー。デマンドアンドサプライ。それじゃレッツゴー」ドンッ
『雛菜、俺のチョコペンも…ゲェッ円香!?』
「あ〜、せっかくいい所だったのに〜!」
「痛っつ…。どう考えても事務所でやる事じゃないでしょ」
『こ、これは違うんだ…! その、雛菜の方から提案してきたのであって…』
「それを受け入れる方もどうかしてます」
「でも、これで円香先輩の手伝いにはなったでしょ〜?」
『…ん、雛菜?』
「オッケー。いい感じ」
『と、透もいたのか…』
『…え、何か企んでる?』
「プロデューサー♡ ご飯の後は、おねんねの時間だよ〜♡」
『…まさか、チョコに仕込みを!?』
『ふざけん…あ、何だか、眠…た…』ドサッ
続きはpixivに。
ふくまるようかん(HPを30回復する)
きせつはアイスクリームアイランド
『reaperを日本語化したい』
「もう雛菜関係なくなってるじゃないですか」
音madを作る者ならば誰しも通るであろうソフト「reaper」。このプロデューサーは普段それを使用しているのだが、デフォルトの設定言語は英語。となればソフトを日本語化する事自体、そう突飛な発想ではない。
しかしこのプロデューサー、PCにメチャクチャ弱いのである。Office系統はある程度使えるなどと豪語してみせるが、例えば動画編集ソフトの「Aviutl」に『こいつは何故人間の言う事を聞かないのか』と当たり散らす事が多いように、ちょっと応用を効かせたようなものはてんで駄目。それこそreaperを初めて触った時、つまり彼が動画を作り始めた時(「ぴゃッスルロロロ」の頃である)など『MP3とMP4って何が違うの?』と言っていた。
『違うんだよ。ちゃんと調べてやったつもりなんだよ。何かよく分かんないファイルもダウンロードしたし…でも何故か上手くいかなかったんだよ。信じてくれ』
「誰に言い訳してるの」
というより、これまでPCやインターネットにのめり込んでなかったのも原因ではある。ゲームはゲーム機でやるタイプの人間だし、その点で言えばパソコンは元よりスマホのゲームもそこまで好きになれないと口にしている。それなのにシャニマスに手をつけた辺り、雛菜の影響力が窺い知れる。
「そもそも本当に日本語化する気あるんですか」
『そりゃもう…日本語になれば今まで気付かなかったオプションとか見つけて、表現の幅が広がるような気もするし』
「確かに、ピィヤ~とかペャーが多少は綺麗になるとは思いますが」
『結構見てんだな…』
「…それで? その表現の幅とやらを広げて、どんな作品を作るつもりなんです」
『え? そりゃ決まってるだろ』
『雛菜にゲーム中では言ってない卑猥な台詞を言わせたい』
閑話休題。新番組・浅倉透のほぼ3分クッキング
「おはこんばんちは。ノクチルの浅倉透です」
「今日は…えーと、サメの煮付けを作りまーす」
『なかなかコアな物作るんだな…』
「じゃ、まずは…あ」
「…?」
「やば。冷凍のままだったわ、サメの切り身」
「ぴぇ…!」
『せめてパックの半額シールは剥がしとけよ…』
「うーん、それじゃ…」
「まさか、冷凍のまま煮込む気?」
「それだと3分で間に合うのかな〜?」
「別なのにしよっと、今中華な気分だし。何作ろっかな(この時点で2分20秒)」
『料理番組で呑気にクックパッド見てるアイドルって…』
「これ地上波ですよね…?」
「よし、決めたわ。カニグラタ(時間切れ)」
ダックハント福丸
朝起きたらとなりで市川雛菜がごろ〜んしていた。
俺は死ぬほど嬉しかった。何せ夢にまで見た雛菜だ。
童貞の俺にもついに彼女が出来て幸せに暮らしていける。
そしてマイホームを買って子供をつくって毎日しあわせ〜♡な生活をする。
そんなことを一瞬にして考えた。
でも、雛菜は「あれ〜? ユアクマちゃんどこ〜?」
って言うんだよ。俺のことは見向きもせずに。
そのとき分かったんだ。雛菜はユアクマと幸せになるべきだって。
だから俺は一緒にユアクマを探してあげた。
やっぱり雛菜の笑顔は俺に向ける笑顔よりユアクマに向ける笑顔のほうが可愛い。
俺は二人が幸せになってほしいと願いながら立ち去った。
そんな夢を見た。
起きて隣をみた。
雛菜牛丼が置いてあった。
わぁ。ドレッド
【ゲームブック:ユアクマとミニミニ小糸のパイナップル大作戦】
選択肢…台所に行ってみる
台所ではアイドルが二人、談笑しているようです。
「日本は敗けておりません…」
「助けて、樹里…果穂…」
「お、凛世と夏葉がいるぴゃ」
「(せっかくだから、二人に聞いてみようよ)」
どちらに話しかけてみますか?
凛世⇒sm38965934
夏葉⇒sm38620520
ぴぇぴぇアイドル
「(自分の身体よりも何倍も大きいプリンを見つける)」
「(大喜びでプリンに飛びつく)」
「(…という所で夢から覚めてしまう)」
「(目をこすり、起き上がって事務所の窓から外を眺める)」
「(かすかに漂う春の匂いを感じている)」
「(ふと、小糸ちゃんとプロデューサーが向こうで何か喋っているのに気付く)」
「い、いいですね…! 事務所のみんなで、お花見…!」
『来月にもなれば見頃だろうからな。何とかみんなの都合のつく日を…』
「(お花見って何だろう? という顔)」
「おいーす、どうもー。浅倉でーす」
「(透ちゃんが来た事に気付く)」
「よし。次のオーディションの挨拶これで行こっと」
「(透ちゃんの近くに駆け寄る)」
「おー、今日も元気そうじゃん。よしよし」ナデナデ
「(嬉しそう)」
「(透ちゃん、お花見ってなあに? と質問する)」
「え、お花見?」
「あー…花を見て、食べるやつ。美味しい物とか、みんなで集まってさ」
「(説明に納得している)」
「(試しに一人でお花見をやってみる事にする)」
「(植木鉢の花を見ながらお菓子を食べている)」
「(割と楽しそう)」
「…何してるの」
「(円香ちゃんの声に振り返る)」
「(円香ちゃんも一緒にお花見する? と誘う)」
「花見…」
『お、円香ここにいたのか。さっき話してた花見の日程なんだが…』
「(プロデューサーに気付く)」
「(僕もみんなとお花見に行ってもいい? と尋ねる)」
『おお、勿論。雛菜と一緒に誘うつもりでいたからな。みんなもきっと喜ぶぞ』
「(とても嬉しそう)」
翌月、やって来たお花見の日。
綺麗な桜に囲まれて、春の息吹を感じながらみんなでワイワイ。美味しい物を食べて、楽しく遊んだりお喋りする、至福のひととき。
雛菜ちゃん、お花見って楽しいね。
満ち足りた表情で振り向くその口元には、ご飯粒が一つ、付いていました。雛菜ちゃんにお口をふきふきしてもらいます。
二人は顔を合わせ、それからにっこりと幸せそうな笑顔を見せ合いました。
マドカ&福丸イージRPG ボス戦BGM
『雛菜に状態異常をかけたい』
「段々性癖が特殊になってません?」
『一般性癖でしょ…多分』
「そもそも、雛菜に易々と状態異常が効くと思ってるんですか」
『う、確かにそう言われると…』
「それもそのはず。何故なら雛菜は邪獣ヒヒュルデだからです」
『何て?』
「邪獣ヒヒュルデは、ドラゴンクエストモンスターズジョーカー2プロフェッショナルに登場する裏ボスです」
『いや聞いてないよ』
「とは言え『雛菜が3枠モンスター? ははっ、ありえないな』と反論する、高身長で白コートを着た芸能事務所勤務の方もいるかと思います」
『完全に俺の事言ってない?』
「では、この市川雛菜=邪獣ヒヒュルデ説を、次に述べる根拠を基に立証したいと思います」
『動画にしろよ…』
「根拠1。まずヒヒュルデは、通常サイズのモンスター(キングスライムやゴーレムなど)3枠分を使わないとパーティに収まらない…それくらい巨大な身体をしています。雛菜も肩幅合作が作られるくらいには身体が大きいので、3枠は使わないとパーティには収まらないでしょう」
「根拠2。ヒヒュルデは特性に"眠り攻撃"を持ち、これは通常攻撃時に眠り状態を付与する効果があります。作品によっては相手の眠り耐性を下げる"眠りブレイク"も持っています。この事からヒヒュルデは相手を眠らせる事に長け、二次創作においてよく雛菜がPを眠らせて主導権を握っているのと酷似していますね」
「更に、各種耐性が高く持久戦の適性があるヒヒュルデは、攻防一体のスキル"賢者"と相性抜群。要するに雛菜と相対して主導権を握られた者は、こう悟る訳です。賢者タイムだ…と」
「根拠3。雛菜もヒヒュルデも自分の特等席でくつろいでる事が多いです」
「根拠4。sm39437504の投コメで、雛菜がつねにアタックカンタ持ちである事が示唆されています。ヒヒュルデもつねにアタックカンタ持ちです」
「…以上、雛菜はヒヒュルデであり、雛菜に状態異常はそう簡単には通らない事が理解されますね」
『…樋口さん、終わりました?』
「いえ、まだです。アナグラムがありますので」
「先に述べたように、ヒヒュルデは眠りに特化しています。ドラクエで眠りと言えばラリホー、英語ではsnoozeです。これを入れ替えるとzoo NES。"動物園 ファミコン"…。"MOTHER"というファミコンのゲームに動物園のステージがあり、そこの攻略時点で流れるフィールドBGMは"Pollyanna"。さて、その楽曲を元にしたシャニマスmadがある訳ですが、動画タイトルに含まれるアイドルは誰ですか?」
『sm38208738か…。これアナグラムなの?』
「…。コホン」
『…何だこれは、たまげたなあ』
ユアク廻
「ユアクマちゃん、ひななといっしょに おやつたべよ〜♡」
雛菜ちゃん。
いつもえがおでやさしい、だいすきな雛菜ちゃん。
ぼくね、雛菜ちゃんと2人でいっしょにいるのが 1ばんしあわせなんだ。
「ユアクマちゃんといっしょだから、このおやつも すっごくすっごく おいしいね〜♡」
雛菜ちゃんも、きっとそうだよね。
「ユアクマちゃん、転んじゃったの〜? ひななが いい子いい子してあげる〜」
雛菜ちゃん。
ぼくが かなしくて泣いてるとき、いつも泣き止むまでそばにいてくれて ありがとう。
「よしよし〜。ひなながいっしょだから、もう大じょうぶだよ〜♡」
でもぼく もう泣かないよ。
雛菜ちゃんに えがおで会えるまで ぜったい泣かないよ。
だから雛菜ちゃん…もう少しだけ まっててね。
「ユアクマちゃん見て見て〜! 雛菜、オーディション優勝したよ〜!!」
雛菜ちゃん。
アイドルになれて すっごくうれしそうな雛菜ちゃん。
ぼくにとって雛菜ちゃんは、いつでも1ばんの アイドルなんだよ。
「今日はみんなでお祝いしようね〜♡ シチューに、ケーキに…ユアクマちゃんは何食べたい〜?」
だって 雛菜ちゃんがうれしそうにしてると、ぼくもいっしょに うれしくなれるから。
だからね、雛菜ちゃん。
雛菜ちゃんがかなしそうにしてると、ぼくもいっしょに かなしくなるんだよ。
「…ママ」
「ユアクマちゃん、ごめんね。雛菜…泣いてばっかりだよね」
ぼくがぬいぐるみじゃなかったら 雛菜ちゃんのこと、もっと えがおにできたのかな。
「ありがとう、ユアクマちゃん。そばにいてくれて」
「…ぎゅっ」
雛菜ちゃん。
ぼく、ひとりは やだよ。
雛菜ちゃんに はやく会いたいよ。
「ユアクマちゃん、これからも雛菜と一緒にいようね」
雛菜ちゃん、どこにいるの?
会いたいよ。
はやく 会いたいよ。
「大丈夫だよ。ずっと、ずっと一緒だよ」
この恐怖も孤独も悲しみも、いつかしあわせに変わるから。
続きはpixivに。
雛菜との真のやすらぎ
どこかにあって、どこにも無い世界。
一人の青年と一人の少女が、肩を寄せ合ってうたた寝をしていた。
その二人は、互いの幸せを一番に願った。
自身を顧みる事なく、ただ隣で大切な人が笑顔で楽しくある事を望み、それを自身の一番の幸せであるとした。
やがてその想いが、立場や年齢を越えた"愛"であると気付いた。
その二人は、自らの力不足を嘆いた。
苦しみから救い出せず、悲しむ夜がいくつもあった。
幾多の艱難辛苦を前に、二人が隣で笑顔でいられたのは、かわるがわるに見せ合った涙があるからこそだった。
その二人は、最期の時まで互いの事を想い続けた。
運命が彼らを分かつとも、朽ちる事のない愛を胸にいつかの再会を誓った。
自らを愛する事を知った青年。
他人を愛する事を知った少女。
その二人は、共に生きる事を選んだ。
先立つ青年を見送り、小孫らの成長を見届けると、いつの日か少女は青年との約束を果たすかのように息を引き取った。
その二人は今、幸せに満ちた悠久の刻を過ごしている。
片時も、互いのそばを離れる事なく。
初代達人です。
しばらくの間、動画投稿者としての活動を「休止」する事にしました。
これまでも何度か、動画投稿を停止しては何週間か後に戻ってくる事がありました。しかし今回は長い「休止」になると思います。
ここ半年間くらいにおいて生活の多忙化、及び自前の精神衛生面の悪化が加速していました。シャニマスに触れる頻度や動画や投コメを作成出来る時間が徐々に減り、このまま皆さんを待たせるのも、反対に無理して何かを作り出すのも本意ではないと思い、それならば「立つ鳥跡を濁さず」という道を選んだ結果がこの報告になります(この動画と上記の投コメは、昨年の11月に既に完成させていました)。
あえて「休止」という言い方をする事にします。何かしらの形で再出発が出来るよう、それまで休息に努めたいと思います。その頃までにはReaperは日本語化しておきます。
取り急ぎ、自信が散々いじくり回した投コメの中で、これまでお世話になったお礼を言わせて下さい。ありがとうございました。
MOTHER
「もしかしてプロデューサーさん、ホラー映画が苦手なんですか…!?」
かくしてプロデューサー宅に泊まりに来た小糸は、新調したての淡い紫色のパジャマを着てテレビの前でくつろいでいた。
『いや、苦手とまでは言わないけど…まさかこれ観るのか?』
今夜放送される映画は、一年程前に話題になったホラー映画。あまりの演出に上映中止を打ち出した劇場もある程だった。
『小糸は…こういうの怖くないのか?』
「わっ、わたしはこれくらい余裕ですよ! プロデューサーさんも、わたしが一緒なら安心して観れますよね…!」
ソファに座るプロデューサーの脚の上に乗る小糸。部屋を薄暗くし、彼の有無を言わさずチャンネルをそのホラー映画へと切り替えた。
『はは…大したもんだな』
「こ、怖くなったら…抱きしめてもいいですからねっ…! わたしの事…!」
映画は、程なくして最初の山場を迎えていた。予告ムービーでよく使われていた、迫り来るホラーシーン。それを目前にしていた小糸はーいや開始直後から既に怯えていたのだがー、今にも泣きそうな様子で恐怖を堪えていた。
「ぴぃ…っ!」
強襲するホラー演出、小糸は思わず画面から目を背ける。並のホラーマニアでさえゾッとしてしまう演出ともなれば、小糸にとっては破壊力抜群だろう。膝の上で震える小糸はいつにも増して小動物のようで、プロデューサーはこのままチャンネルを変えるなりテレビを消すなりして、彼女を恐怖から解き放つ事も可能ではあった。
しかし。
「ぴゃ…! なっ…!?」
『テレビから目を離して、どうしたんだ? 小糸は怖くないんじゃなかったのか?』
彼女の頭をわしりと掴み、強制的にテレビの方に顔を向けさせる。さっきの仕返しもあったのだろうが、彼自身こんな小糸の姿を見て、加虐的な気持ちが芽生えてしまったのだ。
『こら、目を瞑るんじゃない』
「え、で、でも…っ!」
『俺にあんな事言っておいて、まさか観るのが怖いなんて言うつもりじゃないよな?』
「そ、それは…!」
つい、からかってしまった。手首も優しく掴んで、手のひらで目を覆わないようにさせている。小さな握り拳をぎゅっとしているのがよく分かった。
追い詰められた彼女の眼前に映るのは、容赦無く展開されるホラー演出。さすがのプロデューサーも反射的に体を震わせ、思わず目を逸らしてしまう程だった。
「ぴ…! …っ!!」
押し寄せる恐怖をかき消せず、まともに声すら出ていない。溢れる涙で濡れたその表情には、ひとしずくの余裕すら無い。
続きはpixivに。
元ネタ→sm40516846 sm38208738
ユアクマ城ドラキュラ 蒼月の十字ぴゃ 闇夜の激突(ボス戦闘曲2)
天てれドラマ「ちっちゃなわたしと、おおきなわたし」第一話 ひみつのであい
「一限は数学だ…。教科書教科書…」ガサゴソ
「ピャッ」
「…えっ!?」
「ピャーッ!」ガバッ
「あっ…! い、いつの間に鞄の中に…!」
「もう…! 学校には着いて来ちゃダメって言ったでしょ…!」
「あれ? 福丸さんそれって…」
「!! あっ、えーと、こっこれね…! 実は新しく買った消しゴムなんだ…!」ガシッ
「ピャ!?」
「あんまり消えないから、ふっ筆箱にしまっておこうかなって…!」ポイッ
「ピャー!」
「(ここでちょっとだけ静かにしてて…!)」ゴニョゴニョ
「そ、そんな消しゴムあるんだ…?」
「あ、あははは…」
きらきらと色とりどりに輝く、魔法がかかったみたいな沢山の飴。そんな「宝石」が詰まった瓶詰の中に、ある日その子は現れた。
ちっちゃなわたしの姿をしてて、瓶の中の飴を全部食べてスヤスヤ眠ってた。
何処から来て、何をしにここにいるのか、何も分からない。慌てて透ちゃん達に連絡して、結局わたしがこの子をこっそり飼う事にした。
ミニ丸ちゃん。円香ちゃんが名前をつけてくれた。
「その子がミニ丸ちゃん〜?」
「う、うん…。いつの間にか鞄の中に入ってて…」
「凄。まんまちっちゃい小糸ちゃんじゃん」
「ピャー! ピャー!」ペチペチ
「容器の中が気に入らないっぽいけど」
「だって、すぐ何処かに行こうとするから…」
「もしこの子がみんなにバレたら、どうなっちゃうのかな〜?」
「うーん…」
「(この子が見せ物にされたり、生態研究の為に政府に連れて行かれたり…も、もしかしたらそのせいで学校もアイドルも辞める事になるかも…!)」
「(みんなでミニ丸ちゃんにお菓子あげすぎちゃって、まんまるに太っちゃうかもね〜)」
「(2人の小糸を私が独り占め出来なくなる…?)」
「(恐るべき子供達計画じゃん。やば)」
「こ、この子の事はわたし達だけの秘密にしようね!」
「マンモクスン…じゃないね。らりるれろ」
「浅倉、絶対変な想像してたでしょ」
「あは〜、円香先輩も大概だと思うけどな〜」
「♡♡(円香からマシュマロを貰って上機嫌らしい)」
じ、次回の「ちっちゃなわたしと、おおきなわたし」!
わたし達のライブ衣装を見たミニ丸ちゃん、自分も可愛い服を着てみたくなっちゃったみたい! 事務所に行って手作りの衣装を作っていると、そこにPさんが現れて…!?
第二話「てのひらのドレス」! そういえば、さっき円香ちゃんはどんな想像をしてたんだろう?
MOTHER2 ボーイ・ミーツ・トール(ツーソンのテーマ)
「(プロデューサーの脚を攻撃している)」デュクシデュクシ
『痛てて。ユアクマ痛いよ』
「あれ〜? ユアクマちゃん何してるの〜?」
「(さっき事務所のテレビで観た映画が面白かったらしい)」
『カンフー映画観てたっぽくてさ、それに影響受けたんだろうな…はは』
「そうだったんだ〜。ユアクマちゃん、パワフルでカッコいい〜♡」
『全く…俺を攻撃する悪い子はコチョコチョの刑だ』
「(笑い転げている)」キャッキャッ
「プロデューサーさん、た、大変です…! けんかですよっ…!」
『え、け、喧嘩…!?』
「透ちゃん、円香ちゃんが持ってる消しゴムの角を勝手に使っちゃったみたいで…!」
「それで円香先輩怒っちゃったの〜? 変なの〜」
『うーん…円香の気持ちも分かるような、分からないような…?』
『でも、どうあれちょっと仲裁に行った方が良さそうだな。2人はとりあえず…ユアクマを頼む』
「は〜い! ほらユアクマちゃん、小糸ちゃんがカンフー教えてくれるって〜♡」
「…え! わ、わたし…!? でもカンフーってどうすれば…」
「(憧れの眼差しで小糸を見る)」
「し、しょうがないなあ…! まずは準備体操から…!」
「ねー樋口。これ、ほどいてってば」
「ダメ。抵抗するだけ無駄だから、覚悟して」
「えー、そんなに重罪…樋口待って。脇は無理だって」
「無理じゃない」
「ごめんって。謝るから許して…うっ♡」
「何くねくねしてるの。まだ何処にも触れてないんだけど」
「だって…ずるいじゃん」
「Get ready?」
「…ノー」
「…(無言で一気に脇を攻める)」
「!! うひ、うひゃああっははぁっ♡」
「何それ。いつもの余裕は何処に行ったの」コチョコチョ
「だっ、だってひぐっ♡ ひぐちがぁあはっ♡ あははははぁっっ♡」ジタバタ
『おい、二人共! 喧嘩は止め…』
「…あ。お疲れ様です」ピタッ
「はっ、はあっ、ぷ、プロデューサー助けっ…♡」
『…お楽しみのところ失礼しました』ガラガラガラピシャ
「はい。また後ほど」コチョコチョコチョ
「えぇなんでぇえへへへっへぇぇっ♡♡」
「そう…! それが肉体の限界値を引き出す剛醒呼法だよ…! よく出来ました…!」
「(小糸ちゃんのおかげで段々と自分が強くなっている事を実感している)」
「う〜ん、多分それカンフーじゃないと思うけど〜…」
「ま、ユアクマちゃんが喜んでるからいっか〜♡ めでたし、めでたし〜♡」
星のピャービィ ぴゃブリークラウズ
「ユアクマちゃん、ずっとクリスマスの帽子被ってる…」
「お気に入りなんだって〜。ね〜ユアクマちゃん〜♡」
「(ねー、という顔)」
「あ。クリスマスで思い出したんだけどさ」
「…?」
「去年のクリスマスさ、朝起きたら枕元にお菓子置いてあって。ちっちゃい、可愛いやつ」
「え…! それ、透ちゃんもなの…?」
「え、小糸ちゃんにも来てたの? お菓子」
「う、うん…。ちょっと珍しいなって思ってたけど…」
「ね、あれ樋口が置いたの?」
「夜中に隣人の家に忍び込む訳ないでしょ。それに、枕元のお菓子なら私にも来てた」
「そういえば、雛菜のとこにも来てたかも〜」
「…」
「みんな、お菓子美味しかった〜?」
「…? う、うん…! 食べた事のないお菓子だったから、とっても…!」
「うん。グーだった」
「…雛菜。何か知ってるんじゃないの、そのお菓子の事」
「へ〜? 何の事か雛菜よく分かりませ〜ん。ね〜ユアクマちゃん〜♡」
「(ねー、という顔)」
去年のクリスマスの夜。
お家でのクリスマスパーティを終えて、雛菜ちゃんと一緒の布団に入るユアクマちゃん。
「(…)」
「(雛菜ちゃん、ちょっと出かけてくるね)」
スヤスヤ眠る雛菜ちゃんに気付かれないよう、ユアクマちゃんはこっそり布団から抜け出します。そのまま静かに押入れに入って行くと、中から出てきたのはユアクマサンタちゃん。赤い帽子と上着に、プレゼントの入った袋を持っています。
でも、今は雪の積もる真冬の夜。一人でプレゼントを配りに行くのは大変です。そこでユアクマちゃん、仲良しのミニミニ小糸ちゃん達の力を借りる事にしました。
「むにゃ…ユアクマ、こんな夜にどうしたのぴゃ?」
「(みんなにプレゼントを配りに行こう、と呼びかけている)」
「でも今日はもう眠いし、外は寒いぴゃ…」
「そうぴゃそうぴゃ」
「(パーティ用の袋詰め特大マシュマロを取り出す)」
「ボーッとしてないで早く配りに行くぴゃ! 寒さなんてヘッチャラぴゃ!」
「ソリの運転ならお任せぴゃ!」
防寒具にトナカイのスーツを着るミニミニ小糸ちゃん2人。ミニチュアのソリに乗ったユアクマサンタちゃんを引いて、さあ出発。
続きはpixivに。
コイトの為に鐘は鳴る
「浅倉、それどう考えても上級者向けでしょ」
「あー…大丈夫だって。今日からなるから、上級者に」
「…なれるものならね」
「それじゃ、小糸ちゃん達もエアライドマシン決まったみたいだし。行こっか」
「シティトライアルに」
『…雛菜は何でレックスウィリーにしたんだ?』
「ゴツすぎるでしょ」
「Pも後ろに乗っていいよ〜♡」
『小糸もいい選択だな。デビルスターか』
「え…。で、デビル…?」
「小糸ちゃん、デビルって知らないでそれにしたの〜?」
「だ、だって紫色だったから…」
『あれ…透は何処だ?』
「ふふ。操作効かないわ」ツルツルツル
「…あっちでツルツルしてます」
「だからスリックスターは止めたのに」
『あ、そうだ。マシンが大破したら服も破けるんで。それじゃレーススタート!』
「…あ?」
「はあ…こんな下世話なゲームを遊ぶくらいなら、耳にバッファローのフンを入れる方がマシ」ブツブツ
『…あ、スタジアム予言が来たぞ。直線コースでスピード競技する予感…か』
「スピード競技…。攻撃特化のマシンじゃ勝てないかな…」
「あ、あそこに早そうなマシンが…。あれに乗り換えて…ぴぃっ!!?」
「わ〜! 小糸ちゃん早い〜!」
「な、ななな何これ止まらないぃ…!」
『よりによってルインズスターか…』
「…あっ! まっ円香ちゃんぶつかるっ!」
「うわっ、前から小糸が…!(大破する円香のワープスター。服がビリビリになる)」
「あは〜、円香先輩ドンマイ〜♡(円香のドロップしたアイテムを奪う)」
「操作効かないわ」ツルツルツルドンッ
「グエッ」
「あ…樋口ゴメン」
「轢死の異人…」ガクッ
『そのネタ誰が分かるんだ?』
「結局7分間何も出来なかったわ」
「雛菜ちゃん、いつの間にかハイドラ完成させてる…」
『よーし。それじゃお待ちかね、スタジアムの競技は…』
「…競技なら、さっき設定で決めておきました。これです」
『あ、そうだったのか? 予言の意味なかったんじゃ…おい待て何だその競技』
「VSプロデューサ〜? 何それ〜」
「ルールは単純。カスタムバイクに乗るPを、4人で協力して倒せば私達の勝ち」
「あー…なるへそ」
『え…』
「じゃあこうすればいいよね〜♡」ガシッ
「もうエアライド関係ないけど…」ガシッ
『ちょっ、えぇ!?』
「マシンを大破させたら、服が破けるんでしたよね」
『いや俺マシン乗ってないし! 許し…あっ下着可愛』
チュンチュン…(クリアチェッカー「Pを1分以内に倒す」達成)