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【ラブライブ!×モーレスター】ラブライブ!クレイジー!第8話「絢瀬絵里、狂う」【現代音楽風】
なんとなんと、現代音楽祭が音ノ木坂学院で開催されてしまった!?
ラブクレ第8話です。音楽を楽しむ動画です。ひと昔の動画によくあった、背景1枚貼り付けてテロップつけるだけというシンプルイズベストな動画づくりをラブライブ!クレイジー!風に再現して目指しました。
作業用BGMとしてご利用ください。
モーレスターって時々こういう恐ろしく抽象的な動画ってあるよね。
0:15 第1部「シンセサイザーと雪国」作:Hanayo Koizumi aka SixParks
4:03 第2部「49鍵盤のピアノファンタジーⅠ」作:Maki Nishikino
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<ラブクレ公式>
ラブライブ!クレイジー!公式(@lovelive_crazy)
https://twitter.com/lovelive_crazy
<サウンド担当>
Hanayo Koizumi aka SixParks(@SixParks_Crazy)
https://twitter.com/SixParks_Crazy
<動画担当>
Kotori Minami@ラブクレ映像(@Kotori_Crazy)
https://twitter.com/Kotori_Crazy
<参考動画>
松平頼暁「モルフォジェネシスII」Morphogenesis II (1992) by MATSUDAIRA Yori-Aki
https://www.youtube.com/watch?v=GA_XsNMJ_aA
三上絵里香 現代音楽(クルターグ:8つのピアノ小曲作品3)、クラシック(ショパン:即興曲第1番変イ長調作品29)
https://www.youtube.com/watch?v=pCg4JABu1d8
マルク=アンドレ・アムラン - サーカス・ギャロップ(自筆楽譜)
作曲ーマルク=アンドレ・アムラン - (CND/平成三-平成六)
MIDIークリスティアン・「ア」・イヴァン - (PHP/令和二)
MIDI - https://drive.google.com/file/d/1Ue2g76DntrFPCQ3nzAZ-IniUb8crrVar/view?usp=sharing
[AMV] Higi IV “March” [The Saga of Tanya the Evil]
作曲:西村朗
演奏:PRIEM WIND ENSEMBLE / 指揮:隠岐徹
シリーズ:series/70809
拙作リスト:mylist/56463677
ミキス・テオドラキス:交響曲第1番
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=ActG7NHtwpo)。
ギリシャの作曲家ミキス・テオドラキス (1925 - 2021)はクラシックから映画音楽、ポピュラー音楽に至る幅広い分野において活躍し「ギリシャにおける20世紀最大の音楽家」と高く評価されました。一般に、彼の最も注目された作品は映画音楽で「その男ゾルバ」「Z(1969年)」「セルピコ」などが知られていますが、正統的なクラシック音楽様式に基づく作品も多数残されています。
そうした作品の1つである交響曲第1番は、テオドラキスがギリシャ内戦に参加していた1948~54年に作曲されました。作品様式としてはショスタコーヴィチの影響を受けつつも、ギリシャの民族音楽との融合を試みた、新古典主義に基づく全3楽章構成の交響曲となっています。
ただ、彼は生涯を通して左翼系の活動家・政治家として活動しており、本作の作曲期間にもしばしば政府によって逮捕・拘禁されていました。その経験による苦悩は本作にも色濃く反映されており、単なる「ショスタコーヴィチとギリシャ音楽の折衷音楽」というくくりにとどまらない作曲者の個性がにじみ出た作品となっています。
ミキス・テオドラキス指揮
サンクトペテルブルク・カペラ交響楽団
【ダーク・アンビエント】洒涙雨【オリジナル曲】
世界一無意味な5分間
やんでるときにつくったら やんだきょくになりました
ロービットなサンプラーや風鈴とかを使った 質の低い具体音楽に ピアノの即興を くわえました
バーバー:交響曲第2番 作品19(1947年改訂版)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=EHXnnBykrCU)。
第二次世界大戦の最中であった1943年、アメリカ陸軍航空軍は「弦楽のためのアダージョ」などの作品で頭角を現した作曲家サミュエル・バーバーに対して「飛行機乗りを扱った交響的作品(symphonic work about flyers)」の作曲を依頼しました。バーバーは1942年にアメリカ陸軍に徴兵されていましたが、この新作の作曲に際して軍の全面的な協力を受け、航空軍基地の中で暮らしてパイロット達に飛行の経験について聞いたり、自ら飛行訓練に加わったりするなどしました。また軍からの要請により、夜間飛行の誘導のためのビーコンを表現する電子楽器(electronic tone-generator)を編成に追加しました。こうした事情から、バーバーは複調やオスティナート、不協和音といった様々な技法を可能な限り駆使した野心的な交響曲を作曲し、全3楽章の交響曲第2番 作品19として完成させました。
本作は1944年に初演され、一部評論家から批判はあったものの、意欲的な現代音楽作品として成功を収めました。バーバーは本作の出来をかなり高く評価しており、1947年には電子楽器のパートをEs管クラリネットに変更した改訂版を作り、1950年には自らの指揮により録音も残しました。しかし作曲から20年を過ぎた1964年、バーバーは「軍のプロパガンダ作品でしかない」との理由で本作の楽譜を破棄し、長らく演奏機会が失われました。その後、バーバーの死後の1984年にイギリスで破棄を免れた楽譜が発見され、現在では再評価が進んでいます。
個人的には、この交響曲は同時期に作曲されたショスタコーヴィチの交響曲(第7番など)と同程度のプロパガンダ性があるものの、バーバーが気に病むほどではなく、むしろ現代音楽における交響曲としてかなり優れた作品であることに注目するべきだと思います。
ネーメ・ヤルヴィ指揮
デトロイト交響楽団
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲 作品34
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=30gJoDUYuns)。
ショスタコーヴィチはペテルブルク音楽院で作曲とピアノを学び、作曲家としてのみならずピアニストとしての活動も目指していました。しかし、1927年の第1回ショパン国際ピアノ・コンクールに出場したショスタコーヴィチは盲腸の痛みに悩まされたためか、4位までの入賞を逃すという不本意な結果に終わり、以降はピアニストとしての演奏活動は低調になりました。
それから5年を経た1932年、歌劇「ムツェンスク郡のマクベス夫人」作品29を完成させたショスタコーヴィチは、12月30日から1日約1曲のペースで前奏曲を作曲し、翌1933年3月2日に24曲の前奏曲を完成させました。これが「24の前奏曲」作品34で、同年5月24日にショスタコーヴィチ自身の演奏で初演されました。
彼のピアノ独奏曲の最高傑作が「24の前奏曲とフーガ」作品87であることは衆目の一致するところですが、こちらの前奏曲集もショスタコーヴィチの特徴が充分に表れており、さらに本作は彼が自作を中心とするピアノの演奏活動に復帰したきっかけとなったという点で重要な作品と言えます。
エリソ・ヴィルサラーゼ(ピアノ)
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第11番 ヘ短調 作品122
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=aFjOHfIobsc)。
ショスタコーヴィチは弦楽四重奏曲を15曲作曲しましたが、そのうち第2~14番は、モスクワ音楽院の卒業
生たちが結成したベートーヴェン弦楽四重奏団によって初演されました。彼らはショスタコーヴィチと長年
にわたって親交を深めましたが、1965年に第二ヴァイオリン奏者を務めていたヴァシリー・ペトロヴィッ
チ・シリンスキーが死去します。彼の死に衝撃を受けたショスタコーヴィチは、翌1966年に追悼のための
弦楽四重奏曲を書き上げ、同年の5月28日にレニングラードで、新たな第二ヴァイオリン奏者を迎えたベー
トーヴェン弦楽四重奏団によって初演されました。これが、弦楽四重奏曲第11番 ヘ短調 作品122です。
本作は、大曲として知られるベートーヴェンの弦楽四重奏曲第14番と同じ全7楽章構成ですが、1つの楽章
は2~3分程度と短く、これらが切れ目なく演奏されるため、演奏時間は約16分程度と比較的に短くなって
います。シリンスキーの追悼という目的に沿って作曲されたため、暗く、厳粛な曲想が曲全体を覆っている
一方で、複雑な合奏や難しい技巧をあえて避け、追悼の気持ちを込めた静かで深い思索を誘うような音楽が
展開されています。
今作はショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲としては、例えば有名な第8番などの陰に隠れてあまり知られて
いませんが、これ以降の彼の弦楽四重奏曲は「複雑な合奏や難しい技巧」を避ける傾向が顕著に表れるよう
になっており、その作風の分岐点として重要な作品と言えます。
エルサレム弦楽四重奏団
【音楽の歴史(後編)】中世〜現代音楽「ジャズ」「ブルース」「ロック」
【現代音楽へ繋がる「ジャズ」】
・19~20世紀、アメリカ南部の都市を中心に盛んになる。
・「西洋音楽」と「アフリカ音楽」が組み合わされた音楽。
・黒人音楽でありながら、白人ミュージシャンも。
「音楽的特徴」
・シンコペーション
・ブルーノート
・スウィング
・コール&レスポンス
・インプロヴィゼーション(即興)
・ポリリズム(複合リズム)
「有名アーティスト」
・ルイアームストロング
・デュークエリクソン
・エラフィッツジェラルドなど
→ディズニーのレトロ映画のBGMがそんなイメージ!?
【なぜ「ジャズ」は生まれたのか?】
・欧州ルーツのクラシック音楽への対抗
・人種差別への抵抗
・自由を求めて。多様性を表現。
・欧州音楽から分離=ブルースジャズ
・ジャズロックなど
【ジャズおすすめ】
・SoWhat(マイルス・デイビス)
・Waltz For Debby(ビル・エヴァンス)
・My Faborite Things(ジョン・コルトレーン)
【すべての音楽の原点「ブルース」】
・19世紀後期より盛んになる。
・「黒人霊歌」「フィールド・ハラー」「ワークソング」などとも。
・ジャズが楽器主役。ブルースは「ギター」が主役。
・孤独感、悲しみを(blue)を歌に乗せる。
・身近な出来事感情を歌う。
~様々なスタイルのブルース~
「デルタブルース(アコギ)」
「カントリーブルース」
「シカゴブルース(エレキ)」
☆ブルース「A・A・B形式」
☆ペンタトニックスケール
☆シャッフル、ウォーキングベースなどが特徴。
「主なアーティスト」
・レイチャールズ
・エルヴィス・プレスリー
・ビートルズ
【ブルースロックへ繋がる】
・1960年以降
・代表アーティスト「BBキング」
・歌よりも即興ギターによる演奏が魅力!
「ブルースロックの酒場には」
・ミックジャガー
・ブライアン・ジョーンズ
・スティーブ・マリオット
・エリック・クラプトン
→現代のビックアーティストを生み出す。
「アニマルズ」
「ローリング・ストーンズ」
「ジミ・ヘンドリックス」
「デヴィッド・ボウイ」
「ブルースロック」をルーツにし、
「ハードロック」「ヘヴィメタル」「パンク」「エレクトロニカ」など
幅広いジャンルへと広がる。
「十二音技法」~悪魔の音列~ 音楽を一瞬にしてカオスにしてしまう方法解説
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=HeXEzMWi2EI)。
シェーンベルクなどによって現代音楽の作曲技法として作られた「十二音技法」については、書物やネットのサイトなどで様々な説明がなされていますが、なかなか感覚的にわかりにくいのが正直なところだと思います。そんな中で「カエルの歌」を題材にしたアレンジを駆使して説明したこの「ぜろいち」氏の動画は、個人的に最もわかりやすい十二音技法の説明だったので、転載してみました。
【超実験音楽】かみさまみたいにかわいいね。地獄みたいにかわいいね。 Cute as heaven, cute as hell - Name【ウィスパーコア】
♡可愛さ余って憎さ百倍♡
The strength of feelings only means that the feelings are strong.
[Streaming Services / ストリーミング]
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マルティヌー:管弦楽のためのスケルツォ「サンダーボルト P-47」
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=VrVxNRReykE)。
1945年、チェコの作曲家でナチスのヨーロッパ侵攻から逃れてアメリカに滞在していたボフスラフ・マルティヌーに、ある管弦楽団から新しい演奏会用の管弦楽作品の依頼が届きました。これに対し、マルティヌーはこの頃に作曲した交響曲第3番のスケルツォ楽章から着想を得て、スピード感を重視した10分ほどの作品を作曲しました。当初、彼は楽譜に「速さを讃えて」という題名を添えていましたが、その後に新聞で「第二次世界大戦で連合国を勝利に導いたアメリカ陸軍の重戦闘機」を紹介する記事を見つけ、この戦闘機の名前を題名としました。これが、管弦楽のためのスケルツォ「サンダーボルト P-47」です。
曲の内容は、絶え間ないトレモロが延々と続く中で戦闘的な描写が続く一方、中間部では管楽器が牧歌的なメロディを奏で、終盤では短調の響きで終わります。ただ「P-47」という題名が後から付けられたことを考えると、これは必ずしも重戦闘機の戦闘場面を描写したわけではなく、当初の題名通り管弦楽で「速さを讃え」るための作品と考えるのが妥当に感じます。
ぺトル・ヴロンスキー指揮
ブルノ国立フィル・ハーモニー管弦楽団
カバレフスキー:24の前奏曲 作品38
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=swAvXjk13Yk)。
1943~44年、カバレフスキーは「24の前奏曲」作品38を作曲しました。作曲に当たってはショパンの前奏曲を参考にして各曲はショパンと同じ調性順に並んでいる一方、ロシア民謡に基づくメロディに基づくわかりやすい作品で、社会主義リアリズムに忠実であった彼の面目躍如といえます。
作品は完成後、カバレフスキーの師であるミャスコフスキーに献呈されました。カバレフスキーはこの作品について「私はミャスコフスキーに、この『24のプレリュード』を、私の彼に対する深い尊敬を示したいと思っただけでなく、師が私の中に、ロシア民謡に対する本当の愛を引き起こしてくれた、という2つの理由で献呈した」と述べています。
ヤコフ・フリエール(ピアノ)
ドビュッシー:「子供の領分」より「ゴリウォーグのケークウォーク」聴き比べ
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=OUYcqIDMFYY)。
ドビュッシーの組曲「子供の領分」の終曲「ゴリウォーグのケークウォーク」を、ドビュッシー自身及び同
時代に活躍したピアニストにより演奏された記録の詰め合わせになります。どのピアニストも優れた技量に
より個性全開で演奏していますが、この中では、ピアノロールに記録したドビュッシー自身の演奏が結果的
に音質が一番いいというのが、ちょっと面白いです。
クロード・ドビュッシー(ピアノロール)
セルゲイ・ラフマニノフ
レオポルド・ゴドフスキー
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
バーバー:弦楽のためのアダージョ(チェロ奏者によるリモートセッション)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=0ly61HpQ3mU)。
新型コロナウィルス肺炎の世界的な流行により、世界各国からリモートセッションを行う演奏動画が多数投稿されるようになりました。そのうち、全世界のチェロ奏者によるリモートセッションを配信している「COVID CELLO PROJECT」では、その名の通り、全世界のチェロ奏者をオンラインでつないだ演奏を数多く投稿しています。その1つであるこの動画では、サミュエル・バーバーの「弦楽のためのアダージョ」を世界29ヵ国、278人のチェロ奏者が合奏しています。
吹奏楽のための「祭り」
この曲は2017年に作曲された。ポリリズムやオスティナートの多様により、プリミティブな部族の祭りの情景を描いた。一つのモティーフが全曲にわたって用いられ続けることも、この楽曲の特徴である。
吹奏楽らしい、力強い演奏と、ソロ楽器の豊かな表現力が必要とされる。
Grade:6
This song was composed in 2017 and depicts the scene of a primitive tribal festival due to the variety of polyrhythms and ostinato. Also using one motif relentlessly is this song's characteristic, too.
Grade:6
Youtube https://youtu.be/Jw4sYRKIco4
【これぞエキゾチック】 ヘンリー・カウエル ペルシャ組曲 ストコフスキー&彼のオーケストラ
忙しい方は、終楽章だけでもお聴きください→#14:29
ヘンリー・カウエルは現代音楽の作曲家ですが、同時に各国の民族音楽を題材とした作曲もしています。来日したこともあり雅楽の影響を受けたOngaku(sm19095975)や2つの琴協奏曲を作曲しています。
ペルシャ組曲は、1956年 ヘンリー・カウエルがイランのテヘランに3カ月滞在したときに作曲されたものです。西洋楽器でイランの民族音楽を表現したものと考えれば良いと思います。
Ⅰ Moderato #00:08
Ⅱ Allegretto #04:39
Ⅲ Andante #09:07
Ⅳ Rondo #14:29
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」(1929年5月 自作自演)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=cq7hQeRyA4g)。
作曲家であると同時に指揮者、ピアニストでもあったストラヴィンスキーは、88年の生涯のうちに自作自演の録音を多数残しました。そんな彼の自作自演録音はSPレコード時代の1920年代後半から始まっており、その最初期に属するのが、1929年5月に録音された「春の祭典」です。この年の1月には、本作の初演を担当したピエール・モントゥーが世界初録音(sm37246201)を行っており、ストラヴィンスキーの録音はそれに続く2番目となりました。
ただ、ストラヴィンスキーは優れた作曲能力に比べると指揮者としては平均的なレベルにとどまっていたため、この録音でも変拍子の取り方を間違えて指揮している箇所があり、終曲「生贄の踊り」ではテンポが危うくなる瞬間が聞かれます。これについては、指揮の技量に劣るストラヴィンスキーが変拍子を楽譜通りに指揮することをあきらめ、全部4分の4拍子で振ったという話が後々まで伝えられています。実際、後に彼のアシスタントとなったロバート・クラフトは、ストラヴィンスキーが「春の祭典」を何度も改訂したことについて「変拍子をストラヴィンスキー自身が指揮出来なかったため」と明確に述べており、ほぼ事実であろうと考えられています。
一方、演奏されている版は初演時の1913年版や初の出版譜である1921年版とかなり異なっており、この年に出版された1929年版に沿った演奏となっています。更に終曲のティンパニは後年の1967年版に酷似したパターンであり、作品分析において貴重な史料価値のある録音と言えます。
イーゴリ・ストラヴィンスキー指揮
ワルター・ストララム管弦楽団
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」(モントゥー指揮 1929年1月世界初録音)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=bhxvt6NkUJg)。
ストラヴィンスキーの代表作の1つであるバレエ音楽「春の祭典」は1913年5月29日にパリのシャンゼリゼ劇場でピエール・モントゥーの指揮により初演され、一大スキャンダルとなったことはよく知られています。それから16年が経過した1929年1月、「春の祭典」の世界初録音が、やはりモントゥーの指揮により行われました。
「春の祭典」は初演後、ストラヴィンスキー自身の手によって何度も改訂が行われており、現在では1967年版が主に演奏されていますが、モントゥーは初演時の自筆譜(1913年版)を基本として録音しています。これについては、録音と同年に最初の改訂版(1929年版)が出版されているという事情があると考えられます。
ただし、モントゥーはストラヴィンスキーの度重なる改訂に対して批判的で「最初の版が一番良い」と断言しており、後の録音でも一貫して1913年版を演奏し続けました。
ピエール・モントゥー指揮
パリ交響楽団
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」(4手ピアノ版)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=GzrOT0y6ets)。
ストラヴィンスキーのバレエ音楽「ペトルーシュカ」には、作曲者自身によりピアノ独奏用に編曲された派生作品「ペトルーシュカからの3楽章」があることはよく知られていますが、これとは別にストラヴィンスキーが全曲を4手ピアノ用に編曲していることは、あまり知られていません。
この4手ピアノ版は「ペトルーシュカ」初演に向けてバレエ団員が音楽に合わせて練習するために必要だったため、ロシア・バレエ団の指揮者であったニコライ・チェレプニンの協力を受けてオリジナルの管弦楽版と同時並行的に作られたものです。そのような出自からか、ストラヴィンスキー自身はこの編曲版を正式な自作とは認めなかったようで、生前に楽譜が出版されることはありませんでした。
とはいえ、作曲者自身による編曲版という価値に加え、4手ピアノということで難曲として有名な「ペトルーシュカからの3楽章」よりは比較的難度が低いこともあって、これをレパートリーに加えるピアノ・デュオが増えているようです。
シルバー・ガーバーグ・ピアノ・デュオ
ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」(ストコフスキー指揮ベルリン・フィル)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=AKe_PxcdsTk)。
「音の魔術師」の異名を取った名指揮者レオポルド・ストコフスキー(1882 - 1977)は、その95年(!)
の生涯において数多くのオーケストラを指揮して録音を行いましたが、この中で唯一、ベルリン・フィル
と共演して録音されたのがストラヴィンスキーのバレエ組曲「火の鳥」と「ペトルーシュカ」抜粋のカッ
プリング盤になります。
録音が行われた1957年のベルリン・フィルはカラヤンが終身常任指揮者に就任してから2年後で、前任の
フルトヴェングラーの影響がまだ残っていた頃ですが、当時75歳のストコフスキーの指揮によってベルリ
ン・フィルが繰り出す音響はカラヤン、フルトヴェングラー両者のものと明らかに違っており、いい意味
で映画音楽を思わせるゴージャスさでオケが鳴る一方、後年のロンドン響との録音と比べると、いわゆる
「ストコ節」は控えめです。また、商業ステレオ録音が一般化して間もない時期の録音ながら、長年最先
端の録音技術を追及していたストコフスキーの音響調整も見事で、かなりの名演となっています。
レオポルド・ストコフスキー指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Sz.117 BB 124
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=VtdCRPglq-g)。
1944年、ヴァイオリニストのユーディ・メニューインは、病気療養中であったバルトークに無伴奏ヴァイオリンのための作品の作曲を依頼しました。メニューインが「無伴奏」と指定したのは、病床にあったバルトークの健康に気を使って「ヴァイオリン協奏曲を作曲するには負担が大きすぎる」と配慮したためでしたが、当時のバルトークは代表作の1つ「管弦楽のための協奏曲」を完成させてから創作意欲が復活しており、依頼を受けてから短期間(バルトーク自身のコメントでは「わずか数週間」)のうちに4楽章から成るソナタを完成させました。これが「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」Sz.117 BB 124です。
この作品は、各楽章の構成や調性などからバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番の影響が明らかであるほか、第1楽章は「シャコンヌのテンポで(Tempo di ciaconna)」という題名が付けられており、バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番の終曲「シャコンヌ」に依拠していることは確実で、バルトークが生涯においてバッハから受けた影響(特に対位法)を自らの作品に昇華させた傑作と評価されています。
ただし本作は演奏難度も極めて高く、完成作品を渡されたメニューインは「初めて楽譜を見せてもらった時は冷や汗が流れた」と回想していますが、それでも彼は初演で見事な演奏を披露し、観客として臨んだバルトークは「これ以上期待するものは何もないほど素晴らしいもの」と絶賛したと伝えられています。
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)
【防衛大臣からは】『河野太郎のテーマ』を弾いてみた【逃れられない】
【防衛大臣からは】『河野太郎のテーマ』を弾いてみた【逃れられない】
三村 総撤 作曲 《河野太郎のテーマ》
《「#防衛大臣にバレない方法を本気で考える」の音列によるピアノ独奏のための自由な小品 ―河野太郎氏に日頃の感謝を込めて―》
三村先生 @SotetsuMimura がTwitterで「#防衛大臣にバレない方法を本気で考える」チャレンジで作曲されたんですが、面白い楽譜なのでお借りしました。
演奏系総合: mylist/18331638
クラシック系マイリスト: mylist/65665149
ポピュラー、ジャズ、その他: mylist/65665165
(自作)Emolude No.1(エモリュード第1番)
Edward Denby(エドワード・デンビ)作曲
Emolude No.1(エモリュード第1番)独奏ピアノによる
感情の移ろいと断絶。前奏曲を意識したようです。
バーバー:交響曲 第1番 ホ短調 作品9
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=29s3HRFMpRg)。
サミュエル・バーバーが1935年8月に着手し、翌1936年2月24日に完成させた交響曲 第1番 ホ短調 作品9は、作曲家自身によって「Symphony in One Movement」との注釈が添えられたとおりの、単一楽章から成る交響曲です。ただし、本作は単一楽章でありながら明確に4つの部分によって構成されており、これについてバーバー自身は「4楽章の古典的な交響曲を綜合的に処理したもの」と説明しています。このことから、シベリウスの交響曲第7番に影響されたとする意見もあります。
本作は完成した年の12月13日に初演され、翌1937年にニューヨークなどのアメリカ各地で演奏されます。特に、ニューヨーク初演を担当した指揮者アルトゥール・ロジンスキはバーバーの支援者であり、1937年のザルツブルク音楽祭ではウィーン・フィルを指揮して本作の演奏を行いました。これにより、本作は「初めてザルツブルク音楽祭で演奏されたアメリカの作曲家による交響曲」という栄誉を受けました。
アレン・ティンカム指揮
シカゴ・ユース・シンフォニー・オーケストラ
ヒーリー・ウィラン:序奏、パッサカリアとフーガ 作品149
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=LyAbktDyOJk)。
ヒーリー・ウィラン(1880 - 1968)はロンドン出身ながら1913年にカナダに移住して、カナダ音楽院の教授やセント・ポール教会のオルガニストを務め、1921年には聖メアリー・モードリン教会での音楽活動に専念し、教会のために数多くの宗教音楽を作曲しました。これらの活動により、彼はカナダの音楽界における重鎮として遇され、死の前年である1967年にはカナダ政府から叙勲されています。
このような経歴から、ウィランの作品の多くは教会で演奏されることを念頭に置いた声楽曲やオルガン曲となっており、その中でも最も知名度が高いと思われるオルガン曲が「序奏、パッサカリアとフーガ」作品149です。ウィランはルネサンス音楽を好んでいたとされ、その作品はルネサンス音楽において全盛だったポリフォニー(多声音楽)を志向するものが多いです。それは本作においても同様であり、20世紀前半~中盤を生きた作曲家としては、極めて復古的な(それゆえに一般観衆になじみやすい)作品と言えます。
パトリック・ウェッド(オルガン)
バーバー:コマンド・マーチ(管弦楽版)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=pSGOV5mL40A)。
1943年、アメリカ陸軍内に初めて創設されたコマンド部隊にちなんでサミュエル・バーバーは吹奏楽のための行進曲「コマンド・マーチ」(sm35676585)を作曲し、5月23日にバーバー自身の指揮で初演されました。
この作品はそれまでの伝統的な行進曲とはかなり異なる様式の作品であり、その斬新な響きにボストン交響楽団の常任指揮者であったセルゲイ・クーセヴィツキーは注目し、バーバーに管弦楽用の編曲を委嘱します。バーバーはこれに応じて管弦楽編曲版を書き上げ、同年10月29日にクーセヴィツキーの指揮により初演されました。
マリン・オルソップ指揮
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
バーバー:コマンド・マーチ(吹奏楽版)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=SimNUVQRjGU)。
第二次世界大戦中の1942年、アメリカ陸軍とカナダ陸軍は共同で「第1特殊任務部隊」を結成しました。この部隊はアメリカ軍が初めて組織した特殊部隊(コマンド部隊)で、この部隊にふさわしい行進曲が必要と考えたアメリカ軍は、有名な「弦楽のためのアダージョ」を作曲し、当時アメリカ陸軍航空軍に徴兵されていた作曲家サミュエル・バーバーに作曲を依頼します。バーバーは1943年2月に作品を書き上げ、5月23日に初演されました。これが、バーバー唯一の吹奏楽曲である「コマンド・マーチ」です。
コマンド部隊はそれまでのアメリカ軍に存在しなかった新たな兵科の部隊であるため、それにちなんだ本作はスーザ以来の伝統的な行進曲ではなく、かなり耳新しい響きを意図して作曲されています。そのためか、本作を聴いたボストン交響楽団の常任指揮者セルゲイ・クーセヴィツキーはバーバーに管弦楽用の編曲を委嘱し、それに応じてバーバーは管弦楽編曲版(sm35676707)を作成しました。
ジョン・R・ブルジョワ大佐指揮
アメリカ海兵隊バンド
宙吊りの海(阿部亮太郎)
”現代日本のオーケストラ音楽”
第10回記念演奏会
<委嘱作品と第8回作品賞入賞作品> より
阿部亮太郎 作曲: 宙吊りの海
昭和61年6月17日(火) 東京文化会館大ホール
ループステーションで制作した約43分の即興曲 試行錯誤《痛嘆》ループ/即興曲『Voice Onlyより』(Original)
曲が出来上がるまで私自身もわからない即興曲
長いので、お急ぎの方は
(0:00~ メロディー構築 / 12:55~ 歌 / 42:14~ エンディング)
趣味の領域をアップしました。
生徒さんからどのような曲を作っているの?
というお話をたくさんいただいておりましたので、動画にしてみました。
プライベートでは、共感力と想像力、インスピレーションの向上を目的として、思いつきのまま多声録音して構築する、即興曲を制作しています。
※ニコニコ動画のアップロードファイル上限超過を防ぐために、映像を小さくしてあります。ご了承ください。
※こちらはYouTubeにもアップしています。
https://youtu.be/vha7U7MdjD4