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2020年2月の星空情報・天文現象(ベテルギウスが暗い!?/カノープスにチャレンジ!/水星が見頃/2月の月の暦)
2020年2月の星空情報です。
暦の上では春を迎え、日の入りが遅くなっていく季節。夜空では明るい星の多い冬の星座が見頃です。中でも目を引くのが「冬の大三角」。その中の一つの星が、いま話題になっています。
オリオン座の赤色超巨星「ベテルギウス」。表面の温度が変化することで、明るさを変える変光星です。現在は、普段の変化よりも暗くなって注目されています。ただし、このような表面現象は、いずれ起こると考えられる超新星爆発の予兆となるものではありません。
この時期、南の地平線すれすれに「カノープス」が現れます。冬の大三角を目印にチャレンジしてみましょう。(※地域によっては見ることができません)
太陽に近くなかなか見るチャンスの少ない「水星」が、10日頃に見つけやすくなります。日没後のまだ明るさの残る空ですので、場所をよく調べて探してみましょう。
◎2月の月の暦
2日:上弦、9日:満月、16日:下弦、24日:新月
2020年1月の星空情報・天文現象(しぶんぎ座流星群/2020年注目の天文現象/1月の月の暦)
2020年1月の星空情報です。
「しぶんぎ座流星群」は、8月の「ペルセウス座流星群」、12月の「ふたご座流星群」とともに三大流星群と呼ばれています。毎年安定して多くの流星が出現するペルセウス座流星群、ふたご座流星群と比べて、しぶんぎ座流星群は活動が活発な期間が短い上に、流星の出現数が年によって変化することで知られています。観察に適した時間帯は、5日の夜明け前2〜3時間です。月明かりの影響もないため、まずまずの条件と言えるでしょう。
寒さ対策を万全に、空の暗い場所で観察してみましょう。
2020年に注目したい天文現象をいくつか紹介します。
6月21日、全国で部分日食が見られます。アフリカからアジアの一部地域では金環日食となります。
10月6日、火星が約2年2か月ぶりに地球と接近します。夜空に赤く明るく輝く火星が見えることでしょう。
流星の見頃は、三大流星群である、8月の「ペルセウス座流星群」と12月の「ふたご座流星群」です。
特に、ふたご座流星群は月明かりもなく、多くの流星が楽しめそうです。
◎1月の月の暦
3日:上弦、11日:満月(半影月食)、17日:下弦、25日:新月
12月の星空情報・天文現象(ふたご座流星群/部分日食/12月の月の暦)
12月の星空情報です。
今月は注目の現象を二つご紹介します。
「ふたご座流星群」は、一年の中でも特に出現数の多い三大流星群の一つです。活動の極大は15日未明。今年は月が明るいタイミングにあたり、観察条件はあまり良いとは言えませんが、まぶしい月を直接目に入れないように観察すれば、流れ星を見つけられるかもしれません。
26日には「部分日食」が起こります。地球から見て月が太陽と同じ方向にくる新月の時、ちょうど一直線上に並ぶと月の影が地球に重なり、日食になります。今回の日食では、インドから東南アジアにかけて「金環日食」となりますが、日本では太陽の一部が欠ける「部分日食」として見られます。日食メガネなどを利用して、安全に観察してください。
◎12月の月の暦
4日:上弦、12日:満月、19日:下弦、26日:新月
いよいよ寒さが本格化する季節、夜に屋外に出るのは大変かもしれませんが、十分に暖かい服装をして、ぜひ空を見上げてみてください。
11月の星空情報・天文現象(系外惑星 51 Peg b/神話の中の星座たち/11月の月の暦)
11月の星空情報です。
七夕の星々は西の空に傾き、東天にはオリオン座が姿を現してきます。
明るい恒星の多い季節に挟まれて、ややひっそりと見える秋の夜空を見上げてみましょう。
天頂高く、「秋の四辺形」が目に付きます。「ペガスス座」の一部に当たるこの四辺形のすぐ近くで、1995年に重大な発見がありました。太陽以外の恒星を周る回る太陽系外惑星がはじめて発見されたのです。系外惑星の研究を飛躍的に発展させる端緒となった「ペガスス座51番星b」の発見に、今年2019年のノーベル物理学賞が授与されています。
「ペガスス座」の周囲には「アンドロメダ座」や「カシオペヤ座」などの星座が並んでいます。これらの星座は、一つの神話に登場する関係の深い人物や生き物を象っています。古代から、人類は星を観察し、その配置を星座として伝えてきました。秋の夜長、そうした人類の想像力に思いを馳せながら、夜空を見上げ見てはいかがでしょうか。
◎11月の月の暦
4日:上弦、12日:満月、20日:下弦、27日:新月
ぜひ夜空を見上げてみてください。
10月の星空情報・天文現象(流星群が3つも!?/夏の大三角と秋の四辺形/月の暦)
10月の星空情報です。
流星を見に出かけたことはありますか?
流星群は、ほうき星がまき散らしたチリの帯に公転する地球がさしかかると生じます。
今月は3つの流星群が極大をむかえます。
「10月りゅう座流星群」、「おうし座南流星群」、「オリオン座流星群」の3つです。
流星群と聞くと流星がたくさん現れるイメージがあるかもしれません。
ですがこれらの流星群は多くの流星が出現する流星群ではありません。
実は流星群は小規模なものも含めると年間に100以上も存在しているのです。
今月の3つの流星群は、いずれも「流星が見られたら運がいい」くらいの気持ちで夜空を見上げるとよいかもしれません。
夏の夜空にはひときわ明るく光る星をつないだ「夏の大三角」がありますが、秋にも目立つ「秋の四辺形」というものがあります。
今月はこれら2つが同時に見ることができる時期になります。
◎10月の月の暦
6日:上弦、14日:満月、21日:下弦、28日:新月
ぜひ夜空を見上げてみてください。
9月の星空情報・天文現象(木星が見頃/中秋の名月/今年最小の満月/月の暦)
9月の星空情報です。
皆さん、一番星を探してみたことはありませんか?
この時期、夕方に見える一番星は、南の空に見える木星です。
ひときわ明るく輝く木星は、望遠鏡で見ると縞模様や衛星が見えます。
秋と言えば、お月見。
晴れていれば、秋の夜空に煌々と輝く月を眺められるでしょう。
今年の中秋の名月は、9月13日です。
中秋の名月とは、明治5年まで使われていた太陰太陽暦の8月15日の夜に見える月のことを指します。
今月の満月は、9月14日。中秋の名月の翌日になります。
今年のように、中秋の名月と満月の日付がずれることは、しばしば起こります。
中秋の名月は必ずしも満月とは限らないのです。
今月の満月は、今年最も小さく見える満月です。
最も小さな満月に比べ、最も大きな満月は、約14パーセント視直径が大きく、約30パーセント明るく見えます。
それでも肉眼で眺めて分かるものではありません。同じ条件で写真に撮ってやっと分かる程度の差です。
◎9月の月の暦
6日:上弦、13日:中秋の名月、14日:満月、22日:下弦、29日:新月
ぜひ夜空を見上げてみてください。
8月の星空情報・天文現象(天の川を見よう/夏の大三角/土星と木星が見頃/ペルセウス座流星群が極大を迎える/月の暦)
8月の星空情報です。
梅雨が明け、天候が安定する季節になりました。宵の空には夏の星座や明るい惑星が見え、とてもにぎやかです。
街明かりの少ない場所では天の川を見ることができるでしょう。
天頂に近いひときわ明るく輝くこと座のベガ(織姫星)を頼りに、わし座のアルタイル(彦星)、そしてはくちょう座のデネブを見つけることができます。この三つの星をつないだ三角形を、「夏の大三角」と呼びます。
南の空には、土星と木星が明るく輝いています。望遠鏡であれば、木星の衛星を観察することができるでしょう。
今年のペルセウス座流星群の活動は8月13日16時頃に極大を迎えると予想されています。今年は8月15日が満月のため、明るい月明かりの影響はほぼ一晩中続きます。これは、流星を観察するにはたいへんよくない条件です。ただし、13日朝の薄明前のほんの短い時間だけ、条件のよい時間帯があります。月明かりに負けないくらい明るい流星が見られることに期待しましょう。
夏休みを利用して公開天文台の観望会に参加するのも良いでしょう。
◎8月の月の暦
1日:新月、8日:上弦、15日:満月、23日:下弦、30日:新月
ぜひ夜空を見上げてみてください。
7月の星空情報・天文現象(木星と土星が見頃/夏の大三角/七夕/月の暦/部分月食(西日本))
2019年7月の星空情報です。
今月は、月の初めに皆既日食、中ごろに部分月食があります。残念ながら、日食は日本からは見られず、部分月食も見られる地域が西日本などに限定されますが、見られる地域にお住まいの方や、旅行に出かける方には楽しい現象になるでしょう。
また、土星が観望の好機を迎えています。土星の環は、小さな望遠鏡でも十分確認でき、かわいらしい姿を楽しめます。地域の天文台や科学館などの天体観望会に行くのもよいでしょう。
同じ方角に木星も見ることができます。木星は小型以上の望遠鏡で見れば、表面の模様を見ることができるでしょう。
東の空に、はくちょう座のデネブ、わし座のアルタイル、こと座のベガを結ぶ三角形を見ることができ、これを「夏の大三角」と呼びます。「夏の大三角」を構成する、ベガ、アルタイルはそれぞれ七夕の織姫星と彦星です。7月7日になっても2つの星が近づくことはありません。
7月の新月は3日、上弦は9日、満月は17日、下弦は25日です。
西日本では7月17日未明に部分月食を見ることができます。
ぜひ夜空を見上げてみてください。
6月の星空情報・天文現象(月と木星の接近/春の大三角/月の暦)
2019年6月の星空情報。木星が11日に衝を迎えます。衝のころの惑星は、地球からの距離が近くなるため、大きく明るく見え、また、太陽が沈むころ東の空から昇って、太陽が昇るころ西の空に沈むので、一晩中見ることができます。このため、衝の前後は、その天体の観察の好機となります。木星は、6月11日に衝を迎えます。木星は、6月11日に衝を迎えます。以後、徐々に木星の出は早くなり、6月下旬には、真夜中前に南の空高く昇るので、宵のうちから見やすくなります。
うしかい座のアルクトゥルス、おとめ座のスピカ、しし座のデネボラを結んだ三角形を「春の大三角」と呼びます。
6月の新月は3日、上弦は10日、満月は17日、下弦は25日です。
ぜひ夜空を見上げてみてください。
黒田有彩✕Mitaka 「宇宙を体験する」
国立天文台が製作したフリーウェア「Mitaka(ミタカ)」を知ってますか?
Mitakaは、まさに宇宙体験ソフトとも呼ぶべきソフトウェアです。
Mitakaを、宇宙飛行士を目指すタレント黒田有彩さんに体験していただきました。番組の後半にはサプライズも!
さぁ、今すぐあなたも「Mitaka」で宇宙体験してみてください!
Mitakaのダウンロードはこちらから。
http://4d2u.nao.ac.jp/html/program/mitaka/
国立天文台プロモーション・ビデオ
国立天文台は、新たなプロモーションビデオ(以下、PV)を制作し、このたび公開しました。 2012年に制作(公開は2013年)したPVでは、国立天文台の活動を網羅的に紹介しました。
今回は、「ダークマター」、「宇宙の進化」、「生命の起源」といった特に多くの方の関心を集める宇宙の謎に挑む大型研究プロジェクト―アルマ望遠鏡、すばる望遠鏡、超大型望遠鏡TMT―の取り組みを中心に紹介しています。
今回、新たなPVの企画に当たり製作委員会を立ち上げ、およそ1年に渡って議論を重ねながら制作を続けました。制作の実務は国立天文台天文情報センター広報室の映像チームが中心となり、企画〜シナリオ作成〜撮影〜編集と、その多くを内製しました。
ディレクターを務めた塩谷保久 広報普及員は「宇宙からのメッセージに日々耳を傾けている国立天文台―このテーマを前面に押し出すため、思い切って素材を絞り込みました。ミュージック・ビデオのような感覚で楽しんでいただきながら、国立天文台の研究プロジェクトの取り組みを知ってもらいたいと思います」と述べています。
火星大接近2018
火星観望の好機到来!
2018年7月31日に火星が地球に最接近します。最接近時の火星と地球の間の距離は5,759万キロメートルです。今回の接近は、「大接近」とも呼ばれる近い距離での最接近となります。6000万キロメートルよりも近い距離まで近づくのは2003年の最接近以来15年ぶりです。
火星は地球のひとつ外側にある惑星で、約780日(約2年2カ月)の周期で地球への接近(会合)を繰り返しています。地球の軌道はかなり円に近い形をしていますが、火星の軌道は少しつぶれた楕円形をしています。また、会合周期がちょうど2年ではなく2年2カ月であるため、火星と地球が接近する位置は毎回ずれ、距離も大きく変わります(最も近い位置での接近と最も遠い位置での接近では、距離が2倍ほど違います)。
火星の直径は地球の半分程度と小さく、遠い時は表面のようすがよく観察できませんが、地球との最接近を迎えるころは火星が大きく見えるため、観察の好機となります。
火星の接近というと最接近の日ばかりが話題になりますが、最接近前後の数週間は、地球と火星の距離はそれほど変わりません。この機会に、ぜひ火星を望遠鏡で観察してみてください。望遠鏡をお持ちでない方は、天文施設にお出かけになって、大きな望遠鏡で火星をご覧になってみてはいかがでしょう。
(ほしぞら情報2018年7月)火星が地球に最接近
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2018/07-topics03.html
(特集)火星大接近2018
https://www.nao.ac.jp/astro/feature/mars2018/
(基礎知識)火星の接近
https://www.nao.ac.jp/astro/basic/mars-approach.html
「すばる」がとらえた宇宙を身近に
すばる望遠鏡が見つめる宇宙の姿を自由に楽しめる「HSCビューワ」サイトを公開しました。
https://prc.nao.ac.jp/citizen-science/hscv/index.html
すばる望遠鏡に搭載された超広視野主焦点カメラ「ハイパー・シュプリーム・カム」(HSC)。
すばる望遠鏡が見つめる宇宙の姿を、HSCの高精細な画像を通じてお楽しみください。
2018年1月31日は皆既月食をみんなで見よう!
2018年1月31日の夜に皆既月食が起こります。この月食は、日本全国で観察することができます。
月は、東南東の空で20時48分にかけ始め、21時51分に南東の空で皆既食となります。皆既食となった月は、「赤銅色(しゃくどういろ)」と呼ばれる、赤黒い色に見えます。
皆既食は23時08分に終わり、その後は徐々に欠けた部分が小さくなっていき、日付の変わった0時12分に、南の空で部分食が終わります。皆既月食の全行程が空の高い位置で起こるため、とても観察しやすい月食です。
晴れるといいですね。
皆既月食(2018年1月)|国立天文台 特集
皆既月食(2018年1月)|国立天文台 ほしぞら情報
エクリプス ―日食とは
皆既日食のわかりやすい説明映像ができました。
天体現象の中でも最も神秘的であり、感動する現象は皆既日食でしょう。
太陽と月の「見かけの大きさ」がほぼ同じ(月の方がわずかに大きい時=皆既日食、わずかに小さい時=金環日食)という偶然、しかも、天空における太陽の通り道である「黄道(こうどう)」と、月の通り道である「白道(はくどう)」の絶妙な交差により、月の本影が地球に落ちるとき、真珠色に輝く太陽コロナが現れます。
どうぞ理屈抜きで、皆既日食の感動を美しい映像と音楽で味わってください。
文:末松芳法(太陽観測科学プロジェクト)
https://www.nao.ac.jp/gallery/weekly/2017/20170815-solareclipse.html
スカパー!日曜シネマテーク 2017年01月29日
この番組は、ココロ動く映画の楽しさを毎週2本立てでご紹介するラジオの中の名画座。支配人のグレゴリー・スターと案内役の笹本玲奈が、各界でご活躍されている方に好きな映画のお話を伺っていきます。今回は、国立天文台副台長の渡部潤一さんが語る『アルマゲドン』とタレント/アーティストの篠原ともえさんが語る『ファンタスティック・プラネット』
太陽塔望遠鏡
東京都では、毎年文化の日を中心に「東京文化財ウィーク」を開催しています。
2016年の文化財ウィークにあわせて、国立天文台の登録有形文化財である太陽塔望遠鏡の紹介ビデオを作りました。
『森の中で、天文学の歴史と発展を見守る太陽塔望遠鏡』
国立天文台三鷹キャンパスにある太陽塔望遠鏡は、アインシュタインの一般相対性理論を検証する目的で1930年に造られました。
建物全体が一つの巨大な望遠鏡というユニークな建造物です。
1998年に国の登録有形文化財になりました。観測施設として現役を退いてから、半世紀が経とうとしています。
かつては見晴らしが良かった周辺も、今ではうっそうとした森になってしまいました。
通常は外観のみの見学が可能ですが、年に数回行う特別公開では、かつてのように太陽の光を地下の分光器室まで導いて、来場者にそのスペクトルを見ていただいています。
このビデオから太陽塔望遠鏡の魅力が伝われば幸いです。
ブラックホールをさがす
ブラックホールは光さえも吸い込む暗黒天体です。
物質も光も、吸い込まれると二度と脱出できません。
ところが、この暗黒天体ブラックホールは観測で見つけることができるのです。
ブラックホールに引き込まれるガスは、吸い込まれる直前、光り輝くガス円盤を形成します。
円盤からは強力なジェットが噴出する場合もあります。
円盤からの光の放射やジェットを観測することで、見えないはずのブラックホールを見つけることができるのです。
流星群とは
流星群のリストには、たくさんの流星群の名前が挙げられています。その中で、比較的安定して出現し、観測しやすいものに、8月の「ペルセウス座流星群」、12月の「ふたご座流星群」、1月の「しぶんぎ座流星群」があります。これらはよく、三大流星群などと言われます。それでも、流星の出現が多いのは、せいぜい数時間程度で、その期間を別にすると、期待するほどの流星はなかなか見られず、一般に流星の観測は、かなり忍耐を必要とするものになります。
天文学の観測では、恒星とか惑星とか、地球から遠く離れた天体を対象とすることが多く、月でさえ、38万キロメートルもの距離があります。それに比べると、流星は地表からたった100キロメートル程度のところに出現します。だから、具体的な天体観測としては、流星観測はもっとも手近なものと言っていいでしょう。このように近い距離の観測でも、太陽よりはるかに遠いところまで伸びた軌道をもつ彗星の性質を推し量ることができるのです。そんなところに、流星観測の面白さがあると言えます。
H-IIAロケット30号機の打ち上げ
H-IIAロケット30号機の打ち上げを東京都三鷹市にある国立天文台構内から撮影しました。
H-IIAロケット30号機に搭載されたX線天文衛星「ASTRO-H」の優れた観測によって天文学が大きく発展することを期待します。
4D2Uドームシアターリニューアル公開
国立天文台三鷹 4D2U(4次元デジタル宇宙)ドームシアターは2007年春に完成し、スーパーコンピューターによるシミュレーション結果を可視化したムービーコンテンツや、4次元デジタル宇宙ビューワー「Mitaka」を使用した立体視映像の上映がたいへん好評を得てきました。
上映用コンピューター等の老朽化に伴い2014年秋から公開上映を停止し、上映システム一式の更新作業を進めてまいりました。
このたび更新作業完了し、2015年4月からは新上映システムでの公開を再開する運びとなりました。
月食とは
月食が起こる仕組みをCGを使って分かりやすく解説している動画です。CGの前後には国立天文台職員による解説があります。
ふたご座流星群 / Geminids Meteor Shower
国立天文台 岡山天体物理観測所構内で撮影した2014年12月14日のふたご座流星群極大の夜のタイムラプス動画です。円周魚眼レンズを使用していますので、地面に寝転がって空を見ているような画像になっています。画面の上が北で188cm望遠鏡ドームが写っています。画面右下(南西)には91cm望遠鏡ドームが見えます。曇る時間帯もありましたが、たくさんの流星が写っています。特に午前1時47分ごろに画面右下に出現した火球は、薄雲を通しても非常に明るく輝いています。午前0時ごろ画面左下(南東)に明るい光が現れますが、これは月齢22の月です。時間の経過とともに南の空に移動していきます。
注:流星の光跡が残る処理をしています。 画面を大きく横切る光跡は飛行機です。前半は非常に多くの飛行機が飛び交っています。
岡山天体物理観測所 188cm反射望遠鏡蒸着作業
岡山天体物理観測所188cm反射望遠鏡主鏡のアルミ蒸着作業が岡山県の初夏の風物詩として定着してからもう長くになります。1960年の開所から50年を超える月日の流れの中で、蒸着作業に携わる職員の顔ぶれは大きく変わりました。しかし、作業を安全確実に遂行し、ピカピカの鏡でまた次の一年に臨もうという気概は、今も変わらずそこにあります。それこそが岡山天体物理観測所の共同利用を支えているのです。
国立天文台より新年のご挨拶 2015
あけましておめでとうございます。
皆様には新年いかがお過ごしでしょうか?
国立天文台は、天文学に関する大型研究施設を建設・運用し、国内外の研究者の共同利用によって第一線の研究成果を挙げることを主たる目的としています。
昨年はマウナケア山頂でTMTの建設が始まり、アルマ望遠鏡も驚くべき天体画像を出しはじめました。
このような国立天文台の活動を、今年も多くの皆様に紹介していきたいと思っております。
どうぞご期待ください。
New Year’s Greetings from NAOJ 2015
Happy New Year!
Everyone, how will you spend New Year’s?
It is an essential duty of the National Astronomical Observatory of Japan to build and operate state-of-the-art astronomical facilities, providing world leading capabilities for astronomers in Japan and other countries to produce leading-edge scientific results.
Last year, we started construction of TMT on the summit of Mauna Kea and ALMA produced an awe inspiring image of a celestial object.
In the coming year, we hope to introduce everyone to more NAOJ activities like these.
Please watch for future news.
天文学専用スーパーコンピュータ「アテルイ」,さらに2倍の計算速度へ
国立天文台天文シミュレーションプロジェクト(Center for Computational Astrophysics,CfCA)では2014年9月11日から30日,数値計算専用スーパーコンピュータCray XC30システム「アテルイ」のアップグレードを行い,同10月1日より共同利用運用を開始しました.
今回のアップグレードでは最新のCPUへの交換によって,理論演算性能がこれまでの502Tflopsから約2倍の1.058Pflopsに向上し,アテルイはペタフロップスマシンへと飛躍しました.
新しいアテルイではこの性能を活かし,シミュレーション天文学の観点からさらなる宇宙の理解を加速させることが期待されます.
詳細はこちらをご覧ください。http://www.cfca.nao.ac.jp/pr/20141113
国立天文台、アルマ望遠鏡で惑星誕生の様子撮影に成功
(14_11_07)国立天文台は6日、チリのアンデス山脈で2013年から運用しているアルマ望遠鏡で、惑星が誕生する様子を撮影することに成功したと発表した。
国立天文台 紹介ビデオ
国立天文台の最新の姿をお伝えするために企画・制作したプロモーションビデオです。
「国立天文台では、どんな研究をしているのかわからない」「国立天文台にどんな施設があるのか知らない」「国立天文台は何を目的に研究しているのかわからない」という方に、国立天文台を俯瞰していただくために制作しました。
[岡山天体物理観測所] 188cm反射望遠鏡のメンテナンスの様子 [国立天文台]
浅口市には国内最大級の188cm反射望遠鏡(岡山天体物理観測所)があり、山頂が低く道も整備されていたため工事がしやすく天文台に適した場所であったため1960年に東京大学東京天文台附属施設として設置されました。
この映像は年に一度の反射鏡メンテナンスの様子です。ガラス基盤上に蒸着されたアルミを薬品で溶かして洗い流した後、再蒸着する様子が見えます。
地元なのに30年ほど行ってません(^^;。また見学に行きたいと思います。
本家が公開していますのでそちらもどうぞ: watch/1423722137
映像ソース: http://youtu.be/KSCmMsssdy8
タイトル: 188cm反射望遠鏡蒸着作業
宇宙投稿リスト: mylist/38127227
[NAOJ] 国立天文台の紹介(2013年)
『国立天文台の最新の姿をお伝えするために企画・制作したプロモーションビデオです。
「国立天文台では、どんな研究をしているのかわからない」「国立天文台にどんな施設があるのか知らない」「国立天文台は何を目的に研究しているのかわからない」という方に、国立天文台を俯瞰していただくために制作しました。』
映像ソース: https://www.youtube.com/watch?v=s8AUzf0ofEQ
タイトル: 国立天文台 紹介ビデオ 2013
宇宙投稿リスト: mylist/38127227
エンコードの関係で動画がカクついていますが、気になるようでしたら国立天文台チャンネルでご覧ください(映像ソースからたどれます)。
[HSC] 超広視野カメラが開眼、ファーストライト画像を初公開 [すばる]
ハワイマウナケア山頂のすばる望遠鏡に新たに設置された"Hyper Suprime-Cam"(新型超広視野カメラ)のファーストライトが行われアンドロメダ銀河(M31)の画像が公開されました。
"Hyper Suprime-Cam"は大口径の光学系と116枚のCCD素子(8億7000万画素)で構成された世界最大級の超高視野焦点カメラで、広範囲の領域(満月3x3=9個分)を一度に撮影することができるため、観測の効率が良くなり、また最先端の高感度CCDにより分解能も向上するとのことです。
今回はBGMを挿入しました。
映像ソース: http://www.youtube.com/watch?v=zEDdxDPDtV0
タイトル: 新型の超広視野カメラが開眼、ファーストライト画像を初公開
BGM: 「雨の後に」Masucu作曲 http://dova-s.jp/bgm/play409.html
編集ソフト: AviUtl
宇宙投稿リスト: mylist/38127227