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ベートーヴェン ピアノソナタ第14番嬰ハ短調「月光ソナタ」オーケストラ版 ”Sonata quasi una Fantasia”by L.v. Beethoven Orchestra version
オーケストラへの編曲の第2弾として、ベートーヴェンのもっとも有名なピアノソナタ嬰ハ短調「月光ソナタ」をお送りします。この曲は超有名なので、すでに多くのオーケストラ編曲版がありますが、独自に色々趣向を凝らして新たに編曲してみました。Musescoreは、どんな楽譜でも再現してくれるので、実際に楽器で演奏するのは難しい譜面になってしまったかもしれません。たとえば、終楽章の弦楽器の速いパッセージは、ちょっと演奏不可能かもしれませんがご容赦ください。さて、ベートーヴェンの作曲スタイルは、常に終楽章を先にイメージして、それに向かって第1楽章、第2楽章などを組み立てていきます。ですから、ベートーヴェンには意外に「未完成」の曲が少ないという特徴があります。この「月光ソナタ」も同様で、激しい終楽章の楽想が先に出来上がり、それにふさわしい前の楽章として、幻想的な緩徐楽章である第1楽章、愛らしい第2楽章が作られたのだと思います。第1楽章冒頭の低音(ピアノでいうと左手)の音型は、まさに終楽章の低音の音型と同じです。ピアノでの演奏もいいですが、このオーケストラ版も結構いけると思いますが、どうでしょうか?
このサイトは、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトを中心にMusescoreで作ったオーケストラ曲をお送りしていますが、オーケストラに編曲してみたい曲があったら、書き込みお願いします。
シューベルト 交響曲第8番 ハ長調「グレート」第2楽章 Symphony No.8 by F. Schubert "The Great Symphony" 2nd Movement
シューベルトの交響曲第8番ハ長調「通称:ザ・グレート」の第2楽章をお送りします。この曲は、以前は第7番、あるいは第9番などと呼ばれて混乱していますが、現在では第8番と呼ばれることが多いようです。世界的に、その長大さから「The Great Symphony」という愛称で親しまれています。要するにベートーヴェンと違って、シューベルトは自分の交響曲に番号をつけて出版するということがなかったうえ、有名な「未完成交響曲」のように未完成の曲も多かったので、何番目の交響曲かということはあまり問題になりません。それよりなにより、この曲はシューベルトが全身全霊をかけて創った最後の大作であるにもかかわらず、その楽譜は、いったんウィーン学友協会に提出されたものの、一回も演奏されなかったと思われています。こんなに美しい名曲をシューベルト自身は一回も聴くこともなく世を去ったとは!その楽譜はシューベルトの死後、お兄さんの机の引き出しに眠っていて忘れ去られましたが、シューベルトの死後10年以上たって、シューマンがお兄さんのところを訪れた際に「発見」され、メンデルスゾーンの式で初めて音になりました。
さて、シューベルトは「歌曲王」として知られていて、この曲のような大オーケストラの長大な作品はあまりシューベルトらしくないと思われがちです。しかしシューベルトがこの曲にかける意気込みは並々ならぬものがあります。この曲が作曲されたとおもわれる1825年は、ちょうどベートーヴェンの「第九」が初演された後で、シューベルトも「第九」を聴いて感動し、みずからもそのような大交響曲を書くことを決意したと思われます。実際この交響曲の第4楽章には、「第九」の歓喜の歌そっくりのメロディーが出てきます。しかし、結果として出来上がった曲は「第九」とは似ても似つかぬシューベルトそのものの曲になりました。この曲の魅力を一言でいうと、「メロディーと和声の美しさ」に尽きると思います。とりわけこの第2楽章はシューベルト独特の転調や和声の「隠し味」は、まさに「天国的な美しさ」といってよいでしょう。中間部はさらに精緻な美しさを持っており、オーボエとクラリネットのソロは涙なしには聴くことができません。もう一つオーケストレーションに関してこの曲の特徴は、「トロンボーン」の効果的な使用にあります。トロンボーンというと大音量のところに使われると思われがちですが、シューベルトはピアノの部分にもトロンボーンを極めて効果的に使っています。そのあたりの美しさが、このMusescoreで再現できたでしょうか?
【Musescore3】Yo-kai_disco(Arrange)
バンブラP版からの移植&追加です
元動画→sm37243952
モーツァルト 交響曲第41番ハ長調 K551 第4楽章 Symphony No.41 by W.A. Mozart 4th Movement
モーツァルト最後の交響曲である第41番「ジュピター」の終楽章をお送りします。モーツァルトは32歳の時、たった2か月余りの間に、第39番、第40番、第41番という3つの交響曲を立て続けに書いています。それらはすべて人類史に残る名曲であり、あらためてモーツァルトの天才性を感じます。ただ、この3つの交響曲がなぜ書かれたのか、また実際に演奏されたのかどうかという確かな証拠はありません。モーツァルトが自発的に芸術家として創作したという説もありますが、金銭的にやや苦境に入りかけていたモーツァルトが、そのようなことをするとも思えませんので、何らかの依頼があり、実際に小編成で演奏もされたと推測されます。さて、この曲の最大の聴き所は、なんといっても終楽章のフーガです。この楽章は、最初の「ド、レ、ファ、ミ」という音型をもとに、4つの主題が提示されますが、それらはすべて密接に関連し、壮大なフーガを形成します。そして、最後のところは4つの主題が全楽器で同時に現れ、最高潮に達して終焉します。まさに全宇宙を記述する「大統一理論」のようで、「ジュピーター」という名にふさわしいフィナーレです。楽譜を作っていて感じたのは、モーツァルトのフーガは、バッハのようにきちんとした「楷書」のようなフーガとは異なり、時々ちょっと変化した「隠し味」のような部分が多くあり、実に人間的です(ちなみに、ベートーヴェンのフーガは、もっと人間的です。)。それでいて、フーガの終わりはきちんとした和声で終結するので、安定感があります。これほどの名曲を瞬時に書いてしまうモーツァルトとは、いったい何者だったのでしょうか?
ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界より」第2楽章 Symphony No.9 by A. Dvorak "From the new world”2nd Movement
今まで主に、ウィーン古典派の曲を中心にお送りしてきましたが、今回は少し時代を下り、ドヴォルザークの曲をお送りします。ドヴォルザークは私の好きな作曲家の一人で、美しい魅力的な名曲がたくさんありますが、何といっても「新世界」が名曲であることは万人が認めるところです。特に第二楽章のメロディーは誰でも知っている「歌」です。音階の中で、「ファ」と「シ」が抜けた最初のフレーズは、日本の民謡や演歌に通じるものがあり、日本でも「家路」という題名で「遠き山に、日は落ちて・・・♪♪」とうたわれてきました。また、そのメロディーは学校の下校時間や、店の閉店時などでも使われています。大作曲家の名曲というのは、えてして初演は理解されずに失敗のものが多い中、この「新世界交響曲」は、初演の時から好評で、いきなりヒット作となりました。それもそのはずで、すでに巨匠となったドヴォルザークが、アメリカに招待され、そこでの歓待にお礼の意味を込めてこの曲を書いたという事情から、アメリカの人々から熱狂されたのは当然でしょう。曲は神秘的な和音で始まり、すぐに有名なあのメロディーがイングリッシュホルンで奏でられます。ここの部分は、Musescoreに「イングリッシュホルン」があったのですが、なぜかあまりいい音ではなかったので、オーボエにしました。中間部の嬰ハ短調の部分も感動的です。最後の方で第一楽章のテーマがそれとなく重なってくるのは「循環形式」というらしいですが、この交響曲は、第3楽章、第4楽章でも、どんどんと前の楽章のテーマが重なってきて統一感を出しています。さすがにロマン派以降の曲はテンポや強弱が頻繁に変わるのですが、それをMusescoreで再現するのは、指揮者になった気分がして楽しいものです。
ベートーヴェン 交響曲第7番イ長調 第2楽章 Symphony No.7 by L.V. Beethoven 2nd Movement
ベートーヴェンの交響曲第7番の第2楽章をお送りします。この曲はベートーヴェン42歳の時の作品ですが、ベートーヴェンの作品にしては珍しく初演の時から好評でした。というのは、その前の交響曲である運命、田園が初演されたころはナポレオン戦争の真っただ中で、ウィーンの街も演奏会どころではなかったのに対し、この第7番が初演された1813年は、ナポレオンはロシア遠征で失敗した後で、ウィーンの街も比較的平穏だったことが挙げられます。ちなみに、この第7交響曲がウィーン大学で初演されたときは、ベートーヴェン最大の愚作といわれている「戦争交響曲(ウェリントンの勝利)」も同時に初演されています。この戦争交響曲は、まさにイギリス軍がフランス軍に勝利したことを祝う軍国的な作品で、内容は確かに愚作ですが、こちらの方が聴衆に受けたようです。それでもこの第7交響曲は、かなり好評だったらしく、ここで取り上げた第2楽章はアンコールされました。確かにこの第2楽章は、だれでも口ずさめるきわめて単純なイ短調の主題を使った変奏曲ですが、随所に聴きどころがあります。例えば、普通主題を繰り返すときはABABか、AABという形になりますが、この主題は、ABBという形で、後半が繰り返されます。これは第九の歓喜の歌と同じですが、ベートーヴェンの主題にはよくこういう変則的な主題があります。また、コーダの部分は秀逸で、少ない楽器ながら鮮やかなハーモニーをかもし出しています。最後に弦楽器が「追っかけっこ」をして終わるとこなどは、聴衆をひきつけるベートーヴェン一流のウィットが感じられます。
シューベルト ピアノ五重奏曲イ長調 「鱒」 Schubert Piano Quinttet A-dur "Forrele"
ここでオーケストラを離れて、初めて室内楽曲に挑戦しました。古典派、ロマン派でもっとも有名な曲は何かと考えましたが、やはりシューベルトのピアノ五重奏曲「鱒」の有名な第4楽章にしました。「鱒」はシューベルトが22歳のころ、友人のフォーゲルと旅行をした時に書かれたといわれています。このころのシューベルトは青春真っただ中で、旅先では多くの人に大歓迎されました。そんな楽しい雰囲気に満ち満ちたこの曲は、一点の曇りもなく、明るく爽やかです。構成も単純で、技巧的には未熟なところもありますが、シューベルト独特のメロディーの美しさや転調の妙も随所に見られ、文句なく楽しめます。この曲の特徴としては、普通のピアノ五重奏曲(弦楽四重奏+ピアノ)とは異なり、ヴァイオリンが1本で、そのかわりにコントラバスが加わったことです。ですからちょっと考えると、低音が勝ちすぎていると思いますが、そこはさすがにシューベルトです。コントラバスの音色の上に、ピアノがオクターブで朗々と美しいメロディーを歌うところが随所にあります。この楽章の第1変奏で、ピアノがさっそうと登場するところは見事です。最後の方で、歌曲の「鱒」の伴奏のパッセージがそれとなく出てきて終わります。Musescoreで再現できたでしょうか?トリルの速度を変えることができなかったので、トリルの部分は全部細かい音符で表したので、1小節が長くなりちょっと見苦しくなってしまいました。
DRIVE A LIVE(吹奏楽アレンジ)
315プロで吹奏楽やるとしたらどういう編成になるかな…っていう妄想から、思いつきでドアラの吹奏楽アレンジを作ったやつ。Musescoreで作りました。めっちゃ短いです。
メンデルスゾーン 序曲「フィンガルの洞窟」 Fingal's cave by F. Mendelssohn
今回はメンデルスゾーンの演奏会用序曲、「フィンガルの洞窟」をお送りします。メンデルスゾーンの曲は、すべてにおいて精緻で均整がとれていて、非の打ちどころがありません。シューマンはメンデルスゾーンのことを「音による風景画家」と呼びましたが、まさにこの曲を聴くと、海岸にある洞窟に波が押し寄せる風景が目に浮かびます。かつてライプツッヒのメンデルスゾーンの家を訪れたことがありますが、そこには、メンデルスゾーン自身が描いた風景画が数多く展示してありました。名画とは言えませんでしたが、彼の音楽同様、なかなか均整のとれた美しい絵でした。メンデルスゾーンの楽譜には、弦楽器の細かなパッセージが多くあり、楽譜の数が著しく多いため、譜面を作るのが大変でした。モーツァルトやベートーヴェンは同じパッセージを2回、3回、4回と繰り返すことが多いので、コピペで楽譜を作れますが、メンデルスゾーンの繰り返しは、時々音型を微妙に変えてくるので厄介です。完成するのに結構時間がかかりました。
では海岸の風景を思い浮かべながら、ごゆっくり鑑賞してください。
【DGS】MASOCHISTIC ONO BAND『Like a FAKE』(Short Ver.)をピアノ用に採譜してみた。(by MuseScore)
(DGS改編乗り越えおめでとうございます!!)
こんばんは。ニコニコに動画をあげるのは久しぶりです。
色々あってこの曲を(勝手に)ピアノ一台用(恐らく演奏可能)の楽譜として採譜しました。
丁度DGS今年度のOPでしたので記念に投稿してみました。
(2番をまるまるカットしてしまい申し訳ありません)。
また、動画と音は編集で適当に(ソフトが重くてまともに再生できる状態じゃ無かった)合わせたものとなっておりますので、音ズレが若干ございます。動画の方が少し遅いでしょうか…。ご了承ください。
約3分の尺なので何かのタイマーに使えますね(?)。
モーツァルト ピアノ協奏曲第20番ニ短調K466 第1楽章 Piano Concert No.20 by W.A. Mozart 1st Movement
モーツァルトのピアノ協奏曲の中でも、最も人気がある第20番ニ短調の第1楽章をお送りします。モーツァルトは短調のピアノ協奏曲を2曲書いていて、この曲ともう一つは先日第2楽章をお送りした第24番ハ短調です。いずれもパッションに満ちた意欲作です。特にこのニ短調は、それまでのモーツァルトの作風から一転して、ロマン派を彷彿とさせる名作と言っていいでしょう。出だしのシンコペーションから幻想的で、聴く人の心をひきつけます。ベートーヴェンは、とりわけこのニ短調の協奏曲が好きだったらしく、「なんという美しい曲だろう!私にはこのような美しい曲は書けない!」という言葉を残したといわれています。ベートーヴェンは、この曲を何度も弾いたと思われ、自らカデンツァを残しています。この動画でもベートーヴェンのカデンツァを採用しました。このカデンツァは、テンポや強弱が逐次変わり、さらに劇的です。最後のオーケストラの全奏に移るところはまさにベートーヴェンそのものです。
ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱付き」 第4楽章 第5部 フィナーレ Symphony No.9 by L.v. Beethoven 4th Movement Part 5 Finale
いよいよ、第九のフィナーレをお送りします。全パートが出場するので、楽譜が小さくなってしまいました。相変わらず歌詞が入力できていないので、歌手が「アーアー」言うだけでお聴き苦しいかもしれません。ところで、コンサートで第九を聴いていつも思うのですが、この曲全体でソロ歌手、とりわけソプラノ歌手の出番は非常に少ないですね。第4楽章の最初と最後にちょっと出てくるだけです。それにもかかわらず、曲が終わると、最初にソプラノソロ歌手が万雷の拍手をあびるのは少々変ですね。弦楽器、管楽器、ティンパニーなどがもっと拍手を浴びてもいいような気がします。また、曲の最後は、全員が参加して終わった方がいいと思うのですが、最後の部分はオーケストラだけで、ソロ歌手と合唱は沈黙しています。ソロ歌手が最後のところで手持無沙汰で、時には座っているのは不思議です。そのほかにも色々不思議なことが多い第九ですが、全体を通してみると、ベートーヴェン独特の「仕掛け」があり、なかなか劇的な効果があります。とにもかくにも、万人が感動する曲であることはまちがいありません。第九全曲を譜面にしてみて、色々な発見がありました。最後までご視聴いただきありがとうございます。これからもモーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトを中心にアップしていこうと思います。
ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱付き」 第4楽章 第4部 Symphony No.9 by L.v. Beethoven 4th Movement Part 4
第九の第4楽章、第4部をお送りします。ここからトロンボーンが加わり、この冒頭のモティーフと「歓喜の歌」のメロディーが複雑に絡み合い、壮大なフーガが展開します。音符の数が多いので、Musescoreで譜面を作るのが大変かと思っていましたが、意外に構造は簡単で、コーラスのあるパートとある楽器の音符が全く同じだったりするので、カットアンドペーストでできました。ベートーヴェンの直筆譜もおそらく「何々に同じ」となっているのではないでしょうか。フーガが終わり、コーダに移る部分は、やや陳腐な楽想が続き、聴いていて間延びする感がありますが、次の壮大なコーダへの前座と考えればいいでしょう。
ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱付き」 第4楽章 第3部 Symphony No.9 by L.v. Beethoven 4th Movement Part 3
引き続き、第九の第4楽章第3部をお送りします。この部分は変ロ長調のマーチから始まります。笛(ピッコロ)や大太鼓、シンバルといった「鳴り物」が登場し、高揚感をかもし出します。なんだか、酒場(ホイリゲ)で酔っぱらったおじさん同士が肩を組み合って歌うようなノリの曲です。ベートーヴェンの陽気な一面が感じられます。そのあとのオーケストラだけの間奏部は、うって変わって、フーガを基本に様々な調をさまようシリアスな部分で、さすがに巨匠ベートーヴェンならではの楽想です。次に全オーケストラとコーラスで「歓喜の歌」が主調のニ長調で再現します。ただ、この部分に移るところは、ロ長調→ロ短調→ニ長調というむりやりの転調だけを目的としたやや陳腐な間奏があります。吉田秀和氏は、著書の中で「ベートーヴェンも気を抜いて遊ぶことがある」と書いていましたが、まさにそんな印象を受ける部分ですが、ここは息抜きしてください。
ねちがえた。
そうはならんやろ。
DL→https://musescore.com/user/18204906/scores/6573945
ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱付き」 第4楽章 第2部 Symphony No.9 by L.v. Beethoven 4th Movement Part 2
引き続き「第九」の第4楽章、第2部をお送りします。ここからいよいよ歌が登場しますが、Musescoreで歌を再現する方法が分からなかったので(何か方法があるかもしれません。知っている人がいれば教えてください。)「アー、アー」という音声しか入っていません。それでも雰囲気は出ていると思います。冒頭のバリトンのソロの歌詞は「おお友よ、このような音ではないもっと心地よいものを歌おうではないか」というベートーヴェン自身の作詞です。「このような音」というのが何を言っているのか論争があります。第4楽章冒頭のけたたましい不協和音なのか、それとも、第1楽章から第3楽章を回想した後ですから、これらの1~3楽章を否定したものなのか・・・。ベートーヴェンが、あのすばらしい1~3楽章を否定するわけがないですから、やはり前者でしょう。ただ、当時の政治状況(メッテルニヒによる反動政治)を皮肉ったものともとれなくはありません。
ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱付き」 第4楽章 第1部 Symphony No.9 by L.v. Beethoven 4th Movement Part 1
いよいよ、第九の第4楽章です。この楽章は長大で、楽器や調、拍子が次々と変化しますので、いくつかに分けてお送りしようと思います。とりあえず、バリトンのソロが出てくる前までのオーケストラだけの部分を、Part 1としてお送りします。この部分は、チェロとコントラバスのrecitativoや、第1楽章から第3楽章までの回想部する部分などで、テンポや強弱、アーティキュレーションなどが頻繁に変化します。ですから指揮者によって全く違った曲想になります。ここでは、オリジナルの楽譜にとらわれず、「聴いた感じ」を重視して譜面を作ってみました。このあと、ソロや合唱が出てきますが、Musescoreで歌詞を入力するやり方が分からないので、とりあえず歌詞なしで作っていく予定です。
ベートーヴェン 交響曲第9番 第3楽章 Symphony No.9 by L.v. Beethoven 3rd Movement
引き続き第九の第3楽章をお送りします。誰の言葉か忘れましたが、「もしベートーヴェンが、生涯の間に、この第九の第3楽章1曲だけしか作曲しなかったとしても、彼の名は音楽史上に燦然と輝いたであろう」という言葉があります。それほどこの楽章は美しく、人々の心に訴えかけるものがあります。ところで、ベートーヴェンはアイディアマンで、色々と聴衆を飽きさせない工夫をしています。特に曲の出だしは工夫をしていて、第九も4つの楽章すべて「意表を突く」出だしです。この第3楽章の始めも、ファゴットとクラリネットが神秘的なハーモニーを奏でます。また楽器の特徴を生かす工夫も随所に見られ、中間部の第4ホルンのソロの部分は見事です。ではごゆっくりとお楽しみください。
ベートーヴェン 交響曲第9番ニ短調「合唱付き」 第2楽章 Symphony No.9, 2nd Movement by L.v. Beethoven
前回に引き続き、第九の第2楽章をお送りします。この楽章は出だしから強烈なインパクトがあるので、誰でも一度聴いたら忘れられません。特に随所に出てくるティンパニの稲妻のような動機は印象的です。このような速いスケルツォは、一般的には第3楽章に置かれますが、ここでベートーヴェンは、なぜか第2楽章に持ってきました。これはおそらく第1楽章がゆったりと流れる遠大な楽章なので、その次にアダージョの楽章が続くと「ダレる」と思ったからでしょう。つまり第九は全体として、緩→急→緩→急 という構成になっています。この楽章は音符の数が多いので、Musescoreで再現するのは大変かと思うでしょうが、単純な繰り返しが多いうえ、後半部が、前半部の全くの繰り返しになっているので、意外に早く仕上がりました。さてどうでしょうか?
ベートーヴェン 交響曲第9番ニ短調「合唱付き」 第1楽章 Symphony No.9, 1st Movement by L.v. Beethoven
いよいよベートーヴェンの大作「第九」をお送りします。この曲は何といっても終楽章が有名ですが、声楽をMusescoreでうまく再現できるかどうかわかりませんので、とりあえず第1楽章をお送りします。この楽章は混とんとした中にも、光あり影ありで、ベートーヴェン自身がこれまでの人生を振り返っている感じがします。管弦楽法としては4本のホルンの倍音をうまく使い分けて効果を出しています。展開部の木管楽器のかけ合いも見事で、長い楽章ですが聴いていて飽きるということがありません。このあと、第2楽章、第3楽章にも挑戦しようと思います。
モーツァルト 交響曲第40番ト短調 K550 第1楽章 Symphony No.40 by W.A. Mozart 1st Movement
今回はモーツァルトの曲の中でもとくに有名な交響曲第40番ト短調の第1楽章をお送りします。この曲は、モーツァルト最後の交響曲3部作(第39番~第41番)のひとつで、モーツァルトにとって運命的な「ト短調」で書かれています。冒頭の哀愁に満ちたメロディーは、だれでも口ずさむことができる親しみやすいものです。しかし実際に楽譜にしてみると、随所に高度なフーガやモーツァルト特有の半音階的音型がみられ、さすがに天才のなせる業だと思います。特に展開部から再現部に移る部分はドラマチックで、現代曲に近いものがあります。さて、Musescoreで再現できたでしょうか?
モーツァルト ピアノ協奏曲第22番変ホ長調K482 第2楽章 Piano Concert No.22 by W.A. Mozart 2nd Movement
これまで、モーツァルトのピアノ協奏曲の第2楽章として、21番、23番、24番をアップしてきました。その中間にある第22番の第2楽章をお送りします。この曲は他の協奏曲に比べると地味なので演奏される機会は少ないですが、やはりモーツァルト円熟期の傑作といってよく、実は私の最も好きな曲です。とりわけこの第二楽章は感動的です。ハ短調の変奏曲形式ですが、モーツァルトの変奏曲にしては主題が長く、変奏も比較的自由です。この曲はオーボエを欠いていて、クラリネットが加わっているので音がまろやかに響きます。変ホ長調で歌われる木管楽器の変奏や、ハ長調に転じてフルートとファゴットがかけ合う変奏は、この世のものとは思えないくらい精緻です。Musescoreで再現できたでしょうか?
ベートーヴェン 「エグモント」序曲 Musescore版 Beethoven "Egmont" Overture
これまで、ベートーヴェンの交響曲第5番、第6番とアップしてきました。今回は管弦楽曲の代表として「エグモント」序曲をお送りします。この曲はベートーヴェンの管弦楽曲の中でも、もっとも「ベートーヴェンらしい」曲といえます。というのは、短調から始まって、最後は長調で終わること、「タタタター」という運命の動機が出てくること、綿密な構成(序奏のテーマが、形を変えて主部の第2主題として現れる)、最後の圧倒的な盛り上がり、どれをとってもまさにベートーヴェン以外の何物でもありません。Musescoreで再現できたでしょうか?
モーツァルト ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K467 第2楽章 Piano Concert No.21 by W.A. Mozart Second Movement
モーツァルトのピアノ協奏曲の第2楽章は、どれも「歌心」があって、魅力的です。これまで、第23番、24番とアップしてきましたが、今回はとりわけ有名な第21番の第2楽章をお送りします。この曲は映画「みじかくも美しく燃え」などでも使われていますので、ご存知の方も多いと思います。非常に官能的な魅力に富んだ楽章です。弦楽器の伴奏に乗ってさっそうとピアノが登場するところは、まるでオペラのソロのようです。ヘ長調の主題が、意表をついて変イ長調で再現するところなど、モーツァルトの独創性も感じられ、、最後まで楽しめます。どうぞごゆっくりご鑑賞ください。
ダイエットクリスマス [オリジナル歌曲(クラシック)] Sinsy
太ったねと言われて、ショックだったのでプチダイエットを始めました。
クリスマスは絶対ケーキを食べないんだ! と誓ったのですが・・・(笑)
楽しんでいただけると幸いです。
作詞作曲 ソウイチロウ
うた Sinsy
オケ musescore
スコア musescore
メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲ホ短調 第1楽章 Violin Concert E-moll (1st Movement) by F. Mendelssohn
今回はヴァイオリン協奏曲の中でも最高傑作であるメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲ホ短調の第1楽章をお送りします。この曲は以前、中学生の音楽の教科書にも取り上げられていて、この曲の虜になった私は、LPレコードがすり切れるくらい、夢中になって聞いた覚えがあります。独奏ヴァイオリンが朗々と歌う出だしのメロディーは魅力的で、一度聴いたら忘れられません。ト長調の第2主題との対比も見事です。第1楽章の最後は終わらずにファゴットの長音が続き、そのまま第2楽章になりますが、ここではいったん終わりにしてあります。
鶴を折っても [オリジナル合唱曲] Sinsy
久しぶりの投稿です
身近に、「鶴なんか折っても平和にはならんだろ!!」っていう極端な人が居て、あまりにも印象に残ったので曲にしました。
ちなみに作曲者はお祈りも大切だと思ってますよ!
ソプラノに出てくるffはミスプリですが、時間が無いので修正はあきらめました・・・(笑)
これからも元気に音楽やっていきます!!!
作詞作曲 ソウイチロウ
うた Sinsy
ピアノ musescore
スコア musescore
クリスマスが近いので、クリスマスをイメージして作曲してみた 《オリジナル曲 #001》
クリスマスをイメージして、作曲しました!
モーツァルト ピアノ協奏曲第24番ハ短調K491 第2楽章 Piano Concert No.24 by W.A. Mozart 2nd Movement
モーツァルトのピアノ協奏曲第24番ハ短調K491の第2楽章をお送りします。この曲はモーツァルトの意欲作で、第20番ニ短調と同じように短調で書かれています。ピアノ協奏曲には珍しくクラリネット、トランペット、ティンパニを含んだフル編成で、随所にベートーヴェンを思わせるフレーズがあります。この第2楽章はシンプルな「歌」で始まりますが、そのあとに出てくる木管楽器のかけ合いが美しく、まるで木管楽器の協奏曲のようでもあります。どうぞお楽しみください。
【Musescore3】アルストロメリア
バンブラPで以前作っていましたが
いつの間にか削除してしまっていたようで、(→sm25773710)
装いを新たにMusescoreに書き起こしてうpすることにしました。
YouTubeには残ってました→https://youtu.be/kLg8WaKoayI