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【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その47 「自由惑星同盟6-惑星エコニアでの騒乱1」
ヤン・ウェンリー(Yang Wen-li)は、宇宙暦788年。、惑星エルファシルより、
民間人300万人を脱出させて、ハイネセンに帰還したヤンは英雄に祭り上げられた。
ヤンは昇進して、大尉になり、さらに6時間後少佐に昇進した。
ヤンはマスコミのヒーローになり、結婚したい男性ベストワンに選ばれるが、
実際に求婚する女性は一人もいなかった。
ヤンは祭り上げられほど、心が冷えて行き、内にこもる傾向になる。それを見かねたキャゼルヌはヤンに仕事を用意した。
毎週、第二次ティアマト会戦でのブルース・アッシュビー元帥の謀殺説を訴える手紙が、統合作戦本部に届き、
その真偽を確かめる任務を命じたのだ。歴史に興味を持つヤンは、調査を開始する。
第01話 sm33175734
第48話 sm33471067
第46話 sm33460598
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コミュニティ co3805222
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その60 「帝国・同盟会戦9-第5次イゼルローン要塞攻防戦1」
宇宙暦792年/帝国暦483年、ライハルトは一年強の軍務の間に
三階級昇進して少佐の階級を得ていた。またイゼルローン要塞駐留艦隊の
駆逐艦エルムラントⅡの艦長として任務にあたっていた。
キルヒアイスも中尉に昇進して、同艦の副長の任務についていた。
彼らの直属の上官はヘルムート・レンネンカンプ大佐であった。
イゼルローン要塞司令官はクライスト大将、同駐留艦隊司令官はヴァルテンベルク大将である。
この様な時、帝国軍務省憲兵隊のクルムバッハ少佐が、ラインハルトの身辺調査に訪れる。
第01話 sm33175734
第61話 sm33641821
第59話 sm33610687
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コミュニティ co3805222
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その35 「帝国・同盟会戦3-コルネリアス一世の大親政前篇」
帝国暦350年代、名君マクシミリアン・ヨーゼフ二世の崩御に伴い、
マクシミリアン・ヨーゼフ二世の従兄弟の「コルネリアス一世」が即位する。
内政面においては先帝にならい「ミュンツァー」を引き続き用いて充実させていた。
しかし、先帝が名君と呼ばれる事にある種の「コンプレックス」を抱いていた、
「コルネリアス一世」は、先帝を上回るため「自由惑星同盟」に目を向ける。
第01話 sm33175734
第36話 sm33356320
第34話 sm33336331
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コミュニティ co3805222
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その23 「銀河連邦最終-銀河連邦の滅亡」
銀河連邦の国家元首と首相を兼任したルドルフは、
その後も権力の強化を進め、ついに「銀河帝国皇帝」を自称。
銀河帝国の成立を宣言。宇宙暦を廃止して、この年を「帝国暦」1年とした。
だがルドルフの野望には先があった。
第01話 sm33175734
第23話 近日公開予定
第22話 sm33261537
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コミュニティ co3805222
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その127 「帝国・同盟会戦57-第七次イゼルローン要塞攻防戦5」
宇宙暦796年5月中旬頃、ヤンの第13艦隊はイゼルローン要塞の近くに迫った。
第13艦隊はイゼルローン回廊の地形を利用して身を潜め、ECM(電子対抗手段)を用いて、
帝国のイゼルローン要塞と本国との通信を遮断した。またこれは同時に七度目の同盟軍のイゼルローン要塞攻略部隊が迫っていることを知らせた。イゼルローン要塞の駐留艦隊司令官ゼークト大将は、ECMだけを行って一向に姿を現さない同盟軍に苛立ちを覚え、ついに要塞駐留艦隊の出動を命じる。要塞を出た駐留艦隊は第13艦隊とは別行動を取る少数の囮部隊に向かってしまう。
囮部隊は自らを電子的に誇示する装置を使って、帝国駐留艦隊のレーダ上には一個艦隊規模に見えていた。
駐留艦隊が要塞を離れると、第13艦隊が一隻の帝国軍巡洋艦を追う形で要塞の探知網に現れる。
帝国軍巡洋艦を追う(ふり)をしていた第13艦隊は、要塞の主砲の射程内に近づくと、追うのを諦めて退却したかに見えた。
こうして帝国軍巡洋艦はイゼルローン要塞に入港することに成功する。帝国軍巡洋艦のフォン・ラーケン少佐は、同盟軍がイゼルローン要塞を無力化する方法を開発した情報を持っていると言い、要塞司令官のシュトックハウゼン大将に直接話しが出来るように要請する。
ラーケン少佐は重傷を負い、瀕死の状態であるように見えた。初めは疑念を持っていたシュトックハウゼン大将だが、
同盟軍が再び現れ奇妙な艦隊運動を始めるの見て、その理由が分からず疑念よりもラーケン少佐に近づき、説明を聞こうとする。
しかしそのラーケン少佐は、変装したローゼンリッタのシェーンコップ大佐であった。
第001話 sm33175734
第128話 sm35137722
第126話 sm35082505
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コミュニティ co3805222
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その106 「帝国・同盟会戦44-アスターテ会戦3」
宇宙暦795年/帝国暦486年9月15日の終わりごろ、第4次ティアマト会戦は終了していた。
ここでロボス元帥は、今回の退却を正当化する演説を全艦に流していた。この演説は歓呼を持って兵士や下士官に迎えられた。
これはロボス元帥の演説に感動したわけで無く、生きて帰還できる事が確定したからである。
ヤン・ウェンリは洗面台で顔を洗いながら聞いていたが、美辞麗句が多すぎると思ったが、
帝国軍の侵攻を断念させてた点は嘘では無いと言う感想であった。
ヤンはこの激戦の後だし当分は大きな会戦は無いだろうと予想していて、当分は年金がつくまでの時間を稼ぐかと思案していた。
第二艦隊でのヤンの席次は諸説あるが、ここでは首席幕僚は存在せず、ナンバー2と言う考えで進める。
パエッタとヤンは輪番制で艦隊の指揮を執る様にしていた。自国領内で帰還中なのでやる事はほとんどないが、
パエッタ司令は司令官の席を空席状態にするのは考えなかった。
ヤンに実地で司令官の仕事を覚えてもらうOJTの意味もあったのであろう。
10月初頭ハイネセンに帰還した。帰還したヤンを迎えたのはジャンとジェシカであった。
二人は婚約していたが、挙式にはヤンに参加してもらうため、ヤンの帰還を待っていた様だ。
ヤンは官舎に久しぶりに戻った、部屋は奇麗に整頓されていた。ユリアンは学校から帰ってきて、
「ヤン准将お帰りなさい」と言った。久しぶりにユリアンに淹れてもらった紅茶は美味であった。
しかし、この時既に次の会戦への流れは始まっていた。
第001話 sm33175734
第107話 sm34415443
第105話 sm34390378
マイリスト mylist/12818453
コミュニティ co3805222
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その100 「帝国・同盟会戦38-第4次ティアマト会戦10」
宇宙暦795年/帝国暦486年9月13日13時40分、帝国軍左翼のミューゼル艦隊は、
同盟軍3個艦隊の目前で、横断行動を行い、同盟軍首脳部が疑心暗鬼に陥っている間、
数十分の間に同盟軍3艦隊の前方の右翼の端から左翼の端までの横断に成功する。
ミューゼル艦隊が横断を終えた時、帝国軍本隊と同盟軍の距離は相当に縮まり、両軍はいきなり近接戦闘で戦いが始まった。
両軍は意図せず総力戦の形になり、激しい消耗戦となって行った。ミューゼル艦隊は横断完了後、
左斜めに針路を取り、安全圏に達した所で、艦隊を反転させて同盟軍左翼のボロディン中将の第12艦隊を攻める。
左翼艦隊が敵の左翼艦隊に攻められる、極めてまれな状況になったが、ボロディン中将は帝国軍本隊と、
左翼艦隊に同時に攻められながらも、的確な指揮によって、艦隊の損耗を極力抑えて善戦する。
この中で同盟軍の苦戦を打開するため、同盟軍の総参謀長であるドワイト・グリーンヒル大将は、
少数の艦で敵の後ろに出て、レーダーを騙して自らの艦艇数を多く見せて、
イゼルローン方面への退路を断つ様に見せる作戦を提案する。
帝国軍左翼の首脳たちは陽動戦術と即座に見抜いたが、帝国軍本隊は退路を確保するため後退して、
前方の同盟軍に対する集中力を失い損害が増していた。
この様な状況下で帝国・同盟の両軍は如何に行動したか?
第001話 sm33175734
第101話 sm34289998
第099話 sm34262656
マイリスト mylist/12818453
コミュニティ co3805222
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その98 「帝国・同盟会戦36-第4次ティアマト会戦8」
宇宙暦795年/帝国暦486年9月12日の午後、ミュッケンベルガー元帥より指令を受けた、
ミューゼル大将指揮下の帝国左翼艦隊は、他の艦隊より突出して進軍していた。
ラインハルトは、艦隊左右の指揮官、ミッターマイヤーとロイエンタールを旗艦ブリュンヒルトに呼び、
ミッターマイヤー、ロイエンタール、メックリンガー参謀長、副官のキルヒアイス、艦長のシュタインメッツで、
ミュッケンベルガー元帥の策に対抗するための策の話をする。
通信を使わなかったのは、敵のみならず、右後方の味方にも内容を知られたくないからである。
ラインハルトは「ミュッケンベルガーの奴、我々をダシにして、その犠牲の上に勝つつもりだな。だが策はある。」と言った。
メックリンガーはすぐに勘づき「まさか、あれを?」と驚き、ラインハルトは「ほう、流石は准将、私の策にお気づきか」と返した。
「危険が大きすぎませんか」と注意を促したが、「他に我艦隊を救う策はあるか」と言われると、納得したようである
他のメンバーもどの様な策で行くか、了承した様である。ミッターマイヤーとロイエンタールには、左翼本隊との連動を指示、
シュタインメッツには敵味方の位置に対して左翼艦隊の位置が予定の位置になるように旗艦の率先行動で実現するように指示した。
13日13時27分ごろ、あと5分ほどで有効射程距離に入るとの事でミュッケンベルガー元帥は砲撃準備を指示。
同時刻ごろ同盟のロボス元帥も砲撃準備を指示。しかし13時30分、突如帝国左翼艦隊が思わぬ行動にでる。
※訂正 × 9月13日13時30分 ○ 9月13日13時40分
第01話 sm33175734
第99話 sm34262656
第97話 sm34217519
マイリスト mylist/12818453
コミュニティ co3805222
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その96 「帝国・同盟会戦34-第4次ティアマト会戦6」
帝国暦486年9月7日ごろ、ミューゼル艦隊はイゼルローン要塞に帰還する。
惑星レグニッツァでの戦いは、帝国軍の優勢勝ちと言えたが。その原因は自然環境の変化が大きな要因であるとして、
ラインハルト実行された作戦については評価されなかった。
9月11日に何度目かの作戦会議において、重要な決定がされた。それはミューゼル艦隊を左翼艦隊にする事である。
始めフレーゲル中将は難色を示したが、ミュッケンベルガー元帥から何か説明を聞き、納得して引き下がった。
この光景を見ていたミューゼル艦隊の参謀長のメックリンガー准将は、ラインハルトに用心するように言うが、
ラインハルトはどんな状況でも生き残る自身があり意に介さなかった。
一方同盟軍はティアマト星域に9月9日に布陣を終えている。右翼はウランフの第10艦隊、中央はパエッタの第2艦隊、
ただし第2艦隊は先の会戦で損害を被っているので、やや後方に布陣している。左翼はボロディンの第12艦隊である。
総司令官はロボス元帥である。同盟軍がティアマト星域から前進しないのは、まず艦隊戦で勝ち、
それからイゼルローン要塞を攻略する、一種の各個撃破を意図したためである。
私事であるが、第2艦隊幕僚ヤンは仕事をしたがっていた。
それは友人のジャン・ロベール・ラップのプロポーズを
ジェシカ・エドワーズが受け入れて、婚約成立の知らせが入ったからである。
9月11日、帝国、同盟両軍はティアマト星域で布陣を終えて、第4次ティアマト会戦が始まる。
第01話 sm33175734
第97話 sm34217519
第95話 sm34183589
マイリスト mylist/12818453
コミュニティ co3805222
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その81 「帝国・同盟会戦28-第3次ティアマト会戦最終」
宇宙暦795年/帝国暦486年2月、帝国、同盟の両軍はティアマト星域で衝突する。
ホーランド中将は、三度に渡るビュコック中将からの後退命令を無視した。
ビュコック中将は最後に軍法会議まで言及したが、あくまでもホーランド中将は無視して、
両者の同僚としての仲は破局する。
この頃、帝国軍のミュッケンベルガー元帥は、バラバラになっていた帝国軍右翼及び中央の艦隊の。
再編に取りかかる。ミュッケンベルガー元帥は率先行動として自らの旗艦ヴィルヘルミナを後退させて、
残余の艦艇を旗艦の周りに集めて、改めて司令艦隊として編成する。
帝国軍艦艇の後退を見たホーランド中将は、帝国軍の敗走と誤認して、残敵掃討の指令を下す。
しかし、第11艦隊の多くの艦艇は4時間に及ぶ無計画な攻撃の結果、
ミサイルなどを使い果し、弾切れの丸腰状態だったので、攻撃を実行する事は既に不可能だった。
もう第11艦隊は後退して補給を受けなおす必要に迫られていて、後退に際しては第5、第10艦隊の援護が必要であったが、
後退命令を無視したいきさつがあり、今更その様な要請をする事はホーランド中将の面子の事があり不可能だった。
こうして、帝国軍司令艦隊と第11艦隊の分離に成功した所で、ミュッケンベルガー元帥は
第11艦隊に総攻撃の指令を出そうとする。だが既にミューゼル艦隊は第11艦隊への総攻撃の準備は完了していた。
第01話 sm33175734
第82話 sm33993221
第80話 sm33953660
マイリスト mylist/12818453
コミュニティ co3805222
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その75 「自由惑星同盟10-ユリアン・ミンツ、ヤン・ウェンリーの養子になる1」
ユリアン・ミンツ(Julian Minci か Julian Mintz)は宇宙暦782年3月25日生まれ。
姓名はW式。容姿端麗で亜麻色の髪の外見を持つ。
幼いころに戦争で両親を亡くした戦争孤児である。
宇宙暦794年(恐らく12歳の時)、軍人子女福祉戦時特例法(トラバース法)に基づき、
ヤン・ウェンリー(大佐)の被保護者(養子)になる。
ヤン・ウェンリーの存在は、エル・ファシル(El-Facil)の一件などの報道で知っていたが、
実際どのような人物なのか不安を抱えながら、ユリアンはヤンの官舎を訪れる。
パジャマ姿で玄関でユリアンを迎えたヤンは、家に入るように合図する。
散らかったヤンの部屋を見たユリアンは、ヤンの家で自分がなすべき事を見出す。
ヤンは良い意味で軍人らしくなく、寛容であり、ユリアンにとっては居心地の良い生活を得る事が出来た。
しかし、ユリアンには心配事があった。一つはヤンが会戦で長期間留守にするが、
そのまま帰ってこないのではないかと言う事。もう一つはヤンから見捨てられるのではないかという事。
前者はともかく、後者は杞憂ではないかと人は思うかも知れない。
しかしユリアンにとって、ヤン・ファミリーの一員である事は何よりも貴重であったのだ。
第01話 sm33175734
第76話 sm33900608
第74話 sm33876898
マイリスト mylist/12818453
コミュニティ co3805222
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その44 「自由惑星同盟3-エルファシルの英雄2」
ヤン・ウェンリー(Yang Wen-li)は、宇宙暦767年4月5日に生まれる。
15歳の時に無料で歴史が学べるという理由で、同盟軍士官学校戦史研究科に進学する。
同盟軍士官学校の中において、戦史研究科は最低ランクの学科であった。
元々軍人を志望していた訳でないため意欲に乏しく、ヤンの成績は特に実技において落第すれすれであった。
ただ、ヤンは興味がある戦史と戦略の科目の成績は優秀であった。
士官学校時代に友人となるジャン・ロベール・ラップやジェシカ・エドワーズなどと出会う事になる。
また、のちのヤン艦隊の一角を担う、後輩のダスティー・アッテンボローと出会う事になる。
第01話 sm33175734
第45話 sm33451945
第43話 sm33432105
マイリスト mylist/12818453
コミュニティ co3805222
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その43 「自由惑星同盟2-エルファシルの英雄1」
同盟のヤン・ウェンリーは、宇宙暦767年4月5日に生まれる。
5歳の時に実母であるカトリーヌ・ルクレール・ヤンが死亡する。
星間交易船の船長であった父ヤン・タイロンと共に幼少期の多くの時間を宇宙で過ごした。
ヤンはいつしか歴史に興味を持ち、歴史研究のために大学への進学を希望する。
父ヤン・タイロンにその希望を伝えると、承諾されたが、その直後に宇宙船の事故で、
ヤン・タイロンは死亡してしまう。ヤン・タイロンが趣味で集めて遺してくれた古美術品は、
ほとんど贋作であり、ヤンは無一文でこの先の人生を考えなければならなかった。
第01話 sm33175734
第44話 sm33444644
第42話 sm33414210
マイリスト mylist/12818453
コミュニティ co3805222
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その107 「帝国・同盟会戦45-アスターテ会戦4」(外伝終了-本編開始)
--- 以下外伝最終 ----
宇宙暦795年/帝国暦486年10月の終わりごろ、帝国軍による侵攻計画を知った同盟政府は対策を迫られる。
敵の戦力は帝国軍上級大将のローエングラム伯を総司令官とする艦艇2万隻であった。
同盟政府の国防委員会委員長のヨブ・トリューニヒトは、統合作戦本部長のシドニー・シトレ元帥に迎撃を指令する。
トリューニヒトによれば、敵の戦力は2万隻であるから、倍の4万隻、3個艦隊で充分だろうと言う事であった。
迎撃のために選ばれた3個艦隊は、パエッタ中将の第2艦隊1万5千隻、パストーレ中将の第2艦隊1万2千隻、
ムーア中将の第6艦隊1万3千隻であった。パストーレ中将とムーア中将の起用については、ロボス元帥の意向が働いたと言われる。
翌宇宙暦796年/帝国暦487年1月中旬ごろ、三艦隊の分進合撃を基本戦術として、アスターテ星域に布陣をして
帝国軍を待ち受ける形をとる。なお第2艦隊にはヤン准将、第6艦隊にはラップ少佐が配属されていた。
一方帝国軍はローエングラム伯を総司令官として5人の提督を従えて2万隻の戦力をもって同盟領に侵攻する。
帝国軍は途中イゼルローン要塞で補給と整備を挟み、翌宇宙暦796年/帝国暦487年2月初旬にアスターテ星系外縁部に達する。
--- 以下本編 ----
旗艦艦橋の司令官シートでスクリーンを眺めていたラインハルトに対して、
キルヒアイスが「星を見ておいでですか?」と声をかける。
「ああ、星はいい…それで要件は?」とラインハルトは返答する。キルヒアイスは同盟軍が、わが方の倍の4万隻で、
三方から包囲せんとしている状況を慮り、麾下の5人の提督が至急に会見を求めている事を告げる。
キルヒアイスが「お会いになりませんか?」と言うと、「会ってやるさ、彼らの蒙を開くために」と答えるラインハルトであった。
第001話 sm33175734
第108話 sm34416916
第106話 sm34407587
マイリスト mylist/12818453
コミュニティ co3805222
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その103 「帝国・同盟会戦41-第4次ティアマト会戦最終」
宇宙暦795年/帝国暦486年9月15日のミューゼル艦隊によるウランフの第10艦隊への後方からの攻撃は、
逆に第10艦隊が前方の帝国艦隊への突撃を誘発する結果となり、第10艦隊の後方も損害を受けたが、
それ以上に前方の帝国艦隊が分断の危機に陥るほどの損害を受けた。
このためミューゼル艦隊は目標を変えて、帝国軍本隊の外縁部を急速に半周して、帝国軍右翼のさらに右に位置して
攻勢を開始する。一旦帝国軍本隊の後方にあって同盟軍の索敵網から見えなくなったミューゼル艦隊が、いきなり帝国軍の最右翼に現れた事で、同盟軍は奇襲を受けた形になり後退を余儀なくされる。
さらにミッターマイヤー分艦隊1500隻が単独で同盟軍の前に現れる。小数の艦隊が単独で現れた事で、
戦意が高揚した同盟軍の一部がミッターマイヤー分艦隊を追撃する。これをミッターマイヤーは柔軟な後退で受け止め、
ミューゼル艦隊の本隊の前に引き出して、これを撃破した。この様な戦果もあったが、両軍は消耗戦を続ける。
9月16日14時50分、第2艦隊のパエッタ司令は配下の幕僚を招集して、退却の是非について意見を述べさせる。
その中にヤン准将もいた。
第001話 sm33175734
第104話 sm34359976
第101話 sm34289998
マイリスト mylist/12818453
コミュニティ co3805222
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その73 「帝国・同盟会戦22-第6次イゼルローン攻防戦4」
宇宙暦794年/帝国暦485年11月中下旬、同盟軍イゼルローン要塞攻略部隊は、
要塞前面に展開する事に成功する。ただ、帝国軍の基本構想は、同盟軍をトールハンマーで
大打撃を与える事であるから、同盟軍が前進して要塞前面に展開する事は既定の事であった。
ある日、同盟軍はロボス元帥を中心として、将官以上を集めてイゼルローン要塞攻略の方法を討議する。
この時、ウィレム・ホランド少将(Willem Holland)は、トールハンマーの射程の境界をデッドライン(dead line)、
つまりD線(D-Line)と名付けた。ホランドはD線上の前後で同盟軍本隊が艦隊運動をして、
帝国軍の耳目を集中させている間に、ミサイルを満載した別働隊をホランド自身が指揮して、
ミサイルを要塞に乱射して、要塞の外壁を破る構想の実行を提案する。しかし、この独創的な作戦は、
出席者の強い関心を得る事が出来なかった。会議では作戦案の可否は決まらなかったが、
後にロボス元帥が作戦参謀のアンドリュー・フォーク中佐に計って、賛成を得たので作戦の実行を決定する。後に「D線上のワルツ作戦」と呼ばれる作戦の結末は如何に?
第01話 sm33175734
第74話 sm33876898
第72話 sm33853183
マイリスト mylist/12818453
コミュニティ co3805222
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その46 「自由惑星同盟5-エルファシルの英雄最終」
ヤン・ウェンリー(Yang Wen-li)は、宇宙暦787年に同盟軍士官学校を卒業した。
一年後の宇宙暦788年に、中尉に昇進した上で、エルファシル付近を担当するリンチ少将の警備艦隊に配属される。
ある日、警備艦隊は、同規模の帝国軍艦隊と遭遇する。当初は「いつもの」遭遇戦で終わるはずであったが、
リンチ少将のミスにより、警備艦隊は大敗。リンチ少将を中心とする200隻ほどの集団は、
惑星エルファシルに逃げ込む。帝国軍はこれを機にエルファシルを陥落させるべく、増援を出してくる。
エルファシルの失陥は時間の問題と思われた。エルファシルには300万人の民間人がいた。
リンチ少将と側近は何か画策中で多忙であり、暇にしている士官の「ヤン・ウェンリー」を脱出作戦の責任者にする。
ヤンは下士官や兵士を使って、宇宙船の手配などの脱出作戦の準備に従事する。
ヤンにとって、勤勉に仕事をするのは、生涯最初であった。
第01話 sm33175734
第47話 sm33471067
第45話 sm33451945
マイリスト mylist/12818453
コミュニティ co3805222
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その39 「帝国・同盟会戦7-第二次ティアマト会戦3(第一ラウンド)」
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その39 「帝国・同盟会戦7-第二次ティアマト会戦3(第一ラウンド)」宇宙暦745年、帝国暦436年の12月5日9時50分、
帝国と同盟の大軍が、ティアマト星域で砲撃を開始する。
両軍は激戦を繰り広げるようになる。
第01話 sm33175734
第40話 sm33395907
第38話 sm33378750
マイリスト mylist/12818453
コミュニティ co3805222
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その20 「銀河連邦4-ルドルフの台頭1」
西暦2801年(宇宙暦1年)に「銀河連邦」が成立して、
長い間人類は平和と安定を享受する事が出来た。
しかし、宇宙暦200年を超える頃になると、経済の成長は鈍化して、
民主共和政も自浄作用を失い「衆愚政治」と化していた。
この時「ルドルフ」が現れる。
第01話 sm33175734
第21話 sm33258553
第19話 sm33249000
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コミュニティ co3805222
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その19 「銀河連邦3-宇宙海賊対策」
西暦2801年に「銀河連邦」が成立して、
人類は急激な膨張を開始する。
しかし、「宇宙海賊」によって、航行の安全が脅かされる事態が急増して、
「銀河連邦」は対策に乗り出す事になる。
第01話 sm33175734
第20話 sm33253628
第18話 sm33245987
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コミュニティ co3805222
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その131 「銀河帝国26-オーベルシュタインの就活1」
帝国暦487年/宇宙暦796年5月中旬頃、難攻不落と呼ばれたイゼルローン要塞が、ヤンの第13艦隊により失陥する。
要塞司令官のシュトックハウゼン大将は捕虜になり、駐留艦隊司令官のゼークト大将は玉砕した。
駐留艦隊の残余は、イゼルローン要塞のトール・ハンマーの射程の外に出て、そのまま帝国への帰途に着く。
彼らが帝国への帰途に着けたのは、ヤ第13艦隊のヤン司令が、4度目のトール・ハンマー発射を行わなかったのが大きい。
こうして敗走する帝国軍の中で、旗艦からシャトルに乗って無断退出したパウル・フォン・オーベルシュタイン大佐が居た。
彼は数名の部下とともにシャトルに乗っていて、通信によってイゼルローン要塞失陥とゼークト大将の戦死を知った。
うろたえる部下に対して、「イゼルローンなどいつでも取り返せる」と豪語したが、誰もその言葉を信用するものはいなかった。
6月に入り帝国首都星オーディンにイゼルローン要塞失陥の報が入り、帝国軍上層部に激震が入る。
失陥の報が遅れたのは、通信を使わず、直接高速艦の到来で、失陥の報告が行われたからである。
通信を使わないのは、途中で帝国のどこかで傍受されることによって、イゼルローン要塞失陥が帝国の威信を傷つけ、
国内の共和主義者などに好機を与えて、支配のたがが緩むのを防ぐ狙いがあったものと思われる。
しかしこれにはイゼルローン要塞失陥の現場責任者のトックハウゼン大将とゼークト大将はいなかった。
代わりにゼークト大将の幕僚で唯一の生き残りであるオーベルシュタインに失陥の責任をとる事となった。
責任を取ることは処刑になることを意味して、オーベルシュタインの死は免れない状況にあった。
そこでオーベルシュタインはローエングラム伯に近づくことで、この状況から逃れることを画策するのであった。
第001話 sm33175734
第132話 sm35301028
第130話 sm35220044
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【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その130 「銀河帝国25-カストロプ動乱最終」
帝国暦487年/宇宙暦796年3月頃、15年に渡り帝国の財務尚書を務めていたカストロプ公オイゲンは、自家用宇宙船の事故により不慮の死を遂げる。オイゲンは職権を悪用して、多額の公金を着服していた。カストロプ公オイゲンを継ぐのはカストロプ公マクシミリアンであったが、不正に蓄財した財産を帝国に返還した上で、公爵の位を継ぐことになった。その手続のため帝国首都星オーディンへの召喚を帝国政府より命ぜられる。オーディンへ行けば生きて帰れないと言う不安と、財産の多くを没収される事への反感から、マクシミリアンは帝国に対して反乱を決断する。まずは惑星カストロプに財務調査に来た財務尚書の職員を野蛮な方法で追放した。これを機に二度に渡りミュッケンベルガー宇宙艦隊司令官麾下の討伐軍が派遣されるが敗北する。一度目はシュムーデ提督の艦隊が無造作に惑星カストロプに着陸して、待ち構えていたカストロプ軍に敗北してシュムーデ提督は戦死した。二度目の敗北については不明である。三度目にいたりローエングラム伯の元帥府に対して討伐を命ぜられる。ローエングラム伯はキルヒアイス少将に対して討伐の勅令が下るように工作していた。しかし二度の失敗の後にやっとローエングラム伯の元帥府に勅令が下ったのは、ローエングラム伯のこれ以上功績がつかないようにするという思惑があったからであろう。当初キルヒアイス少将が独立した艦隊で討伐に向う事を危ぶむ声もあった、ローエングラム伯は用兵の天才であるという認識が定着したが、キルヒアイス少将の真価を知るものはほとんどいなかった。
キルヒアイス艦隊が進発する頃、マクシミリアンは隣の星系のマリーンドルフ領を攻めていた。これはマリーンドルフ領を攻めていた。これはマリーンドルフ領を併合して、帝国からは半ば独立した王国を建てる狙いがあったものと思われる。これを知ったキルヒアイス艦隊は惑星カストロプを攻略することはせず、進路を変えて小惑星帯に身を隠してカストロプ艦隊の通過を待つ。カストロプ艦隊が本星に近づいた頃、キルヒアイス艦隊は小惑星帯を脱してカストロプ艦隊の背後の位置を取るのであった。
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第131話 sm35268081
第129話 sm35184623
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【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その115 「帝国・同盟会戦52-アスターテ会戦最終」
宇宙暦796年/帝国暦487年2月初旬、第2艦隊司令官代理ヤン准将の作戦が功を奏し、
第2艦隊は帝国軍ローエングラム艦隊の後背に位置する事に成功する。
帝国軍総司令官ローエングラム伯は、全艦に時計周りに全速前進を命じるが、
分艦隊司令のエルラッハ少将は、ローエングラム伯への反感もあり、独断で麾下分艦隊に反転攻勢を命じる。
しかしこの作戦により、自ら孤立したエルラッハ分艦隊は瞬く間に撃破され、エルラッハ少将も戦死する。
全速で前進するローエングラム艦隊に、全速で追撃する第2艦隊の双方で、
この速度について行けない艦が続出して、陣形は次第に伸びていき、最後には両艦隊でリング状の陣形を形成する事になる。
第001話 sm33175734
第116話 後日公開予定
第114話 sm34649755
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【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その114 「帝国・同盟会戦51-アスターテ会戦11(エルラッハ少将の最期)」
宇宙暦796年/帝国暦487年2月初旬、帝国軍ローエングラム艦隊の総司令官ローエングラム伯は、
第2艦隊の指揮を引き継いだ、ヤン司令官代理の「負けはしない」の言葉に戦意を高揚させて、全艦隊に紡錘陣形への再編を命じて、その陣形をもって第2艦隊を中央突破する事を企図する。
しかしその戦法は、ヤン司令官代理が事前に予想した帝国軍の戦法の一つであり、この中央突破戦法に対応する作戦情報を、戦術コンピュータの「C4回路」に入力していて、この時には第2艦隊全艦に作戦情報は行きわたっていた。第2艦隊の「C4」作戦はただちに実行され、第2艦隊は自ら左右に分離して、中央突破戦法の帝国軍を「素通り」させる事に成功する。
これによって第2艦隊は帝国軍の左右に位置して、このまま前進して帝国軍の背後に位置する事が可能になる。
一転して窮地に立たされるローエングラム艦隊。ローエングラム伯は時計周りに急速前進して、第2艦隊の背後を取る様に命令を下すが、「生意気な金髪の孺子」に反感をもつ、分艦隊司令官の中に叛乱を企図する者が現れる。
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第115話 sm34683246
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【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その111 「帝国・同盟会戦49-アスターテ会戦8」
宇宙暦796年/帝国暦487年2月初旬、帝国軍ローエングラム艦隊は、まず第4艦隊を撃破した。
まだ第4艦隊が撃破された事を知らない第2、第6艦隊は、第4艦隊救援のために進軍している。
4艦隊を撃破したローエングラム艦隊は、次に第6艦隊の撃破を目論む。時計周りに針路を変え、
第6艦隊に接触するまでに必要な時間は4時間弱と推定された。キルヒアイスはこの空いた時間を利用して、
兵士に休息を取らせるように提案する。2時間ずつ二交代で食事とタンクベッド睡眠をとる事になった。
兵士たちは第4艦隊との戦闘が完勝であった事に気を良くして、そのためか食事も美味の様に感じられた。
しかし、これらの兵士の内何人かは、これからの戦闘で死ぬ運命にある事を知らなかった。
ローエングラム艦隊が第6艦隊に接触した時、第6艦隊司令ムーア中将は幕僚と共に食事中であった。
士官食堂に現れた士官によって、4時半の方向に艦艇が現れた事の報告を受けて、
ムーア中将は不機嫌に艦橋に向かう。しかしなぜか4時半に敵がいるはずが無いとムーア中将は公言する。
こうしている間にローエングラム艦隊はメルカッツ分艦隊を先頭に速攻を仕掛ける。
ムーア中将は反転攻勢を指示したが、参謀のラップ少佐は時計周りに全速前進して、敵の背後に回るべきと主張する。
ラップ少佐の進言は「黙っておれ!」の一言で却下され、第6艦隊は艦隊運動でもっとも禁忌とされる敵前回頭を始める。
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第112話 sm34522753
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【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その102 「帝国・同盟会戦40-第4次ティアマト会戦12」
宇宙暦795年/帝国暦486年9月14日は、依然としてミューゼル艦隊は同盟軍の後方に滞在していたが、
同盟軍の後方のさらに後方に移動して、一時的ながら戦線から離脱する。この間にミューゼル大将はロイエンタール分艦隊に
帝国軍後方の補給部隊から補給物資の受け取りを命じる。
これはミューゼル艦隊が同盟軍の後方に位置するため、帝国軍補給部隊から補給を受けられないからである。
またこの間に将兵の休息や、艦隊の再編成を行った。9月15日2時、ミッターマイヤー分艦隊をしたミューゼル艦隊は、同盟軍の第2艦隊と第10艦隊の間に突進して
同盟軍の分断を図る。これに対して第10艦隊のウランフ中将は「後方から攻められたら、こちらはさらに前進するまでの事だ、水は低きに流れる、何を恐れるか」と叱咤して、帝国軍本隊への突撃を命じる。
第10艦隊の猛攻は、後方をミューゼル艦隊に塞がれ、前方に進むしか活路が無いと言う状況から発生したものであった。
この状況に対してラインハルトの取った決断は…。
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第103話 sm34335027
第101話 sm34289998
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【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その97 「帝国・同盟会戦35-第4次ティアマト会戦7」
宇宙暦795年/帝国暦486年9月11日の終わりごろ、ティアマト星系において帝国と同盟の両軍は布陣を終えて対峙する。
しかしまだ両者の間の距離は遠く、砲戦は開始されていない。
ミューゼル艦隊はイゼルローン要塞に帰還する。帝国と同盟の両軍はゆっくりと前進して距離を詰めていく。
9月12日に帝国軍総司令官ミュッケンベルガー元帥は、帝国軍左翼のミューゼル艦隊に対して命令を発する。
命令の内容は「9月12日12時40分を期して左翼艦隊は直進、正面の敵を攻撃せよ」であった。
ミューゼル艦隊は急速前進して、帝国軍本隊から孤立しているようになる。
9月13日になり、同盟軍の方でも帝国軍左翼の突出が観測されていた。
帝国軍左翼の動きの意図を同盟軍は掴みかねていた。斜傾陣による時差攻撃かとの推測もあった。
同盟軍第二艦隊の次席幕僚のヤン・ウェンリーは、帝国軍内の何らかの不和によって、
帝国軍左翼は見殺しにされるのではないかと推測する。ヤンは司令官のパエッタにこの事を説明する。
パエッタは「貴官の観測が正しいとして、どうやって確かめる?」とヤンに尋ねる。
ヤンは「帝国軍の中央、右翼を攻撃して、左翼の反応を見るのです。反応が無ければ帝国軍内の不和が確認できます。」と進言した。
この進言に対してパエッタは…。
第01話 sm33175734
第98話 sm34237207
第96話 sm34204824
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【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その77 「帝国・同盟会戦24-第3次ティアマト会戦1」
第6次イゼルローン攻防戦では、同盟軍はまたもイゼルローン要塞攻略ならずであったが、
D線の作戦を提唱したホーランド少将は、中将に昇進して第11艦隊司令官に就任した。
ヤン・ウェンリー大佐は上申した作戦案のほとんどをロボス元帥に却下されていたが、
ドワイト・グリーンヒル大将のとりなしのためか准将に昇進する。
しかし総司令部参謀を外され、パエッタ司令の第二艦隊の次席幕僚となる。
一方帝国では、ラインハルトが中将に昇進して、一個艦隊の司令官となる。
キルヒアイスは副官としてラインハルトの傍らに居たが、艦隊参謀長はノルデン少将と言い、
ラインハルトは「使えない人物」と見ていた。中将の地位では艦隊内の人事権は限られ、
意に沿わない幕僚でも受け入れなくてはならない立場であった。
第6次イゼルローン攻防戦後、帝国暦486年は現皇帝のフリードリヒ4世の在位30年にあたり、
その記念として、同盟への侵攻が計画されていた。これは内政面で全く実績のないフリードリヒ4世に対して、
外政面での実績を作る目的もあった。これに対してミュッケンベルガー元帥は消極的であったが、
同盟への侵攻自体は決定されてしまう。
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第78話 sm33927125
第76話 sm33900608
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【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その51 「自由惑星同盟10-惑星エコニアでの騒乱5」
宇宙暦788年、ヤン・ウェンリー(Yang Wen-li)少佐は、惑星エコニアの参事官に着任した
ヤンは所長のコステア大佐にあいさつして、捕虜の主である、ケーフェンフィラー元大佐に面会する。
ここまでは、参事官にとして着任する時の時間、通常の手順であった。
夜、ヤンは自室に引きとり、ベッドで寝る。
しかし、自室の電話がなり、捕虜の一部が帝国への帰還を求めて反乱を起こす。
しかし、これはヤンを無きものにする陰謀の序曲であった。
第01話 sm33175734
第52話 sm33528184
第50話 sm33501543
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【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その41 「フェザーン自治領1-フェザーンの成立」
時は第2次ティアマト会戦より60年ほどさかのぼる。
帝国暦360年~370年頃、銀河帝国の版図はフェザーン回廊まで達する。
フェザーン回廊の中にフェザーン星系があり、その第二惑星フェザーンが居住可能となる。
地球出身の大商人「レオポルド・ラープ」が、フェザーンを自治領にするべく活動する。
第01話 sm33175734
第42話 sm33414210
第40話 sm33395907
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【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その38 「帝国・同盟会戦6-第二次ティアマト会戦2(序盤)」
宇宙暦745年、帝国暦436年の12月5日、
帝国と同盟の大軍が、ティアマト星域で対峙する。
帝国軍は総兵力630万ないし650万、艦艇数は5万5千ないし5万6千隻。
同盟軍は5個艦隊、艦艇4万8千隻。総兵力は363万6千。
同盟軍の総司令部、艦隊司令、後方勤務の要職を「730年マフィア」が独占していた。
両軍はこの日激突する。
第01話 sm33175734
第39話 sm33387231
第37話 sm33375482
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【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その37 「帝国・同盟会戦5-第二次ティアマト会戦1(730年マフィアの肖像)」
宇宙暦730年に同盟軍士官学校を卒業した軍人の内、
ブルース・アッシュビーを中心とした集団があった。
これは後年「730年マフィア」と呼ばれる。
今回は「730年マフィア」のメンバーを紹介する。
第01話 sm33175734
第38話 sm33378750
第36話 sm33356320
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