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急勾配の張家界「天梯」登り、モトクロスライダーが56秒の記録達成
湖南省張家界市の天門山景区にある「天梯」は全長218メートル、標高差120メートルの階段、999段から成る。
登りきるのに、どのくらい時間がかかるだろうか。
1日、「56秒」という記録が達成された。秘密兵器はモトクロスバイク、中国人ライダーが挑戦し、1分かからない最速で一気に登り詰めた。
「天梯」をバイクで駆け上がるのは一見簡単そうに見えるが、かなりエキサイティングな状況が待っている。
全ルートには急斜面が3つもある。挑戦者の耿傑氏は、最初の斜面を慎重にクリアすると、2番目と3番目の急斜面でスピードを上げた。そのまま高いスピードを保ちながら、傾斜39度、38メートルの急勾配を一気に駆け抜け、56秒の旅を終えた。
類い稀な挑戦を間近にした人々は、耿傑氏の「天梯」制覇に驚嘆と歓喜の声を上げた。
台風19号で観艦式が中止 防衛交流イベントは予定通り進む
日本政府は13日、大きな被害をもたらした台風19号に伴う災害派遣に万全を期すために、横須賀沖で14日に予定していた海上自衛隊の観艦式を中止すると発表した。中国の艦艇として初参加となるミサイル駆逐艦「太原」が台風を回避し、予定通り14日に東京に寄港し、多国の艦隊と共に防衛交流イベントに参加している。
「太原」が8日に大隅海峡を通過し、日本付近海域に入った。10日、神奈川県横須賀市の横須賀港に来港した。しかし大型で強い台風19号(ハギビス)は、12日午後に関東地域に上陸すると予想されたため、日本政府は観艦式の中止を発表した。台風の被害を避けるため、中国海軍ミサイル駆逐艦「太原」指揮所は在日本中国大使館と協力し、台風の予想進路を参考しながら横須賀から出港し、11日大阪沖合で台風避難をした。
台風が通り過ぎた後の14日から、「太原」は東京に来港し、イギリス、インド、オーストラリア、カナダ、シンガポールなどの国の艦隊と共に、多くの防衛交流イベントに参加している。
香港警察、4日に発生した暴力行為を強く非難
香港警察は5日未明に記者会見を開き、複数の地域で激化した暴力行為を強く非難し、暴行を受けた私服警察官がやむを得ず、実弾1発を発射したと明らかにした。
4日、複数の地域で地下鉄施設や商店への破壊行為や放火が相次ぎ、鉄道全線が運行を停止する異例の事態になったほか、私服警察官1人が多数のデモ参加者に襲撃され、自衛のために発砲した。
これについて香港警隊公共関係科の余鎧均高級警司は、当日正午頃から中環地域で行われた不法デモによる暴力行為が発生し、夕方には14の区までに広がった。デモ参加者が道路を塞ぎ、火炎瓶を投げつけて放火し、無実の市民を襲撃したりしたほか、地下鉄駅や列車、中国銀行の店舗などへの放火も相次ぎ、鉄道全線が運行を停止したと述べた。
夜9時頃に多数の暴徒に襲撃された私服警察官が、自衛のために発砲したが、警察は、これは合法で適切な判断によるものだと強調した。
また、発砲の後でも火炎瓶を投げられて体に火が付いた際、拳銃及び弾薬が一時地面に落ちた。警察官が携帯で通報しようとした際、また火炎瓶を投げられて足に火が付いたとした。
さらに、拳銃で撃たれた市民が病院に搬送され治療を受けている。警察がその居場所を特定していると述べた。
10万人規模の市民パレード、中国の発展を物語る
1日、中華人民共和国成立70周年を祝う祝賀式典が北京で開催され、軍事パレードに続いて、市民約10万人によるパレードが長安街を舞台に行われた。
市民パレードは「心を一つにして中国の夢を共同構築」をテーマに、36の隊列が登場。「建国偉業」「改革開放」「偉大なる復興」の3部構成で、中華人民共和国の成立から、改革開放の実施、中国の特色ある社会主義の発展と今日の新時代に至るまでの偉大なプロセスが示された。
中国各地、各界から参加した市民は長安街を東から西へパレードを行いながら、自由活発な歓びと活気あふれるムードを醸し出した。
参加者の400人以上は、香港・マカオ・台湾からの同胞、そして海外の華僑華人・友人たちだ。
パレードのスタートを飾ったのは、新中国成立の年に因んだ1949人の若者たちが巨大な中国国旗とともに行進した「国旗」隊列。そして「1949-2019」のロゴと巨大な国章を運んだ2019人の若者たちによる「国慶年号・国章」隊列。そして、これまでの功労者らを乗せた21台のフロートによる「敬意表明」隊列の3隊列だった。
第1部の「建国偉業」は、5つの隊列で構成された。
先ずは中国共産党の誕生を象徴する「开天辟地(=歴史が始まる)」隊列。次は、軍隊を創立し、民族の独立、自由と解放のために人民を団結させ、人民を率いて28年に及ぶ侵略と抑圧に対抗し、闘争の道を突き進んだ党の役割を示す「浴血奮戦(=血を浴びて奮戦)」隊列。
続いて「建国偉業」隊列が登場。70年前、党と人民を率いて中華人民共和国の建国を宣言し、中華民族の新紀元を切り開いた毛沢東同志の偉大な肖像画が特色だ。天安門広場にさしかかると、観衆の間から大きな拍手と歓呼の声が沸き起こった。
更に、自らの手で国家の運命を切り開こうとした何億もの中国人民の喜びを示した「当家做主(=国の主人となる)」隊列が続いた。そして「刻苦奮闘」隊列は、中国の石油業界のパイオニアである「鉄人・王進喜」などの、開拓精神で国と業界に献身的な役割を果たした勤労者を表彰した。
市民パレードの第2部で、まず人目を引いたのは中国の「改革開放」の立案者で主導した鄧小平同志の巨大な肖像画だ。中国が今日にいたるまでの道は、鄧小平同志の「改革開放」という歴史的な決定と社会主義初級段階論なしに語れない。
「春潮滚滚(=春潮が滔々と流れるように大きな変化を遂げる)」隊列は、改革開放の壮大な成果を象徴する深センとアモイの建築を特色としたものだ。
「與時俱進(=時代とともに進む)」隊列は、改革開放の新たな局面を切り開いた江沢民同志の巨大な肖像画と、共産党の要求をまとめた「三つの代表」を示すプラカードが中心に据えられた。
そして、中国の特色ある社会主義の全面的な設計と、社会主義の発展の新たなスタートを切った胡錦濤同志の巨大な肖像、そして胡錦濤同志が発表した「科学的発展観」を特色とする「科学的発展」隊列が続いた。
第3部の「偉大な復興」では、中国の特色ある社会主義の建設と新時代への歴史的なプロセスを、18の隊列が物語った。
習近平国家主席の肖像画が隊列とともに前へ進む。2012年の中国共産党第18回党大会以降、中国は習近平主席を核心とする中共中央の指導の下で歴史的な成果を収めてきた。中国の特色ある社会主義が新たな時代に入るにつれ、国力はますます強くなっている。
中日甲午戦争勃発から125年、沈没した北洋艦隊「定遠」は山東省威海市に
中日甲午戦争(日清戦争)の勃発から125年にあたる今年、新たな発見があった。黄海に沈没した清代の北洋艦隊「定遠」の位置が、ほぼ確認されたことが明らかになった。
2日、中国国家文物局の水中文化遺産保護センターは、水中探査機器による調査や文献資料により「定遠」の沈没位置の確認作業を進めた結果、「山東省威海市の劉公島付近」で、3メートルにおよぶ泥の層の下で船体を発見、船体に対する調査を展開したと発表。
「定遠」は、清朝(1644-1912)の依頼を受け、当時のドイツ領で建造された7千トン級の装甲艦、1885年に北洋海軍に配備されて旗艦となった。1894年の黄海海戦において主砲の威力と装甲の強力な防御力が示され、一時「不沈艦」とも称されたが、1895年の威海衛防衛戦で日本軍の魚雷艇による夜襲を受けて被弾し、損傷。最後は日本軍に奪われるのを避けるために自爆、自沈した。
威海湾の水中考古学の調査は3年前から行われている。中日甲午戦争勃発125周年にあたる今年の7月から8月には、国家文物局水中文化遺産保護センターや中国甲午戦争博物院などによる合同チームの専門家約30人が、主要領域の第1回調査を実施した。深さ1~3メートルの厚い泥の層の下から船体と100点以上の遺物が発見された。不確実な要素も残るため、調査は来年も引き続き行われる予定。
南京の新型コロナ対策
中国江蘇省南京市在住の日本人ドキュメンタリー監督・竹内亮さんが、南京での新型コロナウイルス対策を紹介した動画を公開、大きな反響を呼んでいる。
NBA選手、新型コロナのため 給与の支給延期に直面
米プロバスケットボール協会(NBA)の選手は、新型コロナウイルスパンデミックによって引き起こされたリーグの中断のため、給与の最大25%の支給が延期される可能性に直面している。
米国のスポーツ業界はパンデミックによる大きな打撃を受けており、ほとんどすべてのスポーツイベントが中止となっている。NBAは3月中旬から停止されており、再開のスケジュールはまだない。
FOXニュースの報道によると、NBAとナショナル・バスケットボール・プレイヤーズ・アソシエーションは、5月15日以降、全選手の給与の25%の支給を延期することに合意した。
この計画では、選手のこの部分の給与を一時的に第三者のアカウントに委託する。残りのシーズンを再開できる場合、この部分はプレイヤーに支払う。それ以外の場合、クラブはキャンセルされたゲームの数に基づいて、一定の割合の給与を保持する。
NBAリーグの100人以上の上級幹部は、すでに給与を20%削減されている。
米プロバスケットボール協会(NBA)の選手は、新型コロナウイルスパンデミックによって引き起こされたリーグの中断のため、給与の最大25%の支給が延期される可能性に直面している。
米国のスポーツ業界はパンデミックによる大きな打撃を受けており、ほとんどすべてのスポーツイベントが中止となっている。NBAは3月中旬から停止されており、再開のスケジュールはまだない。
FOXニュースの報道によると、NBAとナショナル・バスケットボール・プレイヤーズ・アソシエーションは、5月15日以降、全選手の給与の25%の支給を延期することに合意した。
この計画では、選手のこの部分の給与を一時的に第三者のアカウントに委託する。残りのシーズンを再開できる場合、この部分はプレイヤーに支払う。それ以外の場合、クラブはキャンセルされたゲームの数に基づいて、一定の割合の給与を保持する。
NBAリーグの100人以上の上級幹部は、すでに給与を20%削減されている。
最新の体験型スイーツ「フローズンポップコーン」、大阪に登場
最新の体験型スイーツ「フローズンポップコーン」が大阪に登場した。真夏の今では、話題の人気商品となった。
「フローズンポップコーン」とは、モクモクと白い煙が立ち上るマイナス200℃の液体窒素を、カラフルな北海道・十勝産の甘いトウモロコシで作られたポップコーンの上にたっぷりかけてすばやく混ぜた冷たいものだ。
店長によると、フローズンポップコーンは一部のソーシャルメディアでも盛り上がり、毎日写真を撮りに来る顧客もいっぱい引き付けられた。
フローズンポップコーンは1カップ600円(約5.52米ドル)で売られて、1日に400カップも販売されている。
武漢住民、新型肺炎に打ち勝つ自信がある
中国の湖北省武漢市を中心に新型コロナウイルスによる肺炎の感染が拡大する中、互いに協力し合う地元市民が、「感染がいずれ過ぎ去り、春は必ずやってくる」と感染に打ち勝つ自信を楽観的に示している。
28日、地元の武昌病院で治療を受けていた患者2人が回復して退院した。医療スタッフに感謝の気持ちを伝えるとともに、党と国への信頼感をも示した。
第一線で戦っている医療スタッフに加え、宅配便業者の配達員も全力で仕事にあたっている。病院に必要な物資を届けたりして、人々に便利さをもたらすと同時に、愛と自信を伝えている。
中華路街にある戸部巷住宅地で3000世帯の8000人以上の住民が住んでいる。コミュニティスタッフとボランティアは感染予防と抑制に取り組み、住民たちに科学的な防護知識と正確な情報を伝えていることで、住民たちも落ち着いている。
習近平中国国家主席がG20サミットに出席するため初来日!
6月27日午後、大阪で28日~29日の間に開かれる主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に出席するため、中国の習近平国家主席が専用機で関西空港に到着しました。習主席が国家主席として来日するのは今回が初めてです。
世界で最も影響力のあるフリーフライトの祭典、イカロスカップが青島で
世界14の国・地域から約300人のスカイスポーツ愛好家が参加し、 第1回世界青少年航空科学普及教育フォーラム・イカロスカップが中国東部の青島市で1日から4日にかけて開催された。
イカロスカップは1974年9月にフランスのサン・ヒレールで誕生。年に1度開催される世界で最も影響力のあるフリーフライトの祭典で、世界各地から数百万人の飛行ファンが訪れる。イカロスカップが中国で開催されるのは今回で2回目。
オリジナルのコスチュームと特別な装備を備えた選手たちは大いなる注目を集め、拍手喝采を受けていた。
今回のイカロスカップにはフランスのコーチも招待され、子供たちはパラグライダーを体験できる機会にも恵まれた。
オランダの動物園で誕生したパンダの赤ちゃん 名前は「梵星」に
オランダのアウウェハンズ動物園は14日、生後100日を迎えた赤ちゃんパンダが「梵星」と名付けられたことを発表した。
今年5月1日、オランダで暮らしているジャイアントパンダの「武雯(ウーウェン)」が赤ちゃんを出産した。これはオランダ在住のジャイアントパンダの初出産となる。中国の慣習によると、新生児は生後100日に名付けられる。
ネットで行われた名前募集アンケートで、「梵星」は22000票を得て、5つの候補名から選ばれた。「梵」はオランダの有名な画家ゴッホの中国語訳「梵高」から、「星」はパンダの父親の「星雅(シン・ヤ)」からそれぞれ一文字を選んで組み合わせた名前で、希望と方向を意味している。また、中国語では、「梵星」の発音は「繁星(無数の星)」と同じで、ゴッホの作品に星をテーマにする絵が多くあることにもちなんでいる。
動物園側によると、赤ちゃんはまだ歩けず、母の「武雯」と一緒に出産室で暮らしているという。また、「梵星」は今年10月に初めて一般公開される予定だ。
「星雅」と「武雯」は、2017年4月に中国からオランダに渡り、レノン市にあるアウウェハンズ動物園に入居し、15年間のオランダ生活を始めた。
新型コロナウイルスの感染拡大が加速するなか 武漢で暮らしている外国人たち
新型コロナウイルスによる肺炎が猛威を振るっている中、中国の武漢市で暮らしている外国人たちは前向きに立ち向かっている。
華中科術大学に留学している外国人の学生と教師たちは肺炎爆発後に冷静に日常生活を調整しており、大学側と政府の配慮と取り組みに高く評価している。
24時間の翻訳・通訳サービスのおかげで、武漢で生活をしている米国人も日常の交流と政府からの通達を速やかに受け取ることが何の問題もなさそうだ。
福田康夫元首相「新中国建国70年で、中国は前例がないほど早い成長を遂げた」
日本の政界と中国の友好関係を築いてきた福田康夫元首相は「新中国建国後、中国は前例がないほど急速な発展を遂げた」と述べた。
福田康夫元首相は、在任中から中国との関係を重視し、その後も長期にわたり両国の友好発展に尽力してきた。数え切れないほど多く中国との行き来を重ねて来たという。
そして、中国の発展と変化の目撃者として、中国が国際社会においてより大きな役割を果たすことを期待している。
さらに、日中両国の関係は決して順風満帆なだけではない、交流と相互理解を深めて矛盾と相違を解消する必要があると述べた。
北京大興国際空港、中国独自・最先端の航空交通管制情報処理システム採用
新たな北京の玄関となる「大興国際空港」では、中国の独自開発による世界水準の航空交通管制情報処理システムを採用する。
航空交通管制情報処理システムでは、安全性が一番重要だ。30年前は中国の自主開発能力が低く、海外で開発されたシステムに頼っていた。多くの科学者の絶え間ない努力と科学技術の進歩により、2006年には中国が自主開発した最初の航空交通管制情報処理システムが生まれた。
今後は、人工知能やビッグデータなど最新技術を融合した、より知能化された航空交通管制情報処理システムの開発が期待されている。
武漢市最初の7人の新型コロナウイルス感染者の診察記録が公開
感染を最初に報告したとされる張継先医師が18日に、武漢で最初の新型コロナウイルス感染による7人の患者の診察記録を共有することによって、発生の初期段階での対応の速さについての疑いに反論した。
2019年12月26日に湖北省中西医結合医院呼吸内科の張継先主任は原因不明の肺炎患者7人を発見した。
張継先医師は18日に中国グローバルテレビネットワーク(CGTN)のインタビュー受け、武漢市最初の新型コロナウイルス感染による7人の患者の立会診察記録を初めて公開した。
張継先医師は最初の患者の初期症状を紹介した。
<張継先医師>
「発熱10日間、病院に来る前に3日間の胸部圧迫感があった。両肺に呼吸音が粗く、左下肺に湿羅音があり、両下肢も腫れていない。入院後、抗感染症(抗ウイルス、抗細菌)の対症治療を行った。他の6人にも同様の症状がある。これは皆で一緒に議論した。全部で7人だった」
張継先医師は、スタッフがまもなく武漢疾病管理予防センター(CDC)に症例を報告し、疫学調査を実施するために直ちにチームを派遣してくれたと述べた。
<張継先医師>
「(武漢疾病予防管理センターは)迅速に反応したと思う。27日昼間に報告したが、彼らは午後にすぐに疫学調査を実施し、患者から血液サンプルを採取し、咽頭スワブ検査を行い、そして病原体がどんなものなのかを確認するために、病原学関連の検査を行った。その後、12月29日に報告したが、また来てくれた。患者の血液を採取し、病歴を尋ねて検体を採取した。非常にタイムリーな対応だったと思う」
2003年のSARS発生を経験した張継先医師は、流行の兆候に敏感であり、CDCが関与してから予防策として呼吸科のすべての医師と看護師にマスクの着用を命じた。
彼女は当初、新しい感染症かもしれないと思ったが、ウイルスが現在ほど広まっているとは決して思っていなかった。
<張継先医師>
「最初は感染症かもしれないと思ったが、今ほど広く感染が拡大するとは思っていなかった。パンデミックがこんなに深刻に、こんなに多大な死者が出ているとは、状況がこんなに悪くなるとは本当に思っていなかった。感染性があるかもしれないと思っただけだ。」
多くの人々は、専門家がすでに人から人への感染のリスクがあると感じていたが、なぜ初期の段階で人々にウイルスの脅威を知らせなかったのかと疑問に思っている。
それに対して張継先医師は、これは、徹底的に調査する必要があった、まったく新しくて当時説明のできなかったウイルスだ。初期の調査が行われていて、ウイルスの真の性質がまだ完全に理解されていないときに、証明されていない情報を公開することは適切ではなかった、と述べた。
<張継先医師>
「何事に対しても 特に疾病に対しての認識は経なければならない過程がある。物事が完全に解明されていないときに、あまりにも多くの情報を公開しないことは適切だ。もし私が科学の研究をするなら、結論が出ていないときに語らないと思う。そのような情報を一般に公開することに対して、常に慎重で科学的な態度をとるべきだ」
台風7号が雷州半島に再上陸 北部湾で停滞か
中国中央気象台は1日午後1時の発表で、台風7号(Wipha)が中国南部にある広東省雷州半島に再び上陸し、北部湾の方向へ進む見通しだとした。
台風7号による大雨は、31日から広東省珠海市などの地域を襲った。湛江市徐聞県では、中国における気象警報・注意報の区分で最も深刻度の高い赤色警報が発令され、地元政府は4つの救援チームを派遣し、徐聞県住民約1000人を避難させた。
広東省洪水旱魃対策本部は一連の対策を講じた上で、台風警戒レベルを「レベルⅢ」に引き上げた。
台風7号は1日朝、海南省海口市に一旦上陸した後、海上に抜けた。一晩中の排水作業を行ったおかげで、市の交通機関はすでに通常に戻っている。
豪首相「新型コロナ、最大の感染源は『米国』」
オーストラリアでは、この1週間で新型コロナウイルスの感染が拡大し、深刻な事態となっている。
特に海外からの入国者の感染が増え続けて、現在は1日に100人以上のペースで新たな感染者が増え、21日午後2時までに感染者数は1073人に達した。モリソン首相率いるオーストラリア政府は日々、新たな感染抑制・防止策の実施を迫られている。
16日付の「シドニー・モーニング・ヘラルド」紙は「オーストラリア政府は、新型肺炎による国内の死者数が15万人に上り、影響は半年以上続くと見ている」と報じた。
モリソン首相は20日朝、テレビ局の取材に対し「オーストラリアで新たに増えた新型コロナウイルス感染者のうち、80%が海外からの入国者、あるいはその濃厚接触者である。そして、感染者の多くがアメリカからの渡航者だ」と示した。米国については、米国内で検査キットが不足していることから、実際には報告されている以上の感染者が存在しているとする報道もある。
モリソン首相はさらに「中国を含む、あらゆる国家が故意に感染を拡大させたという証拠はどこにもない」と述べた。モリソン首相の発言は、新型肺炎への対策を怠ってきたトランプ政権に向けたシグナルであると見られる。
なおオーストラリアでは、ビクトリア州のアンドリュース州首相が先週、政府に対し米国からの観光客の入国を制限するよう提案している。
5G技術を応用、複数臓器を扱う遠隔操作手術に成功
1000km以上離れた北京と蘇州の病院を5Gで結び、複数の臓器を扱う難易度の高い手術が成功した。
8日、中国人民解放軍総病院・第一医療センター肝胆第二外科の医師が通信技術5Gを利用し、蘇州市にある病院のロボットアームを遠隔操作し、蘇州の外科医と共同で実験用動物の胃腸と肝臓の切除手術を行った。
多分野にわたる医学専門家の協力のもと、手術に関する医学情報、ネットやロボットの状態を北京の病院の監視センターに転送。1時間にわたった手術は、安全かつスムーズに進行した。
今回の実験成功で、今後の手術用ロボットを使った遠隔手術のための技術的な基礎が確立したことになる。 臨床医学、ロボット工学と通信工学の交差領域における重要な技術革新をもたらした。
専門家らは、5G技術を応用することで、医療資源を最大限に活用できると確信している。
新型コロナウイルスで中国北京小学生から「日本加油(がんばれ」」のエール
新型コロナウイルスで中国北京小学生から「日本加油(がんばれ」」のエール
盧溝橋事件から83年、歴史を忘れず平和を大切
日本の中国への全面侵略戦争の発端となった、1937年7月7日の「盧溝橋事件」 から83年を迎えた7日、中国各地で記念式が開かれ、民族の自由と平和のために血みどろな戦いで犠牲した烈士への敬意を表し、歴史の教訓を振り返った。
盧溝橋と近辺の宛平城は1961年、第1陣の全国重点文物保護単位に指定された。日本軍の砲撃で深刻に破壊された宛平城は修復されたが、南壁には多くの穴が残され、歴史を忘れず、平和を大切にしようと、人々に促しているようだ。
毎年の7月7日になると、多くの人がここを訪れ、抗日戦争に殉じた犠牲者に花を捧げる。
より多くの人にこの歴史を銘記してもらうため、89歳の鄭福来氏が「七七事変」の話を語り続けてきた。
<鄭福来氏>
「1952年に盧溝橋鎮人民政府の鎮長に選ばれた時から、『七七事変』の話を語っている。すべての人、特に若者にこの歴史を知ってもらい、爱国精神を代々に伝えていくために」
また、江蘇省南京市の南京大虐殺記念館で一連の活動が行われ、当時、約6週間の間、南京を占領した日本軍に殺された30万人の犠牲者を記念した。
同記念館の南面にある犠牲者名簿壁は、「嘆きの壁」と呼ばれている。1995年に設置された当初、3000人の名前は壁に刻まれ、日本軍に虐殺された30万人の同胞を象徴していた。その後の史料の考証、研究の掘り下げにより、犠牲者の名前が何度も追加され、今、その数は1万人を超えた。
戦乱の時代で遺骨が残っていないため、遺族にとって、「嘆きの壁」に刻まれた名前は、家族を祀る唯一の拠り所となっている。
このほか、東北部遼寧省の瀋陽市で九・一八歴史博物館の残暦碑広場では、生徒たちが詩を歌った。記念碑前にある釣り鐘には「国の恥を忘れるな」(勿忘国耻)と刻まれ、歴史を忘れないよう、人々に警告している。
CMG台長、海外の視聴者に2021年新年のご挨拶
2021年1月1日、中国中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の慎海雄台長はCMG傘下の国際放送とインターネットを通じて、海外の視聴者に新年の挨拶を伝えた。その全文は以下のとおり。
親愛なる友人の皆さま
人々が待ち望んだ2021年の到来です。中国の暦では、今年は旧暦の丑年にあたります。牛は人類に最も早く飼い馴らされ、かつて農耕文明に多大な功績を残した動物です。中国人は牛に対して、丈夫な体と強い力を持ち、苦労にも耐え抜くイメージを持っています。この場を借りて、皆さまの新年が幸福に満ち、牛が如く壮健に過ごせる一年となるよう、お祈りいたします。
去る2020年は極めて非凡な一年でした。この一年間で、世界はいくつもの艱難辛苦を経験し、特に突如襲い掛かった新型コロナウイルス感染症の脅威は人類社会全体をかき乱しました。中国では、習近平主席の陣頭指揮の下、挙国態勢に及ぶ絶大な努力を経ることで、感染症の予防・抑制活動が段階的な成果を収めることができました。中国はこの年に世界で唯一、経済のプラス成長を実現させた主要経済体となりました。
しかし、世界の多くの国では今も新型コロナ感染症の蔓延が続いています。私たちは、わが身の事と同様に感じながら、感染症の早期克服と全ての人々の健康を心より願っております。
メディア人として事実を報じ、真相を伝えることは我々のポリシーです。新型コロナ感染症の爆発的な流行の初期においては、私たちの放送局の同僚たち2000人余りが中国の感染症対策の第一線へと駆けつけました。感染者病棟「レッドエリア」からの現場リポートや、マルチリンガル・ドキュメンタリー『感染症に立ち向かう日々』(原題:同心戦“疫”)などを通して、客観的な角度から中国の感染症対策の実情をタイムリーに全世界に伝えました。
我々が発起人となりスタートさせた番組『世界感染症診察室』(原題:全球疫情会診室)は、多くの国々の医療関係者らを招き、中国の医療関係者の第一線における感染症対策の経験を共有しました。さらに、国際的権威を持つ医学誌『ランセット』のホートン編集長と、ケンブリッジ大学の新型コロナ変異種報告の筆頭であるフォースター博士に対する独占インタビューを行い、科学的事実を用いることで、感染症に関する様々なデマを一掃しました。
去る2020年は人々の真心を再確認できた年でもありました。今から900年前の北宋時代の哲学者である張載は「貧賤(ひんせん)憂戚(ゆうせき)は庸(もっ)て汝(なんじ)を玉(たま)とし成(な)さん」――つまり、「人生の不遇は自分自身を磨き上げ、成功へと導いてくれる試練だ」と説きました。国も人と同じでしょう。艱難辛苦を嘗め尽くす中で、私たちは温かさと優しさを知り、人類運命共同体の真髄をいっそう実感できました。このような経験を通して、私たちは感染症という人類共通の試練を前にして、手を携えて立ち向かうことでこそ難関を乗り越えられるのだと、より深く理解できました。
コロナ禍の影響で、対面での交流こそ阻まれましたが、私たちの心の距離は縮まっています。この1年間、私は全ロシア国営テレビ・ラジオ放送会社(VGTRK)、ロシア新聞、BBC、CNN、AP通信、ロイター通信、AFP通信、日本放送協会(NHK)、イタリア放送協会(RAI)、欧州放送連合(EBU)など、国際メディア機関の責任者や多くの国の中国駐在大使などと300回近くの親書交換を行い、互いに挨拶を交わすとともに、責任感の提起や共通認識を確認し合いました。また、CMGは欧州やラテンアメリカ地域諸国の100以上のメディア機関と、「クラウドフォーラム」のプラットフォームを通じて協力について話し合い、感染症対策に共同で取り組みました。多くのメディアとの協力メカニズムを立ち上げ、『歴史の軌跡』(原題:歴史的軌跡)や『中国の宝物』(原題:中国的宝藏)といった番組の共同制作企画を実施し、感染症による影響を受けた人々に文化の力を届けました。
コロナ禍と同様、人類にとっての難病と言えるのが、「貧困」です。習近平主席が指摘したように、貧困を無くすことは古くから人類が追い求めていた理想であり、幸せな暮らしを追及する各国の人々の基本的権利です。中国は昨年、全面的な脱貧困を実現させました。8年間の奮闘を経て1億人の貧困脱出を成し遂げた中国は、人類の脱貧困史上の奇跡を作り上げました。
この歴史的な事業を記録する者として、私たちは全世界に向けて、中米共同制作のマルチリンガル・ドキュメンタリー『中国の貧困脱出堅塁攻略』(原題:中国脱貧攻堅)を放送・配信し、特別番組『全世界行動イニシアチブ2020~脱貧困』(原題:全球行動倡議2020――脱貧)など一連の番組を企画・制作しました。中国の村々の、そして一人ひとりの貧困脱出のストーリーを通じて、今まさに脱貧困事業に励んでいる国や人々に有益な参考事例を提供できればと考えております。
私たちはメディアの責任を全うすると同時に、引き続き「国際的に一流の新型主流メディア」という目標に向かって、インターネット社会におけるマルチメディア建設の在り方を探っています。「5G+4K/8K+AI」という先端技術の支えによって、月探査機「嫦娥五号」の月面土壌サンプル採取や有人潜水艇「奮闘者」号の深さ1万メートル以上の潜水記録達成といった科学活動をみごとに生中継しました。第3回中国国際輸入博覧会の期間中には、大型ライブコマースイベントを実施することで、欧州商品の中国市場における販路拡大にビッグチャンスをもたらしました。
「真相はメディアの命」――これは私が常々思っていることです。信頼できる記事、権威性のある情報は、メディアの責任と素養の表れです。しかし残念なことに、一部のメディアの中国に関する報道では、公正さが偏見に塗り潰され、事実が偽りの情報に捻じ曲げられてしまいました。感染症対策や香港特別行政区、新疆ウイグル自治区などに関する報道の中に、このようなでたらめな論調や空想に基づく話が蔓延っています。そのような問題を抱えた報道に私たちはタイムリーに反応し、真相を明らかにしました。異なる観点というものは存在するでしょう。しかし、真相はただ一つです。この新しい一年において、全世界のメディア人は国際社会の世論におけるデマを可能な限り無くしていく責任を担うべきではありませんか。
欧州には「正直者には友達が多い」という言葉があります。CMGは今年も引き続き国際主流メディアとしての責任を全うし、客観的かつ公正な立場をもって、全世界に向けて事実と真相を伝え、正義の声を唱え、文明の魅力を語ることに努めていきます。
2021年は中国共産党の結成100周年にあたります。100年前の結成時には13人だった党員が、今や9000万人を超えています。中国の平和的な振興をリードしてきた中国共産党の成功の秘訣はどこにあるのか? 14億もの中国人がこの100年の歴史を持つ政党を擁護する理由はどこにあるのか? 今年の報道ではこうした内容を重点的に取り上げて、皆さまに解説していきます。私たちは常に向上心を持ちながら、プロフェッショナルの精神を貫き、中国と世界に対する報道を全面的かつ客観的に扱い、より多くのハイクオリティなコンテンツ作りに励んでいきます。
新年の日差しはちょうどよい頃を迎えています。この丑年に、皆さまがいつも幸運に恵まれるよう、改めて心よりお祈りいたします。
市民パレードで多彩なフロートが登場、7万の鳩と風船でフィナーレ
1日、中華人民共和国成立70周年を祝う祝賀式典が北京で開催され、軍事パレードに続いて、市民約10万人によるパレードが長安街を舞台に行われた。
市民パレードは「心を一つにして中国の夢を共同構築」をテーマに、36の隊列が登場。各界から参加した市民は長安街を東から西へパレードを行い、祝賀イベントを盛り上げた。
第3部となる「偉大なる復興」でまず披露されたフロートは、「荘子・逍遥遊」に記された想像上の動物で、空を自由自在に飛べる巨大な大魚と大鳥「鯤鵬」モチーフにしたものだ。中華民族の不断の勃興を意味する。
後に続いたのは、地方特色豊かに70年で遂げた成果を展示した各省、市、自治区及び香港、マカオ、台湾を代表するフロートも喝采を浴びた。
続いて登場したのは「人類運命共同体」のフロートで、海外から来た若者と中国の若者が一緒に手を振った。そして、中国は自国の利益を追求するとともに世界の利益にも配慮し、各国の共同発展を図るという偉大な立場を強調した。
他にも、「厳しい党内統治」をテーマに、中国共産党の厳格な管理と党の事業に忠誠を尽くす決意を示したフロート、「初心を忘れない」をテーマに、誠心誠意人民に奉仕し14億の中国人民を率いて中華民族の偉大なる復興を実現する決意を示したフロートも披露された。
また「揚帆遠航」の隊列では、「中国号」を名を掲げた巨大な船が祖国の未来を象徴する子供達を乗せ、波に見立てた人々の間を航行した。
「同心追夢」のパフォーマンスでは、2019人の中国少年先鋒隊員によるマーチングバンドが、より美しい祖国を自らの手で建設するという決意を演奏した。
圧巻は5000人による「祖国万歳」の隊列で、中華民族を代表する艶やかな花が巨大な花瓶に咲き誇っていた。フロートには、バレーボール2019W杯で優勝し、W杯2大会連覇の快挙を成し遂げた中国女子バレーボール代表メンバーたちも乗っていた。
パレードを締めくくったのは、7万羽の白い
北京新空港で初の中国産飛行機検証飛行
現在、最後の検収・引き渡しの段階に入っている中国・北京大興国際空港は26日に検証飛行が行われ、成都発のEU2501便(COMAC ARJ21機)は21時33分に着陸した。これは、中国自主開発・製造したジェット機が新空港に初着陸で、同型機就航後の初北京着陸でもある。
COMAC ARJ21機は、中国で2007年に生産を開始した地域路線用の小型ジェット旅客機であり、中国が独自開発・製造した最初のジェット旅客機である。着陸直後、EU2501便エプロンで除氷作業演習が行われた。
27日、EU2501便は全部の検証飛行項目を終え、成都に戻った。
北京の都心部から南へ46キロ離れた郊外にある北京大興国際空港は、北東部にある北京首都国際空港の受け入れ圧力を軽減するように設計されている。旅客の受け入れ能力を2021年までに年間4500万人、2025年までに年間7200万人に増やす計画。
新型コロナウイルスで中国貴州から「日本加油(がんばれ」」のエール
新型コロナウイルスで中国貴州から「日本加油(がんばれ」」のエール
ジャイアントパンダ3頭、野生復帰のために訓練中
中国ジャイアントパンダ保護研究センターはこのほど、同センターで飼育されているジャイアントパンダの数は312頭に達し、現在、次のジャイアントパンダの野生復帰に向け若いジャイアントパンダ3頭を訓練していると発表。
2006年、ジャイアントパンダ「祥祥」が訓練を受けた後、野生復帰された。しかし、祥祥は野生パンダと食物の奪い合いか縄張り争いをした際に、高いところから転落して死亡。この痛ましい教訓を活かして、同センターはジャイアントパンダの赤ちゃんを母親と一緒に半野生の環境で生活させる新しいトレーニング方法を採用した。そして、飼育パンダの遺伝的多様性を保持するために、メスの飼育パンダを野外に放し、オスの野生パンダと交尾させる取り組みも進められている。
2018年12月時点で、中国ジャイアントパンダ保護研究センターが野生に戻した11頭のうち、9頭が野生復帰に成功して元気で暮らしている。
ブリュッセルで「チャイナデー」、中国文化に大きな関心
「チャイナデー」のイベントが25日、欧州連合の本拠地、ベルギーの首都ブリュッセルにあるシューマン広場で開催された。
イベントでは、伝統的な「龍舞」から美味しい中国料理まで用意され、中国文化の魅力をアピール、また、インタラクティブ・ワークショップなどもあり、会場は歌と踊りのパフォーマンスで盛り上がった。
注目された360度3Dライトショーでは、ベルギーのアニメーション制作技術を利用し、中国の史跡「天壇」の独特なイメージが披露された。
香港主要道路を何百台ものタクシーが走行、暴力反対を呼びかけ
23日夜、香港では、500台を超えたタクシーは中国国旗などを掲げて主要道路を走行し、暴力反対と社会秩序の早期回復を呼びかけた。
「守護香港大聯盟」と香港タクシー運転手総会の共同主催で、中国国旗と「香港を愛し、中国を愛する」ポスターを掲げたタクシー運転手らは香港島の筲箕湾と尖沙咀から出発し、香港島と九龍半島の主要道路を走行し、市民や観光客に、暴力反対と社会秩序の早期回復を呼びかけ、香港市民の親切と優しさを表明した。
香港タクシー運転手総会の黄一峰理事長は、一部デモ急進者による違法行為が香港の交通状況を混乱させただけでなく、観光客や記者への攻撃行為のため、香港の国際的評価が下がり、訪れる観光客も減り、タクシー運転手らの生活が大い影響されていると述べた。
タクシー運転手らも、香港政府が暴力を食い止め、社会秩序を取り戻してほしいと表明した。
人民の子弟兵は永遠に祖国防衛の「鋼鉄の長城」
習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は、人民の子弟兵は永遠に祖国防衛の「鋼鉄の長城」であり、中国軍は引き続き平和的発展の道を歩み、世界の平和を守るという崇高な使命を全うしていくと強調。
2015年から2019年にかけて、中国は4回の閲兵式を行った。中国軍は終始、党の指揮に従うという確固たる立場を堅持し、新時代における国防と軍隊建設において偉大な成果を収めることに取り組んでいる。
中国人民抗日戦争及び世界反ファシズム戦争勝利70周年を記念して、中国は2015年9月3日に北京で盛大な軍事パレードを行った。
<習主席>
「中国人民解放軍全軍の将兵は、誠心誠意人民に奉仕するという根本目的を銘記し、祖国の安全と人民の平和的生活を守る神聖な責務を忠実に履行し、世界の平和を守る神聖な使命を忠実に実行しなければならない」
習主席はまた、中国軍の定員を30万人削減することを宣言した。軍の定員削減として1978年の改革開放以来、4回目となった。
軍事パレードには17カ国から約1000人の外国軍将兵が参加した。中国の軍事パレードに外国軍が招待されるのは初めてだった。
中国は6つのモジュールで軍備を披露。約80%の国産武器・装備が初登場した。
中国製軍用機約200機が上空を飛行し、衛星測位システム「北斗衛星導航系統」による測位で、飛行陣形を形成した。
中国内モンゴル自治区朱日和訓練基地で2017年7月30日、人民解放軍の創設90年を記念する閲兵式が行われ、観閲に臨んだ習主席は重要な講話を発表し、中国軍は祖国を守る自信と能力を持っていると強調した。
<習主席>
「われわれの英雄的な部隊には、襲ってくるすべての敵を打ち負かし、国の主権・安全・発展の利益を守り、強軍事業において新しい一章をつづる自信と能力があると確信している」
パレードには、将兵約1万2000人のほか、陸上装備500台、航空機100機以上が参加し、うち40%が初披露だった。
1949年中華人民共和国成立以来、軍事パレードで「建軍節」を記念するのは初めてだった。
2019年4月23日、山東省青島市で中国人民解放軍海軍成立70周年を祝う海上閲兵式が行われ、習主席が出席した。
閲兵式では中国初の空母「遼寧」、新型原子力潜水艦など32隻の艦船と39機の軍用機が観閲を受けた。
中国人民解放軍海軍は70年間にわたり、革新的発展を遂げ、世界一流の海軍を目指す道を邁進しており、世界の平和を守る大国の海軍としての責任を果たしている。
現在、主力戦艦数が3桁の増加ペースを見せており、新型戦闘機、早期警戒管制機、対潜哨戒機、原子力潜水艦、総合補給艦などが相次いで就役。
中国海軍はここ10年間、ソマリア沖・アデン湾で商船6600隻の護衛にあたり、その半分以上が外国商船だった。
2008年以来、護衛編隊32陣、艦艇103隻、ヘリコプター69機、2万7000人を超える将兵を派遣。 <習主席>
「社会主義の中国は、世界の東側に巍然として屹立している。いかなる勢力も中国の地位を揺るがすことはできず、中国人民と中華民族の前進の歩みを阻止することはできない」
「チャイナフェスティバル2019」が東京で開催、文化交流を強化
中日両国民の相互理解を深めるプラットフォームとして、「チャイナフェスティバル2019」が21日と22日、東京の代々木公園で行われている。
中国を体感する日本国内最大級の交流の祭典として、「チャイナフェスティバル2019」の会場には約50店もの飲食店に、雑貨の販売や企業のブースなどもあわせ、合計約100の業者が出店。来場者らが各飲食店の前に並んで餃子などのグルメと四川料理など特色料理を堪能。また、中国四川省と黒竜江省から来た芸術団体を含む中日両国の芸術家らによる、地域や民族の特色を生かした演目が披露される。
開幕式の挨拶で孔鉉佑駐日中国大使は、「国の間の交流は国民が親しくなることにある。チャイナフェスティバルを開催する目的は、人々に近い距離で中国を知ってもらい、中日の民間交流を行うプラットフォームを提供していくことにある」と挨拶した。
また、「今年が新中国成立70周年を迎え、日本も『令和』の時代に入った。今年の『チャイナフェスティバル2019』は、両国民が交流の中で理解を深め、友情を発展させ、中日関係に新たな活力とプラスのエネルギーを注入するよう役立つことを望んでいる」と述べた。
さらに、チャイナフェスティバル2019実行委員会最高顧問を務める福田康夫元首相は、挨拶の中で「このチャイナフェスティバルが、人と人の交わりや文化交流の一環であり、文化交流もまた国と国の交流の基礎となる」と述べたうえで、「新中国成立70周年を迎えるにあたり、日中関係のさらなる発展を図るにはいかに交流を強化していくかを考えるべきだ」と指摘した。
4年連続の開催となる「チャイナフェスティバル2019」は、在日本中国大使館とチャイナフェスティバル2019実行委員会が共催するもので、今年は15万人の来場者を見込んでいる。
1分間に1000枚超、医療現場を支えるマスク生産ライン 中国・広州
新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大により、マスクの供給不足が続いている。中国広東省広州市では、マスク不足の問題を緩和するために、新たな事業分野を立ち上げている企業があった。
もともとおむつや生理用ナプキンの製造用機器のメーカーだったが、このほど、千万の大金で設備を改造し、超高速で自動化されたマスク生産ラインを開発した。現在すでに始働しており、一分間に1000枚の医療用マスクを生産し、1日当たり144万枚のマスクを生産できる。
同社は、2月初めに、マスク不足を緩和するためにマスク製造用機器を業務内容に加えるつもりだった。地元政府からの支援で、原材料の供給が確保されている。その結果、企業活動が再開してから7日目に、この自動化生産ラインが稼働し始まった。
同社は今月中にさらに2本の高速自動マスク生産ラインを完成し、これによって基本的に広州市におけるマスク生産需要を満たすと予想している。さらに3月に10本のマスク生産ラインが完成する予定だ。
将兵への温かい関心を寄せている最高司令官
中国共産党第18回全国代表大会以来、習近平国家主席は何度も中国人民解放軍の末端部隊を視察し、将兵への温かい関心を寄せている。
中国人民解放軍創設記念日(「建軍節」)にあたる今年の8月1日を前に、習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は中国吉林省の省都長春市にある空軍航空大学を訪れた。
習主席はその際、訓練場で学生らと親しく言葉を交わし、強い軍隊建設のために引き続き努力を重ねて、更なる成績を収めるよう励ました。
<習主席>
「訓練と競争の期間もあって、今はまさに貴重な時期なのだ。時間を大切にしなければならない。みなさんを大切にし、守るべきだ。パイロットの育成には党と国民の期待が込められている。強い軍隊の建設にとってみなさんが希望なのだ」
春節前の部隊視察は、習主席の毎年恒例のスケジュールになっている。
2020年春節を前に、習主席は雲南省駐屯部隊を視察し、国境警備の最前線を訪れ、将兵を慰問した。
<習主席>
「ご苦労さん。党中央、中央軍事委員会を代表して、諸君に心からの挨拶と新年の祝福を送る」
習主席は2019年春節を控え、北京衛戍区を訪れ、基層分隊・小隊や歩哨所を視察、部隊の将兵を親しく慰問し、党中央と中央軍事委員会を代表して、人民解放軍と武装警察部隊の将兵、民兵予備役部隊隊員の全員に心からのあいさつと新年の祝福を送った。
2014年1月、習主席はマイナス30℃以下の厳しい寒さの中、内モンゴル軍区の国境警備部隊を訪れ、国境を守る将兵らを慰問した。
習主席は作戦能力の向上を指示すると同時に、兵士らに対する細心の配慮をしなければならないと繰り返し強調した。