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五十嵐太郎×浅子佳英×倉方俊輔「建築は言葉で牽引されてきた――『現代建築宣言文集 [1960-2020] 』で辿る60年」 (2022/5/18収録)@taroigarashi @asaco4 @KurakataA #ゲンロン220518
【収録時のイベント概要】
2022年2月、彰国社より『現代建築宣言文集 [1960-2020] 』が刊行されました。本書は、未来の都市のあり方を構想したメタボリズムが生まれた1960年代から、バブル経済に向かいポストモダンの思想が花咲いた1980年代、グローバリゼーションが到来した2000年代、東日本大震災が発生し新国立競技場建設が社会問題となった2010年代まで、現代の建築概念を揺るがしてきた建築家や批評家による50の言説を再録・解読したアンソロジーです。
編者のひとりである建築史家・評論家の五十嵐太郎氏は、本書の「はじめに」で、
《すぐれた建築は直感だけでデザインされるものではない。(中略)建築とは何かを問い、いかに空間を構想するかを思考すること。そうした思索を経て、「建築」が誕生する。このとき言葉というツールが重要になるだろう。》
と述べます。建築の歴史とは言葉によって牽引され、社会との関係を築いてきた変遷と言えるのではないでしょうか。
この度ゲンロンカフェでは五十嵐氏に加え、建築家の浅子佳英氏、建築史家の倉方俊輔氏をお招きし、本書に収録されたテキストをじっくりと読み解いていきます。
昨年5月にゲンロンカフェでは、新国立競技場の建設問題とイラク出身の女性建築家、故ザハ・ハディド氏をめぐるイベントを開催し、おおきな反響を呼びました。今回もゲンロンカフェならではの濃密さで、約半世紀にわたる建築と言説の動向に迫っていきます。絶対にお見逃しなく!
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五十嵐太郎、菊地尊也編『現代建築宣言文集 [1960-2020]』(彰国社)
https://amzn.to/37DzGZh
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建築は言葉で牽引されてきた – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220518//
水野良×大井昌和×さやわか(+小浜徹也)「ゲームが変えたフィクションーーロードス島戦記とファンタジーの30年」【ニッポンのマンガ #16】 (2022/5/25収録)@ryou_mizuno @ooimasakazu @someru #ゲンロン220525
【収録時のイベント概要】
マンガ家の大井昌和氏と物語評論家のさやわか氏がホストとなり、マンガを中心にさまざまなサブカルチャーの魅力を縦横無尽に語り尽くす、ゲンロンカフェの人気トークシリーズ「ニッポンのマンガ」。その第16弾となる今回は超大物ゲストがご登場。作家・ゲームデザイナーの水野良氏がゲンロンカフェ初登壇です!
水野氏は、1980年代に日本にTRPGを広めた草分け的存在「グループSNE」設立に参加。PCゲーム雑誌「コンプティーク」にTRPGのリプレイを連載し、それらを基にした小説『ロードス島戦記 灰色の魔女』で小説家としてデビューを飾ります。「ロードス島戦記」シリーズはライトノベルの嚆矢となり、幅広いメディアミックス展開もされセンセーションを巻き起こしました。出版とゲーム⽂化を橋渡しするシーンの盛り上がりは、さまざまなジャンルのクリエイターに多大な影響を与え、いまの⽇本のエンターテインメントの大きな転換点になったとさやわか氏は言います。
今回ゲンロンカフェでは、水野氏が関わった80年代当時のムーブメントをふり返るとともに、ゲーム的な想像力がその後のフィクションの潮流をどのように変え、いまそれがどのように更新されつつあるのかを探っていきます。伝説のトークとなること間違いなし。必見!
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水野良『ロードス島戦記 誓約の宝冠1』(角川スニーカー文庫)
(C)水野良・グループSNE・左/KADOKAWA
https://amzn.to/3rJKyf9
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ゲームが変えたフィクション – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220525/
安田登 聞き手=山本貴光「心を楽にする古典講義──『古典を読んだら、悩みが消えた。』刊行記念」 (2022/6/1収録) @eutonie @yakumoizuru #ゲンロン220601
【収録時のイベント概要】
能楽師の安田登さんと文筆家の山本貴光さんによるゲンロンカフェの「古典講義」が、ついに会場観覧ありで開催!
新型コロナウィルス感染症が流行し、ゲンロンカフェも無観客(配信のみ)でイベント開催を続けていた2020年、おふたりによる「禍の時代を生きるための古典講義」シリーズを全4回にわたって開催しました。歴史的なパンデミックという禍に世界中が揺れるなか、古典の知見をひも解いていくことで、いまを生き抜く術を探っていきました。昨年1月には、安田さんの『野の古典』刊行記念として「普段使いのための古典講義」と題したイベントを開催し、こちらも好評を博しました。
そんな安田さんが新著『古典を読んだら、悩みが消えた。』で書かれたのは「心」がテーマ。「あらゆる古典は心の副作用の処方箋」と述べる安田さんは、『古事記』『平家物語』『おくのほそ道』『論語』といった作品や、和歌や能を読み解くことで、現代人が抱える生きづらさに向き合うためのヒントを探っていきました。
今回も、安田さんによる刺激的な講義と、聞き手の山本さんによる分かりやすい解きほぐしは必聴。会場では安田さんの関連書籍も販売予定です。トークの合間に挟まれる安田さんの朗読や謡も、ぜひ生でお楽しみください。
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心を楽にする古典講義 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220601/
磯野真穂×筒井淳也 司会=石戸諭 「『数』から考える人類学と社会学――『他者と生きる』刊行記念」 (2022/6/20収録) @mahoisono @sunaneko @satoruishido #ゲンロン220620
【収録時のイベント概要】
人類学者の磯野真穂さんの新著、『他者と生きる』(集英社新書)が話題を呼んでいます。
本書のなかで磯野さんは、今の社会に共有される人間観として「個人主義的人間観」「関係論的人間観」「統計学的人間観」の3つを挙げています。その中でも、疫学や予防医学の拡がりや、「統計によって示された科学的な事実」を引き受けるべきであるという社会からの圧力の強まりなど、「統計学的人間観」の権威の高まりを指摘しました。
しかし、「統計」や「数」は、ある面においては現代社会において欠かすことのできない要素でもあります。私たちはこれらとどのように向き合っていけばいいのでしょうか。
この問いに向き合うために、磯野さんとご対談いただくのは、「計量社会学」と呼ばれる、社会学の中でも統計や数を扱うことの多い分野を専門とされている、筒井淳也さん。計量社会学では、調査統計をもとに人々の意識や行動あるいは社会の仕組みを分析する……といったイメージがありますが、筒井さんは、昨年11月に刊行された『社会学――「非サイエンス」的な知の居場所』(岩波書店)において、ときに数量データからはなれたところで行われる社会学の持つ「非サイエンス的」な傾向が、学問にどのように貢献しうるのか、という問いにも取り組まれています。
司会は新型コロナ禍で揺れ動く東京を描いた『東京ルポルタージュ』(毎日新聞出版)の著者で、ジャーナリストの石戸諭さん。私たちと数の関係について考えるうえで、報道の分野においても様々な問題が含まれていることは、この2年半あまりの新型コロナウィルス感染症に関する内容を思えばあらためて言うまでもありません。
統計的に見えてくる傾向や事実を人々はどのように受け止めるべきなのか。人類学と社会学、それぞれの学問において、数や統計を使ってどれだけのことが言えるのか。あるいは、違うやり方でそれらと向き合うことはできるのか。
ゲンロンカフェでぜひ、一緒に考えてみませんか。
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磯野真穂『他者と生きる――リスク・病い・死をめぐる人類学』(集英社新書)
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「数」から考える人類学と社会学 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220620/
さやわか×東浩紀×上田洋子「いま、ソ連をSFにするとはなにか!──批評家とロシア文学者が語る『Atomic Heart』」 (2023/6/14収録) @someru @hazuma @yuvmsk #ゲンロン230614
※シラス延長を除く本編のみの放送となります。
無料ダイジェスト
https://youtu.be/ew6XImsm6Q4?si=WdO2kuXeW50WPA3d
webゲンロンに、イベントのレポート記事を掲載しています。ぜひお読みください。
「ゲームの想像力は『記憶の政治』を乗り越えるのか」
https://webgenron.com/articles/article20230720_01/
【収録時のイベント概要】
ゲンロンカフェでついにゲーム実況が実現! 2023年2月にXBox/PC版、4月にPS4/5版が発売されたアクション・ロールプレイングゲーム『Atomic Heart』(Mundfish https://mundfish.com/ja/ )。パラレルワールドのソビエト連邦が舞台となった本作を、批評家のさやわかさんと東浩紀、そしてロシア文学者の上田洋子の3人がプレイし、作品から見えてくるさまざまな論点を議論します。
舞台は、ロボットが労働を担い、クルマが空を飛ぶ1955年の平行世界のソ連。この世界では第二次大戦中に天才科学者が出現し、ソ連でロボット工学が爆発的に進むことになります。他方で西側諸国は疫病で影響力を失い、戦後はソ連が圧倒的技術力で世界を圧倒。そんなある日、新しいテクノロジーを導入したことをきっかけに、ロボットが突然反旗を翻し大混乱に。主人公は、そんな混乱の謎を解くため研究所に侵入することになります。
サイバーパンクとロシア構成主義、社会主義リアリズムを組み合わせた壮麗なヴィジュアルが魅力で、すでに五十嵐太郎さんなどによる作品内建築デザインの分析もある本作ですが、発売開始後には政治的な文脈でも話題を集めました。開発会社のMundfishがロシアに経営陣とオフィスをもつことを理由として、ウクライナ政府が販売中止を求めたのです。21世紀のクリエイターが描いた架空のソビエト連邦は、いま「記憶の戦争」のひとつの焦点ともなっています。
今回のイベントの前半では、まずは、ゲーム評論で知られるさやわかさんが『Atomic Heart』の名場面を実際にプレイするのを眺めながら(配信許可取得済)、ロシアをこよなく愛する上田洋子が作品世界のギミックを解説していきます。東浩紀はさやわかさんのゲームプレイと上田のロシア知識に感嘆する役回りです(たぶん)。
そしてイベント後半では、いつものゲンロンカフェと同じく、共産主義と美術の関係、ロシア構成主義や社会主義リアリズムの魅力、ソ連のSFの歴史、代替世界を舞台としたサイバーパンク作品の紹介、そして何よりもいまソ連を夢として語ることの政治的・文化的意味などなどをめぐる、大きな議論へと膨らましていきたいと思います。
異色のゲーム実況イベントに、どうぞご期待ください!
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いま、ソ連をSFにするとはなにか! – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20230614/
西田亮介×山本圭「『大人の民主主義』をつくる──『17歳からの民主主義とメディアの授業』刊行記念」 (2022/6/17収録) @Ryosuke_Nishida @KeiYamamoto0905 #ゲンロン220617
【収録時のイベント概要】
ゲンロンでもおなじみの社会学者・西田亮介さんの新著『17歳からの民主主義とメディアの授業ーーぶっちゃけ、誰が国を動かしているのか教えてください』(日本実業出版社)。政治の入門書として書かれた本書は、一問一答形式で、なるべく平易な表現が用いられつつも、西田さん自身のオピニオンも随所にちりばめられた一冊になっています。
本書の刊行を記念して、政治思想・政治理論を専門とする山本圭さんとの対談イベントを開催します。昨年出版された『現代民主主義ーー指導者論から熟議、ポピュリズムまで』(中公新書)において、多様化する民主主義の見取り図を描いた山本さんは、本書をどう読んだのでしょうか。本書に並ぶ、素朴なようでいて、本質を突くような様々な質問。あるいは日本の社会と政治の実状について、理論の面からも考えます。
と、固めの案内も書きましたが、実は旧知の仲でもあり、ほぼ同世代のおふたり。 イベントの中では少しゆるめに、互いに民主主義や政治を研究のテーマとしたのか、実際に高校生や学部生と接するなかで感じることはあるか、といったお話にも拡がっていくのかもしれません。
大人としてすでに入門し、当事者であるはずの「民主主義」。参加者の方々にも、それぞれが17歳に質問されたときの答えを考えるきっかけになれば幸いです。
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西田亮介『17歳からの民主主義とメディアの授業ーーぶっちゃけ、誰が国を動かしているのか教えてください』(日本実業出版社)
https://amzn.to/3w3Cj08
「大人の民主主義」をつくる – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220617/
島村一平×東畑開人 司会=上田洋子「シャーマニズムと心理学、あるいは社会主義は呪術なのか?──『憑依と抵抗』刊行記念」 (2022/6/25収録) @ippeishimamura @ktowhata @yuvmsk #ゲンロン220625
無料ダイジェスト
https://youtu.be/zUzl9kjZP1Q?si=8DsV0Zp_8MCsxd2O
webゲンロンに、イベントのレポート記事を掲載しています。ぜひお読みください。
https://www.genron-alpha.com/article20230202_01/
【収録時のイベント概要】
モンゴルにはシャーマンが次々と生まれている—
モンゴル研究者の島村一平さんは新著『憑依と抵抗』で、2012年の時点でシャーマンの数は1.5万人から2万人と述べています。当時の人口が300万人なので、少なくとも150人から200人にひとりはシャーマンという計算になります。
ビジネスの失敗や家族との不和など、つらい出来事を機にシャーマンと関わりをもち、その後自分もシャーマンの道に入っていくひとが後を絶たないそうです。
かつてモンゴルはソ連の影響下にありました。宗教は禁じられ、それどころか自国の歴史を自由に語ることすらできませんでした。シャーマンがふたたび生まれ、増殖していくのは共産圏を率いていたソ連が崩壊した90年代以降です。国の自由化が国民のナショナル・アイデンティティの模索とスピリチュアルなものへの傾倒をもたらしたのです。他方、その裏には急激な経済体制と生活の変化による困難に由来する心理的ストレスがありました。
臨床心理士の東畑開人さんは『野の医者は笑う』で、沖縄における「野の医者」、つまりスピリチャル系のヒーラーたちの活動を調査しています。心を癒し、治癒する仕事に関わっているひとたちには、自らが心に傷を負い、その傷を癒すために人を癒しているひとが多いというのは、モンゴルでも沖縄でも同じように見えます。
そもそも、シャーマンや自然医療などは、どういった治療をする、どういった人々なのでしょうか。彼らは社会のなかでどんな役割を果たしているのでしょうか。モンゴルのシャーマン増加は特別な現象なのでしょうか。
そして、医療人類学から考えたときに、こうした存在はいったいどう説明されるのでしょうか。
現代になっても存在感を発揮し続けるシャーマンの存在を、民俗学・人類学・臨床心理学などの多角的な視点から、徹底的に考察します。ゲンロンの上田洋子が司会を務めます。
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島村一平『憑依と抵抗──現代モンゴルにおける宗教とナショナリズム』(晶文社)
https://amzn.to/3sPWGMn
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シャーマニズムと心理学、あるいは社会主義は呪術なのか? – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220625/
-津田大介×音喜多駿×宇野常寛-リベラルと冷笑は「和解」できるのか?言論空間の「分断」を乗り越える!
【PLANETS大忘年会2024 チケット好評発売中!】
詳しくは下記のリンク先にて!
https://peatix.com/event/4195079
▼出演者
音喜多駿(前参議院議員)
津田大介(ジャーナリスト)
宇野常寛(評論家・PLANETS編集長)
感想やゲストのご希望などは、下記のメールアドレス宛にご連絡ください!
[email protected]
宇野常寛の私塾コミュニティ「PLANETS CLUB」へのご参加はこちらから!
https://community.camp-fire.jp/projects/view/65828
【メンバーシップ限定有料版】-津田大介×音喜多駿×宇野常寛-リベラルと冷笑は「和解」できるのか?言論空間の「分断」を乗り越える!
【PLANETS大忘年会2024 チケット好評発売中!】
詳しくは下記のリンク先にて!
https://peatix.com/event/4195079
▼出演者
音喜多駿(前参議院議員)
津田大介(ジャーナリスト)
宇野常寛(評論家・PLANETS編集長)
感想やゲストのご希望などは、下記のメールアドレス宛にご連絡ください!
[email protected]
宇野常寛の私塾コミュニティ「PLANETS CLUB」へのご参加はこちらから!
https://community.camp-fire.jp/projects/view/65828
海猫沢めろん×佐藤大×さやわか「『バーチャファイター』は世界を変えた──幻のゲーマー文学『TOKYOHEAD』をめぐって」 (2022/7/1収録)@uminekozawa @storyriders @someru #ゲンロン220701
【収録時のイベント概要】
『バーチャファイター』は、1993年に登場した世界初の3D格闘ゲーム。それまでの2D格闘ゲームと一線を画し、自由度の高い操作性とプレイヤー同士の駆け引きの奥深さで、当時のゲームファンに大きな衝撃を与えました。次作『バーチャファイター2』の人気が巻き起こしたブームは社会現象となり、スタープレイヤーたちはテレビをはじめメディアに取り上げられ、幅広い層に浸透していきました。
1995年に刊行されたライターの大塚ギチ氏による『トウキョウヘッド 19931995』(2020年に『トウキョウヘッド・完結編 -FINAL- 1993-2019』として復刊)は、新宿のゲームセンター「GAME SPOT 21」に集う「鉄人」と呼ばれた強豪プレイヤーたちとブームの熱狂を描いたノンフィクション小説。対戦格闘ゲームが生んだ新たなカルチャーシーンを記録したルポルタージュとして、いまも高い評価を得ています。
近年、大塚氏はその続編のための取材を重ねていましたが、2019年に急逝。大塚氏と深い関係にあり、ゲンロンから単行本『ディスクロニアの鳩時計』を準備中の作家の海猫沢めろん氏が、大塚氏の仕事を引き継ぐかたちで執筆した『トウキョウヘッド・ノンフィックス』が、今年5月に刊行されました。
ゲンロンカフェでは本書の刊行を記念して、海猫沢氏、脚本家の佐藤大氏、物語評論家のさやわか氏による鼎談イベントを開催します。佐藤氏は大塚氏とも親交が深く、自身が原案・脚本を担当した2013年のテレビドラマ『ノーコン・キッド ぼくらのゲーム史』では、大塚氏に企画の協力を打診。『バーチャファイター2』の撮影時に、本物の鉄人たちのプレイを収録するなどしました。また『トウキョウヘッド・ノンフィックス』刊行のクラウドファンディングの支援者としても参加しています。ゲームをはじめとして幅広いカルチャーに造詣が深いさやわか氏の司会進行のもと、「バーチャファイター」の革新と熱狂、それらに魅了された大塚氏と『トウキョウヘッド・ノンフィックス』について語り尽くします。
どうぞお見逃しなく!
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ナカガワヒロユキ(海猫沢めろん)著、大塚ギチ原案、SHU監修『トウキョウヘッド・ノンフィックス』(MiKADO GARAGE BOOKS)
https://store.shopping.yahoo.co.jp/neophililabo/th-non.html
大塚ギチ『トウキョウヘッド・完結編 -FINAL- 1993-2019』(MiKADO GARAGE BOOKS)
https://store.shopping.yahoo.co.jp/neophililabo/tokyohead2020.html
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「バーチャファイター」は世界を変えた – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220701/
櫻木みわ×新川帆立×藍銅ツバメ「生きる、戦う、書く——SF創作講座卒業生3人が語る新人作家のリアリティ」 @pinako45 @hotate_shinkawa @randotsubame #ゲンロン220707
【収録時のイベント概要】
作家の櫻木みわさん、新川帆立さん、藍銅ツバメさんによるイベントを開催いたします。
本イベントは、櫻木みわさんにとって2冊目の単行本となる『コークスが燃えている』(集英社)、2期連続で作品が月9ドラマの原作に起用されるなど躍進中の新川帆立さんの近刊『先祖探偵』(角川春樹事務所)、藍銅ツバメさん初の単行本となる「日本ファンタジーノベル大賞 2021」大賞受賞作『鯉姫婚姻譚』(新潮社)の、トリプル刊行記念イベントです。
お三方は「ゲンロン 大森望 SF創作講座」に受講生・聴講生として参加し、現在はそれぞれが作家として活躍中。作家として生きるとはいったいどういうことなのか。執筆生活のリアルや本をつくるための戦略についてなど、ざっくばらんにたっぷりお話していただく予定です。
登壇者のみなさまからもすてきなメッセージをいただいています。イベントとあわせてぜひご一読ください!
【登壇者の櫻木みわさんより】
ゲンロンカフェは特別な場所だ。10代のときから読んできた本の著者と対面できたり、一夜にして短編小説のような忘れがたい出来事が起こったり、あとから振りかえって、あれは人生を変える出会いだったと思うような出会いがあったりする。私もゲンロンカフェで、多くの素晴らしい時間を経験した。
デビュー2年目にして次々と著書を刊行、月9ドラマの原作に2期連続採用という華々しい活躍を遂げている新川帆立さんと、『鯉姫婚姻譚』で日本ファンタジーノベル大賞を射止め、デビュー作を上梓したばかりの藍銅ツバメさん。私がお二人と初めて会ったのも、ゲンロンカフェだった。
それは別々のときだったけれど、いずれも私がゲンロンSF創作講座の卒業生として講義に遊びに行った夜で、新川さんは既に「このミステリーがすごい!大賞」を受賞されていたが刊行はこれからというとき、藍銅ツバメさんも、まだデビューをされる前の受講生のときだった。お二人ともキラッとひかっていて、私は「このひととお話ししてみたい」とこころ惹かれたのを覚えている。
今回そのお二人と、自分たちが出会った場所であるゲンロンカフェで語りあえる機会を持つことができ、とてもうれしい。作家は或る種の人間にとって最高の職業であるけれど、同時にとても孤独な仕事でもある。女性の場合は、身体的、社会的な事情から、考えさせられる事柄に出くわすことが多いとも実感している。
当日は、異なるジャンルで真摯に小説に取り組んでおられるお二人に、書くこと、プロの作家としてやっていくこと、女性の書き手として考えることなど、さまざまお話を伺いたいと思う。
そしてその日はぜひ、皆さんにもゲンロンカフェで、特別な出会いや出来事に遭遇してほしい。お楽しみに! (櫻木みわ)
【登壇者の新川帆立さんより】
一緒にイベントをしようと誘われたとき、二つ返事で「やる!」と言った。櫻木みわさんも藍銅ツバメさんも大好きだからだ。私は結構フィーリング派というか、直感型だ。些細なことで人を好きになる。
櫻木みわさんを知ったのは、『小説すばる』の「私的偉人伝」というコラムだった。二千字ほどの短い文章だったが、すっかり虜になった。この人の書くものをもっと読みたいと思わせる何かがある方だ。ゲンロンカフェでお会いしたときには「あっ、あのコラムを書かれた櫻木さん!」とすっかりファン気分だった。
藍銅ツバメさんは、SF創作講座に課題提出されていた小説を読んで知った。これもまた衝撃だった。グロとエロは紙一重だと思わせる耽美な妖怪譚、大好物である。SF創作講座の二次会でお会いしたとき、藍銅さんは可愛いポケモンのシャツを着ておられた。「妖怪を書くポケモンの人」と記憶に深く刻まれた。
今回お二人とお話する場を頂き、とても光栄であり、楽しみだ。
創作に対するスタンスや考え方は作家によって多種多様だ。お二人がどのように創作に取り組まれているのか、楽屋裏をのぞきたいと思っている。
もちろん、私の話も……! たっぷりネタを仕込んで参戦します。お楽しみに! (新川帆立)
【登壇者の藍銅ツバメさんより】
櫻木みわさんと新川帆立さんと初めて会ったのは、どちらもSF創作講座でのことです。その時既に櫻木みわさんは『うつくしい繭』を出版されており、新川帆立さんは『このミステリーがすごい!』大賞を受賞されてデビュー目前というところでした。対してそのころの私は、いつかプロ作家になるんだという想いだけはあるもののそれにつながる具体的な計画も実績も何もない状況でした。
そんな時から仲良くしてくれて、憧れるばかりだったお二人とこうして一緒に新刊イベントをできるとは、人生は何が起るか解りませんね。それも、SF創作講座が今も毎月開かれるゲンロンカフェでのことですから、不思議な巡り合わせを感じます。
普段お会いする時はみわさんのお家に遊びに行く予定について話したり、帆立さんとはポケモンや星のカービィの話をしたりしているのですが。作家として改まって壇上に並ぶ機会が巡ってきたわけですから、一体どんなお話になるのか。七夕の夜にどんな素敵なことが起るのか、今から楽しみにしております。(藍銅ツバメ)
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櫻木みわ『コークスが燃えている』(集英社)
https://amzn.to/3QG58b9
新川帆立『先祖探偵』(角川春樹事務所)
https://amzn.to/3nnhIi0
藍銅ツバメ『鯉姫婚姻譚』(新潮社)
https://amzn.to/3tVAjWl
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生きる、戦う、書く – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220707/
飯田泰之×井上智洋「経済学はインフレをどう捉えてきたか──戦時下の世界経済を考える」【飯田と井上の新・経済教養シリーズ #6】 @iida_yasuyuki @tomo_monga #ゲンロン220708
無料ダイジェスト
https://www.youtube.com/watch?v=9zQzULbwwKY
【収録時のイベント概要】
経済学者の飯田泰之さんと井上智洋さんによる人気企画「飯田と井上の新・経済教養シリーズ」第6弾!
数年に及ぶ新型コロナウィルス感染症の流行、さらに今年に入って起きたロシアのウクライナ侵攻によって、経済の世界的な混乱が続いています。各国へ波及するインフレーションと、いまだ弱まる気配のないロシアへの経済制裁。日本でも、久方ぶりのインフレと円安に対する経済政策は、今年7月の参議院選挙の大きな争点にもなっています。
そもそもなぜインフレは起きたのか。ロシアへの経済制裁の効果はどうなのか。各党の経済政策にどんな違いがあるのか。
そのほかにも、東浩紀が『文藝春秋』2022年5月号に寄稿した論考「ハラリと落合陽一──シンギュラリティ批判」の話題から、コロナ禍で関心が高まるBI(ベーシックインカム)とテクノロジーについても議論される予定です。
「シラス経済ゼミ」が大好評の飯田さんと、幅広いメディアに登場し活躍する井上さんによる、充実の経済談義をご期待ください!
【登壇者の飯田泰之さんより】
コロナで財政政策の常識が変わった。アフターコロナとウクライナ侵略によって金融政策の常道も変わりつつある。現在世界経済では、資源や一部商品の供給ショックによるインフレ、米国での財政需要によるインフレ、欧・日での国内経済のデフレが複雑に混じり合う状況です。本状況下での経済政策には何が必要なのか。中長期的にはサプライチェーンの脱中国化の流れのなかでAI・BIの役割は変わるのか? リアルイベントだからこそできる細かな議論をつめていきたいと思います。
【登壇者の井上智洋さんより】
最近の物価上昇にともなって、利上げした方がいいとか財政支出を減らした方がいいといった緊縮的な政策を支持する声が大きくなっています。日銀の今の政策は破滅的だという批判すら上がっています。一方で、減税や現金給付を求める動きもあります。今必要な政策は、緊縮か反緊縮か? 参院選投票日の前々日にたっぷり議論いたします。
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経済学はインフレをどう捉えてきたか – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220708/
星野博美×上田洋子「すべての道は五反田に通ず──町工場から見た戦争と戦後」【『世界は五反田から始まった』刊行記念】 @h2ropon @yuvmsk #ゲンロン220715 #五反田本
無料ダイジェスト
https://www.youtube.com/watch?v=pK_4xJhWOlI
【登壇者の星野博美さんより】
このたびゲンロンから『世界は五反田から始まった』を上梓した。その刊行記念イベントのタイトルは「すべての道は五反田に通ず」という。
正直言って、意味不明である。客観的に、世界が五反田から始まっているわけはなく、すべての道が五反田に通じているわけでもない。
しかし、これらにおずおずと「私の」を加えると、文章は成立する。「私の」世界は、祖父・量太郎が1916年、五反田に上京した時から始まり、「私の」世界では、すべての道やすべての鉄道は五反田に通じていた。
1916年――。海の向こうでは第一次世界大戦が継続中で、ロシアではひたひたと革命の足音が近づいていた。少し前に革命を起こしたものの、国を掌握できずに失意の日々を送る孫文は、日本に亡命。そして五反田では、第一次世界大戦をきっかけに目黒川周辺に工場が林立し始めていた。海の向こうの戦争が、五反田を生んだといってもよい。
外房の漁師の息子だった量太郎は、そんな五反田の「誕生」を目の当たりにし、自らも製造業の道に入った。五反田にお得意さんが多かったため、離れた場所に住むわけにいかなかった。そして自国が仕掛けた戦争によって軍需工場の製造ラインに組みこまれ、商売は安定した。1945年5月、焼け野原になって、すべてを失うまで。
たかが五反田でも、確実に世界と連動し、大きな物語の一部分を構成していた。ちょうど、うちの町工場で作られる小さな螺子が、大工場に吸い寄せられ、戦闘機などの大きなものを構成したように。また工場労働者の多かった五反田は、革命を目指した人々が集まり、挫折した地でもあった。
わが家には、こんな家訓がある。
「ここが焼け野原になったら、ただちに戻り、杭を打て」
その真意は何なのか。そこからどんな風景が見えるのか。
五反田を舞台に、「戦争のある日常」を考えてみたい。
また今回は、ロシアに詳しい上田洋子さんの胸をお借りし、社会主義国家の話もする予定。
私は中国とソ連に惹かれながら、対極に位置する香港へ「転向」した過去がある。1970年代、日本のポップカルチャーにおけるソ連の存在感。人民服への憧れ。日本でも西洋でも、社会主義のイメージが流行った時代があった。思想より、かっこよさを求めた自分を題材に、いまでは地に堕ちた感のある社会主義イメージの変遷を追ってみたい。
五反田を起点に、世界や時間をあちこちへ飛ぶ。それを五反田のゲンロンカフェでできることは大きな喜びです。(星野博美)
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星野博美『世界は五反田から始まった』(ゲンロン叢書011)
https://genron.co.jp/shop/products/detail/619
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すべての道は五反田に通ず – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220715/
川原伸晃×上田洋子「猫と植物──ネコデウスからクサデウスへ」(2022/7/21収録】@n_kawahara @yuvmsk #ゲンロン220721
無料ダイジェスト
https://youtu.be/VRbiC9lkf_k?si=jAKXscHqpNtkQNIb
【収録時のイベント概要】
スマホ時代の到来とともに大人気の動物となった猫。SNSのタイムライン上には、毎日さまざまな猫たちの写真があふれています。
2020年5月、「ゲンロンα」では大山顕氏『新写真論』の宣伝という名目で「写真を変えるねこたち」コーナーが爆誕。読者のみなさまから猫写真の数々をご投稿いただき、100匹を超える猫たちが集まる人気企画となりました。
その盛り上がりを受け、2021年末に同コーナーのタイトルが「ネコ・デウス」に進化。2010年代を代表する知的スター、ユヴァル・ノア・ハラリによれば人間(ホモ)はシンギュラリティの到来とともに神(デウス)へと進化するそうですが、ぶっちゃけいま、私たちのまわりでネットの力を存分に活かし神へと進化を遂げつつあるのは猫ではないのか。猫神(ネコ・デウス)の仮説を検証すべく、猫を愛してやまないゲンロンの上田洋子代表の陣頭指揮により、猫たちの写真はさらに集められています。
しかし、ネコ・デウスの時代はこのまま続くのか。シラスのチャンネル「RENプランツケアチャンネル」を配信する園芸家・川原伸晃さんは「猫の次は、植物だ!」と主張します。
コロナ禍で外出を控えるようになった時期、家に植物を置くようになった人たちも増えたそうです。人はなぜ植物を欲望するのか。しばしばペットは家族と言われますが、植物も家族になりうるのか。はたして、ネコ・デウスはクサ・デウスになるのか。会場と配信あわせてお楽しみください!
【登壇者の川原伸晃さんより】
僕はペット産業が園芸産業の先駆形態であろうと考え、長年ペット産業の観測を続けていました。猫や犬がいかにして家族になったのかを探ることで、植物の未来が見えてくるのではないか?その予測通りここ数年で園芸産業はペット産業の移し鏡の様に変異してきました。
コロナ禍で爆発的に観葉植物は売れました。在宅時間が増える中で長い時間を共に過ごす植物を家族の様に扱う人も増えました。都市生活者が現実的に手の届くパートナーとして、植物は今後より一層「家族化」していく様に思います。しかし僕らはまだ何も植物の事を理解していなかったのかもしれません。
「人間が猫を飼っているんじゃない。猫が人間を飼い慣らしているんだ。」そういった話は多くの現代人が笑いと共に受け入れています。同様に園芸業界でも「植物が人間を操っているのでは?」という問いは従来からの通説です。『ホモ・デウス』のユヴァル・ノア・ハラリも前著『サピエンス全史』の中で「人類は小麦に家畜化された」と主張しています。
創業1919年の植物店四代目として生まれ育った僕はそれを問い続けてきた人生でした。植物を知れば知るほど、飼い慣らしているのが自分だと思い続けることは困難になります。植物生理学・生態学を素直に読めば、多くの植物は不老不死であり、無限に増殖可能で、動物以上の認知機能をもち、自律的に問題解決を行い、微生物と豊かな生態系を築いています。人間が植物の使役動物だと考える方が妥当に思えてなりません。
神になったはずの人類(ホモ・デウス)はあっさり猫神(ネコ・デウス)に支配されてしまいました。そしてついに第3のデウスも誕生してしまうのでしょうか?混沌の時代に人類と植物の関係を問い直す「新園芸論」誕生の瞬間を是非ご期待ください。
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猫と植物 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220721/
佐藤究×小川哲「善悪の彼岸と文学ーー『爆発物処理班の遭遇したスピン』『地図と拳』W刊行記念」【小川哲の文学BAR #4】(2022/7/25収録)@sato_q_book #ゲンロン220725
無料ダイジェスト
https://www.youtube.com/watch?v=9zQzULbwwKY
【収録時のイベント概要】
SF作家の小川哲さんがホストを務める読書トークシリーズ「小川哲の文学BAR」第4回は、小説家の佐藤究さんをゲストにお招きします。佐藤さんはゲンロンカフェ初登壇です。
佐藤さんは昨年『テスカトリポカ』で第165回直木三十五賞と第34回山本周五郎賞を受賞し、おおきな注目を集めました。今年6月下旬に発売された待望の最新短編集『爆発物処理班の遭遇したスピン』(講談社)も、佐藤さんの圧倒的な筆致による異次元の面白さと評判になっています。
小川さんもおなじく6月下旬に最新作『地図と拳』(集英社)を上梓。第38回日本SF大賞と第31回山本周五郎賞を受賞した『ゲームの王国』以来、約5年ぶりとなる長編小説で、発売直後に重版がかかるなど、こちらも話題沸騰中です。
今回はおふたりの最新作『爆発物処理班の遭遇したスピン』と『地図と拳』、それから近著である『テスカトリポカ』『嘘と正典』をそれぞれ読み解きながら、長編と短編の違いや執筆の裏話なども伺いつつ、小説や物語の最前線、小説家としての人生についてまでたっぷりと脱線を交えながら語り合っていただきます。どうぞお見逃しなく!
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佐藤究『爆発物処理班の遭遇したスピン』(講談社)
https://amzn.to/3uFQjvZ
小川哲『地図と拳』(集英社)
https://amzn.to/3ywHOnW
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善悪の彼岸と文学 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220725/
大井昌和×さやわか「真夏の超サブカル時事放談! 2022年上半期コンテンツを徹底総括!」(2022/7/30収録)@ooimasakazu @someru #ゲンロン220730
※※ シラス延長を除いた本編のみの番組となります。
【収録時のイベント概要】
マンガ家の大井昌和氏と物語評論家のさやわか氏による人気トークシリーズ「ニッポンのマンガ」第17弾は、真夏の超サブカル時事放談! 2022年上半期のコンテンツを徹底総括していきます。
今年1月には「2022年期待のコンテンツを語り明かす! 新春サブカル大放談!」と題して、マンガ、アニメ、映画、ドラマ、ゲーム、音楽など、2022年にふたりが期待するコンテンツをさまざまに紹介していきました。
2022年も折り返し地点を過ぎ、おふたりが注目したコンテンツの評価はどうだったのか? 話題作から世間が見逃している作品まで、縦横無尽にアツく語り合っていただきます。
今回のイベントは配信のみの開催。普段のイベント以上に配信視聴者とコメントのやり取りをしながら、幅広いコンテンツをフルスロットルで語り尽くします。
圧倒的熱量で2022年上半期のカルチャーを総ざらい! どうぞお楽しみに!
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真夏の超サブカル時事放談! 2022年上半期コンテンツを徹底総括! – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220730/
ロバート キャンベル×浅子佳英×石戸諭×後藤洋平「文学は服飾を刺激する」(2022/8/4収録) #ゲンロン220804
※ シラス延長を除いた本編のみの番組となります。
webゲンロンに、イベントのレポート記事を掲載しています。ぜひお読みください。
「”装い”こそが生き方である」
https://www.genron-alpha.com/article20230202_01/
【収録時のイベント概要】
建築家の浅子佳英さん、ノンフィクションライターの石戸諭さん、朝日新聞編集委員の後藤洋平さんによるファッショントーク第3弾を開催! 今回はゲストとして、日本文学研究者のロバート キャンベルさんをお迎えします。
今回から「シン・ファッション文化論」と名前を新たにした本シリーズ。ファッションに加えショップのインテリアデザインにも精通する浅子さん、各ブランドのコレクションから仕立て服まで幅広く着こなす石戸さん、ファッション担当記者として世界のファッションシーンを取材し続ける後藤さんによる人気企画となっています。
第1弾「コムデギャルソンは何を自由にしたのか」ではコムデギャルソンを軸にファッションへの愛を語り尽くし、第2弾「ファッション2020年代を展望する」では社会のオンライン化やジェンダーに対する意識の変容、環境問題への関心の高まりなど時代の変化とファッションについて議論しました。
第3弾となる今回は、2部制の豪華プログラム。前半は、日本文学研究者として各メディアで活躍し、ファッションに造詣が深いことでも知られるキャンベルさんを迎えてのトークセッションを行います。後藤さんが聞き手を務めたキャンベルさんへのインタビューでは、テレビ出演時にスタイリストをつけずに自ら服を選んでいることをはじめ、「世の中の男性たちには服を選ぶ際、もっと模様や色とか生地の質感で、真面目に遊んでほしい」とファッションへのこだわりと深い愛を存分に明かされました。今回は、ご専門である文学とファッションはどのように結びついているのかなど、幅広くお話をうかがいます。
後半は、ホストの3人と来場の皆さまとの交流プログラム。視聴者の熱いコメントも話題の本シリーズですが、今回は初の有観客開催となります。来場者の皆さんがいまファッションについて聞きたいこと、語りたいことをぜひ登壇者に投げかけてください。
また、お気に入りのファッションで来られた方は、壇上でご紹介をさせていただきます! ファッション時事放談や、6月のパリ・ファッションウィークを現地取材した後藤さんからは裏話もお聞かせいただけるはず。ぜひお気に入りの一着でお越しください。
真夏の暑さに負けない、ゲンロンカフェの熱いファッショントークにご期待ください!
【登壇者石戸諭さんより】
キャンベルさんにはインタビューで何度かお会いしたことがある。その中でも忘れられないのは、ご自宅に伺ったときのことだ。インタビュアー、つまり僕の着ているものを見て、すぐに着替えてくると言ったのだ。
この時、僕が着ていたのはファッションが好きなキャンベルさんがどんな格好できても合わせられるように、黒に白いドットをベースにしたコムデギャルソンとビートルズのコラボレーションシャツを主役に、ハート柄を織りで表現した黒のシャツジャケット、ブラックデニムで組み立てた。ある意味では無難なモノトーンかつモードを感じさせるものだった。
きっとこれも楽しんでくれるに違いないと思った僕の想像のはるか上を行く、取材相手のために着替えるという気遣いに圧倒された。この取材を僕はずっと忘れることはないだろう。彼の選んだコーディネート、それも僕にあわせたものを二つも見る贅沢を味わえたのだから。
そのキャンベルさんと取材抜きでファッションを語る。この贅沢もまた忘れられないイベントになりそうだ。
【登壇者の後藤洋平さんより】
昨年12月に始まったゲンロンカフェでの「シン・ファッション文化論」シリーズは、石戸諭さんからのお誘いで始まった。
実は、この企画には前段がある。同年春に朝日新聞で始まった「My style, My life」という不定期連載である。
TVを中心としてメディアに出演しながらも、「この人は明らかにスタイリストをつけず、能動的に服を選んだ私服を着用している」と私が判断した言論人に、ファッションの話(だけ)を聴きに行くという、一般紙にはあるまじき?企画だ。
栄えある初回を飾ってもらうため、最初にインタビューを依頼したのはロバート キャンベルさん。日本テレビ「スッキリ」のコメンテーターとして、明らかにドリス・ヴァン・ノッテンのコレクションピースやジル・サンダーの服を着用している姿を画面越しに何度も目に焼き付けていた。そして2回目は石戸諭さん。雑誌のインタビュー取材で、コムデギャルソンオムプリュスのロングライダースジャケットを着用していたのが忘れられなかった。共通しているのは、誰でも着られるものではない服を、きちんと「自分のもの」として纏っていることだ。
いずれも面識のなかったお二人に、インタビュー謝礼の安い新聞の取材を受けてもらうにはどうすればいいかと考えた末、「あなたが服を好きなことは、すごく分かっています。ちゃんとした記事にしますので、どうかお願いします」といった、心をこめた(長めの)依頼メッセージをお送りした。その結果、お二人はご多忙にもかかわらず、とても丁寧に取材に応じてくださった。
そうした縁から始まったゲンロンでの「ファッション回」、3度目にして原点ともいえるキャンベルさんをお招きすることになった。心から楽しみだ。
イベントでは、2年半ぶりに訪れた6月のパリ・メンズコレクションのご報告もできればと思っている。
【登壇者の浅子佳英さんより】
今回、キャンベルさんには以下のようなことをうかがってみたいと考えています。
1)コロナ禍の2年半で外食しなくなった結果、家で毎日のように飲むことになってしまい、体重が一気に増加してしまいました。若さと体型を保つ秘訣を知りたいです。
2)文学の研究者であるということと、ファッションが好きということに関係はありますか。
3)日本とアメリカにおけるファッションの受容の違い(日本もアメリカも中年以上の男性はファッションへの興味をなくす傾向があるように思います)。
また、キャンベルさんは、異なる文化を持つ2つ以上の国に自らの人生の場所をお持ちなので、「誰もがそれぞれ違っていていいんだよ」ということを表明するためにこそ、自ら率先して装うことを楽しんでいるのかなとお見受けしています。
どこを見ても分かりあえないことばかりが可視化されてばかりいる世界なので、ファッションの可能性について全員で話せればと思っています。
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文学は服飾を刺激する – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220804/
石戸諭×オグマナオト×さやわか「夏だ! 野球だ! 甲子園だ!──水島新司とスポーツドラマ」(2022/8/13収録) @satoruishido @oguman1977 @someru #ゲンロン220813
【収録時のイベント概要】
野球は、日本で最も人気のあるスポーツのひとつ。なぜ野球はこんなにも親しまれているのでしょうか。その要因として「甲子園」と「野球マンガ」を挙げるひとも少なくありません。
高校野球の晴れ舞台「甲子園」。春の選抜高校野球大会とともに、夏の全国高等学校野球選手権大会はプロへの登竜門としても知られ、球児たちが青春をかけて戦う姿は、多くのひとびとの胸を熱くしてきました。テレビ中継もされ、風物詩として楽しみにしているかたも多いはず。球児たちの熱いプレーや伝説的な試合はもちろん、それを支える家族や仲間たち、見守るファンとともに数々のドラマが生まれています。
「野球マンガ」の第一人者で知られる水島新司氏は、今年1月に82歳でこの世を去りました。水島氏自身も複数の草野球チームで活躍するなど、野球に対する深い愛情と鋭い洞察で知られています。ライター・構成作家のオグマナオト氏の近著『日本野球はいつも水島新司マンガが予言していた!』では、『ドカベン』『あぶさん』『野球狂の詩』などの水島マンガで描かれたプレーや出来事が、その後、高校野球やプロ野球で実際に起きたことを挙げ、フィクションと現実を横断する水島マンガのダイナミックな魅力に迫っています。
今回ゲンロンカフェでは、同書のほか『ざっくり甲子園100年100ネタ』などの甲子園本も数多く手がけるオグマ氏にくわえ、甲子園と水島マンガに並々ならぬ思い入れがあるという、ノンフィクションライターの石戸諭氏、物語評論家・マンガ原作者のさやわか氏によるトークイベントを開催します。
石戸氏は、毎日新聞の記者時代には高校野球の担当もされていました。甲子園でも長い時間を過ごし、さまざまな熱いドラマを取材してきたそうです。マンガを中心に幅広いカルチャーに造詣が深いさやわか氏も、高校野球に関心を寄せるひとり。さやわか氏が1年のコンテンツをランキング形式で紹介する人気企画「さやわか式☆ベストハンドレッド」でも、甲子園の試合が度々ランクインしています。
夏の甲子園は、コロナ禍によって2020年は中止、21年は入場制限が設けられ、今年は3年ぶりに一般の観客を入れての開催が予定されています。また今年は、水島マンガの代表作『ドカベン』が連載開始50周年の節目。甲子園、そして水島マンガを語り尽くす絶好の機会です。
甲子園の熱さに負けない、ゲンロンカフェの白熱トークにご期待ください!
【登壇者のオグマナオトさんより】
日本の夏の風物詩、高校野球と甲子園。その認知度の高さは、もはやひとつの文化です。この「高校野球文化」を語る上で、『ドカベン』『球道くん』『一球さん』といった水島野球マンガの影響も外すわけにはいきません。奇しくも今年は『ドカベン』誕生50周年のメモリアルイヤー。今回は拙著『日本野球はいつも水島新司マンガが予言していた!』で紹介した「水島予言」から見る水島マンガの価値、今年の夏にも起きた予言的展開、さらに『ドカベン』『大甲子園』での歴代名勝負から振り返る水島マンガの魅力なども紹介しながら、改めて高校野球について掘り下げていければと思います。
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夏だ! 野球だ! 甲子園だ! – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220813/
東畑開人×藤井翔太×山本貴光×吉川浩満「その心理療法、古代ローマの哲学者なら、こう言うね。──『認知行動療法の哲学』刊行記念」(2022/8/19収録) @ktowhata @yakumoizuru @clnmn #ゲンロン220819
無料ダイジェスト https://youtu.be/mQo5pRo2_qU?si=1rCndkgpAn_Fy6WW
【収録時のイベント概要】
東畑開人さんと藤井翔太さんが監訳を手がけた、ドナルド・ロバートソン『認知行動療法の哲学──ストア派と哲学的治療の系譜』(金剛出版)が今年7月に発売されました。著者のロバートソンは、心理療法と哲学の交差領域に焦点を当てた論文を学術雑誌に多数発表しているほか、『ローマ皇帝のメンタルトレーニング』などの一般向けの著作も精力的に執筆しています。
本書では、現代の認知行動療法と古代ローマのストア派哲学という、時代も文脈も異なる両者のあいだに、さまざまな共通点があることを見出します。認知行動療法の背景にストア派哲学への意識があることを理論的に分析し、ストア派哲学の心理治療的な実践が認知行動療法のアプローチと重なりあうことを考察していきます。
今回ゲンロンカフェでは本書の刊行記念として、東畑さんと藤井さんにくわえ、文筆家の山本貴光さんと吉川浩満さんをお招きしてのトークイベントを開催します。
山本さんと吉川さんの共著『その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。』(筑摩書房)では、ストア派を代表する哲学者、エピクテトスの言行録『人生談義』を読み解きながら、1900年もの前の古代ローマの哲学者の考え方が、現代人の悩みにさまざまな示唆を与えてくれることを分かりやすく紹介していきます。
ストア派哲学の現代的意義を考えながら、臨床心理学と哲学を横断する刺激的な議論。どうぞお見逃しなく!
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ドナルド・ロバートソン 著、東畑開人・藤井翔太 監訳『認知行動療法の哲学──ストア派と哲学的治療の系譜』(金剛出版)
https://amzn.to/3yYMdR1
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その心理療法、古代ローマの哲学者なら、こう言うね。 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220819/
高橋沙奈美×上田洋子 「ウクライナとロシア、戦争にみる宗教と愛国」(2022/8/29収録) @yuvmsk #ゲンロン220829
※高橋さんは遠方在住のため、オンラインでお繋ぎしてのご登壇となります。
【収録時のイベント概要】
今年2月にロシアがウクライナへの侵攻を開始してから、まもなく半年が経とうとしています。両国の対立をめぐる複雑な背景のひとつには、ロシアとウクライナにおける「正教」の問題が横たわっています。
今回ゲンロンカフェでは、両国の正教を専門とする歴史学者の高橋沙奈美氏にオンラインでご出演いただき、ゲンロン代表でロシア文学者の上田洋子が聞き手となって番組を配信いたします。
戦争前から開戦後の現在までの正教の問題についてあらためて解説をいただきながら、愛国感情における宗教の役割や、ロシアの戦勝記念日のパレードと正教会の十字行など、戦争と宗教パフォーマンスの関係などについても掘り下げていただきます。
今秋刊行の『ゲンロン13』の小特集「ロシア現代思想Ⅳ」には、高橋氏が翻訳を手がける、ロシアの祝祭と戦争をめぐる論考が掲載予定です。本特集の導入のひとつとしても、ぜひご覧ください。
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ウクライナとロシア、戦争にみる宗教と愛国 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220829/
川原繁人×荘子it×吉田雅史「フリースタイル言語学ってなんだ?これだ!──ラッパー、言語学者と出会う」(2022/9/4収録) @PhoneticsKeio @ZoZhit @nejel_mongrel #ゲンロン220904
【収録時のイベント概要】
2022年6月、蛍光イエローとブラックをベースに、眉間にしわを寄せつつもどこかポップなキャラクターのイラスト、独特のフォントでデザインされた1冊の本が出版された。タイトルは『フリースタイル言語学』。はて、フリースタイル言語学ってなんだ?
より細かく本を見ると、著者は川原繁人。帯には「異端の言語学者」とあり、「日本語ラップ」はまだしも、「メイド喫茶」「ヨガの呼吸」「ポケモン」「ドラクエ」とつかみどころのないキーワードが並ぶ。まさに何でもあり、目に(耳に?)付いたものを、言語学を切り口に次々と分析している……。
しかし、実際のところ言語学や音声学は、そんな何でもありに打って出ることができるのか。たしかに言葉や声を使わずに過ごす日は存在しない。会話、メールや文章を書くこと、独り言や考えることだって言葉を通さずにはいられない。他方、わたしたちが言葉を使うとき、音を発するとき、どうしたってそこには無意識の領域があり、そこで何が起きているのか遡行して考えるのも難しい。
あまりに身近で、あまりに当たり前がゆえに、わたしたちは自分の言葉や音を発することをどう獲得したかはもちろん、どう使っているのか意識的に向き合うことも少ないのではないだろうか。
そんな我々にとって近いようで遠い気がする言葉や声の世界を追求する川原氏を、ゲンロンカフェで荘子itと吉田雅史が迎える。ラッパーとして活躍する2人もまた、音や文学、ときにはキャラクターなどさまざまなジャンルやテーマを横断して様々な角度からヒップホップを追求し、言葉や音と向き合ってきた。
フリースタイルの言語学ってなんだ。言語学者とラッパーが集い、その姿をあぶりだす。
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川原繁人『フリースタイル言語学』(大和書房)
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フリースタイル言語学ってなんだ?これだ! – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220904/
五百蔵容×中村慎太郎×速水健朗 「文化系のためのシン・サッカー講座──迫るW杯! ジャパンズウェイ深読からスポーツビジネス再考まで」(2022/9/12収録) @500zoo @gotanda6 #ゲンロン220912
無料ダイジェスト https://www.youtube.com/watch?v=FJcWEgdv9-k
【収録時のイベント概要】
サッカーファンにとって4年に1度の祭典、FIFAワールドカップが今年11月20日から12月18日にかけてカタールで行われる。日本はまず1次リーグE組として、ドイツ、コスタリカ、スペインと対戦する。W杯優勝経験を持つドイツやスペインといった強豪国を相手に厳しい戦いが予想されるなか、日本は決勝トーナメント進出と初の8強入りを目指す。
ゲンロンカフェでは今年1月、サッカー分析家の五百蔵容氏、ライターの中村慎太郎氏、速水健朗氏によるトークイベント「ジャパンズウェイを再考する──2022年サッカーW杯日本代表はどうなる!?」を開催した。日本サッカー界が抱える諸問題を検証、1990年代後半から現在までの日本サッカーとヨーロッパサッカーをこまかく比較するなど、5時間半を超える白熱の議論が広がった。
1月のイベントでも取り上げた日本サッカーの指針とされる「ジャパンズウェイ(Japan’s Way)」については、日本サッカー協会が7月に55ページの冊子「ナショナル・フットボール・フィロソフィーとしてのJapan’s Way」をまとめホームページに発表した。今回のイベントでは、あらためて本冊子を読み解きながら「日本サッカーとはなにか」について考えていく。
また8月17日、東京五輪・パラリンピックのスポンサー選定をめぐる汚職容疑で、組織委員会の高橋治之元理事が逮捕された。高橋元理事は日本のサッカービジネスの立役者として知られ、2002年のW杯日韓大会の招致にも関わっている。五輪やW杯といった巨大スポーツビジネスのあり方についても議論を深めていきたい。
サッカーファンはもちろん、普段あまりスポーツに馴染みのない「文化系」にも楽しめるゲンロンカフェのシン・サッカー講座。W杯が迫るいまこそ必見!
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文化系のためのシン・サッカー講座 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220912/
戸田山和久×山内志朗 司会 = 斎藤哲也「だれでも使える論文入門──書くことでひらく知の世界」【2022/9/21収録】 @yamauchishiro @saitoshokai #ゲンロン220921
【山内志朗さんからのメッセージ】
論文を書くコツが存在するのかどうかは、神の存在証明と同じように難問だと思う。難問であると思案投げ首して済ませるわけにもいかないので、手っ取り早く思いつき実行に移すにはどうするとよいのか。論文とは料理と同じだと考えると、見通しがつきやすいし、イメージが湧いてくる。論文の書き方と料理のレシピは根本においては同じである。ではどう同じなのか、その辺のコツをこっそりと教えることができたらよいな、と企んでおります。
【斎藤哲也さんからのメッセージ】
このたび、「論文の書き方」本の二大巨頭である山内志朗さんと戸田山和久さんを迎え、論文入門頂上決戦を開催するはこびとあいなりました。
『ぎりぎり合格への論文マニュアル』を初めて読んだとき、山内さんが卒論を箇条書きで書いていたくだりを読んで、爆笑してしまいました。しかしダメっぷりなら戸田山さんの『論文の教室』に登場する作文ヘタ夫くんも負けていません。そのベタなネーミングだけでノックアウトされそうです。
どちらの本も、ダメ論文を熟知しているお二人だからこそ書けたもの。イベントでもきっと「ダメ論文」トークに花が咲くことでしょう。お二人の時間が許すかぎり、たっぷりとお話を聴く予定です。会場に来られる方はぜひゲンロンカフェまで足をお運びください。
【収録時のイベント概要】
名古屋大学大学院教授の戸田山和久さん、慶應義塾大学教授の山内志朗さんによる対談イベントを開催いたします。司会は編集者・ライターの斎藤哲也さんです。
戸田山さんの『論文の教室』(NHKブックス、初版:2002年)と山内さんの『ぎりぎり合格への論文マニュアル』(平凡社新書、初版:2001年)はいずれもロングセラーの論文指南書。卒論やレポート作成に苦しむ数多くの学生を救ってきました。
これら2作に共通するのは、論文執筆法であるにもかかわらず「笑える本」であること。そして小さな段階を少しずつ登りながら論文に入門することができる「ハードルの低さ」です。
近年相次いで新版が刊行されたこともあり、2021年末のイベントの際に斎藤哲也さんより「ぜひおふたりを招いてゲンロンカフェでイベントを」というご提案が。それがこのたび実現することになりました!
書くことを通じて知にアクセスする技術である論文術。学生さんはもちろん、社会人としてさまざまな形式の文章を書いている方にも役に立つこと間違いありません。
戸田山さんは科学哲学、山内さんはスコラ哲学と、ともに哲学研究者であるおふたり。論文執筆法はもとより、「学問をするうえで、なぜ論文を書くことが重要なのか」さらには「学び、研究することにはどんな意味があるのか」といった、学びと哲学探究にまつわる幅広いお話にもなるかと思います。
きっと、広く知に関心のある方にお楽しみいただけるイベントになるはず。ご来場、ご視聴をお待ちしております!
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戸田山和久『最新版 論文の教室──レポートから卒論まで』(NHKブックス)
https://amzn.to/3QzYumn
山内志朗『新版 ぎりぎり合格への論文マニュアル』(平凡社新書)
https://amzn.to/3PyAn6b
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だれでも使える論文入門 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220921/
石田英敬×原島大輔×伊勢康平「宇宙技芸の世紀にむけて──ユク・ホイ『中国における技術への問い』刊行記念」 【2022/9/22収録】@nulptyx @yisikp #ゲンロン220922
【収録時のイベント概要】
8月30日、香港の哲学者ユク・ホイ氏の主著『中国における技術への問い──宇宙技芸試論』(伊勢康平訳)の邦訳がゲンロンから刊行されました。
本書は、技術と宇宙論を組み合わせた「宇宙技芸」の概念を掲げ、各地域に存在した宇宙論にもとづく「技術多様性」を提唱するものです。原著は2016年に刊行されており、世界的な注目を集めています。
この度ゲンロンカフェでは、本書の刊行を記念して、「宇宙技芸」の哲学がもつ新しさや魅力、そして可能性に迫るトークイベントの開催を決定しました。ご登壇いただくのは、東京大学名誉教授の石田英敬氏、ホイ氏の『再帰性と偶然性』(青土社)を翻訳した原島大輔氏、そして本書の訳者であるゲンロンの伊勢康平。
石田氏は、ホイ氏を指導した故ベルナール・スティグレール氏の旧友であり、かねてよりホイ氏とも親交を深め、その仕事を日本で紹介してきました。最近では、自身のシラスチャンネル「石田英敬の「現代思想の教室」」でホイ氏の著作を解説しているほか、「webゲンロン」に「宇宙を狂気から救う哲学──ユク・ホイ『再帰性と偶然性』評」を寄稿しています。
今回のイベントでは、そんな石田氏にユク・ホイ哲学にかんする講義をしていただきます。ホイ氏と同様に、スティグレールやルロワ゠グーランの著作をつうじて技術を問いなおしてきた石田氏は、ホイ氏の技術哲学をどのように評価するのでしょうか。
また、原島氏と伊勢との対話のなかで、『中国における技術への問い』と『再帰性と偶然性』の関係性や、両書の翻訳事情についても掘り下げていただきます。
石田氏は「いつか世紀はユク的になるだろう──Un jour le siècle sera yukien!」と語っています。ホイ氏の哲学が切り開くあらたな「世紀」は、一体どんな姿をしているのでしょうか? 絶対にお見逃しなく!
◆ note「ゲンロンの楽屋から」にて、伊勢康平が『中国における技術への問い』について解説しています。無料記事ですのでぜひご覧ください!
https://note.com/genron/n/nc141135221e8
◆ 2022年5月26日におこなわれた、シラスチャンネル「石田英敬の『現代思想の教室』」の放送「No7「ユク・ホイと『現代思想』を語る」のアーカイブはこちら。石田英敬さん、原島大輔さん、伊勢康平と東浩紀が登壇したトークです。
https://shirasu.io/t/nulptyx/c/igitur/p/20220525110758
ユク・ホイ著、伊勢康平訳『中国における技術への問い──宇宙技芸試論』(ゲンロン叢書012)
https://www.genron-alpha.com/anessayincosmotechnics/
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宇宙技芸の世紀にむけて – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220922/
吉川浩満×津崎良典 門前から哲学をはじめよう──哲学との上手な付き合いかた【2022/10/6収録】@clnmn #ゲンロン221006
【収録時のイベント概要】
文筆家の吉川浩満さんが8月末に新著『哲学の門前』(紀伊國屋書店)を上梓しました。今回ゲンロンカフェでは「哲学との上手な付き合いかた」をテーマに、吉川さんと筑波大学人文社会系准教授の津崎良典さんの対談番組を配信します。
デカルトなど17世紀フランス哲学を専門とする津崎さんのご登壇は2度目。前回は昨年11月、津崎さんが翻訳を手がけ、編集者としての顔も持つ吉川さんが担当したドゥニ・カンブシュネル『デカルトはそんなこと言ってない』の刊行記念イベントでした。津崎さんは「哲学講談師」と反響を呼ぶほどの軽妙洒脱な語り口で、デカルトの魅力を存分にお話いただきました。
『哲学の門前』は、専門家や研究者とは違った立場から哲学に向き合ってきた吉川さんの半自伝的なエッセイです。哲学とは、難しい専門用語を知らないと理解できない学問なのでしょうか? あるいは理屈だけの単なる思弁? それとも私たちが生きるための知恵を授けてくれるもの──?
今回の配信番組では、津崎さんに『哲学の門前』をきっかけにした視聴者の知識欲をそそるミニレクチャーをいただきます。本書をソクラテスをはじめとする様々な言説と結びつけてみたいとか。また、哲学の入門書ならぬ「門前書」も、おふたりにご紹介をいただく予定です。どうぞご期待ください!
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吉川浩満『哲学の門前』(紀伊國屋書店)
https://amzn.to/3DUAN4K
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門前から哲学をはじめよう – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20221006/
圓田浩二×さやわか「スクーバダイビングの社会学──水中から沖縄を考えてみた」【2022/10/9収録】 @someru #ゲンロン221009
【収録時のイベント概要】
スクーバダイビングから沖縄の観光産業や自然保護の実態、さらには現代社会が見えてくる!?
沖縄大学教授で観光社会学などを専門とする圓田浩二さんの新著『ダイビングのエスノグラフィー──沖縄の観光開発と自然保護』(青弓社)が8月末に刊行されました。自身もダイバーである圓田さんが沖縄の海に潜り、フィールドワークを重ねることで、経済や文化など多角的な観点から沖縄とレジャースポーツの関係、その歴史と実態に迫っていきます。
この度ゲンロンカフェでは、園田さんと物語評論家のさやわかさんの対談イベントを開催。幅広いカルチャーに精通するさやわかさんもダイビングの愛好家して知られ、自身のシラスのチャンネルでも「水中批評」と題し、カルチャーとしてのダイビングの魅力と可能性を考察しています。
そもそもダイビングはいつ生まれて、どんな歴史があるのか? 沖縄とダイビングの関係を社会学的に考察するとどうなるのか? 現代人はなぜダイビングにはまるのか?
ダイビング未経験者も愛好家も必見!
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圓田浩二『ダイビングのエスノグラフィー──沖縄の観光開発と自然保護』(青弓社)
https://amzn.to/3qAVL0r
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スクーバダイビングの社会学 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20221009/
【18日 東京1部】鮎川太陽 34th Birthday Event(ゲスト:當間ローズ)
『鮎川太陽 34th Birthday Event(ゲスト:當間ローズ)』2025年1月18日1部の公演
ミュージカル『新テニスの王子様』The Fourth Stageで共演!
フランス代表:トリスタン・バルドー(イケメン)役の鮎川太陽ん
スペイン代表:アントニオ・ダ・メダノレ役の當間ローズさん――
“ミュージカル『新テニスの王子様』”の世界から、熱い2人が再集結🔥
なんと今回は、當間ローズさんが初めて鮎川太陽のバースデーイベントに参戦!
ここでしか聞けない
🎾稽古中の裏話
🎾本番中のエピソード
🎾あのシーンの舞台裏トーク
…など、『新テニスの王子様』The Fourth Stageファン必見の内容が飛び出すかも!?
34歳の誕生日を迎える鮎川太陽を、豪華ゲストと一緒に全力でお祝い🎂
どんなトークが繰り広げられるのか!?
どんな爆笑&胸アツエピソードが飛び出すのか!?
ここでしか見られない・聞けない特別な時間を、どうぞお楽しみに★★
※放送時間は約90分を予定しております。
▼チケット料金 本放送はご視聴いただくためにネットチケットをご購入いただく必要があります。
月額会員向けチケット:3,300pt
一般会員向けチケット:3,850pt
★ニコニコポイント購入はコチラから:https://point.nicovideo.jp/index/bank/
月額660円(税込)でニコニコチャンネル「プロダクションTV」にご入会いただくと、
よりお得な金額でご視聴いただく事ができます。
この機会に是非ご入会ください!
★チャンネル入会はコチラから:https://ch.nicovideo.jp/productionTV/join
出演者
・鮎川太陽
・スペシャルゲスト:當間ローズ
・司会:ガリベンズ矢野
【19日 東京1部】鮎川太陽 34th Birthday Event(ゲスト:和合真一)
『鮎川太陽 34th Birthday Event(ゲスト:和合真一)』2025年1月19日1部の公演
舞台『魔法使いの約束』で共演。北の国ミスラ役の鮎川太陽さんと
同じ作品を作り上げた南の国フィガロ役の和合真一さん
強く深く作品と向き合ってきた2人が、舞台への想いを語り尽くす特別な時間🪄
12月に公演を終えた
舞台『魔法使いの約束』エチュードシリーズPart2
舞台『魔法使いの約束』オーケストラ音楽祭~series collection~
稽古中の出来事、舞台上では語られなかったエピソード、キャラクターへの想い、あの瞬間の裏側――
ここでしか聞けない裏話が飛び出すかも!?
どんな内容で、どんなトークが繰り広げられるのか!!?
作品を愛するファン必見のスペシャル回✨
どうぞお楽しみに★★
※放送時間は約90分を予定しております。
▼チケット料金 本放送はご視聴いただくためにネットチケットをご購入いただく必要があります。
月額会員向けチケット:3,300pt
一般会員向けチケット:3,850pt
★ニコニコポイント購入はコチラから:https://point.nicovideo.jp/index/bank/
月額660円(税込)でニコニコチャンネル「プロダクションTV」にご入会いただくと、
よりお得な金額でご視聴いただく事ができます。
この機会に是非ご入会ください!
★チャンネル入会はコチラから:https://ch.nicovideo.jp/productionTV/join
出演者
・鮎川太陽
・スペシャルゲスト:和合真一
・司会:杉本泰郷
吉見俊哉×大山顕 司会=速水健朗「まなざしと戦争 ── 空爆、ドローン、SNS」【2022/10/25収録】 @sohsai @gotanda6 #ゲンロン221025
【収録時のイベント概要】
「視ること」は「殺すこと」である──
東京大学大学院情報学環教授で社会学者の吉見俊哉氏は、新著『空爆論──メディアと戦争』(岩波書店)において「メディア技術としての戦争」を問う。「上空からの眼差し」としての空爆はどのように変容していったのか。「空爆そのものがメディア行為である」とする吉見氏は、近代のおおきな戦争における空爆から現代の技術革新がめざましいドローンによる爆撃まで、まなざしの権力と暴力をメディア論として多角的に検証していく。
この度ゲンロンカフェでは、吉見氏と写真家の大山顕氏による対談イベントを開催。大山氏は、スマホ時代の写真論として各方面に話題を呼んだ『新写真論』のなかで「ドローン兵器とSNS」について取り上げ、現代における「まなざしの暴力」について考察した。今秋刊行の批評誌『ゲンロン13』に掲載予定の大山氏の論考「斜めのミラー」では、ウクライナのゼレンスキー大統領のオンライン演説から「視線」の問題について議論を広げている。
戦争を視覚のメディアからどう考えられるのか? 「視る」そして「殺す」技術はどう変わっていったのか? まなざしや視覚のメディアを考察する現代的な意義とは?
メディア論や都市論に詳しいライターの速水健朗氏の司会のもと、たっぷりと議論を広げていただきます。どうぞお見逃しなく!
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吉見俊哉『空爆論──メディアと戦争』(岩波書店)
https://amzn.to/3dfZfma
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まなざしと戦争 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20221025/
北村匡平×西村紗知×伏見瞬「椎名林檎/東京事変とJ-POPの時代──乱調、母性、分裂」【2022/10/26収録】 @Kyohhei99 @shunnnn002 #ゲンロン221026
【収録時のイベント概要】
東京工業大学准教授で映画研究者・批評家の北村匡平さん、批評家の西村紗知さん、伏見瞬さんによるトークイベントを開催します。
北村さんは今年10月に新著『椎名林檎論──乱調の音楽』(文藝春秋)を上梓しました。90年代後半にデビューし、バンド「東京事変」の活動も並行しながら、国民的アーティストになった「椎名林檎」について、多角的に分析した音楽評論集です。単なる印象批評ではなく専門性に偏った音階分析でもない「実践的な演奏批評」として、「文學界」連載時から大きな話題を呼んでいます。
西村さんは昨年、評論「椎名林檎における母性の問題」で第4回すばるクリティーク賞を受賞。また伏見さんは昨年末に初の単著『スピッツ論』を発表し、「J-POP」を代表するバンド「スピッツ」を分析することでポップ・ミュージックのあり方に迫りました。
椎名林檎/東京事変の音楽とその存在の魅力はどこにあるのか? 椎名林檎/東京事変、さらに90年代以降のJ-POPはどのような変遷をたどってきたのか? 音楽を分析し、批評するとはどういうことか? 濃密な議論にご期待ください!
【北村匡平さんからのメッセージ】
「J-POP」が誕生しておよそ30年の時が過ぎた。椎名林檎はこの期間、個人のアーティスト活動にとどまらず、東京事変を結成し、さまざまな音楽家とコラボレーションすることによって、現在のミュージシャンたちに多大な影響を及ぼしている。このトークイベントでは主に「椎名林檎/東京事変とその時代」というテーマで90年代以降のJ-POPを3人の視点から語ることになるだろう。と同時に、伏見瞬氏のスピッツ論や西村紗知氏の椎名林檎論の批評のアプローチと共鳴する点、異なる視座を照らし合わせることで、これからの音楽批評の可能性を探ることにもなるに違いない。(北村匡平)
【西村紗知さんからのメッセージ】
北村さんが『文學界』で連載を始められたとき、「この連載が始まるよりも前にすばるクリティーク賞に出しといてよかったな」と思ったのを覚えております。今回は伏見さんにも来ていただいていますが、本イベントは「J-POP」という批評対象について、そのアプローチごと問い直す機会になるのではないかなと思います。おそらく三人とも「椎名林檎」という現象に関しては考えていることがバラバラだと思いますので、イベント当日が今から楽しみです。(西村紗知)
【伏見瞬さんからのメッセージ】
椎名林檎について、気になっていたことがある。
日本人の無意識に対して、強く自覚的に振舞ってきた作家。椎名林檎をそう形容することにおそらく間違いはないが、楽曲にしろ視覚的イメージにしろあるいは仕事の選び方にしろ、その表現行為を単純に捉えることはできない。とりわけ「日本」の表象を持ち出すときにおいて、歌詞における旧仮名遣いの挿入、MVやジャケット写真における和装、楽曲『NIPPON』における愛国的扇動など枚挙にいとまがない日本的表象を具現化するときにおいて、椎名林檎は複雑なプロセスを辿っているように思う。
今回、椎名林檎論の書き手である北村氏、西村氏との鼎談では、様々な話題が飛び出すだろう。デビュー時における彼女の立ち位置、ゼロ年代から現在までの変遷、楽曲のクセや傾向、声の特徴にファッションの在り方、影響元と影響の与え方などなど。あらゆる点における議論を重ねつつも最終的には、椎名林檎が現代の日本的無意識とどのように向き合い、どのように戯れ、どのように触れ合ってきたかをお二人に訊ねてみたい。そこに、椎名林檎と名付けられた作家を人々が特別に愛し憎む理由があると思うから。
楽しくも嘘のない切実な時間になりますので、期待していただければ幸いです。是非ご視聴ください。(伏見瞬)
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北村匡平『椎名林檎論──乱調の音楽』(文藝春秋)
https://amzn.to/3ruhszU
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椎名林檎/東京事変とJ-POPの時代 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20221026/
藤原学思×石戸諭「あなたの隣の陰謀論──『Qを追う』刊行記念」【2022/11/4収録】 @fujiwara_g1 @satoruishido #ゲンロン221104
【収録時のイベント概要】
陰謀論がひろがっている。
ことアメリカにおいては、2021年1月の連邦議会議事堂襲撃事件も記憶に新しく、同年行われた世論調査では、あわせて16%の市民が「Qアノン」の主張について「完全に同意する」「ほぼ同意する」と答えたという。日本もまた例外ではなく、SNSでもかんたんに見かけることもできるし、2022年4月にワクチン接種会場への不法侵入という刑事事件も発生した。このとき逮捕された4人は「Qアノン」が日本に派生した組織という反ワクチン団体「神真都(やまと)Q会」のメンバーだとみられている。
この陰謀論集団「Qアノン」の取材を続けてきたのが朝日新聞記者・藤原学思さん。その内容をまとめたルポルタージュ『Qを追う』(朝日新聞出版)が2022年9月末に刊行された。本書の中で、藤原さんは大元となる「Q」の正体を追いかけるとともに、Qアノンを信じる人たちとそうでない人たちの果てしない距離こそあれ、しかし地続きではあるという実情、そして同じ社会に暮らしているという現実の中で、自分になにができるのかを模索されている。
おなじく陰謀論に関する取材に積極的に取り組まれているのが、ゲンロンでもおなじみ、ノンフィクションライターの石戸諭さん。自身のシラスチャンネル「石戸諭の<ニュース>の未来」の番組(「日本社会とファクトチェックでは消えない陰謀論〜もっとも広がった陰謀言説から見る危機と現実〜」)などにおいても、陰謀論はある種の依存症ではないか、ともお話しされているが、その真意はどこにあるのだろうか。
おふたりの取材を通して見えてきたこと、「事実」をめぐる報道のありかた、そしてわたしたちの隣人でもある「陰謀論を信じる人たち」の心理や付き合い方を考えたい。
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藤原学思『Qを追う』(朝日新聞出版)
https://amzn.to/3EHYxJR
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あなたの隣の陰謀論 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20221104/
中村佑介×さやわか「線と色のイリュージョン──時代を彩るイラストレーターの20年とこれから」【2022/11/9収録】@kazekissa @someru #ゲンロン221109
【収録時のイベント概要】
イラストレーターの中村佑介さん、物語評論家のさやわかさんの対談イベントを開催します。
今回ゲンロンカフェ初登壇となる中村さんは、ロックバンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION」など様々なアーティストのCDジャケットをはじめ、小説『謎解きはディナーのあとで』『夜は短し歩けよ乙女』など数多くの書籍カバー・装画を手がけ、そのほかメディア出演など多岐にわたる表現活動で知られています。今年はイラストレーター活動20周年の節目にあたり、本イベントが行われる11月9日からは、東京ドームシティ Gallery AaMoにて「中村佑介20周年展」が開催されます(会期は2023年1月9日まで)。
幅広いカルチャーに精通するさやわかさんも、中村さんのお仕事に長年注目し続けているそうです。2010年に発売された雑誌「ユリイカ」の中村さんの特集号では、中村さんの活動年表の作成も行いました。中村さんは関西を拠点にお仕事をされていますが、さやわかさんも長く関西に住んでいた時期があり、中村さんと関西文化のつながりにも関心を寄せているそうです。
今回のイベントでは、いま日本でもっとも活躍するイラストレーターのひとりとして知られる中村さんのこれまでのお仕事を振り返りながら、イラストレーションとはなにか、絵画やマンガとの違いはなんなのか、中村さんの線と色が生み出すイリュージョンの秘密について探っていきます。
じつは中村さんは、以前からゲンロンカフェのイベントやシラスの配信を好んでご覧になっているそうです。中村さんが思うゲンロンカフェやシラスの魅力についてのお話もうかがえるかも……? どうぞご期待ください!
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線と色のイリュージョン – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20221117/
